初心者なんで無理ッス
>>952 誰しも初めてはあります。
君はそんなんでいつまでたっても処女か童貞でいるのですか?
「初心者なんで無理ッス」と。
リク撤回、ていうか今後一切カキコしないんで
やっちゃって下さい。
逝ってきまふ。
↑こいつ、リアル厨房か…?
ここは21歳以上出入り禁止だぜ(w
このままでも仕方がないので、漏れが新スレ立ててくるよ。
ペース的には970でもいいけど・・・どうしましょ?
957 :
956:02/10/05 23:42 ID:WjjI1Afh
新スレ立ったし1000取り逝きますか。
1000まであと41・・・と。
つーか756氏が続きをあげるのではないか?
新スレでやるのか、ここでやるのか・・・どっちだろう?>756氏
962 :
756:02/10/06 16:59 ID:C0/xTcih
うわ、すいません。次スレ立ったのですね。乙カレーです。
もたもたしててすいません、未だに続きは完成していないので、
できあがり次第次スレに上げてしまおうと思いまつ。
こちらは構わず埋め立ててしまってくだちい。
ノアフィルホンバン、デキルマデモウスコシマッテネ・゚・(つд`)・゚・
埋める
うお
ティアサガのコンプリートガイド(青いの)に載ってる人物事典は、
既にエロ小説だと思う。
umeume
>965
同意
っていうかシゲンがエロいね。
埋めようょぅ
シゲンは打たれ弱いがテクでカバー(ハ?
突き付けられたその言葉にオルエンは我耳を疑ってしまう。
子供達が後ろにいるというのに!
「なんだ、耳まで悪くなったのか?」
「そんな事できる訳ないでしょう!?」
顔をやや赤らめながら、オルエンは下卑た事を言うケンプフに怒鳴る。
「そうか……まぁ私は構わんが。それならばこのガキ共を連れていくだけだ。
今からな……おい、こいつらを連れ出せ」
ケンプフは事の成り行きに呆気にとられていた隣の衛兵に声をかけた。
それを聞いて衛兵が身をビクリと起こして、子供達を牢の外に連れだそうとする。
「ま、待って!」
嫌がる子供達の手を強引に引っ張る衛兵とケンプフにオルエンは叫んだ。
ケンプフは細目をさらに細めて彼女を見やる。
「何だ?貴様はここでおとなしくしていろ……その首、切り落とされるまでな」
「わ、わかりました……だけど、あなたの言う通りにしたらこの子達を解放してくれると約束して」
一縷の望みをかけてオルエンはケンプフに頼んでみたものの、
返ってきた言葉はその希望を叶えてくれるものではなかった。
「約束だと? 自分の立場がわかっているのか貴様。私は別に構わんのだぞ?
貴様が私の言ったことに従わなければ、こいつらがあちらへ送られるだけだ」
「くっ……卑怯者!」
「卑怯だと? おかしなことを言う。私はガキ共を助けたいというお前にチャンスを
与えてやろうとしているのだぞ?」
言っていることに筋は通ってはいるものの、極めて下劣な提案に
オルエンは蔑みの視線を送った。
「さて、どうするんだ? 私もヒマではないのでな……早く答えを聞きたいものだが」
「………。」
自分を見やるケンプフと衛兵の視線を受けながらオルエンはその場に立ちあがると、
くっと歯を食いしばって衣服を脱ぎ始めた。
彼女の細い、華奢な身体が外気に晒される。
「ふふん……ゴチャゴチャ言わずに最初からそうすれば良かったのだ」
「お……」
オルエンの白く綺麗な肢体を目にして、衛兵が低く呻いた。
彼女の気持ちが解かっていながらも、
たまたま牢の番をしていた自分に訪れた出来事に複雑な心境のようだ。
「好きにしなさい……」
下着姿になったオルエンが、自嘲気味に言った。
これから起きる行いを考えると、気が重くなるのも必至だろう。
しかしケンプフは、そう言って顔を伏せたオルエンにさらに言葉を投げかけた。
「好きにしろだと? その気にもなっていないヤツが貴様の汚い身体を
抱きたいと思う訳があるまい。抱いて欲しいなら、コイツのモノを立たせてやらんとな!」
バン、と隣に並ぶ衛兵の肩を叩いて、ケンプフは目で彼を牽制した。
衛兵は目の前の美しい裸体にすでにかなりの興奮をかき立てられていたのだが、
ケンプフに手で制されて無言を貫いていた。
「自分で慰めろ。貴様も準備ができていなければ楽しむ事などできまい」
「楽しむですって……!?」
ケンプフの言葉を聞いて、オルエンの表情が険しいものになる。
だがここで逆らっても形勢が変わることなどないのだ。
オルエンは再びその場に座ると、身体の前で膝を立てて
控えめに自分の秘部へ指を忍ばせた。
「………んっ………」
子供達の視線を感じながら、オルエンは行為に備えて
秘部を潤わせようと入り口をなぞり始める。
こんな茶番は一刻も早く終わらせたいと願うオルエンの指が、彼女の弱い部分を的確に衝く。
ピクピクと身体を震わせて声が漏れるのを我慢しつつ自慰を進めていると、
ふいに近づいてきたケンプフがオルエンの膝の間に足を入れてきた。
「貴様、自分だけで盛り上がってどうする。コイツにも見せてやれ、お前の痴態を!」
ケンプフが足を使ってオルエンの膝を割ると、下着で包まれた彼女の秘部は
すでにうっすらと湿り気を帯びていた。
「な、何を…」
「見せてやれと言っている。そうすればコイツをその気にさせる手間も
省けていいのではないか?」
オルエンの身体には一切興味がないのか、ケンプフは足でぐい、と面倒くさそうに
彼女の身体を開かせている。
「お姉ちゃん……」
部屋の隅で状況をじっと見つめていた子供が1人、オルエンを心配して呟いた。
大人達の間で何が行われているかは理解できなかったが、
それはオルエンにとって苦痛なものだということは彼女の表情から見てとれる。
オルエンはその子供達には背を向けて、M字に足を開かされた股間を
2人にわざと見せつけるように弄り出した。
「……う、ぅ……はぁ、はぁ……」
「オ、オルエン殿……!」
微かに潤んで見える彼女の瞳とそれ以上に潤いを見せる彼女の秘所に、
堪らず衛兵が自分のズボンを下ろした。
もう我慢できない、と言わんばかりに彼の肉茎がオルエンの前でビクン、と跳ねる。
オルエンは衛兵のモノをじっと見つめながら、ただ秘部を慰め続けている。
「おい、いつまで楽しんでいるんだ。コイツも悦ばせてやれ」
「はぁっ……ぁ、ぁ……ぅ」
自分にかけられた言葉に気づき、オルエンはようやく指を止めて2人を見上げた。
物欲しそうな目で彼女を見る衛兵を導くように、オルエンは上体を後方へ倒していく。
その上から被さるようにして、衛兵は熱くたぎったモノを彼女の下着の横から
濡れた秘部へあてがった。
「オルエン殿、申し訳ありません……」
小さな声でオルエンにそう漏らす衛兵は、複雑そうな面持ちで彼女を見つめた。
彼にしてみれば、上官の命令に従っているだけなのだ。
その心のうちはオルエンの知るところではないが、こうして謝ってくれたことに彼女は
衛兵の気持ちを垣間見ることができたような気がした。
「………仕方ないわ……早く終わらせてください……」
顔を背けて、『欲望を満たす行為』に備える。
そこに愛などなく、オルエンは後ろで怯える子供達を助けるが為に
身体を開いているだけだった。
いざ挿入を始めようとしたその時、ケンプフが口を挟んだ。
「貴様、私は何と言った? コイツを”悦ばせてやれ”と言ったはずだ。」
オルエンはその言葉の意味がわからず、ケンプフに視線をやる。
その顔を見て、ケンプフは少し苛立った表情を見せた。
「なのに、お前が受身でどうする。上になって貴様が腰を動かさんか!」
「………っ」
薄く歪んだケンプフの目を睨みつけて、オルエンは黙って衛兵を
両手でゆっくりと押し倒した。
そのまま後方へ衛兵が倒れ、いきり立ったモノに自分の秘口を定める。
「うぉっ……!」
衛兵が声をあげるのと、彼のモノがオルエンの膣に入るのはほぼ同時だった。
生暖かい彼女の膣内で、衛兵の肉茎がキュッと締めつけられる。
「あぁ……」
否応にも発生する感覚にオルエンは深くゆっくりと息を吐きながら、
少しづつ腰を動かし始めた。
「んっ……んん………」
動く度に漏れる彼女の声にケンプフは口許を上げながら、
「そんな控えめな動きでは満足させられんぞ。もっと激しく動け!」
と、怒声に似た声を2人に浴びせる。
衛兵の上半身に手を添えて、オルエンはグッ、グッと大きく身体をグラインドさせた。
「オルエン殿っ! ……うおっ」
「早くっ……早く、終わらせて……!」
くねくねと腰を揺すって衛兵の絶頂を誘うが、彼のモノはオルエンの膣内でさらに
硬く大きくなって暴れるだけだ。
目の前で自分に奉仕してくれているのが、日頃尊敬していたかつての上官だと
いう事実に、衛兵は興奮しながらもできるだけ長くこの時間を続けたいと願った。
彼女の事情はわかっているが、それ以上に彼の本能に語りかける欲望は、
強く、激しいものだったのだ。
「あっ……は、ぁ! うぅん……んん、んんっ……!!」
「くおっ…」
激しく動くオルエンの尻を掴んで、衛兵は下から突き上げた。
このまま我慢していても良かったのだが、後数分も経たず訪れるであろう
絶頂の瞬間をより高めようと、自らも動こうと決心したからだ。
掌に感じる柔かい尻肉を揉みながら、衛兵が激しく突く。
「う、あぁッ!! 動かないでぇ……! うごか、ないでっ……!!」
今までは襲い来る快楽をセーブできていたオルエンも、問答無用にこみ上げてくる
その大きな波に声が上がるのを堪えきれなかった。
「ふはは! いいぞオルエン! ガキどもが見てる前で激しくヨガるお前は
いつにも増して醜い雌豚だ!!」
ケンプフに言われて初めて、オルエンは自分の後ろに視線をやった。
そこには恐怖からお互いの身体を抱きしめ合う子供達の姿があった。
彼らの眼には、動物じみた声と行動をする自分達は
どのように映っているのだろうか。
ただオルエンは、子供達の目が明らかに奇異のものを見る眼だというのを感じた。
「い、いやぁっ!! 見ないでっ……見てはダメっ!!!」
その視線には一種の蔑みのような感情がこめられているように思えて、
オルエンは後ろを向きながら自分の姿をじっと見る子供達に叫んだ。
「もう駄目です……オルエン殿っ!!」
「はッ……ああぁっ!! いやあっ……膣内はダメっ!! 出さないでっ!!!」
「いいぞ衛兵、そのまま出せ。かつての上官はそれがお望みのようだ!」
衛兵の身体についていた両腕に力を入れて彼の身体から離れようとするも、
しっかりと尻をつかまれたままのオルエンの身体は浮き上がらなかった。
お互いの腰を密着させたまま、衛兵は溜まりに溜まった欲望を彼女の膣内へ排出する――
「あっ……ぁぁぁ!! いや――――――――――ッッ!!!」
オルエンの絶叫が牢の中に響き渡る。
その声を小気味好い、というニヤけた顔で聞くケンプフと、
その声に思わず耳を塞いでしまった子供達。
ドクドクと脈打つ肉茎を咥えたままで、オルエンは自らも軽く達してしまった事を知った。
『子供達を助ける』という免罪符で楽しんでいたのは、自分の方……?
快楽の余韻でわずかに痙攣する自分の身体を自分で抱きしめて、
オルエンはケンプフ以上に自分をおぞましく感じ、その身を恥じた。
「どうだ? 楽しかっただろう。お前の本性はここにいる皆に曝け出された。
貴様は上品なお嬢様の仮面を被った、只の雌豚だ!」
「………っ!!」
違う、とはっきり言い返せなかった。
今だに収縮して衛兵のモノを離さない自分の身体に、迷いを感じ始めていた。
(私………)
ぐっとできる限りの力で男の身体から自分のそれを引き離す。
卑猥な音をさせてモノを引き抜かれたオルエンの秘部から、
衛兵の吐き出した白濁液がとろり、と垂れた。
今の彼女に、後ろの子供達を見る勇気はなかった。
彼らの眼を正面から見れる自信がなかったからだ。
完
オルエンいいですね〜
自分も次スレでまた復活しよ〜かな…
他の職人さんたちに栄光アレ!
こんなとこでコソーリ書いてないで降臨して下さいよ。
オルエンイイ!(・∀・)
どうせならオルエンは処女のほうがよかった、なんて
羞恥系が好きなんで凄くよかったでつ。
真面目なキャラがはずかしめられるのは凄く萌えまつ。
これからもがんばってくだし。
「ふぅ……」
今日も目がまわるほどの量の執務をこなし、
1人で眠るには大きすぎるベッドに腰を落として、彼は深く息を吐いた。
王位についてまだ間もない今は、安易に弱音を吐くこともできない。
容易く愚痴を漏らそうものなら、それはこの先の国を任せられる器ではないと
判断されてしまうだろう。
広大なグランベルを1つにまとめるのはとても大きな仕事だと、
彼は今改めてその身で感じていた。
先の戦争で疲弊した民衆達の期待が自分に寄せられていることが
はっきりとわかるからこそ、頑張らなければならないと常に気を張る毎日が続いている。
だが彼の周りにいる者はわかっているだろう。
その表情からあの眩しい笑顔が日に日に見られなくなっていることを。
明らかに彼は今、疲労していた。
『無理をしないでください』と言われても、今の国の状態を考えれば、
それはできないことだった。
復興に向けて立ちあがろうとしている自国のために腕を振るわない王がどこにいようか。
こんな時、隣で苦労を分かち合える最愛の人などがいれば、
彼の気持ちもいくらか休まるのだが…。
コンコン。
ふいに、部屋のドアが控えめにノックされた。
それは部屋の主が眠っていようものなら気づかぬほどの小さな音。
だが彼がベッドの上で疲れた身体を休めようとしなかったのは、
この客が来ることがわかっていたからだ。
そのノックに無言で立ちあがると、彼は部屋の入り口へと向かった。
キィ…とドアを開いたそこには、こんな夜遅くでも艶やかさを失わない
流れるような銀髪の先を指先で弄っている愛らしい妹がいた。
彼女は開かれたドアに気づくと、はっと顔を上げて彼を見やる。
「セリス兄様……起きていらっしゃいましたか?」
つぶらな瞳が真っ直ぐ覗きこんでくる。
薄暗い廊下の中であっても、彼女はいつもと変わらぬ可愛らしさを感じさせた。
「あぁ……ユリアが昨日『また来る』って言ったからね。頑張って起きていたよ」
そう言って軽く微笑んでから、グランベル王――セリスは、妹を部屋へ招き入れた。
「兄様、今日はとてもお疲れのように見えますが、大丈夫ですか?」
ベッドに腰を下ろしたセリスの見て、ユリアは心配になった。
今宵の彼は特に覇気がないように見えたからだ。
そんなユリアの気持ちを察してか、セリスは彼女に笑いかけて、
「まだまだ大丈夫だよ……こんなことぐらいで弱音を吐く王じゃ、民も不安になるだろう?」
と、ややおどけた口調で言った。
しかし、そんな彼の態度にユリアは悲しくなった。
セリスが無理をして気丈な態度を取っているように見えたから。
せめて、血の繋がりのある自分には本当の気持ちを曝け出して欲しい。
辛いなら、寄りかかってきてほしい…と、心の底から思うのだ。
ユリアはセリスの横に座ると、彼の膝に手をおいてゆっくりと口を開いた。
「セリス兄様、お辛い時は私に弱音を吐いてください。
私にだけは本当の兄様を見せてください……」
優しい言い方ではあったが、表情はいたって真面目なユリアに、
セリスは一瞬戸惑ってしまった。
「……今日はどうしたんだい?」
いつもはこんなに真面目な顔をすることはない。
その日一日の出来事をユリアが楽しそうに話すのを、自分は笑って聞くだけなのに…。
「このままでは兄様が倒れてしまうのではないかと……心配で……」
セリスの膝に置かれた彼女の手に、キュッと力がこもった。
ユリアが彼の身を本当に心配してくれていることがわかる。
「すまない……気を使わせてしまって」
そんな彼女に心の紐が少し緩んだのか、
セリスはわずかに表情を和らげてその膝の上の手に自らのそれを重ねた。
「兄様……」
「そうだね……確かに大変な毎日だよ。
でも少しでもこの国を良くしようと皆が働いてくれているんだ。
そんな時に僕1人が辛いからと言って休む訳にはいかないよ」
「でも……」
「僕の身体はこう見えても丈夫にできているんだ。
それはユリアもよく知っているだろう?」
先の戦争を共に戦い抜いたユリアにも、
セリスが細身ながら強い身体を持っている事はわかっている。
戦争中、ずっと自分を守ってくれた兄が世界で一番頼りになる人だということも…。
「………セリス兄様には、心に想う方はおられないのですか?」
ユリアは、ずっと気になっていた質問をセリスに投げかけた。
セリスの隣にそういう人がいれば、彼の負担もいくらか軽くなるだろうと思う。
だがもしそのような人が兄の隣にいれば、ずっと平穏な気持ちでいられる自信はない。
セリスに愛されている人を側で見るには辛すぎるほど、自分は兄を愛してしまっていたから―――。
知りたいが聞けなかったその答えを、ユリアは今待っている。
その問いにセリスはちら、と視線を天井に向けて、考える仕草をとった。
だが、しばらくして開いた口許には笑みが浮かんでいた。
「……はは、そんな人がいれば今の仕事ももっと楽に考える事もできたのかも知れないね。
でも残念なことに、そんな人はいないかなぁ……」
「そ、そうですか……」
まるで夢を語るかのように、セリスの言葉は軽い。
その答えはユリアに何とも言えない感情を持たせた。
セリスには今想っている人はいないという喜び、
そして彼の口から出ることのなかった自分の名前への失望。
「……私では、いけませんか?」
「え?」
ユリアの呟きはセリスには聞こえなかったのかも知れない。
その言葉は誰に向けられるともなく、宙へ浮いたままだったからだ。
「私では、兄様の隣に座ることはできませんか? 一生お傍に……いることは……」
ユリアは、はっきりとセリスの顔を見て強く言った。
語尾が消えてしまったのは、厚かましい願いだということは
自分でも解かっていたから…。
押しつけられる好意など、迷惑以外の何物でもない。
セリスがどれだけ自分のことを想ってくれていても、
それは”妹”に対する愛情なのだ。
『守る対象』から『愛する対象』へ相手の気持ちを変えることは、
生半可なことではできないだろう。
それでも、ユリアは言わずにはいられなかった。
これ以上兄の辛い表情を見ることができなかったから、
自分がセリスの横へ座る資格があるのかを聞きたかった。
彼の隣で、ずっと支えてあげたい……その想いは、兄が即位した時から
ユリアが思い描いていたことだ。
「………ユリア、君は……」
セリスはさすがに驚いたのか、髪の色と同じ青色の瞳を大きく見開いて
ユリアを見つめている。
「好きなんです……セリス兄様が………ずっと、兄様の事を見ていました……」
溢れ出る想いを堪えきれず、ユリアの可憐な口が開いた。
そこからは、ずっと我慢していた禁断の想いが次々と零れだした。
「兄様が辛い時は、私が支えてあげたい……。
兄様が苦しい時は、私が助けてあげたい……」
固まったままのセリスに、ユリアはゆっくり身を預けていく。
速い心臓の鼓動が、動揺するセリスの気持ちを表していた。
「セリス兄様……」
そんなユリアの呼びかけを他所に、セリスは胸に飛びこんできた
ユリアの肩を掴んで、そっと上体を離した。
「ユリア、君の気持ちは嬉しいけど……おそらく、今君が抱いている僕への気持ちは
兄に対する”憧れ”のようなものなんじゃないかな…?
それは愛する人に抱くそれとはまた違ったものではないかと、僕は思うんだ……」
「そ、そんなことはありません! 私は、セリス兄様が好きです! 愛しています!!」
優しい言い方ではあるが、自分の気持ちを素直に受け取る事ができないと言われて、
ユリアは早口で反論した。
「では、君は今まで人を想ったことが?」
じっとセリスに見つめられ、ユリアは息をのんだ。
心の内を覗こうとする真っ直ぐな瞳。
兄様は今、私の嘘偽りない答えを待っている……。
「そ、それは………それは、セリス兄様が初めてです! 兄様が、最初で最後の…」
「その気持ちが本当なのかどうか、僕には確かめる術がない……だから、
ユリアの想いには簡単に返事はできない。わかるかい?」
「そんな……」
直接的な言い方ではなかったが、ユリアの告白はセリスに受け入れられなかった。
結局彼は、ユリアが今抱いているのは年上の異性に対する『憧れ』だと考えたようだ。
「……今日はもう眠ろう。ユリアも疲れているんだよ、きっと……」
セリスが彼女の肩を抱いて、部屋の入り口へと向かわせようとしたその時、
「違います! 違う……! 私は兄様のためなら、どんな事だって……!」
ドッとセリスの胸に体当たりするように、ユリアは彼をベッドに押し倒した。
不意をつかれた形で、セリスは背中からベッドに倒れこんでしまう。
「なっ……」
「兄様……見てください。私を……妹としてではなく、女として、見てください……」
セリスの身体の上で、ユリアは慣れた手つきで衣服をはだけていく。
驚くほど白い肌が眼前に晒されていく中、セリスは今の状況が理解できなくなっていた。
「ユリア、何を…」
「私がどれだけ兄様を想っているか、知っていただくのです。
兄様のためなら、私は何だって……!」
ぶるん、と大きな乳房が揺れて、ユリアの上半身が露わになった。
彼女をそういう目で見た事はなかったが、こうして改めて見ると、
華奢だと思っていた彼女の身体はしっかりと丸みを帯びていて、
とても女性らしさを感じさせる魅力的な肢体をしていた。
「セリス兄様も、脱いで……」
ユリアはセリスの下腹部へ移動すると、彼のズボンを脱がせ始めた。
セリスに脱ぐ意志がないため、その動きはぎこちないものであったが、
最後は半ば強引に足首の辺りまでズボンをずり下ろした。
「や、止めるんだユリ…」
セリスの制止も聞かず、ユリアは目の前の下着に手をかけた。
するするとセリスの腰から降りていく彼の下着が太股まできた時、
ユリアの前にその立派なモノが姿を現した。
「これが……セリス兄様の……」
初めて見る異性の性器に少なからず戸惑いながらも、
ユリアは知識として持っている行為を行うため、自分の唇をそのモノへと近づけた。
「ユリアッ!!」
「私だって、男性がどのようにしたら悦んでくれるかぐらい知っています……。
兄様に、してあげたいの……」
ぷちゅ…とユリアの唇がセリスの亀頭を包み込んだ。
生暖かい感覚に、セリスの身体が震える。
「うあ……っ!」
「ん……ん、ぅ……んん………んぅ」
徐々に硬くなり出した肉茎を握り、ユリアは上下に顔を動かした。
その摩擦でセリスのモノは否応なしに反応してしまう。
口の中で硬くなるセリスの部分に悦びを感じ、
ユリアは口内で舌を竿に沿って這わせてみた。
「くっ……!」
「にいはま……きもひ、いいれふか……?」
はぁはぁと息をモノに当てながら、ユリアはこちらへ視線を向けてくる。
その表情がとてもイヤらしいものに見えて、セリスは言葉を失った。
これが僕の知っているユリアなのか…?
いつもの彼女とは程遠い、ただ男を満足させるために口を動かす彼女が、そこにいる。
しかし、それは自分を想っているからこそできる行為なのだと
ユリアは伝えたかったのかも知れない。
「兄様の、美味しい……。大きくて、美味しい……っ!」
激しさを増す舌の動きに、セリスの中に長らく感じていなかった射精感がこみ上げてきた。
セリスは限界を感じたのか、上半身を起こすとユリアから腰を引いて離そうとした。
「駄目だユリア、離れて……!」
「ちゅぱ、ちゅっ……ん、んふっ……んんぅ……!」
だが、彼女の口はモノを離そうとはしなかった。
依然セリスの肉茎を愛おしそうに舐め続けている。
「あ……あぁっ!!」
その苦痛に似た叫びと同時に、ユリアの喉もとに熱い液体が発射された。
愛する人の体液を初めて口にしたユリアは、味わうようにゆっくりとそれを飲み込んだ。
ごくり…と鳴った彼女の喉の音が堪らなく卑猥に聞こえ、
セリスの視線はユリアを捕らえたまま放さない。
「ふふっ……兄様の、とても濃い味がしました……」
「ユリア……どうして、こんなことを……」
妖艶な笑みを浮かべて顔を近づけてくるユリアは、
セリスの中に恐怖に似た感情を芽生えさせた。
息がかかるくらいに顔を近づけたユリアが、唾液で糸を引く口を開いて言う。
「私がどれだけ兄様の事を愛しているか、知ってもらいたかったんです……
こんな事、セリス兄様にしかできません……」
そう言ってユリアはセリスの脚の間に座り、彼の脚を両脇に抱え込んだ。
目の前に欲望を吐き出して萎え始めているモノを握ると、そのふくよかな胸の谷間に挟みこむ。
「兄様、これはどうですか……?」
「あっ……!」
くすぐったいような心地良さがペニスを伝ってセリスの身体に走った。
ピンクの乳首を勃起させて、ユリアがその双丘をゆさゆさと動かす。
その肉の揺れる様を見せられ、セリスが声にならない呻きをもらした。
「………っ!」
「はぁ……ん、また硬くなってきた……んっ……兄様、気持ちいいですか?」
執拗に快感を送りこもうとするユリアに、
セリスのモノは再び硬く大きくなり始めている。
ビクビクと胸の谷間で跳ねるそれは、
1回目の射精前と何ら変わらない大きさになっていた。
「硬くて、熱い……すごい、セリス兄様……!」
ユリアは真っ赤な亀頭の部分にペロリ、と舌を当ててみた。
それだけでセリスのモノは大きく跳ねあがる。
その反応を見てユリアは嬉しく感じたのか、首を伸ばしてその先を軽く咥えこんだ。
竿の両脇から柔肉を押し当てられ、亀頭の部分を舌で刺激され、
セリスの中には、その快楽に抵抗する意志は消え果てていた。
あまりに魅力的なユリアの性技に今は身を任せていたいと感じ始めていた。
疲れた身体が適度に温かくなったようで、妙に心地良い。
それ以上に自分に奉仕してくれる愛らしい妹に、
今までに感じたことのなかった感情が心の底から湧き出しつつあった。
「ユリア……出る……」
「んふ……ふふっ……出してください、このまま……兄様の、また飲みたい……!」
「んっ…!」
軽く奥歯を噛んで射精を堪えることもせず、精液を再びユリアの口内へと注ぎ込んだ。
それをコクコクと飲むユリアに、セリスは女性の恐ろしさを垣間見たような気がした………。
完
何とか入った……ひっそりと、1000。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。