167 :
名無しさん@ピンキー :
「女ってのはねぇ、少しくらい我が侭なほうが良いんだよ・・・」
「でも・・・・ジャンに嫌な女だって、酷い女だって思われたわ」
愁い
ナディアの故郷を求めてカトリーヌ(別称グラタン)で旅する一行が一時身を寄せた村。
動く島での体験がジャンに対するわだかまりとなって、他の誰かに安らぎを求めようとしたナディアはその村の青年に一目惚れをした。
いや、好きだと思い込もうとした。ジャンへの想いを忘れるために・・・・・
だが村の青年はナディアの想い人にはなれなかった。
結局ナディアはジャンの心を傷つけ、そしてジャンの想いを裏切っただけ。
村を出てからナディアはジャンと一言も言葉を交わしていない。
168 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 07:45 ID:/0yLW50k
気球の修理が終わったカトリーヌ(別称グラタン)は空の旅を続けていた。
搭乗者達も忙しく働いている。
サンソンはカトリーヌ(別称グラタン)の操縦と周囲の警戒。ハンソンはカトリーヌ(別称グラタン)の整備。ジャンはハンソンの助手。
操縦席裏のソファー脇ではマリーとキングが毛布に包まれてお昼寝中。
そしてグランディスはソファーに座って沈み込むナディアを慰めている。
「なんで私あんな事したんだろう。いま思えば、あの人のこと好きでも何でも無かったわ。それなのにジャンに辛く当たって・・・」
ナディアは身を震わせて俯く。グランディスにはひとつ確かめたい事があったので訊ねる。
「ひとつ聞かせておくれ。あの島でいったい何かあったんだい? あれからだよ、あんたがジャンにつれなくし始めたのはさ」
動く島が沈むとき、ジャンはナディアを探して島の地下に潜った。危機一髪でふたりは脱出できたものの、それからナディアは少し変になった。グランディスは二人がギクシャクしている原因は、あの時何かがあったに違いないと睨んでいた。
「・・・・・・・・・・・」
でもナディアは俯いたままで、どうしても話そうとしない。
「・・ふう、いま如何しても言えないんならそれでも良いさ。でもね、いつか必ず教えるんだよ」
「・・うん・・」
ナディアはコクンと小さく頷く。
169 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 07:46 ID:/0yLW50k
「あたしが見たところじゃあ、ジャンは今でもあんたに気があるね。でも、あんたが絶対話かけるなって雰囲気を出してるから声をかける切っ掛けが掴めないんだよ」
パッと顔を上げてグランディスの目を見つめるナディア。でも、すぐに俯いてしまう。
「だってジャンに嫌われてるもの。あんな酷いことしたんだもん、許してくれる筈が無いわ」
「はぁ・・・それがダメだっていうの! 良い女ってのは男を振り回してやるものなんだよ。つれない振りや気が多い振りをしてヤキモキさせるんだよ! そうすれば心配になった男は慌てて積極的にアプローチしてくるってものさ」
操縦席でカトリーヌ(別称グラタン)を操りながら、聞くとは無しに二人の会話を聞いていたサンソンは顔を引きつらせて呟く。
「・・・ひ、ひでぇ女・・・」
「サンソン、いまなにを言ったんだい? だいたい乙女の秘密の話を盗み聞きしてんじゃないよ! さっさと出て御行き!」
「とほほー・・・そりゃ〜無いですぜ・・・」
とぼとぼとサンソンは外に出て行く。グランディスはドアの鍵をかけて誰も入ってこないようにした。
「ごめんよ、邪魔が入ったね・・」
ナディアは申し訳なさそうに詫びるグランディスが自分の事を本当に心配してくれていると知った。
それがとても嬉しかった。そう思うと、すこしだけ心が軽くなったので話を続けることが出来た。
「でもジャンは全然話しかけてくれないわ」
「そりゃ、あんたがそんな風じゃ当たり前さね」
グランディスにはジャンのことを想いながらも相変わらず意固地なナディアが可愛くてしかたがなかった。
自分の昔の姿がそこにあるような気がしたから・・・自分のありたかった姿がそこにあるような気がしたから・・・
170 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 07:47 ID:/0yLW50k
「さあ、ここからが難しいよ。あんたの言うとおりジャンは少しだけナディアから距離を置いているからね」
「・・・ぅぅ・・・・ヒ・・ヒック・・・」
娘は堪えきれず涙を零しはじめる。
「泣いてる暇なんてないよ。女が勝負をかける時なんだから!」
ナディアは唇を噛んで涙を懸命に抑える。
「うんっ!」
「良い返事だね。その意気でジャンを口説き落とすよ!」
ふたりは顔を見合わせてニッコリと笑う。
171 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 07:48 ID:/0yLW50k
「でも・・・私どうすればいいのかな」
ナディアは瞳を少しだけ潤ませてグランディスの目を見る。
「あんたの今の感じは凄く良いわ。女が憂いってものが滲み出ている。女のあたしでもゾクゾクするくらいにね」
「え・・・そうなんですか?」
そういってナディアは恥かしげに、でも嬉しそうに頬を染め、瞳をうつろわせた。
「もちろん。その雰囲気に少しだけ艶を足してジャンの所へ御行き。あとは自分の心に素直にいるんだね。そうすれば必ず上手く行く筈よ」
「艶ってどうすればいいのかしら」
「簡単に言えば色気を出すのさ。ハスっぽいのはダメ。下品なのもダメ。微かに、でも確りと相手に伝えることが大事なんだよ」
「そんなの如何したらいいのか分からない・・・」
グランディスはナディアを見つめる。
不安な面持ちで身を震わせ、少し俯いて身体に自分の腕をまわしている。
ソファーの端に座って好きな少年のことに思い悩む不器用な娘がいじらしく、そして愛しかった。
「仕方が無いね・・・少しだけ教えてあげる。こっちへおいで」
そういってナディアの背に腕を回し、軽く引き寄せる。
172 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 07:48 ID:/0yLW50k
「・・・あっ・・・」
娘の身体がグランディスに包まれる。
穏やかな抱擁と肌から伝わる温もりは優しさと心地よさを少女に感じさせた。
そして少女の耳元に口を寄せ甘く囁く。
「ジャンとキスをしたそうね。どう、気持ちよかった?」
少女の身体がビクッと小さく跳ねる。
「あの子に抱きしめて貰ったかしら。たとえば、こんな風に」
ナディアの腰骨から背にそって軽く指を泳がす。
「・・・ぁぁ・・・」
うなじに唇を押しあて、舌で舐め上げる。
もう一方の手を膝から尻へ向けて這わせて行く。
ぶるっと少女の身体が震える。
女は少女の背にしっかりと腕を回す。
そして、ゆっくりとソファーに身体をあずける。
グランディスは体重を少しずつ少女にかけてゆく。
その重みの心地よさに少女は驚き、思わず女の背に自分の腕をまわしてしまう。
ナディアの身体が女の下で徐々に開かれていった。
173 :
名無しさん@ピンキー:03/05/10 07:49 ID:/0yLW50k
グランディスは少女の瞳を見つめて呟く。
「ナディアは可愛いわ。こんなに可愛い娘に慕われるジャンが羨ましい・・・」
そして唇をあわせる。
初めは軽く、徐々に深く。
「はあっ!」
堪えきれずに娘が唇を離して喘ぐ。
すうっと脇から胸へ向けて手を這わせながら少女の唇を追う。
「・・・・だめよ、まだ許さない」
さらに深く、音が漏れるほどに唇を奪う。
指を膝から内股へすりあげる。
「んあぁぁ・・・・ぅぁっ・・・」
あわせた唇の合間から少女の溜息と喘ぎが溢れた。
娘の身体から少女の甘い匂いに成熟した女の匂いが混じる。
唇をナディアの首筋に寄せて舐め上げる。
少女の乳房を柔らかく捏ねる。
「はうっ・・・ああぁっ!」
娘の背が反り、身体を女から逃がそうと暴れた。
だがグランディスは娘を追うように、自身の身体を更に深く少女へ重ねてた・・・・・
グランディス好きやねん!
それもやっぱしナディアと絡み。
続けるかどうかは不明だけど。
あぼーん
納豆プレイ…。
臭恥プレイ・・・
激甘なジャンナデSSきぼんする!
と思ったらグラナデも(゚∀゚)イイ!
179 :
名無しさん@ピンキー:03/05/15 22:33 ID:A1lSaYMZ
ハァハァ…
あぼーん
181 :
名無しさん@ピンキー:03/05/15 22:50 ID:ePGiDa5k
182 :
:03/05/21 00:14 ID:dDk+4R3v
あぼーん
184 :
山崎 渉:03/05/22 02:19 ID:kEHAV9zG
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
185 :
名無しさん@ピンキー:03/05/23 22:22 ID:7fZ7pcuD
山崎 渉はJR山崎駅がどこにあるのか知ってるのか・・・?
186 :
名無しさん@ピンキー:03/05/27 21:49 ID:/qc2VJid
期待age
187 :
山崎 渉:03/05/28 13:15 ID:1p/RwMnS
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
188 :
名無しさん@ピンキー:03/05/28 20:56 ID:9aRw7Ypb
おちそう
189 :
:03/05/28 23:09 ID:BGH/36Bh
>45の奴って全然見かけないね。気になる。
あぼーん
191 :
名無しさん@ピンキー:03/05/31 23:04 ID:Nma/gE+M
age
ナディアは肉は食えんのよ
食べず嫌いはよくないよ
タマゴはタマゴよ!肉じゃないわ!?
195 :
:03/06/05 00:20 ID:12E03+Ah
196 :
名無しさん@ピンキー:03/06/08 21:34 ID:YG6uJ3d3
age
あぼーん
198 :
名無しさん@ピンキー:03/06/14 17:44 ID:luXr8qSd
さすがに古過ぎてネタがないか・・・
もう10年以上前の作品だからねぇ
いい作品なんだがねぇ。
鷹森さんの息子ももう二十歳越えてるだろ
202 :
名無しさん@ピンキー:03/06/20 00:48 ID:a4wNCgHg
age
あぼーん
204 :
名無しさん@ピンキー:03/06/24 01:30 ID:u++b2ocg
サンマリ小説激しく読みたい
誰か書いて
サンマリ君
>>204 167-173のグラナデ書いた名無しだけど、
あれにサンマリを加えて続けるのなら書くよ。
需要あるかな。
207 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 22:59 ID:qxJGdDsS
書きあがりました。
話は少し長いけど、名無し的に官能度200%増量(w
>>167-173の続きです。
たいしたものでもありませんが、
一応そちらに目を通してから、こちらを読んでください。
>>207 すまん、サンマリ全然エロくない。
209 :
.:03/07/04 00:23 ID:0EArSORI
ソファーの傍らでマリーは目を閉じて身を硬くする。
何の性知識も無く、あどけない心と身体をした幼子にとって、グランディスとナディアが睦みあう姿は禁為以外の何ものでもなかった。
(見ちゃダメ! 聞いちゃダメ!)
身体を丸くして、じっと恐怖に耐えるマリー。
それでも何故か二人を嫌う気持ちにはなれなかった。
(ふたりのしてる事、きっと大切なことなんだ)
そんな風にも思えている自分が不思議だった。
だから薄く開いた瞳から、ふたりの情事を見つめ続ける・・・
惑い
(やだよ、肌が馴染むじゃないか。なんて相性が良いんだろう。それに可愛く喘いで・・・・あたし本気になりそうだよ)
少女の首筋に浮かぶ汗を舐めとるように、唇で刺激を与える。娘は震え、小さく跳ね、甘い溜息をつく。
グランディスはナディアの匂いに酔い始めていた。成熟とは程遠い乳房を手で絞るように寄せ、薄い布地の上から乳首を摘む。
まだ薄い胸元に顔を埋め、娘の肌と匂いを楽しむ。より深い性の香りを求めて強く乳房を捏ねる。
「・・ぃゃ・・・いやぁ・・・だめぇ!」
少女は堪えきれず女の声を漏らす。そして脚を絡めて腰を浮かし、未だ幼い部分をグランディスに摺り合わせた。
210 :
.:03/07/04 00:24 ID:0EArSORI
たどたどしく女の腰で自らの部分を慰める少女。
グランディスはふっと微笑み、身体をずらして太股を少女の場所にあわせる。
「ふうぅ・・・・・・・ん・・・」
女の身体が離れてしまい切なげに視線を彷徨わせたナディアだが、脚の間に太股が挿し入れられて安堵し瞳を閉ざす。
そしてもぞもぞと腰を蠢かせ太股をより密着させた。
グランディスは少女の柔らかい部分が当っているのを確かめ、太股を摺り上げる。
くちゅっ
閉ざされていた陰唇がわずかに開き、あふれた液が下着を濡らした。
女は目を細めて娘を見おろすと、背を丸くして少女の唇に自分の唇を寄せてついばむ。
ついばんだ唇を舌でねぶり、甘く噛む。
ひとしきりナディアの唇を弄んだあとグランディスは少女の背に手を回しブラに沿ってつつっと指を運び、
ゆるゆると太股を揺らす。
「いけない子。こんなに濡らすなんて・・・」
娘は閉じていた目を大きく見開く。女は薄く笑うと視線を絡み合わせた。
「・・・それとも、これは違うのかい?」
女は太股を左右に揺らし娘の陰唇を開かせると、細かく震わせる。
ちゅっ、くちゅっ
ふたりの合わせた場所から淫らな水音が漏れる。
「ぅぁっ・・ぃゃぁ」
ナディアは小さく喘ぎ首を反らせた。
211 :
.:03/07/04 00:25 ID:0EArSORI
グランディスは無防備な首筋を舐め上げつつブラの紐をほどく。
少女の背をそっと押し上げると、心細げに宙を見つめながら娘は身体を僅かに浮かせた。
すうっとブラを引き抜いたあと、グランディスは顔を上げてナディアの瞳を見つめる。
「ナディア・・・本当に可愛い娘。あたしに全てを見せておくれ。あんたの全てを愛してあげたいから」
少女は女の背に回した手を解くと、グランディスの頬を両手で挟み引き寄せて、自ら女の唇を奪った。
娘の口付は技巧ではなく、女を求めるひたむきさで悦びを与える。
「・・ぁぁ・・ふぁっ・・」
はじめてグランディスが声をあげた。
ナディアは頬から手を離し女の熟れた乳房にあてると、柔らかく揉みしだく。
「・・・グランディスさんの全ても見たい。わたしも愛してあげたい・・・」
ちいさく細い声で囁く少女。
その瞳は潤み、あきらかに女のそれになっていた。
「・・・ええ、あたしを愛して。そして、あたしを深いところまで運んでおくれ」
ふたりは視線をあわせて微笑み、軽くキスを交わす。
212 :
.:03/07/04 00:26 ID:0EArSORI
グランディスは唇の愛撫を少女の胸に運びつつ、身に纏った衣装を緩める。
娘は与えられる快楽に耐えながらも女に手を貸して重みのある衣をといてゆく。
女の唇が乳房の頂に達する寸前、彼女は身を起こして赤い布を脱ぎ捨てた。
ナディアは期待した刺激が与えられなかったことに不満を感じながらも、下着姿になった女の肢体に目を奪われる。
「綺麗・・・グランディスさん、とても綺麗」
女の身体は均整がとれていた。
白く熟れた乳房から細く締まる腰そして張り詰めた臀部に至る全てが、彼女が女として最も美しい頃合だと告げていた。
みだれた髪をまとめて横に流した女は、後ろ手に下着の紐の結び目をほどくと再び娘に身体を重ねる。
「ナディア、あたしを脱がして」
グランディスの心地よい重みに酔いながらも、少女は女に腕を回して熟した果実の戒めを放とうと背を探る。
しかし女の脚がやわやわと揺れ、あらわになった乳房に女の視線を感じ、心が乱れて手元がおぼつかない。
もどかしく感じた少女は背に回した腕に力をこめて女を強く抱きしめる。
女は力を抜いてナディアのするがままにした。
柔らかい身体が押し付けられ、どこか淫靡な香りと女の柔らかな重みが少女を蠱惑してゆく。
「ん・・・ふわぁ」
娘の口元から思わず溜息がこぼれた。
213 :
.:03/07/04 00:27 ID:0EArSORI
娘の溜息が耳朶にかかり、グランディスの官能を煽る。
それは母性と嗜虐心、相反した二つを刺激して女を挑発的にさせた。
唇を娘のうなじから耳元へ這わせる。
たどり着いた耳に吐息を吹きかけてから、貪るように咥えて嘗め尽くし、ささやく。
「ナディアを素肌で抱きしめたい。はやく脱がして・・・もっと感じさせて・・・」
ビクン!
少女の身体が大きく震え、女を強く抱きしめた。
だがグランディスは耳を強く噛んで娘を叱咤し、身に纏う戒めを解くよう強いる。
ナディアは陶然としながらも女の背をまさぐり、たどたどしく下着を緩める。
でも少女の手が進むたびに女は耳を嬲り、脚から脇を摺り上げる。娘はぶるぶると身を震わせた。
しかし手が疎かになると女は耳を強く噛み、少女の官能を冷ましてしまう。
ナディアは苦しくて、そして悲しくなった。
女の唇が欲しくて顔を寄せようとしても、濡れた場所を摺り上げられて引き剥がされる。
我を忘れてグランディスに抱かれたいのにそれを許されず、グランディスの唇に口付けて貪り貪られたいのに拒まれてしまう。
快感に溺れることも出来ず只々弄ばれる少女。喘ぎとも泣き声ともつかない声が漏れる。
「ぅぅ・・ああっ!・・・やぁ・・・ふぁ・・もぉ、やめ・・ひぃっ・・ふぇ・・」
翻弄され続けるナディアは半ば泣きながらも、やっとのことで下着の紐を抜いた。
214 :
.:03/07/04 00:28 ID:0EArSORI
それを確かめると女は少女の髪を優しく撫でる。
「ありがとう、ナディア。辛かったかい? ごめんよ、許しておくれ・・・」
娘は顔をあげてグランディスの瞳を見つめる。
「ぅ・・うわあぁぁぁぁぁぁぁ・・・ぃゃぁ・・もぉ・・やだぁ・・・ふあぁぁぁぁ・・・」
涙の雫を落としながら女にしがみ付いて泣き声をあげる少女。
女は慈母のように優しく娘を見つめて微笑みを浮かべた。
やがて落ち着いた少女の頬を撫でながらグランディスは身体を起こす。
娘が見つめる中、下着を脱ぎ捨て素裸になると、ソファーに脚を揃えて座った。
「ナディア・・・ここへおいで」
そして娘の手を引いて膝の上へ横座りにのせる。
「グランディスさん・・・?」
娘は少し訝しく思いながら女の膝の上に座って瞳を覗き込む。
そんなナディアが愛しくて、グランディスは髪を撫でながら娘の服を脱がせた。
「恐かったかい?・・あんたが可愛いんで、つい無茶をしちゃったね」
女はソファーにもたれながら娘を引きよせ、熟れた乳房に娘の顔を抱きしめる。
「なぜだろうね、ナディア。あんたが愛おしい」
「・・・・」
「母親の気持ち・・とは違うね。妹、友人、恋人、あってるようで全部違っている。・・・ごめんよ、あんたの気持ちも考えずにこんなこと言ってさ」
娘はグランディスの乳房に顔を埋めながら、ふるふると首を横に振った。
215 :
.:03/07/04 00:29 ID:0EArSORI
乳房に頬を摺り寄せるナディア。
母の記憶はなく、それに替わる人もいなかった。ましてやこんな風に自分を愛してくれる人など・・・・・
ジャンに対する想いとは別のところでグランディスが恋しい。
どことなく寂しさを漂わせているこの女性が愛しい。
このひとを愛してあげたい。
そんな想いがナディアの中で募った。
娘は少し顔を離すと、左の乳房の頂に唇を近づける。小さく舌を出して乳輪にそって舐め上げた。
右手を腰から乳房へ摺り上げると、グランディスが小さく喘いだ。
「・・ぁぁ・・」
それが嬉しくて、今度は脇から内股へと指を這わせる。
「んぅっ!・・・はぁぁ・・」
小さく身体が揺れて、溜息が漏れた。
女の喘ぎが、そして甘い溜息が聞きたくて感じる場所を探しながら何度も手を、そして指を這わせてゆく。
頬で乳房に愛撫をくわえ、舌で舐め上げ、唇で吸いあげる。
「んふっ・・ぁぁぅ・・・あっ! そこ・・・」
次第にグランディスの息が荒くなり、唇から漏れる喘ぎは艶がこもり始めていた。
216 :
.:03/07/04 00:31 ID:0EArSORI
女の甘い吐息を感じながら乳房に頬を寄せると、何故かナディア自身も陶然とした気持ちになる。
それをもっと感じたくてグランディスの下に指を運び、おずおずと恥毛を分けて女の部分に触れた。
少し開いていた場所に指を当てながら摺り下げる。同時に唇を乳房の頂につけて吸う。
「ぅぁ・・待って、ナディア・・」
ぶるっとグランディスの身体が震え、娘が弄ぶ乳房もそれにつれて、ぶるっと揺れる。
その拍子に乳首を深く咥えてしまい、少し開いていた口元でぷくりとしたそれを軽く噛み締めてしまう。
さらに女の部分の敏感な突起に指が擦れ、包皮と共に捏ねあげていた。
ビクン!
女の身体が跳ねる。
首を後ろに反らせたかと思えば、すぐに顎を引いて何かに耐えるような仕草で唇を引き結ぶ。
だが、よせる快楽は唇から喘ぎ声をあげさせた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ・・」
女は声を絞ろうとナディアの首筋に顔を埋める。だがそれは自らの痴態を再確認させてしまう。
愛しく思う娘にもてあそばれている。
そんな背徳心をともなう愛おしさが、グランディスを技巧ではなく愛情ゆえに小さな頂へたどり着かせる。
「くぅっ・・はぁ、はぁ・・・・あっ・・んぁぁああっ!」
ビクン、ビクンっ!
女は可愛いくおもう少女を、きゅっと抱きしめる。
そして身体中へ甘い震えが広がり、女を僅かな間弛緩させた。
217 :
.:03/07/04 00:32 ID:0EArSORI
「グランディスさん、グランディスさんっ!」
ぷるぷると震えるグランディスにナディアが声をかける。
やがて女の震えが小さくなり、詰まっていた息も荒く戻ってきた。
女の身に何事が起こったのかを知らない少女は、頂を降りつつある身体に強く抱きつくほか術をしらない。
グランディスは娘の心地よい素肌に身を任せていた。
・
・
数分の後、息を整えたグランディスはナディアの唇をたっぷりと貪ってから愚痴をこぼす。
「何て事をするんだろうね、この子は」
そう言いながらも女はクスクス笑っている。
ナディアは何が起こったのか理解できずにキョトンとしていた。
「いまのはね、女が愛しい人に求められて達するってことなのさ」
グランディスは少女の耳元でそう呟くと、小さくキスをした。
「・・・ええっ!」
ぱあっと、ナディアの身体が紅く染まってゆく。
そんな様子が可愛くて、ふふっと微笑みながら膝の上に座る娘の乳房を撫でる。
「やん・・もぉ、きらいっ! ねぇ、グランディスさん・・・それって、どんな感じなの?」
少女は恥かしさに身を小さくしながらも女に問いかける。
218 :
.:03/07/04 00:32 ID:0EArSORI
やさしく抱きしめてからナディアの身体を起こす。
未だ小さな胸のふくらみ。そのうえに、ちょこんと身を硬くしている淡い色。
グランディスは、それを唇に含む。
「あっ」
ピクンと薄い乳房が揺れる。女はもう一度乳首をついばみ、ささやく。
「ふふっ・・・これから教えてあげる」
それだけのことでナディアの身体は揺れてしまう。吐息は熱く、肌はしっとりと潤いを帯びている。
グランディスは回りくどい愛撫を避けて感じやすいところに左手を這わした。
つつっと指を運ぶ。内腿から薄い布に包まれた小さな丘へ。
右手を臀部にあて、ゆっくりと撫で、やわらかく揉む。
ビクっ
少女の脚が跳ね上がる。だが直ぐにぐったりと力を失い、女にもたれかかる。
すこし強く太股から尻を摺り上げ揉みしだくと、ナディアは息を荒くして女の唇を求めてきた。
「ん・・・ぐぅ・・くちゅ・・はぁぁ・・」
重ねた唇の合い間から、喘ぎと水音が混ざり漏れ聞こえる。
娘は恥じらいながらも貪欲に女と舌を絡めた。
グランディスは少女の丘へあてた指を少しずつ蠢かす。左右に押し開いても直ぐに閉じるそこは、確かに濡れていた。
女は頃合と思い、娘のショーツに指をかけて、そっと降ろしてゆく。
219 :
.:03/07/04 00:33 ID:0EArSORI
「あっ・・・だめぇ!」
少女は手を下半身に動かして下着を取ろうとする女の手を押し留めた。
「お願い・・・そこは身体を拭いてから・・・・」
娘は視線を彷徨わせて恥じらう。
グランディスは少女に口付けながら、肉付きの薄い双丘を撫であげた。
「そうね・・・あたしがきれいにしてあげる」
ナディアは顔を真っ赤に染めながらも、グランディスにキュッと抱きつく。
女は娘の顎に指をかけ、顔をあげさせてもう一度深く唇を吸うと、立ち上がって娘の手を引き、浴室にいざなう。
少女は小さく頷いて、女のあとを追っていった。
・
・
・
「・・・・」
ソファーの脇で身を硬くしていたマリーは身体を起こして首を左右に振る。
顔を紅く染め、腕を自分の身体にまわし、もじもじと身をまさぐる。
しょざい無さげに視線を宙に浮かべ、なにかを求めるように脚を、脇腹を、胸を撫でる。
だが求めるものが見つからず、身体を丸くして耐えるマリー。
唇を噛み締めて求めるものを探す。
やがて幼い娘はサンソンが外に出たドアを見つける。
マリーは立ち上がるとそっとドアに向かい、音を立てずに扉を開き外へ出て行く。
扉が外から静かに閉められると、部屋には束の間の静寂が訪れた。
220 :
.:03/07/04 00:34 ID:0EArSORI
サンソンを求めてグラタンを彷徨うマリー。
エンジンルームではハンソンとジャンが忙しく働いていた。
開け放たれたハッチの上には誰もいない。
マリーはグラタン上部のデッキを目指した。
機体の脇に取り付けられたステップを風に飛ばされまいと、しがみ付きながら登る。
スカートがはためき、投げ出されそうになる小さな身体。それでもサンソンの姿を求めてデッキを目指す。
でも手が痺れてきたのかマリーの身体が大きく揺れる。
慌てて踏みしめたステップを滑らせて外し、下半身が風に流されてしまう。
「助けて、サンソンーっ!!」
助けを求めて声を限りに叫ぶマリー。幼い叫びがデッキにいたサンソンに届いた。
「マリー!!」
彼は半ば風に飛ばされているマリーに気付く。そして駆け下りるが如くステップを降りる。
マリーの左手が滑りステップから外れた。このままでは彼女を繋ぎ止めている右手も直ぐに離れてしまうだろう。
「もうだめぇ、飛ばされちゃう!」
今にも離れてしまいそうなマリーの右手。掌が開きステップから離れる寸前、サンソンが手を掴み小さな体を引き寄せた。
「サンソン、サンソン、サンソン・・・ぅぁぁああああっ」
マリーは彼にしがみ付き、彼の名を呼びながら、ぽろぽろと涙を零す。
221 :
.:03/07/04 00:35 ID:0EArSORI
サンソンはマリーを連れてデッキに上がり、彼女を胸に抱きしめる。
「大丈夫、もう大丈夫だよ。オレが付いてるだろ。恐くない、もう恐くないよ、マリー」
彼はマリーの髪を撫で、背をぽんぽんと軽く叩いた。
おずおずと目を開き、あたりを確かめるマリー。
やがて落ち着きを取り戻すと、サンソンの胸に頬をこすりつける。
「恐かった、恐かったよぉ・・ヒック・・ぅぅ・・・」
安堵したマリーは恐ろしさが蘇えったのか、再びしゃくり上げた。
「ああ、泣かないでくれマリー。もう心配要らないよ、恐いことなんて何も無いんだ。オレがマリーを守るから・・・だから泣き止ん
でくれ」
サンソンはさらに高くマリーを抱き上げ、マリーの頬に自分の頬をよせる。
いつの間にか彼の中に芽生えたマリーに対する父性。それは我が身に変えてもこの娘を守りきると彼に誓わせていた。
彼の思いはマリーはナディアやジャンからでは決して得られない安らぎを感じさせている。
「・・サンソン・・」
小さく彼の名を呟いたあと上半身を反らせて体を離す。
マリーはサンソンを見つめると彼の頬を幼い両手で挟む。そして、彼をクッと引き寄せてキスをした。
222 :
.:03/07/04 00:36 ID:0EArSORI
マリーがサンソンにキスをしたのは、彼を喜ばせたかったからだ。
彼を自分に引き付けておきたい。離したくない。
父と母を失った幼子の本能にも近い渇望だった。
その方法は最悪だとしても。
突然のことにキョトンとするサンソン。
そんな様子が可笑しくって、もう一度彼にキスをする。
・・・・ちなみに今度は口を開いていた。
小さな唇でポカンと開いたサンソンの唇を愛撫する。
どうすれば良いのか分からないので、グランディスの真似をして舌を出して舐めてみた。
唇、歯、歯茎、唇の裏など、思いつく限りの場所を舐め尽くす。
サンソンはパニックに陥り、ずるずるとデッキに腰を降ろしてしまった。
身体に回された腕がほどけたマリーは立ち上がってサンソンの首に唇を這わせながら考える。
(えっと・・・グランディスさん、つぎはどうしてたかな?)
自分がとんでもない事をしているとも知らず、それ以上にとんでもない事を考えながらマリーはサンソンのネクタイを解く。
ぎこちない手つきでサンソンのシャツのボタンを外す。
(ボタンってだいっきらい! うまくできないんだもん)
考えていることは実に年相応なのだが、やっている事は実にとんでもない。
マリーは上から四つのボタンを何とか外した。そしてシャツを開きサンソンの胸に唇を近づける。
ちゅっ
音を立てて彼の胸を吸った。
223 :
.:03/07/04 00:37 ID:0EArSORI
ちゅっ、くちゅっ、っっじゅっ・・・
マリーはサンソンの胸にキスを繰り返し、時に舌を這わせる。
そのくすぐったさにサンソンは我に返った。
「・・・・っ!! マリー、止めるんだ!」
ビクンっ
幼子は彼の胸に唇を押し付けたまま固まる。
マリーは涙目になりながらサンソンを見上げた。
(サンソンおこってる! なんで? どうして? ナディアもグランディスさんもよろこんでたのに)
シャツを握りしめながら、うるうると瞳を濡らしてサンソンを見上げるマリー。
怒る気も失せてマリー頭をグリグリと撫でる。
幼子は彼の様子から、何か違うと考えるに至った。
(キスじゃだめ? じゃあ、どおするとサンソンうれしい?・・・・あっ、そっかぁ。あのときナディアもグランディスさんもハダカだったもん。ふくをぬがなくちゃだめなんだぁ)
今度こそ喜んでくれる! マリーは得意げにサンソンを見つめた。
「サンソン〜・・・えへへ〜」
にへらっと笑い、マリーは彼の顔を小さな手のひらでビタビタと叩くと、おもむろに身を翻し服に手をかけてズボッと脱ぐ。
呆気にとられるサンソン。
ちなみにマリーのストリップを、『まるでトウモロコシが自分で皮を剥いてるみたいだ』、とか考えていた。
上着に続いて下着に手をかけるマリー。でも下着のボタンを外すのに手間取っている。
茫然自失、真っ只中のサンソン。
ちなみにマリーのストリップを、『そうそう、トウモロコシの中の繊維って剥き辛いんだよなぁ』、とか考えていた。
224 :
.:03/07/04 00:39 ID:0EArSORI
たっぷり10分かけて一糸纏わぬ姿になったマリー。
くるりと振り向くと、ニコッと笑みを浮かべる。
そして両手を広げると、
「サンソンー!」
と大きな声で叫び、彼の首にむしゃぶりついた。
サンソンは毒気を抜かれて怒る気にもなれない。
デッキに座り込んで縋りつくマリーに手を回し、幼すぎる裸体を抱きしめる。
(よかった〜、サンソンよろこんでる。うん、あたしもうれしい)
満面の笑顔で頬擦りしたあと、幼子はチュッと口付けた。
さらに、小さな手で彼のあちらこちらをまさぐり始める。
顔を歪めて憤るサンソン。それでも、彼には幼い娘を叱責できなかった。
何とか心を落ち着かせながら、マリーに問う。
「何処でこんなことを覚えたんだ?」
幼女はぺたぺたと体に触りながら、あっけらかんと答える。
「さっきナディアとグランディスさんがしてた」
「トホホ〜っ!」
サンソンはガックリとうな垂れた。
「姐さん、そりゃ〜ありやせんぜ・・・・・・・」
小さく首を振り続けるサンソン。
そんな様子を見てムッとしたマリーは彼の首に噛み付いた。
225 :
.:03/07/04 00:42 ID:0EArSORI
「イテっイタタタタっ、何をするんだマリー!」
「グランディスさんのこと考えちゃイヤっ!」
「はぁ?」
サンソンはマリーを見つめた。
幼子はシャツを握りしめ、顔を真っ赤にして震えている。
「サンソン、あたしを守ってくれるんだもん。あたしを助けてくれるんだもん。グランディスさんのこと気にしちゃダメぇ!」
もう一度マリーを見る。幼女は体を赤くして、全身で訴えている。
サンソンはあたしのだ、と。
マリーはまだ四歳。目前で両親を殺されてまだ数ヶ月しか経っていない。母親の優しさと父親の温もりが恋しいだろう。
それなのにじっと耐えている。思えば異常なまでに聞き分けの良い娘だ。
でも、それは大人達の中で邪魔にならないよう自分を押さえていたに過ぎない。
嫌われないように、捨てられないように。
「そうか・・・そうだったな、マリー」
サンソンは幼女の髪を撫でた。愛よりも父性を選んだ瞬間である。
頭を撫でられたマリーは安堵と共に嬉しさが募った。部屋の中で自分が何を求めていたのか気付いた。
だから、もう一度サンソンに飛びついて思いっきり唇を吸う。
「○×△?*!〜〜〜っ」
口を塞がれているので声にならない悲鳴を彼は漏らした。
たっぷり数十秒サンソンの唇を吸い尽くし、マリーは離れる。
「「ぷはっ」」
ふたりの唇の間で唾液の糸が光る。およそ四歳児との間で成す所業ではない。
226 :
.:03/07/04 00:43 ID:0EArSORI
精も根も尽き果てたような表情でサンソンは呻く。
「マリー、もうこんなことしちゃあダメだ・・・」
「なんで?」
心底わけが分からないって感じでマリーが聞いてきた。
「はしたないからだ!」
「はしたないって何?」
暫し考慮の末サンソンは答える。
「慎みが無いってことだ!」
「つつしみがないって何?」
熟慮の末にサンソンが答える。
「身持ちが悪いって事だ!」
「みもちがわるいって何?」
迷いに迷った末、サンソンは答える。
「姐さんみたいなことだっ!」
「・・・・・・・・・それはイヤ・・・」
マリーは理解を示した。
サンソンは何かを完全に失う。
その後マリーとサンソンは話し合い、裸にならない、人前ではキスしない、舌は入れない、という条件で交渉が成立した。
彼はマリー限定のペドフィリアになった・・・・・
227 :
.:03/07/04 00:45 ID:0EArSORI
そのころ浴室ではグランディスとナディアはひとつに重なりながら緩やかに揺れていた。
女は湿らせた布でゆっくりと娘の肌を清めながらも、あいた手と唇で少女を責め続ける。
そして少女を絶え間なく喘がせ、雫を溢れさせ、身を震わせ、跳ねさせていた。
ナディアの肌はまだまだ冷めようとしない。
グランディスの中に灯った炎も消えようとしなかった
・・・続ける?