ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part5
ここは池野恋先生の少女漫画「ときめきトゥナイト」が好きな人が
ストーリーの背景を大切にしながらキャラのエロネタを楽しむ スレッドです。
面白ければエロ無しでもOKです。
お約束
■sage推奨 〜メール欄に半角文字で「sage」と入力〜
■妄想意欲に水を差すような発言は控えましょう
■激しい性的内容を含むものはその旨タイトルに明記しましょう
今までの経緯&関連リンク、お約束詳細、作品掲載についての注意などは
>2-10のあたりにありますので、こちらも是非ご覧ください。
前スレはこちら
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1006581619/l50 君も逝こう!煩悩の世界へ!(・∀・)イイ!
◎お約束詳細
・sage推奨でお願いします(メール欄に半角文字で「sage」を入れる)。
・無用な議論を避けるため、萌えないカップリング話であっても
それを批判するなどの妄想意欲に水を差す発言は控えましょう。
また荒らしは徹底無視をお願いします。
・苦手な方もいるので、激しい性的内容を含むものはその旨タイトルに明記を。
あとは常識的マナーの範囲で、萌え話・作品発表・雑談などご自由に。
・カップリングは基本的に原作通りをキボン。
◎作品掲載について
・原作者及び出版元とは一切関係ありません。
・連載の場合は巻頭に通しナンバーを書き、「>○○」という形で前作への
リンクを貼ってもらえると助かります。
有閑倶楽部を妄想で語ろう・3のローカルルールを
を参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
5 :
名無しさん@ピンキー:02/03/31 21:38 ID:g+OLIRD3
新スレおめでとうございます☆
6 :
名無しさん:02/03/31 22:38 ID:8GeZ9SMj
こんなスレが存在したとは!
懐かしすぎて素敵です。
今後注目させてもらいます。
エロ無しオッケーですか?
あ、でもおもしろなくちゃ駄目か。
案はあるんだがエロくはないし暗い方向に行きそうな気がしてるんだけど。
再出発おめでとうございます。
>7
読みた〜いです。
新スレおめでとうございます♪
>>7 >>1にも書いてある通り、ストーリーの背景を大切にしてくださってればエロ無しでも
OKだと思います。
たとえ話が暗くなっても、「ときめきトゥナイト」という作品に愛を持って書いてくださるので
あれば、ここのスレ住民も歓迎してくれると思いますよ。
という事で、新作きぼん(笑 ←これが言いたかったのです。ご容赦を。
11 :
名無しさん@ピンキー:02/04/01 01:20 ID:NcrEX8+g
再出発おめでとう
part1からの住人としてはまたかつてのように作品が読めたら嬉しいよ
>1
ローカルルール凄い良いです
お疲れ様
前スレがかなり殺伐としていたので
新スレが立ってとてもウレスィー
やっと、新スレ立ったんだねぇ〜。
おめでと〜。
ところで基本的にsage進行なのはいいんだけど、
sage続けてると落ちちゃうでしょ。
やっぱり夜ageでいいの?
>>13 sage続けても落ちません。
最終カキコの日時で決まりますから。
なんだか活気が無いよー。
SS職人の降臨キボーン。
16 :
黒髪(1):02/04/05 04:55 ID:DpsYLJwu
初投稿です。って新スレ初のSSがこんなんでいいのかいな(汗
彼女はいつも、薄暗闇の中、長い髪で胸を隠すようにして身を起こす。
それが彼にとってどんなに挑発的か、多分知らないまま。
熱く激しい行為が終わったばかりだというのに、たまらず彼は、また彼女に
腕を伸べた。そしてその長い髪を指で梳いてゆく。
「真壁君、いっつも終わるとそうやって髪触るよね。楽しい?」
くすぐったそうに蘭世が腕の中で訊いた。
「…気持ちいい」
蘭世に膝枕されている時、キスする時、そして今のような時。確かに、俊は
蘭世の髪をもてあそぶのが好きだった。
そう、行為の最中は特に。
とりわけ蘭世が自分の上にまたがる体勢の時(本人は恥ずかしがって中々
応じてくれないが)、彼女の髪はさながら美しい漆黒の扇のように彼の視界に
広がる。
そして俊が下から突き上げるたび、それに呼応するように大きく揺れるのだ。
自分に貫かれている蘭世の、羞恥と快楽がないまぜになった表情とともに、それは
俊をあおる。
17 :
16:02/04/05 04:58 ID:DpsYLJwu
うひ〜こんなのえろぢゃないよう
逝ってきますぅぅぅぅぅぅ
18 :
名無しさん@ピンキー:02/04/05 08:29 ID:LV3YvJeT
逝くな逝くな!!
(1)てことはその続きもあるわけですな?!
続きギボーーヌ!!
sage忘れてる・・・
私こそ逝ってきます。
>>16 サッソク降臨!
続きをキボンヌ。
情景描写がイイッ!
いやーっ!濃いぃ〜>16
逝かないでぇ〜続きをかいてぇ〜ヽ(`Д´)ノウワァン
逝ってきました(^^;
皆様レスありがとうございます。
皆様のお声に背中を押されつつ早速…
23 :
(2):02/04/05 21:00 ID:DpsYLJwu
「私も気持ちいいよ…こうやって、髪撫でてもらうの、好き…」
言いながら、蘭世は目の前にある俊の首筋に口づけた。
キスする時、俊はいつも蘭世の髪をかきあげ、熱く激しいキスの間ずっと、
長い髪を愛撫しつづけるのだ。
それはそのまま、蘭世にとって、官能に火をつける導火線となる。
そして、蘭世が俊自身を口に含んで愛撫するとき、彼女の頭に添えられた彼の手は,
彼女をより深い快楽へと誘う。
24 :
(2)続き:02/04/05 22:22 ID:DpsYLJwu
俊に求められて、蘭世が初めてそこを口で愛撫した時も、彼は彼女の髪をその大きな手で
かきあげた。
「江藤の顔…見ていたい…」
自分のいきり立ったそこが,恋人の可愛らしい口に飲み込まれていく…。
最もいやらしく扇情的なその光景を、見たくない男はまずいないだろう。
もちろん、俊も例外ではなかった。
羞恥と息苦しさに紅潮していく蘭世の頬。下腹部から腿にかけて、じらすかのように
さわりさわりとくすぐる、彼女の長い髪。
そして何よりも、そこから伝わる、脳髄まで焼けつくような、えもいわれぬ快感。
触覚と視覚両方に訴えかける刺激に、俊はこれ以上耐えられそうになかった。
「…ぅあ…っ…、江…とぉ…っ…もう、…もう…」
達しそうになる寸前で、俊は何とかその波を押しとどめ、身を起こす。
「…最後は,お前の中がいい…」
荒い息遣いで蘭世の耳元にそう囁き、そのまま耳からうなじへ唇をを滑らすと、
蘭世もたまらずに身を預けてきた。
押し付けられてくる乳房の柔らかな感触を楽しみながら、今度は俊が蘭世のそこへと
手を伸ばす…と、
「江藤…こんなに…?」
「や…見ないで…」
恥ずかしさに顔をそむける蘭世。
そこはもう、十分すぎるほど潤っていた。
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
モットモットー!!
26 :
作者:02/04/06 00:00 ID:gutgKV43
ここまで来ちゃったので逝きはしないですが、いーのかなー
髪フェチ真壁君;;;;;
うひー、クールな男がただの男になってもた〜〜〜
い、逝きたい…
そんな事気にすること全然ナシ!!
ガンガン行っちゃって!
28 :
(3):02/04/06 00:59 ID:gutgKV43
「お前……してるうちに…?」
「だ…だって…真壁君の声聞いてたら、それだけで、私…っ」
既に余りの恥ずかしさで半泣きの蘭世はか細い声で途切れ途切れに答えた。
「……ごめんなさい……」
「何で謝る?」
そう訊いても、蘭世は頬を染めたまま、無言でシーツを胸まで引き上げるだけだ。
俊はそんな彼女を横抱きにして、その額に唇をつけた。
「…俺もお前と同じなんだけどな」
「…?」
苦笑交じりの俊の言葉が、蘭世には良く分からない。
知らないうちにこんなにいやらしい体になっていたなんて、きっと呆れられる。
そう思っていたのに。
「俺も同じ。…もっとひどいかもな。お前の声や、顔や…髪、肌。
俺に抱かれてる時のお前の全部が俺をどうにかしちまうんだ」
俊は空いている方の指で蘭世の唇をなぞりながら続ける。そして優しく抱き起こすと、
蘭世と向かい合い、手を取った。
「ここも」
自分の左胸、
「…ここも」
と、自分の中心に、蘭世の手を持っていく。
「全部、おまえにしか感じない。お前も…そうだろ?」
うなづく蘭世。
俊はそのまま、額を合わせた。
「…してる時、感じた?」
耳元で囁く。蘭世は恥ずかしそうにうつむくだけ。
「もっと、感じればいい…全部…俺のものだ」
29 :
(4):02/04/06 02:07 ID:gutgKV43
そのまま、甘く深く、口づけた。
額にキスし、頬をなぞり、耳に熱い息を吹きかけながら、俊の唇は下がっていき、
「ん…ぁ…」
うなじから首筋にかけての愛撫で、蘭世の肌は再び朱に染まっていく。
「綺麗だ…蘭世…」
熱に浮かされたような俊の瞳。
視線を感じて、蘭世の奥底でしびれるような感覚が湧き上がる。
何よりも、その熱の発生源は自分なのだということが,その感覚に加速をつけた。
「あ…っ…や…」
蘭世はいつのまにか横抱きにされ、俊の唇は乳房とその頂点を執拗に責め立てている。
「…っかべ……ぅん…もっ…そ…こ…っ」
「…ここか?」
悪戯っぽい笑いを浮かべて、俊がようやく蘭世の潤いに指を這わせた。
「可愛いな…もう…こんなだ…。…聞こえるか…?」
恥ずかしがる蘭世を更にあおるように、俊は淫猥な水音を立てながら、敏感な
そこをこすりあげる。
「や…っ……じわる…ぅ……たし…ば…っかり」
「同じだって…言ったろ?ほら…」
そういうと俊は蘭世を抱き起こすと、熱く硬い自分自身を握らせた。
30 :
作者:02/04/06 02:10 ID:gutgKV43
しまったっ!今度は髪かんけーないぢゃん!
こんなんでもやっぱ一気に書き上げたほうがよかでしょうか皆様?
31 :
(5):02/04/06 05:46 ID:gutgKV43
「お前の中に…入りたい」
俊はおもむろに蘭世足を大きく開き、そこに自身をあてがうと、彼女の上に覆い被さる
ようにして一気に進入していった。
「っあ………っ、あっ…っかべ…っぅん…っ、ん…っ」
俊の動きに呼応して蘭世の口から喘ぎ声が漏れ、それが更に俊の官能を煽り立てる。
それでも今日は、まだ足りない。滅茶苦茶にしてしまいたい。
「おいで……蘭世」
言いながら俊は蘭世を抱き起こし、繋がりながら抱き合って座った。そして休みなく
突き上げながら、吐息とともに囁いた。
「見えるか……入ってる…、お前の中に、俺の…」
「っや…っ、え…っち…ぃ」
性器の擦れ合う音を聞きながら、彼女の長い髪の中に手を差し入れ、かき回す。
自分の指が彼女の髪をとらえているのか、それとも逆に絡め取られているのは
自分の方なのか、もはや分からない。
動きに合わせて大きく揺れる髪はしかし、いまだ余裕を持って彼を迎え入れて
いるように見えた。
同等だと思ったこの熱さは自分だけなのか?
悔しさにも似たものを感じた俊は,唇に噛み付くような野蛮なキスをし、首筋に
歯を立て、舐めあげ、目の前の柔らかなふくらみを揉みしだいていた。
そして片手を蘭世の細い腰に添え、今度はこう囁く。
「自分で動いてみろ…」
添えた手で支えて少し揺らしてやると、徐々に蘭世が自分から腰を動かしていく。
彼女の動きに合わせて揺れる乳房をゆっくりと味わうように手の中に収め、
上目遣いに彼女の顔を盗み見つつ、乳首を転がす。世にも淫らな眺めと共に、脳が
痺れるような快感を味わいながら。
「だ…め…ぇっ……ちゃや……あ…」
そんな俊の無遠慮な視線に気付いた蘭世は切れ切れの息の下で、彼の目をふさごう
としたが,逆に俊に乳首を甘噛みされてしまった。
「っ…ひぁっ…」
「ダメだ…。全部見たい…お前の感じてる顔も……イク時の顔も…全部」
「やぁ…っ、も…っ、…るし…て…ぇ」
「まだ…腰が動いてるのに?」
言いながら俊は,再び抽送を始めた。胸の谷間に押し当てた耳に、早鐘のような
蘭世の鼓動が聞こえる。
「あ……あ…!ぁああっ…!!…っかべく…んっ、…っぁあっ!!」
上体ををしならせ、わななかせながら、蘭世は達した。
きゃーーーー!!濃いーー!!
続けて続けて!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
>>30 途中で放棄はよろしくないとオモワレ。
最後まで書き上げて欲しい。
それと個人的には、作者のコメントが途中にあるのはいまいち。
もっと堂々としていて欲しい。
良く書けてると思うし、そんなに卑下することは無いと思うぞ。
やっと、元の活気が戻ってきたか・・・な・・・?
作者さん、頑張ってくださ〜〜い。
36 :
(6):02/04/06 20:02 ID:gutgKV43
蘭世は,失神までは行かなかったものの、力なくベッドにうつ伏していた。
長い髪がシーツの上に美しい川を作っている。
俊はそんな彼女の横に添い寝しながら、顔にかかる髪を手の甲で払い、そのまま
頬を優しく撫でた。
「…江藤…?…もう少し…いいか…?」
額やまぶたに優しいキスを受けながらそんな風に求められて、断れる蘭世ではない。
俊は蘭世の無言の返事を受け取り、唇を背中へと移していく。
自分を誘うためにあるような艶めいたうなじ。
白く滑らかな背中。
それに続く美しい曲線。
程よくくびれた脇腹。
愛しい女の愛しい体を、俊の唇はなぞるように、ついばむように、愛撫してゆく。
そして…
「…!?」
まだ熱く濡れる蘭世のそこに、何かが触れた。
指では、ない。
「やっ…、真…壁君、そんなとこ……っ」
「腰…あげて?」
甘い命令。俊は返事を待たずに蘭世の腰に手を添えた。
伸びをする子猫のような姿勢になった蘭世のそこを、俊は指と舌で丹念に愛撫する。
それは、俊の吐息だけでも反応してしまう今の蘭世には,たまらない快感を与えた。
「…お前の味がする…」
「や…ぁ…っ…」
恥ずかしさとないまぜの快感で、蘭世の体温はどんどん上がり、声も上ずっていく。
「そして…ここ。…一番甘い実がついてる…」
前の方にある、最も敏感なそこを舌で舐めあげ、転がす。
「っ…ふぁ…っ…も…っ」
「限界か?…俺も…もう…」
俊はやおら立ち上がると、蘭世の腰を抱え、後ろから貫いた。
「ぃ…あぁっ…あ…っはぁ…」
突然奥の奥を突かれ、蘭世の体に甘い苦痛が走る。
そんな蘭世にお構いなしに、俊は情熱の赴くまま、荒腰を使う。
シーツの上の黒髪の川が,自分の動きに合わせてうねり、波立ち、自分に向かって
誘いかけるのを見ながら。
「…っく……ぅ…っ」
たまらず彼女の背中に覆い被さり、揺れる乳房に手をかけ、荒々しく揉みしだく。
「っ…かべ…くぅ…、んど…は…っ……っしょに…」
荒い息の下から蘭世が哀願すると、俊は彼女の耳元に小さくキスをし、頂点へ向かって
さらに激しく腰を打ちつけた。
(髪を撫でられてるだけでこんなこと思い出しちゃうなんて…いやーん
私のエッチっ!こんなこと真壁君に知られたら恥ずかしくて死んじゃうっ)
「死なねぇよ」
「えっ?」
「…やべっ」
舌を出す俊。
「いっ今までずっと読んでたのっ?!ばかばかばかっ真壁君のエッチっ!!」
「それはお前だ。大声で考えるから聞こえちまうって言っただろ」
「でもいやだって言ったでしょうっ!もうっ、恥ずかしくて顔から火が出そうっ」
蘭世は恥ずかしさのあまり俊の腕から抜け出て背中を向けてしまった。
俊はそんな彼女を横目に見ながらぼそぼそつぶやく。
「別にいいじゃねぇか。お前がやらしいのは俺のせい、俺がやらしいのは
お前のせい。そんだけのこったろ」
それを聞いて蘭世は少し向き直り、
「ホントに、そう、思う?」
「ああ」
「ホントに、ホント?」
「ああ。…だからそんなとこにいないでこっちに来い」
「うんっ!」
嬉しそうにまた俊の腕の中に帰ってくる蘭世。
俊はそんな彼女の頭に軽いキスをしながら、
(今鳴いたカラスが…だな。ホントにこいつはいつまでたっても…)
まあ、そこが可愛いんだけどな。
とは恥ずかしくて口が裂けても言えない。こいつに読心能力がなくて
本当に良かった。
俊が内心赤面していることも知らずに、蘭世は思い切って訊ねた。
「あの…ね?さっき思ったんだけど…その…してる時、私の髪、邪魔じゃない?
その…色々…」
「そのままでいい」
「そ、そう?」
「お前の髪、好きだし。…それに…」
「それに?」
続けかけて、やめた。
「何でもねぇ」
「なぁに?気になる〜」
腕の中から無邪気に自分を見上げる蘭世の可愛らしい顔を見て、不意打ちのキスを
する。
「…そのうちな。疲れただろう、もう休め」
「…ん…」
興味津々だった蘭世も、やはり行為の疲れには勝てないと見え、安らかな寝息が
聞こえるまでに、そう時間はかからなかった。
俊もその寝顔にまた小さなキスをしてから、そのうち、とは言ったものの、
自分が蘭世の髪にこだわるもう一つのわけを、彼女が知ることはたぶんないだろう
と少し安心して眠りについたのだった。
<END>
くはぁ〜萌えました!素晴らしい!
ハラショ〜(・д・*)
はぁ〜よかったよかった。
お疲れ様!次も楽しみにしてます!
+ 激しく歓喜 +
/ ̄ヽ
∩|(゚U゚)|∩
ヽ. y .丿
〉. 〈
/(_人_)
.U U
高学年になった鈴世は最近、しょっちゅう俊の部屋を訪れる。
最初は他愛のない話をして帰るだけだったのが、近頃はすっかり恋愛相談だ。
そっち方面ではかなりの不器用っぷりを見せている俊に相談とは、少し見当違いな
気もするが、鈴世にとって父親以外に頼れる大人の男性は彼しかいない。
それに鈴世は幼かったころから二人の恋の軌跡を間近で見てきており、
それだけでも十分、鈴世が俊を人生の先輩として、また義兄として慕う素地に
なっていた。
今日の相談は,嫉妬の飼いならし方。
「僕ね、この間、初めて焼きもちやいちゃったんだ…。」
「ふうん?」
聞けば、なるみと楽しそうに話している他の男の子に嫉妬を抱き、ついなるみにも
つれなくしてしまって落ち込んでいるのだという。
「僕って最低…」
鈴世はため息をついた。
「そんなこたねえよ。嫉妬ってな誰にでもある気持ちだからな」
「お兄ちゃんも、妬いたこと、あるの?」
他意なく訊かれて、俊の片眉が上がる。
「ぅ…まぁな」
「そういう時、お兄ちゃんはどうするの?」
矢継ぎ早の質問が鈴世から飛んだ。妬いた相手について突っ込まないのは、
流石に子供だからか。少しほっとした。
「どうもしねえよ。ただ…」
「ただっ?」
詰め寄る鈴世。
参ったな…こいつ必死だぜ。
「ただ、そいつらの知らない江藤を、俺はたくさん知ってるってことを、
思い出すだけだ。お前にも、あるだろ?」
「うん……うん!」
ちょっと考え込んで納得した様子の鈴世を見て、俊は再びほっとした。
「その、お前しか知らない相手を、どんどん増やしていけばいい」
「そっか。そうだね。そしたら、なるみちゃんとももっと仲良くなれるよね!」
「そういうことだ」
鈴世の笑顔が輝く。
「僕、帰ってなるみちゃんとデートの約束しなくちゃ。ありがとうお兄ちゃん、
またねっ!」
言うが早いが風のように飛び出していってしまった。
「おー、あんなに急いで。勢い余って変身しなきゃいいんだが…」
微笑ましい気持ちで鈴世を見送った後、俊は今まで経験してきた嫉妬心について
思い返してみた。
最初は…筒井だったな。あいつの髪が、奴の胸のボタンに引っ掛かったんだっけ。
その後色々あって…筒井の奴、そん時のことを歌にまでしやがったんだよな。
あれは悔しかった。本気で悔しかった。何があの日の胸に絡みついたまま…だ。
それはそのまま俺にも言えたことだったってのに。
俺はまだ自分の気持ちに気付いたばかりだったのに、それを飛び越えて、江藤に
告白しちまった筒井にものすごく妬いて…。
…鈴世のこといえねえな。あん時江藤に吐いた俺の言葉は,嫉妬心の塊だった。
それと…カルロ。江藤に服を送った時だ。服と一緒に送られた髪飾りにさえ、
ものすごく妬いたのを覚えてる。
あの時も俺は自分の中の嫉妬心を抑えるのに精一杯で…今考えると俺、
すげえガキ臭かったよな…。
そんなことがある度に江藤は涙をこぼしてた。
あいつが悪いわけじゃないのに。
けど今なら。今なら、あの頃より遥かに蘭世のことを知っている。
抱きしめた時の髪の香り、キスするたびに包み込むように降りかかる髪、そして、
シーツを流れる漆黒の川。
それらを知っているのは、俺だけだ…
そんな物思いにふけっていると、ふっと視界がさえぎられた。
明るくなった目の前には,
「江藤…」
花開いた笑顔。
「エヘへ、勝手に上がっちゃった。ミートパイ作ったから持ってきたの。
お茶入れて食べよ?」
と、顔の高さまで包みを持ち上げ、小首をかしげる蘭世。
その愛くるしさに思わず、立ち上がりかけた彼女の腕をつかんで引き寄せ、
背後から抱きしめた。
「ど、どうしたの?」
突然の抱擁に、蘭世は、嬉しいながらもどぎまぎしてしまう。
「いつもありがとうな、江藤…」
いつもいつも、俺にまっすぐにぶつかって来てくれて。
お前には、ホントに、かなわない。
「やぁだ真壁君、お料理なんていつも持って来てるじゃない」
ありがとうの意味を取り違えて、腕の中でくすぐったそうに笑う温もりを、
俺は決して放さない。今までのガキっぽい自分と決別する代わりに。
気負う彼を尻目に、窓の外は麗らかな春の日。
窓越しに空を見ていた次の瞬間、俊は思い切って伝えた。
「江藤…デートしよう。これ持って、あの公園に行こう。」
きっと彼女はうなづいてくれる。
<ホントにEND>
43 :
作者:02/04/07 01:11 ID:v0T/YMVE
やっと終わりです。お付き合い有難うございました。
しかしおまけAが@になったままだし(汗
いや、卑下するのはやめます。
誉めてくださってる皆様に失礼ですもんね。
初心者の私に、応援・感想有難うございました(ウルウル
書きたいのがまだまだあるのでまた書かせていただきたいなと…。
書いてて自分でときめきへの愛を再確認vできました。
お疲れさまです!
すごいよかったです。愛があって。
またぜひぜひ書いてくださいね!
+ 激しく歓喜 +
∠ ̄\
∩ |/゚U゚|∩
ヽ. | y. .丿
( ´⌒l
(__ノ ^U
U
∴
∵
>>43
すばらしかったです。
新作、期待してます!
48 :
43:02/04/08 00:53 ID:4ooqNw8V
次を書く前に質問です〜。
さっきので私、真壁君の蘭世と江藤の使い分けで
少し戸惑ってしまいました。
どっちがしっくり来ます?
ワタシ的には真壁君がアツくなってる時は蘭世、
普段とかちょっとクーリングダウンしてる時は江藤に
したんですけども。
う〜ん、どうなんでしょうねぇ。
真壁くんって滅多に蘭世って呼ばないから、私的には「江藤」の方がしっくりくるかもしれないです。
でも、読んでてそんなに違和感感じなかったですよ。
>>43 私は、真壁くんが熱くなってるときに「蘭世」、それ以外は「江藤」がよいです。
でもあんまり「蘭世」って連発されると違和感がある。
>>43 お疲れ様でした♪
とってもよかったです!!!(≧∇≦)
新作も期待してますよ〜☆
私は熱くなってても基本的には江藤がいいなあ。
53 :
43:02/04/08 10:06 ID:4ooqNw8V
参考になりましたん。
でもこの二人って結婚してから、おい、とかあなた、とか
呼び合うようになるまで結構デレデレだったんじゃないかと。
2〜3部あんまし読んでないのでアレですが。
とか言って今考えてるのはアロン×フィラだったり(^^;
アロン×フィラ激しく読みたい!期待して待ってます〜。
力X曜子とか・・・
何故か無いよね。
誰か鈴世×なるみを書いて〜。
愛良×開陸も無いよね・・・。
鈴世×なるみ、3部初期のなるみ退院後の婚約時代の頃が読みたい。
でも、もしかしてこのスレは3部は読んでないっていう人が多い?
読んでるけど、全然思い入れがないよ。
やっぱ、好きなのは1部だもん。
恐らくこのスレ見てる人は、ほとんど第1部スキーでしょう。
第3部はオチがダメすぎる。
ストーリ全体を見ても、やり方によってはもっと盛り上げられたと思うのに、
残念で仕方が無い。
つーことで、個人的には目の覚めるような第3部ネタもキボンヌ。
「海がいいなぁ」
「そんなところでいいのか?」
「うん、海、海が見たい」
免許を取って初めてのドライブ。
あいつの好きなところに連れて行ってやろうと聞いたらこの答え。
車はバイト先の先輩からの借り物、いわゆるセダンタイプのファミリーカー、季節は冬。
デートで行くには不釣合いな感じもするがリクエストに答え、
俺は海に向って車を走らせた。
「うわぁ〜、やっぱり海っていいね〜大きいね〜」
無邪気に波打ち際へ足を向け、波と戯れる彼女を見ながら俺は砂浜に腰を下ろした。
海からは強い潮風が吹きつけ、彼女の長い黒髪をはためかせる。
お世辞にも良い天気とは言い難いどんよりとした冬の空の下、
ぼんやりと水平線の彼方に目を向けた。
いつだったかこんな風に海を眺めた事があった気がする。
それは何時の事だったのだろう。
いつにせよそれは俺がただの『人間』だったころ。
そしてこいつと海に来るなんて考えてもいなかった頃のはず。
しかし海はいつまで見て…
「いつまで見ててもあきない…でしょ?」
突然心を見透かされた様に言葉を掛けられ、ぎくりとした。
なんでこいつ俺の心が読めるんだ?
「江藤、どうして…」
「やだ、なんでそんなに驚いているの?真壁くん前にそう言ったじゃない」
「いつのことだ?」
「覚えてないの?真壁くんはボクシングの合宿で、私はスーパーマントの
撮影にくっついて来ていた時、一緒に海を見たじゃない。
もう、私にとっては素敵な想い出なのに!」
腰に手をあてちょっとふくれっつらの顔をする。
そういえば…とあの時の事を思い出す。
少し考え込んだ俺の顔を覗き込むように彼女は腰を少しかがめた。
目線を上げると丁度目の前にある顔。お互い無言で見詰め合う。
「江藤、お前…・」
「ん?なぁに?」
「鼻の頭だけ焼けてるぞ」
「えぇぇ〜〜〜」
とっさに鼻を隠す。思っていたとおりの反応が返ってきたのがなんだかおかしくて
そして嬉しくて笑いが止まらなくなる。
「ば〜か。こんな曇った冬の日に焼けるか」
「んもぅ!真壁くんったら!!」
叩こうと握り振り上げた拳が、不意に開かれ空へと向けられる。
「雨…真壁くん雨が降ってきちゃったよ」
降り出した雨は瞬く間に強さを増してきた。
急いで車へと戻り、エンジンをかけヒーターをつけるが中々車内は暖まらない。
濡れてしまったコートを脱いだ蘭世は少し震えているようだった。
彼女の長い髪はしっとりと濡れ、幾本かの束となり額や頬に貼りついてしまっている。
「寒いか?」
「ううん、大丈夫。真壁くんこそ平気?」
「俺は平気だが…」
何か羽織る物を探したらふいに後部座席に置いてある毛布が目に入った。
「お前それでもかぶっていろ、どこかの店にでも入るか。」
車を出そうとギアに手をかけた腕を彼女が掴む。
「あの…もう少し、もう少しだけ海、見ていてもいい?
せっかく真壁くんと初めてのドライブで海に来れたんだから…
もうすこし一緒に見ていたいなぁ、って思って…だめ?」
真剣な顔つきで上目使いに俺を見る。
海はといえば既に白く煙り、見えるのは浜辺に打ちつける白い波だけだ。
「しょうがねぇなぁ」
辺りに人がいない事を確認して、少しだけ魔力を使う。
自分と江藤を後部座席へとテレポート。
置いてあった毛布を肩から被り、彼女を胸へ引き寄せ包み込む。
「…これなら寒くねぇだろ」
「う、うん(////)」
雨足は弱まらない。遠く霞む海を見ながら彼女のぬくもりを感じる。
髪から馨るシャンプーの匂いがなんだかくすぐったい。
暖めているのは彼女ではなく俺のほう。体だけじゃない、心もだ。
守っているのも自分ではない、守られているのは俺のほう。
俺はいつからこいつに守られていたんだろう。
いかん、このままじゃ全て俺の負けだ。
「真壁くん…・」
「何だ?」
「また…来ようね。何度も一緒に、ね?」
俺は返事の代わりに彼女に軽くキスをした。
唇が離れ見つめ合うと、彼女は再び目を閉じる。
頬を手のひらで包み込みもう一度唇を重ねる。今度は深く、求め合う様に。
遠くでしていた潮騒も、屋根やボンネットを叩きつける雨音さえ耳にはもう届かない。
今聞こえるのは2人の吐息と早まる鼓動、そして彼女の心から届く「好き」という言葉だけ。
初投稿です。
前作者様の素晴らしい作品の後に加え
他の組み合わせキボーンの中あいも変わらず俊×蘭世ですみません。
急に俊の視点からのSSが書きたくなってしまいました。
エロくもなければおもしろくもないし…。
お邪魔しました。逝きます…・
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
こういうのもまた良し。
逝かなくても大丈夫です。
逝かないでええええ
だって私、第1部スキーだものおお・・・
69 :
名無しさん@ピンキー:02/04/10 20:53 ID:aBzqLITC
>>66 真壁くんが雰囲気そのままでとってもよかったです。エロなしもたまにはいいです。
逝く必要ないです。新作キボン
私も3部はもっとおもしろくなったと思う。
でも、蘭世×俊と違って、愛良×開陸のは想像がつかないのでそういう意味で読んでみたい。
72 :
黒髪作者:02/04/11 04:21 ID:8Vjnj1Qy
>しおさい作者様
似合いますね〜蘭世×俊と海v
逝かない逝かない、私だって1部スキーです(開き直り?)
で、アロン×フィラですがもちょい時間下さい(汗
予想に反して難しいこの二人…
アロン脱お坊ちゃん計画を練りに逝ってきます…
73 :
名無し草:02/04/11 07:29 ID:gHC9GEc2
素朴な疑問なんだけど、
真壁くんていつからテレポート出来るようになった?
第一部では想いが池の水を使ってたはずなんだけど…。
74 :
名無し草:02/04/11 07:30 ID:gHC9GEc2
朝っぱらからあげちゃった…。
ごめんなさい。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>黒髪作者様
ありがとうございます〜
こちらこそ楽しませて頂いてますので新作頑張って下さいね。
>その他、感想を頂いた皆様
どうもありがとうございました。
あんな物でも読んで頂けて嬉しいです。
まだ幾つか案があるので帰って来ちゃいました。
しかしエロ描写はどうしても上手く行かないので、また他作家様の
すんばらしい作品の間にエロ無しでひょこっと書かせてもらおうと
思っております。エロ無しは嫌いな読者様、すみません。
>>80 しおさい作者さん、エロ無し私は全然OKでした。
ときめきのSSが読めるだけで、なんか楽しいです。
案があるのなら、早く書いて発表してくださいね〜!
楽しみにしてます。
>>81
禿同!エロなしでもおもしろかったのでよいです。新作キボン
>>名無し草さん
コミックスでたしか8巻か9巻だったと思うけど、カルロ様が初めて魔界に来て
蘭世を連れ去ろうとしたとき、それを止めようとカルロ様の目の前にテレポート
してなかった?
>82
あれはカルロ様の力で動けなくなってた真壁くんが
それを解いてカルロ様の前に立ちはだかっただけだと思われ・・・
初めからカルロ様の斜め後ろ2メートル位の所に立ってるし。
84 :
名無し草:02/04/12 13:00 ID:MxrAnDCH
>>82 >>83に禿堂。
あれはテレポートだとは思えないんですよね。
冥界編で蘭世やお母さんに「テレポートしろ!」って叫んでるし。
なるみ編になってから、ナチュラルにテレポートしてるのが気になって。
あと本スレにあった「蘭世は過去の世界で生きてる」てのも気になるところ。
なるみ編での真壁くんのテレポートは、「ま、魔界の王子様だからね」くらいにしか
考えてなかったよ。確かに気になってきたぞ。
常時、想いヶ池の水を飲んでいる・・・とか。
ダメですか?
私のSSから端を発したテレポート話の最中申し訳ないのですが
鈴世となるみの初Hはいつだと思われますか?
この2人の話を書こうかとも想像するが思い入れが少ない分
頭の中で上手く動いてくれない。
でも確かできちゃった結婚なんだよね〜学生結婚?
ちょっと年表でも作らないと頭の中で混乱してます・・・
言われて見れば。
確かに最初は、テレポートってしてなかった気が・・・。
天上界に行って帰ってきてから、パワーアップしたとか。(藁
>>87 しおさいサクーシャ様!鈴世×なるみ、書いてくれるんですかー?!
わーい!
んで初Hは…鈴世ってなるみタンをすごく大切にしてたから、なんか遅そう…。
んー、高校入ってから…かな?確かに想像難しい(w
でも、楽しみにしてますねー
頑張ってください。
90 :
名無しさん@ピンキー:02/04/13 00:27 ID:jfqGe4kq
>87(しおさい作者)さん
>でも確かできちゃった結婚なんだよね〜学生結婚?
学生結婚じゃありませんよ。
確かプロポーズしたのは就職1年目(の9月)だったはず。
蘭世のセリフ(恋センセの書き文字)に「社会人一年生」というような
言葉がありましたから<うろおぼえでスマソ
あぼーん
移動論議後凄い閑散とした状態だったから
また賑わってて嬉しいYO!!
作家さんに感謝
上がってるとすぐ広告が入るから常時sageでお願いします……
>87
もう結婚することは決まっていたから「できちゃった結婚」とは
言わないような気がします。
ちょっとガマンできなかっただけ(w
そういうのを「確信犯的でき婚」と言います
真壁くん&アロン誕生日age。
が出来ない。
夜にでもあげようと思ってたのに。
くすん。
お待ちしております!
97 :
58:02/04/13 23:59 ID:ana872lw
>>しおさい作者さん
鈴世×なるみ、楽しみにしてます〜。もしかして、私の希望をきいてくださったの
でしょうか??うれしいです。
この二人の初Hは・・・鈴世のことだから完璧な状況で行ったはず(藁
よって、高校の卒業式とかなるみの誕生日とか、何か特別な日にやった気がします。
がんばってください!
そ、そろそろ誰か降臨してくれ……。
禁断症状が……。
>97
>この二人の初Hは・・・鈴世のことだから完璧な状況で行ったはず(藁
絶対そのとおりだと思う ワラタ
抜かりなく、隙なく、滞りなく進ませる鈴世萌え
>100
打って変わって真壁くんは全くその正反対と思われ(別にみてきたわけじゃないが)
>101
そうですね。暴走しないように
常に感情をコントロールしてますからね、彼は。
制御できなくなったらそりゃもう野獣に・・・!
103 :
黒髪作者:02/04/16 22:51 ID:K2uJ5H/J
>102
カルロ天上界逝きの前あたりで、カルロと真壁君で
その手の話をしてましたよん。
カルロ様おっとな〜。っていう感じ。
で、そろそろアロン×フィラ上げていいでしょうか?
でも多分エッチなし…。
アロンのセクースはどんな感じだと思います?
それが着想につながればえっちくできる(と思う)んですけど。うむむ。
うわぁ〜。お願いします〜。アロン×フィラ!
アロンのセクースか・・・でも、誕生日の時の二人の雰囲気を考えると
アロンって結構、慣れてそうな感じ・・・(汗
アロンは生まれたときから王子様なので、
当然その手の教育も、幼少の頃から受けていることでしょう。
手取り足取り。
106 :
黒髪作者:02/04/16 23:31 ID:K2uJ5H/J
>104.105
そうかー。で、誰が手取り足取り教えたんだろ?
もしや…メヴィウス!?鬱だ…
ところで誕生日の時ってVSゾーン最終決戦前だっけ?後だっけ?
うーん記憶があいまいだ…。フィラのフルネーム調べるのに
気ぃ取られてて肝心なとこ読んでなかったよぅ。
>>100
>抜かりなく、隙なく、滞りなく進ませる鈴世萌え
禿同!!
>>黒髪作者さん
私はセクースにまったくなれていなくてフィラとの初Hで失敗してしまうアロンとそれを
慰めるフィラ、がイメージでした。
でも慣れてるアロンも読んでみたい〜。
メヴィウスは萎える・・・。
108 :
黒髪作者:02/04/17 04:09 ID:dEgUKhp8
>107
そいじゃパラレルで書きましょかね。途中で分岐作って。
アロン慣れて〜らVerと失敗Ver(藁
私もどっちかっていうと失敗までは行かんが慣れてなさそーだなー
と思ってました。
逆にフィラには母性のようなものを感じてしまう。けど、ヘビ頭で
バランスが取れてるの、私の中では(w
>黒髪作者さん
良いですね〜。両方〜。
私は慣れてる派ですが慣れてないアロンも是非読んでみたい(w
ちなみに誕生日は真壁君が人間なので一度、冥界に行った後
指輪騒動の前ですね。丁度、普通の高校生活を楽しんでいる頃です。(w
110 :
109:02/04/17 12:00 ID:Oo0Kf5X+
あ〜。すいません・・・上手く説明出来てないけど・・・。
分かりましたでしょうか?(汗<誕生日の時期
111 :
107:02/04/17 16:35 ID:UiFcwBKK
>>黒髪作者さん
ありがとうございます〜。
アロン×フィラ、楽しみでしょうがないです。仕事中も気になって仕方なかった(藁
>逆にフィラには母性のようなものを感じてしまう
なるほど〜。私の中でフィラはどうしてもヘビ頭の時のほうが印象が強いので気が
強いっていうイメージだったんですけど、母性かぁ〜。なるほど。新しい発見です。
すいません、鈴世の話なかなか進まないです。
どーしても1部の鈴世の印象が強い上、2部読めば2重人格になるわ
なるみの事忘れるわでイマイチ性格が落ち着かない。
書けば書くほど「こんなの鈴世か??」になってしまう。
別に進めている俊×蘭世の話のが先に上がってしまいそうです。
というわけでもう少し時間下さい。
確かに、鈴世&なるみは俊&蘭世に比べて
キャラが薄いですよねえ・・・
114 :
黒髪作者:02/04/19 03:38 ID:GWHkEWmQ
>しおさい作者様
私もです〜 やっぱセクースに慣れてるアロンて…
アロンもフィラも自宅暮らし(?)だし…
>113
やっぱ片思い期間がない(わけじゃないっぽいけど)からでは?
それに私の場合、あんまり鈴なるに愛着ないしな〜…
>>しおさい作者さん
鈴世×なるみは確かに難しいかもしれないですね。
密かに鈴世×なるみ萌えなんで気長に待ってます!がんばってください。
俊×蘭世も大好き。早く読みたい〜。
>しおさい作者さん
私も、鈴世×なるみ大好きなので、待ってます!
頑張ってくださいね!
ある日の昼下がり。
昼食を終えた2人は江藤家のリビングで何をする事も無く、ただまどろんでいた。
望里と椎羅は魔界へおでかけ。鈴世もなるみちゃんとデートで外出している。
ソファに横たわった俊は、そのソファに寄り掛かり雑誌のページを繰る蘭世の
長い髪を指に巻きつけ弄びながら、ふとある事に気が付いた。
「なぁ、おまえん家の地下室って、どんな扉があるんだ?」
「どんなっていっても色々あるからなぁ。」
考えて見るとあかずの扉とジャルパックの扉ぐらいしか使った事がない俊である。
「よし、する事もないし、ちょいと案内でもしてもらおうか。」
「え〜〜〜行くの?」
「見せたくない物でも隠してあるのか?」
「そんな真壁くんに隠し事なんてひとつもありません!」
別に威張る事でもないと思うが自信満面に答える蘭世。
そして2人は地下室へと降りていった。
「物置とかトイレとか関係のない扉もあるんだけど…
ここは過去への扉があったんだけどあの時アロンが消しちゃったままで、
その隣が未来への扉、それからジャルパックに鏡の間。」
「鏡の間?」
俊はその扉を開けてみて中にもう一つ木の扉があるのを見つけた。
中にはカーテンで覆われた鏡であろうものが3つ掲げられている。
「これは?」
「姿を写すと歳をとる鏡と若返る鏡。一番左の大きいのは性格が正反対の世界へと
通じる鏡なの。」
俊はいつだったか蘭世が小さな女の子に変身して自分の前に現れた事を思い出した。
「試しにしてみる?」
「いや、小さくなってもおもしろくねぇ。老けるのはもっとごめんだ。」
「ふふっ、そうね。小さな真壁くんなら私も知ってるし、歳をとった姿なんて見せたくも
ないし見られたくないわね。」
俊が興味を持ったのは一番左の性格が正反対の世界へ行ける鏡だった。
「おまえはこれを使った事があるのか?」
「うっ、うん、あるんだけど…」
「なんだよ。」
(あっちの世界での真壁くん、絶対言ってくれないような言葉を言ってくれたし。
不良に絡まれた時私を置いて逃げちゃうような人だったし…)
その時の事を回想する蘭世の思考を読み自分とは正反対の自分に恥ずかしいやら、情けない奴だと腹を立てたりした。
…が、正反対の蘭世はどうだろうかと興味が沸いた。
「おれ、ちょっと行ってくるわ。」
「えぇ〜〜〜〜行くの!?」
「すぐに戻ってくるから心配するな。」
「でも…」
「なんだよ自分だけ正反対のおれを見たんだろう?」
「そうなんだけど…」
ちょっと不服そうな蘭世に心の中でわるい!と謝りつつ、
「あっ、戻る時は鏡に触ればいいからねぇぇぇ」
叫ぶ蘭世を後に俊は鏡の中に飛び込んだ。
気が付くと江藤家のリビングだった。
(へぇ〜ここが反対の世界か)
特に部屋には何の変化も無い。蘭世を探そうとリビングからホールへ出たところで
階上から降りてくる彼女を見つけた。
「しゅ〜〜ん」
「は?」
普段は呼ばれない名前で呼ばれた事で驚きと照れがおそってくる。
「なにをそんな所でぼさっと突っ立っているのよ。来てるんなら来てるでさっさと部屋に来ればいいのに。」
普段の蘭世とは違った口調に正反対の世界へ来ている事も忘れ俊はあっけに取られた。
「ほらもたもたしないで早く上がってきてよ。」
我に戻った俊は戸惑いを覚えながらも蘭世の言われるまま階段へと足をかけようと
した。
「あらあら真壁さん、いらっしゃっていたの。蘭世ちゃんったらお茶もお出ししないで。」
「うっせーんだよ。茶ぐらい自分で入れるから邪魔するんじゃねえよ。」
椎羅を一喝する蘭世を見て、元のイメージが壊れる前に早く戻ろうと内心決めた。
彼女の部屋に入り、後ろ手に扉を閉めると、いきなり蘭世が飛びついて来る。
「な、なにを」
「ふふふっ」
上目使いで小悪魔の様に微笑む。普段はしない彼女のそんな表情に一瞬どきりと
脈拍が早まる。首に回した腕に力を込め、顔を引き寄せると蘭世は唇を重ねて来た。
何時もなら恥ずかしげに俊からのキスを受ける蘭世。
しかしこの世界では彼女からキスをし舌まで絡ませてくる。
(当たり前だが)いつもとは違う蘭世の行動に戸惑いを覚える俊。だが姿形は愛しの彼女である為、体は素直に反応してしまった。
(おい、これは江藤じゃない。江藤の姿をしたまったくの別人なんだ)
必死に頭では考えるものも、目の前にある姿は彼女そのもの。
触れる唇、体のライン、感触、髪の馨りまでが彼女と同じなのが俊を惑わす。
ようやく唇を離した蘭世は俊から離れ、ベッドへと腰を下ろし、こちらを見ている。
どうしたら良いのか判らず立ちすくんでいると、やおら彼女は服を脱ぎ出した。
「江藤、おまえ!」
「なによぉ、どうせ脱ぐんならパパッと脱いじゃう方が楽じゃない」
そういうと上着からスカート、下着まで脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿となり、俊の目の前へとすっくと立つ。
本当の蘭世とは何度か肌を重ねているが、いつも恥ずかしいと電気を消し暗闇の中でしか愛し合ったことはない。
こうして光の下、彼女の裸体を見るのは初めてだった。
白くしなやかな体に黒く映える長い髪。いつも自分が抱いていた体はこんなにも綺麗な物だったのだと、改めて思い知った。
「どうしたの?早く来て。」
怪しく微笑む彼女にどう対処してよいのか判らずただ目を逸らす。
「ふふ、こんなになっているくせに。」
蘭世はジーンズの上から、俊のそれに指を這わせてきた。その部分はすでに固さを増し、布越しでさえ形が判るほどに膨張している。
(落ち着け、こいつは江藤じゃない。別人なんだ)
必死に自分へ言い聞かそうとするが、その間も指を蠢かし自分を挑発する蘭世を振り放せないでいる。襲いくる快感に理性が負けそうになる。
ついにファスナーに手をかけ下ろそうとした瞬間、
「ちくしょう!!」
と蘭世を振りほどき、傍らの机の上にあった鏡へと手を伸ばし、現実の世界へと
戻っていった。
「・・くん、真壁くん!」
「…あ、あぁ。」
「どうしたの?大丈夫?」
(いつもの江藤だ)
ようやく安堵するが、まだ大きくなったままの自身に気が付き、蘭世に見られぬ様
あわてて体勢を立て直す。
「ねぇ向こうの世界どうだった?わたしに会った?」
向こうの世界・・今しがた自分が体験してきた事を思い返す。
そして目の前にいる本当の蘭世に向こうで見た裸体の彼女を重ね浮かべる。
「うっ」
一瞬にして耳まで真っ赤にし、口元を押さえ表情を隠す。
「なんで赤くなるの〜ねぇ何を見てきたの。教えてよぉ。」
(言えるかよ,おまえにせまられ、裸見て、触られてきたなんてよ)
「ひみつにしとく。」
「え〜っ。ずる〜い!隠し事はなしだよ。」
「まぁ、とにかく。」
ひょいと蘭世を抱きかかえ耳元に囁く。
「続きをさせてもらおうか。」
向かう先は蘭世の部屋のベッド。
続き?と疑問に思うものの俊のキスと愛撫でそんな事は忘れていく単純な
蘭世であった。
またもやエロ無しですみません。
鈴世×なるみよりこちらのが先に上がってしまいました。
あのまま鏡の中でやっちまう真壁くんも書きたかったが
技量が追いつかず。こんなもので許してください(汗)
あ〜正反対の蘭世、想像するのは楽しかったが書くのは難しかったっす。
お目汚しを・・逝ってきま〜す
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
+ 激しく歓喜 +
∠ ̄\
∩ |/゚U゚|∩
ヽ. | y. .丿
( ´⌒l
(__ノ ^U
U
∴
∵
激しく (・∀・)イイ!!
アリガトウ!
朝からいいもの読ませてもらった!!
人々が冥王ゾーンの洗脳から解放されて、魔界にひと時の平穏が訪れた。
一人の王子を除いて。
アロン=ルーク=ウォーレンサー。
彼だけが,癒しがたい傷にさらされていたのだ。
夢魔サリによるロードショーを見た後、アロンは魔界城の自室に閉じこもり、
誰とも言葉を交わさず、誰とも目を合わさず、運ばれてくる食事にも手をつけない
という有り様だった。
しかし、そんな彼を見ても、人々は何の言葉もかけられない。
その沈黙は,傷ついたであろう彼の心中を思いやってのことであって、彼を責める
ものではない。
逆に、皆が天真爛漫な彼を愛し慈しんでいるからこその沈黙だったのだ。
それは彼とて十二分に分かっていた。だからこそ、歯がゆかった。
世界を破滅に追い込みかけた自分。
2千年前の愚かさから逃れられなかった自分。
そんな自分をまだ思いやってくれている人々の視線は,彼を更に居たたまれ
なくする。
両親である大王、王妃も見守ることしか出来ぬ中、以前と変わらずに彼の傍に
付き添い続けたのは,婚約者、フィラだった。
>117-121
デジャヴ?
>126
>127
うわ〜すみませんでした。過去に出ていたネタでしたか・・・
過去ログ読み返していない私の責任です。
元作者様、見ていらしたら申し訳ありません。
真似する悪意は全くなかったのです。ごめんなさい。
こんな失態するとは・・・恥ずかしいです。
たった2作(それも1つは盗作まがい)でしたが読んで下さって
ありがとうございました。さようならします。
本当に皆様失礼いたしました。
最後に
>黒髪作者さま
アロン×フィラ頑張ってくださいね。楽しみにしています。
最後と言いながらもうひとつ。
鈴世×なるみに対し応援の書き込みを頂いていた方々
上げられずにごめんなさい。
130 :
127:02/04/21 14:32 ID:9umUIs79
>>しおさい作者さん
え?え?
最後なんて言わずにどんどん書いて!!
鏡のネタは使い易いからかぶるのは仕方ないよ〜。
なので止めないでくださいお願いします。
うう失言。
131 :
127:02/04/21 14:34 ID:9umUIs79
回線切って首つって氏んできます…
132 :
黒髪作者:02/04/21 16:17 ID:6zfvpWer
>しおさい作者様・127
い、逝くな〜!二人とも〜〜〜!
かむば〜っく!!(絶叫)
誰も真似っこなんて思ってないと思うし、
原作にそってて面白ければ何でもアリっ
ていうお約束なんだし、それにはばっちり
合致してるんだから…。
127さんもそんなに気にせずに…。
帰ってきて下せええええ…。
昨日からPart4,5と続けて読ませてもらいました。
作家さん達みんな最高です。りぼん向けときめきの裏側を見ている感じです。
>>しおさい作者様・127
逝かないでください。゚(゚´Д`゚)゚。
前の作品(Part4の)も良かったですけど、今回も良かったんですよ〜!!
あの位では、真似っことはいえません〜
早く帰ってきてネъ( ゚ー^) ☆
あー久しぶりにときめきトゥナイトよもっかな
最後と書きつつまたまた出てきちゃいました。
ホントお前何様状態です。すみません。
先程はショックで後先考えず書き込みしてしまいました。自分の行動&思考に反省。
ようやく過去ログをざっとですが読んで来ました。
いや〜あのPart4の作品を読んでいたら、こんなヘボなど書く事はなかったと
思います。いやはや力量の差を見せつけられた感じです。
>127さん
決してあなたのせいではありませんので逝かないでくださいまし。
自分に腹が立ち、浅はかな書き込みをしてしまいました。
軽はずみにさようならなどと言ったことを後悔しております。
お言葉頂いた皆様ありがとうございます。
涙出るほど嬉しいです(ホントに)
>134
過去ログも読まないで書いてたんだ
すごいね(ワラ
>>しおさい作者さん
Part4の作品もおもしろかたけど今回のもおもしろかったのでそんなに
気にすることはないと思います。
鈴世×なるみを待ち続けてるんです〜。
がんばってください!
>>125
きゃ〜っ!!アロン×フィラだ〜。
続きがすっごく気になる〜。がんばってください〜。
>137
そんなちっちゃ〜い、こまか〜いとこまで突っ込まなくても…
140 :
藤:02/04/23 00:03 ID:y7XahOkS
しおさい作者さま
2ちゃん出身の某HPで書かせていただいている者です。
もしかしてわたしの書いた話を仰っているのでしょうか?
被るも何も、もともと「ときめき」を使って書いているお話ですし
プロでも何でもないので、そんなことは気に止めずに
好きな話を好きなように書いていけばいいと思います。
あなたの話を楽しみにしている方々が大勢います。
わたしのことを気にしているのなら、構わないでください。
どうぞこれからも頑張ってください。
そうですよ!
もともと同じマンガを元にして書いてるわけだし
多少のネタかぶりはあって当然では?
(特に鏡はどうしたってそういう展開になりそう)
これからも頑張って書いて下さい!!
>117さん
なかなか艶っぽくてよいではないですかぁーvこれからも頑張ってください!
>all
黒髪さんやしおさいさんの作品読んでたら、あたしもちょっとコネタっぽいものが浮かんだので
書いてもいいっすか?
(一応カップリングはオチでわかるようになってますけど、確認したい方はメール欄を見てください)
もううんざりだ。
サンドはそう思いながらぽつんとひとり、重い足取りで江藤家の地下室の階段を下りていた。
彼は大王に命じられて、人間界で生まれ変わった王子を匿っている疑いのある江藤家をマークしていたのだが、
夫人である椎羅にものすごい剣幕で怒鳴られたので、あわてて仲間とともに退散したのだった。だが、その仲間たちも
われ先にと逃げてしまい、彼は一人取り残されてしまったのである。
どうしてわたしだけこんなにこき使われなければならないのだろう。
サンドは深くため息をついた。そうでなくても彼は、大王の息子で後継ぎでもあるアロン王子に散々
当り散らされ、どやされる毎日。給料はいいが、それに比例してストレスが溜まるのもまた事実なのだった。
あの大王と王子と椎羅夫人を、何度背後からどつきたくなったかしれやしない。だが、魔界に帰ると今度は
大王の雷が待っていることは十分予想できることである。
そう思うと彼は魔界へと続く地下室の扉を開けるのをためらうのだった。
・・・昔はよかったな・・・
不意にサンドはそう思った。まだ大王に仕えていなかった幼い頃。その思い出が何百年も前の事なのに彼の頭の中に
鮮明に蘇ってくる。
しばらくすべてを忘れたい。大王様もアロン様も、椎羅様たちを始めとする江藤家の皆様も誰もいない世界へ行きたい・・・
そして彼は、過去へと続く扉を開けた。
>143
番人(時計)に許可されて、彼は自分の幼い頃の扉の中へ入っていった。
そこは自分が幼い頃に住んでいた家の近くの森の中だった。美しく鮮やかに生い茂る木立の群れ、
辺りに満ちる懐かしい匂い。それらは疲れきった今のサンドを癒すのに充分なものだった。
そうだった。わたしはこんな穏やかな所で子供時代をすごしたんだ・・・
サンドが王家に仕えることになってから、サンドの一族はすべて城のそばに引っ越したため、この森からは
すっかり足が遠のいてしまっていた。
そう言えばあっちのほうに行くと、確か友達と一緒に水遊びした川があったはずだ。
もしかしたらそこには、まだあどけない頃の自分に会うことができるかもしれない。
彼はそう思って木々の中を歩いていった。
川は幼い日の記憶そのままに美しく、水面の上をきらきらと日の光が踊っている。
だが、川べりにたっていたのは彼の期待に反して少年の頃の彼自身ではなく、一人の少女だった。
彼女はサンドに背を向けて川面を覗き込むようにして立っている。
彼女の色素の薄い栗色の髪と白い肌が、陽射しを受けて透き通るように輝き、サンドは胸がどきんと高鳴った。
>144
と同時に、サンドは足元に落ちていた枝を気づかずに踏んでしまい、ぱきっという音が辺りに響いた。
「だっ、誰?」
あわてて少女が振り返る。・・・とサンドは今度はごくんと息を呑んだ。
少女は彼の予想どおりとても美しかった。が、その目は赤く充血し、うっすらとピンク色に染まった頬には幾筋もの涙の後が
あった。
「・・・どうかなさったんですか?」
サンドは、さっきまで泣いていたらしき少女に訝しげに訊ねた。すると少女は慌ててほとんど乾きかけた頬をぬぐい、
無理に笑顔を作って言った。
「大丈夫。ただ・・・少し落ち込んでいただけです」
「落ち込んでいた?」
今の自分と同じ状態じゃないか、と思ったサンドは俄かに少女に親近感を覚えた。
「ええ・・・」
彼女は頷きながら再び川面の方に向き直った。同時に彼女の着ている白いローブの裾が柔らかく翻る。
きれいだなあ、とサンドは再び思った。
「私、魔女志望なんですけど出来が悪くって・・・それでお師匠様にものすごく怒られてしまって・・・思わず
お師匠様の家を飛び出してしまったんです」
「・・・それはお気の毒に・・・」
「何度やっても呪文を覚えられない私が悪いのですけど・・・なんか、お師匠様の家へも帰りづらくて・・・」
「・・・」
聞けば聞くほど、彼女と自分の境遇はなんて似てるんだ、と彼は思った。
「無理して帰る必要はありませんよ、お嬢さん」
「え?」
サンドの言葉に、彼女は思わず彼の顔を見た。サンドは彼女に見つめられ、思わず顔を赤くした。
「・・・あなたも何かあったんですか?」
少女は不思議そうに彼に訊いた。
「え?ええ・・・まあ・・・そうですね。わたしも仕事の事で上司とちょっともめましてね・・・」
「まあ・・・その方は厳しいんですか?」
「ええ・・・・・・・そうですね・・・・」
色々不満はあっても、実際口に出せないのがサンドの小心者なところだった。
そうですか、と少女が気の毒そうな表情を浮かべた時、さっきまで快晴だった空模様が急に陰り、大粒の雨が少女の鼻先に落ちてきた。
「やだ、雨だわ!」
「お嬢さん、こっちへ!」
サンドはとっさに手を掴み、二人は森の中を走った。
>146
彼らはとある洞穴の中に身を寄せた。
「大丈夫ですか?」
「ええ・・・」
少女は頷いたものの、そのローブはすっかり雨にぬれてぴったりと体にはりついている。
おまけにこの洞穴は二人が身を寄せ合わないと入らなくらい狭かった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
二人は体を密着させながらも、お互い言葉に詰まっていた。
サンドはちらりと横目で少女を見た。彼女の横顔は、正面から見るよりもずっと大人びており、
どこか懐かしい思いを起こさせる。
いや、懐かしいというよりもむしろすでにどこかで会ったような・・・
だが一族で魔女になった人なんていないし、魔女志望だった人もいないはずだ、と彼は首をかしげた。
と、不意に彼女が彼に向き直ってきたので、サンドはまたもや顔を赤くした。
「どっ、どうしました!?」
声が上ずっているのが自分でもわかる。だが少女はそんな事を気にする様子もなく、
「雨、やみそうにありませんね」
と、言った。
「そ、そうですね」
「もう辺りが暗くなりかけてきてますよ・・・こんなに遅くなってしまったら、きっとあなたの奥さんが
心配するでしょうね・・・・」
妻帯者に見られていたことに、サンドは意外な気がした。
>147
「大丈夫ですよお嬢さん。わたしは独り者ですから、そんなお気遣いご無用です」
と、自分で言っててサンドは悲しくなってきた。
小心者の彼は、ほんの少し奥手の上に王家に仕えるという多忙な毎日のために、彼女いない歴を百年ほど更新中だったからだ。
が、そんな彼の胸中を知る由もない少女は、さらに彼の傷口をえぐるような質問をしてくる。
「でも、恋人はいるんでしょう?」
「い、いや・・・」
「うらやましい・・私なんてお師匠様のお言い付けで今まで恋なんてした事ない・・・」
寂しそうにつぶやく少女にサンドは言葉を失ったが、少女は再び好奇心旺盛に訊ねて来た。
「恋をすると、人って色々なことをしますよね?」
「ええ」
「それで・・・あの・・・キスってどんなかんじなんですか?私やってみたことないから、その・・興味があるんです」
少女の言葉に、サンドは思わず彼女の唇に視線を移した。
こんな状況で、こんなに美しい少女にこんなことを訊かれて冷静でいれるわけがない。
サンドは思わず彼女を抱き寄せ、その芳しい吐息の通う唇に自分のそれを重ねた。
驚いた少女は思わず抵抗しようとしたが、次第に自分の口内で優しく動き回るサンドの舌使いに答えていく。
サンドが唇を放すと、少女はさっきとはうって変わって少し熱を帯びたような目で彼の目を見つめ、そして訊ねた。
「・・・・この後は・・・?」
彼女の中にあるのは、恋愛感情というよりもむしろ性愛に対する好奇心だった。だが、その純粋な様子がサンドには可愛らしくて
たまらず、彼はそのまま彼女をその場にゆっくりと横たわらせた。
>148
楽しそうな鳥のさえずりに、サンドはゆっくりと目を開けた。
昨日からの雨はやみ、辺りはすっかり晴れている。が、彼の傍らに少女の姿はなかった。
魔女が異性と愛を交わすのはタブーだし、それを知っていながらあえて彼女を抱いた彼も罪人である。
だが、これは過去の世界で起こったこと。つまり夢のようなものなのだ。
少々都合いいかもしれないが、サンドはそう思うことにした。
数年後。大王は冥界の王との戦いの中で亡くなり、わがままいっぱいでサンドにも当り散らしていたアロンは、
打って変わって立派な王になっている。相変わらずこき使われて入るものの、アロンの成長ぶりには喜ばずにいられないサンドだった。
そしてある日、サンドはアロンのお使いで大魔女メヴィウスの家へ来て、主の用事を済ませた後メヴィウスからお茶をご馳走になっていた。
「アロン様とフィラ様の間にも王女様と王子様の両方がお生まれになったことだし、お前もそろそろ所帯をもったらどうじゃ?」
「よけいなお世話です。そういうあなたこそ独身のくせに」
「そっちこそ余計なお世話じゃ。それにわしは独身だが恋多き女だしのう」
メヴィウスの言葉に、サンドは思わず飲んでいたお茶をぶうっと噴き出した。
「なんじゃ、失礼な!」
「い、いや失礼いたしました。・・・でも、魔女は恋愛禁止でしょう?」
「・・・まあな。だが、わしは早くに男と一夜を共にしたことがあるぞ」
「本当ですか?そんな物好き・・・もといそんなにあなたを好きだったお方がいたんですか?」
「いいや、行きずりの、名前も知らない男だった。お師匠様に叱られた時、森の中の川べりで会ってのじゃ」
はて、どこかで聞いたような、とサンドは思ったが、とりあえず相槌を打った。
「丁度その時大雨が降ってきてな、二人で洞穴に逃げ込んだんじゃよ。それがふたりやっとというくらいの狭いところで・・・
で、まあそんなシュチュエーションが煽ったのかそのまま・・・・まあ初めてで恥ずかしかったから、
男の目が覚める前に慌ててお師匠様のもとへ帰ったけどなあーあはははは・・・・」
そこまで聞いてサンドの目の前は真っ暗になった。
こうしてあの夜の甘美な夢は、彼にとって忘れてしまいたい悪夢となったのだった。
□□□□□□□□□□□□□□□□□終わり□□□□□□□□□□□□□□□□□
あはははは。
面白いっすよ!!
サンドってばかわいそ〜(藁
151 :
あとがき:02/04/24 18:47 ID:vhllwhlV
夢一夜の作者です。
皆様の罵詈雑言を覚悟しながら、たまにはこんなアフォ話もいいかなーと思って書いてみました。
でも原作にちっとも忠実じゃないですね。過去の扉とか確か時間制限あったよな・・・?
ちっとも萌えられないはなしでスマソ。逝ってきます。
152 :
150:02/04/24 18:49 ID:0yito1kx
153 :
151:02/04/24 18:54 ID:vhllwhlV
>152
ありがとうッ。じゃあこいつ時間切れじゃん!(汗
>150
ありがとうv
皆様の温かい言葉を胸に、またROMらせていただきまーす。さよならー
154 :
151:02/04/24 19:36 ID:vhllwhlV
読み返して誤字をいくつかハケーンしたよ。鬱・・・
おまけに150さんと152さんが同一人物ってことにしばらくしてから気がついたよ。
・・・・鬱だ詩嚢・・・
ええー。面白かったからまた書いてほすぃーな。
156 :
150:02/04/24 20:42 ID:0yito1kx
あら。
そんなこと小さなこと気にしないで〜。
新作待ってマース\(´▽`)ノ
過去への扉は
24時間制限です
年末年始?だけ12時間になるらしいが
※ちょち切れ切れになってしまいましたのでおそれながら
再掲させていただきます。しおさいさんも頑張ろうよお!by黒髪作者
人々が冥王ゾーンの洗脳から解放されて、魔界にひと時の平穏が訪れた。
一人の王子を除いて。
アロン=ルーク=ウォーレンサー。
彼だけが,癒しがたい傷にさらされていたのだ。
夢魔サリによるロードショーを見た後、アロンは魔界城の自室に閉じこもり、
誰とも言葉を交わさず、誰とも目を合わさず、運ばれてくる食事にも手をつけない
という有り様だった。
しかし、そんな彼を見ても、人々は何の言葉もかけられない。
その沈黙は,傷ついたであろう彼の心中を思いやってのことであって、彼を責める
ものではない。
逆に、皆が天真爛漫な彼を愛し慈しんでいるからこその沈黙だったのだ。
それは彼とて十二分に分かっていた。だからこそ、歯がゆかった。
世界を破滅に追い込みかけた自分。
2千年前の愚かさから逃れられなかった自分。
そんな自分をまだ思いやってくれている人々の視線は,彼を更に居たたまれ
なくする。
両親である大王、王妃も見守ることしか出来ぬ中、以前と変わらずに彼の傍に
付き添い続けたのは,婚約者、フィラだった。
159 :
名無しさん@ピンキー:02/04/25 01:00 ID:XZk5Eq0T
下がりすぎです!
age!!
窓辺に飾られた花。明るい色に取り替えられたカーテン。部屋に漂う清々しい香り。
全てフィラが自らの手でアロンの為にしつらえたものばかりだ。
アロンの意識が戻って以降、フィラは城の一室に移り住み、何くれとなくふさぎこんだ
アロン王子の身の回りの世話に従事していた。
その中には、上流の娘がすることではないとされてきたものもあったが、彼女に
とってはそんな外聞と引き換えにしても有り余るほどの幸せが、そこにはあったのだ。
が、彼女の献身をよそに、王子の様子は変わることはなかった。
俊と蘭世が見舞いに来たその日も、口こそ開いたものの、結局会話らしい会話は
出来ぬまま。
そして“事件”はその日の夜に起こったのである。
161 :
150:02/04/25 11:01 ID:5hgsw0lb
>>157 おー。
そうだったそうだった。
どこぞの企業か…と思ったんだった。
ありがd
エロ画像はお腹イパーイ
>>160 毎日続きを楽しみにしてます〜。
がんばってください。
クッキー見ましたか?
涙が出ました(いろんな意味で)
見たよ。
もうあれはさぁ・・ねぇ(遠い目)
みんな!
クッキーの話は禁句だ!
そんなに凄いんですか?
つーかミッドナイトって…
そー言われると見たくなる。
恐いもの見たさっていうか・・・
むしろときめきファンなら例え地雷だろうと踏むべきかと!
いや、まぁ、俺もまだ見てないけどさ。
明日辺り立ち読みしようかと思っていたり。
やっと立ち読みしてきました。
…正直読まなきゃよかったよ…
真壁くん?蘭世?…イヤァァァァーーーーーー
私はコミックスまで待ちます。
星のゆくえの時点で既に、???・・・。
って感じだったので、覚悟してます(藁
その日もいつも通り、フィラはアロンの部屋まで食事を運んでいた。そしてアロンも
いつも通り、言葉を発することもなく、フィラに目線もくれぬままだろう。
それが最近の“いつも通り”。
(いいえ、もしかしたら、俊様とあんなやり取りがあったのですもの、何か変化がある
かもしれない)
淡い希望を抱きつつ、ドアをノックしそろそろと開けてみると、アロンはこちらに
背を向けて横たわっていた。眠っているのかもしれない。サイドテーブルにトレイを
置き、静かに部屋を出ようとしたフィラの背中に、突然アロンの言葉が刺さった。
「もう…もう、来なくていいよ。来ないでくれよ」
「…え?」
「君だって僕のこと、哀れんでいるんだろ?生れる前から冥王の手先になることが
運命付けられていた、かわいそうな王子だって」
「ちが…」
「違うって言われたって信じられるもんか!」
フィラの予想を裏切って、アロンの中で変化はおきていたのだ。
悪い方向に。アロンの口の端には,自嘲的な笑みが浮かんでいる。
「まあ、こんなこと、前世の因果も何もない君に言っても分からないだろうけどね」
「アロン様…」
フィラの大きな空色の瞳に、見る見るうちに涙が溢れそうになる。
一番言われたくないことを、一番言って欲しくない人から言われてしまったのだ。
くしゃっと、フィラの顔が歪んだ。しかし彼女は流れそうになる涙を必死にこらえ、
笑顔を作ろうと努力した。
一番辛いのは、アロン様なのだから。
そう思うのは,やはりアロンへの愛からであろう。反対にアロンは,意外すぎるフィラ
の反応に、二の句が告げないでいる。
石にされるか泣かれるかだと思っていたのに。
「そうですわね。所詮私はアロン様にとって、押し付けられた形だけの婚約者ですもの
ね。なのに今まで私のおせっかいにお付きあいさせてしまって…」
ナイテハイケナイ。ナイテハイケナイ。
そう思うのに、思えば思うほど涙はとまらない。
「もう、参りません。婚約も、アロン様から破棄してくださいませ。
…運命のお相手と上手く行かれることを、遠くからお祈りしております」
フィラはやっとのことでそこまで言うと、恭しく一礼して部屋から走り出ていった。
残されたアロンは,虚をつかれたという思いと、何よりも自責の念がちくりちくりと
痛み出すのを感じていた。
「…何だよ…あんな時に、あんな顔…」
その胸を指す痛みに耐えるかのように、アロンは俯き、唇を噛み締めたのだった。
今日初めてときめきミッドナイト見た!
+ 激しく鬱 +
_l\ .。oO(・・・・・・)
/⌒/ l
( ヽ ヽ_/ノ
⊂(__∪ー∪
なんだかもう……。
ミッドナイトのランゼは人間?
アロンが元彼って言うのをみて絶句しました。
名前の変え方がちょっと半端な気が。
どうせならアロンなら亜郎とかにすればいいのに、とか思ったり。
とはいえ、何とか”あれは別物”と割り切って見る事が出来たので、
今後どうなるかいろんな意味で楽しみ。
心に棚を作りましょう。
次は8月ですか。どうせなら毎月連載して欲しい。
2ch初心者なんですけど、ときめきミッドナイトっていううのがあるの?
クッキーって言う雑誌に載ってるのね。初めて知りました。
ためしに明日かってこようと思います。なんかあんまり評判良くないみたいだけど、ここを見ている限り
178 :
名無しさん@ピンキー:02/04/30 20:17 ID:FIageug0
>177さん
>ためしに明日かってこようと思います。
買う前に「立ち読み」してチェックしたほうがイイ・・・と思うぞ。
179 :
178:02/04/30 20:19 ID:FIageug0
うわー・・・サゲ忘れた。スミマセン。
(久々に書き越したのですっかり忘れてました・・・)
逝ってきます。
うー、なんだかこのまま続けていいものかどうか思案中。<Fortune
遅々として進まん割に中々えろ展開にならんしその上長引きそうな予感が…。
皆様申し訳ありません…
クッキー探したけどなかったし。そんなに…なのですか?
なんと言うか、個人的にはダメとは思わないけど、
下手にときめきトゥナイトっぽさを期待すると、
見たときの反動が大きいと思う。
それなりの心の準備は必要とオモワレ。
私もちょっと驚きました…<ときめきミッドナイト
び、微妙〜。
でも、別物として考えれば楽しめるかも、ですね、ハイ。
ところで全然関係無いけど、
TVアニメ版ときめきトゥナイトって、DVDとかになってないの?
あれば欲しいんだけど、そういう話は聞いたことが無い。
りりかSOSもLDじゃなくてDVDだったら欲しかったんだけど……。
私は前のびっくり増刊号だかに載ってたやつを読んでいたので
もう何があっても驚きません…という感じでした。
ランゼの言動が今どきの子に受ける様に変えられているので
作品を薄くしている気がします。
>黒髪&Fortune作者さま
気にせず続けて下さい!楽しみに待っていますので!
185 :
名無しさん@ピンキー:02/05/03 01:59 ID:r6CLX3Sl
SS作者様降臨待ちわび中。
たくさん来て来てー。
特にWheele of Fortune作者様続きキボンヌ。
ついでにアゲとく。
あぼーん
アゲないで〜・・・
188 :
名無しさん@ピンキー:02/05/03 06:50 ID:Pxet+f+s
鈴世×なるみは〜〜〜???
楽しみに待ってるんですけど・・・
>188
禿同!
しおさい作者様、楽しみに待ってますよ!
(´−‘).。oO(数少ない鈴世×なるみがどれだけ楽しみか…うぅぅ…
おお。抜けますな。もっと書いてちょ
>>188 ここにも鈴世×なるみ萌えがいます!
しおさい作者様〜、がんばってください〜・・・。
192 :
名無しさん@ピンキー:02/05/06 21:30 ID:0VoqHWHf
ageてみる
sageてみる
またageてみる。
新作〜!!私は卓×ココが読みたいです・・・。
195 :
名無しさん@ピンキー:02/05/06 22:52 ID:5fOIKjhI
>194
ageるなってば!
誰も来ない……。
悲しすぎる。
倉庫逝き近し・・・。
5まで続いた伝統のスレを
こんなところで途絶えさせてたまるかってんだ!!
そうとも!
だからこそ……誰かカムヒアー!!
有閑妄想スレは盛り上がっているのに・・・
>202
私もそう思ってた。こっちの作家さん達、ご自分のHPの方に
UPしてるからねえ・・・。
>200 こんなところで途絶えさせてたまるかってんだ!!
この口調、悠理(有閑ね)っぽくない?ぷぷぷ
エロパロってのがまずいのか・・・
有閑も王家も、難民だしさ・・・
ときめき〜とぅな〜ぃ♪
勝手に歌ってみました
何故かEDの踊りが頭から離れてくれません…。
蘭世が踊ってる…誰か止めて…。
♪おんなのこ〜は
恋をしたときか〜ら〜
・・・って?(w
あれ、誰が歌ってたんだろ?
>>206 一体何人の男の子(当時)がテレビを下から覗き込んだ事だろう。
>>207 OPもEDも加茂晴美という人が歌っていたらしい。
何気にCD持ってるし。
数年前CDショップでアルバムを偶然見つけて、思わず買ってしまった。
今もたまに聞いてる。
久しぶりにパート1を見てたら
パート5の荒廃しきってること・・・
古ぼけた畳の部屋に薄い月明かりだけが差し、
俊は壁にもたれたまま、自分の胸に頬を当てじっとしている
蘭世の艶やかな髪の毛を撫でていた。
二人とも何も喋らないまま、ただ時間だけが流れている。
そろそろ彼女を家に送らないと。
いくら彼女の家族に認めてもらったとは言え、帰さないわけにはいかなかった。
それでも今日はなんだか離れがたい。
別に特別な日でもないのに、なんだか今日の少し肌寒い風が、青く光る月が俊をそうさせていた。
「・・・私・・・そろそろ帰らないと・・・」
「ああ・・・」
言葉では言っても、誰一人体を動かそうとしていなかった。
俊が蘭世の蟀谷にキスをする。
目をそっと閉じる蘭世を見ていたら、もう少しだけ、後10分だけと思う俊。
髪を撫でていた手を止め、彼女の細い肩を胸にすっぽり閉じ込め、
彼女の香りを胸一杯吸い込む。本当は違う香りのシャンプーを使ってるけど、
今日は自分と同じシャンプーの香り。彼女の体温を混じって不思議な暖かい香りが俊に染み込んでいった。
じっとしていた蘭世も俊の背に腕を回し、二人は固く抱き合う。
長い髪の毛の中に手を入れ、滑らかな蘭世の背中を撫で回す。
そして、彼女の顔のいたる所にキスをする。
(早く帰さないと・・・早く送らせないと・・・)
と心の中ではそう思っていても、止める自信はなかった。
「真壁くん・・・私・・・」
「・・・江藤・・・」
蘭世がどんどん欲しくてたまらない。
激しくキスをしながら俊は体重をかけていった。
「・・・ん・・・あむ・・・あぁ・・・」
蘭世から息の止るような声が漏れ、俊は唇を離し、彼女を見つめる。
「ごめん・・・今日は帰したくない・・・」
「・・・真壁くん・・・」
すがるような俊の声に蘭世の目からは一気に涙があふれでた。
初めて。
真壁くんが私のことこんなに求めてくれるなんて。
私だけの錯覚かも知れないわ。でもいいの。
蘭世は感激して、俊の背に回した腕に力を込めた。
俊は蘭世を寝かせ、自分の体重がかからないように、腕で支えていた。
首筋と肩の当りに鼻を沈ませ、片手を蘭世の滑らかな肌の上で滑らす。
無意識に蘭世は自分の足を俊の足に絡ませ、その感触に気づいた俊は蘭世の胸の膨らみに手をかけ、少しずつ力を入れ揉みほぐす。
俊の髪を掻き抱き、漏れそうな声をきつく唇を閉じ耐える蘭世。
そんな蘭世が愛しくて切なくて、胸の奥が締め付けられそうだけど、
決して言葉で彼女を労ることが出来ない自分を呪いながら、俊は彼女の身体中にキスをした。
「真壁くん・・・」
俊は息の途切れ途切れに自分の名前を呼ぶ蘭世を見つめ、愛撫する手を止めなかった。
足をの間に手を入れ、彼女の泉に指で触れる。
「あぁ・・・」
目をきつく閉じ、快感にあふれる蘭世を見ると、俊はその快感に溺れさせたくて、解放してあげたくて、
更に指の動きは激しくなる。時折、腿の内側にキスをし、苦しみと快感を訴える蘭世の声で俊の意識は飛んでいきそうになる。
「・・・かべくん・・・もう・・・」
彼を呼び掛けても聞こえるのは彼の荒くなった息遣いだけ。
もう一度。
「・・・まかべ・・く・・・」
「・・・あぁ」
「もう・・・もういいの・・・」
「・・・うん。」
俊はゆっくりと蘭世の片足を持ち上げ、熱くなった俊自身を蘭世にあてがう。
びくっと蘭世の足がふるえ、俊はどっさに蘭世の腰を掴んだ。
俊は彼自身を少しずつ勢いを増して入れていった。
「はぁ・・・あ・・・」
蘭世が快感を訴える。
全部入れると、
「動くぞ・・・」
とつぶやく。
蘭世がうっすら涙を浮かばせた瞳でこくっと頷くと、ゆっくり体を動かす。
指を噛んで声を出させまいと耐える蘭世に、俊は耳元で
「・・・声、聞きたい・・・」と低くつぶやく。
ふるふると首を振るけど、俊が空いた片手で蘭世の取ってしまう。
「・・・やぁ・・・はん・・・や・・・ん」
と可愛らしいあえぎ声が俊の耳に心地好く入り込む。
月明かりに照らされた蘭世の胸に口づけ、赤く色付いた蕾を口に含む。
舌を絡ませ甘噛みをすると、蘭世の声は一層トーンが高くなる。
彼自身を暖かく包み込む蘭世の内側と、耳に流れ込む蘭世の声、カサカサの手に心地好い肌の手触り。
全てが俊の快感を高ぶらせ、俊も声が漏れそうになる。
「あ・・・えと・・・」
「はぁ・・・あぁ・・・か・・べくん・・・」
「・・・オレ・・・もう・・・」
「・・・ん・・・わた・・・も・・・」
少し大きく息を吸い込んだ俊は、今までとは全く違う動きで蘭世をせめ、
蘭世もまた応えていく。
しかしさすがに俊の体力にはついて行けず、蘭世は俊より先に達してしまった。
それを見つめた俊もその後すぐに達し、その思いを蘭世の中で放出する。
ぐったりと蘭世の胸に倒れ込み、すっかり荒くなった息を整えようとするが、中々静まらない。
微睡んできた意識の中で、気を失った蘭世を抱きしめ、そのまま俊も意識を放した。
とてもエロくない・・・
何方かこのカップリングでエロ頼む
激しくキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
ヘタレですみません…(涙)
アロン×フィラ、書いては落ち書いては落ちしてるうちに書く意欲が…。
ついでに合間にミッドナイト見ちゃったもので更に…(やめときゃよかった…)。
待っててくださった皆様すみません、修行に逝ってきます…。
216 :
:02/05/11 10:30 ID:DP2IVUzm
このすれも激しく廃れたなぁ。
以前の活気が懐かしい。
エロパロ板ってのが悪いのかしら??
>218
(゚Д゚)ハァ?
Fortune作者です。ちょっとエロ心を掻き立てるのに俊×蘭世をば…。
フィラアロンも書きますよっ(^^)本作の内容はメール欄を。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
その日、蘭世は俊の部屋にいた。
1週間の強化合宿から、今日帰ってくる俊を迎えるためだ。
掃除、洗濯を済ませ、枕も布団も干してふかふかになった。
日の光も麗らかな昼下がり。俊はまだ帰らない。
「早く帰って来ないかな〜…真壁君…」
枕を抱きしめ、顔を押し付けると、日なたのにおいに混じってうっすらと、俊のにおい
がする。
それが恋しさに拍車をかけた。
(1週間会えなかっただけなのに…だらしないぞ蘭世)
そう思ってみても、会いたい気持ちはどうしようもない。
(今夜、真壁君と…出来るかな?)
そこに思い至って、蘭世は自分の考えに赤面した。
俊と最後に抱き合ったのは1週間前、合宿に発つ前日だ。
愛する人と体を繋げるという甘美な快楽に溺れずにいられるほど、蘭世は強くない。
抱かれたい。抱きしめたい。
自覚してしまうと、全ての感覚の焦点がそこに合わせられていく。
自分の体をなぞる指、広い背中、熱い視線…。
欲しい…欲しい…欲しい。
たまらずに蘭世は,自分のそこに、恐る恐る指を伸ばした。
しなやかな指が、下着越しにそこをなぞる。そこはすでにうっすらと湿り気を帯びていて、更に彼女の体温を上げた。
「…っかべ…ぅん…っ」
蘭世の指は敏感な部分を擦り、俊の動きを忠実に再現する。
(真壁君…好き…好き…)
だめよ蘭世…お布団も敷いてないし、何よりも真壁君がいないのに。
それでも指は止められない。
今まで蘭世は,どんなに長く会えない時でも、それだけはしないで来た。
自分がどんどん堕ちていってしまう気がした。
俊が思っているような、清純で幼い、少女のままの自分。
彼に全てを任せ、彼の体で昇りつめ、違う姿を曝け出して。その興奮と快楽を教えたのは他でもない、
俊その人だというのに。
「んんっ…ぁっ…はぁ…っ」
日当たりの良い部屋に、蘭世ひとりの声と、淫猥な音が響く。さっきまではあんなにも俊の帰りを待ちわびていたのに、
今はこの部屋に入ってきて欲しくない。
今だけ…今だけ来ないで…。蘭世は枕に頭を乗せ、ドアの方を切なげに見つめて息を吐いた。
こんなにも乱れた私を見せたくない。まだ日が高いこんな時間に、あなたを欲しがって自分を慰めるような、
淫乱で貪欲な私を。
私はきっと、真壁君の思う私とは違う。
それでも何もかも、知られてしまいたい。でも怖い。
こんな私でも、受け止めてくれるだろうか?
…離さないで…嫌わないで…
「んぁ…ん…っかべ…ん」
蘭世は枕に突っ伏して頂点に達した。
途端、階段を上がってくる音がしたかと思うと、ぱっとドアが開いた。
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
激しく続きをキボンヌ。
うをーっ!オナニーネタですかぁ
キタ-*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
まだ読んでくれてる方がいてうれすぃ〜です(感涙)
微力ながらこのスレが廃れないようお手伝いできればと思ってます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
蘭世は驚きで一瞬びくりとしたが、努力して何もなかったように座りなおした。
「ただいま」
ぎこちない彼女の動きを不審に思うそぶりすら見せずに、俊は自室に上がってくる。
「あ……」
上手く言葉が出てこない。
「電話くらい…くれたらいいのに…」
やっとのことで言葉を探し当てたというのに、俊はただ黙って蘭世の瞳を見つめるだけ。
蘭世の胸は張り裂けそうなほど激しく鼓動を打っていた。息を詰め、肩が上下するのを抑えようとしてみるが、
きっとそんなことはもう無駄なはず。きっともう…知られている。
「寂しかったか?えと…」
頬に手を添え、訊ねた俊の言葉のその先は、蘭世の唇でふさがれた。
その時初めて、蘭世の頬の熱さに気付いた俊だった。
蘭世は自分から舌を絡め、柔らかな体を押し付けるようにして密着してくる。
(何か…変だ…)
「聞こえてた…よね?もしかして…見えたりした?」
「……」
俊は黙ってしまった。
今度は蘭世が不審に思って見上げる。
「…?」
表情からすると、俊は本当に、何のてらいもなくドアを開けたのらしい。
実際そのとおりで、彼は彼女の顔見たさに、部屋の中にいる彼女の様子をうかがう余裕などなかったのだ。
再び俯くと、蘭世はまた、俊にしがみついた。表情見たさに顔を上げさせようとしても、離れてくれない。
(それにしても…)
この体の熱さは何だ?
不意にそう思い、俊は気付いた。
潤んだ瞳、紅潮した頬、何よりもいつもより積極的な態度。不審さの漂うそれらの点は、
抱いた体の熱さで、線となってゆく。
(もしかして…江藤…?)
無言でスカートの中に手を差し入れ、足の間に指を這わせようとすると、蘭世は激しく抵抗した。
「や、やめて…だめぇっ!」
ますますしがみついてくる蘭世。このままでは埒があかない。俊は思い切って体重をかけ、
押し倒す寸前で止めた。横座りの姿勢から、膝が割れる。ノーマークだった左手で、下着を剥ぎ取る。
両腕をがっちりと押さえられて、蘭世は身動きが出来ない。足も、観念したように動かすのをやめた。
その足の間の繁みに、蘭世が先ほど滴らせた雫が光る。
「…真…壁…くん…」
彼から目をそらすように顔を背けた彼女の声は、涙ぐんでいた。許しを乞うかのようだ。
不意に蘭世の片手が自由になった。
くちゅ。小さな水音。
外した右手で、彼女のそこに触れた俊の指が、彼女の雫で濡れた。
「今まで、一人で…?」
うなづけるわけがない。蘭世は無言でふるふると頭を振った。
「…そうだな」
くちゅ。俊は触れた指を、ずぶりと中に差し入れる。
「ひぁ…っ」
蘭世はまだ余韻の残る内部で感じて、敏感に反応してしまい、たまらず俊の方に顔を押し付けた。
「江藤…?…正直に…」
「んぁ…っ…っは…ぁ…っ…」
くちゅくちゅと内部を掻き回す、俊の長い指。蘭世の泉が、再び溢れ出した。
「江藤…ホントのこと…言えよ。今まで…してたんだろ?自分で…」
言いながらも、俊の中指は蘭世の潤いの中を蠢き、人差し指は敏感な部分を擦りあげる。
「んっ…く…はぁ…っぁ…っ壁…ぅんの…っじわる…ぅ…っ…」
指は動きを止めない。
「そう…なの…」
蘭世がそう告げると、俊は指を引き抜いて彼女の口元に持っていった。
しがみつかれたまま、指を舐めさせ…。
蘭世は,苦しさと快楽が入り混じった顔をしながら、従っている。
俊は目を硬く瞑ったままの蘭世の顔を見つめながら、指の先から蕩けてしまうような
快感を味わっていた。
<つづく>
目くるめく煩悩の世界が広がって
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(。 )━(A。 )━(。A。)━━━!!
朝からコフーンするぜ
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─
solo…エロ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━イ!!!!
(・∀・)イイ!!
「真…壁く…嫌いに…ならないで…」
こんなに淫らな私を。
いえない言葉が涙となって、蘭世の瞑った目からぽろぽろとこぼれる。
…なるわけがない。
むしろ…。
「…おれは、…俺も、同じだ」
俊はジーンズのベルトを外し、先ほどから痛いほど反応している自分のそこに、蘭世の手を持っていった。
蘭世は素直に直接そこに手を差し入れ、熱い先端を撫でた。
「真壁君も…?」
少しだけ濡れたその部分をひと撫でし、下のものにも手を伸ばし、手で包む。
「う…」
触れられただけで、更に反応してしまい、その感覚に俊は眉をひそめる。
「いやらしい子だって、思った…でしょ?呆れた…よね……。…でも…嫌わないで…」
「言ったろ、お互い様だって。お前をそうしたのは俺だ。嫌うはずなんかないだろう?」
もっと言えば、俊は安心していた。
体を重ねることで、彼女を傷付けているのではないかと思っていた。欲望に囚われ、束縛したいと思っているのは
自分だけで、彼女はもしかしたらそんなことは望んでいないかもしれない、と。
もっと乱れた姿を見せて欲しい。自分を求めて泣き、善がるその姿、その表情の全てを独占していたい。何よりも、
欲しい、もっと激しく、奥まで入って来いと求める彼女を、彼は欲していたのだ。
そんな自分が彼女を抱くことで、彼女の無垢な部分を侵食しているような罪悪感に苛まれることさえあった。
だから待とうと思っていたし、無理やりそうさせることもしないで来た。
今の、今までは。
「江藤……」
そのまま優しく押し倒すと、甘く深く口づけ、自分のものを蘭世のそこにこすりつけた。
「欲しかったんだよな、これが…?」
耳元で俊が甘く囁く。それだけでもう蘭世は溶けてしまいそうだ。
<つづく>
「や…やぁ…っ…」
「嘘だ」
奥からまた溢れてくるとろりとしたその証が、彼女の言葉を裏切る。
「正直に言わなきゃ、挿れてやらねぇ」
押し当てたまま、持ち上げた足に愛撫を加えて、楽しそうに蘭世を見下ろす俊。蘭世が悩ましく躊躇っている間に、
前開きのワンピースのボタンを一つ一つ外し、露になったブラジャーの下に指を差し入れ、人差し指で
乳首の感触を楽しむ。
「っは…ぁ…や…ぁ…」
「イヤ、じゃねえだろ…?」
「……ほし…い…っ…真壁君が欲しいのっ、早く…っ…」
目尻にうっすらと涙を浮かべた蘭世がそう告げたとたん、俊は一気に根元まで挿れると、
蘭世の背中を抱き起こし、自分の上に座らせた。
「んっ…は…ぁ…」
激しく突き上げられながら、蘭世は全てを曝け出したいという思いに駆られていた。
全てを曝け出して、乱れたい。
そうしたら、もっと、…もっと…!
そう思う蘭世の心を読んだのか、俊が耳元で囁く。
「嫌ったりしない。全部見せてくれ…蘭世…」
耳を愛撫されながら聞こえてくるそれらの言葉は、蘭世の頭をくらくらさせた。
ヤター!!
待ってたかいがあったよ〜!
今回も(・∀・)イイ!!
続きキボンヌ!
おっさんみたい・・・
>232
そっそれは私が?それとも真壁君が?大変失礼しました(大汗)
………でも書いちゃえ(笑)ごめん232さん…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
部屋に溢れる真昼の光は、若い獣のように貪り合う二人の全てを、文字通り白日の下に
曝け出す。その白さはまた、二人を自堕落な気持ちにさせるのに十分な色だった。
夜の灯りとは違う、昼の白い光の中で見る蘭世の体は、いつにもまして淫らで美しい。
「…っかべ……ぅん…っ…」
深く浅く、速さも一定させず、焦らすように責めるように、俊は動きつづける。
「…どう?」
激しく突きあげながら囁く俊の深い声は、いやらしくて、愛しくて、蘭世の奥底にある新しい官能に火をつけた。
「ん…っ、いい…の…、真…壁君の…」
「…自分でするより?」
がくがくと体を揺らされながら、蘭世は苦しそうにうなづいた。せり上がってくる興奮と、奥底の痛い程の快感で狂いそうだ。
不意に俊が胸を甘く噛み、乳首を唇に含んだ。優しく舐めあげ、吸い上げる。
「や…ぁっ、っかべ…ぅん…っ、も…、…っかせ…て…ぇ」
蘭世が哀願すると、俊は蘭世を倒し、足を高く上げて動きを早めた。同時に、口の中に指を挿し入れ柔らかな舌の感触を味わう。
されるがままの蘭世は、半ば無意識に指に舌を絡ませながら、繋がった部分の熱さに陶然としていた。
このまま繋がっていたいけれど、あの高みにも早くたどり着きたい…。
俊は指を引き抜くと、抽送をいっそう早く、激しくする。
「あぁぁ…っ、…っ…かべく……ぅん…っ、私…もう、もう……は…っ、ぁああん……っ!!」
びくん、びくんと体を震わせて蘭世が達すると同時に、俊は自分のものを引き抜いた。
そして、荒い息をつきながらぐったりとしている蘭世を乱暴に抱き起こすと、そこへ顔を押し付けた。
「ん…」
蘭世はとろりとした目つきでそれに唇をつけ、舌で絡め、口の中に収める。
膣内とは違う感触と、官能的というにも淫ら過ぎる蘭世の表情に、耐えられる俊ではなかった。
「…ぅ…あ…」
添えた手でもう一度蘭世の頭を強く自分に押し付けると、小さな呻き声を漏らした。
「ぅん……!!」
熱い体液が蘭世の口中に放たれた。むせ返りそうになりながらも飲み込む。しかし溢れたそれは、
蘭世の薔薇色の唇から零れた。
俊が指でそれをぬぐうと、それにさえ蘭世は舌を絡めた。
「…おいし…」
俊は口元から指を離させ、しっとりと汗をかいた蘭世の額に唇をつけた。
ただいま。
<終わり>
お粗末さまでした。黒髪&Fortune(未完;)&solo作者です。
いやあの、名乗る作品が増えてきたのでいっそのことコテハンか?!とか
血迷ってる私…。(今さら?)
しかし何故にアロン×フィラのえっちぃのは書けないのに俊蘭は書けるんだろう…。
しかもかなりノリノリ(死語)で。
因みに、読んでくれてる皆さんが私のタッチに飽きてなければの話ですが、今のとこ
soloと来たらduo、duoと来たらtrio?(意味不明)とまで考えてます。
これで作家さん&読者の皆様が帰ってきてくれるといいなーっと。
(いやあの、フィラアロンも書きますよ!えろごころ復活させてからになりますが…)
…………無理か……
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(。 )━(A。 )━(。A。)━━━!!
待ってましたーーーーーー!!
ありがとう!ありがとう!
選挙中の政治家よりもありがとうを言いたい気持ちでいっぱいです!!
やばい…ランゼに一人エッチに興奮
私もオナニー逝ってきます
久し振りに来てみたらこんな名作が・・・
私も蘭世の一人エッチに興奮・・・
アロン×フィラも待っているのでお願いします!
皆様ありがとうございます〜。
ちょーしにのってれんちゃんで書いちゃいますね(^^)内容はメール蘭参照。
皆さん一人えっち萌えなのね…。真壁君の立場は…(w
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
…見てみたい。
…何を?
……江藤が一人、俺を想って悶える姿を。
蘭世があの日、自分で自分を慰めていたことを認めて以来、面映い嬉しさとともに、一つの欲望が
俊の中ではっきりとした輪郭を持ち始めていた。
そんなことを思う自分を、我ながらスケベだと思う。自分以外に読心能力を持った人物がいなくて本当に良かったと
思うのはこんな時だ。
俺の欲望は、際限が無い。
と、自分では思っている。何かが足りない、というのではなく、今ある以上にもっと欲しいと思ってしまう。充足の上の
渇望だから、これは厄介だ。
更に言えば、蘭世の想像の中の自分に対する嫉妬もあった。
これが他の奴を思い浮かべてのことならば論外だが、逆にこんな気持ちにはならないだろう。もっと単純な、怒りだけで済んだはずだ。
もちろん、自分がそれだけの印象を彼女の中に残せているのは嬉しいことだ。しかし、その時の彼女の中にいるのは、恐らく
今ここにいる自分では、無い。それがどうにも腹立たしい。
馬鹿馬鹿しい子供じみた考えなのは分かっているが、これもどうしようもない。
が、元々考え込むのはあまり得意ではない俊は,さっさとケリをつけようと心に決めたのだった。
その夜。
俊は久しぶりに、江藤夫妻は取材旅行、鈴世は学校の宿泊研修で蘭世以外誰もいない江藤邸を訪れた。
蘭世の手料理を食べ終え、TVを見ていると、蘭世がお風呂を勧めてきた。
「ああ…まだいい。先に入って来いよ。それとも…一緒に入るか?」
「いいいいいいですっ。じじじじじゃあお先にっ!」
真っ赤になってバタバタと走り去ってゆく蘭世。こういうところが昔と変わらずに可愛らしくて、
また愛しくなってしまう。
だけに、言葉の後半部分が本音だったとは決して言えない。
程なく、湯上りの良い香りを漂わせながら、蘭世がお風呂から上がってきた。
「どっどうぞっ!」
「ああ…サンキュ」
立ち上がり、すれ違う一瞬に、俊は蘭世を背後から抱きしめる。
「風呂から上がったら…お前が抱きたい。部屋で待ってろ」
それだけ言うとすたすたと風呂場へ向かう。
残された蘭世は、俊の言葉と今夜これからのことを思い浮かべて、体を熱くするのだった。
<続く>
おお、続きが!真壁くん、どんどんエロくなってる!
おお!突っ走れ!エロ道!俊!!階級をひとつ上げたか?
は…早く続きをみたい!!
蘭世は俊の前で一人で乱れるの??
(゚∀゚)イイ!!
“お前が抱きたい”。
きゃあああああああっ!!まままま真壁君たらっ!真壁君たらっ!!真壁君たらっっ!!!!
蘭世は余りの恥ずかしさに頭を爆発させていた。
二人がそういう関係になってからも、今夜のように言葉にすることは無かった。いつも何となく流れ、みたいなものがあって…。
(待ってろって待ってろって……どうやって!?真壁君の意地悪〜〜〜〜!)
蘭世はあまりのことにくらくらして、ベッドに身を投げ突っ伏すと、枕を頭からかぶり意味無く足をじたばたさせた。
もしかしたら、初めての時よりも恥ずかしいかもしれない…。
「……どうした?」
頭のすぐ上から声が降ってきて、背中にぱたぱたと水滴が落ちる。
「ぅっきゃあああっ!!いいいいいつの間にっ?」
蘭世は思わず枕をはねのけ声の方からあとずさる。
本来なら頭と顎でごちん、となるところを、難なく交わした俊は、一瞬の沈黙の後、ぷっと吹き出した。
「今さっき。…かわんねえよな、そういう反応」
腰にバスタオルを巻いただけの姿で、俊がペットボトルごとスポーツドリンクを飲んでいる。肩にはスポーツタオル。
いかにも風呂上り、といった姿だ。普段はTシャツで隠されている筋肉の動きが、流れるように美しい。
無造作にボトルをつかむ指の形も、髪の水滴を払うあの手の動きも。
…もう少ししたらあの指は、あの手は…。
そんなことを考えてしまい、また真っ赤な顔で枕を抱えている蘭世に向かって、残り少なくなったボトルを掲げ、無頓着な様子で訊ねた。
「飲むか?」
ぶんぶんと頭を振るので、一気に飲み干す。
その反らした喉のラインさえ、蘭世の目には、見てはいけないもののように映る。
「何て顔してんだ」
ベッドに腰掛けた俊に言われて、思わず両頬に手を当てた。
「そんな顔されると…獲って食いたくなるだろ」
改行下手ですね…(汗 以後気をつけます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そう言って裸の胸に蘭世を閉じ込めると、髪に口づけた。同じシャンプーのはずなのに、違う香りの
ような気がする。
額、耳元、まぶた、うなじ……。ゆっくりと唇を滑らすようにしていくと、もうすでに蘭世の息は
荒くなり始めた。
愛撫しながらゆっくりと押し倒すと、パジャマの上から胸を揉みしだく。存在を主張し始めた
頂点にはあえて触れず、柔らかな感触を楽しむように、乳房を手で包む。
「…胸…大きくなったんじゃねえか?」
「んっ…、…ばか…ぁ…」
まだまだ余裕の俊とは対照的に、蘭世は切なげに眉をひそめ、目も潤んでいる。
その表情も俊の欲望の導火線となるのを、彼女は知っているだろうか。
パジャマを脱がすと、下着は可愛らしいパンティ一枚だけ。蘭世はそれが恥ずかしいのか
胸を腕で隠してしまった。が、それには構わず俊は舌と唇で愛撫を続ける。
首筋を舐め上げ、甘く噛むと、呼応するように蘭世が喉を反らす。
俊が脇腹に指を這わすと蘭世の背はしなり、耳に息を吹きかけると、それがそのまま
蘭世のため息となる。
しかし濃密な愛撫は,それを受けて既に硬くなっている突起には及ばない。
時たま焦らすように、俊の濡れた髪が恐らく無意識に触れるだけだ。
パンティに隠された部分も同じで、既に蕩けているのが自分でもわかるくらいなのに、
俊は触れもしない。
蘭世はたまらずに、哀願した。
「真…壁君…?っ…して…?」
白く柔らかな内ももに赤い跡をつけることに夢中になっていた俊は、やっと顔を上げると
不敵に微笑む。
「ああ…。ここか…?」
と、パンティの上から軽く爪で引っ掻くようになぞると、蘭世の身体が軽くはねた。
「ひぁ…っ」
朝からご苦労様でーす。
続きキボンヌ!
何故いつも、朝いちばんにココを見てしまうのか…
ハァハァ(;´Д`)
ここに移動してから初めてきました。
新作がたくさんで、幸せです〜
俊×蘭が激しくて、特に強引になっていく俊がイイ!
久しぶりに本編読み返したくなってきました、手元にないけど…
アロン×フィラも楽しみです。
気長に待ちまってますから、頑張って書いてくださいね!
俊は蘭世の首の下に左腕を差し入れると、空いた手で蘭世の手をとり、蘭世のそこへ
持って行こうとする。
「…!?」
蘭世の驚きのまなざしにひるまずに、俊は囁いた。
「お前が一人でしてるところを…、見てみたい」
「や…っ、どうして…」
「俺を想ってしてる時のお前の顔も声も…、全部俺のものにしておきたいんだ…」
俊から熱い吐息と瞳でそう囁かれて、抗える蘭世ではない。目を閉じ、俊に顔を背けて、
下着の中に手を差し入れた。
「ん…っ」
既にそこからは蜜が溢れ、とろりと指に絡まってくる。その感触と、くちゅくちゅという
淫らな水音。それに、目を閉じていても感じる、俊の熱い視線に蘭世の羞恥心は高まり、
それが更なる快感を呼ぶ。
「ん…ぁ……っ、…は…ぁん」
激しい指と手の動きに合わせて、乳房が不規則にふるふると震える様は、俊を誘うかのようだ。
俊はたまらなくなって身を起こすと、片方の膨らみの頂点に舌を這わせ転がす。
そしてもう片方は、指で触れるか触れないかのタッチで刺激を加えていく。
「んぁ…あ……っ、…っ壁…く……ぅん」
「綺麗だ…江藤……。すごく…いやらしい顔してる…」
真壁君が見てる……見ないで……でも見ていて……。もう指…、止まらない……
俊の指も舌も、乳房の揺れを待ち構えていた。揺れによる不規則な愛撫がもっと欲しくて、
蘭世は指の動きを激しくしてしまう。
「…っ壁…んぅ……、わ…たし…もう……もう…っ」
達しそうなのを見て取った俊は、蘭世の顎に手を添えて自分の方を向かせた。
「もっと顔…見せろよ…。俺の目を見ろ…蘭世……」
蘭世が薄目を開けて俊の目の中の欲望に射抜かれた瞬間。
「んぁあ…っ、ぁあああ……っ!!真…壁君…っかべくぅ…んん」
びくびくと身体を震わせて達する蘭世を、俊は力一杯抱きしめた。
<つづく>
いつも楽しみに拝見してます〜
蘭×俊も大好きだけど、蘭世のパパとママの話も読んでみたいです。
誰か書いてくれませんか?
>>252 うろ覚えだが、望x椎は前スレ辺りにあった気が……。
もっと欲しいというのなら、激しく同意。
は、早く!!続きを・・・!!!
待ちきれません!!!!!
蘭世の息が荒さを失わないうちに、俊は蘭世のそこに、指を伸ばした。
「ん…っ…、ふ…っ……」
達したばかりのそこは敏感で、蘭世はぴくんと身体をわななかせたが、俊は構うことなく、長い指で
そこを嬲ってゆく。
「江藤…この前と…どっちが良かった……?」
蘭世はなかで蠢く指の感触に声も出ないが、そうでなくとも恥ずかしい問いに、顔を上げることが
出来ない。
しかし、答えは出ていた。
俊の腕の中で、俊の温もり、息遣い、熱い視線を感じながら、そして焦らすような愛撫を受けながらした
今日、蘭世は先日よりもずっと深く達していたのだ。
(私、真壁君に見られて感じてた…?)
そう思うと、自分がとてつもなく淫乱な女の子になった気がして、恥ずかしくてたまらない。
俊はそんな蘭世の無言の答えに、かなり満足して、指を動かすことに没頭した。
「んん……っ、も…っ…許し…てぇ…」
執拗なほどの愛撫を受けながらも、蘭世の息はだんだん落ち着いてきた。それを見て取った俊は、
「江藤……俺のも…」
言いながら壁を背にするように半身を起こし、蘭世の手を既に反応している自分自身へと導く。
そこは先ほど繰り広げられた蘭世の痴態に、痛いほど怒張していた。
その少し濡れた先端を、蘭世の細い指がなぞる。
「口で…してくれ……」
頭に手を添え、蘭世の口元をそこへ持っていくと、素直に舌を絡めてきた。
いきり立ったその裏側を舐め上げる。ハーモニカを吹くように唇で加え、上下する。
一生懸命なばかりで稚拙だった技術も、俊の求めに従うまま、何時の間にか上達していた。
しかしそれでいて、清純さを失わない。その清純さも、冒しがたいようなそれではなく、逆に自分の手で
蹂躙したくなるような類の媚態を含んでいるように、俊の目には映る。
「江藤……?もっと…奥まで………」
「ん……」
蘭世は抗うことなく、むしろ至福の表情を浮かべて、少しずつ少しずつ、口の中に俊を収め、ゆっくりと
頭を上下させた。
口づけもまだ知らないかのような唇に、自分のそれが飲み込まれてゆく…。
その一種倒錯した光景に、俊は脳が痺れるような快感を得ていた。
先端から蕩けていきそうだ。
俊は思い出したように、無防備に目の前で揺れる蘭世の乳房に手を伸ばした。
「ん……んぅ……っ」
息苦しそうに、蘭世が反応する。膨らみの先端がそれと分かるように硬くなるまで、俊は焦らすように
愛撫を続けていた。蘭世の頬はすでに紅潮し、眉は甘くひそめられている。
「真…壁君……もう……」
苦しそうに口から俊を外し、恥ずかしげにねだる蘭世の耳元に、俊はささやいた。
「そのまま……咥えたまま……しろよ」
「え……?!」
「もっと…いやらしいお前が…見たい」
恥ずかしさに泣きそうな蘭世にはお構いなしに、俊は続ける。
「口でしてる時も…感じるんだろ?……ほら…今も……」
言いながら俊が指を伸ばすと、蘭世のそこには既に、新しい蜜が滴っていて、もう何も言えない。
「ほら……」
蘭世が咥えやすいように姿勢を変え、口許にそれを持っていくと、今度も蘭世は素直に唇を付けた。
俊の全てを口に収めきると、おずおずと潤いに指を伸ばす。
ぴちゃり、と水音がして、それが俊に聞こえてはいないかと、蘭世は羞恥に身を震わせた。
そんな蘭世の反応を楽しむかのように、俊の指が再び乳首をとらえ、弄ぶように愛撫する。
「どうした…?続けろよ…」
「…ん……んぅ………っ」
蘭世の方は息苦しさと羞恥心で、口の中のものを愛撫するどころではない。善がり声さえ、喉の奥で
塞き止められてしまう。
その苦しさも、今の彼女にとっては甘さを伴って更なる快楽へと堕ちていく要因になってしまう。
愛する人の目の前で、彼自身を深く咥え、指は敏感な所をくちゅくちゅと擦り上げている……。
二人の俊に犯されているような、今までにない倒錯的で暴力的なまでの快感に、蘭世は身を任せていた。
頭の中が、痺れたように、真っ白になる。
ただ感じるのは、純粋な欲望だけ。
欲しい…もっと…もっと…!
指の動きは激しさを増し、それに呼応するように、喉の奥は俊を締め付ける。
「江…藤……っ、え……と………」
絞り出すような俊の声と、蘭世の立てる淫猥な水音が重なる。
身を捩じらせ、更に深い快感をむさぼろうとする蘭世の、淫乱な女神のような姿に俊がそれ以上もつ
はずもなく、二人はほぼ同時に達したのだった。
勢いが強すぎて蘭世の唇に零れた自らの体液をぬぐってやりながら、ぐったりとした蘭世に、心の中で
つぶやく。
(ごめんな俺…スケベで…)
でも俺をそんな風にするのはお前なんだけどな…
と言い訳じみたこともちゃっかり付け加えて、寝込んでしまったらしい彼女に腕枕をし、シーツを
かぶった。
……今度は……。
<end>
258 :
作者:02/05/20 08:12 ID:0PZaIAOx
は〜、長くてすみません;;
なんか変態くさいぞ俊!挿れてやれよ!(w
因みに続くかどうかは皆様の反響待ちです(汗
>252,253
望×椎…頑張れば書けるかもです。
次回作(まだ書くか!?)→アロフィラ のあとで良ければ…
259 :
名無しさん@ピンキー:02/05/20 15:06 ID:wUmdRV/8
真壁く〜ん、挿れてやって!
sage進行なんですが…。
そのまま入れちゃってよぉ〜
つづきキボンヌ
続きお願いしやッス。本番!
俊の喘ぎ声も個人的にキボー。
263 :
sage:02/05/20 19:54 ID:E+RL/yRt
いや〜続き気になって仕事になんなかったよ〜
帰宅してソッコー見てます。
クールな真壁くんも、やはりそういう時は饒舌ね、うひ。
>duo作者様
お疲れ様でした〜
trioも楽しみにしてますよ!
お疲れ様です!もっと変態になる俊と
もっと淫乱になる蘭世キボンヌ〜!!
trioって…どうなるの??
265 :
作者:02/05/21 00:16 ID:Gz9vig0u
感想いただけてうれすぃ〜です♪楽しんでいただけたでしょうか??
真壁君の喘ぎ声ね。φ(..)メモメモ
>264
ヒントです。
solo=ひとりえっち duo=ひとりえっち+鑑賞=2人 trio=…???
すいません真壁君変態にして……。
はぁああああ。
俊のため息は深い。ついでに、悩みも深い。
自分一人だけのことならばどうとでもなるだろうし事実どうとでもしてきた。
が、しかし。
今彼が思うことは、相手あってのことで、しかもかなりデリケートな種類のものだから始末に負えない。
そのことについて考えるたびに、
(俺ってこんなにスケベだったか?)
と自問してしまう。
悶々とする彼を尻目に、蘭世は相変わらず可憐で無邪気で無防備で清純なままだ。二人で夜を過ごす時の
淫靡な瞳はどこへやら、といった風情。
その様子を見ていると、罪悪感で一杯になってくる。
2人は今までそっち方面に関して、お互いがお互いを開発してきたようなものだと、俊は思っている。
彼の欲望には際限がないが、その欲望を満たそうとする彼に、彼女もよくついてくる。むしろ、そういう
彼に、体ごと笑いかけるかのような反応を、いつも示す。
それを受けて、彼の欲望にはさらに歯止めがきかなくなる。
その繰り返し。
本当に、際限がない。
先日俊は、蘭世に自分のものを咥えさせ、犯すように一方的に欲望を満たした。
そして、それで一区切り、と思っていた。のだが。
一つ欲望を満たすと、それは新しい欲望を連れてくるらしい。
俊のものを咥えながら、蘭世のそこは潤っていた。その潤いに、自分のものを沈めたい。
そして、今以上に乱れ、善がる蘭世の姿を愛でたい。それも、口腔内の感触を手放さないままで。
……不可能…だな…。
俺の言うなりになるようなヤローはいねえだろうし、第一それでなくとも俺の方が御免蒙る。
他の奴にあいつのあんな姿を見せる気には死んでもならねえ。
諦めよう。俺が2人いるとかなら、話は別だが。
ん?俺が…2人?俺が……2人…。
<つづく>
それから数日。
俊は再び江藤家を訪れた。望里も椎羅も、理解があるのかそれとも放任なのかは判別しにくい所だが、
自分達の留守中に俊が泊まっていっても感謝こそすれ咎めたりはしない。鈴世に至っては勝手に
気を利かせて、何時の間にかいなくなっている。
俊としては気恥ずかしいようなありがたいような、複雑な気分だ。
「親父さんたちは?」
リビングで紅茶をすすりながら、それでも一応聞いてみる。
「あ、何かね、取材旅行だってルーマニア行ってるの。何だかんだ言ってやっぱりドラキュラだから
空気が合うんじゃないかなあ?」
「ふうん…。じゃ、また2人っきりか…」
「うっ、うん///」
2人っきり…2人っきり…。頭の中でエコーのように響く。幾つもの同じ夜を過ごしたとしても、
その響きは蘭世にとっては魅力的だ。
それでなくともここ最近の真壁君は積極的だし…。こないだだって……。こっこらっ、静まれ心臓っ!
「どうした?顔赤くして」
「ななな何でも…ない…デス」
本当は考え声が聞こえているのにこうしてからかうのはとても楽しい。
今度は真正面からじっと顔を見つめてみる。
「なっ…、何…?」
「いや…」
1拍おいて、不意打ち。キスすると見せかけて首筋をさっと舐め上げる。
「ひゃんっ!もっもうっ、真壁く……んん」
抵抗しかけた蘭世だが、たちまちその声も力を失う。
俊の唇がそのまま、うなじ、鎖骨、となぞっていったからだ。
蘭世はたまらずゆったりしたソファーに首をもたせかけた。白い首筋が露になり、それが更に俊の
劣情を煽る。それに突き動かされるまま、唇を滑らせ、服の上から胸の膨らみをまさぐった。上から
一つずつボタンを外していく。
「真…壁君……もう…部屋……に…」
上気した顔で蘭世が哀願すると、俊は待ちかねたように、蘭世の部屋にテレポートした。
<つづく>
おぉー!早速trioですね♪嬉しいです。
いいぞ変態俊!!蘭世をメチャクチャにして!
今日は体調悪くて仕事休んだハズなのに…。
朝から見てる私…エロはやめられない…。
ちょーしこいてうpし過ぎでしょうか?(汗
他の作家さんの降臨待ちしても良かったかな〜と後悔しつつ…でもうp(w
<268 お大事に!268さんへお見舞いうpってことで(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
広めのベッドの上で、一枚ずつ蘭世の服を脱がせていく。
衣服の代わりに蘭世は俊の熱のこもった視線をまとい、この後の淫らな時間を予感してしまう。
俊はそんな蘭世の姿に、気持ちがエスカレートしていく。
2人にとって、衣服のやり取りはそれだけで、前戯になる。
最後に彼女の髪のリボンをほどくと、俊はいつもと違う行動に出た。
幅の広いそのリボンで、蘭世に目隠しをしたのだ。
「!?真壁君…?」
「大丈夫だ…痛いことはしない」
俊はあっさりとそう言うと、ベッドのふちに腰掛けさせたまま、愛撫を重ねる。
蘭世は首筋に再び、粘膜を感じた。
「ん……ふ…ぅ…」
首筋…うなじ…耳元…。視覚が遮断された分、感覚が鋭くなり、いつもより感じてしまう。
感じるポイントを外さずに触れてくるその感覚に蘭世が陶然と身を任せていると、唇は徐々に
下に降りていき、胸の突起の片方をとらえ、転がすように愛撫してきた。
「……ん…ぅ…」
思わずため息が漏れた、その時。もう片方の突起も、同じように愛撫されたのを感じた。
唇ではさみ、舌で焦らすように周囲をなぞっていく…。
「ヤ……っ…」
蘭世は思わず身を震わせたと同時に、それは離れた。
「どうした…?江藤…?」
「ううん…何でもな……ふ…っ、…ぅ…っ」
今度ははっきりと分かる。誰かが自分の足を開かせ、感じやすい内ももに唇を這わせている。
「だ…誰……?」
「俺だ、江藤…。どうかしたか?」
胸元から、俊の声がする。
「え…真…壁君…なの…?」
確かに誰かがいると思ったのに…。これは錯覚?
快感に負けそうになりながら耳を澄ますと、今度は、足の間から。その声もまさしく俊のそれだ。
「よくないのか?じゃあこれは?」
足の間から聞こえる声がそう告げた途端。
「ん…っぁああ……っ…」
湿り始めた繁みの、敏感な突起を舐め上げられたのと全く同じタイミングで、乳首も甘噛みされた。
蘭世の身体がしなる。
「まだみたいだな…もっと溢れさせてみろよ…」
足の間の声はどこか楽しそうにそう言い、感じやすいその突起を舌で嬲りつづける。もちろん胸への
愛撫も止まってはいない。脇腹や太ももにも、触れるか触れないかほどの感触が、断続的にする。
蘭世はもはや余りの快感に座っていられないほどだが、誰かが腰を支えているのでベッドに倒れこむ
ことさえ出来ない。
「…っふ……っ…、ぁああ……」
体中を愛撫されるその快感に蘭世は身もだえしながら、これはどういうことなのか考えつづけた。
―どうして?何が…どうなってるの…?真壁君が…2人いるの…?
―でも…私が好きなのは1人だけなのに……
―…怖い…真壁君………
必死で考えようとしても、頭の中の甘い靄が邪魔をする。
―分からない…でも…気持ち、いい…もう…どうなっても…真壁君なら……。
―…ま…か…べ…く……ん…
蘭世の中で何かが弾け、身体の快感に、心が征服された。
胸元にいる俊の髪に指を挿し入れ、手探りで、自分から深く口づけていく。
「ん……ふ……ぅ」
唇を軽くなぞり、口中で上あごを刺激する。ぼうっとなった蘭世の頭では、それがどちらの舌による
ものか、もう、判別できない。
が、唇を離すと、蘭世はうっとりと甘く、俊にねだった。
「めちゃくちゃに……して……?」
「江藤……」
俊は切なげに眉をひそめると、蘭世にむしゃぶりついた。耳に舌を挿し入れ、耳朶を噛み、熱い息を
吹きかけていく。硬くしこった胸の突起を指先で擦り上げることも忘れない。
「聞こえるか…お前のここ……もうこんなだ…」
「………っ!!」
ちゅぷちゅぷと音を立ててそこを吸われ、羞恥と快感に、今度こそ蘭世は座っていられなくなった。
しかし、シーツに身を投げ出しても、甘美な責めは止まらない。
俊は蘭世をうつ伏せにすると、片方は秘所に舌を這わせたまま可愛いお尻を手で包むように撫で、
もう片方は敏感な背筋を舐め上げてゆく。
続きが気になる〜。
あちきも。強く望む!
ドキドキっすよ。真壁くんの「正直に言わなきゃ、挿れてやらねぇ」から
やられっぱなしです!
続き待ってます!!!!!
どんどん「めちゃくちゃにして…」(汗)
275 :
268:02/05/21 23:07 ID:8y5bcDiV
trio作者さんお疲れ様です!見舞うpだなんて…
感激です!!おかげで熱も下がってきました。
あれから寝てましたがエッチな夢を見ました(w
相変わらずドキドキな内容…もう夢中です。
ダブル俊がイイ感じですね!続き期待してます♪
俊はどうやってダブルになったのかな。マジックミラー‥?
tori作者様、こんなすばらしい作品をほんと〜にありがとうございます!
続きが気になる〜。
めちゃめちゃになっていく蘭世にやられっぱなしです!
やー、変態Sっ気たっぷり(汗)な俊と乱れまくる蘭世、評判良いようで作者冥利に尽きます。
もうちょいつづくのでお付き合いくださいまし。
>275 じゃ今回は快気祝いうpってことで(w
>276 す、スルドイ…(汗 ネタばらしは後々ってことで。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
愛撫を受けるごとに、ぴくぴくと反応して悶える蘭世が、愛しくてならない。
もっともっと、野蛮に愛して、俺を求めさせたい…俺を求めて泣くまで……!
「江藤…?…口で……」
そう促し、反応しかけた俊自身を口許に持っていくと、蘭世は少し身を起こし、抵抗することなく
舌で絡めとってゆく。
「う……っ…」
すぼめた唇で先端の敏感な部分を丹念に擦り、片手は柱を上下する。空いた手は下の方のものを
やわやわと揉みしだく。
それらの技巧を教え込んだのは自分だから、別段驚くことは何もない筈なのだが、教えられた側の
覚えが良すぎて、そこにはいつも意外性が付きまとう。
そしてそれが、一点へ集まろうとする血液の流れに加速をつけた。
「う…、く……っ、え…と……っ…」
ちくしょう、まだだ。まだイクわけには…。
必死で理性を働かせてもう1人の自分に意識をシンクロさせ、秘所への愛撫を更に激しくする。
くびれに手を添えて腰をあげさせると、突起を甘く噛みながら、既に蕩けている泉へ指をいささか
乱暴に挿し入れ、くちゅくちゅと中を蹂躙した。
途端、俊を咥えた蘭世は苦しげな表情で、喉の奥を締め上げる。
そこに幾分かの甘さが混じっていることを、彼は見逃さない。
「好いのか…?咥えながら…されるのが……?俺でなくても…?」
嗜虐心が働き、そんなことを訊いた。蘭世の口から自身を引き抜き、答えを待つ。
「そ…んな…こっ…な…っ、…っ壁…ぅん…だから……ぁあ」
―真壁君になら、何をされてもいいの……ううん、されたいの…
―どんないやらしいことも…全部…
―真壁君になら……
蘭世が快楽の波に揉まれながら紡いだその答えは俊の予想通りで、しかし予想以上の満足感を
彼に与えた。
<つづく>
(・∀・)イイ
カナリせつね〜。
イメージ膨らますのに時間かかるけど、
ほどよくていい。
できれば二人の戯れの画像、誰かかいてくれ〜(w
お見舞うpに続き、快気祝いうpありがとうございます!
両方から攻められる蘭世。目が話せません!!
うひ〜かなりご無沙汰ですね;無駄に気を持たせてしまってすみません。
あ〜これでまた読者離れが進んでたらやだなあ…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「江藤…俺のも……」
秘所を愛撫していた俊も、口での愛撫を求めている。声のした方に蘭世が体を向けると、背後から
抱きしめられた。
「?」
背後の俊が自分の足の間に蘭世を迎え入れ、足を開かせた。脇から手が差し入れられ、片手は乳房を
揉みしだき、空いた手は蜜が溢れかえる秘所へと伸びる。
再びくちゅくちゅと水音が響いた。
「あ……っ、んぅ……何…」
「いいから…咥えてろ」
そうは言われても、うなじを甘く噛まれながら、既に執拗なほどの愛撫で敏感になっているそこを
再び指で嬲られながらでは、あられもない善がり声を上げることしか出来そうにない。
しかし、
「江藤……」
目の前の俊からは甘い催促。悩ましげな吐息さえ聞こえる。
「…どうした…?してくれないのか…?」
一層愛撫を激しくしながら、耳元で楽しげに囁く俊。
自分の肩にのけぞるように寄りかかりながら、唇を噛んで喘ぎ声を必死に堪えている蘭世が、
狂おしいほど愛しい。
「仕方ねぇな……来い」
二の腕をつかまれぐいっと前方に引き寄せられ、俊の腕から腕へと移動した。裸の胸が密着する。
俊は体を離すと、顎に手を添え、深く口づけた。人差し指と中指で、ちょうどタバコをそうするように、
乳首を挟み少し乱暴に擦り合わせる。
「んぅ……」
空いた手で蘭世の手を掴み、熱く脈打つ自分自身を握らせると、半ば無意識に、蘭世の白い手が
その先端を撫で、擦り上げる。
もう1人は、引き寄せられて蘭世の腰が浮いたのをいいことに、雫の光るそこに指を伸ばし、
後ろから愛撫を加えている。
心ゆくまで蘭世の唇を貪ると、俊は頭に手を添え自身へと導いていく。張り詰めきったそれが蘭世の
口中に収められると、目を閉じてまとわりつく粘膜の感触を楽しんだ。
蘭世は肘をつき、俊の下腹部に顔を押し付けるようにして舌と唇で丹念にそこを愛撫していく。
膝も付いているのでお尻を突き出す格好になり、蜜で光るそこが後ろにいる俊に丸見えだ。
度重なる愛撫により真っ赤に花開き、時折ひくっ、ひくっ、と快感に蠢くそこは、自分を受け入れるのを
心待ちにしているかのように、彼には思えた。
――もう、耐えられねぇ…。
愛撫する手を止めると同時に、ものも言わず後ろから一気に貫く。
「う……、ふ……っ、んぅ……っ…!」
前触れもなく奥まで突かれた蘭世は、口一杯のものの為に声を上げることも出来ないが、俊の動きは
容赦なく蘭世を快楽の淵に追い込んでゆく。口の中の俊を愛撫する為に揺れるその体の動きを
いち早く感じ取り、それに合わせて一定のリズムで自身を深く深く送り込む。
蘭世は前後から貫かれながらも、俊を絡めとるように膣内で締め付けてくる。
その快感に思わず荒い息をつき眉をひそめた。
「う……ふ…っ、え…と…ぅ……、中……、すげぇ……っ…」
脳内が真っ白にスパークするかのような快感。
俊のそこは今、蘭世の口と秘所両方で、柔らかくねっとりと蠕動する粘膜を味わっていた。
他の男に貫かれ、他の男のものを咥えて善がる蘭世を見ながら。
そう、この快楽を味わう為に、マジックミラーで得たもう1人の自分と意識をシンクロさせ、感覚を
共有するという方法を編み出したのだ。
視覚から、触覚から、聴覚から……。
全てダブルで押し寄せる快感は予想以上に鮮烈で激しく、二人がかりで蘭世を犯しているという事実と
脳髄が甘く爛れていく。
キタwwヘ√レvv〜(・∀・)─wwヘ√レvv〜─ !!!
離れませんよ〜。待ちますよ!ふふふん、よい!好きにしてよーーーい!!
やばい。興奮した。
私もメチャクチャにされたい…。
soloの蘭世みたいに
真っ昼間から自分でやってしまおう…。
逝ってきます
何もかも、望みどおりだ。けど…
――まだだ…まだ足りねぇ…もっと…もっとだ…
貪欲、とはよく言ったものだと思う。俊はまだ己の欲望を貪りたい。
しかし、喉の奥と体の真芯で同時に感じる熱さに、蘭世の瞳はうつろだ。後ろから突かれる勢いに
押されて姿勢も崩れてきた。
それを見て俊は繋がったまま蘭世の体を横に倒す。上体をひねらせ、目配せの代わりにシンクロの
度を強めると、口から自身を引き抜いて、その横に添い寝した。
いきり立ったままの自身を蘭世の両手に握らせる。
ついさっきまで甘い舌で愛撫されていたそこは、まだ熱く固く、脈打つようだ。
「お前のせいで……こんなだ……」
そこからの熱気が伝わったかのように、蘭世の顔も上気していく。先ほどまで口の中にあった熱の塊を
思い出したように、唇がうっすら開き、俊を誘うようだ。
その顔だけでも十分にそそるのだが、嗜虐心に支配された俊は、更に卑猥な言葉をかけた。
「感じてる顔…もっと見せろよ……二人に犯られて感じてるんだろ……?」
言いながら耳元に息を吹きかけ、既に硬くしこって敏感になっている乳首の片方を口に含み、もう片方を
爪で引っ掻くようにして嬲る。
「ひぁ……っん…そ…な……こと…」
「好くないなら…やめちまうぞ…」
そんな言葉が後ろから聞こえ、蘭世は実際に自分の中から俊のものが引き抜かれかけるのを感じた。
「…っあ……」
いやいやをするように頭を振ると、胸元でもくすくすと笑い声がしている。
「ほら…ちゃんと言えよ……“両方”に聞こえるように」
「ヤ……、い…や…、や…めないで……ぇっ…、もっ……とぉ…」
俊は目隠しをされたまま悶える蘭世を満足げに見下ろすと、奥まで突き入れ、荒腰を使う。
痛いほど硬くなった胸の突起も舌で転がされ、蕩けるような快感を伝えてくる。
普段とは全く違う快感に、身をよじって悶えたくても、2人に押さえられている為、逃げ場のない
快楽が蘭世の中で暴れ狂う。
「好いんだろ…これが……っ…、二人にされて…お前はこんなに……っ…」
「っぁあ………ふ…っ…、んぅ…っ…」
深く深く入り込んできた感覚に、蘭世はたまらず目の前の俊に腕をきつく絡め、達した。
くあーーーーーーーーーーーっ!
キタキタキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
いいっすねいいっすねー!
もっともっとやっちゃってくださいーっ!
真壁くん一人か・し・て♪
蘭世は体を小刻みに震わせてぐったりと横たわっていた。
甘い余韻に浸っていたいところだが、見えない二つの唇は絶え間なく彼女の体を這い、
その隙を彼女に与えない。
達したばかりで濡れそぼり、敏感になっている秘所、うなじ、ふくらはぎ、首筋、太もも……。
蘭世の体は余す所なく、開かれ、なぞられ、指を差し入れられ、舐め上げられた。
その仕草の一つ一つが間違いなく愛する人のそれであることを意識するたびに、蘭世は更に深い
快楽へと堕ちていく。
と、不意に視界が明るくなった。リボンが解かれたらしい。
恐る恐る薄目を開けると、目の前には大きな姿見。その中には後ろから包み込まれ、足を大きく
開かされた自分の白い裸身が暗がりの中に浮かび上がっていた。
思わず顔を背けると、背後の俊が、達したばかりの敏感なそこをくちゅくちゅと弄びながら、耳元に囁く。
「見えるだろ……?まだこんなに俺を欲しがって……。お前のここ……いやらしいな…」
「やぁ……っ…」
早くも新しい蜜が溢れるそこには、2人の俊の10本の指が蠢いている。
「ヤ、じゃねぇだろ?お前の体…俺に見られて…2人にされて…悦んでる…」
言いながら、もう1人の俊は蘭世の唇を深く吸うと、乳房を揉み上げ、舌と唇で執拗に乳首を嬲り始めた。
――どっちが本物なの……?
――でももうそんなこと関係ない……
――もっと…もっと……
甘い刺激に蘭世の身体は耐えられなくなり、座っていることもままならない。
背後の俊が自分の膝に蘭世の頭を乗せて太ももまで雫を滴らせているそこに指を伸べた。
蘭世が目をあけると、俊の顔が逆さに見える。
顎の線…綺麗……。そう思い、目の前の俊の顎を指でなぞる。それが合図になって、顔じゅうに
口づけが降って来た。
蘭世は腕を伸べ、片手を俊の髪に差し込むと、舌を絡め、更に深い口づけを自分から求めていく。
だが、それを見透かしたように、もう1人の俊の指がなかを掻き回し、蜜で濡れた赤い実をこねると
そのたびに、びくんびくんと、水から上がった魚のように身体が跳ねてしまい、のけぞるばかりで
長続きはしない。
その様子が可愛くて仕方がないというように俊はくすりと笑うと、口づけをやめて蘭世の身体を
シーツに降ろし、耳元に唇をつけた。
290 :
作者:02/05/27 03:36 ID:Ka0Hq0Ms
皆様感想ありがとうございますv
おだてられると木に登るタイプですんで(w
しかし我ながら長いな〜。
他の作家様方、すみません…。アロフィラはいつになることやら…。
とりあえず俊たちが逝くまで終われません…。
>>285 やー女性と勝手に決めつけ)のおかず(wになるのは作者的に本望ですv
男性とは微妙にエロのつぼ違いますしねえ。
ベースが少女漫画なのでその線は外さないようにしてるつもりです。
>>288 私もほ・し・い♪(w
「真…壁君…?」
今までどちらともなく密着してきた温もりが離れた不安から蘭世が身を起こすと、俊は小さく笑って、
彼女の足を大きく広げ、片足を抱えた。
そのまま自身を蘭世の入り口にあてがう。
ぴちゃ、という淫らな水音に、これからまた訪れる快楽の渦を予感して、蘭世は眉をひそめた。
私を見つめる眼差しも、口の端に浮かぶ笑みも、何ていやらしくて素敵なんだろう…。
そう思うと蘭世の芯は再び熱くなり、その熱で溶け出した蝋が蘭世の心と身体を濡らす。
「江藤……」
もう1人の俊はベッドの端に腰掛け、蘭世の手をとると、じっと目を合わせたまま、指を1本1本
口に含んでゆく。
――やめて……それ以上されたら私…指先から蕩けてしまう…
溢れ出した入り口も、俊自身の先端に擦られ、限界まで焦らされていた。腰を引こうにも片足を
とられているため逃げられない。
しかし、蘭世が反応している証拠に、乳房は二人を誘うようにプルプルと震え、触られてもいないのに
その先端は徐々に硬くなっていく。
「目…閉じるな…俺だけ見ていろ」
その言葉と同時に横から顎をつかまれ、荒っぽいキス。
「んん…ぅ……」
噛み付くような口づけに蘭世が応えた瞬間、俊は一気に貫いた。
「んぁあ…っ…、…っかべ……く…ぅん……ん…」
思わず唇を離し、上体を捻じ曲げて目の前の俊にしがみつく。
「江藤……江藤…っ…!」
荒い息がお互いの首筋にかかる。
俊はそのまま蘭世の上体を押し倒し、彼女の手を熱く硬い自らへと導きながら、覆い被さるようにして
感じやすい場所に赤い跡をつけていく。
白い肌に散った赤い花びらのようなそれらを満足げに見下ろすと、ベッドの端に膝をついた。
突き上げられるたびに上下に揺れる乳房が露になる。
「綺麗だ…江藤……」
快感に上気する頬を手の甲で一撫でし、痛いほどいきり立っているそれで薔薇色の唇をなぞると、
蘭世は素直に唇をつけた。頭に手を添え、腰を突き出すようにして喉の奥まで挿し入れる。
「く……ふ……っ…、んぅ……っ…」
苦しさに喉の奥が締め付けられると、それが図らずも俊の快感となる。息苦しさのなかからそれでも
俊を悦ばそうと舌を絡めてくる蘭世が愛しい。
「…っく…、え……と…、江…藤っ……!」
腰骨を打ち付けるように俊が荒腰を使うと、下がってきた子宮を更に突かれ、蘭世はそのたび
宙に浮くような快感の渦に巻き込まれていく。
――愛している。愛している。愛している。
―――壊してしまいたいほど。
俺の腕の中で、俺だけを欲しがって泣け。
俺に責め立てられて善がり泣く、淫らな姿をもっと…!
「え…と……、愛して…る……、…ぅう…っ…」
2人の俊は同時に熱い精を蘭世の中に放ち、その熱さに蘭世も意識を失った。
脱力して蘭世の身体の上に覆い被さると、俊はおもむろに、同じく荒い息をついて仰向けに
寝転んでいるコピーを消し、蘭世の横に添い臥した。
乱れた髪を整えてやり、しどけなく開かれた唇を指でなぞる。
そして腕枕をしようと引き寄せた首筋に、赤い跡が散らばっているのを見て、1人赤面したのだった。
<END>
293 :
作者:02/05/27 05:32 ID:Ka0Hq0Ms
はー、やっと終わりました。
長々とお付き合い&応援してくださった皆様ありがとうございました。
満足していただければ幸いです。
エロ心、お陰さまで満タンですし(w、アロフィラ書きに逝ってきます。
多分この調子だとアロンスケベでしょう。
何たって双子だし。私の中ではこの兄弟完全にSだし(^^;
しかしこの板を活性化するって言う目標は達成できたんだろうか…
とても不安……
うん、すごいね!いいっすね!激しく満足。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
ほんと〜にエロかった!
変態真壁くん、イイ!
作者さんすごいわ〜!わたし、かなりファンです。
>>295 >かなりファンです
作者に? 変態真壁くんに? (w
297 :
295:02/05/27 22:48 ID:H9oT+8K0
両方♪(w
>trio作者様
わたしもファンです。<作者様とSな王子(w
お疲れ様でした!さて、次は4??
新作も楽しみにしてます!
真壁くんにはエロ街道突っ走ってもらいたいわ♪
しかし、どんなに乱れてもランゼってやっぱかわいい〜
最後に果てる時の真壁くん、かなりマンセー!!!
てか、二人とも切ないね〜。
乱れてもキャラを壊させない作者さん、(・∀・)イイ
作者さまお疲れさま〜。
良かったです!!
今までに無かった設定で…二人の真壁くん、イイ!
次回作楽しみにしています♪
302 :
作者:02/05/30 20:11 ID:3sz50N8S
皆様ありがとうございます〜。
ファンだなんて、キャ〜〜〜!調子こいちゃいますよ〜。
他の作家さん方はどうしたんでしょうかねえ…。
もう少し待ってこなかったらアロフィラあげちゃっていいですかねえ?
皆さんが食傷気味でなければ。
あ、作者さんだ。
もうがんがん調子こいちゃってくださいよ〜。
ほかの方はもう書かないんでしょうかね〜。
ああ、新作よ・み・た・い。
作者さん書いてください〜〜。激しく期待しております。
じゃあうpしますね〜(そして思い切ってコテハン…)
スレの倉庫逝きが怖いし…。何だか連続ですみません。
あらすじつきで途中からですが、ここまでの細かい話を読みたい方は
スレ中盤にあるのをお読みくださいませ。
(2度も3度も再掲するの心苦しくて…。)
ついでにフィラの実家に関するエピソードなどは全て林檎の創作に
よりますので、その点、ご了承ください。
フィラの両親のことなど、原作の設定と食い違うことは(多分)ないと
思いますが(そもそも原作にあまり出てこないので)、もしあったら
温かい目で見てやってくださいませ。
<ここまでのあらすじ>
ゾーンの洗脳から解放されたアロンを、城に泊り込みで献身的に看護するフィラ。しかし俊と蘭世が
来訪したあと、自分の運命の惨めさを卑下したアロンは、フィラに暴言を吐く。
「前世の因果も何もない君には、僕の気持ちは分からない」。
所詮自分はアロンにとってお仕着せの婚約者でしかないことを悟り、フィラは城から辞去する。
それを複雑な気持ちで見送ったアロンだったのだが…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
城から戻ってきたフィラが、表面上は明るく振る舞っていても、内心はそうではない事を、父親を始め
館の誰もが知っていた。
今もフィラは読書と偽って自室から人を遠ざけて引きこもり、ベッドの上で膝を抱え、声を殺して
泣いていた。
膝の上には、色あせた1枚のハンカチ。
色は時間の経過と共に薄れてはいるが、その4隅にはくっきりと王家の紋章が刺繍されている。
アロン様…アロン様……私ではやはりダメですのね……?
新しい涙があとからあとから溢れてきて、膝の上に落ちる。
涙で汚したくなくて、フィラはハンカチを手にとり握り締めた。
やっぱりずっと片思いだったんだ…。
アロン様にとってあの出来事は取るに足りないことだったんだ…。
アロン様……!
フィラの母方の家系はかのメドゥーサと同じ、ゴーゴンの流れを汲むもので、その石化能力を
恐れられてか、人間界でいう貴族としての扱いを代々受けて来た。フィラの母の家も上流階級に
属しており、その中で父と見合いをして結ばれたと聞いている。
メドゥーサの石化能力は女性にしか芽生えない。彼女達は皆、恐ろしい憤怒の表情と荒れ狂う激情の
代わりに、平静時には類稀な美貌と、穏やかで誰にでも愛される性格を兼ね備えていた。
しかし普段は如何に美しく天使のような女性でも、逆にそれだからこそ、人々は恐怖心をかき立てられ、
腫れ物を触るかのような扱いをすることが常だった。
石化能力は成人すれば大方コントロールできるようになるのだが、それが出来ない時期には、その暴走は
顕著になる。ちょっとした怒りや嫉妬から、突然彼女達は変化する。
それがいつ起こるか分からないから、明らかな仲間外れ、というのではなく、恐怖心で、誰も傍には
寄って来ない。
そういった孤独感を、ゴーゴンの末裔達は常に味わわなければならなかったのだ。
306 :
sage:02/06/01 02:25 ID:zc917kpq
ほんとゴメン。先に謝ります。
曜子俊ていうのは・・・・ダメっすか?
邪道ですか?
ランゼと真壁君のも大好きだけど、ここはひとつ。
307 :
名無しさん@ピンキー:02/06/01 02:31 ID:zc917kpq
sage
間違えた!ハズカシー
<<306
過去スレにあったはず<曜子俊。
邪道でなくはないかもしれないですがすいません、私には無理です…
曜子に愛がないわけじゃないですが、俊蘭により愛情ありますんで。
他の作家さん降臨を待てばあるいは…?
フィラも例外ではなかった。他の少女達と遊びたくても仲間には入っていけない。
自然、1人遊びばかりになる。
その日も自宅近くの泉のほとりで、一人花の冠を編んでいた。
あれは…いつのことだったろう?5歳?6歳?もっと幼い頃?
折角編みあがった花冠も、それを見せっこしたり送りあったりするような相手が、彼女にはいない。
それが哀しくて、フィラは顔を覆って泣いた。
どうして私はこんな能力を受け継いでしまったのだろう。
お母様もこんな思いをしたのだろうか。
亡くなってしまった母親に想いが及ぶと、余計に涙は止まらない。優しく美しい母だった。
でももう傍にはいない。誰も、誰も……。そう思うと涙が止まらない。
しかしその時、しゃくりあげる彼女の背後から、遠慮がちな声がした。
「……どうしたの?どこか、痛いの?」
驚いて振り向くと、見知らぬ少年が心配そうな顔をして立っている。その背後には、彼が乗って来た
らしい、ユニコーンの子馬。
栗色の髪のその少年は、小首をかしげて彼女の隣に座り込むと、驚く彼女にもう一度訊ねた。
「どうして泣いてるの?」
「……お母様が、いないの……お母様だけじゃなくて、他の、誰も……」
消え入るような涙声で告げた途端、彼はにこっと微笑んだ。
「なぁんだ、僕もそうだよ」
ハンカチを渡しながらの意外な答えに、フィラは泣くのをやめて再び驚きの眼差しを向けてしまう。
「僕の母上も僕が生まれたとき死んじゃったんだって。だから僕には父上だけ」
「……寂しくないの?」
「そりゃ…寂しいけど…」
鼻の頭を人差し指でかきながら、ゆっくりゆっくり言葉を捜しているようだ。
「でも父上がいるし。すっごくね、怖くてキムズカシイ父上なんだけど、僕のこと心配してくれてるの分かるんだ」
フィラが自分の父親を思い出して沈黙していると、
「もうかなしいの、止まった?」
また、屈託のない笑顔。フィラはつられて、まだ涙の乾かない頬のまま笑い顔を作った。
彼はそれをみると満足そうに頷き、ウィンクする。
「やっぱり笑ってるほうが、かわいいよ」
そういうと立ち上がり、フィラの頭にあった花の冠をさっと取って自分の頭に載せ、子馬を呼び寄せた。
「ぼくもう帰んなきゃ。きっと皆やきもきしてる」
「ありがとう…。あの、これ……」
「あげるよ。今日ここで会ったしるしに持ってて?これと交換!」
「また…会える?」
「だといいなって、思ってる」
照れたように少年はそう言うと、子馬の背に飛び乗り、またね、と大きく手を振って、風のように
林の入り口の方向へと去っていったのだった。
その日からそのハンカチは、フィラの宝物になった。
そこにある刺繍がどんな意味をもつかを知ったのは後になってからだが、それが彼女の思い出を
左右することはなかった。
初恋、だったと思う。
それからほぼ10年後、王子アロンとの縁談が持ち上がったときには、眩暈がするほど嬉しかった。
しかし再会したアロンはもちろん自分のことなど覚えておらず、おまけに彼の心の中には別の人がいた。
そこに思い至ると、フィラの目にまた新しい涙が溢れてくる。
――やっぱり私は……。
と、遠くで何か騒がしい。
不審に思って耳を澄ますと、その騒ぎはこちらへ向かってくるようだ。
「…?」
指先で涙をぬぐい、ドアへ向かう。既に騒ぎはすぐそこだ。
「どうしたの?何か……きゃあっ!」
ノブに手をかけ開けた途端、飛び込んできたのは見慣れた家の者ではなく、王子アロンその人だった。
「や…やあ…」
困ったような笑顔を浮かべて、アロンがそこにいた。
「アロン様、お願いにございます、お嬢様をもうこれ以上…。そっとしておいて差し上げてくださいませ」
涙さえ浮かべながら取りすがる召使の1人に、アロンは苦笑しながら答える。
「君達の姫を傷つけに来たんじゃないんだよ。ただ…」
「私は大丈夫だから。少し…、2人きりにして?ね?」
アロンの言葉の先をさえぎるようにしてフィラが言い含めると、召使達は心配そうな顔をしながらも
立ち去っていった。
「…どうぞ…」
「ありがとう」
「正式な婚約破棄、ですか?」
務めて笑顔でそう言おうとするが、やはり涙で言葉が出ない。
でも…言わなくちゃ…言わなくちゃ。
わざわざありがとうございます…お気になさらなくて良かったんですのに…やっぱりアロン様は
最後まで優しいのですね…私それだけで幸せです。
しかしそんな言葉達は、全て喉の奥で凍りつく。
「そんな顔、しないで…」
気がつくと間近にアロンが立っていた。華奢な指で丁寧に、フィラの涙をぬぐってくれる。
「そんなことを…言いに来たんじゃないんだ」
そういうと、アロンはフィラの手を取り跪いた。
「アロン様っ、おやめくださ…」
「フィラ、僕と一生、添い遂げてください。どうか一生…」
今度はアロンがフィラの言葉をさえぎり、決然とした口調でそう告げ、フィラの手の甲に唇をつけた。
フィラは動転してしまって、言葉も出ない。
「驚かせてごめん。でも…あれからいろいろ考えたんだ…」
フィラの手を掴んだまま、掬い上げるような目で、アロンは続ける。
「この間僕、すごくひどいこと言っちゃって…。すごく後悔した。僕と俊が殺し合おうとした時、君が
助けてくれたこと…忘れてたんだ。あれで僕の運命は変わったんだよ」
アロンは立ち上がり、呆然としているフィラを抱き寄せ、きつく抱きしめた。
「呪われた前世なんていらない…君と新しい未来を作りたいんだ…。どうか、傍に…」
「アロン様…」
フィラもおずおずとアロンの背に手をまわす。アロンは少し腕の力を緩めると、額と額をくっつけた。
「こんなに目を腫らして…。ごめんね…」
そういうと今度はキスの雨。額、まぶた、頬。涙を唇でぬぐっていく。そして…。
「キス…していい?」
彼がそう訊くことがすなわち彼女のyesだった。
ちゅ、ちゅ、とついばむようなキスを重ね、さらに甘く深いキスへ彼女を誘う。
「ん……」
アロンの舌がフィラの唇を優しくなぞり、彼女の官能をかき立てると、背中にまわされた手に自然と
力が入る。激しすぎる鼓動で、窒息しそうだ。
耐え切れず唇を離し、彼に体重を預けると、彼の唇は耳元から首筋へと移っていく。
「…あ…っ」
膝下から、力が抜ける。それを素早く見て取ったアロンは、ベッドに優しくフィラの体を横たえた。
「フィラ…」
再び熱く口づけながら、フィラの胸元をまさぐる。
「アロ……様…ぁ…」
フィラに耳にはもう、アロンの荒い息しか届かない。
その時。
「お嬢様…?お嬢様?ご主人様が…」
ドアがノックされ、あっけなく行為は中断された。
アロンはくすりと笑って身を離し、ドアの方へ向かうと、召使と何か話してまた戻ってきた。
「僕は君の父上に改めて挨拶に言ってくる。その為にこんなかっこしてきたんだ」
よく見ると、アロンは正装だった。額には王子にだけ許されたティアラがはまっている。
「それが済んだら、一緒に城へ帰ろう。…立てる?」
助け起こす為に取ったフィラの手の中に、何かが握られている。…ハンカチ?
「……これ…?」
「え?」
「いや、何でもない。僕が行ってる間に、とりあえずのものだけ支度しておいて?」
まだ上気したままの顔で頷くフィラを見て微笑むと、マントを翻して部屋を後にした。
――何だか長い一日だったわ…
天蓋付きベッドの上でフィラはぼーっとしていた。
魔界城の一室。次期大王・次期王妃になる2人の為にあつらえられた部屋。リビングとベッドルーム、
その中間にバスルーム。広さは2人には十分なものだった。
そして当然、というかベッドは一つ。そのことはアロンも知らなかったらしく、この部屋に通された時
「サンドの奴…余計なことを」
と真っ赤になって言っていた。
全てを終えてこの部屋に帰ってきても、アロンはよほど照れているのか、自分はリビングで寝るから、
と言い張って聞かなかった。もう寝てしまっただろうか。
あれからすぐ、アロンはフィラを自分の馬に乗せて、城へ帰ってきた。
そして着替えて大王夫妻との謁見、夕食…。
いつもは威厳のある大王様だけど、今日お見受けしたのは、ただの“父親”のようだったわ…
王妃様もお優しくて…。
こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。
身体は疲れているようなのに、頭の芯が眠くならない。
(お水でも飲もう…)
そう思い立ち、バスルームへ繋がるドアを開けた。
と。
「きゃああっ!ご、ごめんなさい、わ、私…」
出くわしたのは、バスタオル一枚だけの、アロンの姿。リビングからもバスルームに出入りできるのを、
フィラはすっかり忘れていた。
「あの、ごめんなさい、私…」
「…フィラ…」
「お水を頂こうかと思って…」
「…フィラ…?」
ドアを背にして真っ赤になって弁解する彼女を尻目に、アロンはどんどん距離を詰めてくる。
「フィラ…静かに…」
ついに腕の中に閉じ込められてしまう。
「アロ……ん…ぅ…」
唇を奪われた。昼間のよりも、もっともっと熱いキス。同時にネグリジェの胸元のリボンが解かれた。
アロンの手が両肩を滑ると、すとん、と床に落ち、フィラの裸体が露になる。
「…君が…君の温もりが…欲しい…」
抱きすくめられた上に耳元でそう囁かれて、拒否できるフィラではなかった。
314 :
名無しさん@ピンキー:02/06/01 07:17 ID:eVyaUSA6
アロン様・・・。
素敵ですっっ!!(*´д`*)
はげしくいいっ!
俊蘭以外は萌えないとも思ってたんだけど、さよなら今までの私。
いいじゃないか!アローン!!
行け行け!アローン!!
オリキャラを損なうことなく書ける作者さま尊敬しております。
ガムバッテください。作者さま。
アロン・・・。しゅてきっ♪
毎度応援ありがとうございます。
アロンちょっと男っぽ過ぎたか!?とかちょっと不安だったのですが、
ご好評のようで良かったです。
>>314,316
書いてて気付きました。アロン実は王子キャラ。しかも正統派。
ここへ来てその良さに目覚めました(w
フィラ邸から城への馬での移動はもちろんお姫様乗せです。
>>315 尊敬だなんて…(*^^*)
池野先生のキャラ設定のすごさと皆さんの愛の相乗効果ですよ〜。
フィラを抱き上げベッドに運ぶアロンの胸は予想以上に厚く、抱きしめる腕の力も強い。
――男の人、なんだわ。
改めてそう実感し、フィラは赤面してしまう。
アロンは優しく彼女をベッドに降ろすと、枕元の紐を引き、天蓋を下ろした。音もなく、ベッドの上が
別世界になる。
キャンドルの頼りない灯りだけが二人の顔を照らしていた。
「フィラ……」
切なげな瞳で自分の名前を呼ぶのが間違いなく目の前のアロンであることに、フィラは満足のため息を
ついた。両頬に添えられた手に、自分の手を重ねる。
「…何だか…夢のようですわ……」
「夢じゃないよ…」
そう言うとアロンはフィラの顔を両手ではさみこむようにして引き寄せ、軽いキスをした。
「もっともっと、キスしたい、な…。そしたら、夢じゃないって分かるだろ?」
そして今度は美しい金の髪に指を差し入れ、深く口づけていく。その熱さに応えきれず、小刻みに震える
彼女が、愛しくてたまらない。
「…ね…?」
離した顔には、小悪魔の瞳。その瞳に、フィラは既に魅入られてしまっていた。
再び情熱的に口づけながら、ゆっくりと優しく、彼女を押し倒していく。
しかしそこまでされても、フィラは今さらのように、腕で胸元を隠していた。
「全部…見たい…。…だめ…?」
好きな男に甘えるようにそう言われて、断れる女はまずいない。
フィラが返事の代わりに、恥ずかしげに視線を外すと、アロンは優しくフィラの腕を取り、裸の上半身を
ほのかな灯りの下にさらした。
「…すごく…きれいだ…」
その言葉に嘘はない。
白く滑らかな白磁のような肌は、キャンドルの灯を柔らかく反射し、彼の愛撫を誘う。
なだらかな肩、鎖骨の窪み、胸の膨らみ、白く滑らかな下腹部、そして…。
次期大王としてもちろん性についての教育も―妻となる女性を悦ばす為の技巧までも―十二分に
受けてきたアロンだが、それは知識だけのこと。
実際に女性の身体を目の当たりにするのは初めてだった。それもただの女性ではない。
恋心を自覚したばかりの、愛する女性なのだ。
小悪魔なアロン・・・(・∀・)イイ
意外に素直なアロンってのが、キャラ崩してなくていい。
王子キャラ、ナイス!
久し振りに来たらアロン×フィラが再開してる!!
お待ちしておりました〜作者様!
俊×蘭世もすばらしかったです。
私もすっかりあなたのファンです。
てゆ〜か今更アロンファンになりそうです(w
お互いに震えるような嬉しさを抱えたまま、額と額をくっつけるようにして、体ごと密着させた。
そのままくすぐったいような気持ちで何度も何度も、ついばむような軽いキスを重ねていく。
こみ上げてくるくすくす笑いは、キスに熱が帯びるに連れ、熱いため息に変わる。
アロンは次第に大胆になり、フィラの顎から首筋にかけて唇を滑らし、耳元まで舐めあげた。
「…あ…」
たまらずに甘い声を漏らしかけたフィラが口許を手でふさごうとするのをおしとどめ、耳元で囁いた。
「もっと声…聞かせて…?…聞きたい…」
熱い息で余韻を残して、更にうなじまで唇を滑らせると、羞恥と快感に、フィラの肌が朱に染まっていく。
「ア…ロン…様…ぁ…」
「可愛いよ、フィラ…」
フィラの荒い息を感じながら、愛撫を下にずらしていき、胸の膨らみに唇を当てた。
片方を手で揉みしだき、もう片方の頂点を、口に含み、舌の先で転がす。
「…っあ……っ…」
「…感じてる?」
唇に挟む突起の感触で、そんなことはとっくに分かっているのに、意地悪心から、つい訊いてしまう。
しかし訊いたところでフィラは、初めての感覚に瞳を潤ませ、苦しげにこちらを見るのが精一杯だ。
「答えてくれないの…?…じゃあ確かめちゃおう…」
全てを見越して、空いた手をフィラの足の間へ差し込んだ。
「…や…っ、だめ…っ、…アロン様…ぁ…」
彼女の制止をきれいに無視して、まずは柔らかくてすべすべしたうちももの感触を楽しむ。
手のひらで優しくさすり上げ、時々軽く爪でなぞる。もちろんこの間も、乳房への愛撫はやめていない。
「…っふ……ぅ…」
あまやかな快感に、堅く合わさっていたフィラの膝が割れたのを見逃さず、そこを直接指で触れた。
途端、フィラの身体がぴくん、と小さく跳ね上がる。
「…だ…め…ぇ……っ…、そ…なとこ…」
「どうして?こんなに熱く濡れて…僕を待ってるのに?」
いいながら、優しくそこを嬲っていく。
「…聞こえる?こんなに濡らして…」
くちゅくちゅと淫猥な水音が天蓋の中に響き、フィラは羞恥に喘いだ。
しかし初めてで緊張しているのか、敏感な突起をいくら撫で上げても、そこに指を挿し入れることは
まだ出来なさそうだ。
それを見て、アロンは枕の下から、丸い小さな小ビンを取り出した。
ふたを取ると、うっとりするような甘い香りがあたりに広がる。
ビヤークプレイですか!(・∀・)イイ!
アロンは惚れ薬の前科があるから媚薬も使いそう!
アロンの巧みな口車がまた・・・。
どんなんかフィラに確かめてるってのが
アロンっぽくて笑える。
しかし、初夜から大胆さを求めるアロンって。w
>>323 考えることは一緒ですね(w
>>324 うっ。もしかして違和感あります?<大胆さを求めるアロン
うーん路線変更しようかなあ…うむむ。
326 :
名無しさん@ピンキー:02/06/03 11:03 ID:ULsCg+pG
>林檎さま
おおっ〜(・∀・)イイ!ですね〜
アロン、特に思い入れは無かったんですけど
これ見てカナーリ高感度UPです
無口な真壁くんとは違った魅力で、王子さまアロンマンセー
続き楽しみにしてますね〜
魔界人は永遠の生命を持つ上に若返りの鏡などもあり、極端なことを言えば文字通りの“永眠”を
決意するその日まで、愛する相手と関係を持つことが可能である。
その為、性を愉しむための小道具や秘薬の類には事欠かない。
今アロンの手にある媚薬も、そのうちの一つであった。
不安げに身を起こしたフィラを安心させるように抱き寄せ、耳元に囁く。
「これはね、初めての痛みを軽くする薬なんだ。大丈夫、怖くはないから…ほら」
そう言って人差し指と中指で容器の中身を掬い取ると、透明でプルプルとしたジェル状のそれを、
フィラの眼前へ持っていった。
その蟲惑的な香りをかいでいるだけで何だかくらくらしてしまいそうだ。
その上、その香りよりも更に甘い、小悪魔の囁き。
「ね?…足…開いて…」
――従ってしまうのは、きっとこの香りのせい…。
そう自分に言い訳しながら、フィラがそろそろと足を開いてゆくと、アロンの指が素早くその間に
滑り込んだ。
「や…っ…」
ひんやりとしたジェルの感触に思わず声を上げてしまうが、アロンの指は動きを止めない。
男性にしては華奢な指が、蜜となじませるように媚薬を全体に塗り広げ、繊細な動きで、敏感な
突起を擦りあげてくる。
「…ふ…っ…、ぁあ…っ…」
「もっと…感じて?」
言いながらアロンは、執拗なほど愛撫を繰り返してくる。
と、程なく、変化が起こった。
冷たかったジェルが、熱を帯びてきたのだ。
――違う。
――熱くなって来たのは、私の方…。
自覚してしまうと、愛撫されつづけているそこの甘い疼きは加速度がつき、どんどん熱く、敏感に
なっていく。
「効いてきた、かな…?」
どこか楽しそうにそういうと、薬をもう一度掬い、その指を泉の奥へと滑り込ませた。
途端、フィラの身体がしなる。
「ア…っ、…ぅぁあ…っ、アロ…様…ぁあ…っ」
初めての快感に喘ぐ声も顔も、全てが愛しくて、アロンは愛撫に没頭した。
ぐあーっ!
キタキタキタキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ッ
324っす。
大胆さを求めるアロン、マンセーですよ、作者さま。
アロンとフィラ、俊と蘭世より、なんだか素直に求め合ってて
これはこれでカナーリ(・∀・)イイ
アロン王子(・∀・)イイ!
続きが気になる〜!!
フィラは美人だから想像するのが楽しい。
林檎様、がんばってください!!
331 :
脱200万乙女:02/06/04 04:08 ID:OvxHOfpt
続き、待ってます。新作も待ってます。
皆様、毎度毎度応援ありがとうございます。
何か書きながら俊=むっつり発酵−暴走型エロ、アロン=素直に発散型エロ
な気がしているところです(wただ、今ちょっと本業が忙しいのでうpは今日深夜か明日になりそうです(涙。
お待たせしてすみません…。
<<329
それを聞いて安心しました〜。
キャラのイメージ壊しちゃうのが一番怖いもんで…。
<<330
そうそう、美人で蘭世とはまた違ったえっちっぽさがありますよね〜。
エロ王子に翻弄されつつも受け入れちゃう純なお姫様〜な展開を
これからも書いて行きたいもんです。
アロンさんカッコイイ!
乙女なフィラかわいい〜!!
アロン×フィラ最高です!
作者さま頑張ってください!楽しみにしています!
またしても約束破り…。申し訳ないです…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フィラの上に覆い被さるようにして胸に顔をうずめ、思っていたよりも豊かなその膨らみを思う様味わう。
桜色の突起は快感に震え、その硬さが舌に唇に心地よい。指を受け入れた秘所は熱い蜜を滴らせ、その
甘さが指先からも染み入るようだ。
まるで楽器のように、自分の動きに応えて悶えるフィラのあられもない姿は、アロンにとって何よりも
強烈な媚薬になる。
「…ロ…様……?アロン様…?」
「…どこか…痛い?」
苦しい息の下から名前を呼ばれて、アロンはフィラと視線を合わせた。
「……何だか…わ…たくしばっかり……」
こんな時にも自分を気遣ってすまなそうに見上げてくる、彼女が愛しい。
「大丈夫だよ…ちゃんと興奮してる…。ほら…」
そういうと彼女を抱き起こして手を取り、既に硬くなっている自分の中心に持っていく。
それはフィラにとって初めて間近に見て触れる、男性自身だった。その熱さに、フィラは思わず
息を呑んでしまう。
手の中に握られても尚、熱く脈打つそこは硬さを失わない。逆にフィラの手の感触で勢いを増していく
ようだ。
「も少し…撫でて…?」
両手で全体をはさみこみ、恐る恐るその手を上下してみる。アロンの息が荒い。
「先の方も……」
請われるままに、すべやかな感触の先端に白い指を這わせて指の腹でくるくると撫でると、アロンが眉を
ひそめ、呻き声にも似たため息を漏らす。
「う……」
「い…痛むのですか…?」
アロンは快感に歪む顔に薄く笑みを浮かべると、フィラを抱き寄せて、横すわりでノーマークの股間に
改めて手を伸ばした。
「…っ…、う……ふ…っ…」
媚薬が染み渡ったそこに突然触れられて、フィラは思わずアロンにしがみついてしまう。
「もう…限界かな…。君が、欲しいよ……」
そういって彼女をゆっくり押し倒すと、自身をフィラのそこにあてがい、ゆっくりと沈めていく。
「ぁあ…っ…ああああ…っ!」
侵入してきたそれは、フィラにとって正に火柱だった。恐らくなかにまで塗りこめられた媚薬のお陰で、
聞いていたような痛みは全くなく、ただ、焼け付くような快感だけがそこから広がっていく。
335 :
名無しさん@ピンキー:02/06/07 00:28 ID:WjgmnHIJ
キターwwヘ√レvv〜(^∀^)─wwヘ√レvv〜─ !!!
アロン×フィラ最高だ〜!!
続きは?続きは?
林檎様、ありがとうございます!!
すごくいいです!
蘭世と俊よりもいいかも。
アロン×フィラ最高。
フィラのアロン「様」っていうのが、もーーよい!
喜んでいただけて嬉しいですv
で、なんですが、すみません、今ホント本業が忙しくて、
次のうpは週明けになってしまいます(涙)。ネット自体から
離れてしまうんです。
でもでも、お待たせする分、ご期待に添えるような良いのを
頑張って書きますので…。
ホントにごめんなさい〜!!
そしてその上なんなんですが、維持カキコお願いして
いいでしょうか?
前スレ倉庫逝きになってしまったようなので心配なんです。
そんな3〜4日でそうは落ちないと思いますが…。
うpしない上にすみません色々…。
そいでは逝ってきます。
>339
楽しみにしております〜♪
>339
了解〜。
なんか、ほんと、一人に頑張らせてごめんっ、て感じ。
私もなんとか書けないかなぁと思ってるんだけど、
とてもあなたのように書けないです。スマソ
>林檎様
いつまででもお待ちしております!
だってあなたとアロン王子のファンですから(w
続き楽しみにしております。
ほんと、このスレが存続してるのも林檎さんのおかげです。
344 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 04:22 ID:ZCyiZYsp
維持うぷ!
林檎様愛してます!
あなたの文才には、ただただ感嘆するばかり・・・。
週明けまで任せてください☆
うおおイイィィィ
ID違うけど344です・・sage忘れちゃった。すみません
347 :
んじゃ:02/06/08 10:28 ID:oNjYz3hH
ずーーーーーーっとROMだけしていたんですが。
あの、
新参者ではありますが
短編でも書き込んでみてもよろしいでしょうか?
ちょっと妄想が頭の中で駆け巡ってるんですけど・・・。
もし皆様のお許しが出たら今夜にでも
あげたいのですが。
いかがでしょうか?
>347
もうぜひお願いします。
でも何のカップリングなんでしょ?
>347
お願いします!!読みたいです。
ドド〜ンと載せちゃってください。
今夜楽しみにしています!
もちろん一部が一番好きだけど、二部もリンゼが魔界に帰ってしまう辺りまで
好きだな。
351 :
んじゃ:02/06/08 18:12 ID:QDMHJSd0
えーとどれと言うわけでは
ないんですけど
<俊&蘭世><アロン&フィラ>
の朝の風景ってところでいかがでしょうか?
どちらが先がいいでしょうか?
>>351さん
楽しみです〜♪
俊&蘭世キボンヌです
アロン&フィラは林檎さんの連載の途中なので
話がまじるかな〜って思って
楽しみに待ってま〜す
んじゃです。
それでは・・・お言葉に甘えまして・・・
蘭世の朝は俊の腕の中から毎朝始まる。
結婚していっしょに暮らし始めてからと言うもの
朝、目がさめて愛しい人の寝顔を一番に見られることが
こんなに幸せだとは思ってもいなかった蘭世であった。
どんなに夜中動いても毎朝きちんと俊の腕の
中にいるのである。
朝日に映える俊の寝顔に後ろ髪を引かれながらも蘭世は
起きようとベットからでようとしたそのとき
俊の腕にもう一度抱きしめられた。
「真壁くん?起きてたの?」
「zzzzzzzzz・・・・・」
寝ぼけて抱きついた俊に思わず笑みがこぼれてしまう。
が、背後から抱きかかえられいる自分の背中になんだか
熱いものが当たっていることに気付いて真っ赤になってしまった。
・・・男の人って・・・きゃー・・・ええーっと・・・
寝ててもこうなの?・・えー・・・
とりあえずこの状態を何とかしなくてはと蘭世は慌ててもう一度
起きようと思ったががっちり抱きかかえられてしまっている。
悪戦苦闘を始めるが俊の腕は簡単に動かない、そのとき
俊の手が蘭世のネグリジェの胸元にすべりこんだ。
「えっ?真壁くん、起きてるの、ねぇ・・・んっ、あっ・・・」
俊の指先が蘭世の敏感な突起をいたぶり始める。
みるみるかたくなってくるその部分に蘭世は恥じらいをおぼえる。
・・・真壁くん・・・こんな・・・なんで・・・・
「なんでか、しりてぇか?」
心を読んだ俊がようやく口を開いた。
肩越しに蘭世が振り向くとその口に深く口付ける。
「ん・・・んん・・う・・・・ん・・・」
「朝からこんなになっちまってるからだぜ、おまえのせいなんだから、
責任とれよな」
・・・私のせい・・・?なんで・・・そんな・・・
混乱しているうちに俊は蘭世を一糸まとわぬ姿にさせた。
そしてカーテンを全開にする。
「やっ・・・」
体を隠そうとする蘭世の腕を捕まえそのままうつぶせにする。
「隠させやしねぇよ、ちゃんと明かりは消してあるぜ。」
いつもは夜、明かりのない中で行為をする、これは
蘭世が明るくすることを拒んでいるからだ。
しかし今日は朝、明かりなどなくても十分明るい。
俊は蘭世の肢体を明るいところで見てみたかった。
そしてそのチャンスが今朝訪れたのだった。
背中には昨夜残した痕跡が花びらのように散っている。
まるで昨夜を揺り起こすかのようにゆっくりを下のほうへ
舌を滑らせる。蘭世は混乱と快感の狭間に落ち始めていた。
背中からゆっくりと降りていく快感に酔っている蘭世の
肢体がビクッとしなる
・・そのままいったら・・そこは・・・だめ・・・
ま・・かべ・・くん・・・
そんな声を無視して俊は蘭世の腰を持ちあげ一番敏感な
部分をあらわにさせた。
それは夜のとばりの中で見るものとはまったく違う。
そしてその部分は蜜を滴らせていた。
「・・・ここ・・・なんでこんなになってるんだ・・江藤・・・?」
俊の視線がその部分にのみ注がれる、それを感じて蘭世は逃げようと
するがしっかりと抑えられていてどうすることも出来ない。
「見られてるだけでも感じているんだろ、江藤」
「・・そんな・・こと・・」
ないと言いたくても俊の視線に射抜かれて体の奥から快感が
湧き上がってくる、
「いいんだぜ、もっと感じて。」
俊の言葉が蘭世の中に響く。
「明るいほうがおまえの顔がよく見えるだろうしな」
うつぶせになり黒髪で見え隠れしている表情を見ながら俊は
そう言い放った。
355 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 23:12 ID:UwUA4lsc
キターwwヘ√レvv〜(;∀;)─wwヘ√レ- !!!
356 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 23:12 ID:CQu2YXfc
357 :
コギャルとH:02/06/08 23:13 ID:Ksg9kB4W
あ、あげちゃだめだよぅ。
351さん
俊のエッチィ!!!!サイコー
恥らう蘭世がかわいいです。ところで二人は何歳の時の話ですか?
>>359 結婚した直後の話っぽいから、
単行本17巻前後の話だとオモワレ。
新婚なのに名字で呼び合う二人萌え(w
>359さん。
新婚1ヶ月以内ということで・・・
一応結婚まで清らかでいて欲しいという願望のもとに
書いておりますのでまだまだ初々しい二人です。
それでは調子に乗って書いて見ます。
363 :
360:02/06/08 23:34 ID:jf9rKZsb
しまった。
>>351=353のつもりでレスしたが、
IDが違うという事は、実は別人なのか?
だとしたらスマソ。
朝日が差し込む二人の寝室での初めての行為に
俊は興奮を抑えきれない。
夢にまで見た明るい光のもとでの蘭世の肢体。
暗い中で見るものとはまるで違うものに見える。
そうして自分を誘う。
「どうしてほしい?」
俊は視線をはずさないまま蘭世に問うた。
「答えられないか?」
蜜がさらにあふれてくるのを確認すると俊は腰の腕を離し、
蘭世の体を反転させ自分の方に向かせた。
「いやっ・・・見ないで・・・恥ずかしいから・・・」
いやいやをする蘭世の頭を支えると口付けをするかのごとく
唇を寄せ、
「恥ずかしいか・・・でもおまえのあそこは俺に見て欲しいって
言ってたぜ。」
「そんな・・・そんなこと・・・」
「ない・・・か・・・?」
「あうっ・・・・ああ・・」
俊の指が蘭世の胸もとから下半身へともぐりこむ。
そしてあふれ出る蜜の源へと触れるか触れないかの愛撫を
始める。
>360さん
すいませーんいっしょです。
ではではちょっと妄想がおかしくなってきているので
書ききってしまいますね。
「・・・ん・・んんっ・・・あっ・・・」
蘭世は必死で声を抑える。そんな蘭世をからかうかのように
俊は指を動かす。でも一番敏感な部分には決して触れようとしない。
恥ずかしさともどかしさがいっしょになって蘭世に襲い掛かる。
「どうして・・・ほしいか・・言えよ・・・ほら・・・」
さあ、どこまで我慢できるか。完全に俊のペースにはまっているのに
気が付かない。あくまでもやさしくそれでいて的確に蘭世の感じる部分を
ついてくる俊。
いつもと違うシチュエーションに蘭世の体は完全にコントロールを失い、
とうとう快感が混乱を包み込んだ。
「・・・お・・・願い・・・私・・・いつもと・・違うの・・なんだか・・
体が・・・変になっちゃいそうなの・・まか・・べくん」
「いつもより感じてんのか?」
「・・・・・・・・・」
「答えろよ。」
「私が・・・・わたしじゃ・・・ない・・みたい・・・」
俊はその答えに十分満足して(このくらいが限界だろうな)蘭世の
下半身に顔を埋め、蘭世の敏感な部分に今日はじめて舌を這わせた。
「あああっ・・・」
蘭世は体をしならせて軽い絶頂に達した。
「まだだ」
俊は達した蘭世を解放する気はまだないようだ。
あとからあとからわいてくる蜜を舌で掬い取り執拗になめあげる。
蘭世の快感はとめどなく続いている。
達したまま落ちることはない。むしろあがってすらいくようである。
蘭世の指先が何かを求めるように空を切る。その手を俊がつかんだ。
俊は一度下半身から顔を上げ蘭世を見つめる。
やさしい眼で。蘭世は安心したように俊が握る手に力を入れる。
てらてらと光る俊の唇が蘭世の唇に触れ、舌が差し込まれる。
それに応じる蘭世。このキスも俊が教えた。
「どんな味がする?おまえの味だぜ」
「・・・ん・・んん・・・」
「いつもと感じ方が違うぜ、そんなにイイか。」
「・・・い・・・い・・まかべ・・くぅ・・ん・・・」
「もっとか?」
「・・・んん・・も・・・・ッとぉ・・キスして・・・」
「キスだけか?」
「・・・・」
「いれて欲しいんだろう?」
「・・・・そん・・・な・・こと・・・いえ・・・ない・・・」
「やめて欲しいか?」
「・・・・・・・」
「こんなになっている俺をどうするんだ?」
俊は蘭世の手を自分に触らせた。熱く脈打つそれは蘭世に入りたいと
主張するかのようにそそり立っている。それを蘭世は思わず口に含んでいた。
「え・・・え・・とう・・?」
予想外の展開に今度は俊が慌てた。少なくともこれまで蘭世がこのような
行為をしたこともさせたこともなかったからだ。
この行為の甘美な快感に今度は俊が飲み込まれそうになった。
このままではもたないと感じた俊は蘭世の口から自身を抜くと
蘭世を押し倒し一気に貫いた。
「・・あああああっ・・・」
蘭世の中に俊の熱いものが埋め込まれると快感はさらに
あがっていく。あまりの快感にすでに蘭世の意識は半分ないような
恍惚の表情を浮かべている。
そんな蘭世を見て俊は満足げに腰を動かす。
時に深くときに浅く。蘭世の片足をあげながら体勢を徐々に変えていく。
いわゆるバックの状態になったときに蘭世の上げる嬌声が変わった。
今まで聴いたことがない蘭世の声。
その声に後押しされるかのように激しく俊は腰を打ち付ける。
蘭世の胸をわしづかみにしながら。
蘭世の黒髪が宙を舞う。そのリズムとともに大きく俊が動いた
「・・・うっ・・江藤・・・いく・・ぞ・・・」
「んんんん・・・あああ・・・あっ・・くぅ・・はぁ・・・あう・・・ん・・」
俊は蘭世の中に自身のすべてを開放した。
「ねぇ・・真壁くん?」
「なんだ?」
「どうして私のせいなの?」
「ん?まあ、その・・・なんだ・・」
「ねえねえどうして」
「・・・あのな、おまえ寝てるときちょうど手が当たるんだよ」
「え?」
「だーかーらー」
「・・・(赤面)・・・そんなの知らないもん、そんな・・・」
そんな蘭世を見て俊は思った。
とりあえずこれで夜も明るいところで出来て、毎朝できるかな?
でもな、毎朝これで江藤持つかな・・?
まあ、これから先も長いしな、いろんなところで試してみるか。
「とりあえず江藤?」
「・・・・・なあに?」
「おはよう」
「お・・・おはよう真壁くん・・・俊?のほうがいいのかしら」
「そうだな。呼びやすいほうでいいぜ」
「そうねふふふ・・」
こうして真壁家の朝の日課が決まってしまったようです。
ふーとりあえず少し煩悩が出て行ってくれました。
すいません、稚拙な文章で・・・
頭でっかちになっている感じで書いてしまいました。
お眼汚し失礼いたしました。
>新婚さんの作者様
サイコー!!!
良かったですよ、悶えました。
真壁君もこれから先も長いし、と仰っていることですので、
今後もいろんなところで試してやっちゃって下さい(笑)
最近は新作が読めるからいいね。
最初の頃ときたらもう…。
○○書房だと、ほぼ毎日更新してらっしゃるから楽しいんだけど、
掲示板に書こうと思うとかなり躊躇するのよね。
身内の一行レスの嵐で、凄く書き込みにくい。
いっそ一行レス専用の掲示板でも作ればいいのに。
愚痴ってスマソ。
でもきっとここ見てるだろうから、
新参者でも書き込みしやすい雰囲気を作ってくれると嬉しいです。
おながいします。
うわ〜〜☆
久しぶりに覗いてみたら新作が!!
新婚さんの作家さんイイ!!
もうやっぱ俊×蘭世のシチュエーションが一番萌える!!
はぁ〜私も文才があれば書きたい・・・
>新婚さんの作者さま
うわぁぁぁぁぁぁぁ〜(・∀・)イイ!です
良かったです〜 みょうにハイな真壁くん萌え〜
もう1個のフィラ&アロンさま(←この辺ポイント・ワラ)も
楽しみにしてますね〜
お願いしま〜す
新婚さんの朝は大変、っていうタイトルがなんかカワイイ!
書きあがってから過去ログジー−−ックリと見直したら
似たようなシチュエーションの話を見つけてしまって・・・
もともと書いていた方に申し訳なくって・・・
この場を借りて謝っておきます。申し訳ありません。
真似しようと思ったわけではないんですが・・・
どちらかと言うと自分の願望が思い余ってしまって。
アロンさま&フィラお嬢はもう一度じっくり読み直してからに
したいと思います。
実は新婚さんの朝のあとは昼と夕方と夜と全部あったりなんか
するんですけどまだ夜のエンディングが上手く決まらなくて。
あげられないんですよ。
昼はお約束的ネタなんですよね。
これのほうが先にあがりそうです。
もし、おいやじゃなければあげてもよろしいでしょうか?
同じシュチユでも書く人が違うとまた違う感じがするからいいと思いますよ〜。
新婚さんは昼と夕方と夜と続いていくんですね〜、ぜひ読みたい。
376 :
名無しさん@ピンキー:02/06/11 01:47 ID:QTpeyF9I
もちろん、書いて!
>新婚1ヶ月以内ということで・・・
一応結婚まで清らかでいて欲しいという願望のもとに
書いておりますのでまだまだ初々しい二人です。
というセッティングはオリジナルだと思う。
イイ!
377 :
ピンクベル:02/06/11 02:20 ID:Gqe2Cpga
アロフィラ&新婚さんの作者様、応援してます。頑張って下さいね!
個人的には、文才がないから・・・と、書くのをしり込みしていらっしゃる方も、気兼ねせずにドンドン書き込んで欲しいです。
ようは、萌えがあればイイ!!のだと思います(藁
379 :
林檎:02/06/11 15:09 ID:mIvDSBa6
ただいまです!
帰ってくるところがあるっていうのはいいですね(w
おまけに新作も上がってるし。
新婚さん作者様、お疲れ様でしたv
久しぶりに読み手としての楽しみを味わうことが出来ましたよ〜。
いや〜眼福眼福。ご馳走様でした。
お陰で新婚さんネタ、書きたくなってきちゃいましたよ。
ウチの真壁くんは余裕で変態でしょうけど(w
>>378 そうそう、萌えシチュキボンヌ!
「痛くないかい…?」
擦れ合う部分に、フィラの処女の証を見とめて、アロンは訊いたが、答えを待たずに抽送を始めてしまう。
もう待てない。
自分を締め付けてくる感触に、脳髄がただれていくようだ。
腰を引くと、それを逃すまいとするかのように中で肉壁が絡みつき、奥まで突き上げるごとに新しい
蜜が溢れ、更なる奥へと彼を誘う。
その上、目の前には、快感に喘ぐ美しい顔と、自分の動きに呼応して上下に揺れる膨らみ。
「…ロ…様……っ、アロ……様ぁ……っ…!」
「…っ…、フィラ……フィラ……っ…」
アロンは突き上げながらもフィラの首筋に顔をうずめ、そこに歯を立てた。
「…んん……っ…、ァア…っ」
フィラの声にならない声と、お互いの性器が擦れ合う音をBGMに、細く白い首を舐めあげ、甘く噛み、
跡がつくほど吸い上げる。
媚薬も塗られていないのに強烈に伝わってくるその甘い感覚は、フィラの快楽を急きたてるようだ。
そしてそれは、アロンも同じ。
想いに気付いてしまえば、全てが愛しい。
自分を求めて掠れるその声も、しがみつく腕の強さも、背中に立てられた爪の鋭い痛みさえ。
「フィ……ラ…ッ…」
一層激しく激しく腰を打ちつけ、律動の間隔を詰めていくアロン。頂点は近い。
しかしその高みは、自慰も知らないフィラにとって、全く未知の感覚をもたらしつつある。
「や……っ、な…?ア…ロン様ぁあ…っ、怖…い…っ…」
アロンは初めての快感にその身をわななかせて悶えるフィラを優しく抱きしめて、耳元に囁いた。
「大丈夫……傍にいるから……もう…離さないから…」
「アロ……さ…まぁ…ぁあああっ…!」
フィラの中で何かが弾け飛び、心も身体も絶頂へと押し上がると同時に、アロンも自らの想いを
彼女の中に放ったのだった。
行為の疲れと快感の甘さにそのまま眠り込んでしまったフィラは、頭の上に何かを載せられたような
感覚に目が覚めた。起き上がって手をやると、それは…。
「おはよう。朝イチでメヴィウスのとこ行って取ってきたんだ。流石だな、色も褪せてない」
アロンは照れ隠しのようにそう言うと、ベッドに腰をおろした。
「……君の髪の色に、とても良く映えるね」
目の前に差し出されたそれは、あの日の花冠。不思議なほど鮮度も色も落ちてはいない。
「あの日の帰り際、メヴィウスのところによって枯れないようにして、って頼み込んだんだ。初めての
友達からもらった大事なものだから、って」
呆けたようなフィラの目元に、見る見るうちに大粒の涙がたまっていく。
「ああ…ごめんね、今ハンカチ持ってないんだ。ずいぶん昔に、可〜愛い女の子に渡しちゃって…」
「アロン様…!」
たまらずに抱きついてきたフィラを優しく抱きとめると、その頭を撫でながらつづけた。
「ずいぶん、待たせちゃったね…これからはずっと…」
安らかな温もりを腕の中に感じながら、決意めいたものを自覚していく、アロンなのだった。
<END>
382 :
林檎:02/06/11 15:30 ID:mIvDSBa6
お待たせしまくってたWheel〜、やっと終わりました。
満足していただけたでしょうか?
さて次回作。今のとこ以下のような妄想がたまっておりますが、
皆さんどっちがお好みでしょうか?
・俊蘭 新婚モノ:但し俊いつも通り変態ちっく。
・アロフィラ らぶらぶモノ。お風呂+(またしても)ビヤークプレイ。
感想&要望お待ちしてます!
きゃ〜〜〜!
林檎さま、お疲れさまでしたぁ。
堪能させていただきましたわっ!
ラストが良いですぅ。う〜ん、可愛い!
次回作は、俊蘭の新婚モノ、キボンヌ
エロエロにしてください!
384 :
林檎:02/06/11 20:57 ID:xd/CcQJS
>>383 エロエロ…。
まじで?後悔しません?(w
ちなみに今考えてるのは蘭世@裸エ○ロンモノなんですが…。
ウワァァンどんどん俊が変態にっ!って私のせいか…。
しかも俊が、の最初の変換“春画”になるし(w
もしかして一番の変態は私かも?
きゃあああああ〜
林檎さんお帰りなさい〜
早速のうぷありがとうございますー(・∀・)イイ!です〜〜〜
しかも最後の〆まで!やってくれますね〜
何だか本作のアロンよりも数段かっこいいんですけど(ワラ
林檎さんのアロンは、アロン様〜って感じでメロメロです
自作のビヤークプレイも楽しみにしてますね〜
それにしても
>>379の「ウチの真壁くんは余裕で変態でしょうけど(w」
にもゲキワラ!!
どんどん壊れていく真壁くんも楽しみにしてますね〜
>林檎様
ハゲシク(・∀・)イイ!!
お疲れ様です〜。もう、何ら文句のつけようもないアロン×フィラでした!!
次は蘭世の裸エ○ロンですか?(藁
実は、密かに読みたくて悶えてたので嬉しいです <蘭世の裸エ○ロン(藁藁
もう、真壁くんのやりたいようにやらせてあげちゃって下さい(w
林檎さんおかえりなさーい。
いない間になんとやらと書き込んでいたものです。
激しいのとーっても好きなんですがその辺書き始めると
ちょっとおかしくなってしまいそうなんで(文章が・・・汗)
変態ちっくな俊待ってます。
私はとりあえずお昼の新婚さんがちょっとだけ出来たんで
お眼汚しながら失礼させていただこうかとやってまいりました。
ふぅ・・ようやく片づいたみたいね・・・
朝、俊を見送った後、洗濯、掃除、後かたづけが終わるとちょうど昼時になる。
たいていは食事をとった後、夕食の買い物に出かけるのが蘭世の日課であった。
ところが・・・・?ピンポ−ン!!と予期せぬ訪問者が来ることもある。
本日の訪問者は、
「やっほー蘭世、遊びに来たわよ、入れなさいよ」
「神谷さん!どうしたの?」
「のぞきに来たに決まってるじゃない!!・・・あれ?俊は?」
「あ・・真壁くん、今日は急に仕事になって・・・」
「・・・?あんたいまなんて言った?」
「だから仕事に・・・」
「違う!!!俊のことなんて呼んだ?」
「え・・・あ・・・その・・」
「なぁに?まだ名字で呼ぶなんて、まあ、いいわ取り敢えずあがるわよ」
「どどどどど・・どうぞ・・」
リビングに通すとお茶を準備して蘭世はソファに座った。
陽子はもちろんそうそうに座って待っていた。
「ところで今日は?」
「あ、そうそう忘れてたわ、はいこれ」
「なあに?」
「招待状よ。」
「わぁ、日取り決まったのね、おめでとう」
「まあ・・ね・・・」
ちょっと照れくさそうに陽子は笑う。
「力が見たいって言うから・・・」
「楽しみだわ、神谷さんの結婚式。是非出席させてもらうわ」
「あったり前じゃない!!・・・とそれはそうとさっきの話だけど、あんたまだ、俊のこと名前で呼んでないの?」
「え−・・と・・・」
困ったように蘭世は口ごもった。
「今までずっとそうだったからって解らなくもないけどさー、・・・まさかとは思うけど・・・なの・・?」
「えっ?」
「二人の時もなの?って聞いてるの!!」
「えーあー・・・うん・・・」
「なにしてんのよ、まったく。私なんて力のことはいつも名前で呼ぶわよ、だってそのほうがいいって力言うんだもの」
陽子は目をハートマークにしながら蘭世に語りかける。
「それにね・・・力ったら言うのよ、耳元でささやかれると・・・な・・って」
389 :
林檎:02/06/11 23:08 ID:mIvDSBa6
読みたい読みたい!<お昼の新婚さん
激しくキボンヌ!
ウチの真壁君と違う(w、初々しいのを一つ…。
ではとりあえず先に俊蘭を書いていきますね〜。
うpはもうちょい待ってくださいませ。
しかし今書き出したら、やはりウチの真壁くんは純情かつ変態でした。
アロンは変態つーより淫靡な小悪魔王子(これまたウチでは)なのに、
この差は何?(w
390 :
林檎:02/06/12 00:36 ID:awkt+CUO
うあ〜、上のかぶりカキコスマソ
リロードしないとこうなること忘れてました…。うかつ。
それにしても、久々登場の曜子姐さん、おせっかいぶりがいい感じ(w
やっぱ曜子はこうでないと。
早速ですが続きキボンヌv
391 :
名無しさん@ピンキー:02/06/12 00:40 ID:2VONmLYg
>ウチの真壁くんは純情かつ変態でした。 ワラた。
>アロンは変態つーより淫靡な小悪魔王子(これまたウチでは)なのに、
この差は何?(w
インピ、ってイイひびき。(うっとり)
でも、みなさん、いいですね。'ウチの'真壁くんが飼えて。
純情かつ変態かつヤンの入った真壁くんはそれでもやっぱり王子なの。
〉ヤンの入った
そうだ、真壁くんヤンだったんだ(w
数日かけて1〜ココまでやっと全部読みました。みなさんスゴイですね。
ひさびさに読みたくなりました。引越しでコミックを処分したのは失敗だったな。
このマンガ知った当時、友達に借りたコミックの中の真壁くんが私の王子だったけど
15年たった今もやっぱり王子だわ。どんな変態ぶりを発揮しても(w
っていうかうちも真壁くん飼いたいな(w
>お昼の新婚さん、続き楽しみです〜。
すみませーん、昨日全部上げる予定だったんですが
うちのパソコちゃん機嫌悪くって・・・
つながらなくなったんです。
仕方が無いので、夕編を作ってしまったら・・・
私の真壁君・・・覚えたてのなんとかみたく
なってしまいました。
林檎さんの裸・・・と
かぶってないか心配ですぅ。
というわけで本日はちょっと別の場所から・・・
昼と夕とあぷしていきます。
「・・えええええええ???・・・」
「やーねーあのときよあのとき。」
「神谷さん・・・?それって・・その・・・」
「決まってるじゃない。ベットでの話よ。」
陽子の話は少しずつ熱を帯び始める。
「そりゃね、ためらいはあったんだけど、その相性って大事だって言うじゃない?
だからつい・・・まあ、してしまったんだけどね。
これがもう・・・ってなんであんたが赤くなるのよ?」
「だだだだってぇ・・」
「少なくともあんた人妻それも結婚したての新妻さんでしょ、
これぐらいで赤くなってどうすんの?
まあ、いいわ、あんたの事だからこんな話し、
したこと無いんでしょ?教えてあげるわよ。」
「ええ、いいいい・・いいわよぅ・・その・・」
「恥ずかしがってばっかりじゃ俊に飽きられちゃうわよ。」
・・真壁君に・・飽きられちゃう・・・そんなのいや・・・
「聞く準備出来たみたいね」
陽子はにやっと笑う。
「そうね・・蘭世。力が言うにはね、
自分の女が自分のテクニックで気持ちよくなってくれるのが
一番いいって言うのよ。
だから気持ちよかったら素直に気持ちいいと伝えることが第一よね。
あとね、してもらうばっかりじゃだめよぉ」
「ええ?」
「してあげることも大事よね。自分からキスしてみたり、
あとは・・・あれよね?わかるでしょ?」
陽子の目が蘭世を促すが、
「?????」
蘭世の頭に?マークが散らばる。
「ええ?まさか・・・してないの?」
「・・・・(赤面・納得)・・・ええええええええ?」
「そうよ、それよ。わかるでしょ?
これがもう気持ちいいらしくってよくせがまれるのよ。
でもただそうしていればいいっていうのじゃないみたいでいろいろ私も
力に教えてもらったのよ。俊は何にも言わないの?」
ぶんぶんぶんと蘭世は頭を振る。
「へーそうなの?じゃあ、してあげると喜ぶかもよ?
・うーんそうねぇ・・ソフトクリームをなめるようになめてみたり。
ストローでジュース飲むみたいに吸ってみたり。
こっちもね、そんなことしてると気持ちよくなってきたりするのよ。
いろいろ試してみたら?」
蘭世は答えられずにただただ赤面するばかりである。
「男の人って特に俊なんかあんまり言わないでしょ?
でもねしてあげると喜ぶのよ、ほら自分だけが気持ち
いいんじゃなくて二人で気持ちいいのがいいじゃない?あとね・・」
と続けようとしたときに、陽子の携帯が鳴り始める。液晶を見ながら
「・・あ、力だわ。なあに?・・・え・・あああ!忘れてたわ、
今日だったのねごっめーん。今すぐ帰るから・・・
ごめん蘭世、力と式場の打ち合わせ行くのすっかり明日と勘違いしてたわ。
また今度ゆっくり教えてあげるから。じゃね。
そうそう今夜からでも俊のこと呼んでみなさいよ!!」
と風のごとく陽子は帰っていった。
「神谷さんったら・・・」
頬を赤らめながら蘭世は見送った。
・それにしても・・神谷さんの言っていたこと・・・
蘭世は台所に戻ると使った食器を洗いながら考えていた。
・真壁くんも・・いつもして欲しいのかしら・・・?・・
いままで蘭世は考えたこともなかった。
たまに、俊のそれに対してしてみたことがあるが、
その時は殆ど無意識にしてしまっている様子で
工夫なんて考えたことのなかった蘭世である。
そんな行為に対しての基礎知識などなかったのである。
改めて陽子に言われてまた、陽子はそれを普通にしているような
口振りで蘭世の頭の中はちょっとしたパニック状態に陥っていた。
ふと、蘭世の視線がテーブルの上の篭でとまる。
・・真壁君の・・・に似ているみたい・・・
視線の先には、バナナ、今朝の食事のヨーグルトに入れた余りで、
今日のおやつにしようと思っていた所だった。
・・工夫するって言っても・・ねぇ・・・
それを握るとじーっと眺めて考え込んでいる。
そして思いきったように蘭世は皮を剥くとそっと
口に含んでみる。その後ゆっくりと舌を動かしてみる。
・・もう少し大きいかしら?・・
・・こんな・・感じ・・?・・・なんだか変な感じ・・・
続けて陽子の言っていたことを思い出した。
『吸ってみたりするのよ』
『ソフトクリームなめるみたいに』
いつの間にやらその行為に必死になり始める蘭世。
リビングに蘭世のみだらな舌つかいの音だけが響く。
『最中に耳元で名前呼ばれるのいいみたい』
・やっぱり・・真壁くんも名前のほうが喜ぶのかな・・・?・・・
口に含んだまま、蘭世は思いにふけっている、そのとき
ピンポーン!!
気付けば外は夕暮れ間近、俊が帰ってきてしまったのだ。
あわててわれに帰ると玄関まで俊を迎えに行った。
きゃああああ〜(///)
蘭世と陽子のこんな会話って初めてじゃあ(ドキドキ
陽子に伝授を受ける蘭世!萌え〜ハゲシク(・∀・)イイ!
続き待ってます〜
「お帰りなさい」
「ああ、ただいま・・・どうした?顔赤いぜ?」
「なな・・何でもないわ、そうそう今日神谷さんが来てて
まだ買い物に行ってないの、今から行ってくるから、
真壁くんまってて」
「いいぜいっしょに行くぜ。荷物もちもたまにはいいな」
「だっ大丈夫よそれほどいっぱい買ってくるわけでもないし・・」
「そうか?」
「いってきまーす。すぐ戻ってくるからね」
蘭世があわてて買い物にいく後ろ姿を眺めながら俊は考えていた。
・・・何なんだあいついったい・・・
そのまま、リビングまで入るとテーブルの上に置かれている果物。
「なんだ、これ?」
少し考えて、いきなり俊は笑い出した。どうみてもこれから食べようって
感じではないその果実。
・・まったく・・神谷のやつ・・なにを話しに来ているんだか・・・
とは思いながらこれからの楽しみが増えたなと思う俊でありました。
いつものように1日が過ぎ蘭世は愛しい俊が帰る前にと
夕食の支度を始めていた。
・今日は・・ビーフストロガノフと、サラダと・・そうねえ、あとは
なににしようかしら?・・
鼻歌を歌いながらうれしそうに準備をする蘭世。
そのうちに俊が帰ってきた。車の音を聞きつけ、蘭世は玄関まで小走りに
駈けていく。
「お帰りなさい。」
「おお、ただいま」
「今日はあつかったでしょ?先にお風呂でもどうぞ。
その間に準備進めておくから」
「サンキュー」
蘭世はキッチンに戻って行き俊はバスルームへと消えた。
バスルームで一人になると俊はため息を一つ。
ここのところ悩みが多い新婚だんなさんなのだ。
「はぁ・・・」
バスタブにつかりながら俊は考えていた。
結婚するまでなんにもなかった二人である。
初めての時は経験値もない自分としては
何とか痛くないようにと一生懸命であった。
いわゆるそういうハウツー本なんかも読んでいたりなんかする。
その甲斐あってかうまく事は運び、その後も蘭世は拒む事無く今に至っている。
しかしまあ、何だ。相変わらず電気はつけさせてくれないから、
どこがどうなっているのか良く見えないことが大変に不満であった。
なので先日とうとう起き抜けのまだ寝ぼけまなこなのをいいことに
事に及んでしまった。
いやそれはそれで非常に良かったのだがその時以来いろいろとまた困った事が
出てきてしまった。
物の本などでいろいろな知識が増えていってしまってあーんなことや
こーんなこともしてみたいと強く思う様になってきているのだ。
・・俺ってやつぁ・・
自己嫌悪と欲望の狭間に陥ってしまって日々もんもんとすごして
しまっているのだ。
唯一助けられているのはそういう欲望がわくのは蘭世1人だけに対してであると
言うことである。
・・これでだれかれかまわずだったら俺・・マジでやばいよなぁ・・
と自分で自分を慰めながらふと俊は思った。
・・そうなんだよな・・あいつだけ・・になんだよな・・じゃあ・・
半分のぼせ上がった頭になりつつある俊はある結論に思い当たった。
お風呂から出てくると夕餉のしたくはちょうど終わったところであった。
「すぐたべる?」
「もうちょっとしてからでいい」
「そう?じゃ、後にしようか?」
「今日は暑かっただろ?おまえが風呂に入ってからでいいよ」
「ありがと、じゃあ、入ってくるね」
蘭世がバスルームへ行くと俊は窓辺にもたれて涼んでいた。
しばらく後、蘭世が上がってきてから二人の夕餉と相成った。
さて今日はどうしよう・・?
「ごちそうさまー」
「ああ」
「ね?美味しかった?」
「ああ」
「それだけ〜?」
「うまくなかったらくわねぇよ。」
「たまには美味しかったっていってよー」
笑いながら蘭世は食器を洗い始める。俊は気づかれないように蘭世の後ろの方へ
動いた。
「あら、真壁君?お水か何か?」
顔だけ振り返りながら蘭世が問う。その唇を俊は奪う。
「・・ん・・・っ・・な・・に・・」
抵抗するいとまも与えず俊の手が蘭世を抱きしめる。蘭世は手に持ったスポンジを
シンクの中に落とした。
「や・・だめ・・まだ・・洗い物が・・・」
そんな蘭世の声を無視するかのように俊の指先が蘭世の
ハウスウェアの中に滑り込む。
入浴済みなので容易に素肌に触れることができる。
覚えのある愛撫に蘭世の体は呼応する。
「・・・んんっ・・はぁ・・ん・・・」
俊の唇は蘭世の首筋から背中にかけてのラインを上下する。
それに合わせて蘭世の息もあがる。
「洗い物・・続けろよ・・・」
指はボタンを外しながらさらに動きを早める。蘭世はシンクの
縁を握りしめて必死で体を支えている。
そんな姿は俊の欲望にさらにヒートアップさせてしまった。
背後から蘭世の胸から上だけをはだけさせる。いつもの蘭世なら両手で
つい隠してしまうものの、今はそんなことを出来る状態にはなく、
俊にされるがままになっている、あらわになったふくらみを
俊の大きな手が包み込み、もみしだく。
「・・ああっ・・・!!・・」
蘭世の声が高くなっていく。その声に後押しされるかのようにリズミカルに俊が
愛撫を繰り返す。上半身の至る所に口づけを散らす。蘭世は快感の波にのみこまれ
ている。俊のそれもボクサーパンツをつきやぶらんとばかりにそそり立っていた。
その熱さをぼんやりと布越しに蘭世は感じ取っていた。
俊の息が蘭世の耳元に熱くかかる。その息づかいにすら蘭世は快感を覚えてしまう。
そんな自分自身を恥ずかしいと思う反面、もっとと思ってしまう自分もまた存在する
混乱が蘭世の胎内を満たしていた。
「あっ・・だめ・・そんな・・・」
俊の手が蘭世の服の裾から太股へとはい上がってくる。そしてふとももから秘部のぎりぎりを優しくなで回す。
「本当に・・・?やめていいんだな・・?」
・・ま・・かべ・・くん・・・・・や・・・やめ・・
蘭世の体中を俊の愛撫が駆けめぐる。それでいて秘部には決してくれようとしない。
・ああ・・もう・・・お・・ねがい・・
「どうして欲しいんだ?口に出してみろよ」
・そんなこと・・・いえる・・わけ・・ない・・・
「言わないんだったらまだだ」
言い終わるか終わらないかの内に俊は蘭世の下半身から布を落とした。
「きゃっ・・!!」
さすがに座り込んで隠そうする蘭世を俊が押さえた。
「ちゃんと立ってろよ。」
そんな風に言われて蘭世は再びつかまっているしか無かった。
俊は蘭世がふるえながら立っているのを確認すると
ショーツの上からなぞるように秘部にふれた。
「ひっ・・・やぁ・・あ・・」
蘭世のそこはもう下着の意味をなさないほど濡れそぼっていた。
そして隙間から指を差し入れる。そのまま・・1本・・2本・・
中は狭くそして熱く蜜を流している。その蜜を敏感な芽の部分に
塗りつけるようにして愛撫を繰り返す。
そのたびに蘭世は崩れ落ちそうになる。俊はもう一度問うた。
「どうして欲しい・・・?」
蘭世の耳元でささやかれたそれは蘭世をとうとう屈服させた。
「・・ベッド・・に連れて・・・いって・・お願い・・・」
「それで?」
さらに問いかける。
「・・・・して・・・欲しいの・・・」
切れ切れの言葉で蘭世が望む。
「いやだね」
言葉と同時に蘭世のショーツをはぎ取ると熱い蜜のなかへ後ろから
自身のはりつめたものを突っ込んだ。
「ぁぁぁあああああ・・・!!」
いきなりの挿入でありながら蘭世のそこはもっとと言わんばかりにうごめく。
「くぅ・・」
俊がうめく。いつもと違う部屋で行うその行為は俊の内部をも埋め尽くしていく
様に快感が上昇していく。
片手で蘭世の手とシンクの縁を押さえ片手は腰を押さえつける。
俊の律動に伴って蘭世の体が揺れる。すでに俊がささえなければ蘭世はまともに
立っていることもままならないであろう。
・このままじゃ・・俺がいっちまうぜ・・・・
一度それを抜くと蘭世の体勢を替えて自分の方に向かせると左足を持ち上げた。
「え・・?なに・・?」
とまどったように蘭世はつぶやく。
そんなせりふにお構いなしに俊は自身を再度蘭世の中にぶち込んだ。
「・・やぁ・・あ・・・ん・・こん・・な・・・」
蘭世は必死で俊にしがみつく。俊の耳元に蘭世の息づかいが聞こえる。
その息は熱く甘い。麻薬のようにやめられない。
その息で俊のものは益々いきり立つ。
・・蘭世・・・蘭世・・・
今まで声として発したことがないこの言葉。心の中でだけ俊はつぶやく。
「・・・ま・・かべ・・・くん・・・わたし・・・」
「いいぜ」
蘭世の限界はもうとうに超えていることは承知していた。恥じらいも。
それでも俊は蘭世を離そうとしなかった。
熱に浮かされたかのように蘭世は声を上げ続ける。
それは俊の中も同じ事だ。
際限なく続くかのようなこの快感。
「・・・いいぜ・・・おまえの・・は・・・」
俊も限界が近いことを悟り、蘭世を抱え上げた。蘭世の足が宙をかく。
「・・あああん・・お願い・・・ねぇ・・・もう・・・もう・・」
蘭世の声がひときわ高くなったとき俊のものもまた解放された。
二人の荒い息づかいと不自然に熱い空気が流れる。それでも一歩早く俊の
方が落ち着くと蘭世を抱き上げた。
「・・ん・・・なあに?」
俊はそんな蘭世の問いかけに答えず、ずんずん家の中を進んで行くとある
一室の前で足を止めた。
「?・・・・!!!!」
俊は蘭世を抱きかかえたままバスルームへ入っていった・・・・・
続夕餉の時間が・・・・(藁、汗)
実は考えています。
すいませーんうちの真壁君ほんっっとに・・・
勉強熱心なやつでして・・・
今日はここまでで・・・
ぎゃっ!!
家に帰ってみたら怒涛の如く新作の嵐が!!
俊が変態でナイス!
さあ、早く早く続きが読みたいじょーーー!!
このスレの変態チックなまきゃべくんが(・∀・)イイ!
409 :
林檎:02/06/12 22:54 ID:awkt+CUO
<新婚さん作者様
ふふふ、やりますねそちらの真壁君。別の意味でモエテキター!
変態勝負だ!(w
というわけでうpです。
タイトル戦を控えたある日の夕方。
俊が自宅にいつも通り帰ると、蘭世がいつも通り迎える。
「お帰りなさ〜い」
毎日のトレーニングとはいえ、やはり疲れ気味でドアを開けた途端、既に玄関先に来ていた
蘭世の姿が目に飛び込んできた。
「ただい…うっ!なっなんだお前その格好は!」
「え?」
思わず後ずさると、閉めたばかりのドアと背中がぶつかる。
言われた蘭世は不審そうに小首をかしげているだけ。
――何かのギャグか?いや、試合前で禁欲してるのが不満なのかもしれない。
――しかしどっちにしたってこの格好は…。
顔の下半分を片手で覆い、一瞬の内に様々なことを考えてしまう。
エプロンの裾からのぞく白いナマ足。肩にはエプロンの紐以外のものは見えない。
元々細身とはいえ、エプロンからのぞく部分が素肌ばかりなどということはあり得ないはずだ。
……ということは……。
「何か変?」
ふに落ちない顔で、俊の制止も間に合わず蘭世はくるりと一回転してみせた。
果たして背中側は……普通だった。
短めのショートパンツにぴったりしたキャミソール。それだけ。
「今日暑かったし、久しぶりにこんな格好しちゃった♪どう?まだまだ若いでしょ?」
…何だ……。って、俺今、がっかりしたか?
「…まあな。それより風呂」
「は〜い」
赤面したのを隠すようにぶっきらぼうに上がりこむ俊に背を向けて、ぱたぱたと家の中に戻っていく
蘭世だった。
俊はあまり減量には苦しまなくて済む方だったが、それでも試合が近くなると家での食事は
最小限しか摂らなくなる。
今日も食事はジムで済ませ、家で改めて一風呂浴びたあとリビングでくつろいでいた。
「タイトル戦、もうすぐね」
「ああ」
蘭世はソファで俊に膝枕をしながら、愛する人と共にいられる幸せをしみじみと噛み締めながら、
風呂上りの少し湿り気が残る髪をいとおしむように指で梳いていく。
「何だか、やつれたみたい」
「その位でないと試合には困る」
「…分かっているけど…」
こんな時、目を閉じていても、俊には蘭世がどんな顔をしているのか手にとるように分かる。
「大丈夫だ。安心して待っていろ」
「…そうねっ!当日はご馳走作って待ってるから!何かリクエストある?」
「……」
もちろんある。それも、2人きりとはいえ、口に出すのははばかられてしまう類の。
「あっ、それとも何か食べに行く?」
「いや…久々にお前の手料理が食べたい。……それと……」
「なあに?」
「……耳貸せ」
俊はそういって上体を起こし、蘭世の耳に何事かを囁いた。それを聞いている蘭世の顔が、
見る見るうちに赤くなっていく。
「なんてな、冗談だよ、冗談。言ってみただけだ。本気にするな」
「……」
黙ったままの蘭世に、流石に今回はまずったかと思った俊は、疲れたからもう寝る、と早々に
リビングを後にしたのだった。
そしてタイトル戦当日。
俊は苦戦を強いられたものの、結局はタイトルを奪取、若きチャンピオンとなった。
祝杯をあげようと騒ぐ周囲の誘いを全て断り、一刻も早くこの吉報を伝えようと家路を急ぐ。
――先にメシを済ませてその後2人でゆっくり風呂でも入るかな。
――それとも先にさっぱりしてから
毎日帰ってはいるが、久しぶりの蘭世の手料理に加え、その後のお楽しみのことを考えると、自然と
気持ちが急いてしまう。
しかし流石の俊も勝利の余韻で、先日蘭世に“リクエスト”したことなどきれいに忘れてしまっていた。
だから、玄関のドアを開けた時、いつものように迎えに出てこない蘭世のことを、不審に思ったりも
しなかった。
「ただいま」
「…お帰りなさい…」
廊下の奥から声だけがする。俊はその声の調子が少し気になったが、それには構わず、歩きながら
ジャケットを脱ぎにかかる。
真壁家の廊下は結構短い。俊の足なら5〜6歩でダイニングキッチンについてしまう。その間に
上着を脱ぎ、ダイニングにいる蘭世に声をかけようと顔を上げた。
「おい、とりあえず先にメシ…、…!!」
シンクを背にして立つ蘭世は、いつも通り、エプロンをつけている。
しかし、そのエプロンの下は、いつも通りではなかった。
普段使いのシンプルな、薄手のデニム生地で出来たエプロンの下は…、素肌。
今回は見間違いなどではない。その証拠に、エプロンの胸当ての部分から、隠し切れない胸のふくらみが
ちらりと見えている。
「おま…その…格好…」
「だ……って…この間…」
蘭世にそこまで言われて、俊はやっと先日自分が要求したことを思い出した。
「やっぱり…、お…かしい……?」
「いや……」
真っ赤になりながら俯きがちに訊ねる蘭世は、結婚前と変わらずに可愛らしい。
見れば、テーブルの上には俊の好物ばかりだ。
「…それは?」
まな板の上の作りかけらしいものを見やり、蘭世に尋ねる。
「あ…まだ…」
「じゃあ作っちまえよ。ここでお前見ながら待ってるから」
返事を待たずにさっさとテーブルにつくと、口許に薄く笑みを浮かべて、視線で蘭世を促した。
「早くしてくれよ。腹減った」
「う…ん」
蘭世は意を決したようにくるりと向き直ると、シンクに向かって作業を再開し始めた。
剥き出しの背中に、俊の視線が張り付くようだ。
実際、俊にとっては目の前にある食べ物よりも―それももちろん嬉しくはあるのだが―、テーブルから
少し離れたキッチンで、エプロンの隙間から見え隠れする蘭世のヒップの丸みの方が、余程“食欲”を
刺激する、最高のアペリティフとなる。
空のグラスを弄びながら蘭世の後姿を愛でていた俊だが、もう待ちきれず、蘭世に聞こえないように
気配を消して席を立った。
蘭世の手もとの安全を確認して、背後から包み込むように抱きつく。
「っ…きゃ…」
「いいから続けろよ」
「で、でも…」
蘭世のささやかな抵抗などものともせず、首筋に唇を当て、生地越しに胸の柔らかさを味わう。
「っ…あ……」
乳房が大きく揉みしだかれる度に、下着のそれとは違う布地の刺激が胸の突起に伝わり、蘭世は
料理どころではない。
「どうした…?」
「意…っ地悪…ぅ…」
「お前のせいだ…」
と、胸への愛撫がやんだ。と同時に秘所に割って入ってくる何かがある。柔らかな舌が、蘭世の敏感な
突起を舐めあげているのだ。
「や…っ…ぁあ…ん」
「…すげぇいやらしい格好…」
自分がリクエストしたことなど遠くの棚に投げ上げて、俊は言葉でも蘭世を責め立てた。
再び立ち上がると蘭世にこちらを向かせ、布越しに乳房を撫でながら、蜜壷に指を突き立て、掻き回す。
「ふ…っ…、あぁあ…っ」
もう蘭世は立ってもいられない。俊の首に腕を回し、されるがままだ。
そんな蘭世の様子に、俊の中心はジーンズの下でどんどん硬さを増していく。しかし、ここで挿れるのも
楽しいが、それではやはり蘭世の身体が辛そうだ。
「…訂正。メシより先に、お前がいい」
そういって妻の身体を軽々と抱えると、居間の3人掛けソファへと運んだ。
「や…っ、こんな所で…」
「そんなに待てねえ…。寝室は、後でな」
煌々とついた居間の明かりの下で、蘭世の素足がまぶしい。
「目一杯興奮してるからな…今夜は寝かさねぇぞ」
言いながらTシャツを脱ぎ捨て、エプロンの裾から手を差し入れた。
414 :
名無しさん@ピンキー:02/06/12 23:07 ID:2VONmLYg
イイ!!
415 :
名無しさん@ピンキー:02/06/12 23:31 ID:Do1LbAbl
>蘭世の手もとの安全を確認して、背後から包み込むように抱きつく。
林檎さんの書く真壁君、こーゆう細かいところに気配りさんなのが萌。
416 :
sage:02/06/12 23:32 ID:Do1LbAbl
うわぁあげちまった・・・。
ごめんなさいぃ〜
さげてさげて・・・
続きまってます〜眠れないよぅ☆☆>作家さん
なにげに新婚さんネタと被ってるけど、
それがまた余韻残してて(・∀・)イイ!
まさに競演ですな!
419 :
林檎:02/06/13 00:17 ID:uPNL0wGB
>>415 そうなんです。そこがウチの真壁君のいいところ(w
だってそれがなかったらウチの真壁君変態超えて単なる鬼畜ですがな。
そんなわけで痛いことナシ合意アリ推奨ですんで。
でも寝込み襲うのはアリだったり(w
>>418 はい。狙いました。競演。もろ何気に(藁
新婚さんは後片付け中、ウチは料理中でおまけに裸○プロン。
びみょ〜に違うんですけどね。お互いの個性際立つかな〜と思いましてv一粒で2度美味しいと思っていただければ幸いです。
太もものすべすべした柔らかな温もりも久しぶりだ。その感触を楽しみながら、探るように茂みに
指を伸ばすと、そこは既にしっとりと湿り気を帯びていた。
が、折角の機会に、ただ挿れるだけではつまらない。
そう考え、蘭世の体の向きをうつ伏せに変えさせた。
「そのままクッション抱えろ…」
「こ…こう…?」
「そのまま膝を立てて、腰をもっと…」
蘭世に恥ずかしい姿勢をとらせ、空いたスペースに腰掛けると、白桃のような瑞々しいヒップが
目の前に来る。両手でゆっくりと撫でてやると、小刻みな震えが伝わってきた。
蘭世からは見えない俊の動きが、快感に拍車をかけているらしい。
「…っ…ん…ぅ…」
「…まるで水蜜桃だな…」
いいながら弾力のある丸みを味わい、舌を這わす。滴る甘い蜜と触れずにはいられないその丸みは、
まさに熟れた桃のようだ。目の前の甘い果実に半ば陶然としながら柔らかな双丘を開いてやると、
蜜に濡れた秘所が現れた。
「…すげぇ美味そう…」
リビングの明かりを反射して淫らに輝くそこは、俊の愛撫を待っているかのようで、吸い寄せられる
ようにそこに唇をつけた。
「あ…っ…んん……」
舌を挿しいれ蜜をすするかと思うと襞全体を舐め上げる。前の方まで舌を伸ばし、最も敏感な突起を
転がすように刺激する。
蘭世は身動きも出来ない恥ずかしい姿勢のまま、俊の愛撫に悶えるだけだ。
「すげぇしたかった…」
俊は蜜の溢れるそこから顔を離すと、ため息混じりにつぶやいた。
仕事の為とはいえ、麻薬のように自分をとらえて離さないこの営みを遠ざけて生活していた昨日までが
嘘のようだ。
「私…も…」
身を起こしてこちらを振り向くと、蘭世は恥ずかしそうに目を伏せながらそう告げた。その仕草は
見慣れたものであっても、潤んだ目や紅潮した頬から匂いたつ色香は、独身時代の彼女にはなかった
ものだ。
愛する妻の可憐で淫らな様子に押され、ほとんど反射的に、俊は腕を伸べて彼女を自分の方へ引き寄せた。
421 :
sage:02/06/13 01:40 ID:YLIqfOd7
>新婚作者さま
細かい事ですまぬが、やはり陽子ではなく「曜子」で書いて欲しい。
字が違うだけで違和感あるんだよね。
お願いします。
ごめん、sage間違えた。
自爆してスマソ。
逝ってきます・・・
あっかーーん。仕事が手につかーん!
続きギボーヌ
裸エプロンキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
パソコ直りました。よかった・・
>421さん。
すみませ−ん単純な変換ミスです。
ネットカフェで急いで入力したもので・・・
以後気をつけます。
>林檎さん
競演なんて・・・うれしすぎます。
私のような未熟者に・・・
もっともっと変態俊くん待ってます。
私のとこのは経験値が日々上昇中です。
続夕餉・・・はバスルームプレイです。
もちろん潜○鏡なんかも知識として知っている
うちの俊君はきっと・・・
ほんとにまあ、勉強熱心なこと・・
それでは・・・
「・・・ね・・ねぇ・・・?」
蘭世はとまどったように俊を見上げる。
俊はそのままバスルームの扉を開ける。そこは蘭世が入浴したあと
そのままになっていた。
「・・あの・・・まだ・・掃除してないから・・・」
蘭世を抱きかかえたまま、最後の蘭世にまとわりつく布を取り去ってしまう。
両手を胸の前であわててクロスする蘭世。
・ ・・恥ずかしい・・・
ふと熱情から冷めて落ち着いた状態で俊に裸を見られるのはいつまでたっても
馴れないのである。
知ってか知らずか俊は特に注目することなくバスルームの床に蘭世をおろした。
・ ・・?・・・
まだ、湯船の湯は十分に温かい。それを蘭世の体にかける。
全身、頭の先から足の先まで・・・
そして俊は手じかにあったあるものも蘭世の体に落とした。
ラヴェンダーの香りが立ち上る。蘭世がいつも使っているボディーソープ。
「きゃっ・・・」
その冷たさに一瞬声をあげる。
「冷たいのか・・・?体が熱いんだろ?」
「そんなこと・・・ないもん・・」
「もっと熱くしてやろうか・・・?」
バスタブに腕をかけながら俊が蘭世につぶやく。
「・・・いいいいいいい・・いっしょに入るの?」
真っ赤になりながら蘭世は俊に問い掛けた。
「そんなんじゃないさ」
続きを早く早く・・・ハァハァ
俊は蘭世にかけたソープをのばすように体の表面に手を滑らせ始める。
ぴくんっと蘭世の体が反応する。さっきの余韻はまだ体内にくすぶっている。
「だ・・だめ・・そんなこと・・・」
「どうして?いやなのか?」
答えられない、答えられるわけがない、また、感じてしまうからなんて・・・
じっと眼を見つめながら俊はその行為を続ける。
湯と混じり徐々に泡立ちはじめる。
その泡は蘭世の体を包み込んでいく柔らかな感覚は
蘭世の体に変化を起こさせる。
ソープのぬめやかさはいつもの俊の愛撫とはまた違った
快感を蘭世の体にあたえているのだ。
あくまでもソフトに俊の手は蘭世の体を滑る。
それでいて的確に蘭世の体を熱くさせていく、
ゆっくりと先ほどの記憶を呼び覚ますかのように。
蘭世の呼吸は再度荒く浅くなっている。
俊のそれも先ほど放出したことが嘘のように硬く太く、
蘭世の中に入りたいと自己主張しているようだ。
蘭世の体の泡が俊のそれにまとわりつくほどになって
来ている。
バスルームにはラヴェンダーの香りと蘭世の息遣いが
響く。
429 :
林檎:02/06/14 02:49 ID:q3mTiGFI
むむっ!やるな!お風呂プレイとは!<新婚作者様
うちも次回作でアロン様に頑張ってもらおうっと(w
で、とりあえずエプロン続きうpです。
自分の足の間に迎え入れて自分に体重を掛けさせると、背後から柔らかな胸のふくらみをまさぐる。
「や……っ、なん…っか…」
「いつもと違う?」
ただいつも通りやわやわと揉みしだかれているだけで、デニム生地のざらりとした感触が、敏感な頂点を
刺激してくるのだ。
硬くしこったそこは、薄手のデニム生地の上からもそれと分かるほどに隆起している。
「ああ…生地か…。…にしてもやらしいカッコだよな…」
「だ…って……あな…た……」
「ああ…お陰ですげぇ興奮してるよ…ほら……」
そういうと蘭世の手を後ろ手に自分の中心へと持っていった。ベルトは既に外され、下着越しにその熱さ
が蘭世の手に伝わってくる。
「…してくれ」
俊はそう言っておもむろに蘭世をソファから床に降ろし、向き直った彼女の頭に手を添え、下着の中から
取り出したそこへと近づけた。
明るい中で見るそこは既に赤黒く怒張し、脈打ちながら小刻みに震えている。
蘭世は床にぺたりと座り込んだまま、先端の鈴割れに唇をつけてちゅっと吸い、裏側を舌で舐め上げた。
そのまま何回か舌を往復させ、ゆっくりと口の中に収めていく。
俊は背もたれに体を預け、天井に顔を向けながら蘭世の愛撫を味わっていた。
見下ろすと、無心にそこを咥える蘭世の胸元が、開いた襟ぐりからのぞいている。
遊び心で、胸当ての脇から手を差し入れ直接乳房の柔らかな感触を楽しむと、蘭世の身体がぴくんと
反応した。
苦しそうに眉をひそめる蘭世。俊も限界が近い。
「おいで…」
蘭世の二の腕を掴んで引き上げると、自分と向かい合うように膝立ちさせた。
胸当ての部分をぐっと脇に寄せて片方のふくらみをはみ出させ、その頂点を思い切り吸う。もう片方の
乳房をエプロンの上から大きく揉みしだくことも忘れない。
「…ん…ふぅ…っ…、や…ぁ……っ…」
「嘘つけ…。感じてるくせに」
俊はそう言ってにやりと笑うと、エプロン越しに秘所をまさぐった。
途端、ざらついた布地が敏感な突起を擦りあげ、蘭世はびくんと身を震わせてしまう。
蘭世のそんな反応にはお構いなしに、俊が生地越しに秘所を軽く引っ掻くようにすると、面白いように
蘭世の身体が跳ね、それに合わせて黒髪が揺れる。
淫らに指を動かしながら、もちろん胸への愛撫も止めてはいない。
これ以上ないほど硬くしこった乳首を舌で転がし、唇で押しつぶすようにして弄ぶ。
柔らかな乳房は、無理やり寄せられた胸当ての為にいびつな形ではみ出していたが、それがまた何とも
俊の劣情を煽ってくるのだ。
「…は…ぁ……っ、もっ…ぅ…」
「ああ…。そのまま腰落とせ」
片手を自身に添え、もう片方の手で蘭世の腰を支えると、自身の先端で蘭世の入り口をまさぐる。
「……ふ…、…ぅ…っ…」
「そうだ…そのまま……」
ずぷり、と一息に蘭世の中に収めた。
「んん……ぅ…っ…」
「う……っ…、今日…すげぇ……締まる…っ…」
「…ぅん……っ…、……っなた…ぁ…」
下から突き上げてやると、体ごと上下されたせいで肩紐がずり落ち、片方の乳房が露になった。
グレーがかったブルーの布地で火照った白い肌が引き立てられ、目が眩むほど淫らで美しい。
俊は胸当ての襟ぐりからはみ出した乳房にむしゃぶりつきながら、更に突き上げ、ありったけの快楽を
貪ることに没頭した。
リビング中に二人の荒い息と性器の擦れ合う音が響く。
「すげぇ……欲しか……た……っ…」
「は…ぁっ…んん…っ、…ぅん……っ…」
と、蘭世の視界がくるん、と変わった。俊の肩越しに天井が見える。確かめるまもなく、足を大きく開かれ、
再び一気に貫かれた。
「ん……っ、はぁ…っ…」
感じやすい首筋には、愛撫の嵐。突かれるたびに、胸当てから零れた乳房が揺れ、俊を誘う。
「ら……ぜ…っ…、蘭…世ぇ…っ」
俊が自らを放ったのと、蘭世が意識を手放したのは、ほぼ同じ瞬間だった。
「おい…おい。大丈夫か?」
頬をぺちぺちと軽く叩かれて、蘭世はやっと気がついた。
俊が意地悪そうな笑いを浮かべて見下ろしている。
「どうする?寝室でじっくり続きと行くか?それとも…その格好でメシにするか?」
蘭世はやはり答えられずにいる。彼女が俊の内心を知る由もない。
――でもまあ、どっちにしても俺がもちそうにねぇけどな。
「とりあえず、さっきの作りかけの料理、作っちまえよ。ここでお前見ながら待ってるから」
「う、うん…」
蘭世はエプロンを調え、ゼリーを踏むような感触のする足でキッチンに向かう。
と、足の間から先ほどの激しい交歓の証がとろりと流れ出た。
それを感じて赤面する妻と、内心舌なめずりをしている夫…。
エンドレスな夜になりそうだ。
433 :
林檎:02/06/14 03:39 ID:q3mTiGFI
はい、やっぱりウチの真壁くんは変態でした、というオチでよろしいでしょうか?(w
さて次回作。
・新婚さん作者様に対抗して(ヲイ!)アロフィラ@お風呂deビヤーク
・曜子力普通にらぶらぶ
・克ゆりお初
などなど考えてますが皆様どれがお好みでしょう?
やっぱ評判のいいアロン様かしらん。
しかしホント私って1部フリークなのね…(汗)
PS 最近エロパロに移ってきたせいかageにしても荒しさん来ませんね。
(広告は別にして。)でもやっぱりsageで逝きます?
>433
これから寝る所なのにコーフンしてしまいました(w
ごちそうさまでした♪
新鮮なネタで、克&ゆりが見とうございます。
乙女ははじらわなければ…て事でsageでいいのでは。
たまに上がっても構わないとも思います。
⌒
∧ ∧ ⌒ ∧∧ ┌────────
バルルン ( ´ー`) (´ー`) < アロン×フィラに4票入りますた!!
\ < // └────────
// \.\//
(( > < )) ____
//\\ // バルルン
// .| | \\ ___
/ < | | \∧∧ ____
( 、ー, ) | | (´ー`) ____
V V | \ ノノ
|∪∪
| | ___
| ヽ ____
|∪∪
| |
| /
V
>433
全部見たいですっ!
ここを夕食準備前に見て活力もらってるわたし・・・(w
気長に待ちますので、どんどんうpしちゃってください
>433
克ゆりを!!
お初〜良い響きだ…
激しく(゚∀゚)イイ!!
林檎様の分楽しみに待っています。
・・・変態いっぱいがぐー!!
その前にじゃないですが
書き逃げにまいりました。
お眼汚しですが書ききらないと自分が気持ち悪かったので・・・
おかしな私を笑ってくださーい。
湯船から湯気が立ち上る中、
俊は蘭世の体勢を替え、背中をバスタブに預けさせる。
・・?・・・な・・に・・・?
もうなすがままにされるしかない蘭世は特に抵抗する様子もない。
俊はその状態の蘭世のそこに指を潜らせた。
「・・・あっ・・んん・・っ・・あ・・う・・ん・・・」
つるんと中に入っていく・・1本・・・2本・・・
指先が蘭世の中で動き回る。
「・・・ふっ・・・うん・・あぅ・・・ん・・・」
そのうち指先がふとざらついた部分に当たる。
「・・あああぁぁっっぁ・・・う・・・・あぅ・・・ああ・・」
蘭世の声が変わる。
・・・・もしかして・・・これは・・・?・・・
俊はその部分を集中して攻め始める。
「・・・い・・やぁ・・ああ・・・そんな・・・ぁぁぁああああああ・・・」
蘭世の快感がかつて経験したことが無いほどのスピードで上昇していく。
・ ・・どう・・して・・・こんな・・・な・・んで・・・
そんな自問自答も長くは続かない、快楽の渦は益々激しくなる一方で考えることすら
出来なくなっている。
「そんなに・・・感じんのか・・?・・ここは・・・」
耳元でささやく俊のそんな声はすでに蘭世に届いていない。
俊の指先がそこを軽くひっかくと蘭世の体が揺れ動く。
あっという間に蘭世は絶頂に達し、そこは俊の指を痛いほど締め付ける。
それでも動きを止めずに続けている。
蘭世はまるで俊の操り人形のように踊り、狂う。
・ ・・まだだ・・・まだ・・もっと・・・
俊の分身の先からはすでに先走りが出ているにも関わらず
貪欲にさらに先を求めてしまう。
俊は一度蘭世の中から指を抜いた。
・・・・?・・・
蘭世はゆっくりと顔を俊の方へ傾ける、その半開きの唇に
深く口づけながら俊はシャワーのコックをひねった。
二人の体の泡を湯が流していく。
そして俊は蘭世を抱き上げると湯船に入った。
俊は蘭世と向かい合わせになると、水面から生えているような
自身のそれに蘭世の白い指先を触れさせる。
熱く、いきり立つそれは蘭世を欲している。
「・・・・・・」
俊が蘭世の頭を軽く押さえそれに近づけると素直に蘭世は口を開く。
その中に自身を差しいれる。
夢見心地の蘭世の頭が上下に動くと、水面に波紋が広がる。
・・・ぴちゃ・・・ん・・・
バスルームにこもる湯気が水滴となって落ちる。その音よりも
もっと激しい音が蘭世の口元からいつしか流れる。
・・くちゅ・・・くちゅ・・・ちゅる・・・・ぴちゅ・・・
蘭世の中にはいつか曜子に言われたセリフが駆けめぐっている。
『すったり・・・・・・なめたり・・・』
ドクン、ドクンと俊のそれが脈打ち、爆発が近いことを告げているが、
蘭世はそんなことはお構いなしに続けている。
「・・う・・・うぅ・・・」
俊が低くうめく。一段と大きくそれが脈打つと蘭世の口内に白濁した液を
放出した。
「・・・あっ・・・・」
口を離そうとする蘭世の頭を俊は押さえる。
蘭世は苦しい中それを飲み干すしか
無かった。
飲み干し切れないそれが唇のはしから流れ落ちる。
それを見てようやく俊は蘭世を解放した。
紅潮した頬をした蘭世を湯船のへりに腰掛けさせ、膝を割る。
そこには充血しきった芽が顔を出している。
吸い込まれるようにそこに口づけると、奥から湯とは違うなにかが
あふれ出してくる。
蘭世のそれは俊を誘うかのように
香りを放っている。ラヴェンダーの香りと蘭世の香り。
それは上等のワインのように俊を酔わす。しかしワインと違い
その酔いは醒めることがない。
蘭世は腰を浮かせてもっととせがむようにすら見える嬌態を見せる。
夢中になって俊はその行為を続けている。
蘭世の甘いあえぎ声はバスルームに反響して俊のそれにも力を与える
一度放出しても衰えを知らない俊のそれはまたも脈打ち始める。
・・・・っもう・・俺も・・・
蘭世のそこはひくついて、すでにどれだけいったかわからなくなって
いる。それでも俊の欲望は果てることなく求め続ける。
・・・いれてぇ・・・
さすがに俊の我慢もリミットになった。
蘭世を湯船に引きずり込みながら自身で貫く。
「・・・ひぃ・・あっ・・・ぁぁぁ・・・」
すでに蘭世は声など出ないほどになっている。水音と蘭世の息づかい。
そして俊の低くうめく声が三重奏となってバスルームにこだまする。
「・・・いいか・・・?・・・」
答えられっこないことを承知で俊はささやきをやめない。
「もっと・・・もっとだぜ・・」
蘭世の爪が俊の背中に食い込む。
「・・おまえ・・・もっと・・」
・・・もっと・・俺を求めろ・・・恥ずかしくても・・・俺を
・・・求めるように・・・体も・・・心も・・・すべてだ・・
・・・俺だけの・・・蘭世だ・・・
「・・うっ・・・」
蘭世の中の俊がひときわ大きく膨らむと蘭世の胎内にそれをそそぎ込む。
「・・ぁぁぁぁぁあああ・・・・いいいぃぃ・・」
尾を引くような蘭世の声が俊の脳天を突き破る。
蘭世の意識はそこでぷっつりと途絶えた。
443 :
林檎:02/06/14 21:28 ID:q3mTiGFI
激しく(゚∀゚)イイ!!<夕餉
書き逃げなんていや〜ん!
新婚さん作者様の俊のまともなスケベさ加減(w)が素敵v
てか皆さんも“ウチの”真壁君飼いましょうよ〜。
次に気がついたとき蘭世はベッドに寝かせられており、
横には俊が規則正しい寝息を立てている。
カーテンの隙間からは朝の光が漏れていた。
・・・もう・・朝・・?・・・私・・・いったい・・・
蘭世の動きで俊が目を覚ました。
「あ、起こしちゃったごめんね」
「いや・・・大丈夫か?」
「え・・・あっ・・・う・・ん」
蘭世は目を伏せる。恥ずかしくて俊の顔をまともに見られないのだ。
「本当に?」
俊がいたずらっぽく問いかける。
「・・・?・・・」
蘭世が困惑していると俊は畳みかけて言った。
「たてるか?」
「えっ?」
蘭世は不思議そうにベッドから降りた・・・が床に座り込んでしまった。
「ええええええ?」
泣きそうになりながら蘭世は俊を見る。
「あれだけのことすればな・・・」
真っ赤になりながら蘭世は俊に手近にあった枕を投げる。
・・・うーん、女ってのは腰が抜けるモノなんだな・・・
しみじみと考えながら俊はすでに次はどんなことをすれば
蘭世は気持ちよくなるんだろうと思い悩んでいた。
・・・よし・・・またなんか探してみよう・・・
ポーカー−フェイスの内心はこんな感じである。
うわ、林檎様いつの間に・・・
うちの真壁くんは絶倫かつ勉強熱心というところで
いかがでしょう?
林檎様の話し楽しみにしております。
夜中にまた見に来ます。
これからご飯です。
ちょっとおなかイーパイだけど・・・(藁)
すけべな俊最高!!
もう原作まともに読めなくなったYO!
447 :
林檎:02/06/14 21:55 ID:q3mTiGFI
またしても(゚∀゚)イイ!!絶倫勉強熱心な俊マンセー!
わたしもこれからご飯(w
で、それから本業少し頑張ってからうpできればしたいかなっと。
夜中までに間に合うかしらん(汗
>>446 ワロタ!
いやあ、夢のような共演が続きますなああああ。。。
もうしあワせ!
林檎さまへ。
おだてると木に登ってしまいますわ・・・
ほほほ・・・・
ちなみに夕餉の後は
シチュエーションだけ決まってます。
夜のお散歩です。
と言うことでおそらくお外でプレイに
なることでしょう・・・
いったいどこで・・・?
それはこれから妄想が成長することでしょう・・・
本当に最高の競演!!おかげさまで最近の私のオカズです。
この前、仕事中にムラムラして初めて会社のトイレでも
一人エッチしてしまいました…エロくなる一方です。
自分でもヤバイと思いつつ新作が気になります〜。
林檎様、新婚作者様、おつかれさまです!!
もう感激で・・・(涙
素晴らしい競演、ありがとうございます!!
絶倫かつ勉強熱心、そしてちょっと変態はいった真壁くん最高。
>林檎様
アロン×フィラもと〜ってもみたいのですが、やはり“お初”という
響きの誘惑には勝てません(w
というわけで、克×ゆりえでお願いしたいです!
>新婚作者様
夜のお散歩・・・。外でなんていやらしい・・・(w
勉強熱心な真壁くんに早く会いたい〜!!
突然ですが、私は蘭世はトップバスト78.5cm、アンダーバスト63cm、
のC65でウエスト55cm、ヒップ85cmくらいであって欲しいと思っている
のですが・・・みなさまはいかがでしょう?
>452
ホントに突然だな(W
でもいい感じかも。
いくらなんでもウェスト55cmは細すぎじゃない?
とか言ってみるテスト。
>>452 S60年のりぼん付録バインダーには
身長 158cm 体重 43kg
B 79cm w 58cm H 82cm 足22,5cmとなっていたYO
林檎様も新婚作家さんも(゚∀゚)イイ!!
俊がここまですけべだとは・・・
そりゃここまでしたら子どももすぐできるな。(w
457 :
林檎:02/06/16 00:15 ID:0jt7+Fdj
>>452−455
てか蘭世細すぎ(汗
その分胸ないけど…いいなあ…。うらやますぃ〜。
>>456 俊の場合普段出さない分いざとなったら凄そうかな、と(w
でも魔界人の皆様子供できるの早いですよね…。
ということで、リクエストにお答えして克ゆりお初モノです。
今回はまだエロなしですが。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あれからどれくらい経っただろう。
あの日二人の気持ちは本当に一つになった。
一つになれた、と、思っていたのに…。
あのボクシング部初の対外試合の日、克とゆりえの気持ちは初めて通じ合った。
お互いに、気持ちさえ通じれば、世界が変わると思っていた。
しかし実際は変わり映えのしない日々。
あの日のキス以上の進展もなく、校外で2人で会うことと校内で一緒にいる時間が若干増えたぐらいで、
2人が付き合いだしたからといって、ゆりえの生徒会長としての仕事が減るわけでもなく、第三者から
見た身分の差が消えてなくなるわけでもない。
それどころか、生徒の中には2人のことをまるで王女様と使用人のようだと吹聴してまわるような
口さがない者までいる。
確かにあれ以来、克は2人でいる時はいつも、使用人とまでは行かないが、まるでゆりえの忠実なナイト
のように彼女に寄り添う。
しかしそんな彼の様子を見、生徒達の噂を聞くたびに、ゆりえは克を思って胸を痛めてしまう。
自分は今さらそんなつまらないことで気持ちが揺らいだりしない。
けれど、あれほど身分の差に拘っていた彼が、自分と同じように思っていてくれているとは限らない。
そう思えば思うほど、克といる時の態度がぎこちなくなってしまう。
そんなゆりえの様子を見て、克は克で落ち着かない。
もしかして彼女は、自分と付き合ったことを後悔しているのだろうか…?
勘ぐればきりがない。
お互いに素直に訊ければいいのだが、お互いに相手の答えが怖くて出来ないでいた。
そんな二人のあいだにはいつも気まずい沈黙が落ちる。
二人の間のぎこちなさが頂点に達しかかった頃、雨天の為、体育館で男女合同の体育の授業が行われた。
男子はバスケット、女子はバレーボール。
克がふと見やると、ゆりえの見慣れない体操服姿がまぶしい。思わず目を逸らしてしまう。
しかしよく考えると、あの姿を自分以外のヤローも見ることに気がついた。見せびらかしたいような、
隠したいような、何とも面映い気分だ。
しかし、そんな気分もバスケに白熱してしまえばどこかへ行ってしまった。
走る、交わす、シュートする。
無心に身体を動かしていると、胸の中のもやもやまで吹き飛んでいくようだ。
と、前方で、仲間の手からパスがそれた。かなりの勢いがついたそのボールの行く手には…
ゆりえ。
その二つが視界に入った瞬間、克の足は自分でも信じられない速さと強さで床を蹴って飛び出していた。
気がつくと、見慣れない天井。おまけに後頭部が痛い。
ああ…医務室か…。
「良かった…気がついたのね…」
「ゆりえ…」
「ごめんなさい…私がぼーっとしていなければ…」
泣いたらしい赤い目に、また新しい涙が溢れる。
「違ぇよ、俺が勝手に…」
「でもっ…」
ゆりえが言いたかったのはそんなことではなかった。自分をかばったせいでまた心無い第三者から克が
何と言われるか、予想がついているのだ。
「ごめんね…使用人なんて言われて、無理させて……。もう、いいから…」
「…今なんてった?」
ゆりえの言葉を聞いた途端、克の目の色が変わった。思いがけず強い力でゆりえの肩を掴んでくる。
「……俺が使用人て言われて甘んじてる…朴念仁だとでも?」
「っ…ちが…っ…、そんな意味じゃ…」
ぐるん、と視界が逆転する。ゆりえは声を上げるまもなく医務室の硬いベッドに押し倒された。
>林檎様、きゃー続きは?
致命的なミスを自分の文章の中に発見してしまった。
蘭世と曜子の会話が原作とかみ合わない・・・
すみません・・・その辺は
無視してください。
曜子の結婚・・・卓くんが生まれてからでしたね・・・
間違いが多すぎる私の方・・・
ちょっとへこんでしまいました。
461 :
452:02/06/16 01:21 ID:ncgKa6xF
突然妙なことを言い出してしまってすみません・・・。
>455
ありがとうございます!足のサイズ22.5cmって結構小さいですよね。
W58cm、H83cmか・・・。
見た感じ、58cmなさそうなんだけどな・・・。う〜ん・・・。
個人的に、蘭世のブラジャーサイズはC65であってほしい!
20歳くらいの時には(真壁くんの努力で)それくらいになっていてほしい。
>林檎様
続きが気になる〜!!
まさかお初が保健室で・・・なんてことは・・・きゃ〜っ!!
とっても楽しみです。がんばってください!
>新婚作者様
言われるまで全然気がつかなかったです。
まったく違和感はなかったんで気にすることはないと思いますよ。
「夜のおさんぽ」楽しみにしてます!
462 :
sage:02/06/16 01:42 ID:PNihTlwh
鈴世×なるみを書いてくれる方はいらっしゃらないのかな・・・。
>463
に激しくキボンヌします!
この2人は(´・ω・`)もうだめぽ?
モマー(つд`)
一部萌えの人が多いからね〜
私もだが…
>463−465
それってなんとなく非常に
書きにくいですよね。
多分小さいころから大人になるまで原作内で書かれているからかな?
なんて思っちゃったりします。
それに心臓病が復活しても困る・・・
書くとしたらおとなしく普通のエッチになってしまうかも・・・
467 :
林檎:02/06/17 03:19 ID:BEDC7DS0
すいません私もだめです。
う〜ん何となくですが、私の中で鈴世はともかくなるみは
今ひとつキャラ立ってないんですよね。
鈴世も余りに好青年過ぎって言うか。
やっぱ変た…いや危険な男でないと(w
あ、でも鈴世も狼男ですよね〜。
鈴世の変態ップリは想像できん(藁
普通のエッチでも経緯が楽しめればいいかも。
とかいう私は一部好き。
>林檎様
すいません、横入りで少しあげさせていただきます。
夜のお散歩が少し出来たんで・・
ある暑い夏の夜、遠くから祭囃子の音がここ真壁家にも届いていた。
何日か前に回覧版で夏祭の案内が廻っていたことをふと蘭世は思い出していた。
・ ・・お祭りかぁ、楽しそうだな・・・
そんな事を考えていると、ふと俊が
「いくか?」
「え?」
「そんな顔してるぜ?」
心を読むまでもない、蘭世の表情はとても素直に俊には映る。
「うん!!でもちょっと待っててもらってもいい?準備してくるから」
ぱたぱたとスリッパの音を立てながら寝室へ走っていく。
準備って・・?そのままいけばいいんじゃねぇか・・?
などと思いながら待つことしばしの俊であった。
なんだかんだいっても蘭世には弱いのである。
「お・ま・た・せ」
「お・・・前・・それ?」
「へへっ、似合う?」
「・・・・・・何時買ったんだ?」
「内緒よ」
薄い藍色がさしてある朝顔のゆかたをはおり、それにあわせて
さっきまで下ろしていた黒髪をアップにまとめていた。
うなじの後れ毛が人妻の色気を漂わせている。
手にはごていねいに巾着まで抱えている。
「あなたのもあるのよ?」
「おれは・・・この次にするよ、早くいかないとおわってしまうだろ?」
「そうね。分かったわ、でもこの次は着てね?」
「ああ」
二人は外に出ると祭り囃子の聞こえる方へと歩き始めた。
蘭世はそぉっと俊の腕に手をかける。
「さすがに夜はまあ涼しいな・・・」
「だいぶ秋も近くなっているのかしら?」
「そうだな・・・」
他愛もない話をしながら二人はお祭り会場へついていた。
そこはまだ、お囃子や太鼓や踊りなど、最高に盛り上がっている
時であった。
屋台を冷やかしたり、空気銃を打ったり、ヨーヨー釣りをしたりと
大いに楽しんだ。
「きゃーおしい!!」
「よし!!あれだ」
「やったー!!すごーい」
あっという間に時間は過ぎ、お開きになる時間が近づいていた。
「そろそろ帰ろうぜ」
「あー、もうそんな時間なの?」
二人はきた時と同じ道をたどりながら帰ろうとしたが、ふと思いついて
来る時とは違う道を歩き始めた。
人通りの少なく音も殆ど届かない静かな闇が広がっていた。
・・・ゆかたって・・・あれだよな・・・確か・・・
下着付けてないんだよな・・・
俊はふと思う。
・・・めったに見れないな・・こんな姿・・・
・・帰り道ではもう我慢するだけで精一杯になりそうだよな・・・
人に酔ったようで、蘭世の足取りは緩やかで頼りなかった。
「大丈夫か?」
「うん、平気だよ。人がいっぱいだったからそれだけよ」
「つかまれよ?」
「ありがとう」
蘭世は俊の腕にしがみついた、俊の腕にゆかた越しの蘭世の胸の
膨らみがあたる。
・・・こいつ・・・上もつけてねぇのか・・・
顔が紅潮するのを気取られなくてよかったと心底俊はこの闇に感謝した。
「きゃっ」
「危ない!!」
履きなれない下駄の為、蘭世は転びかけた。
「ったくもう・・大丈夫か?」
「う・・ん・・・平気・・」
「ちょっとそこでも座れよ」
夜遅い公園のベンチに二人は腰掛けた。
街灯はほとんどないこの公園で二人の姿は殆ど分からない。
「ごめんね。迷惑ばっかりで・・・」
「いいけどな、めったにみれねぇもんも見せてもらったし」
「え?ゆかたのこと」
俊は無言で頷く。その目は似合ってるぜと言っている様にも見えた。
暗闇の公園、聞こえるのは木々がこすれる音ばかり、
「静かね・・・」
蘭世がつぶやく。
「寒くねぇか?」
「大丈夫・・・よ・・・」
俊の左腕が蘭世の肩を抱き寄せ、その唇は間違うことなく
彼女の唇を奪っていた。
「・・・ん・・・んんん・・・」
いきなりのことで蘭世はびっくりしながらも受け入れていた。
甘い口付けにウットリとしていた蘭世の体に痙攣が走る。
俊の右手がゆかたのすそから入り込んできたからだ。
「・・・だ・・・だめ・・・こんな・・・」
「家まで我慢しようと思ったんだけどな・・・無理だ・・・」
・・本当は・・一度してみたかったんだ・・こんなセックス・・・
心の声はおくびにも出さず俊は続けた。
「おまえが悪いんだぜ、俺を誘うようなカッコしてるから」
俊の指先が太股を這い上がる感触に蘭世は狼狽した。
・・・お願い・・・それ以上・・・
「・・・つけて・・ないんだろう・・?」
耳元で俊はささやく。相変わらず甘く涼しい声で。
蘭世の答えを聞く間もなく指先が正解を捉えていた。
「・・あっ・・やっ・・・」
そこはすでに蜜をたたえていた。
蘭世のそこは十二分に濡れそぼり、俊の指先を待ち望む。
理由は簡単だ、俊の視線はずっとそこをおっていたから。
視姦されていたようなものだ。
今日、緊張し、どきどきしながら蘭世は下着を着けないでゆかたを着ていた。
抵抗があったがそれが正しい着方と曜子に教えてもらっていたから。
俊は俊で最初は気がつかなかったが、ふとヒップのラインに
あるはずのラインが見えなかったときに気がついたのだ。
気がつかない振りをしながら目で蘭世の体を追ってしまう自分が居たのだ。
両方があいまって蘭世の体はもう・・・
俊は蘭世を強引に立たせると近くの樹にもたれかけさせる。
「やっぁ・・なに・・・」
無言でえりぐちに手をかけると左右に開いた。蘭世の可憐な二つの
ふくらみがこぼれ出てきた。隠そうとする腕を捕らえその手首を押さえたのち、
ゆかたから紐を1本抜いた。
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
「いやっなにするの・・・!」
俊はその紐で蘭世の手首を縛った。蘭世の手の自由を奪ったのだ。
そうしてから俊は乳房の頂点にむしゃぶりついた。
「・・あっぁぁ・・」
「聞かれちまうぞ」
俊は残酷に蘭世に告げる。必死になって声を殺そうとする蘭世だが
吐息と共に漏れ聞こえる。その声は俊を益々燃え上がらせる。
ゆかたの裾も乱れ、どうぞ触れて下さいとばかりに俊を誘う。
太股から敏感な部分へと這い上がり、そして離れるという
行為を繰り返す。
じらされ、愛されること。それを蘭世から求めるのを待つかのように俊の
指は愛撫を繰り返す。
それでもなお蘭世はいじらしく口を押さえる。両手が自由に使えないことでの
もどかしいしぐさが俊の琴線をはじく。
俊は蘭世のひざの間に自分の膝を差し込み隙間を作る、
そして指で蜜壷をかき混ぜるようにすると蘭世の足の力が抜ける。
そこを見越したように俊は蘭世の拘束された手をつかんだまま
前にひざまずくような格好をする。
戸惑う間もなく蘭世の腰がビクンとする。
滴り落ちるその蜜壷を俊の口がふさいだのだ。あとからあとから滴るそれを
すする俊の唇、鼻先は敏感な芽の部分を知ってか知らずかつつく。
舌先は蘭世の中をえぐるようにかけまわる。
声を押さえるのに手を使いたくとも、拘束されたまま
俊の手につかまれている。
蘭世は唇を噛んで声を押さえるしかなかった。
そんな様子に気がついた俊は一度下半身への愛撫を止め、
蘭世の顔へ自身の顔を近づける。
「・・・すげぇ・・・赤いぜ・・・・自分の唇・・・
どうしたんだ・・・?顔も・・・」
蘭世はますます顔を赤らめる。そんな表情も俊のある感情に
滑車をかけてしまう。
・・・もっとみたい・・・・恥らうおまえ・・・・・
俊は軽く笑うと再度秘部へ顔をおろした。
今度は激しく、時にやさしく行為を繰り返す。そこはもうこれ以上は
ないほど熱く濡れている。
それでもなお、俊は愛撫を繰り返す。蘭世はもう声を出すことすら
出来ないほど快感にくるっていた。
・・・・そろそろだな・・・
俊はころあいと見ると蘭世の体を反転させ手を木につかせる。
ゆかたのすそを持ちあげ、下半身をあらわにすると闇夜に
蘭世のすべすべした白い双丘が浮かび上がる。
その光景は俊の理性を吹っ飛ばした。
手のひらでその感触を楽しむと、抱えこみ一気に自身で貫いた。
「・・・あぅ・・ くぅ・・・」
くぐもった蘭世の声があがる。ゆかたの袖を噛んでこらえているのだ。
それでも俊は自身を動かし始めた。
激しく強く、奥まで・・・入り口をこするように・・・。
俊の先がざらつく部分に当たるとそこを押すように行為を繰り返す。
動きに合わせて蘭世の体が反り返る。
∴・.゚.・∴..*.+.:: ∴ o ** o ∴::.。.:*・゜.∴ * o ∴・.゚.・∴..*.+ ∴・.゚
グルグルグルグル━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
∴・.゚.・∴..*.+.:: ∴ o ** o ∴::.。.:*・゜.∴ * o ∴・.゚.・∴..*.+ ∴・.゚
キタ-*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
読んでいるだけでムラムラ来るーっ(w
蘭世の声はいつしか細く高い声になる。押さえきれないといったように
つらそうにそれでいて快感に酔ったような俊の脳天を突き抜ける声。
俊の手があらわになっている蘭世の胸に触れると頂点はこれ以上
ないほど硬く立っている。
その先をはじくようにしてやると蘭世はさらに高まって行くのがわかる。
俊はもうわれを忘れて蘭世の体におぼれていった。
「・・・くっ・・・」
俊のそれが一度、爆発した。しかし俊は抜こうとしないで、再度ピストンを
始める。蘭世のそこから白濁した液が流れ出すがお構いなしに俊は続ける。
なんども何度でも。蘭世は俊を受け入れる。まるでそれが二人にとって
最良であるかのように。
俊のそれは衰えを知らない様に蘭世を責め立てる。
蘭世は波間に漂う小舟のように翻弄され、流されていく。
それは時に優しく、そして激しく。
「・・おまえに・・?・・」
蘭世にささやくと俊は体を入れ替え自分が樹にもたれる。
蘭世をひざまずかせ、自身を口に含ませる。
「おまえのと俺のでよごれちまったな・・・綺麗にしてくれよ・・・」
その言葉に導かれるように蘭世は頭を前後に動かす。
舌全体で俊のそれを愛おしむようになめあげると、口をすぼめて
赤ん坊が乳を吸うように行為を続ける。
俊のそれは瞬く間に放出してしまいそうな所をこらえる。
・・・気持ち・・・いいの・・・真壁・・くん・・
蘭世は何度もその行為を繰り返す。
「・・うっ・・くぅ・・・はぁ・・・」
俊の口から思わず声が出る。
・・・たまんねぇ・・・こいつ・・・うまく・・・なったな・・・
自分の為にうまくなっていることを至上の喜びと感じながら
ここでいくわけにはいかないと思っていた。
・・・胎内が・・いい・・・
夢中になっている蘭世の頭をはがし、立ち上がらせると、足を持ち上げる。
蘭世のそこからたらりと蜜がこぼれ落ちる。
その蜜ごと自身をつっこみ、蘭世の腕を自分の首に回すと
ここぞとばかりに腰のうごきを早めた。
・・まだ・・・まだだ・・・まだ・・
再度自身を解放するも蘭世の中から抜こうとはしなかった。
何度目かの俊の爆発を蘭世が受け止めたとき、さすがに蘭世の体が崩れ落ちた。
そこでようやく俊は蘭世の中から自身を抜いた。
それはまだ、雄雄しく反りたっていた。
蘭世を抱きかかえると簡単にゆかたの乱れを直し、ベンチに座った。
気を失った蘭世を眺めながら俊は思う。
・・・でも・・・
風に吹かれているうちに蘭世は眼を覚ました。
「・・・ん・・・」
「家帰るか?」
「・・ん・・・」
蘭世はゆかたをそうと立ち上がった。
「・・・あっ・・・」
蜜とは違う何かが流れ落ちる。俊はそ知らぬふりをして
自分の腕に寄りかからせながら家路へとついた。
力の入らない蘭世を見ながら心で詫びる。
・・ごめんな・・・こんなおれで・・・
その感情と裏腹の
・・・でもな・・・家に着いたら、お代官様ご無体です・てのも
・・・見てみたいんだけどな・・・・無理かな・・・
なんて俊が思っているなんて考えも及ばない蘭世なのでありました。
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|( ゚Д゚) ||o | | .< 俊がすばらしい!!!!!!
|/ つ | | \_______________
ピシャ
ヾ'_____
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||o .| |
|| | |
482 :
林檎:02/06/18 23:09 ID:kARAGyOu
いいすね〜v<浴衣
個人的には俊の着流し姿も見てみたかったり。
さらにお代官様〜vっていうのも見てみたい(w
2人とも黒髪だから和風H似合いそうですよね〜。
克ゆりですが、はい、すみません、本業の忙しさと相まって
進展なしです。
というのも、生徒会長ともあろうモノが(藁)医務室でイタして
しまっていいのかな〜という迷いが今さら…。
克んちの方が自然?それとも医務室のが萌えでしょうか?
う〜むむ〜。
すみません優柔不断&遅筆で…。
>林檎様
お代官様・・・は正月にしてもよいかななんて
思ってます。
うちの真壁くんは抜かず○発・・・・
ほんとに絶倫くんですぅ。
どうでしょうか?気に入っていただけましたか?
ゆかたでエッチはいかにも
してくださいと言わんばかりなんで
書いて見たかったんです。
日々精進します(ぺこ)
真壁くんともども・・・
神の降臨されるスレはここですか?
>新婚作者さま
キャー。いいわいいわ〜。真壁君素敵。
お代官様〜っていうの、とっても見たいです
>林檎さま
克×ゆりえは、個人的に克の家の方がいいです。
学校ではダメよ・・・って感じで(w
486 :
名無しさん@ピンキー:02/06/19 00:54 ID:fZOfsgX8
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|( ゚Д゚) ||o | | .<
>>481 激藁!!!
|/ つ | | \_______________
ピシャ
ヾ'_____
|| | |
||o .| |
|| | |
「俺はそんなに優しくない…」
「すぐ…っ、んぅ…」
克はゆりえの細い首筋に唇をつけながら、左手で制服のワンピースのファスナーを探り当て、一気に
引き下ろした。同時に右手で彼女のネクタイを緩めていく。
ボタンを半ば引きちぎるように外していくと、ブラウスの下からブラジャーに包まれた柔らかな
ふくらみが目の前に息づいている。
克は一瞬気圧されたように動きを止めたが、すぐにまた野獣の目に戻り、下着の隙間に手を差し入れると
一気にずり上げ、そこに顔をうずめた。
「あ…っ、克…や…やめ…」
「やめない!ここまで来て止められるか!!」
「…克…」
「…俺がここ何年も、何を考えていたか分かるか?何度お前の身体を頭の中で汚したか…」
いつも飄々としている彼とは思えない、激しい告白だった。
「ここまで来るのに10年以上掛かったんだ……お前も覚悟決めろよ」
克はそういうとそのまま唇を重ねた。
最初のキスよりもずっと熱く甘いキス。
ゆりえが手を伸ばし、それに応えようとした瞬間。
「日野く〜ん?」
ノックの音と共に、蘭世の声がする。
幸いにも、ベッドの周りはカーテンで仕切られていて、外から中の様子は見えないが、入って来られたら
まずい。
「すっ、すまん、今ちょっと着替えてんだ…」
「あ、ごめんなさい。体育で頭打ったって聞いたから…。今日、部活休むでしょ?それだけ確認しに…」
中にゆりえがいることには気付かれていないようだ。内心ほっとする。
「ああ、大したことはないが、一応今日は休む。真壁に伝えといてくれ」
「OK。お大事にね!」
その言葉と共に、足音が遠ざかっていった。
克が振り向くと、ゆりえは既に身支度を整え、静かに彼の方を見ていた。克はといえば、先ほどまでの
自分の行為が恥ずかしくて、まともにゆりえの顔を見ることも出来ず、背中を向けてしまう。
「あ…あー、あの俺……」
と、背中に柔らかな温もりを感じた。後ろから回された手が、克の身体に絡まる。
「…今日は、私が送ってく……。いいわよね…?」
強い決意の色をにじませた申し出を、断る理由は克にはなかった。
488 :
林檎:02/06/19 01:04 ID:9O++KhF6
>>485 アドバイスありがとうです(^-^)
克はこれからおうちでじっくりと……(w
>>林檎さま
マシンタンお好きですか。
しかし、よくぞこんなに新作がうpできますね、
すばらしいでございます。
帰る道すがら、二人は黙って手を繋いで歩いた。
痛いほどにゆりえの手を握る克の指は汗でじっとりと濡れ、持ち主の緊張の度合いを彼女に伝えて来る。
――克……。
先ほどの行為の激しさが、ゆりえの体の芯に残っていた。
好きな男からあれほど激しく求められて、嬉しくない女はいない。
体中の骨がきしむほど、強く強く抱きしめられたい。
もっと傍で、克を感じたい…。
ゆりえがそう思うのも、恋する女性として自然な心の動きだろう。
そしてそれは、克も同じだった。激情をもてあまし、荒々しい行動に出てしまったことは悔いていたが、
ゆりえを自分のものにしたい、と思う気持ちは、一層強くなっていた。
克の部屋のドアを開け、中に入りきった瞬間、お互いに引き寄せられるように強く抱き合う。
そのままもつれるように部屋に入ると、歯と歯がぶつかり合うほどに荒々しいキスをした。
部屋には二人の荒い息が響く。
克がゆりえの背中をまさぐると、ゆりえがその手をおしとどめ、自分でファスナーを下ろした。
肩を手が滑ると、ワンピースは簡単に床に落ちる。
ゆりえは克の熱い眼差しにさらされながら、ネクタイを外し、ブラウスのボタンに手をかけ、自らの手で
美しい肢体を露にしていく。
その様子を、克はへたり込むように座ったまま、半ば呆然としながら眺めていた。
「…ゆりえ…」
夕暮れの薄ぼんやりとした光の中浮かび上がるゆりえの体は、幻のように美しい。
「…おいで…」
腕を伸べると、ふわりと腕の中に舞い降りて来た。引き締まった頬に手を添え、独り言のように呟く。
「……夢…みたいだ……」
「私も……。でも…夢じゃ…ないわ…」
いいながら添えられたゆりえの手は、滑らかに温かい。
「……ゆりえ……」
そのままゆっくりと畳の上に彼女を横たえた。
彼女の身体にまだ纏わりついている絹のキャミソールが、とろりとした皺を作る。
その裾から手を差し入れ、ブラジャー越しにふくらみに手を乗せた。微かだが、鼓動が伝わってくる。
「ずっと……欲しかった…」
自らの身体を重ね、彼女の耳元に囁いた。
「…私もよ……」
「……知ってる…」
克は薄く笑うと、首筋に唇をつけた。
492 :
林檎:02/06/19 02:27 ID:9O++KhF6
>>489 ………それは言わないお約束、ってわけには……いかないですよね(マジ汗&涙
すみません逝ってきます……。お目汚し失礼いたしました…m(__)m
激藁。
納得。
494 :
林檎:02/06/19 07:34 ID:9O++KhF6
逝く前に…。
>>493 ……納得されちゃいましたか(T▽T)とほほぉ〜。
因みにどの辺に納得を?
いやあの、好きっていうかあのノリにはまったというか…
とか言い訳してみたり。微妙にスレ違いスマソです。
して、あなた様的に、このまま私が書いていくのは
アリでしょうかナシでしょうか?
ナシだよなあきっと……。
495 :
489:02/06/19 08:38 ID:ir1KSQrm
>>林檎さま
489です。
逝くなんておっしゃらずに。
ごめんなさいそんなつもりじゃなかったんです。
前から気付いてはいたんです。そういう方他にもきっと居ると思うんです。
でも全然問題ないんです。
林檎さんのお話は毎回たのしみにしてます。
ただ昨夜はあまりにも怒涛のマシンタンラッシュだったので、
面白くてつい書かずに居られなかったんです。
すいませんよけいなことでした。
どうぞこれからも続けてください。
お願い!お願い!
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|( ゚Д゚) ||o | | .< マシンタンってなに?話はそれからだ!!
|/ つ | | \_______________
ピシャ
ヾ'_____
|| | |
||o .| |
|| | |
499 :
名無しさん@ピンキー:02/06/19 22:18 ID:Xtg0Hopw
>499
それよりさげろ。
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|( ゚Д゚) ||o | | .< 俊と蘭世のエロイラスト描いた。。。お前ら見てくれる?
|/ つ | | \_______________
|∧
|Д゚) <………
|o コソーリ
見たい見たい!
503 :
林檎:02/06/19 23:26 ID:9O++KhF6
コソーリ言おうと思ってたらIDが…
ああどこまでも間抜けな私…。
ついでに何なんですが、皆様的に私がこのまま書いていくのは
アリでしょうかナシでしょうか?ビクビク
ここまできたら書いてください〜!!
克を満足させてあげてください。
>>504 イイッ!!
カラーじゃないところが原作のイメージ崩していない感じだね。
おもしろければ何でも可!
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| .| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|( ゚Д゚) ||o | | .<
>>506ありがとう!すれ汚しはこの辺にするYO。じゃ!
|/ つ | | \_______________
ピシャ
ヾ'_____
|| | |
||o .| |
|| | |
↓引き続きエロ小説をお楽しみ下さい
>林檎様
漏れも楽しみにしてるので、頑張って欲しいでつ
510 :
名無しさん@ピンキー:02/06/20 01:48 ID:YKtlQ3h0
>林檎様
みんな、待ってるようですよ、って、私も.
どんどん、お手持ち、いや手飼いの真壁くんを育ててやってください.
その成長ぶりを楽しんでます.
>新婚シリーズ作者様もよろしくね。
511 :
林檎:02/06/20 03:36 ID:3bSXRciP
皆様ありがとうございます〜(感涙)
これからも精進して頑張りますので見捨てないでやってくださいませ。
>489様他、同じ信者の皆様
温かく、とは申せませんが、生温か〜い目で見守ってやってくださると
とっても嬉しいです。
(しかし面白いっていうのはマシソタソ漬けの私が?それとも作品自体が?
しつこくてスマソ)
ゆりえの髪の香りが克の鼻をくすぐる。甘いその香りに克がため息をつくたび、ぴくんと身体を震わす
ゆりえが愛しくてたまらない。
耳元からうなじ、首筋、華奢なラインを描く鎖骨…。
唇を移していくたびにゆりえの反応は顕著になっていく。それを満足そうに見下ろすと、克は優しく
口づけながら、ブラジャーに手をかけ一気にずり上げた。
弾力のあるふくらみが、薄闇の中で露になる。
「……っ…」
緊張しているのか、ゆりえは顔を背け、硬く目を瞑ったままだ。
羞恥に震えるふくらみを手のひらで押し包み、その柔らかさを存分に味わうと、まだ存在を主張して
いない頂点を口に含んだ。
強く吸い、甘く噛み、舌で転がすと、そこは徐々に硬くなり始め、愛撫する唇の間で甘い実となる。
その快感にゆりえの膝が緩んだのを見逃さず、下着越しに足の間に触れた。
「や……っ、す…ぐる…ぅ…っ」
「だめだ……後が辛くなるぞ…」
小さな抵抗などお構いなしに、人差し指と中指でそこを撫で上げる。布地が湿り気を帯びてきた頃を
見計らって、その隙間から指を忍び込ませた。そのまま指一本で中を掻き回す。
しかし、何も侵入させたことのないそこは、差し入れた指の先さえ拒むように締め付けている。
「…力……抜けよ…」
そう言ってはみたものの、そこの硬さをほぐすのは容易なことではなさそうだ。
克は体勢を変え、ゆりえの足の間に自分の身体を割り込ませた。下着を剥ぎ取り、蜜を湛えはじめて
いるそこに、顔を寄せる。
敏感なそのあたりに克の息が掛かり、ゆりえはまたも身を震わせた。
「克……?だめ…そこ…っ、きたな…っは…ぁ…っ」
花びらに直接唇をつけ、唾液をたっぷりとのせた舌を蜜壷に挿しいれる。
「だ……めぇ…っ」
愛撫の矛先を、上部にある敏感な突起に移すと、ゆりえの反応は一層大きくなった。赤く充血し始めた
そこを、人差し指で優しく擦ってやるだけで、ゆりえの身体がしなる。
花びらも蜜で十分に潤っている事を確認すると、克はおもむろにワイシャツを脱ぎ始めた。
0代に入ってから初めて見る克の身体は、既に記憶の中の少年のそれではなく、しなやかな筋肉の
ついた、大人の男の肉体に変わりつつあった。
制服のワイシャツを投げやる肩の逞しさも、自分の上に覆いかぶさってくる胸の厚みも、ゆりえに
二人の間に流れた時間を自覚させ、また、体の芯を熱くさせるのに十分だった。
肩の線を手のひらでなぞり、そのまま背中に手を回す。幸福と快感がさざなみのようにゆりえの中に
広がっていくようだ。
すると克がそれを読み取ったように、耳に音を立ててキスをすると、囁く。
「もう…いいか…?俺……限界」
「ん…」
苦しいような、切ないような顔をして自分を見下ろす克を、ゆりえは可愛らしいと思った。
そこをもう一度指で開き、先端をあてがう。
「無理…しなくていいからな…」
やはり不安は拭いきれないのか、ゆりえは少し怯えたような笑顔を見せた。
その笑顔に安心して、そのまま一息に分け入る。
「う……っ」
「――――…っ…!!い…た……っ」
ゆりえのそこは、予想以上の力で克を締め付けてくる。克はいったん奥まで突き進むと動きを止めて
訊ねた。
「…大丈夫か……?」
ゆりえは目尻に涙をにじませながらもこくりと頷く。破瓜の痛みはもちろんあったが、それよりも
ずっと好きだった人を受け入れられた嬉しさの方が勝っていた。
「…少し動くから…辛かったら…言えよ…?」
そう言うと、ゆっくりと抽送を開始した。突き上げるたびにゆりえの顔に苦痛の色が走るが、それに
少しずつ甘さが混じり始める。
なかの締め付けと共に、その表情は克を責めたてる要素となる。
「克……好き……す…き……」
「俺も…」
俺の腕の中で喘ぐその声も顔も、立てられた爪の痛みさえも全て―――
「ゆり…え…ぇ…っ…」
克は自らの想いを放つと、ゆりえの上に突っ伏した。
……結局……
(ベッドに行くまで待てなかったな…)
畳の上にシーツだけ纏って寝転ぶ自分達の姿に、克は我知らず赤面した。
ゆりえとする時はあんな風にとかこんな風にとか色々考えてはいたが、いざとなると小細工めいた
ものは役には立たなかった。
何時の間にか、外は雨。
ゆりえは腕のなかで小さな寝息を立てている。
――不思議だな…昔お前は小さな女の子で、俺は何にも知らないガキだったって言うのに…
――いつからこんなに欲張りになった…?
この先2人がどうなるかは、本人達にも分からない。
けれど、彼は―そして恐らく彼女も―一生、今日のことは忘れないだろう。
初めて見た君の顔。
雨の匂いと混ざった君の髪の香り。
窓を叩く雨の音と、その隙間から聞こえる君の寝息。
そしてあの時の鼓動。
克は唐突に、先日習った古代の恋歌を思い出した。
恋する男の気持ちは。千年前からさして変わらないらしい。
あの歌を自分の気持ちに代えて送ったら、君はどんな顔をするだろうか。
外は雨。君はまだ目を覚まさない。
――真薦刈る大野川原の水隠りに
恋ひ来し妹が紐解くわれは――
はい。開き直って完璧確信犯です。分かる方は笑ってやってください。
因みに歌は角川文庫「恋ノウタ」から引用です。
著者による意味は、かなりの意訳ですが、次のとおり。
『胸の奥でずっと 愛し続けてきた君の 背中のホックを今 僕は外そうとしている』
とのことです。
まこもかる おおのかわらのみごもりに こいこしいもが ひもとくわれは
と読みます。
この作品の形式はどうあれ(w、歌の内容はこの2人にあっていると思いませんか?
せんか?せんか?
マシソタソ別にしてもこの歌はどこかで使いたかったのですよ。いやホントに。
何気に短歌好きですし(藁 うあああああかぶるうううううう。
さあ寝よう。
次回作は再びアロフィラでしょうか。
1部キャラでリクエストあればお待ちしてます。
>林檎サマ
アロフィラ、激しくキボーン
リクエストよろしければ、お風呂ネタで。
>林檎さま!
お疲れさまでした〜。
すっごい良かったッス〜。
マシンタン<
名前しかしらないし。興味ないし。
私は林檎さまのときめきパロを読めればそれでイイッス。
かまわず、どんどん書いちゃってくださいませ!
>林檎様
克×ゆりえすばらすぃ!!
いやぁ〜俊もそういう時期があったのにねぇ(w
もう林檎様と新婚さん作家さんのおかげで
脳内真壁くんすっかりど変態になったYO!
でもそこがいいんだYO !
>林檎様
おつかれさまです!&ありがとうございます〜!!
克×ゆりえいいですねぇ。
ベットに行くまで待てない克がかわいい(w
林檎様の書くアロン王子ファンなのでアロン×フィラ読みたい!
でも克×ゆりえに続いてお初シリーズとして曜子×力も見てみたい・・・。
もちろん蘭世×俊も待ってます!
>林檎様
おつかれさまでーす。
ゆっくりまったり読ませていただきました。
このあとも楽しみにしています。
私の方はちょっと今週末目いっぱい個人的事情が詰まっているので
なかなか進めません。
お代官様〜とあと新婚旅行編もいいなぁっと妄想だけが
進むんですよね。
文章にならない状態でとっちらかってます。
蘭世&俊しかかけないかも知れない私・・・(汗)
他はちょっとがんばって鈴世&なるみも考えてみようかしら・・・
521 :
林檎:02/06/21 05:02 ID:ShrG2RvJ
皆様ありがとうございます(感涙)
これからも精進してゆきますので何卒よろしゅうに…m(_ _)m
とか言いつつ私もこの週末またしても本業の関係でネットから
離れてしまうので、作品うp出来そうにないあたり…。
保全あげ…はもういらないでしょうか?
常連の皆様、申し訳ありませんが倉庫逝きだけはしちゃわないように、
適当にカキコお願いいたします。
お礼は作品でということで(^^ゞ
ではでは。
新婚作者さん林檎さん乙カレさまです。
&またよろしく…
ちなみに「age」なくても書き込んでさえいれば落ちませんよ。
最終投稿日の順でDAT逝きするですよ。
523 :
名無しさん@ピンキー:02/06/21 10:35 ID:UG2kPCWD
>>504 いいッス!
もっと、エロイラスト描いて。
524 :
名無しさん@ピンキー:02/06/21 15:12 ID:xUQ19TT3
525 :
名無しさん@ピンキー:02/06/21 15:38 ID:ucZkF9v7
526 :
名無しさん@ピンキー:02/06/21 23:37 ID:bfcF/4vt
>新婚作者様
・・・鈴世×なるみ、期待してしまっていいのでしょうか・・・?
もちろん「お代官様」もすごく楽しみなんですけど、鈴世×なるみはず〜っと
待ち続けているんです(涙
ぜひ!お願いします!!
すみません。さげ忘れました・・・。
>>504 ∧ ∧
( ゚Д゚) < ありごとう!いい事思いついたから、もうちょい待っておくれYO
/ つ
>>504=523
∧ ∧
(;゚Д゚) < ミステイク!ごめんYO!
/ つ
530 :
sage523:02/06/22 10:18 ID:1IGpoePB
>>504 お待ちしております。
「いい事」のあとに、めちゃくちゃエロいやつをお願いしたい。
531 :
age523:02/06/22 10:24 ID:1IGpoePB
↑ 間違った・・・
532 :
.musume:02/06/22 11:08 ID:F+qKVj+m
だから下げましょうね。
そしてお待ちしております。>林檎様&新婚作家様
あと、この際「おれが書いたるわ」な作家さん。かもーん
うんうん、スレ違いの書き込み(広告?)うざいから、
sage進行きぼーん。
私は
>>526じゃないけど、
鈴世×なるみ、久し振りに読みたいです〜〜
他の作家さんの登場にも、激しく期待してます!
他力本願で申し訳ないのですが、よろしくお願いしますm( _ _ )m
夜明けのよせて返す波の音が幸せのリズムを刻む・・・・
白い光だけがそこを包む。
こんな時間がやってくるなんて・・・
あの日・・・あの瞬間を忘れることはない、彼女のすべてを守れたことが自分の誇りであった。そして今、ここに彼女がいる。
「・・・・鈴世くーん!!待った?」
小走りになるみがやってくる。明日はなるみの誕生日、今日から一緒に出かけようと
待ち合わせをしていたのだった。
「いや、今来たところだよ、それよりあんまり無茶しないでよ、」
「もう!!大丈夫よ!!」
鈴世はなるみをやさしく見つめる。切ないような苦しいようなそんな眼で。
「大丈夫よ・・・鈴世くん・・」
眼を伏せながら答える。
「行こうか?」
なるみの肩を抱きながら鈴世は歩き出した。
JALPAKの扉、江藤家の地下にある秘密の扉で二人はこれから
出かけるところである。
今回鈴世が選んだ先は南国の楽園タヒチであった。
「わぁ・・・・」
二人は言葉を失う。鈴世は小さいころ来たことがあったはずだが
そのときとはまるで違う風景に見えた。
「こっちだよ、なるみ、コテージ予約してあるんだ」
二人並んで、その手はしっかりとつながれたまま歩いていく。
陽気なタヒチニアンが愛らしいカップルに賞賛の言葉を投げかける。
恥ずかしげに顔を赤らめる二人であったが決して手は離さなかった。
「ウェルカム!!」
フランス領でありながら、観光客が多いのであろう、英語がある程度通用するので
二人とも言葉に不自由することはない。
簡単にチェックインを済ませるとパレオの女性が二人を桟橋へと誘った。
そこはまさに地上最後の楽園といわれる所以そのものに二人の眼前に広がった。
桟橋の所々にパンの入ったバケツが下がっている。
これは何かと問い掛ける二人に女性はそれは海にいる魚達にあげてくださいという。
少しだけそのパンを取り桟橋をすすむとそこに二人のための小さな水上コテージが
あった。
部屋には海からの潮風が吹きぬけ、中央のガラステーブルの下にはすぐ南太平洋が広がっている。
ベットの上にはハート型に花びらが飾られている。
案内の女性が下がるとすぐにノックの音が聞こえた。ウェルカムドリンクのサービス。
至れり尽せりに二人は戸惑いながらもうれしかった。
「なるみ、着替えて海に行ってみようか?」
「え?私水着持ってないよ、だって鈴世くんどこ行くか話してくれなかったじゃない」
「はい」
鈴世はなるみに袋を差し出した。
「ね・・・姉さんに選んでもらったから・・・」
赤くなって鈴世は言う。それは落ち着いた色のパレオ付きのビキニであった。
「ありがとう」
「そっちつかいなよ、僕はこっちで着替えてしまうから」
手短に二人とも着替えてしまうと鈴世はなるみをバルコニーへ誘った。
「こっちからもいけるんだよ」
バルコニーの端から海へ降りるステップがあった。
透き通る海の中にカラフルな魚達が誘うように泳いでいる。
二人は日が傾くまで飽きることなく海と戯れていた・・・
部屋に帰ってくると鈴世はなるみをバスルームに先に通すとなにやら電話を
始めた。
「鈴世くーん、いいよぉ、」
濡れた髪を拭きながらやってくるなるみはラフなワンピース姿だった。
入れ替わりに鈴世はバスルームに消える。
「え・・と・・・」
なるみは海を眺められる場所で考え事をしていた。
・・・あれは・・いつだったかしら・・・そう・・そうね・・退院してしばらくたってからだったわね・・・あの時の鈴世くん、びっくりしたなぁ・・でも怖くはなかったな・・・あれからもうだいぶたつのねぇ・・・
まもなく二人は結婚する予定で、恋人同士のうちにとなるみの誕生日に鈴世は旅行に誘ってくれたのだ。
・ ・・・初めてのときは・・・びっくりしたし・・・それでも・・
「疲れたの?」
背後から鈴世の声がしてなるみは振り返る。夕暮れの太陽がなるみの髪がすけて見える。
「う・・ううん・・・きれいだな・・・って・・・」
「そうだね・・・」
鈴世の腕がなるみの腰を抱く。しばらく黙って陽が沈むのを見送る二人。
かすかなノックの音がした。
「なるみ、夕食だよ」
「え?」
入り口からディナーが運ばれてきた。手際よくリビングの上にセッティングされていくのをただ見ているしかなかった。
「さて・・と・・なるみ座って。」
「うん!!」
鈴世はシャンパンを開けると二人のグラスに注いだ。グラスの中のベリーに添って
細かな泡が立つ。
「誕生日おめでとう」
「ありがとう」
笑い声のあふれるディナーであった・・・。
ディナーを終えると二人は残ったシャンパンとワインを持ってバルコニーでまどろんでいた。降るような星空の下なるみは誰よりも幸せな時間を過ごせていた。それは鈴世も同じことであった。
「こんな日がくるなんて思ってもみなかったわ・・・」
少し酔ったなるみの声が海に消えていく。鈴世がやさしいまなざしで先を促す。
「今、ここに二人でいるなんて・・」
「嘘じゃないよ、なるみ僕はここにいるよ。ずっと君のそばにいるよ」
テーブルの上のなるみの手に自分の手を重ねる。ぬくもりがゆっくりとなるみを満たしていく。安心するいつでもそばにいてくれたこの手、自分はこの手に導かれてこの先を歩いていくのだ・・そう思うとすべてが愛しく大事に思えてくる。鈴世はなるみを立たせると
その手をぎゅっと握り締めて見つめる。
「なるみ・・・二人で・・・これから先の時間を過ごしていこうね・・・春も夏も秋も冬も・・・離れることがないように・・・そうしていつか二人で眠ろう・・・」
鈴世は魔界人としての命を捨て、人間として寿命を全うする、たとえどちらかが先に逝ったとしても必ずあとからいっしょにいれること・・・だからこそのせりふだった。
どちらが望んだわけでもないがどちらも望んでいたことであったかもしれない、口には出さないだけで。
「鈴世くん・・・」
「二度目のプロポーズのつもりなんだけどな・・・返事は?」
「・・・ありがとう・・・これからも・・いっしょにいたい・・・」
鈴世はなるみを抱き寄せて甘く深い口付けを交わす。何度も何度でも繰り返しついばむようにむさぼるようにすべてを奪いすべて与える愛し合う二人にだけ許される口付け。
鈴世はなるみの背中のファスナーを一気に引きおろす。
「・・っ・・鈴世くん・・・?!・・・」
「このまま・・・なるみ・・・・見てるのは・・・星と月だけだから・・」
耳元でささやかれるそんなせりふになるみは力が抜ける。
肩口からワンピースが滑り落ちる。下着だけのなるみが月明かりに浮かぶ。
「きれいだよ・・・なるみ・・・誰にも・・・見せたくない・・・」
鈴世の指がなるみの唇からあご・・・首・・・肩先・・・と伝う。
「・・・あっ・・・・」
背中のホックに達すると器用にはずし、適度にボリュームのある乳房が現れる。
その頂点に口付けると軽く噛んでみる。
「・・やっ・・・そんな・・・」
「感じるの・・・?」
再度繰り返し、態度で答えるなるみにさらに愛撫を重ねる。
指先はさらに下へと這っていく、パンティーのラインに触れ、そのサイドのリボンをほどくとなるみの全身があらわになる。
「・・・・あ・・・・ん・・・・っ・・立って・・・られ・・ない・・」
鈴世はバルコニーの椅子になるみを座らせるとシャンパンを口に含み、なるみと口付ける。
「ねぇ・・・このベリーよりなるみは甘いよ・・・どうして・・・?」
口に流し込まれたシャンパンの冷たさと鈴世の熱いささやき・・・なるみの手が鈴世の髪に差し込まれる。
「し・・・らな・・い・・」
「そう・・・?・・・本当に・・・?」
そういうと鈴世はなるみの片足を抱え上げその間に滑り込む。
「いやっ・・・鈴世くん・・・こんな格好・・・・」
「・・よく・・・みせて・・・なるみの・・・・もっと・・見たいんだ・・・」
ということで、とりあえず今日は休みになったので
出来たとこまであげました。
あまりやらしくないのは鈴世だからということで・・・
でもなんだか書き進んでいくうちに
そのシーンはやはり・・・(藁藁藁)
どうして私は普通の場所のエッチがかけないんだろう・・・・
素直にベットでやれよ!!あるんだからと思いながらも
わいてくる妄想は・・・
と言うことでこのまま書いていってもいいんでしょうか・・?
ちょっときれいにキレイにとかいていたらえらい長くなりそうなんですが・・・
>新婚作者様
ありがとう!ありがとう!ありがとう!!(大泣
待っていたかいがありました!
エッチまでを完璧なシチュで進行させる鈴世に萌え〜!!
鈴世はむっつりスケベなのでベット以外でやるのも全然有りだと思います。
ちなみに婚約中という設定は、鈴世がなるみを助けるために人間になった後なので
しょうか?
続きを楽しみにしてます!!がんばってください!
本当にありがとうございます!!
新婚作者さん、お疲れさまです。
俊・蘭に合わせてキレイにまとめてくださってありがとう。
個人的には鈴世となるみって案外
すっごいハゲしいような気がするんだけど、
これはこれでいいと思いますー
「このベリーよりなるみは甘いよ・・・」
キザでイイ!5回読みなおしました(笑
テレないキザ男・鈴世萌え〜
>541
すいません、一応助かったあとと言うことでお願いします。
じゃないと
「うっ・・・心臓が・・・」ってやってしまいそう。
>542さん
激しく・・・なるかも・・・?
>543さん
同じネタを俊がつかうと
なんだか蘭世の中に入れたのを食べてそう・・・
と言うことで続きですがまだ終われません。
ごめんなさい。
なるみのそこは熱く潤んでいる、
「こんなに・・・こんなに・・・気持ちよくなってるの・・・?」
・・そんな・・・そんな・・・
なるみの内腿に力がかかる、必死で閉じようとするも鈴世のからだがはいりこんでいるのでどうにもこうにも身動きが取れない。鈴世の指は慈しむようになるみの体に触れていく。
・・なるみ・・・
初めてのときは余裕がなかった鈴世だが、今日は違っていた。ゆっくりと時間をかけてなるみを愛していく。鈴世の手がなるみの乳房を包み込みやさしく揉むとなるみは小さく声をあげる。
「いいよ・・・声・・・出して・・・聞きたいんだ・・・なるみの・・・その声・・・」
なるみは自身の敏感な部分に違う感覚をおぼえた、芽の部分をやさしくついばむように鈴世の唇が触れる、その舌はなるみの中へ差し込まれていた。
「・・・うっ・・・くぅ・・・・あ・・・はぁ・・・・あぁ・・・」
押さえきれないとばかりに声があがる。その声とともに鈴世の愛撫が激しくなる。
「・・・いぃ・・・あぁ・・鈴世・・くん・・・」
「・・・もっと・・?」
「・・う・・・・ん・・・・」
前のときとは違う、開放的な旅先で味わう二人だけの濃密な時間。
・ ・・ぴちゃ・・・ぴちゃ・・・くちゅ・・・
なるみの秘部からもれてくる音は波の音にかき消されて他の人には聞こえない。
ただ二人の間にだけ届く、いやらしく快感を高める音。
「・・・あっ・・・ふぅ・・・ん・・・・」
「なるみ・・・・!!・・・」
鈴世の手はなるみの胸元まで這い上がっていく。ふくらみに届くと、そこをゆっくりとなぜる。じょじょに頂点が固く尖がっていくのを指先で感じながらなるみを味わっている。
熱く流れ落ちるそれは甘く、鈴世の理性を溶かし込んでいく。
なるみもまた、鈴世の舌の動きにあわせて腰が揺れ動き、鈴世を求める。
鈴世は片手を胸からはずし、敏感な部分への愛撫を開始させた。
「・・やぁ・・だ・・・め・・・・そ・・れ・・」
「・・どうして・・なるみ・・・」
「・・・だ・・・・だ・・・っ・・・てぇ・・・あぅぅん・・・」
なるみは今までにない快感に酔いしれている。
・・お酒のせい・・・・それとも・・・・?・・・
鈴世の指が1本、なるみの中に差し込まれるとビクンッと体がしなり、チェアの肘掛においた腕に力が入る。
「・・痛い・・・?」
「・・・う・・・うう・・ん・・・だい・・じょ・・ぶ・・・」
その言葉に後押しされ鈴世はもう1本挿入するとその中で指を動かし始めた。
「・・や・・ぁ・・・り・ん・・ぜ・・・くん・・」
「・・・気持ちいい?・・・ここ・・・すごいよ・・・」
あとからあとからあふれ出る蜜をかき混ぜながら鈴世は
「り・・・んぜ・・・く・・ぅん・・・お・・ねが・・・い・・」
「・・なあに?」
「つれて・・行って・・・お願い・・・」
「どこへ?」
「・・・わかって・・・るくせに・・・・」
鈴世はなるみを抱き上げるとベッドルームへ運んだ。
キングサイズのダブルベットが二人を迎える。その上になるみを横たえると
鈴世は覆い被さった。
「なるみ・・・」
「鈴世くん・・・」
眼と眼と見つめあい、深く口付けるとともに鈴世は先に蜜を塗りつけるようになるみの
入り口を上下する。
「・・ああ・・あ・ぁ・・ん・・鈴・・・世・・くん・・・」
「・・いいよ・・・いって・・・気持ちよく・・・なって・・・」
>蘭世の中に入れたのを食べてそう
∧ ∧
( ゚Д゚) < 劇藁!!
/ つ
>547
禿同!
>新婚作者様
「うっ・・・心臓が・・・」も見てみたい気がしますがやっぱり幸せで滞りない
鈴世×なるみのエッチがいいですね。
鈴世は俊より言葉攻めうまそうですよね。
続きを楽しみにしてます!
http://homepage.mac.com/tokimeki2ch/ ∧ ∧
(;゚Д゚) < あどれすとコテハン変わりますた
/ つ
一枚しか新作ないすが、とりあえずご連絡・・・
暇な方は見てやってくだちい。
つーか、ち、ちょっとヤヴァイですかね、ガクガクブルブル
自分的にはもうちょっと位エロくてもセーフなんじゃないかと
思うのでしが、、、ゴニョゴニョ
550 :
523:02/06/26 16:00 ID:JNVv/Cc6
>>549 待ってたよーッ!
エロイよ、エロイッ!!
あたし的にも、もうちょっとエロくても・・・ ゴニョゴニョ
う・・・ん・・・?
な、何?
や・・・あ・・・。
ま、真壁くん・・?
ちょ・・・。ま、待って・・・。
やだ、ここどこ?
何で暗いの?
私、声が・・・。
あ・・・あんっ。
誰?真壁くんなの?
あぅ・・・。
ダメ・・・あ・・・。
そ、そんなとこ・・・やめて・・・きたな・・・ぃ。
!!!
手が・・・、体も・・・動かない・・・?
縛られてる・・・?
何で?
ひっ・・・あ・・・・っっんっ。
やだ、だ・・・れ・・・?
だれ・・・な・・の?
何で、声が・・・出ない・・・のっ。
たす・・助けて・・・っ!まっ・・かべ・・・く・・・。
きゃあっ!!
や・・・めて・・・。
そんなところにっ・・・指、入れないでぇ・・・・。
あ・・・あぅ・・・。
な、何・・・?
何の音・・・・?
ヒッ!
何?何なの?
あっ・・・!!!
う・・・・くぅ・・・・!
や、やめ・・・・。
とめ・・・・てぇ・・・!!!
ふっ・・・あ・・・。
ああ!!
ゆるし・・・て・・・。
お、おねが・・・。
だ・・・だめ・・・・。
うぅ・・・ん。
い、いや・・・・。
あ。
・・・・ふぅ・・・・。
何だったの・・・?今の・・・。
きゃ!
あぁ・・・!!!!
ひぃ・・・・・・っ!!!
あ・・・・あ・・・・。
も・・・だ・・・め・・・・。
ま・・・まかべく・・・・んっ。
い・・・・くぅ・・・・・。
・・・・・。
↑ごめん、一言、新婚作者様にお伺いたててから
カキコしようと思ったら、先にuぷしちまった・・・。
スマソ。
いや、ちょっと書いてみたんで、
こんなのどうかなぁ・・・と思って。
↑たびたび。
これは蘭世バージョンッス。
てことは、俊バージョンも??<自分
イヤ、わかんないッス。
554 :
名無しさん@ピンキー:02/06/26 19:34 ID:m36htnXt
>>549 エロいって言うより、・・・きれいです。
やっぱびじつをかじっていたんだね。
>>549 ほんと〜、きれいだ〜。
私もまだエロくても大丈夫だと思うYO!
>>553 俊バージョン‥見たいっっ!
うひょっ、こんなにレスが・・・3点しかないのに、皆ぬりがとう!
∧ ∧
( ゚Д゚) < スキモノが多くて安心したYO!(笑
/ つ
きれいでしか。すごく嬉しいんでしけど、まだまだって事でしな。
キレいだけどエロい!と言われるように精進するでしよ!(笑
ここに投稿されるエロ小説を読んで沸き立つ妄想を
あおる感じを目指しているので、過った方向には行かせないですが、つまりその、
修正済みばーじょんと無修正ばーじょんの、選択項があったりするわけです。
というわけで、よければお聞かせください。
1.修正されていた方が(・∀・)イイ!(かえって萌える)
2.無修正画像キボンヌ(;´Д`)ハァハァ
3.両方upされていて、見る人が選べる(゚д゚)ウマー
4.クリック出来る状態だと、過って見てしまう可能性があるYO!ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!!
というよりも、無修正のエロイラストをネット上に置くのって、有りなのかな?
知っている人がいたら教えてくだちい、、、
559 :
523:02/06/27 08:58 ID:Vju6ms2P
>>G ◆GiKOs/vU
>当面1で行くでし。
そうなんんだー。 しょうがないね。
あたしとしては、やっぱり3だな・・・ いつかそうなることを願う。
次回作を待ってるよー。
あたし的には、俊の苦しげな顔を希望!
560 :
新婚作者:02/06/27 21:42 ID:BPP/1LuX
お久しぶりです。
週明けからこっち体調崩して本業が滞っているので
こっちが出来ません。
週末には何とか終わらせたいです。
2パターンあるんですが
1.遅漏くん、ずーと入れっぱなしですが体位変更めっちゃあり。
2.絶倫くん、一晩何回でもできるので場所変更有り。
お遊びバージョン
早漏くん、入れてすぐおわり精神的満足感のみ。三コスリ半。
どれがよいかしら・・・?
それが終わったらお代官様書いてしまおう。
561 :
新婚作者:02/06/27 21:44 ID:BPP/1LuX
>551さん
おもしろーい、こういう書き方も有りだー
想像をかきたてられてしまう。
SMプレイ書いてもいいですか?
>新作様
まってましたー!!
私は2かな・・・
いや、1でもいいけど蘭世がしんどそうなのも。
ちょっとは休ませてあげないと(藁
てかお遊びにものすごく引かれますが(藁藁
>>560新婚作者たん
遅漏の俊は、個人的にはまだ見たくない気もするのでしが、
体位変更が、正直気になるのでしよ〜・・・(;´Д`)ハァハァ
とりあえず2にもう一票入れておくのでし。
どんな場所で何回いたしてしまうのか楽しみでし!
>>523たん
>あたし的には、俊の苦しげな顔を希望!
∧ ∧
( ゚Д゚) < 難しい事を言う人なのでしよ(笑
/ つ
564 :
新婚作者:02/06/28 00:22 ID:SRhp/6EK
うーん・・・
では鈴世はどれだろう?
やはりお遊びかしら?
とりあえず、明日仕事行って妄想三昧してきます。
明日は会社人がいないんで・・
夜できるかな・・・
>>564新婚作者たん
∧ ∧
(;゚Д゚) <もしかして
>>560は鈴世*なるみの案だったでしか?
/ つ だとしたらスマソ&がんばってくだちい!
2ちゃんねるの特定鯖のログがぶっ飛んだ事件を期に
このすれの過去ログ、緊急保存したでしよ・・・
名作の数々があぼーんするのは恐いのでし。
ダイジェストサイト制作者たん、復活しないでしかね・・・
566 :
551:02/06/28 13:14 ID:B9S/XeRC
新婚作者さま<
割って入っちゃってすみませぬ。
みなさま<
一応、俊バージョンなんとなく考えてるんですけど、
書いてもいいッスか?
いや、まだ書いてはないんですが。
567 :
ダイジェストサイト作者様の復活切望!:02/06/28 22:00 ID:RoEH91Da
565に禿同!かえってきて〜。
確かに数々の名作....なくすのは惜しい! あなたの助けが必要なの.
ちなみにG ◆GiKOs/vU さん、あなたのサイトは素敵でした.
個人的にツボだったのは俊からのメッセージ。
新作待ってるよん。
>>551 みんながキミを黙殺しようとしてるって気付いてください
いつもの通りマターリと行きましょうよ〜・・・
このスレのいいとこはマターリなんだから。。。
>新婚作家様
てか私も俊×蘭世のことかと思いました(藁
鈴世の絶倫て・・・みたいようなみたくないような。
1、2、3全部!てのはだめっすよね・・・
ツシレイしました。
570 :
新婚作者:02/06/29 00:12 ID:q/ggKjtb
えーと・・・
両方に関してだったんで
どちらも可です。
全部・・てそれは3本ってことでしょうか?
書きたいがちょッち時間がかかりそう。
とりあえず今日はバースディ締めてしまいます。
そのあとお正月ネタを季節はずれで出していこうと思っています。
書き始めたのですが、パソコが飛んで保存してなかったので
すべてパーになりました。
なんで明日の昼間にでも上げます。
暑苦しいこたつネタです。
許してね。
あえていうならこれは2です。
そうもうちの真壁くんでは3は難しい・・・
お初でも書いてみようかそれなら3ができるぞ!
と言うことで気長に待っててください。
ではまず鈴世なるみしめちゃいます。
何度も敏感な芽の部分をそれでこすられ、
なるみはあられもないほど快感の波の中にいた。
高く、低く、弱く、強く・・・じらされているそんな愛撫にたまらなく
なっていた。それでもなお、鈴世は押し入って来ようとはしない。
我慢しきれず、なるみが腰をずらそうとすると
もてあそぶかのように鈴世はよける。
「・・ね・・ぇ・・・お・・ね・・がい・・・?」
「・・・まだ・・まだだめだよ・・・ほら・・・」
そこからシーツの上にまでしたたり落ちている蜜を感じながら
鈴世はさらにその状態を続ける。
「・・・もっと・・・もっとだよ・・・なるみ・・・もっと・・みせて・・・
その・・・気持ちいい顔・・・声・・・」
あくまでも鈴世の眼はなるみの眼を見つめ続ける。
降るようなキスを浴びせながら。それでもなお、入れようとしない鈴世に
なるみはもうどうすることも出来ずにただ、押し寄せてくる快感とともに
鈴世の腕の中に落ちていった・・・。
幾度と無く軽い絶頂感を感じながら満たされていない
なるみの表情が徐々に変わっていく。
恥じらい、少女のようだった眼や声が少しずつ女のそれに変化していく。
体から立ち上るその香りも鈴世の理性をかき乱すほどにいやらしくそれでいて
誰よりも恋しい
望むモノはそのすべて。誰の手でもなく自分の腕の中でだけ、見せる嬌態。
鈴世ももう我慢の限界に来ていた。
「・・・なるみ・・・欲しいかい・・?」
「・・・・ん・・・っっん・・・りん・・・ぜ・・くん・・・」
「・・・いって・・・ごらん・・自分で・・欲しいって・・」
「・・・ん・・・ほ・・しい・・・鈴世・・く・・ん・・」
「・・・わか・・た・・・」
鈴世は自身をゆっくりとなるみの中へ沈めた。
熱くぬるむそこは鈴世を待ち望んでいたように軽々と飲み込んでいく。
「・・あああ・・あああぅ・・・鈴世・・・く・・・ん・・いいっ・・・!!!」
「・・なるみ・・!!・・・」
・・・なんて・・・なんて・・・気持ちいいんだろう・・・なるみの・・ここ・・・
鈴世を待ち望んでいたなるみの蜜壺はきつく鈴世のそれを締め付ける。
「・・いい・・・そんなに・・いいの・・・?・・」
「・・いい・・・鈴世・・くん・・・もっと・・・・」
なるみが言葉を発するとそこはくちゅくちゅ音を立てる。
鈴世はゆっくりと腰を動かし始めた。とたんになるみの声があがる。
「・・・ひ・・ん・・あ・・・・ぅう・・」
頭を振り、手が鈴世を求める。その手に自分の手を重ねると押さえ込み
なるみの動きを封じ込めた。
「ああ・・・・なるみ・・・・いいよ・・・・いい・・・」
「・・・私も・・鈴世・・くん・・・・ん・・・」
広いベッドの上で二つの裸体が絡み合い、そして踊る。
華麗なワルツが流れているように。
二人に聞こえるのは互いの荒い息づかいと、愛のささやきだけ。
ひときわ高いなるみの声があがったとき鈴世もまた自身を放出した。
鈴世はなるみの中から抜くとベッドに腰掛ける。
海からの風がなるみのすこし濡れた髪をなでる。
「・・・・なるみ・・大丈夫?・・・・」
「・・・ん・・・・・へ・いき・・・」
鈴世は横たわるなるみを抱きかかえてバルコニーへとでる。
「すっごくうれしい・・・誕生日だったよ・・・」
「うん、これからいろいろ思い出重ねて行こうね。」
波の音と南十字星が二人を見守るなか、二人はもう一度深い口づけを交わした。
これからの約束の様に・・・。
573 :
新婚作者:02/06/29 00:20 ID:q/ggKjtb
とりあえず、けりつけちゃいました。
もうちょーっとエロくしたかったんですが。
やはりこの二人では・・・藁藁
蘭世&俊のほうがやりやすい・・・
おこたバージョン暑い中書いて皆さんも暑くなろう
(なんとべたな・・・)
ではまた明日。
>新婚作者様
おつかれさまでした!
久し振りの鈴世×なるみ、楽しませてもらいました。
ほんとにありがとうございます!
もうちょーっとエロエロな鈴世も見てみたい・・・。
このスレでは少数派の鈴世×なるみ萌えなんで。。。
もちろん俊×蘭世も大好きなのでお待ちしております!
576 :
551:02/06/29 12:03 ID:NxVWHEJj
ごめんなさい。
もうかきませぬ。
577 :
523:02/06/29 12:15 ID:ticUtqXS
>>G ◆GiKOs/vU
今日ものぞいてきたよ。
いや〜、いいッス!
もっと、描いちくりー。
578 :
新婚作者:02/06/29 22:16 ID:n0NznLnj
すみませぬ、こたつかいてて暑くなって
途中で投げてしまった・・・
お初の新婚初夜書いてしまったのであげます。
えーとお遊びです。
りーんごーん・・・
教会に鳴り響くウェディングベル、風に舞う花吹雪、宙を飛ぶブライダルブーケ。
誰よりも輝いている本日の主役達。
「おめでとう!!」
「おめでとう!!」
招待客が口々に祝福の声をかける。
花嫁は涙ぐみ、花婿はそんな花嫁をやさしく見つめる。
幸せな時間はあっという間に過ぎて・・・
「早かったな、今日は。」
「そうね・・・」
一流ホテルのスイートルーム、友人一同からの贈り物で結婚式当日の夜
ここをプレゼントされたのだ。
「なんだか・・夢みたい・・・」
大きく開いた窓から眼下に広がる夜景を眺める二人。
「夢じゃないさ・・」
俊がそっと蘭世の肩に手を回す。その手に自分の手を重ねて蘭世は
幸せの真っ只中にいた。
「しっかし疲れたな・・・」
「そうよね・・・大変だったものね。」
「風呂入ってくるよ。おまえはいいのか?」
「えっ・・・ああああ・・あとで入るから・・」
「そうか・・」
バスルームに消える俊、心臓を押さえながら蘭世はうつむいたままであった。
・・・・どうしよう・・どうしよう・・・
初めての二人の夜、蘭世のかばんの中には友人一同と書かれた箱の中の
ベビードールが入っている。
真っ白なレースで装飾が施された清純で品のあるもので、
いかにも蘭世に似合うもので、それを見たとき蘭世はびっくりすると
同時にうれしかった。
・・でも・・・これ・・・着るの・・?・・
「おい!」
「・ななな・・なに?真壁くん。」
「空いたぜ。」
「あ、ありがとうじゃ・・・」
蘭世は両手にそれを抱えて小走りにバスルームへ入っていった。
バスタブになみなみと湯がたたえられ、
蘭世のためにかバスフォームが置いてあった。
バラの香り・・蘭世は服を脱ぐと身を沈めた・・・
・・・・どうしたもんかな・・・?・・・
バスローブ1枚の俊は考えがまとまらずにいた。
蘭世を大事に思うあまり、結局これまでキスどまりの二人である、
そしてようやくこの日がやってきた。
俊にしてみればどうしてよいやら見当がつかなくなっていた。
・・・ったく・・・あいつもな・・・
あの胸、細い腰、流れる黒髪。どれをとっても俊の感情をかき乱す。
今までは理性で何とか押さえられてきたが、
今夜どれだけ押さえられるかは自信がなかった。
「よし」
俊はバスルームのドアに手をかけた。
かちゃ・・・
蘭世の耳がかすかな音を捕らえた。
「誰?」
「いいか?」
「え・・・ええええええ!!ままままきゃべくん・・・・」
バスタブは泡で覆われていた。
「見えないようになってんだろ?」
「そうだけど・・・もうすぐあがるから・・・」
「そうか・・・じゃあっちにいるよ」
ドアが閉まる音、蘭世は大きく息をするとそおっとドアを確かめ、
バスタブから上がった。
ベビードールを身につけ、バスローブをその上に羽織った。
「真壁・・くん・・・?」
部屋は全体に明かりのトーンが落とされている、
「こっちだ」
窓際のテーブルに俊が座っていた。
「のまねぇか?」
ワインとグラスがおいてある。
「少しだけ・・・」
グラスに半分ほどのワインを注ぐと、俊は目の高さまであげて
「・・・よろしくな・・これから・・・・」
照れくさそうに俊は言った。
「うん・・・」
ぽっと蘭世のほおが染まる。
「乾杯・・・」
チンと高い音が部屋に響くと二人はワインを飲み干した。
「おいしい!!これ、甘くって・・」
俊は顔を上げる蘭世のその唇をふさいだ。
「・・んん・・・」
俊の手が蘭世のグラスをとり、テーブルへ置く。
「・・・いいか・・・・?」
眼を見つめて俊が問う。こくんと小さく蘭世がうなずくと俊は蘭世を抱き上げた。
ハリウッドツインのベッドの白いシーツの上に蘭世を座らせると
バスローブの紐を解く。
蘭世はベビードールの姿になる。
「・・これ・・・みんなが・・プレゼントしてくれたの・・・」
「ああ・・・」
・・・・似合っているな・・・
とは思ったが口に出せるはずもない俊であった。
蘭世の体がこわばっているのを感じ、
俊は緩やかな甘いキスを何度も何度も繰り返し蘭世にする。
かすかな音を立てて蘭世の唇を吸い、そして離れる。
「・・・真壁・・・くん・・・」
俊の手が蘭世のレースの縁をなぞり、胸元のリボンに届く、
その結び目をはらりと解いた。
「・・・あっ・・・」
思わず隠してしまいそうになる蘭世を思い切り俊は抱きしめた。
おずおずと蘭世はその背に腕を回す。
まるで宝物を扱うかのように俊は蘭世をベッドに横たえた。
>新婚作者さま
鈴世×なるみの感想書こうと思ったら新作が!
仕事が速いですね〜。
結婚式の夜‥いい!
まだまだ俊も変態ではないのね。初々しいですな。
>576
残念。読みたかったんですが‥
>新婚作者様
うううっ俊蘭の はちゅもの いいですー(//▽//)
慣れたふたりのえっちもいいですが、こういう初々しいのも
こっぱずかしくて好きです〜♪
はちゅものなので、痛がる蘭世期待したりして…←キチック?
蘭世って、中学生の頃からすぐケコーンの妄想になりがちだったから
なんとなーく痛がらないような気がする。
お初ながらもきちんと達したりしそうな・・・。
おおっ、初物ですか〜
真壁くんが真壁くんらしくて(・∀・)イイ!ですね〜
痛がる蘭世、私も期待したいドキドキ←キチック2
586 :
名無しさん@ピンキー:02/06/30 04:12 ID:R9c6sU6/
いいっすねー!!
つづき、つづき〜!!
....やっぱ、初物、いいよね。
でも,やっぱし,初物から変態? まきゃべくん。
本読んで,ベンキョしてそだもんね,新婚さんとこの真壁くんて。
「・・・・江藤・・・」
夢にまで見た体が今自分の目の前に横たわっている。
「・・・明かり・・・消して・・お願い・・・」
恥ずかしげに蘭世が訴えるとベットサイドのスイッチを落とした。
小刻みに震える蘭世のからだ、そのすべてが俊にとってはいとおしかった。
蘭世の唇に自身の唇を重ね、そっと手を滑らせ、胸元をさぐる。
「あっ・・や・・・」
蘭世のわずかな抵抗ももう俊を止めることは出来ない。
両手で蘭世の適度にボリュームのあるふくらみをもみ、
頂点を口に含み舌で転がす。
「や・・ん・・ああ・・」
・・・・感じてるのか・・・じゃ・・・・
手が大胆に下腹部へと降りていく。
滑らかな太ももから秘部へとなんども手のひらを上下させる。
「や・・そんな・・・・」
俊の唇が軽く頂点のさくらんぼのようなしこりをかるく噛む。
「・・・ああ・・・」
蘭世は両手で顔を覆う。俊は愛撫を止めずさらに快感を求めた。
蘭世がつらくないようにと・・・・。
時間をかけて、ゆっくりと蘭世のからだのこわばりをほぐそうと
俊は愛し続ける。
何度も・・・何度でも唇を重ね、甘い快感を促す。
どれだけ口付けても飽きることがないほどにすぎる夜の濃密な時間。
初めての恋が成就して、いまここで愛に変わるとき。
俊の思いが蘭世の体に伝わってくる。言葉に出さない、俊の気持ち・・・
肌に痛いほど感じる。
・・・・・・愛してる・・・・俺のすべて・・・
決してこれから先声に出して言われることがないだろう言葉。
その言葉は思いとなり、蘭世の快感を呼び覚ます。
うっすら汗ばむ俊のほおに蘭世は手をのばす。その手に俊は口付ける。
「・・・・愛してるわ・・・・・」
俊は無言で抱きしめる。
「や・・・・そこ・・・」
俊の手がいきなり秘部へと滑り込んだ。そこは潤いをたたえていた。
指をゆっくりと敏感な部分に触れさせるとぴくんと体をこわばらせる。
「・・・力・・・抜けよ・・・」
あくまでもやさしく俊は触れる。徐々にではあるが蘭世のからだから力が
抜け始める。それを見越して俊は指を1本だけ中に滑り込ませる。
「・・・う・・・く・・・ぅ・・」
そこはあくまで俊を拒むかのように抵抗が見られる。
・・・痛い・・・かな・・・このままじゃ・・・
そう俊は判断すると指を抜いた。そして顔を下腹部へおろしそこへ口付けた。
「・・・や・・・そんな・・・こと・・・」
「・・・いいから・・・・」
舌全体を使って蘭世のそこをなめ上げ、潤いがさらに増すように
敏感な部分を刺激する。
「・・あ・・・んん・・・」
蘭世の声に甘いあえぎが混じる。
・・・・怖い・・・・でも・・・
俊は再度指を差し入れてみる。
ツプッという音とともに先ほどよりわずかにやわらかく俊の指を受け入れる。
しかし抵抗は以前強く、指を強く締め付ける。
「・・ん・・・っ・・・ぅ・・・」
ゆっくりと俊は指を出し入れし始めると潤いによって思ったよりスムーズに
動かせた。
「・・・・んんん・・・・あぅ・・・」
蘭世の声があがる。
・・・感じるのか・・・そうか・・・もう・・大丈夫かな・・・?・・
指を抜くともう一度蘭世のそこをなめあげ、
潤いを確かめると俊は自身を確かめた。
・・・?・・・
蘭世は戸惑いながらうっすらと眼を開けた。そこに俊のやさしい瞳があった。
「・・・いいか?・・・」
そういうと俊は蘭世にキスをする。蘭世はゆっくりと眼を閉じる。
それを肯定の意と受けとり俊は自身を蘭世のそこにあてがった。
589 :
新婚作者:02/06/30 12:06 ID:aobM24Qb
えーととりあえず今日は休みで、かつ雨でどこにもいけないので
書いて見ます。
続き・・・いやーやはりはぢめてということで
初々しい俊とうぶな蘭世を書こうと思っています。
まだ変態俊になる一歩手前です。やはり初めてで
変態になったら蘭世が拒んじゃいそう。
なんで一応まだまともです。
でもでも勉強熱心なんでテクはあります。
それではあとは夜にでも・・・。
しっかし皆様おはつってお好き?
>589
ええ、好きですとも!!
いやあ、素晴らしいでし・・・。新婚作者たんマンセーでしよ!
真っ昼間から、素で心を込めてに読める、愛の物語だと思うでし!
今回はあまり上手くいかないのだが、
数回こなすうちにスムースになっていくという長篇大作キボンヌでし。
(いや、でも新婚作者たんの好きにするのが一番でし!)
おはつモノは散々書かれているけど、何回投稿されても読みふけってしまうでし。
このスレの永遠のテーマなのかもしれないでしね。
個人的には、おはつモノを読むと、りぼんを買っていた頃の気持ちになるでし。
>>582 なんかエロ抜きでひきこまれました。
『愛してる・俺のすべて・・・』の俊の心の言葉に感動。
新婚作者様最高です。
おはつは大好物です。
>>591 >愛の物語
禿同っ!
↑訂正
>582→>589 の間違いです。スマソ
595 :
新婚作者:02/06/30 20:51 ID:XgqpPIWs
いやーひまだとこんな妄想ばっかりわいてくる。
ちょーと個人的欲求不満かーしら?
ごめんなさい、自己満足で書いてまーす。
それでもおもしろいとかもっとといわれると
とってもうれしいです。
おだてられると天まで上ってしまうタイプなんで・・・
いいんでしょうか・・・私このままあげていって・・・・
なんて非常に恐縮しつつもひまに任せて
書いてしまった・・・
とりあえずおはつ編続きです。
「・・・・や・・・・ぁぁあああああ・・・い・・・・」
めりっという音とともに俊の先端が蘭世に埋め込まれる。
その痛みは今までに経験したことがないようなものであった。
・・・・だめか・・・?・・・
俊は一度体を止める。蘭世の目じりから一筋の涙が流れる。
それを見て俊は後悔の念にかられた。
・・・・早かったか・・・?・・・
蘭世の体中に走る破瓜の痛み。
それは今までに感じたことのない傷みであった。
でもその激しすぎる痛みの中に甘い快感が走る瞬間がある。
俊の思いやりがそれを生み出していた。
戸惑い、とめようとする俊の腕をつかみ
「・・・・だい・・・じょう・・・ぶ・・・だから・・・・・」
切なげな声で俊に訴える、その声は俊の理性を押さえ込む。
「・・・力・・・・抜けよ・・・・」
蘭世の頭を抱え込み、俊は自身を進めた。
「・・・うんん・・・あう・・・い・・・た・・・」
「我慢・・するなよ・・・声・・出したほうがいい・・・まぎれる・・」
蘭世に促す俊。それでも蘭世は懸命に俊を受け入れようとする。
・・・愛しい・・・
だれよりも自分の事だけを考えてくれる女を自分の物に今できること。
俊はあまりにも快感に酔っていた。
それでも蘭世を気遣うことは忘れなかった。ゆっくりと、
しかし確実に自身を蘭世のなかに押し進める。
いつしか痛みよりも俊と一つになれる感動が上回り始めた。
苦痛の声に混じる甘い蘭世の吐息。
それが俊の行為の後押しをしている。
「・・・ふ・・・・くぅ・・・んん・・・」
ようやく俊自身すべてを蘭世の中に埋め込まれた。
・・・・すげぇ・・・・気持ちいい・・・・・
初めて味わう蘭世の中は俊を有頂天にさせていた。
締め付けるそこは俊を捕らえて離さない。
俊の分身に与える快感は想像以上であった。
しばらくその感触を楽しみながら、蘭世の状態が落ち着くのを待つ。
俊の体重を全身に感じながら蘭世は痛みと喜びの中にいた。
・・・・うれしい・・・・真壁くんと・・一つになってる・・・・
その心の声が聞こえたように俊は蘭世に口付ける。
あふれるようなキスをどれだけしても足りないほどにむさぼる。
蘭世のそこからあふれる蜜を感じながらもそのままじっと
動かさずに体温を伝え合った。
どれだけの時間が過ぎただろう。
蘭世のからだのこわばりが解けたのを感じ、俊は体勢を変えた。
「・・や・・・あ・・・」
俊はゆっくりと腰を動かした。
・・・・・くぅ・・・・・もたねぇ・・・
俊のそれはすぐに蘭世の中に白濁した液を放出した。
ぬるりと蘭世の中から抜くと自身の放出した液とともに破瓜の証である赤い
血が流れ出した。
それを見て俊は蘭世を抱き上げ、バスルームへと連れて行くとバスタブへ
沈めた。
「・・・・あ・・・その・・・なんだ・・・・・・」
そっぽを向きながら俊は言いにくそうにいった。
「体・・・流してこいよ・・・痛かったろ・・・」
そういってバスルームから出て行った。
蘭世は一つになれた喜びを体の中の痛みとともに味わっていた。
(゚∀゚)激しくイイ!!
お初編、素敵!イイ!
ところでこのあと(お風呂の後)はそのまま眠っちゃうのかしら?
第2ラウンドはあるのかしら??
その後には〜?
一緒に風呂入れよ〜。
と、突っ込んでしまう。
おもろい、(・∀・)イイ
|∧ 新婚作者たん、おいら、
|Д゚) < 勿体無いから、第二らうんど無しきぼん・・・
|o コソーリ 焦らしまくった長篇大作きぼん・・・
バスタブに沈めに行く俊の、
微妙に意味不明な感じがういういしくて良かったYO!
602 :
林檎:02/07/01 05:07 ID:jVLHKlZj
うひょ〜久々に来てみたら新作続々v
本業の忙しさにかまけてかなりお留守な私(‐-;
アロフィラのお風呂編書きたいよおう(切実に泣
何にせよ、新婚作者様がむばって下さいませませ。
因みに私はお風呂は後(新婚旅行中?)のお楽しみにして、
朝の光の中での寝込みを襲うらぶらぶえっちキボンv
真壁君が優しくていいですね〜
お互いがお互いを想いあう姿にジーン…ああ純愛っていいっ
痛がる蘭世も健気で可愛かったです。続きが楽しみです
>林檎さま
林檎様の新作を首をキリンにしてお待ちしております
604 :
新婚作者:02/07/01 21:21 ID:YqBKEcHF
うわ−感想うれしいですぅ・・・
いいんでしょうかこんなに調子に乗ってしまって・・・
>林檎様
待ってます待ってます待ってます
603さんじゃないけど首をながーくして。
だから楽しみにしてるんです。
わたしのつたない文章よりすばらしい!!から・・・
私もがんばります。
あと、寝起きエッチは前に書いてしまったんで・・・・
ここで使えなーい。残念・・・
>599&601さん
第2ラウンドはさすがに蘭世かわいそうなんで今回はパス。
それでは長編で蘭世快感に目覚めるを書いてみようとは
思っているんです。
いわゆる長いくんです。あれやらこれやらおぼえた知識を
総動員して俊が蘭世を・・・・(汗)
それではラストあげてしまいます。
ちなみにおちつけてみました。
一方部屋に戻った俊は頭を抱えていた。
・・・・・ちくしょ・う・・・・・
・・・・なんであんなに・・・いいんだよ・・・・
不覚にも俊は蘭世に絶頂に導く前に自分がいってしまったことに
ショックを受けていた。
・・・・あいつ・・・・泣いてたな・・・
自分が我慢できなかったことも悔やまれる。
小さな音とともに蘭世がバスルームから出てくる。
無言で見つめあう二人、つぃと蘭世が俊に抱きつく。
「・・・・うれしかった・・・真壁くん・・・一つに・・・なれたのね・・・」
鼻腔をくすぐるバラの香り。蘭世の素直な愛情表現がうれしかった。
「・・・ああ・・・・」
俊は蘭世を抱きしめた。
「・・先寝てろよ。俺も風呂入ってくるから・・・・今日は疲れただろ」
「・・うん・・・」
初めて同じ部屋で眠る幸せ、そんな表情でベッドに横たわっている
自身の新妻を眺めて俊は思う。
・・・・こいつ・・・かわらねぇな・・・
「どうしたの?」
「・・いや・・・」
くしゃっと頭をなでると俊はバスルームへ向った。
ベッドにもぐりこむ蘭世はうれしそうであった。
・・・やっと真壁くんの奥さんになれたのね・・
「うふふ・・ふふ・・・」
思わずもれてしまうやわらかい笑い声、
それは新妻の愛らしさをかもしだしていた。
そんな蘭世を感じながら俊は片手に氷のいっぱい入ったアイスペールを
下げてバスルームへ消えた。
・・・今日は・・・この辺にして置こう・・・これ以上だとこいつ・・・
無理だろうな・・・でも・・いつかは・・・とその前に俺のほうだな・
・・ちょっと鍛えないとだめか・・・?・・
はぁ・・・まったく・・・俺って・・・・
ちらっと分身を眺めて蘭世に気付かれないようため息をつく俊であった。
>あれやらこれやらおぼえた知識
ガラッ!!
_____
|∧ ∧.|| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|( ゚Д゚)||o | | .< わくわく!!!!!!!!!!!!!!
|/ つ | | \_______________
ピシャ
ヾ'_____
|| | |
||o | |
|| | |
>>604新婚作者たん、「いわゆるながいくんです」
う、うれしいでしよ〜〜!
自分、初めての日は痛くて痛くて動けなくなったでし、
2回目まで頭に無かったでし。2回目したら泣いちゃったと思うでし。
終わらせてあげてありがとうでし・・・
新婚作者たんのお話は、キャラのイメージがそのままで、
本当にありそうな話運びでいいでしよ〜〜
>>605「自分が我慢できなかったことも悔やまれる。」
やっぱり俊も人並みにこう思ったのでしかね?かわいいのでし!(笑
セクースをマスターするのも一つの苦難の道でしよね、、、
おいら、ハラハラしたいでしよ〜〜〜いつも願望ばかり書いてごめんでし・・・
>>602林檎たん
林檎たんのアロン*フィラ、相当ファソでし。待ってるでしよ、がんがってくだちい!
くしゃっと頭をなでる俊…萌えvv
“つぃと蘭世が俊に抱きつく”
何気ないシーンなのだけど蘭世かわいいv
新婚作者様、堪能させていただきました!
610 :
sage:02/07/02 20:36 ID:h+MjEMJL
前スレの最後あたりでヘタレ文を書き込んでた者です。
相変わらずエロ無し路線ですが(汗)
小ネタを思いついたので書き逃げさせて下さいまし。
あげてしまいましたー!
あわててさげ。
江藤家に居候をはじめてから3日目。
俊は蘭世や椎羅の申し出を断って、自分で着替えを洗濯していた。
独立心うんぬんの問題ではない、単に恥ずかしいからである。
洗濯が終わり、服を抱えて教えられたとおりに裏庭へ。
物干し竿にはすでにいくつか洗濯物がかかっていた。
・・・・・。
(こ、この白いのは・・・江藤の・・・)
しばし立ちつくす俊。
回れ右して、家の中を透視。
誰も見ていない、誰も来ないことを念入りに確認して、
目的の物にそーっと手を伸ばす。
製造:○コール。70のB。
「・・・だから、『好き嫌いしてると育たねえぞ』っていったのに・・・。」
END
たまねぎさん、爆笑させていただきました(笑)
遅くなりましたが,感想を…
新婚作者様,鈴世なるみ,読みましたっ!
うぅぅ…うれしいですよう 待った甲斐がありました!
やっぱり私はキザな鈴世が大好きですw
俊蘭世ものも楽しみにして増す1
615 :
新婚作者:02/07/03 01:02 ID:hdrkelEv
感想いつもありがとうございます。
今週は明日から仕事のつめが入ってまして
文章を打ってるひまがまったくないので
週末ゆっくりカキコします。
俊蘭世で蘭世快感に目覚めるが妄想内にあるんですが
お代官様が短編で書きやすい
いや・・両方上げるけどどっち先に上がるだろう・・・
疑問・・・気長に待ってください。
>607さん。
私・・・初めてのときはパートナーが気を使ってくれて
とりあえず痛くなかったです。
二度目が痛くて出血はそちらのほうが多かった・・(藁)
>たまねぎさん
笑ったーめっちゃありえそう・・・
>614さん
鈴世はキザでないとね、ほら、俊がぜーーーーーったい言えないせりふを
さらっといってしまう。
ついでに周りから固めるって言うのは常套手段でしょ?
なるべく原作のイメージを壊さないように書いてます。
でもおかしいと思ったら突っ込んでね。
氷のねたはきっとわかってますよね?
皆様。
でも回数こなすのとやっぱり吸引が効くみたいですよ。
パートナーのは太く持ちもよくなりましたが・・・
吸引・・・?
617 :
新婚作者:02/07/03 01:30 ID:hdrkelEv
616さん・・・
バキュームですう・・
618 :
新婚作者:02/07/03 01:31 ID:hdrkelEv
いわゆる口で・・てやつですね。
そーいや、愛良と開陸のってまだなかったよね?
なんか、エチーの最中でも喧嘩してそうだな(藁
愛良と新庄モノでしたら過去にありましたよね。
開陸は萌えないけど、年上好きの私としては、
新庄さんは割と好きだったり。…同一人物なんだケド
もっともイチバンはやっぱり真壁くんですが。
また愛良&新庄さんモノ読みたいな。少ないだけに。
私は愛良×開陸キボン
意地の張り合いで喧嘩しちゃうんだけど仲直り→お初ってかんじのが読みたいな。
新庄さんもいいんだけどさ、まだ読んだことのない方に惹かれる。
誰か書いてくださらないかな・・・。
622 :
:02/07/05 19:06 ID:IkXFW2Dt
こんなスレがあったのか;
すみません、スレ汚し申し訳ないんですけど女性の方ばかりですよね?
男なのになぜか原作知ってて、題名で思わず見に来たんですけど…;;;
623 :
林檎:02/07/05 21:42 ID:F0mB0pQ4
お久です〜〜v
ってもう忘れられてたり…げ〜ん。
やっとこ書きたかったアロフィラお風呂編がかけてきたのでかなり久々に
うpします。
>>622 そうなのかなあ、どうなのかなあ、因みに私は♀ですが。
でも男性も楽しめるんじゃないかなあ、原作知ってれば。
エロには変わらんでしょう(藁。
前作(「Wheel of Fortune」)以降のお話です。
−−−−−−−−−−−−−−−−
(1)
あれ以来、アロンとフィラの城での生活は、既に蜜月と呼んでもいいくらいのものだった。
将来に待つであろう、魔界を統べるという激務の前の、甘い時間を二人は楽しんでいた。
魔界各所を見回りがてら2人で遠乗りしたり、城の中でのんびり過ごすというのも、二人の好きな
時間の過ごし方だった。
そんな2人を大王夫妻を始め人々は微笑ましく見ている。そんな周囲に少しの照れを感じながらも、
フィラもアロンも幸せな気持ちで一杯だった。
しかしそんな中、フィラには一つだけ消せない疑問が残っていた。
お風呂、である。
一般に魔界の人々の生活は人間界のヨーロッパに準ずるもので、バスルームはそんなに広くはない。
けれど、この部屋の風呂場の構造は、それとは大きく違う。
まず、やたら広い。そして、バスタブとシャワーのカランが離れている。バスタブの外の壁の低い位置に
鏡がつき、その手前に何やら踏み台のようなものがある。
シャワーホースはバスタブまで伸ばせるが、少し不便だ。
そんなわけだから、風呂場はフィラにとって、城の中でもっとも大きな謎だと言っても過言ではない。
そこである日、思い切ってアロンに尋ねてみることにした。
「あの…アロン様?お聞きしたいことがあるんですの…」
「なに?」
2人だけの夕食の最中、アロンがフォークを持つ手を止めた。
「前から気になっていたのですけど、こちらのお風呂、少し変わっていませんこと?」
「そう…かな?……ああ、君は人間界にあまり行ったことないんだっけ」
「?」
不思議そうなフィラの顔をみて、アロンは何事か思いついたようににんまり笑う。
「じゃ、あとで食べ終わったら教えてあげるよ♪ね?」
楽しそうに笑うアロンを少し訝しく思いながら、フィラはうなづいた。
お風呂プレー
キタ-*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
>>622 確かに少女漫画だから女性が多いが、心配するな、俺も男だ。
何気に、男で隠れときめきトゥナイトファンはけっこう多いのではと思っているのだが……。
>林檎様
お待ちしておりました!
アロン×フィラのお風呂プレー・・・すてき・・・(w
果たしてアロン王子は変態度で兄超えられるのでしょうか?
続きを楽しみにしております!
夕食を食べ終え、食器が下げられると、アロンはバスタブに湯を張りに、風呂場へ消えた。
その間にフィラは食後のお茶を淹れ、アロンを待つ。
今日やっと、この城に来て以来の謎が解けるかと思うと、軽い開放感がある。
「あと5分くらいで入れるよ」
軽く湯気を纏って、アロンが風呂場から出てきた。そのまま食卓につき、薫り高い紅茶で満たされた
カップに手を伸ばす。
「そうだねえ、確かに変かもね、城のお風呂。母上と僕があのスタイル気に入っちゃってね、
作り変えてもらったんだよ」
「まあ、わざわざ?」
「そ、わざわざ」
アロンはそこで紅茶を一口すすると、続けた。
「あれはね、人間界の、日本独特のスタイルなんだよ。母上は人間界暮らしが長いし、僕も蘭世ちゃんちで
暮らしてる時にすっかり馴染んじゃってね〜。大丈夫、君もすぐ慣れるよ」
「………」
フィラは黙り込んだ。
アロンが蘭世にかなり熱を上げていたことも何もかも込みで、見合いをしたはずだった。アロンの口から
はっきりと言われたこともあった。
けれど、何故だろう、感じる嫉妬はその時よりもずっと深い。
「あ、フィラ妬いてる」
カップに口をつけつつ、上目遣いでアロンがからかう。言われたフィラははっとして、思わず両手で
頬を押さえた。
「大丈夫だよ、今もこれからもずっと、僕は君だけなんだから。ま、妬いてる君も可愛いけどね〜。
…っとそろそろいい頃かな〜」
そう言ってカップを置くと、アロンはウィンクして再び風呂場を覗き込み、振り返って彼女を呼んだ。
「うん、もう入れるよ。先に入ってるからすぐおいで」
「えっ?」
それって、それって…。
「? だって一緒に入んなきゃ使い方教えられないだろ?じゃ先入ってるから」
そう言うと、アロンはさっさと服を脱ぎ、バスルームに消えた
∧__∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;´Д`)/< 先生!「一緒に入んなきゃ使い方教えられないだろ?」は
__ / / \___アロンの詭弁だと思います!________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄\
||ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄||
...|| ̄ ̄ ̄ ̄||
林檎様、新作嬉しいです〜
アロフィラのお風呂…楽しみですワ。
>627さん
変態度…あの双子はどっちが変態度高いんでしょうね?
やっぱり、むっつりな兄に軍配かしら?
2人はまだ、明るい中で抱き合ったことがない。
フィラが恥ずかしがって頑なに拒むし、アロンも無理強いしたりしないからだ。
しかしそこは年頃の男、内心好きな彼女の裸体を見たいのは変わらない。無理強いこそしないものの、
何とか理由をつけて明るい光にフィラの裸身を晒して愛でたい。
そのチャンスは正に今日なのだ。
湯船に身を沈めながらひそかにほくそえむアロン。
と、気配がしたので期待を込めて振り向いたが、期待は見事に裏切られた。
「あ…の…?」
髪をアップにし、バスタオルで全身を隠したフィラが湯気の中、恥ずかしげに立っている。
……そう来たか。
しかしここでめげるアロンではない。
「何緊張してんのさ。そんなんじゃお風呂になんないよ?」
そう言ってタオルの裾をちょいちょい引っ張ると、フィラは少し抵抗はしたものの、タオルから
手を離した。しかしそのまま、腕で必死に胸を隠しながら風呂椅子に素早く座りこむ。
その姿に苦笑しながらも、アロンは片手でタオル掛けにバスタオルを投げかけ、湯桶で彼女の背中に
優しくお湯を掛けた。
「これがかぶり湯。身体をお湯の熱さに慣らすんだよ…さ、おいで?」
足を開いて、その間の自分の前の位置に彼女を誘うと、フィラはおずおずと入ってきた。
彼女のポジションが落ち着いたところで、脇から手を差し入れ、自分に体重を掛けさせる。
とにかく彼女の緊張をほぐさねば。
「きゃ……っ、アロン様?」
「こうやって、肩までつかるの。体がほぐれるよ。腕、思いっきり伸ばして、伸びしてごらんよ」
言われてフィラは万歳をするように、思い切り伸びをしてみた。
「ど?」
「温かくて、いい気持ち…」
「だろ〜?和むよね〜」
しばしの沈黙。入浴剤のお陰で白濁してまろやかになったお湯が、肌に心地よい。
フィラは心なしか自分の肌が前よりもつややかな感触になった気がした。
アロンの目から見ても、ほのかに桜色に染まった肌は、果汁をたたえたとれたての桃のような
かぐわしさをたたえている。
何だかゆったりと時間が流れていくようだ。
アロンの手がゆっくりと、お湯から出てしまっているフィラの肩や腕にお湯を掛けてくれているのも
心地よい。
ちゃぷん……ちゃぷん……
掛けられるお湯の水音も耳に心地よく、フィラは安心して背後のアロンに身を任せた。
深呼吸すると、これも入浴剤のせいだろう、梔子のような花の香りで胸が満たされてゆく。
「…うなじ…色っぽい……」
何時の間にか、そう言ってアロンが首筋に口づけても、身体をぴくんとさせるだけでいられるほどに
フィラはくつろぎ、その分大胆になってもいた。
それをいいことに、アロンの愛撫は、いたわるようなそれから徐々に淫靡な色が濃くなってゆく。
遠慮を知らない小悪魔の唇は、うなじから耳の後ろをまわり、耳たぶを挟むとその感触を楽しむように
舐ったり甘噛みしたりする。
手はお湯を掛ける仕草そのままに、触れるか触れないかという微妙なタッチで乳首をかすっていく。
そして今やフィラの身体は、そんな微かな愛撫にも敏感に反応してしまうほどに成熟しつつあった。
「ア…ロン…様…?」
「…感じちゃった?…可愛いね…」
意地悪……。
そう思っても本当のことなので何も言えない。
アロンは体の位置をずらし、左腕で彼女の身体を支えるようにして、フィラの上半身を湯船に浮かべた。
形の良い乳房が鮮やかに湯を弾いて、つややかに光る。アロンは清らかで扇情的なその姿態にしばし
見入ってしまったが、ゆっくりと手を伸ばし、再び愛撫を始めた。
手のひら全体でふくらみを包み込み、その頂点を指先で優しく嬲ると、そこはすぐに快感のしるしを
あらわし始める。
そして、甘い吐息が零れでる前に、彼女の愛らしい唇についばむようなキスを繰り返し、徐々に深く甘く
口づけてゆく。
唇を離しても、そのまま身体を重ね、自分に伸ばした手の感触を背中で楽しみながら、彼女の耳に
熱い息を吹きかけた。
「は……あ…っ、……ロ…様…ぁ…」
たまらない気持ちでフィラが呟くのを聞いて、アロンは唐突に愛撫の手を止めた。
フィラが驚いて見ると、小悪魔の瞳が輝く。
「このまま入ってると湯当たりしちゃうよ。ね、頭洗って?」
にっこり笑ってそういうと、さっさと湯船から上がってフィラを手招きした。
>果汁をたたえたとれたての桃
なんとも美味しそうですね〜
続きが楽しみです!
634 :
新婚作者:02/07/08 21:08 ID:9zK20E3B
お久しぶりです。
林檎様、新作ですね。
楽しみにしてました。
続きを待ってまーす。
お風呂プレー・・・・きっとアロン王子さまのことですから
あれやこれや変態度は王室じこみでしょう。
楽しみ・・・・
私は・・・・今書いてる最中です。
えらい長くなりそうで困ってます。
どうしましょう・・・・
林檎様のが終るまで書きつづけてそう・・・
ついでに先週何にも出来なかったし・・・
悲しい・・
林檎様の続きを楽しみにがんばろう。
635 :
林檎:02/07/08 21:42 ID:KAwgT/kX
お久しぶりで〜すv<皆様
そして既にお初の方もいそうな雰囲気…。
>>630、627 さん
私が見たところ兄=変態度で勝利 弟=小悪魔度で勝利 てとこでしょうか(w
(しかし何に勝つんだ?!)
>>633 さん
ひゃ〜お恥ずかしい〜。何か久しぶりなので推敲が雑ですね〜。
その個所、「たたえた」が2回も出てくる…。ひ〜、お見苦しくてすみません。
そのほかにも直したいとこイパーイ…
精進精進(汗
>>新婚作者様
ありがとうございます〜。他の方々もそうですが、こんな私の駄作を
待っててくださったとは…。本当に「ありがたい」の一言です。
そーですよ〜、小悪魔王子アロンは、これからあ〜んなことやこ〜んなことを、
昼間の鬱憤を晴らすかのように…(w
ある意味理想?昼は尻に敷かれてても夜は主導権ばっちり!みたいな。
こういうギャップのある女の子萌えかも。
ではでは私も、新婚作者様の新作、真打登場を楽しみに待ちつつ、
書いてくことにしませう。
636 :
名無しさん@ピンキー:02/07/09 03:37 ID:BbiZ0a+d
久しぶりに来たら新作の嵐だ!!うれしい〜!!
アロフィラ続き、もちろん、新婚作者様も、待ってる〜!!
ちょっと自己嫌悪のお初の真壁くんがイイ!
それと、またどなたか、ここの名作の数々をHPにまとめてくれないかなあ...
アロンフィラ,お風呂プレイ…(・∀・)イイ!!
小悪魔アロン萌え!
続き期待してます!
638 :
新婚作者:02/07/10 23:10 ID:LvL9aaK7
コソーリと・・・
・・・・・・はぁ・・・・
ここのところの俊は時々蘭世にわからないようにため息をつく。
一緒に暮らしてまだわずかであるが、日に日に蘭世への気持ちが
高まっていく。それもあらぬ方向に・・・
・・・新婚旅行中に何とかしようと思ってたんだがな・・・
異国の地で、気分も高調しているだろうところでいろんな事を
試みるつもりだったのだがあろうことかあっという間にトンボ帰り
だったのだ。
・・・それはいいさ・・しかし・・・
その後二人の関係はと・・言えば、
「ただいま・・」
「お帰りなさい!!ご飯にする?お風呂にする?」
(・・・やるって言えねぇよな・・・・)
「風呂入ってくるわ・・・」
「うん!!」
あいかわらずの蘭世であり、それはそれでかわいい。しかしやはりそこは
男である俊の欲望というものもあるのだ。
もちろん夜の生活を蘭世は拒む事はしない。が、まだまだようやく痛みがなく
なった程度のもので快感が・・・と言うところまでは、いっていない。
俊にしてみればもう少し・・と思っている所なのだ。
と言うわけでまた、小さくため息をつく。
「どうするかな・・・・・?」
天を仰いで俊はふとあることに思い当たった。
・・・そういや明日は休みか・・・・
久しぶりのオフ、二人は買い出しにいこうと相談していたのだ。
・・・・まぁ・・ちっとぐらい遅くなってもいいだろう・・・
と俊は1人でそう考えた。
そんなことを考えながら入浴していたので、
俊はのぼせかけてしまった。
すこしふらつきながらでもポーカーフェイスで台所へくると
鼻歌を歌いながら蘭世は夕餉の支度をしていた。
「おい?」
「きゃっ?!なに真壁くん?」
「水取りに来たんだけど・・」
「あ、ごめんなさいちょっと待ってね」
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し俊に手渡す。
「はい、どうぞ、もうすぐ準備出来るからね」
「サンキュ」
・・・ああ、びっくりした・・・突然なんだもん・・・
胸の鼓動を気づかれないように蘭世は準備を続けた。
そんな蘭世をながめながら俊は今夜の事を考えていた。
そして
「なあ、酒でも飲むか?明日休みだし」
「え〜大丈夫?明日買い物に行く予定よ?」
「大丈夫だろ?少しだけだ。おまえもつきあえよ」
「少しだけよ。もう」
食卓に暖かい料理が並び始める。蘭世は毎日こうして俊の為に時間を合わせて
準備をしてくれる。その心遣いがとてもうれしかった。
「今日のは自信作なのよ?」
「へぇ?」
・・・・毎日うめぇけどな・・・
言葉にはしないもののそうは思っている俊であった。
「ほら、グラスだせよ」
「あ、有り難う・・・少しにしてね・・」
「ああ・・」
・・・・少しぐらい酔ってくれよ・・
そんな願いを込めながら俊は蘭世のグラスに注いだ。
「・・ねぇ・・・?」
「・・どうした?・・」
「酔ってるのかなぁ・・・・?眠くなって来ちゃった・・・」
「・・・大丈夫か・・?風呂でも入って酔いさましてこいよ」
「・・・うん・・・」
バスルームへ消えていく蘭世を見送ると俊は夕食の後かたづけを簡単にした。
・・・あの状態なら大丈夫だろう・・・風呂で酔いも落ち着くだろうに・・・
・・あんまり酔いすぎているとなぁ・・・・
そんな俊のよこしまな思いが通じたかの様に蘭世はほろ酔いの状態で
お風呂からあがってきた。
「あーありがとう、片づけてくれたのね?」
「・・たまには・・な・・・」
「うれしーい」
ソファに座っている俊に蘭世はもたれかかるように横に座った。
体から立ち上る熱が俊の体に伝わる。
「酔い・・・大丈夫か?」
「・・う・・ん・・・だいぶ落ち着いたみたーい・・・」
「そうか・・?」
・・・頃合いだな・・・
そう見て取った俊は蘭世の肩を抱き寄せ耳元でささやいた。
「もう、横になるか?」
その言葉の本当の意味を知らずに蘭世はうなずいた。
「明日早いもんね」
「そうだな・・・」
・・・明日・・・か・・・
俊は蘭世を連れて寝室へと向かった。
寝室のドアを閉めると蘭世をベットに寝かせ、電気を消した。
そしてゆっくりと蘭世に口づける。
毎日の約束、寝る前のキス。それがいつものキスと違うと蘭世は感じた。
甘くいとおしく激しく蘭世を包み込んでいく唇の感触。
強く弱く蘭世の奥底に眠る何かを呼び覚まそうとするようにいつもよりも
長いキスの時間。
「・・・唇・・・もう少し・・・あけて・・・」
半開きの唇に俊の舌がぬるりと入り込み口内をうごめく。歯列の裏をなぞり
舌を絡める。いつもより熱い蘭世の体。その熱が唇を通して俊にも伝わる。
お互いの舌を舌でからめ取る激しいキスを長い間繰り返す。
離れてはもう一度求め、求めては離れる。
俊の唇は蘭世を求めてやまず、蘭世はそれに答え、
腕を俊のたくましい体に絡める。
その腕を感じながら俊は飽きることなく蘭世の口腔を味わう。
それはほのかに甘く、それでいて俊を酔わすのに十分なほどの
麻薬を帯びている。
・・・・他の誰にも・・・わたさねぇ・・・
思う存分その甘露の滴を味わっていた。
「・・・く・・・ふぅ・・・・ん・・・・」
いつもより熱のこもったキスに蘭世は戸惑いをおぼえながらも、
その根底にある愛情にその身を任せていた。
お酒の酔いも手伝っていたのかも知れない。
俊の唇は蘭世の唇からまぶた・・・額・・・鼻先と降るように続け、
再度唇に戻るといった行為を繰り返していた。
唇を重ねる度俊と蘭世の舌が絡み合い、そしてほどける。
「・・んんん・・・ま・・・・かべ・・くぅ・・・ん・・・」
「・・・・・・・・」
やさしい眼で見つめる俊、言葉で答えず、キスで返す。
・・・・・・酔ってるのかな・・・私・・・熱い・・・・
俊の舌先が蘭世の耳をすっと掠める。
「・・・あ・・・・・んん・・・・」
・・・・ここか・・・?・・・
俊は得たりとばかりに耳にキスをする。ぴくんと蘭世の肢体が反応し、
背中が反り返る。
・・・感じるのか・・・ここ・・
その刹那、空いた空間に腕を差し入れ蘭世を支えながら
耳たぶを甘がみし、舌先で入り口をつつく。
「・・・ん・・ああ・・・・ああ・・んん・・やぁ・・・・」
慌てて手で口を押さえようとする蘭世をやんわりととめ、
「・・・声・・・・聞かせろよ・・・」
さらに耳元でささやく。甘い蘭世の心をとろかすように。
「・・・くぅ・・・ん・・・はぁ・・・ん・・」
二人の体温が上昇を始める。
唇を近づけ、離し、また近づける。俊の息がかかると
蘭世の体温はさらに上昇する。
・・・・まだまだ・・だ・・・
そうはやる心を押さえながら俊は続けた。
腕は蘭世の背中を抱き上げながら、もう一方の手で蘭世の胸元を
布越しに軽く触れたままでいる。
適度にボリュームのある乳房を感じながらもあえて、何もせず、ふれるだけ。
それでいて絶えることなく、蘭世の唇と耳にキスを繰り返す。
どれだけむさぼっても足りない、その愛情の交換。
蘭世の体はもう自分一人では支えていられない。俊の腕に体の重みが伝わる。
それでも再度ベッドに横たえずに、軽く浮かせた状態で支え続ける。
腕を徐々に上にあげ、首筋を支える体勢まで持ってくると初めて俊はその唇を
蘭世の首筋へゆっくりと滑らせる。
「・・・ひ・・・んん・・・あぅ・・・ん・・・・」
顎が天井を向き喉元があらわになる、そこへも俊は口づける。
蘭世の白く細い首筋に赤い花が咲き始める。
俊の咲かせた花、小さくしかし確実に。
そう花開くように蘭世の体をも花開かせたい。
俊の欲望が蘭世の全てに向かい、蘭世もまたそれに呼応し始めていた。
ゆっくりと高まりゆく蘭世を見ながら俊はさらに先をみていた。
・・・・俺を・・・求めて欲しい・・・
・・・全身全霊をかけて俺のすべてを包み込む蘭世・・・俺のことを・・・・
心はあまりにも満たされている、心底自分は思い思われていることに
絶対の自信を持っている、しかしことこれに関しては別物なのだ、
心だけではなく体ごと自分を求めて欲しいという貪欲な願いが
今日に至っている。
・・・そのためには・・どんなことでもするさ・・・・
蘭世のとまどいは十二分に感じていたがそれでももう俊は止めることなど
出来なかった。
それでも俊の愛撫に身を任せた蘭世にいとおしさを強くした。
・・・もっと・・・よくしてやるよ・・・
俊は蘭世のネグリジェの胸元に手を差し入れ、前をはだけさせると
なめらかな膨らみの麓に指を滑らせる。
「んん・・・くふぅ・・・・ん・・あぁ・・・」
すそ野から頂上へ刷り上げるように優しくもみ上げると、すぐに頂点は固く
しこって俊を誘う。
俊はむしゃぶりつきたくなる思いを押さえながら唇は首筋へおろす。
ようやく蘭世の背中から腕を抜き、ベッドへおろすとすぐに両手で二つの
膨らみを刺激する。
「・・あ・・・・ん・・・ねぇ・・・・・・だ・・・めぇ・・・」
「・・・何で?」
「・・・だってぇ・・・・あ・・の・・・あんっ・・・・ん・・・」
俊はふれるかふれないかの間隔で蘭世の固くしこったそれに愛撫を繰り返す。
そのたびに蘭世の口から美しい音色が聞こえるように声があがる。
決定的な愛撫をあくまでも加えず、緩やかな速度で蘭世の快感を
上げようとしているのだ。
首筋から胸元へ少し唇が降りてもまた元に戻る。
俊の指先はソフトに蘭世の乳房をもみしだく。
知らず知らずにネグリジェの裾ははだけ、俊の愛撫を待ち望む。
時間をかけ全身どこもかしこも俊の知らないところはもうどこにもないと
思われるほどに愛したい。そんな感じであった。
645 :
新婚作者:02/07/10 23:29 ID:tfR9Mk4y
本日これまで。
林檎様がいらっしゃることを切に望む
ものでし。
続きがきになるぅ〜。
だから妄想が進むのかも・・・・
まだBどまりです。
このままいくとどれだけ書くつもりなんだろう私。
明日はもう少し進めたいな・・・・
では後日。
ワーイ! 新婚作者様の新作だーvv
一挙に6話UPとは豪華で嬉しいです。
いやあ、今回もらぶらぶなふたりがみれて幸せ。
「・・・唇・・・もう少し・・・あけて・・・」
この真壁くんの艶やかなセリフにすっかり腰砕けに
なってしまった私です。ハハ
嗚呼、蘭世になりたい←ビョーキか?(w
このお話の蘭世は、真壁くんの手によっていずれ、
『ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
という日が来るのかな?(w
とても面白かったです。続き楽しみにしています。
>林檎さま
小悪魔アロン&フィラのお風呂、いいですね〜
そうか、おっしゃるとおり、昼夜逆転のカップルかもですね。
ふふふ、これから楽しみです。
あ〜んなことやこんなことあまつまでそんなことまでっ!!
のアロン期待しております。
長々と失礼しました。
647 :
林檎:02/07/11 00:29 ID:z0T2RyoD
おおう負けてられないですな。
私も頑張ってうp(w
>新婚作者様大丈夫、気にしない気にしない。私も長くなりそうだから(w
そしてあ〜んなことやこ〜んなことを(以下略
しかし書いても書いても妄想は尽きないのね〜って思いませんか?
>応援レス下さった皆様
ゆっくりですがその分クオリティは落とさないようpしていきたいと
思ってますので今後もよろしうにm(__)m
愛想尽かさないで頂いてるだけで幸せでございます。
アロンは頬を火照らせたままのフィラをよそに、手桶で湯船から湯を掬い頭からかぶると、甘えた調子で
彼女を呼んだ。
「ね?せっかくなんだからさぁ」
その言い方があまりにも可愛らしくて、フィラはつい笑ってしまう。
笑ってしまえば、負けたも同然だ。胸を隠しつつ、湯船から出た。アロンの背後に回る。と、手首をつかまれ
アロンの眼前に引っ張られた。
「こっちから洗ってよ。どうせ下向いてて見えないんだし」
言われてみればそれもそうだ。逆に背後からだと鏡に映った所を見られてしまうかもしれない。
そう思い直して素直に従い前に回ると、風呂椅子に腰掛けたアロンの前に跪き、シャンプーを手のひらに
とった。
うなだれるように頭を下げたアロンの髪全体に、丁寧にとろりとした液体を伸ばしてゆく。
爪を立てないように気をつけながら、優しくマッサージするように泡立てた。
くしゅくしゅという心地よい音と共に増えてゆく泡の感触は、フィラの指先にも気持ちがいい。
自分に身を任せたままのアロンの様子も、彼女の母性本能を刺激してくる。
「かゆいところとか、ありませんか?アロン様」
「うん…耳の後ろらへんかな〜」
言われるままに、アロンの頭を前から抱え込むようにして後頭部に指を伸ばした。
小悪魔の瞳が光ったのはその時。
フィラが髪を洗うのに半ば没頭し、警戒心をすっかり解いているのを見計らって、少し顔を上げた。
――気付かれていない。
調子に乗ったアロンはそのまま、すぐ目の前で揺れる、二つの果実の頂点に唇をつけた。
「…っきゃ!」
突然の感覚に彼女は身体をびくんとわななかせ、手を引っ込めた。
「もう…何なさるんです!」
「だって…あんまり美味しそうだから」
上目遣いに自分を見上げる彼の瞳に、フィラは思わず全てを許してしまいそうになる。
そしてそのわずかな隙を、アロンが見逃すはずはない。
いいから…続けてよ…。洗ってくれてる御礼だと思って…ね?」
そういうとアロンは、フィラの返事など待たずに、舌と唇でしこり始めた先端を弄んでいく。
手のひらで、もう片方の乳房を柔らかく刺激していくことも忘れずに。
完全に油断していただけに、フィラはもう髪を洗うどころではない。膝立ちしているのが精一杯だ。
「…や…、アロ…様…ぁ…だめ…ぇ…」
「本当に?……じゃあここはどうかな〜…?」
空いた手を、これもまた無防備に開いたフィラの足の間に滑り込ませる。
「あ……だ…め……」
はたして、そこに触れた指には、微かだが湯以外のものが感じられた。それを塗り広げるように
指を動かすと、その潤いは確かなものになってゆく。
ちゃぷ……ぴちゃ……
…ちゅ…くちゅ……
水音にしては粘度の高い淫らな音がバスルームに広がる。
それに重なる、フィラの荒い息。
アロンが唇と指を巧みに使って、フィラの羞恥心をかきたてているのだ。
「ほら…続けてよ……」
「や…、…ロ…様…ぁ…、も…」
「イきそう?いいよ…今日はたくさん…イかせてあげる…」
…ちゅく…くちゅ……
音はやまない。それまでよりももっと高く大きく響き、さらにフィラを煽る。
「こんなに濡らして…悪い子だ……もっとお仕置きしなくちゃ…ね?」
「ッ…ぁああ、ああああ…ッ!」
なかで一瞬アロンの指をきゅう、と締め付けると、フィラの身体はかくん、と脱力した。
>新婚作者さま
ああ!続きが読みたくて禁断症状出そうでしたよ〜!蘭世&俊好きにはたまらなくいい!
早く続きがよみたいです。
>林檎さま
アロンの小悪魔ぶりがすてき‥!俊のエロさとはまた違ったエロさがありますね〜。
651 :
新婚作者:02/07/11 21:37 ID:Q2oidEgT
では本日は少しだけ・・・
俊は上にはおっていたTシャツを脱ぎ捨て、ボクサーパンツ1枚の姿になった。
蘭世の手が俊の腕に触れる。その手を捕まえ俊はその指を一本一本口に含んだ。
「・・・や・・・だめ・・・そんな・・・」
「・・いやか・・・?・・」
言葉ではそういうものの俊はその行為をやめようとはしない。
丁寧に口に含むと舐め上げ付け根を軽くかむ。
ざわざわと蘭世の琴線を刺激しているようだった。
なま暖かい俊の舌が蘭世の指を這うその感覚は
蘭世に不思議な快感を与え続ける。
・・・・・・なに・・・これ・・・変・・・・
「俺のに・・・同じように・・してくれよ・・?・・・」
俊は蘭世にそういいながら自身の分身を蘭世の空いている方の手に
ふれさせる。
・・・・・熱い・・・・真壁君の・・・
ためらいながら指先が動き出す。そのたどたどしい動きが
俊の欲望を刺激する。
・・・そ・・・・うだ・・・・もっと・・・
少しずつ指の触れる面積が大きくなっている。そうして緩やかに蘭世の顔が
それに近づいた。
その時俊は分身を握っていた手をつかんだ。
「きゃっ・・・」
蘭世の体が一瞬前に動いた、それと同時にゆるく開いた唇に自身を当てた。
ためらいを示したのち蘭世はそれを口に含んだ。
「・・うっ・・・」
・・・すげぇ・・・・
そこは初めて味わう空間だった。それはさらに硬さを増す。
それでも俊はこらえて、蘭世の指への愛撫を再開する。
・・・・こんなこと・・・・はじめてよ・・・・でも・・・・・
少しずつ蘭世の中の何かが変わり始めていた。
俊の愛撫に身を任せながら、何かに操られでもしたかのように俊の動きと
同じように舌を口腔内のものに絡ませ始める。
俊が指を含み愛撫するように蘭世もまた俊のそれを含み同じように
舌を這わせてみる。
熱いそれは蘭世の口中でさらに大きくなったように感じられた。
・・・・こんなに・・・熱く・・なってるの・・・?・・・
俊は蘭世のその振る舞いに少なからず驚きながらも自分の言うとおりにして
くれる事への喜びのほうが大きかった。
・・・こいつは・・・
蘭世は口中いっぱいになったそれでむせかえりそうになりながらもけなげに俊と
同じように舌を動かす。
「・・そうだ・・・・今度は・・・吸ってみろよ・・こうやって・・」
指を軽く吸ってみる。
「ん・・くぅ・・・んんん・・・」
ちゅるという音が蘭世の唇からこぼれる。
「・・・・く・・・ぅ・・」
・・・・いい・・・俺がもたなくなりそうだ・・・・・
俊の脳天を突き抜ける快感をもたらすぬめりがそこを覆う。
おもわず、蘭世の指を噛んでしまう。
蘭世はそれにもかまわず、俊の分身を愛している。
・・・・気持ちいいの・・・?・・・これ・・・私・・・なんだか・・・・
蘭世の体の中心から熱い塊が湧き上がり始めていた。
・・・やべぇ・・・・
あまりの気持ちよさに自身を手放しそうになることを必死で押さえるため
俊は蘭世の口腔からそれを抜き去った。
「・・・?・・・」
一瞬忘我の域に達していた蘭世は恥ずかしさに我に返り
慌ててそのままうつぶせになった。
ネグリジェから半分だけはだけた滑らかな背中は夜目にもまぶしい。
654 :
名無しさん@ピンキー:02/07/12 01:05 ID:SY05FErz
良いですなぁ〜!!
鼻血出そうです(ぶーっと)
蘭世かわいすぎ☆
指とティムポでレッスンっすか!いいね、いいね、いいね!!
もっとおねがいします!!!
>林檎さま
アロン、小悪魔っぷり発揮してきましたね。
フィラに頭を洗ってもらっているのときのオイタおちゃめっ。
>新婚作者さま
真壁くんの、はやる心をおさえつつ、優しくゆっくりゆっくり
蘭世に教えていく姿に萌えです。
それにしても、林檎さまのフィラと新婚作者さまの蘭世、
無垢で本当にかわいいです〜。
あの双子は、ほんと幸せモノだナ。
>656
ホント、蘭世とフィラが激しくカワイイ〜〜。
アロンは片腕でフィラを抱きかかえると、空いた方の手をシャワーのコックに伸ばし、シャンプーを
洗い流した。まだフィラの息は荒い。
それを見てアロンは誰にともなくくすりと笑うと、もう一つの椅子を引き寄せ、自分の前にフィラを
座らせた。そのまま自分の方へ体重を掛けさせる。
「今度は僕が体を洗ってあげるから」
言いながらボディソープのポンプから、エメラルドグリーンのとろりとした液体を手に取ると、
ボディスポンジでそれを丁寧に泡立てた。程なくして出来上がったきめ細かく豊かな泡を両手に
とると、肩、二の腕、デコルテ、首筋へとなぞっていく。
「すべすべだね…フィラの肌」
うっとりしてしまうような甘い香りを放つその泡は、アロンの手によって熱い軌跡をフィラの柔肌に
残してゆく。熱く甘く、肌に染み込んでいくような……。
その微妙な感触に、落ち着きかけたフィラの息は、再び荒くなっていくようだ。
―――この香り、どこかで…。
フィラがぼんやりしかけた頭で記憶をまさぐっているのをいいことに、徐々に手は下がっていき、
二つの柔らかなふくらみを、下からすくい上げるように愛撫していく。
手のひら全体で乳房を押し包み、泡を擦りつけるようにしてその先端を弄ぶと、豊かな泡の上からでも
それと分かるほどに硬くしこってきた。
「……っふ……っ、…ぁ…んん…」
感じやすい脇腹を同時に撫で上げれば、徐々にフィラの反応も顕著になって来る。
アロンが目の前の鏡の曇りを指で払うと、そこには泡にまみれ、頬を紅潮させて身体を震わす、彼の
美しい婚約者の淫らな姿が映し出されていた。
「見てごらんよ……フィラ?お菓子みたいだ、君の体…」
「や……、い…じわる……ぅ…」
「嘘はいけないな……、いい、もっと、だろ?」
言いながらアロンは再び両手に泡を取り、今度は内腿に手を這わす。その感触に、反射的に体が
ぴくんと反応するが、もはや抵抗できる力はフィラには残っていない。
腿の内側の柔らかさを楽しむように手を行ったり来たりさせながら、けれどそこギリギリのところで
アロンは手を止めてしまう。あまつさえ足の付け根ギリギリの所を、撫で上げていくのに。
「さて、と。後は…」
アロンは焦らしたいだけ焦らすと、いきなり、今度は液体をそのまま、熱く潤うそこに塗りつけた。
「っ…ひぁ……っん……」
「一番、大事な所だからね……きれいにしなくちゃ……」
細いくせに傍若無人な10本の指たちが、フィラの中と外で妖しく蠢く。
挿し入れる。こねる。はじく。擦りあげる。
「ぅ…ぁあ…っ、ふ……ぅ…っ…」
広いバスルームに響く淫らな水音に、フィラは我を忘れて悶えた。体中の淫らな血が、そこに集まって
いくかのようだ。
動きの激しさが増すにつれて、ボディソープがフィラの蜜と交じり合うことで放たれるえもいわれぬ
芳香は、アロンを陶然とさせた。
こんなふうに無遠慮に蹂躙されながらも、快感に身体を跳ねさせ、なお誘うように足を無意識に広げて
しまう彼女が愛しい。
「もう、いいかな……」
既にフィラのそこは、アロンの執拗なほどの愛撫で充血し、真っ赤に花開いていた。指を引き抜く
その動きにさえ、花びらはひくひくと悶え、新しい蜜をこぼす。
―――体が、熱い…。
泡はほとんど消えたにも関わらず、上半身が、ぽうっと微熱をはらんだように熱い。
首筋に軽く息が掛かるだけで、それが快感となり、さざなみのように体中に拡がっていく。
―――まさ、か?
朦朧とした頭では、思い出しかけたことにもピントは合わない。
きゅ。
コックを開ける音がして、一瞬の間の後、シャワーヘッドから勢い良くお湯がほとばしる。
それがフィラの肌の上ではじけた瞬間。
「…っぁあああああ…っ!」
シャワーはそのまま快楽の雨となり、それは彼女を快感の奔流へと突き落とした。
660 :
林檎:02/07/13 03:35 ID:Of9plBwD
おお、新婚作者様続々とうpしてる…。
それに比べて何て遅筆な私…(涙
皆様お許し下さいませ。
本作ではアロンエロ度アップ計画進行中なのですがいかがでしょう?
またしてもビヤークプレイなアロン…(汗
ウチのアロンはあそこまでダメダメ王子(ファンの方失礼しました)ではなく、
過去の扉を破壊した時の凛々しいアロン+小悪魔王子を想定してますので
違和感あったらスマソです…でも原作のアロンも実は結構スケベですよね(w
>>656,657 様がた
フィラが受けいいようで嬉しいです。
蘭世もそうですが、わたし的に、普段無垢な子が恋人に好き放題
されちゃって開発されてくとことか(もちろん愛があることを前提に)、
昼間はうぶでもベッドの上ではあ〜んなことやこ〜んなことをしたり
されちゃったり…!な展開に萌えなんで…。
でも次は攻めな蘭世を書いてみようかとこっそり思う今日この頃(^^;
いやただ俊を悶えさせてみたいだけなんですが。
>>林檎さま
アロンのエロ度が大幅あーっぷで、なんかアロンというより
『エロン』(←ヲイ)って感じがなんともいいですね!
林檎様のアロン、私は全然違和感ないです。むしろ大好きv
>普段無垢な子が(略)〜な展開に萌え
私もです。フィラや蘭世はこれにしっくりはまりますよね。
でも攻めな蘭世も気になる。どんなになるのだろ?
「・・・どうした・・・?」
黒髪に指をからませながら俊が話しかけると
「・・・・・恥ずかしい・・・・」
うつぶせになったままくぐもった声で答える蘭世。
「なにが?」
「・・だってっ・・!!・・・やっ・・・」
いつの間にか俊は位置を変えていた。
蘭世の白くすきとおるような背中に俊の唇がふれると、蘭世の胎内に
何か電気のようなものが走った。
・・・・や・・・これ・・なに・・・どうして・・・
混乱する蘭世、甘美なしびれが全身を襲う。
俊は刷毛でなでるように背骨のラインにそって舌先を這わせてみた。
「・・・はぁ・・ぁ・・・あん・・・・や・・・・ぁぁ・・ん・・」
今まで俊が聞いたことも無いみだらな声が蘭世の口からこぼれ落ちる。
その声に我慢出来ないと言わんばかりに俊は蘭世の上半身からネグリジェを
少し手荒にはがした。
そこにはシミ一つない天使のような背中があらわれる。
腰の当たりから首筋まで、点々と口づけ、舌でくすぐる。
白い肌に俊の跡が残る。
「・・は・・ん・・・・・ぁ・・・ああ・・・ん・・・はぁ・・
・んんん・・・」
蘭世は断続的に声をあげ続ける。
その声は俊の嗜虐性に火をつけた。
「・・・そんなに・・いいか・・・?・・・これ・・・」
答えようにも蘭世は初めての体の高ぶりに感情がついていかない。
「・・あ・・・んんん・・くぅ・・・・はぁ・・・ん・・・・」
ウェストのくびれに俊の舌が這い回る。
「あ・・ふぅ・・・んんん・・・・ああ・・・やぁ・・・・!!」
蘭世の背中が反り、一瞬乳房が無防備に空中にこぼれ出る。
その時に、俊の両手が背後から蘭世の両乳房をつかんだ。
「・・あぅ・・・や・・やめ・・・・」
蘭世は肘をベッドについて体を支える。俊のいきり立ったものが
布越しに蘭世のヒップに当たる。その熱さは蘭世から抵抗を奪う。
「・・・やめない・・・気持ち・・・いいんだろ・・・?・・・」
蘭世の羽の付け根の当たりに口づけながら俊の両手は膨らみを
包み、頂点をはじく。
「・・・・あんっ・・・はぁ・・・やぁ・・・」
蘭世の背中に汗が浮き出し始める。
・・・・熱いな・・・
俊のふれている部分どこもかしこも蘭世は熱を帯びて、俊を引きつける。
「あああぁぁぁ・・・んん・・・はぁ・・・・・んんん・・ああっ!!!」
俊の舌は動くのをやめない。蘭世の感じるところ全てを探り出そうかと
ばかりに蘭世の体に口づける。
初めての時とは比べモノにならないほどのこの夜。
蘭世もまた待っていたのだろうか・・・・?
「んん・・・はぅ・・う・・・んん・・」
・・・いや・・そうではないだろうな・・・・
・・・俺・・だからか・・・・・?・・・
いとおしさが募る。その思いと裏腹に蘭世の全てをみたいという
欲望に勝つことは出来ない俊であった。
俊は蘭世のネグリジェを体からひっぺがした。
すでに蘭世にそれをあらがうつもりは無かった。
闇の中でも蘭世の体はほの白く浮き上がる。
・・・・・きれいだ・・・・
そう思いながら口にすることはない。
蘭世の肩に手をかけ体を反転させると全身が俊の眼に写る。
「・・や・・だめ・・・・・」
腕を前で交差して胸元を隠す。小さなパンティーを抜き去ると、
俊は蘭世の膝を割り、自身の体をそこへ入れた。
「いや・・・・・こんな・・・あぅっ!」
俊の右腕は蘭世のおれそうに細い左足首をつかみ膝を曲げさせると、
太股からゆっくりと足先の方へ唇を動かす。
「・・・だめ・・・・・・そんなこと・・・・い・・ぁ・・・・」
つま先までくると親指を舌先でくすぐり、口に含む。
「やぇ・・・きたな・・い・・・」
「・・なぜ?・・・・」
俊は口を離すともう一度太股の内側へくちびるをおろしていく。
「・・ああ・・・だめぇ・・・・・ああぁ・・んん・・・っ・・」
こんな姿を俊に見られている、そんな羞恥心と快感が擦れ合い、蘭世の感情を
かき乱す。
・・・こんな・・こんなことって・・・私・・・おかしい・・
・・・恥ずかしいの・・・でも・・・
蘭世の中の熱い塊は今まさに噴出そうとしているのに、それを押しとどめる
なにかもまた存在している。
蘭世の混乱は俊には十分わかっていた、それだからこそさらにいとおしい、
そしてすべて見たい。余すところなく見たい。
蘭世を大事であるからこそすべてを自分のものにしておきたい。
独占欲は人一倍強い俊であった。
俊は一つ一つ蘭世の敏感な部分を探り出す。
「・・・やぁ・・・もう・・・・ぁ・・・ああ・・ぁ・・・ん・・・」
蘭世が足を閉じようとするのを俊は空いた左手で押さえた。
「・・・だめだ・・・・」
その嗜虐されているような格好は俊をさらにそそる。
蘭世の手が弱々しく抵抗を試みるもののそれは却って俊をあおるだけであった。
・・・・・ああ・・・だめ・・・・こんな・・・こんなこと・・・
蘭世の体は否応無しに俊の愛撫を受け入れ、快感のしるしを見せつける。
乳首は食べてくださいとばかりまだ初々しいさくらんぼのように粟立ち、
唇はむしゃぶりつきたくなるほど艶やかに闇に光る。
体の中心には滴り落ちるほど蜜があふれている。
665 :
新婚作者:02/07/13 12:55 ID:tCJ/FBxL
>林檎様
うわーいうれしいです。
続きが・・・
そうそう妄想はいくらでも・・・(以下略)
アロン王子さまどんどん小悪魔三昧しちゃってください。
攻めな蘭世・・・・想像したらちょっと楽しみ。
私のとこのはいつまでもそれには転換できなそう・・・・
どーしても俊にいろいろ仕込まれるっていうパターンが
根底にあるんです〜。
だからお願いしまーす。まってます。
>656様
いつまでも無垢・・・・そうそれが蘭世のいいところ。
フィラもそういえばそういう雰囲気ですね。
>646様
・・そのせりふいったらうちの俊は間違いなく玄関で押し倒します。
それでもよければ・・・
アーそういうのもありですよね。
いつ人が入ってくるかどきどきモンです。
どうしよう、さらに妄想がふくらんでしまいますわ。
ということで真昼間から失礼いたしました。
まだ続くんです。
ごめんなさーい、あんまり長いとあれかしら。
でもまだBの段階(冷や汗)
はあ〜〜すばらしいです、皆様!!!
Romしか出来ない私には何も言う事はありません……。
強いて言うなら、煩悩をありがとうございます。m( _ _ )m
667 :
名無しさん@ピンキー :02/07/13 22:52 ID:hWWeNcVj
開陸くんと愛良ちゃんにハアハアしてました。
開陸くんは運命の人じゃなかったなんて…
668 :
さき:02/07/13 22:55 ID:+D9eCElI
>663
>ひっぺがした
爆藁
突然ですが皆様。。。
|∧ おいらでよければ
|Д゚) < ダイジェストサイト、引き継ぐでし。
|o コソーリ …需要はあるでしかね?
実は今、Part5のスレだけ制作はぢめてる所なんでしが
(じゃあいちいち聞きにくるなよとか言わないでほしいのれす)
林檎たんと新婚作者たんのSSだけでもエラい事に
なってるでしよ。。。
前のダイジェストサイト制作者たんが逃げ出すのも(?)、
分かる気がするこの頃なのでし。(笑)
G ◆GiKOs/vU さん
マジでOKならば、よろしくです〜。(切実)
あげたでし、、、というか、
間違ってindex.html更新してしまったようでし(鬱
あんなふーになるでし、、、
詳細はあちらにも書いてあるでしが、
ぜし皆様BBSにチェック(人任せ)に来て下さいでし。
作家さん方も一度御確認の程、、、
G ◆GiKOs/vU さんダイジェストの作成ご苦労様です!
きれいにまとまっていてとても読みやすかったです。
改めて読み返しちゃってますよ〜、ほんと名作ぞろいだ!
作家さんがた&G ◆GiKOs/vU さんどうもありがとう!
674 :
名無しさん@ピンキー:02/07/15 22:54 ID:/mkcTKSK
G ◆GiKOs/vU さ〜ん、
どこ行けばダイジェスト読めるの〜?
とりあえず,大感謝.
676 :
674:02/07/16 00:08 ID:kvEYhq0e
うわ〜い。いけたよ〜ん!!
...すばらしい。
俊からのメッセージにめちゃウケ.
インターネットって,スバラシイ.
今回のまとめて読めてかなり楽しい。
G ◆GiKOs/vU さん、ありがとう〜
678 :
名無しさん@ピンキー:02/07/16 02:59 ID:SBbaUW3S
あげ
679 :
名無しさん@ピンキー:02/07/16 03:47 ID:cQTqoTjm
>>661 「エロン」に激藁。ふきだしてしまいました。
あと
>>669さん
わたしも「ひっぺがした」にはやられた
生理が終わって来てみれば(生々しくてスマソ…)
すばらしいことになってるね。
ダイジェストも再開されたようだし、
頑張ってくださいね>G◆さん
>>新婚作者様
蘭世、着々と蕩けていってますね。真壁くんにとって蘭世って
保護欲(庇護欲かな)と同じ位、嗜虐欲をも掻き立てられる存在
なのでしょうね。
ちなみに私は最後の段階よりも、らぶらぶなA〜Bを読んでいる方が
幸せなので(あくまでも私は、です)今のこういう展開嬉しいのです〜。
>>G 様
お疲れ様でした! G様のイラストも綺麗ですてき。
681 :
新婚作者:02/07/16 18:57 ID:TobXwd2X
>669さん、679さん
「ひっぺがした」ってだめ?かしら。
なんとなく俊の性急さが出るような気がして使用したんだけど・・・
他の言い方も考えよう・・・
>ダイジェスト作者さん
これうpし終わったら逝ってきます。
スイマセン、大量カキコで。
まだ続きます。
>680さん
らぶらぶーなまま
C突入したいと思って書いてます。
ではコソーリと・・・でもないけど。
「・・んん・・・あぅん・・・っ・・・あはぁ・・・ん・・」
蘭世のその声は俊をますます駆り立てていた。
・・まだ・・まだだ・・・まだ・・・もう少し・・・・
快感に打ち震える蘭世を味わいながらさらに貪欲にすべてを
求めつづける。
俊は更なる刺激を与え始めた。
唇が蜜をあふれさせている部分へ到達したのだ。
一瞬ふれるとまたすぐに他の場所へ移動し、また戻る。
繰り返すたび蘭世の肢体が快感に跳ね上がる。
「ああ・・・・ん・・・・ぁぁ・・はぅ・・・ん・・・」
蘭世の唇からは絶え間なく甘い甘美な声があがる。
俊はあふれ出る蜜の香りに誘われるように何度もそこへ口付ける。
奥から湧き上がるそれは熱く甘い。
何度目かの口付けのとき俊は舌先で敏感な芽の部分をなめあげる。
「・・ひぃ・・・あああん・・・んん・・・くぅ・・・ん・・」
蜜はさらに湧き出でる。その蜜を掬い上げるように舌はそこに
うごめきまわる。
「はぁんんんん・・・ああ・・・・あん・・・んん・・っぅ・・・」
ぴちゃり・・・・ぴちゃり・・・・・くちゅ・・・・
蘭世のそこは淫靡な水音を立てる。その音は蘭世の耳にも届いていた。
・・・はずかし・・・い・・よぉ・・・・でも・・・気持ち・・いい・・・
・・・・ぴちゃ・・・ぺちゃ・・・ぴちゅ・・・くちゅん・・・・
俊の舌はとどまることを知らない、飽くことなく蘭世のそこを味わう。
時々舌先が中に滑り込み、蘭世に違った快感を与える。
「・・あ・・・ん・・ね・・ぇ・・・・あん・・・ん・・・」
蘭世は言葉にならない言葉を発する。指先がシーツを固く握り締める。
赤く充血した敏感な芽は、限界に近いことを告げながらも、蘭世の
羞恥心がそれをかろうじて押しとどめている。
郷を煮やした俊は蘭世のそこから口を離すと
「・・・・全部・・・・・見せろよ・・・おまえを・・」
・・・・嫌いになったりはしないんだから・・・・・
「・・いいぜ・・・」
俊の言葉が蘭世の頭をぐるぐる回る。
・・・・いいの・・・・気持ち・・・・いいの・・・・見せて・・・
・・・こんな・・・私・・・いいの・・?・・・
俊は再度蘭世のそこへ口をつける。
「・・・ここ・・・・こんなに濡れてるぜ・・・・気持ち・・いいんだろ?」
・・・そう・・・気持ち・・・いいのぉ・・・・・・・
気持ちのたががここで外れた。
「・・・・・あ・・・ぁぁ・・・んんん・・い・・・いいい・・・」
蘭世の口から快楽の声があがる。今まで決して口には出さなかった言葉。
・・・・・そうだ・・・それで・・・
俊はその蘭世の声に喜びを覚え、さらに舌先を激しく動かした。
もはや蘭世はその快楽を甘受している、俊の望んだように。
あとからあとから溢れ出す蜜がそれを示していた。
俊は足首を支えていた手を離すと、蘭世はもう足を閉じようとはしなかった。
空いた手を秘部に添え、指を1本差し入れるとそこはすんなりと受け入れる。
2本目を入れるとそこはさすがにきつく、指を締め付ける。
「くぅ・・ん・・ああ・・・・あん・・・ふぅ・・・ん・・・」
俊は指を抜き差ししながら、舌で芽を転がす。
・・・ぐちゅん・・・ぐちゅ・・・・くちゅ・・・・
水音は激しさを増し、俊の下半身も雄々しく反り返る。
「・・・ぁぁぁああ・・・んん・・・やぁ・・・・・いい・・・」
蘭世の体が激しく波打つと同時に秘部は俊の指を締め付け、
追い出そうと意志に関係なくひくついていた。
蘭世は荒く浅い呼吸を繰り返す。
・・・まだ・・・解放してやんねぇ・・・
俊は抜けそうになっていた指をさらに奥深く差し込んだ。
「・・・くぅ・・・うん・・・」
その奥は限りなく熱く、俊の指に絡んで、逃がさない。
「・・・ふぅん・・・・ぁ・・・う・・・」
今までの愛撫で高まり、絶頂を迎えた体は、感情より早く俊の
指に反応する。
荒かった息は、甘い吐息に替わり、俊の心臓をわしづかみにする。
追い出そうとするそこは吸い込むようにうごめく。
・・・我慢・・できねぇよ・・・もう・・・
俊は顔を蘭世のそこから上げ指を抜くと、自身をあてがった。
「・・・・・・」
一瞬の静止の後、濡れそぼり赤く充血したそこへ一気に挿入した。
「・・・あうっ!!・・ぅぅんん・・・・はぁ・・・」
・・・うぁ・・・いい・・・・すげぇぞ・・・
蘭世の指先が無意識に俊を探す。その手に自分の手を重ねて俊は
腰を動かした。
・・ぐちゅ・・・くちゅん・・・ぴちゅ・・・ぐちゅ・・・・・
俊が動く度、つながった部分から水音が聞こえる。
「・・・・はん・・・・・んん・・・・ぁう・・・・ん・・・あ・・・」
蘭世の唇からも悩ましいあえぎ声があがり、俊の腰は益々激しく動く。
「・・くぅ・・あ・・・はぁ・・んん・・・んっ!!!・・やぁ・・・・・」
蘭世のそこが俊を締め付けると、体から力が抜けた。
しばらくつながった状態で蘭世に余韻を味あわせると、
そのまま蘭世の背を抱き起こし、
自分にもたれかかるように体勢を整えた。
「・・・ん・・・?・・真壁・・くん?・・・」
「・・これからだ・・・・」
蘭世に一度口づけると俊は蘭世を抱きかかえたまま、腰を揺すり始めた。
「・・や・・ぁ・・・ぁ・・・だ・・めぇ・・・・」
ダブルベットのスプリングのきしむ音。
「・・だめ・・じゃ・・ねぇ・・だろ・・・・」
俊の両手は蘭世の腰を抱きながら上下に動かす。
黒髪が揺れるその姿は俊の欲情を
刺激するのには十分すぎるほど。
蘭世は必死で俊にしがみつきながら、腰からわき上がる快感に酔っていた。
いつしか俊の動きにあわせるように自分自身で動き始めていた。
「・・・あ・・・はん・・んん・・・・はぁ・・・・あん・・・」
「・・・そうだ・・・そのまま・・・・・」
俊が耳元でささきながら、耳たぶを刺激する。
「・・あ・・・ああ・・・ん・・・ま・・かべ・・くぅ・・・ん・・・」
俊の指先は蘭世の背中の敏感な部分への愛撫を忘れない。
「・・・あ・・・あ・・・・ああ・・・あん・・・・・う・・・ん・・・」
髪の毛が汗で顔に張り付くのを俊の指が優しく外す。
・・・いい・・その顔・・・誰にも・・みせない・・・
蘭世が絶頂を再度迎えようとしたとき、俊は蘭世の片足を腕で上に持ち上げ、
自分の肩へ乗せるともう片方を自身の足で押さえ込んだ。
「・・・・や・・こんな・・・・」
そんなセリフを黙殺するように、俊は腰を蘭世に打ち付ける。
「・・はぁん・・・ぁぁ・・やぁ・・・・ぅ・・ん・・・」
蘭世の快感はこれ以上も無いほどあがっていると思っていたのがさらに
上を目指して登り始める。
・・・だめ・・・・こんな・・・こんなの・・
・・はずかしい・・っああ・・・
言葉にならない言葉が蘭世の中を駆けめぐる。
俊の指先が蘭世の敏感な芽をつまむ。
「やぁ・・・・いい・・・・だ・・めぇ・・・・
・・やぁぁぁぁ・・・ぁぁぁああ!・・・」
全身ががくっとふるえ、蘭世は意識が遠くに飛んでいくのを感じた時、
全身がぐるりと回転した。
「・・まだ・・これから・・だ・・・・」
俊は蘭世を四つん這いにさせ、背後から覆い被さった。
蘭世の全身に俊の熱が伝わる。
秘部の入り口をこするように自身の先をあてがいながら、
片手は胸の膨らみの頂点を
もう片方は敏感な芽をはじくようにもてあそぶ。
そのたび蘭世は翻弄される。
・・・もう・・・だめぇ・・・おかしく・・なりそう・・・・・・
蘭世の全身は俊によってあますことなく愛され、快感が波のように押し寄せる。
その愛情はほかの何者にも代え難いもの。
「・・ああん・・・はぁ・・あ・・んん・・・ああ・・・・・」
「・・いいか・・・?・・・」
俊の声は蘭世の快感をより一層大きくする。
「・・んん・・い・・い・・・・・・あ・・・ん・・・」
胸元の指が蘭世の顔へ動き、唇をなぞると蘭世は素直に口を開いた。
俊の指が吸い込まれる。と同時に俊はそそり立った分身を蘭世に
つっこんだ。
「・・んん〜っ!!・・・・」
俊の指に歯がたてられるが、お構いなしに俊は蘭世のなかを攻めたてる。
俊の動きにあわせて蘭世の体が揺らされ、ベッドが悲鳴を上げる。
>髪の毛が汗で顔に張り付くのを俊の指が優しく外す。
激しいえっちの最中でも、真壁くんのこういうさりげない優しさが
たまらなく素敵です。
真っ白だった蘭世がどんどん真壁くん色に染め上げられていく過程もいいなぁ。
しかし、俊はいつこんな技を・・・ワラ
688 :
679:02/07/17 23:58 ID:wn8GUt7w
>新婚作者さま
あっ!違うんですよ!
「ひっぺがした」にすごい性急さが表れていたのと、
なんかおかしくて笑っちゃっただけなんです。
べつの表現を考える必要ないですよ〜
多分
>>669さんもそうなんじゃないかと。
689 :
669:02/07/18 02:12 ID:vKK/iEVD
>688
違。
ひやああ!はじめて来たけどこのレベルの高さは何ですか〜!?
素敵すぎる・・・!思わずお気に入りに登録しちゃうです!
うんうん、すごくレベル高いですよね。お忙しい合間をぬって小説を書いて
下さる作者の方々に感謝です。
ふと思ったこと。俊は蘭世と海とかに行った時は、蘭世がビキニ着ても平気
なのかな? 露出が多すぎるっ!とかいって許さないかな。
ビキニOKだったとして、一緒に海中(蘭世泳げないから足立つ所)で遊んでいる時に
高波とかでいきなり蘭世の上の水着が取れちゃったったら俊はどうするだろう。
興奮してそのまま海中で強行(笑)するか、内心心臓バクバクいわせつつ表面上は
冷静に手で直してあげるのか…すみませんくだらなくて。
692 :
名無しさん@ピンキー:02/07/19 03:52 ID:mojN/DMB
>689
それならそれで理由は?
693 :
パイの魅学園:02/07/19 03:55 ID:wqj3Zk3k
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( _(((((((((_ )
|/ ~^^\)/^^~ ヽ|
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そこはかとなく海水浴ネタをおねだりしている
691がいるスレはここですか?(w
っていうか、イイかも………
誰よりも自分が読みたいカモ………!
や〜〜ん、夏到来なだけに、
開放的なやつ誰かよろしく〜〜〜〜
(ごめんなさい、他人任せで………)
695 :
新婚作者:02/07/19 07:31 ID:kq1F6B9o
おはようございます。
週末には最後をあげたいと努力中です。
よろしくお願いいたします。
海水浴ですが、
きっと俊はプライベートビーチにして誰にも見せないようにしてから
メいっぱい露出の高い水着ってどうですか?
もちろん視姦目的です。
・・・・て朝からなにを・・・
逝ってきます・・・
>>695 新婚作者さん、お疲れ様ですっっっ!
愛こそすべて?愛すればこそ?」、終わっちゃうんですね…。
ちょっと寂しいですが、楽しみにしています。
がんばって下さい〜〜!
海水浴ネタも、書いて下さるんでしょうか…。
プライベートビーチ&視姦目的、イイかも……。
もう、是非………?・?・?・
697 :
名無しさん@ピンキー:02/07/19 13:56 ID:COo+AZ3g
698 :
ぽぇーん:02/07/19 21:08 ID:mSVrnvXa
昨日見ようと思ったらなんにも見れなくてビビった!
ぼくチンだけかな??
「・・・あ・・・はぁ・・・ん・・・・・・ん・・・・や・・・」
声にならない声、それは二人の理性を徐々に失わせていく。
俊の両手は蘭世の腰を引き寄せ、自身を蘭世の中へえぐるように差し込む。
そのたび蘭世の体は淫靡にくねり、俊を誘惑するかのよう。
お互いがお互いを刺激しあう、メビウスの輪のように際限がない。
肌のこすれる音が濃密な空気の中を漂う。
見えない表情が快感にとろけていると思うと俊はその表情すら
見たくなる。
「・・ああ・・ん・・・・いい・・・・あぁ・・・っぁ・・」
蘭世は再度の絶頂感を迎えようとして、俊の分身を締め付け始める。
そこでも俊はタイミング良くつながったまま蘭世を背後から持ち上げた。
「・・や・・ああ・・・ん・・・・こん・・な・・・」
俊の唇が蘭世の背中の赤い跡を繰り返しをついばむ。
片手で蘭世の体を支え、もう一方で敏感な部分を刺激する。
「・・・眼・・・・あけて・・・・見ろよ・・・」
うっすらと瞼をあげると真正面にドレッサーの鏡に写る蘭世自身が見える。
「・・やぁ・・!!・・・・」
ドレッサーは魔界製でいつなんどきでも鏡に自身がうつるようになっている。
「・・・どうだ・・・?・・・」
そんなことを聞かれても、羞恥心ばかりで答える事なんて出来るわけもなく
眼を背けようとする蘭世に
「・・ちゃんと・・見ろよ・・・はいってんだぜ・・・」
俊の指先がつながっている部分から充血しきっている芽をなぞる。
「・・・あああ・・・ん・・・あ・・・・ぁ・・・うん・・・ん・・」
蘭世の眼を鏡に向けさせたまま、俊は腰を動かし蘭世を攻める。
指先はかわらず刺激をする。
抜き差しされるその部分が蘭世の快感を揺り動かす。
「く・・ぅ・・ん・・・・・ぁぁ・・ん・・・い・・・」
鏡越しに蘭世の視線と俊の視線が絡み合う。
俊の眼に映る蘭世のその表情は想像以上にいやらしく、美しい。
胎内からわき上がる快楽に身も心も委ねながらも、俊に見られることを
恥ずかしがるその矛盾した媚態。
体を支えている手はちょうど収まるほどの膨らみを
柔らかく揉み反対の指先は敏感な部分からゆっくりと
上へなぞり、また、下へじらすように降りていく。
蘭世の快感はとどまることを知らない、そしていつしか下半身のそこは
別の意志を持っているかのように俊の分身にまとわりつく。
・・・くぅ・・・いい・・・・はじめてだ・・・こんなこいつ・・・・
俊は思わず解放してしまいそうになるのを懸命にこらえていた。
鏡に映る二人の姿は別の人がいるようにも思える。
蘭世の眼はうるみ、口はうっすら開き喘ぎ声をあげる。全身に
からみつく俊の腕はまるで蘭世の華奢な体をとらえている鎖。
解こうという気も解かせようなんて思いもひとかけらもない二人を
つなぐ甘美な鎖。
体にわき上がる快楽は間違いなく二人のもの。
お互いがお互いを求めあい、与えあう。
誰もじゃまをしない濃密な時がいつまでも続く。
「・・ああ・・・・ぁぁん・・・・ま・・かべ・・くぅ・・んんん・・
・わた・・し・・ね・・ぇ・・・」
のけぞり、俊に全てを預けながら蘭世はささやく。
俊の腰はさらに激しく上下しそれは蘭世の中で
大きく猛り、蘭世を翻弄する。
「・・・あ・・・ああ・・・・やぁ・・・・!!!」
蘭世の全身が痙攣し、俊に全体重をかけもたれかかる。
俊の耳に蘭世の息がかかる。
・・いっちまったか・・・・・
蘭世の頭をつかみ深く口づけると蘭世はぽおっととした表情をしながらも
口を開け俊の舌を受け入れ、絡ませる。
蘭世の体から放たれる香りは、当初とは比べものにならないくらい
俊の性動を一層強くする。
自分で動けない状態の蘭世から分身を一度抜き、体を横たえさせる。
なすがままの蘭世の足を俊は割った。
その中心は熱いマグマが吹き出るように蜜がシーツまでしたたり落ちる。
・・悪いな・・俺・・・・まだなんだ・・・
指先が蜜を掬い、中に差し入れられる。
ぴくんと体が動くものの抵抗する気配は今回も無い。
指先はさらに激しくうごめき、蘭世を呼び覚ます。
充血しきった芽に蜜を塗りこね回す。
中に指が一本ずつ増やされていくもそこはすんなりと受け入れる。
「・・は・・ぁぁ・・ん・・・・・・ぁぁ・・」
かすかにあがり始める快楽の声。俊の心に直撃する、甘い喘ぎ。
蜜壺から指が抜かれてもそこから誘惑の香りが立ち上る。
俊は体を蘭世の足の間に入れると、そっと抱きしめる。
快感の中、蘭世の体はさらなる妖しい空気を感じ取る。
蘭世を抱きしめるたくましい腕、そして下半身に感じる男の証。
「・・や・・・も・・・だ・・めぇ・・・・・・」
抵抗無くつるんと蘭世の中に俊が入り込むとそこは
言葉を裏切るように胎内のマグマが活発化し、蘭世を覚醒させる。
すでに理性では無く体が俊を求めて、快楽をむさぼる。
そこに理由などは不要。
我知らず腕は俊の頭を抱き寄せ、足は俊に絡まる。
そしてそこはもっととせがむようにひくつきはじめる。
俊がゆっくりと確実に教え込んだそれは無意識に蘭世の体を突き動かす。
「・・はん・・・あんん・・・・・ぁぁ・・ん・・・・・はぅ・・・ん・・・」
蘭世の唇からは俊を求める喘ぎが発せられている。
・・・・ぐちゅ・・・くちゅん・・・ぐちゅん・・・ぐちゅ・・・
結合部から漏れ聞こえるいやらしい音が部屋に充満し、
二人の理性を真っ白に染めている。
・・・くちゅ・・・ぐちゅ・・くちゅ・・・・
その音はだんだんと激しく早くなってくる。
俊は蘭世の両足首をつかみ、天高くあげ、左右に割ると、さらに深く
蘭世の中に入り込む。
702 :
新婚作者:02/07/20 08:27 ID:NtjIPYkH
今朝はここまでにいたします。
明日最後になります。(多分)
長くってすみません。
飽きたかも・・・と思いながらエンディングまで引っ張ります。
休みに一気に書いてしまってます。
ラストはあとは校正だけなんで・・・・
私のところの真壁くんはある意味林檎様とは違う
変態君かも・・・・
いっくらでも出来ちゃうくんです。
海水浴は設定を前回書きましたが
それでもよければショートストーリー的に
書いてみようかなとも考えてますが、
どうでしょうか?
今週は土用ですね。
やっぱ真壁くんも食べて蘭世にむらむらきて
いつものように・・・・かと。
思ってしまう私の頭の中は妄想でいっぱいちゃん・・・・(藁)
ではのちほど・・・
新婚作者様>
いえいえ最高ですとも!飽きなんかきてませんよ。
愛のあるセックスが好きな私はここの居心地よさと登場人物たちのラブラブぶりに
物凄く幸せ感じさせて戴いてますv v v
林檎様にも、新婚作者様にも、いつもお世話になっちゃってて感謝してます。
明日のラスト、めちゃ楽しみです〜☆
「・・ちゃんと・・見ろよ・・・」の真壁くんにドキドキです。
真壁くんの腕が鎖っていう表現とってもきれいですね!
ああもうすぐ終わってしまうのですね。寂しいです・・・
が!新婚作者様の新作も楽しみだったりする矛盾したこの心(w
海水浴ネタ大大大期待しております〜。きっとヘンタイ真壁くんのことです、
オヤヂ視点で蘭世のビキニを愛でることでしょう。
705 :
新婚作者:02/07/20 23:50 ID:4ZuMVcTo
いつも感想ありがとうございます皆様。
こんな私が書いてていいんかしらという
気後れを後押ししてくれています。
うれしいです。
>703さん
愛あるセックスは基本ですよねー
自分がそうするのも気持ちが先です。
>704さん
だんだんSッ気が暴露されてくるうちの真壁くん。
なんで鎖です。
縛りつけておきたいんでしょうねぇ・・・自分に。
殆ど勝手に登場人物動いてくれてるんで
語彙が足りない自分がにくい。
多分・・・海水浴ねたはショートストーリーに
なっちゃうかも・・・・頭の中に
出来てます。やばい・・・先にこっちを〜
今日はうなぎを食べたので眠れませ−ん(藁)
なんでラストをあげようと思っていますが
頭と文章がまとまらないので明日の朝に再度チャレンジします。
ちょっと興奮気味です。
ではおやすみなさいませ。
∧ ∧ 今一気に「愛こそ…」読んだのれす、、、
(;゚Д゚) < 新婚作者たんマジ凄いのれす!!
/ つ 尊敬するのれす!!!
絶倫&Sチックな俊と、背中が感じる&イキまくる蘭世萌え!
体位の描写も自然かつ詳細で素晴らしいのでし。。。
個人的には「二人の理性を真っ白に染めている。」
この一行にはかなりやられたのれす、、、
このような作家さんがときめきスレに常駐してくれている事を、
幸せに思うのでし!
「・・・やぁ・・あ・・・ああ・・・ぁ・・あ・・・んん・・・・・」
限界まで蘭世の足は大きく開かれ、俊の眼にさらされている。
自身が蘭世の中に抜き差しするそれさえも。
蘭世の背中は反り返り、息も絶え絶えでありながら、
快感はとどまる事を知らない。
俊の腕が蘭世の背中を抱き起こし、俊は蘭世の胸の突起に吸い付いた。
「・・ひ・・ぁ・・・ぁぁ・・はぁ・・・ん・・んん・・・・い・
・・・ぃ・・・」
俊の舌先でそれはもてあそばれ、固くしこり、電気のような刺激を
絶えることなく全身に与え続ける。
・・・ぺちゃ・・ぴちゃ・・くちゅん・・・
俊の口元からも、蘭世の下半身からも水音がとぎれない。
「・・・いいか・・・?・・・」
吐息を交わしながらささやかれるそれは二人の高まりのための儀式。
「・・ふ・・・くぅ・・・・はぁ・・・んん・・・ぃぃいい・・・」
蘭世のその返事を待ち、俊は蘭世の腰をつかみ上下に動かす。
「・・ひぃ・・あ・・・ぁぁ・・ん・・・・!!・・・・やぁ・・・」
蘭世の意志とは無関係に動かされる体で心が快楽の海に溶けていく。
その海は広く深く、暖かい。
二人だけに許された二人だけの時間をもてる場所。
ベッドの海がそこにあった。
俊はくわえていたものを離すと蘭世の頭を抱き寄せ激しく口づけを
繰り返した。
お互いの髪に指が絡まり、舌はむさぼるようにお互いを求めあう。
飽くことなく繰り返されるキスの隙間に俊は思う。
・・・・俺のだ・・・こいつは・・・・そして・・俺も・・・・
「・・は・・ぁ・・・ぁ・・ん・・・ぅ・・んん・・ん・・くぅ・・・・」
蘭世の腰は俊の動きにあわせて自然と上下に動き、奥底に当たる度に
嬌声をあげる。
俊は子宮口に吸い込まれるような快感を味わう。
蘭世の中はどれだけでも俊を受け入れ、包み込む。
体ごと心まで・・・・・
「・・・くっ・・・・」
・・・・・くる・・・・
蘭世のそこが急激にしまると同時に、俊の分身が
ひときわ大きく蘭世の中で膨らんだ。
「・・やぁ・・・だめぇ・・・ま・・かべ・・・く・・
・んんん・・・!!・・」
蘭世の中で俊のそれがドクンと波打ち、白濁したものが放出されると同時に
二人の意識が溶け合い、一つになった、温かく深いその海の奥底で・・・。
部屋に二人の荒い息づかいが響く。
俊は手近にあったタオルケットを取り、二人の体に掛け、
半ば失神したような蘭世を腕枕にのせた。
乱れた髪を簡単に整えてやると自身もすぐに頭を枕におとした。
腕の中でそのまま眠ってしまった新妻の息づかいを感じながら・・・・
翌日眼を覚ました俊が見た時計は6時を示している。
カーテンの隙間から日が射し込んでくる。
テレビをつけるとそこは・・夕方のニュースを放送していた・・・・・・。
・・・・きょうはどこへも行けないな・・・・
横で眠り続ける蘭世の髪をなでながら俊は考えた。
・・・・今夜も楽しみだ・・・寝かさないかな・・・?・・・
欲望は尽きないのであった。
<<終>>
709 :
新婚作者:02/07/21 10:12 ID:DQcWEFdc
ようやく終りましたが・・・・
最後もう少し長くしようかとも思ったんですが
さすがに蘭世がかわいそうになってやめました。
海水浴は上手くいけば今夜にでも書き上げますが、
いかんせんいろいろと用事があって・・・・
そろそろ月末近くなって本業の仕事が忙しく
なってきます。
プラス来月のお盆前の追い込みと・・・・
しかし書くならじっくりねっとりを書きたい私・・・(w
妄想がはちきれそうになったら
おかしいねたがのるかもしれませんが
ご容赦くださいませ。
では長々お付き合いくださいましてありがとうございました。
海水浴ねた書きに
逝ってきます。
かしこ
ついに超大作が終わってしまいましたね(淋しい)
タイトル通りの愛に溢れたお話しでした。
真壁くん視点の描写が多くあったのが個人的にツボでしたv
普段口にはしないけれど真壁くんがいかに蘭世を大切に思い愛しているかって
いうのがこのお話しからひしひしと伝わってきました。
ごちそうさまでした。堪能させていただきましたです。
海水浴ネタ、楽しみです〜
711 :
新婚作者:02/07/21 23:08 ID:P1TS130y
明日の夜カキコします。
あらかた出来てますが
あまりの俊の・・・・なので。
もう少し推敲します。
ごめんなさーい
エッ、推敲になんかしなくていいのに!
何か、めちゃくちゃおあずけ食らった気分...(苦笑)
「あっつーい!!ねぇねぇ海に行こうよー!!こんなに暑いんだから」
「そのうちな」
「そのうちって・・・夏終っちゃうよーねぇーってば!!」
「・・・わーかった、わかったから・・考えておくよ」
むくれている蘭世をなだめるように俊が答える。
「約束よ、ねっ?」
ふくれていたほおがへこむと、とびきりの笑顔を俊に振りまく。
・・・・かなわねぇな・・・・
なんのかんの言っても蘭世に弱い俊であった。
・・・・そうして次の休みの日・・・・・
「どこ行くの?湘南?茅ヶ崎?大磯?」
両手に大きなバスケット、朝も早くからピクニックランチを蘭世は作っていた。
「・・・あ・・・まぁ・・・その・・・」
俊は荷物と蘭世とをまとめてテレポートした。
次の瞬間、二人はとある砂浜の小さなコテージにいた。
「・・・ここ・・・どこ・・?・・・」
戸惑う蘭世の荷物をセンターテーブルに置くと
「・・着替えてこいよ・・・・ほら・・・・」
小さな袋を蘭世に手渡す。
「・・?・・・・」
がさごそと中を覗くとそこには真新しい水着が入っていた。
「・・・欲しがっていただろ・・?」
「ありがとう!!うれしい!!」
蘭世は俊に抱きついた。ぽんぽんと背中をたたいて蘭世を
落ち着かせる。
「さっそく着てみるね、ありがとう」
小走りで洗面所に蘭世は着替えに行った。
その間に俊も手短かに着替えを済ます。
・・・・あんなに喜ぶたぁ・・・・・
俊はにやりとしながら内心のうれしさを隠せずにいた。
・・・・・10分ほどのち・・・・
「・・・ね・・ねぇ・・・これ・・・」
「・・どうだ・・?」
「・・サイズはいいんだけど・・・・・」
恥ずかしげにバスローブを羽織ながら蘭世が出てきた。
真っ白のワンピースの水着・・・・だが背中はヒップの
割れ目ぎりぎりまでえぐられ、前はウエストまでハイレグが入っている。
胸元はと言えばちょうどみぞおちの部分までV字に切り込まれている。
「・・これ・・・・その・・・」
赤くなりながら蘭世は俊の前に立った。
「外行こうぜ。」
俊にそう促されると嫌といえない蘭世であった。
・・・・いいなぁ・・・・・
水辺で蘭世と戯れながら俊はご満悦であった。
海に行きたくなかったのは蘭世の水着姿なんぞ他のヤロ−どもに
見せるなんてもってのほかだからだ。
しかし自分はこんな水着を着させたいという願望もあった。
と言うことで以前から眼をつけていたプライベートビーチ付きの
コテージを選び、かつ水着もこっそり買いに行っていた。
「いくわよぉー!!えいっ!!!」
ぱしゃという音とともに俊の頭から海水がかけられる。
「・・んなろっ・・・!!」
「きゃー」
明るい笑い声が誰もいないビーチに響く。
最初こそ躊躇した蘭世であったがここはプライベートビーチで誰も見に
こないと知ってからは水で遊び始めたのだった。
「きゃっ!!」
激しく動いているうちに水着が食い込み、俊の目の前にTバックになってしまった
ヒップがさらされる。
海に体を沈め、慌てて直す蘭世、くすりと笑いながら俊は思った。
・・・・ねらいどおりだ・・・あとは・・・・
「もう・・なによー、えい!!」
「うわっ、それは卑怯だぜ」
さりげなく俊は蘭世の胸元を狙ってよろけた。
指先が肩紐にひっかかる。
「いやーもう!!だめ!!」
少ない布地から乳房がこぼれおちた。
「はは・・・・」
心の中で舌なめずりをしながら俊は次の方法を考えていた。
ひとしきり遊ぶと俊は
「・・・ちょと・・休憩・・・・・」
ビーチにすえつけられたチェアに腰掛け、蘭世を眺める。
照りつける太陽、気持ちよい水しぶき、そして・・・・水着の蘭世。
これ以上ない絶好のシチュエーション。
俊の眼はサングラスの下で蘭世を眺めていた。
・・・似合うな、あれ・・・・
俊の見立てのそれはあまりにも大胆すぎて普通なら着ることは
ないだろうが、人がこないという安心感が蘭世を動かしている。
・・・・俺は・・知ってるんだ・・・・
水着越しでもわかる手にすっぽりおさまる弾力のあるバスト。
ふれると声をあげる首筋から背中、そして自分を迎え入れる
ために蜜をあふれさす蜜壷。
太陽の下でみるそれはいつもにもましてまぶしく俊を誘う。
「・・・・しゅーん・・・?」
「・・あ・・ああ・・なんだ・・?・・」
「もーう、なに見てんの?」
「・・え?・・・・」
・・おまえだよ・・・
とはとてもいえない俊であった。
「オイル・・塗ってやるからそこに横になれよ」
「うん!!」
いつもよりやさしい俊のそんな言葉に素直にうつぶせになる蘭世。
その背中にたらりとオイルをたらすと俊は微妙な手加減で塗り広げていく。
強弱をつけながら徐々に外側へのばす、指先が肩紐にかかるとそれも
外へずらしていく。
「・・え・・・・?」
「・・・後・・残んないぜ・・このほうが・・?・・」
太陽の日差しの暑さと俊の背中からの刺激で浮揚感にいた蘭世は
抵抗することもなくなすがままにされていた。
肩紐が両腕からはずされていく。
「・さ、いいぜ」
「・・あ・・・ありがとう・・・」
・・・・・ふぅ・・・・どきどきしちゃった・・・・
心臓と同じくらい体が高まっているのを気付かれないか心配している
蘭世であった。
その蘭世の横に座り、俊は横目で蘭世を眺めていた。
白く滑らかな背中にオイルが塗られいつもとは違う感触、
日差しに照らされてほんのり赤くなった顔、
アップにまとめられた黒髪。
すべてが俊をそそる、蘭世にオイルをのばしているとき思わず襲って
しまいそうになるのを必死で押さえ込んでいた。
・・・うつぶせになっていたのが幸いだったな・・・・
「・・・おい・・・?・・」
いつしか蘭世は軽い寝息を立てていた。
・・・仕方ないな・・まったく・・・
そんなところが一番かわいいと思っている俊であった。
717 :
新婚作者:02/07/22 07:02 ID:PU2vJ1Yh
ショートストーリーの予定が・・・・
もう少しお付き合いくださいね。
今日中には終ろう・・・うん・・・
じゃないとどんどん変な俊になっていく。
このまますすんでよいんでしょうか?
でも書いちゃいますね。
では晩に・・・
よろしくお願いいたします。
ちょっとくどい感じになってますが
ゆるしてください。
えっ、真壁くん自分で水着買ったの・・・?
想像つかん。(いや、ここにあるSSは想像のもんなんだが(藁))
人格がくずれていく〜〜〜
>新婚作者さま
いつも大作ご苦労様&ありがとうございます!!
非常にいいいいい!
うれしいです。楽しみにしていまああす。
>718
いいじゃあないか、真壁俊。いけいけ!
コンドームだってティッシュだって洗剤だってパンツだって制汗剤だって買ってるんだ!
蘭世の水着だって買っていいじゃん!愛すればこそ。
新婚作者さま、海水浴のお話しめちゃくちゃいいです!!
真壁くんが水着を買いに行ったとき、お店にいた女性客及び店員さんに
彼は大注目されたでしょうね。想像すると楽しい。
サングラスの下で蘭世をみてニヤける真壁くん私は好きです〜(ワラ)
そんな真壁くんの邪な気持ちは知らずはしゃぐ蘭世は天然でかわいし、
続きが楽しみです。
>>718さん
私も想像はできませんがそこを想像すると楽しいのです。
719さんが仰られている通り、愛あればこそ買えたんだと思ってますです。
蘭世に着けてもらいたい大胆下着とかはさすがの真壁くんでも通販を
利用すると思いますが(ワラワラ
721 :
新婚作者:02/07/22 19:56 ID:sjJIypcH
みなさますごい・・・・・
購入方法はご想像におまかせいたします。
羞恥心は欲望に負けた・・というところでいかが?でしょう。
さてはて、本日このあと夜急遽予定が入りまして
最後まではあがらなかったのですが途中まででも
あげていきますね。
・・・いいよな・・?・・
俊は水着の蘭世をじっくりと眺めた。
首筋から背中の滑らかなライン、そのままなだらかに登っていくヒップまでの
曲線、そおっと指先を滑らせ始めた。
「・・う・・・う・・・ん・・・」
蘭世が寝返りを打ち、体の表側があらわになる。
肩から落ちた肩紐の隙間から乳房が見え隠れしている。
「・・・こっち・・も・・・オイル・・・い・・いるよな・・?・・」
返事がないのを承知で声をかけ、傍らのオイルを蘭世にたらした。
暑さで人肌に温まったオイルが蘭世の体にゆっくりと落とされる。
それを俊は両手で伸ばす。
「・・・ふ・・う・・ぅ・・ん・・・・」
・・・な・・に・・・なにか・・あたたかい・・・な・・・
蘭世の眼がうっすらと開きはじめる。
・・・やべっ・・・・
あわてて俊は素知らぬふりをして立ち上がった。
「・・起きたか?・・・」
「・・ん・・寝ちゃってたのね、私。」
「朝早かったからだろ。」
「・・ん−・・」
俊はそのまま波打ち際まで歩いていった。
・・・あ・・・危なかった・・・
跳ね上がりそうになっていた心臓を落ち着かせながら海へと入っていく俊。
砂浜から蘭世がまぶしそうに眺めている。
たくましい腕、頼りがいのある背中、そして・・・・。
蘭世は肩紐を直すと俊の後を追いかけていった。
「待ってー、私もいくー」
俊が振り返り、片手を差し出して蘭世を招いた。
ゆっくりと泳ぎながら二人は沖の方へと向かっていく。
「もう、足が立たなくなっちゃったね・・・」
「あの、岩までいこうか?」
「うん!!」
俊の腕につかまりながら泳いでいく蘭世。
・・・ちくしょー腕にあたんだよ、それ・・・
俊は興奮を抑えるのにかなりの労力を要していた。
・・・こいつ・・わかってやってんのか?・・・
俊はわざと蘭世から手を離してみた。
「きゃっな・・なにするのぉ・・・」
あわてて、蘭世は俊の腕を追いかけた。俊はそんな蘭世を海中で抱き寄せた。
「・・あ・・・あの・・・も・・もう・・・大丈夫よ・・・」
俊の足の上にもぞもぞしながら蘭世がまたいで座るような格好になっていた。
「じゃ・・いくぞ・・」
「う・・うん・・」
二人は再度泳ぎだした。
「やっとついたぁ−」
「案外遠かったな。」
「そうね−ほらコテージがあんな遠くにあるわ」
蘭世を先に岩に登らせたあと俊は続いた。
じりじりと二人に照りつける太陽光線が体の中まで熱くする。
「あっつ−いね」
「そりゃ夏だしな・・」
俊の目線は蘭世の体に釘付けだった。
水しずくが体から落ち、太陽を反射してきらめく。
水着の1mm下は自分しか知らない秘密がたくさん詰まっている。
俊はもはや我慢の限界に来ていた。
「・・蘭世・・・」
「ん?」
俊は蘭世を抱きかかえると一気に水中へダイビングした。
海の中での口づけは潮の香りにむせ返る。
それがいつしか甘くいとおしいキスへと変貌を遂げる。
「ぷはっ!!」
二人が海中から頭を出し、再度の×××・・・
俊の指先は蘭世の肩紐を外している。蘭世は俊の首につかまっているしか
方法が無い。蘭世の腰を抱きしめながら俊はさらにいたずらを仕掛ける。
「・や・・だめぇ・・こんな・・・・」
「だれ、もいない・・俺たちだけだ・・」
俊の指先は水着の中へ入り込み、蘭世の頂点にふれる。
そこはすでにしこり始めていた。
腰を抱いていた手はヒップのラインに沿いながら秘密の部分を
探り当てると、水とは違う何かでぬるみを帯びている。
新婚作者さま
超大作堪能しました〜。海水浴もいいわ〜。もう真壁くんのやりたい放題な感じがとてもいい!
私も真壁くんがどうやって水着買ったか気になる。
普通に一人でお店にいったんだろかw
ベッカムも奥さんの水着自分が選ぶらしいし、いいかもw
正々堂々と蘭世にあーんなことやこーんなことできるのに
蘭世が寝てるすきにソーッとさわっちゃう真壁くんが楽しいなぁ。
海の中でのキスが萌えですvvv
真壁くん海水パンツ一丁だよね・・・
反応見えないようにがんばったのね(涙
がんばれ真壁俊。日本一になるんだ真壁俊。
「・・やぁ・・・」
秘密の部分に海水の冷たさを感じ、蘭世は思わず声をあげてしまう。
その感覚は嫌なものではなくむしろ、快感を呼び覚ましかねないものであった。
だからこそ、蘭世は恥ずかしさの中に甘さを帯びた声をあげる。
非日常の中にいる、二人はそのままとけてしまいそうな感覚に襲われている。
波間に漂いながら俊の体に自身を寄り添わせながら、快楽の渦に巻き込まれる。
その思いはとどめようもなく先へと進もうとする。
大きな波が二人を包んだ。全身が海中へ消えた。
・・・・このまま・・・・どうなっても・・・・
蘭世はそう思ったが、俊はそこで一歩踏みとどまった。
・・・いかん・・・・今日は・・・
今日は海にきているんだ。このためじゃないんだ・・・
蘭世の体を抱き上げると、岩の上にあがらせた。
「・・・あ・・・えと・・・・お・・泳ごうぜ・・・」
岩に立ち上がった俊はそういうと海岸に向って飛び込んだ。
「こいよ!!」
俊の問いかけに蘭世は答え、海に飛び込んだ。
二人はじゃれあいながら砂浜まで泳いでいった。
「いっちばーん!!」
「ちくしょー!!」
蘭世が先にチェアまでつく。俊はゆっくりとあとを歩いていた。
蘭世はタオルで顔を拭くと、サンダルを履いて波打ちぎわに添い歩き始めた。
そんな蘭世を少し遅れて俊が歩いていく。
水を吸って肌にぺたりと張り付いた水着が蘭世のスタイルを際立たせる。
肌色が布に透けて見えている。
結婚当初よりくびれたウエスト、張りのあるヒップ、増えたバスト。
どこもかしこも俊の知らないところはない。
それでいて、こんなときに見せる蘭世の姿ははっとさせられる。
・・・・俺は・・どれだけ・・・・
小さい声でつぶやく俊。
「どれだけ・・・大事にできてるんだろう・・・」
・・泣かせてばかりだった・・・傷つけたこともあった・・・そして今
・・・・二人でここにいる・・・・・
ここで今何を言ってもきっと暑さのせいだな・・・
そう思い俊は考えを切り替えた。
しみじみと蘭世を眺めていると、どうしても俊の脳裏にはあれやこれやと
浮かんでくる。
自分の知らない蘭世を見るとつい、まだないかとさがしてしまう。
・・・まぁ・・・いいか・・・
俊はふとコテージの自分のかばんに入っているもうひとつの小さな紙袋に
思いをはせた。
・・・・あれ・・・・夕方部屋に帰ったら渡してみよう・・・・
きっと・・・大丈夫だ・・・・
俊は水着を買ったときある小さなものも手に入れていた。
それは、真っ白い総レース仕様の下着・・・・もちろん俊好みである。
「・しゅーん・・早く・・・ほらこっち・・・見て!!」
「あ・・ああ・・」
蘭世に手を引っ張られながら俊は頭のなかでそれを着けた蘭世を想像して、
・・・・・今夜は・・楽しみだ・・・・
とほくそえんでいた。
729 :
新婚作者:02/07/23 22:09 ID:rWeoB8qh
書いているうちにどんどん俊の
人格もっと壊れそうになりましたが・・・・
理性でとめました・・ハァハァ
海の中からコテージへテレポートしていたしてしまうことも
考えましたがそれではあまりにも芸がないので
真壁くんには我慢していただきましたはい。
ちなみに総レース仕立ての下着は書きませんでしたが
上はちょうど中心に穴があいていて(両方の布)、下は真中が
ぱっくり開いているいわゆるいやらしいやつです。
と言うことで今月いっぱい書いてる暇がないので
来月早々に何か書きたいとは思います。
もしリクエストがあれば答えられるかぎりで
書いて見たいと思います。
基本姿勢は
蘭世&俊 絶倫勉強熱心な俊(少しS有り)、天然素直蘭世
鈴世&なるみ キザやろう鈴世(何でもいいます歯が浮いても)なるみなすがまま
その他は書いてないですが、基本形に愛あるHは
SMくんだと思います。
ということでいかがでしょう?
ロムしてますので(2,3日に1度)
よかったらどうぞ。
なかったら基本的に蘭世俊になってしまいます。
次はハードなことでもしてみようかな・・・・
ではお眼汚し失礼しました。
730 :
名無しさん@ピンキー:02/07/23 23:22 ID:0d0ztfLT
おお〜〜〜!!!
終わってしまったのですね。
とっても良かったです。
個人的にはコテージでの続編も読みたいな。
やっぱり1部が大好きだったので、俊×ランゼ
が1番イイ♪
じらしてじらしてじらせまくる俊が見てみたいっす。
新婚作家さん、楽しみに待ってます!!
すみません、上げてしまいました、、、。
>新婚作者様
おつかれさまです!むっつりスケベな真壁君、最高です!
絶倫なのに勉強熱心で「どこまでいっちゃうんだ?!」っていう真壁君が大
好きです。
というか、、、その後のコテージでの夜がすごく気になるのですが・・・。
できれば続きを読みたいな〜・・・なんて・・・。
そしてときめき好きの中では少数派らしい鈴世萌え人間なので、きざ野郎な
鈴世×なるみ、期待してます!
できればなるみちゃんの初フェラが見たいな〜・・・なんて・・・。
お待ちしてますので、またがんばってください!!
新婚作者さま>>
「増えたバスト」に激藁なりよ!
しかしよかった〜☆堪能しました。
ところで林檎さま、まだかなあ…
アロン×フィラの続き読みたいよ〜〜
海水浴お話、すごくよかったです〜。真壁くんたら水着の次は下着なのね(藁)
真壁くんにはこれからも本能の赴くまま突き進んで欲しいです!
その後のコテージでのふたりもめちゃくちゃ気になります〜。
リクエスト…パラレルOKでしたら、看護婦さん蘭世と患者真壁くんとか
いかがでしょう? 試合中の怪我とかで蘭世の勤める病院に真壁くんが
入院してきて…とか(^^; ひゃーお約束&ありがちですね。すみません。
736 :
名無しさん@ピンキー:02/07/24 08:30 ID:kJK5a660
はじめてきました。
ここはすごくいいすね!!
ゆっくりじっくり読みたいと思います。
作者の皆様、これからも頑張ってください。
>>新婚作者様
海(・∀・)イイ!!真壁くんのムツーリはやっぱり最高ですね
ほくそえむ真壁くんを想像し、私もほくそえんでしまいますた。
やらしい水着がナントモ(・∀・)イエナイ!!
そ、そして、き、基本姿勢に、鈴世&なるみが…っ!!
これからも期待して良いのですね?!
>>732さんと同じく、鈴世萌えなので、激しく、禿げ上がるほどうれしいです。
歯の浮く、激しくキザな鈴世となるみタン期待してます!
738 :
。:02/07/24 13:09 ID:WMtKfT7F
>SMくんだと
∧ ∧ ・・・SHUN MAKABEかと思った。
(;゚Д゚) イニシャルがSM。なんてすてき。
ほんとだ!イニシャルSMなのね〜、すてきー、さすが真壁くんだわ。
741 :
名無しさん@ピンキー:02/07/24 21:55 ID:Pln9BlTp
知り尽くしているつもりだったのに気付かなかったイニシャルSM.
深いな〜。ほんと、す・て・き
Shun Makabeなだけに、SM好きそうな俊萌え。
>>734 ほんと林檎しゃんはどうしたのかしら‥
かむばっくひあ〜
745 :
名無しさん@ピンキー:02/07/26 00:12 ID:cBHgYEi2
産休!age
746 :
林檎:02/07/26 03:53 ID:yKOThrXH
>745
私ですか?違いますって(ニガワラ
かんなりお久しぶりの林檎でございます。
アロフィラ続編、お待たせしてしまって本当に申し訳ないです。
今現在本業の方がかなり忙しく、手が回らないんです〜(><)
来週半ばには少し落ち着くかと思います。
ので、それ以降には日の目を見ずに発酵した(w)妄想SSが
うp出来ると思いますんで、見捨てずにいてやって下さい。
しかし待たせておいて不謹慎ですが、こんな私なんぞを
覚えていてくださる方がいて感激です(涙
頑張って書いていきますので、これからも宜しくお願いいたします。
林檎さん、お久しぶりです〜。
林檎さんのアロフィラの続編おまちしてま〜すv
ほどよく発酵(藁)されているそうなので今からとっても楽しみです。
それにしても、真壁くんのイニシャルがSMだったとは今の今までぜーんぜん
気がつかなかった。やっぱり名(イニシャルだけど)は体を表すの?(藁)
林檎さん〜、お忙しいみたいですね〜。無理しないでください、といいつつかなり期待して待ってますvv
発酵しているのかあ、楽しみ楽しみ。
でも、作家さんお休み中の間は少し寂しい。
>イニシャルSM
真壁くんにSっ気がありそうなのは確か(藁)。
749 :
わふー:02/07/28 11:29 ID:qxesoEck
愛良ネタに希望!!
だれかかいて〜
わし文才ないので自分では書けない・・・
750 :
コギャル&中高生H大好き:02/07/28 11:32 ID:X52zY9A9
>749
禿同!!!
愛良×開陸ネタをいまだに見ないのは寂しい・・・。
3部に思い入れがある人って少ない(みたい)だから、愛良×開陸があがることは
難しそう。私は1部派だけど、一度は愛良×開陸って読んでみたいです。
ところで愛良ってファーストキスが新庄さんとだったから、もしも新庄さんと
既にHも済んでたりしてたら(原作ではありえませんが)、開陸はいざ愛良と
Hとなった時、未来の自分に原作以上にモーレツに嫉妬しそう…
「こいつの初めては俺じゃないなんて…いや俺か。いやでもっ!(延々苦悩)」(ワラ
と妄想してみたり(バカですみませんー)
753 :
名無しさん@ピンキー:02/07/28 23:25 ID:apoH5IXa
新作がないって、本当に寂しいな。
>>752 >「こいつの初めては俺じゃないなんて…いや俺か。いやでもっ!(延々苦悩)」
思わず想像してにやにやしてしまいました。(藁
そんな開陸がみたい!
私は1部、2部両方好きなんだけど、愛良×開陸も読んでみたい!
思い入れがないと、やっぱり作家の皆様は書きづらいものなのかな?
海辺でヤるとよくないっていうけど・・・
>>755 すいません、「海辺」ではヤってしまいました(苦藁
砂が○○○に入らないようにするのがポイントでした。
海中経験(w はないけど…。
確かに、衛生的には良くなさそう。
保守保守、っと。
>>752 う…何かいいなぁ、そのシチュエーション。
だれか愛良×開陸をおねがいします・・・
760 :
名無しさん@ピンキー:02/08/07 00:01 ID:indSsERl
期待age
761 :
名無しさん@ピンキー:02/08/07 00:02 ID:hGF6PXB5
>760
期待しててもアゲちゃだめだよぅ。
(宣伝用のエロリンク貼られるだけだし・・・)
sage進行がお約束。よろしくです。
763 :
新婚作者:02/08/07 21:34 ID:yPw+kFjT
お久しぶりです。新婚作者です。
仕事が忙しすぎて明日も早朝出勤です。
よって週末になったら少しは時間が取れると思います。
頭の中に変な妄想はわいてくるのですがいかんせん
時間が無さ過ぎて・・・。
林檎様も忙しいご様子ですね。
書くのも読むのも好きな私なんでいろんなのが
あがってくることを楽しみにしています。
では・・・
>763
お盆休み前の忙しい時ですね。暑いのでお体を大切に。
新作は気長に待っております。
>>763 新作、楽しみにしています!
お体に気をつけて、お仕事もがんばってください。
766 :
林檎:02/08/10 12:13 ID:1Qh4edKO
お久しぶりです!&お待たせしました!
Japanese Styleの続き、うまく行けば今夜じゅうにあげられるかも?
皆様への残暑お見舞い代わりにでもなれば…。
あと数時間お待ちください。
>>林檎様
お久しぶりです!
続き、楽しみにしています!
早くフィラに会いたい(w
768 :
林檎:02/08/11 01:05 ID:rsQ+y1Ma
続きちょこっと書けました。
しかしこんな夜中…。申し訳ありません(涙。
前作と間あいちゃってるので、1コ前のと合わせてうpします。
あるいはGたんのHPへ行って再読という手も…。
簡単に作品解説しますと、アロン×フィラお風呂でらぶらぶいちゃいちゃもの(w
でございます。
では…。
※アロフィラお風呂でビヤークものでございます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「さて、と。後は…」
アロンは焦らしたいだけ焦らすと、いきなり、今度は液体をそのまま、熱く潤うそこに塗りつけた。
「っ…ひぁ……っん……」
「一番、大事な所だからね……きれいにしなくちゃ……」
細いくせに傍若無人な10本の指たちが、フィラの中と外で妖しく蠢く。
挿し入れる。こねる。はじく。擦りあげる。
「ぅ…ぁあ…っ、ふ……ぅ…っ…」
広いバスルームに響く淫らな水音に、フィラは我を忘れて悶えた。体中の淫らな血が、そこに集まって
いくかのようだ。
動きの激しさが増すにつれて、ボディソープがフィラの蜜と交じり合うことで放たれるえもいわれぬ
芳香は、アロンを陶然とさせた。
こんなふうに無遠慮に蹂躙されながらも、快感に身体を跳ねさせ、なお誘うように足を無意識に広げて
しまう彼女が愛しい。
「もう、いいかな……」
既にフィラのそこは、アロンの執拗なほどの愛撫で充血し、真っ赤に花開いていた。指を引き抜く
その動きにさえ、花びらはひくひくと悶え、新しい蜜をこぼす。
―――体が、熱い…。
泡はほとんど消えたにも関わらず、上半身が、ぽうっと微熱をはらんだように熱い。
首筋に軽く息が掛かるだけで、それが快感となり、さざなみのように体中に拡がっていく。
―――まさ、か?
朦朧とした頭では、思い出しかけたことにもピントは合わない。
きゅ。
コックを開ける音がして、一瞬の間の後、シャワーヘッドから勢い良くお湯がほとばしる。
それがフィラの肌の上ではじけた瞬間。
「…っぁあああああ…っ!」
シャワーはそのまま快楽の雨となり、それは彼女を快感の奔流へと突き落とした。
まるで、全身が性感帯になってしまったかのような強烈な快感。
その激しさに震えるフィラは、息もつけない。
肌の上で水滴が勢い良くはじけ、そのたびに肌があわ立つ。
身をよじってシャワーから逃げたくても、アロンに後ろから抱きかかえられている為それもできない。
「…っロ…様…ぁ…、も……ぉ…っ…」」
「ん?」
やっとのことで哀願の言葉を紡ぎだしたフィラの唇は断続的な快感にわななき、荒い息に上下する
胸の頂点は、熱くとがってアロンの劣情をさらに刺激してくる。
耳元に唇を寄せ、さらに恥ずかしい言葉を吹き込んだ。
「うそつきだなあ、フィラは…。感じてるのは分かってるよ?」
返事を待たず、首筋に唇を這わせ、胸の蕾を少々乱暴につまむ。
「っ、…はあぁ……んん…」
いつもより顕著なフィアンセの反応を楽しみながら、思うさま敏感な部分を弄ぶと、アロンはまるで
今気付いたかのような口調で告げた。
「そうだ。まだ泡を流してないところがあったよね…?」
「…え……?」
そして、不審そうなフィラの声など聞こえていないかのように、蕾を刺激する手は止めず、腕を
伸ばしてシャワーヘッドを掴む。
空いた手で柔らかな太ももを割り、足の間に指を伸ばした。脱力したフィラの足は抵抗なく開き、
すんなりと彼を受け入れたが、しかしその感触でフィラは身震いした。
――まさか。
アロンはアロンで、期待感に武者震いめいたものを感じていた。
軽くシャワーを浴びただけであんなに悶えてくれたのだ。ここを刺激したら……。
しかし今すぐというのはまだ早い。まずは…。
「…ほら、ここ。こんなにぬめってる…」
「…や…、…っん……ぅ…」
もちろんそのぬめりはフィラ自身の蜜だ。それを知りながら、わざと水音を立て、フィラの羞恥心を
煽っていく。
>768
>前作と間あいちゃってるので、1コ前のと合わせてうpします。
自分で前の話にリンク貼れよ
レスの無駄使い
横着してんな
>771
おまえ最低
>771
ほんと最低。あんたの方が無駄使い。
774 :
林檎:02/08/11 08:34 ID:rsQ+y1Ma
>771
ご指摘サンクスです。
おお、そういやその手があったのね、という感じです。
確かにその方が便利だ〜。そうか、こういう時に使うとヨイのね。
でももう間に合わないから(←当然だ)次からそうしますね〜。
>772,773
まま、穏便に穏便に…。私は大丈夫ですから。
775 :
771:02/08/11 10:14 ID:7OzecsnC
>772−774
>>3を読みましょー♪
最低で結構♪♪
>771=775
夏房ちゃんはお帰り下さい(ワラ
>林檎様
いつも有難うございます
続き楽しみにしてますね
>>774 林檎様ってば大人・・・(感涙
新作、ありがとうございます!
いつもいつも林檎様には楽しませていただいております。
続き、期待しています!
無駄なのは771の存在という罠。
>>774 林檎様。ひさびさの新作よかったデス。
続きを首を長ーくして待ってマス。
言い方は悪かったかと思うが、私は771に賛成。
りんごサンが謝ってらっしゃるのにネンチャクっぽくて
恐縮なんだが・・・・
同じものを貼るというのはやっぱり、ねえ・・・
すまん、りんごさん。続きまってる。
私は待ってたから、内容おぼえてたりする罠(w
というか771は確信犯の釣り氏?
だったらすごいな。関係ないのでsage
>>779に同意。
言葉は悪いけど、言い分は正しいのでは?
>>771だけ批判するのはどうかと…
林檎様、新作おつかれさまです
ヤパーリ小悪魔アロン(・∀・)イイ!!
782 :
林檎:02/08/12 20:17 ID:owfUGc1y
>>779 >>780 そーなのですよ。言い方はあれなんですが、771さんがご指摘くださった
内容は合ってるので“大丈夫”といったつもりなんです。
ご心配下さった皆様、ありがとうございました。
次回から気を付けます。
最近このスレにきた者なんですけど、「初体験で緊張のあまり勃たなかった俊」ってネタは既出でしょうか?
そのまま初体験は失敗、その後、俊は情けなさと恥ずかしさで蘭世を避けるようになってしまうと言うオチつきで。
某超有名18禁ゲームからのネタです(w
>783
>「初体験で緊張のあまり勃たなかった俊」ってネタ
つまつま・わんはーふ、でしたっけ?
違うかな?・・・ってなんでこんなこと知ってるんだ>自分(泣
>>783 そのネタはむしろ開陸でお願いしたいです。
勃たない真壁くんもおいしいけど(藁
>>770 林檎様、新作ありがとうございます!
続きを楽しみに待っています。
>783
うっ情けない真壁くんですか…。私的にはうーーん……
すいません、真壁くん大好きなもので(^^;
>林檎さま
新作堪能させていただきました。
子悪魔アロンに翻弄されるフィラ、いいですね〜
続き、楽しみにしています。
>783
イイ!
>>783 そのネタって、完璧人間鈴世ではいかがなものでしょうか?
想像すると笑える…
真壁くんは、決めるときはしっかりやってくれる人だからね。
>>784 元ネタは「toHeart」です。
>>786 情けない真壁くんダメですか?
10代らしい未熟さがあっても良いと思ったんですが。
>>785 >>788 元ネタが「口の悪い男の子とけなげに彼を思う女の子」なんで蘭世と俊以外は想像し辛いっす。
決める時は決める真壁くんでも、こういう時はそれが当てはまらない気も。
もうひとつ情けない真壁くんネタで「アニメエンディングのカッコの蘭世を見て鼻血を噴く俊」ってのも。
プロットはこう
蘭世は女吸血鬼の成人の儀式として江藤家の地下室で前述の格好をする。
儀式は祖母や曾祖母達、女吸血鬼だけで行われる。
そこへ入り込む真壁くん、蘭世の姿を見て鼻血を出して膝をつく。
「真壁くんが怪我をしてる!」と勘違いした蘭世。
自分の格好も忘れて駆け寄り真壁くんの顔を覗き込む。
至近距離でしゃがみ込まれて真壁くん、さらに色々と大変な事に(w
その晩の真壁くん、目に焼きついた光景で眠れず。
>789
私も情けない真壁くんはダメポ・・・
アニメエンディングの蘭世ネタですが、
鼻血は噴かないけどムラムラってのは見てみたい(w
>789
>10代らしい未熟さがあっても良いと思ったんですが。
>決める時は決める真壁くんでも、こういう時はそれが当てはまらない気も。
禿同
>近距離でしゃがみ込まれて真壁くん、さらに色々と大変な事に(w
>その晩の真壁くん、目に焼きついた光景で眠れず。
最高
792 :
784:02/08/15 19:47 ID:zp8USBAz
>789
>元ネタは「toHeart」です
そっちかぁ!
超有名作ですね。(^^;A
しかし、私はプレイしていないので(<なんとなくね・・・)
すっかり失念していました。
静かだね・・・
そうですね・・・
作者様たちはお忙しいのでしょうか・・・?
夏の祭りが終わったばかりだからね…
保守ですわ
ほっしゅ
280 名前:名無しさん@3周年 投稿日:02/08/18 23:32 ID:47lh0sIM
男の子生まれる=お父さんがものすごいエロ?という結論でよろしいか。
まきゃべくん、卓の頃はウッハウハだったけど、愛良の頃はチョト抑えられてきてたのね
新婚の頃のエロまきゃべくん激萌え
とりあえず800もらいますです。
801 :
新婚作者:02/08/20 22:12 ID:HXMtZ5K/
お久しぶりです。
しばらくネット環境から離れていたのでここにこれなかった・・・。
アニメのお話が出てますねぇ・・・
あんまり見させてもらえなかったから、かなしい・・・・。
またしばらく仕事が忙しいので。
書いている暇がなくなってしまった。
林檎様もかなぁ・・・
時間が出来たらあげますので
ごめんなさーい
802 :
林檎:02/08/20 22:45 ID:RpQpL28f
さっき書いてる途中で強制終了くらって全てぱあになり、ついでに自分も
しおしおのぱ〜になってしまった林檎です(涙
拙作を待って下さっている皆様、申し訳ありません。
復活し次第あげますので…。出来れば今夜中にも、と思ってますが
どうなることやら(汗
ではでは。書きに逝ってきます。
ハイ、保守
保守
>799
それ、逆をきいたような・・・(汗
男性側が強い(w と女の子が生まれる
女性側が〜 男の子〜
と聞いた気が・・・
どうなんでせうか?
806 :
名無し:02/08/22 16:59 ID:UUwnkLkv
>805
精液が薄いと女(ヤリすぎw)
濃いと男(ためすぎw)
と伺ったのでつが。。。
さまよってたらここでハケーン!今日はイイ日だ。。。
>>806 じゃあ、新婚さんの頃は、実は蘭世と真壁くんは
あんまり…って感じだったのか?
母親が感じると男が生まれて、母親が感じないと女が生まれると聞いた。
>808
膣の中は通常酸性だけど、とても感じるとアルカリ性になるらしい。
そして性別を決める遺伝子をもっているのは精子なんだけど、
男精子は酸性に弱いから、女性が感じてないと卵子にたどり着く前に
死んでしまうのである…と聞いたことがあります。ホントか?私、騙されてる?
下世話な話だけど、これを聞いてから身近な人の妊娠・出産話を聞くのが
気恥ずかしくなったのはここだけのヒミツです(* ´∀`)
>>809 確かにそんな話を聞いたことある。
どーでも良いけどさ、ここってこんな話をするとこじゃないだろ?
おとなしく神々の降臨を待ちましょ。ということで上げたいけどやっぱり下げ。
811 :
林檎:02/08/23 08:27 ID:BJ2wA9r6
お待たせしました!
度重なる強制終了に打ちのめされつつ書いてまいりました。
でもまだ続くあたりが申し訳ないんですが…。
とりあえずうpをば。
愛撫する手は止めず、鏡に湯をかけて曇りを取る。シャワーヘッドを自分の肌に押し当て、いったん
刺激を封じると、アロンはフィラの耳元に囁いた。
「ほら…見てごらん…。君が全部…映ってるよ?」
恥ずかしさを堪えて一瞬薄目を開けてみてみると、足を大きく開かれ、顔を紅潮させた自分が鏡の中に
いた。
アロンの指たちによって愛撫され尽くし、十分すぎるほど媚薬が馴染んだそこは赤く充血して、
フィラの目には異様なものに映る。
「…ロ…様……ぁ……」
恥ずかしさに泣きそうな顔で振り向くフィラの表情は、しかし、アロンの悪戯心を刺激するだけだ。
「どうしたの…?恥ずかしがることなんかないのに。
……そうだ、君のここがどんなに素敵か教えてあげるようか…」
そう言って薄く微笑むと、背後から体ごとフィラを包み込み、顔の位置も固定させる。この体勢なら、
目を閉じる以外に見ないでいることは出来ない。
恥ずかしがりながらも抵抗しないでいるフィラを可愛く思いながら、アロンは優しく秘裂を撫で上げた。
「ほら…目を開けて?ちゃんと見てるんだよ?まず…ここ。君の花びら…見える?こんなに開いて、
僕を誘ってるよ…。…可愛いね…」
柔らかな襞を指先で味わいつつ、淫らな言葉を甘く耳元に囁いていく。それは鏡の中の光景と相まって、
フィラの羞恥と性感を高めていくようだ。
「それからこれ…。君、好きだろ?こうされるの…」
言いながら上部にある突起を指先で優しく転がすと、フィラの身体が震え始めた。
「知ってるよ…ここはね、蜜を溢れさせる為のスイッチなんだ。…ほら、もうこんなに…」
その言葉と共に、予告もなく指が侵入してくる。なかで蠢くその感覚に、フィラは思わず熱いため息を
ついた。
「ん……っ、ア…ロ……様…ぁ…、も…ぉ…」
「その前に、せっけん、流さなきゃ」
アロンは内心ほくそえみつつ、先をせがむフィラに軽く笑いかけると、悦ぶそこから指を引き抜いた。
林檎タン!続きうpおつかれさまです!
かーっ、余裕の小悪魔、いいっすね!
続き待ってます!
814 :
新婚作者:02/08/23 22:15 ID:ergEiUc1
きゃー林檎様!!!
うれしぃい!!
王子様ったら、淫靡なこと・・・・
続きが楽しみで今夜も眠れない・・・
林檎神タン降臨!!!
林檎様はまさに神・・・
続きをお待ちしております!!
817 :
新婚作者:02/08/24 11:52 ID:Z8x0jb+4
林檎様のあとにあげるのは実はとっても
申し訳ない気持ちがいっぱいで・・・・・
林檎様の続きを待っているとつい書きたく
なってしまう私は・・・・(汗)
触発・・・されてるんでしょうねぇ・・・
さすが林檎様だわ・・・
ということで少しだけ・・・
先日までのじりじり焼け付くような日差しがいつしか和らぎ、朝晩に吹く風は肌に心地よく、涼しささえも感じられるように
なった晩夏のころ。
冷え込むことがあるとはいえまだ、昼間はまだ夏の気配が満載である。
「・・なぁ・・?・・」
台所で片付け物をしている蘭世に俊が声をかけた。
「なぁに?」
手を止めず、目線だけをこちらに向けて蘭世は答えた。
「明日から・・・出かけないか?少し遅いが夏休み取ったんだ」
「ほんと!!!・・・でも何にも用意していないよ?私」
「いいさ、行きがけに準備しよう」
「わかったわ、着替えだけ準備するね」
「そうしてくれ」
照れ隠しか、俊は傍らに置いてあった新聞をばさっと広げ顔を隠した。
蘭世はうれしさを隠し切れず、鼻歌を歌いながら片付けの残りをした。
いままでに俊から誘うことなど殆ど無かったからだ。だからなおさらにうれしい。
俊は新聞の隙間からちらっと蘭世をみて、
・・・・こんなに喜ぶたぁ・・・・
今まで自分は蘭世を誘っていなかったかと自問自答していた。
「じゃ、準備してくるね」
「・・ああ・・・」
小気味よい足音を立てて蘭世が階段を上っていくのを見送った。
「・・・そうねぇ・・・あれも・・これも・・もっていきたいな・・あ、そうそうこれ似あうのよねぇ・・これもぉ・・・・うーんと・・
それから・・と・・・」
「そんなにいれてかばん閉まるのか?」
「え?あ、ほんとだどうしよう・・・」
「ったく・・」
「だぁっ・・てぇ・・・・お出かけするのうれしくてぇ・・・」
「わかったから。かばんもう一個もってこいよ」
「そうする!!!」
その後二人で悪戦苦闘しながら、パッキングを済ませると、早々にベッドに入り眠りについた。
・・・・本当はこんな感じのこいつを抱きたいんだがな・・・・
それは明日からのお楽しみと言うふうに自分を納得させ俊は眼を閉じた。
翌日、朝ご飯も早々に俊の運転する黒のフェアレディに乗り二人は出発した。
「どこ行く予定なの?俊」
「どこにするかな・・・・?」
「そうねぇ・・・・」
そういいながら俊のハンドルはある目標を持って動いていた。
しばらく高速に乗り、そしてインターを降りると何かに向かい走りつづけた。
急カーブをいくつか通り抜け、ある瞬間一瞬にして視界が開けた。
「・・・わ・・・ぁ・・・・こ・・こ・・・」
眼下に広がる真青な海。
見晴らしのよい場所に車をとめる。蘭世は外に見える風景に心を奪われ
俊の腕が怪しい動きを見せていることに気が付かない。
「ねぇ、俊?」
蘭世がふと俊のほうへ体を向けた時、俊はその蘭世の唇に自身の唇を重ね、
舌を絡め取った。
「んん・・・ん・・・・」
蘭世は俊が教え込んだように反応し、快楽を内部から湧き上がらせる。
海風にあたって冷えたほおが熱を帯びてくる。
蘭世の唇は甘く、俊を捕らえて離さない。いくら奪っても毎回違う味がする。
少しの息苦しさとすべてを押し流してしまう感情がつながった部分から二人の体に流れ込む。
俊の指先は蘭世のあごから首のラインに沿ってゆるゆると動き、蘭世はそのたびにぴくんと体をふるわせる。
唇をはずそうとするもそんなことは俊が許すはずも無い。
俊の舌先は蘭世の口腔内をあますことなく犯しつづける。
声も出せず、ただ、荒い息遣いが車内にながれ、そしてそれは潮の音にかき消され誰にも聞こえない。
今感じるのは二人の中に聞こえる、淫靡なさざなみだけ・・・・。
820 :
新婚作者:02/08/24 12:05 ID:Z8x0jb+4
すみません、夏です。なつではありません・・・・
うpミス・・・・だぁ。
フェアレディは今の形すごく好きなんでつい・・・・
嫌いな方ごめんなさーい。
続きは後日。
林檎タンと新婚作家タンはいつも同じタイミングで出てくるのですねー
偶然!
新婚作者タン、うp待ってますた!
新婚作者タンのは、描写が爽やかで、気持ちがいい感じです。
でも…淫靡なさざなみって……(・∀・)エロイ!!
俊は空いた片手で車の窓を閉めると、CDのスイッチを押した。
低く流れるジャズが車内に流れ始めるが、その音は蘭世の耳には到底届くはずも無かった。
ようやく唇が開放されると、俊の指は蘭世の快楽のボタンを一つ一つさぐり、そのたびに可憐な唇は細く甘い声をあげるためにまた使われていく。
蘭世のきているカントリー風のおとなしめのワンピースの前ボタンは巧みに俊によってはずされ、長いすそが割られ手のひら全体ですりあげられる。
「・・・だ・・・めぇ・・・あ・・・な・・た・・・」
「・・・・・」
俊は無言で指をブラジャーの隙間からいれ、さくらんぼのような先をつまむ。
「・・・ん・・っ・・・ぁ・・・・あ・・・」
「・・こんなに・・なってんのにか・・・・・?・・」
「・・ああ・・・だめ・・・ね・・ぇ・・・・」
俊の指と布に擦られ、蘭世のそこは固く服の上からでもわかるほどになっている。
「・・・ん・・あ・・・・だ・・・って・・・・まだ・・・太陽が・・・」
「みせてやれば・・いんだよ。」
そういうと俊の指は蘭世の敏感な中心部を布越しに捕らえる。
「・・は・・ぁ・・・・ん・・・・」
隠そうと、押さえようとしても俊に躾られた体は言うことを聞かない。
車内はクーラーが嫌と言うほど効いていても蘭世の体の熱は上がる一方である。
じわりと体全体が汗ばんでくる。
乱された服の隙間から見え隠れする蘭世の体、そして不自由な中でのこの状態はいやがおうにも俊の男を刺激してやまない。蘭世が弱々しく抵抗すればするほど俊の愛撫を激しさを増していく。
ふりそそぐような口付けを浴びせながら、俊の手は蘭世の体をまさぐる。時に強くときに弱く。そうして蘭世を快感の中へ落とし込む、自分ごと。
「・・・や・・・はぁ・・・ん・・・ん・・・・ぁ・・」
蘭世の体は俊にふれられるだけで、芯から火が吹き出るような快楽をおぼえる。
それは俊によって覚えさせられた、そして俊にだけ見せる媚態。
俊の指は相変わらず、蘭世の体を味わうが、決定的な部分にはいつまでも布越しにいたぶりつづける。
「・・・・いつもと・・・違うだろ・・・・・・ん・・・・・?・・」
「・・ふ・・・ん・・・・・ん・・はぁ・・あ・・・・」
あごを持ちあげると目線を自分に向かせ、視線を合わせたまま深く口付ける。
そうして唇をはずし、舌先で蘭世のまぶたに触れる。
「・・・あ・・・・はぁ・・ん・・・」
・・・・へぇ・・・・こんなとこも・・・感じんのか・・・・
俊は面白そうに、その行為を繰り返す。
「や・・・はぁ・・・あん・・・やぁ・・・・だめぇ・・・・・」
蘭世は抗うが、俊はお構いなしだ。
「気持ち・・いんだろ・・・・ほら・・・・ここ・・・・すげぇぜ・・」
蘭世の下着はその意味をなさないほど濡れていた。
「ち・・・がう・・・・そん・・・な・・・こと・・・」
「あるだろ?」
俊はようやく蘭世の下着をおろし、足から抜いた。
「・・・?・・・」
急に俊の動きが止まった。
「さて・・行こうか・・・先は長い」
俊は蘭世に服を整えさせた。蘭世はもじもじしながら俊を見た。
「なんだ?」
「・・・返して・・・」
「何を?」
「・・・その・・・・」
「そのままにしてろよ、どうせ誰もみねぇんだから」
・・・みせるわきゃねぇだろ・・・・
「だって・・・・・」
俊はそれ以上取り合わず、車を発信させた。
林檎さまと新婚作者さまの競艶、まってました!!
王子様対決、素敵です。
>林檎さま
アロンの淫らな言葉攻めいいですわ〜。
フィラがもうメロンメロンですね。
>新婚作者さま
>俊に躾られた体は言うことを聞かない
ここなんだか萌えてしまいました。
蘭世ったら真壁くんに時間と場所を問わず開発されまくっているのねv
>俊に躾られた体は言うことを聞かない
同じく、ここに萌え〜。
続き、早く読みたいよー。
レスのカウンターが一つでも増えてるとつい見てしまう(ww
ほしゅ。
ほしゅー
林檎タン、新婚作者タンの登場を禿げしくきぼんぬ
830 :
名無しさん@ピンキー:02/08/29 11:39 ID:GdKtVm/m
同意。がんがってー!
すみません、ageちまいました……豆腐のカドに頭ぶつけて逝ってきます
832 :
新婚作者:02/08/29 22:37 ID:RO9XK84A
まず、はじめに
すいません
発信じゃなく発進です。
前回最後の行。ミスだらけ。ごめんなさい。
それでも読んでくれる人がいるってうれしいですう。ありがとうございます。
では続き・・・
車はエンジン音を響かせながら、快適に進む。
その中で蘭世一人がどことなくぎこちない。
俊はまぶしさを避けるためにかけたサングラスの下で、そんな蘭世の様子を
伺っていた。
・・・どうしよう・・どうしよう・・・・
ここは車の中、横にいるのは俊だけ・・・だけど・・・・・
「お茶、持ってきてるか?」
「・・う・・・う・・ん!!麦茶?ウーロン茶?」
「どっちでもいい」
後ろのクーラーボックスから缶を取り出そうと体を後ろにひねる。
蘭世の背中越しに下着を取られたヒップラインがわかる。
・・・・まぁ・・・これからか・・・・
そんな不埒な考えを俊が持っているとは露とも思わない蘭世はプルタブを上げ
飲みやすくしたドリンクを俊に差し出した。
「はい」
「サンキュ」
まっすぐ前を向きながら、受け取った。
・・・・大丈夫かな・・・・その・・・すけたりしないかな・・・・・
しばらく車を走らせると、俊はシーサイドにあるイタリアンレストランの
駐車場へ入っていった。そうして入り口から遠くのところにとめると
「ここ、美味いらしいんだ。知り合いが言っててな・・・」
俊は蘭世に降りるように促し、自身もドアを開けた。
蘭世が降りると風が通り抜けた。
「きゃっ!!!」
「どうした?」
「・・・あ・・・あの・・・・ね・・・」
「早くこいよ」
「・・・うん・・・・」
スカートを気にしながら蘭世が歩いてくる。俊はそんな仕草にとてもそそられる。
蘭世を待って、そして一歩先を歩かせる。風で布地が体にまとわりつき、ラインがあらわになるのを背後からながめ、ご満悦であった。
アプローチの階段をのぼりドアをあけた瞬間、風が吹き抜け、蘭世のスカートの後ろを跳ね上げた。
「・・いやっ!!」
俊はあたりに人がいないことは確認済みだったので、その光景をなすがままにさせた。
「・・もうっ・・・・いや・・・」
顔を真っ赤にして蘭世は俊をにらんだ。
「あんまり変な顔してっとばれちまうぜ、いいのか?」
「・・・いじわるっ!!」
俊の腕にしがみついてレストランに入っていった。もちろん、そこから先は俊の力でおさえていたが。
「あーおいしかった!!」
「そうだな。今度あれ、家でも作ってくれよ」
「うーん、おんなじ風に出来るかな?」
「できんじゃねぇか?」
「わかった!!やってみるね、でも失敗しても・・・」
「別に、食えるようにしてありゃいいよ」
ゆっくりと歩きながら、車へ戻り俊はエンジンをかけた。重低音とともに心地よい揺れが感じられる。
スムーズに発進させるとシーサイドを再度巡っていった。
揺れに誘われて蘭世はいつしかうとうとしている、俊はちらりと横目で見るとそのまままた前方を見据えた。
1時間ほどたっただろうか、蘭世は車が止まっていることに気がつき眼をさました。
運転席には俊がシートを倒して横になっていた。
・・あ・・・眠ってる・・・・
蘭世はそっと俊の髪に手を伸ばし、優しくふれる。
・・・きれいな・・・寝顔・・・・
明るいところで見る俊の無防備な寝顔、これを見ることが出来るのは自分一人と思うと気持ちが溢れてきて、思わず蘭世は軽くキスをしてしまった。
「・・あ・・・・」
あわてて唇を離し俊を見ると、規則正しい寝息だけが聞こえた。
・・・・良かった・・・起きてない・・・
蘭世は自分もシートを倒し、しばらくぼんやりしようとしたその時、俊の腕が蘭世を捕まえた。
「・・え・・・?」
倒したシートにそのまま押し倒され、蘭世はなにがなんだかわからないまま、俊の口づけに応えている。
・・ねねねね・・・寝てたんじゃなかった・・・の・・?・・
俊は深い口づけをしながら、片手は蘭世の腕を、そしてもう一方は蘭世のスカートの中をまさぐっている。
「・・や・・だめ・・・っ・・!・・」
蘭世は拒絶の声を上げる。
・・・だめ・・・このままじゃ・・・こんな・・・
俊の指は確実に蘭世の秘所にたどり着いた、そこは溢れんばかりの蜜をたたえていた。
「・・・こんなに・・・なってるぜ・・・」
「・・・・・・・」
蘭世は真っ赤になって目を伏せる。
「・・今だけじゃぁ・・・ないよな・・・・」
そう、蘭世の体は下着を取り去られ、羞恥心からずっとそこにうずきを感じていた。
見られていないか、透けていないか、そういった全ての刺激が蘭世の官能に火をつけていた。蘭世のその反応を満足そうに眺め、俊はさらに続けた。
「今日は、ずっとそうしてろよ、返してやんねぇから」
「・・・やっ・・・・」
俊が耳元でささやきながら、指先で火照る部分をはじく。びくっと蘭世の体がはねる。
「・・感じてんだろ・・・このカッコ・・・・・」
・・・そんなこと・・・ない・・・・・わ・・・
蘭世は心で思った、うらはらに体が裏切りの歓声をあげる。俊の愛撫を待ちわび、そこは指をなんなくのみこみもっととせがむ。
蘭世は俊の背中に腕を回しきつく抱きつこうとするが、俊は快感のため薄ピンクに染まった体を目で楽しむため、許さない。
はだけた胸元に以前つけたキスマークが消えかかっているものを見つけ、改めてそこを強く吸う。
「・・あ・・・ああぁ・・ん・・はぁ・・・ん・・・・」
蘭世の指が空を探す。それを捕まえ押さえ込む。
俊は蘭世のワンピースのポケットを探り、ハンカチを取り出すと、それで蘭世の両手を縛った。
「・・や・・・そんな・・やめて・・・・」
「・・・・・・」
俊は蘭世の訴えを聞かない。前ボタンを全て外すと俊は蘭世の全面をあらわにする。
ブラをずりあげ、可憐なつぼみを口に含む。そこは俊の舌先で転がされ固くしこっていく。
「・・・はぁ・・ん・・・んんはっ・・・あん・・・やぁ・・・」
「・・されたかったんだろ・・・・?・・・こんな風に・・・」
「・・や・・ちが・・・・」
「・・・なぁ・・・・?・・・」
蘭世の言葉はすでに意味をなさず、体だけが正しい答えを俊に教えている。
俊の一つ一つの行為が蘭世を快楽の中へと引きずり込む。俊は蘭世の片足を大きく上に持ち上げ、敏感なそこを開いた。
「・・だめぇ・・・お・・ねがい・・・やめて・・・・」
俊の指がそこへ埋め込まれる。一本、二本・・・そして三本。
「・・くぅ・・・ぅ・・ん・・・・あ・・・」
指先は蘭世の中を縦横無尽にかき回す、そのたびに蘭世の奥から熱い蜜が溢れてくる。
車内は淫蕩な空気に満ちている。蘭世のそこから立ち上る香り。
俊の脳天をしびれさせ、感覚は鋭敏に蘭世を求め、やまない。
「・・や・・あ・・あ・・ぁ・・ぁあああ・・ん・・んん・・・やぁ・・・あっ!!」
蘭世の奥がきゅうとしまり、がくっと痙攣を起こした。
837 :
新婚作者:02/08/29 22:44 ID:RO9XK84A
本日はこれまでにいたします。
すいませ−んめちゃSMチックです。
まだ、暴走予定です。
嫌な方ごめんなさい。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>新婚作者さま
Sちっく真壁くん、ブラボー!!
これからもどんどん真壁くんには暴走しまくって欲しいです(w
>>新婚作者様
最高です!!このくらいのSちっく真壁くんが一番好きです!
(゚∀゚)イイ!!
「・・・・・・」
・・・いったか・・・・まぁ・・・・
俊はぐったりしている蘭世の戒めをとき、そのままシートに横たえた。
蘭世は直に正気を取り戻した。
「・・あ・・・あの・・・・ねぇ・・・」
服の乱れを直しながら蘭世は俊に問いかけた。
「大丈夫か?」
「うん・・・」
「じゃ、出発するか、まだ目的地は先だ」
「どこ・・向かっているの?」
「さぁてねぇ・・・」
俊は素知らぬ顔で再度車を走らせはじめた。今夜の宿まであと少し。
それから小一時間も走っただろうか、そこは見覚えのある空間。
「あ・・れ・・・ここ・・・」
「ああ、泳ぎに来たところだ。」
各コテージは独立して建っており、さらに遠くにホテルが見えた。
「今回はあっちだけどな」
「こういう風になっていたのね。」
「ああ」
俊は速度を落としてゆっくりと車を走らせる。ちょうど太陽が傾きかけ夕焼けが海面に映りオレンジ色のきらめきが広がる。蘭世は魅入られたように窓を開けた。
秋の気配のする風が車内に流れ込んでくる。俊はエアコンを止めた。
そうしているうちにホテルのエントランスへと車は到着する。
「
「え?ここって予約・・してるの?」
「ああ、まあな」
蘭世がうたた寝をしている内に俊はрナの予約を済ませていた。
「いらっしゃいませ」
「いらっしゃいませ」
「ようこそわがホテルへ」
ドアマンやベルボーイが走り寄ってくる。
「予約している真壁だが・・・」
ホテルの中へいざなわれる二人。俊は車のキーを預け、蘭世を促した。
簡単にチェックインを済ませ、部屋へと案内される。
「わ・・・ぁ・・あ・・・き・・れー・・・」
車から見えた夕焼けが窓いっぱいに広がっていた。俊は荷物を受け取り、ホテルマンを下がらせた。窓からバルコニーへ出た蘭世に近づくと、
「気に・・いったか?・・・」
「うん。さいこー!!あ、ねぇほらここから砂浜に降りれるのね。いってみない?」
「そうだな・・」
俊の手を引っ張りながら蘭世は歩いていく。少しほほえみながら俊は蘭世を見つめる。蘭世が見つめ返すと照れたようにすぐそっぽを向いてしまうのだが。
「ふふふ・・・」
「どうした?」
「ん?あのね、・・・・ありがとう・・・」
蘭世は素直に感情を俊にぶつける。
・・・あんまりそう・・・感謝されても・・・・・
俊のよこしまな考えなど知る由もない蘭世はただただ喜ぶばかりだった。
しばらく蘭世のなすがままにさせておき、夕日が完全に海に沈むのを見届け部屋へ戻った。
この時蘭世はすっかり忘れていた事が一つあった。
「シャワー浴びたら食事に行こう」
「わかった、じゃ先に浴びるね」
蘭世がバスルームへ行くと俊は荷物の中から、あるものだけを抜き取った。
・・・・ない・・・・・・そうだった・・・・・
バスルームに行きその時蘭世は改めて自身が下着をつけていなかった事を思い出した。
シャワーを急いで浴び、俊と交代して部屋の鞄を探った。
・・・・どうして・・・・?・・・入れてきたよ・・私・・・・
そう、俊が隠したものは蘭世の下着全て。蘭世は俊があがってくる気配を感じ、あわてて服を着た。
「・・・暑く・・ないか?・・」
「へへへ・・平気よ、だって・・エアコン効いてるもの・・・・」
蘭世のあわてぶりに俊は内心笑いが止まらなかったが、そこはそれ、ポーカーフェイスで乗り切った。
「じゃ、ちっとまってろ。すぐ俺も着替えるから、シャツくれるか?」
「あ、ええ。」
簡単に着替えると二人はレストランへと向かう。そのみちすがら蘭世はもじもじしながら歩いていた。
「どうした?」
「あ・・・ううん・・なんでもないの・・・」
言い出せないでいる蘭世のその姿は何とも俊の欲望をそそったが、メインディッシュはまだ後のおたのしみである。
夜の海が見えるその店で寄り添って食事をする二人。俊の手が蘭世の腿の辺りを動く度、蘭世は心臓が跳ね上がりそうになる。
「うまくねぇか?」
「・・・え?そんなこと無いよ、なんで?」
「いや、なんか心ここにあらずって顔してるぜ」
「そんな・・ちょっと・・酔ったかしら・・・?」
「じゃ部屋帰るか?」
「・・うん・・・そうして・・・」
俊は手早くレシートにサインをすると蘭世を連れて店を後にした。エレベーターに乗ると俊は蘭世の耳元に口を寄せ、ささやいた。
「酔ってないだろ?」
言葉と同時に蘭世の腰を抱く。
「・・・感じてんだろ・・・?」
俊の指が蘭世の腰から下へとつぅっと下がる。
「・・や・・・だめ・・・こんな・・・」
「・・どこでなら・・?」
「・・・・・・」
俊の指が妖しく動く。
「・・ん・・・?」
「・・・・ゃ・・・で・・」
「聞こえねぇ・・・」
「部屋で・・・・なら・・・・」
エレベーターがつき、部屋へ入ると俊は蘭世を出窓へと座らせる。
「・・や・・・だめ・・・」
「ここも・・『部屋』だぜ・・・・」
スカートをたくし上げるとそこになにもつけていない蘭世のそこがあらわれる。
「・・・・すげぇな・・ここ・・・溢れてるぜ・・・・・」
差恥にふるえる蘭世に追い打ちをかける。
「感じてんだ・・・こうされると・・・・」
「・・だ・・・って・・・あ・・なたが・・・・」
俊の指がそこを押し広げる。ぬらぬらと蜜が光を放つ、月光を浴びて。
ぴちゅ・・・
俊の舌がそこを舐め上げる。
「・・や・・・ぁ・・・あ・・ん・・・・」
「ここ・・・・いいだろ・・・・・」
すでにもう十分に潤いを満たしているそこは俊を待ち望んでやまない、俊の雄の象徴も怒張していた。俊は蘭世の腰を支えるとそのまま自身をあてがい、一気に貫いた。
「あああ!!だめ・・・・やぁ・・・・」
「欲しかったんだろ・・・これ・・・・・昼間から・・・・」
蘭世の背中が反り返り、俊のそれに違った刺激を与える。
「・・ふ・・くぅ・・ん・・・あぅ・・ん・・・・」
蘭世のそこを押し広げ入っているそれは奥まで突き、蘭世の体を燃え立たせる炎。
灼熱のそれは蘭世を狂わせ、理性を奪い、ただ求めあい、与えあう愛情を感じる。
その姿勢のまま二人は絶頂へと達する。
俊は蘭世の服を脱がすと抱き上げバスルームへと進む、先にバスタブへ蘭世をいれ、自分も服を脱ぎ捨て一緒に入っていった。
蘭世は俊に支えられながら湯船で揺らいでいた。俊のたてる水音が遠くに聞こえる。
俊の腕の中で守られ、愛される喜びを蘭世は全身で味わっている。
「・・・あがるか・・・?・・」
「・・ん・・・」
俊は蘭世を先にあがらせた。後からあがった俊が見たものは眠りについた蘭世の姿だった。
「・・・ったく・・・・」
・・・・夜はこれからだってのに・・・・
ため息をつきながら俊は第2の作戦を開始した。
翌朝、蘭世が目覚めたのは太陽があがりはじめた6時過ぎだった。カーテンは開け放され、
俊はバルコニーに出ていた。
「俊?」
「起きたか?」
「うん」
ベットから出ようとしたとき蘭世は初めて自分が不自然な格好になっていることに気がついた。
「え?」
ベットの柵に腕が縛られていた。
「なん・・・で・・?・・・」
俊がゆっくりと近づく。
「・・ね、ねぇ・・・これ・・なぁに?・・」
「ん?どうかしたか?」
「あ・・あのね・・・これ・・・」
「ん・・ぁあ、それか・・・それはな・・・」
俊がゆっくりと褥へ近づいてくる。蘭世の横へ腰掛けるとほおへ口付けながら言い放った。「これから、楽しむためだ・・・・」
蘭世の恐れの感情が俊に流れ込む。
「怖いことはしない・・・だから・・・・俺に任せてみろよ・・」
俊はささやきながら蘭世の上にかかるシーツをはがした。昨夜バスローブのまま眠ってしまったため、俊によってそれははずされており、一糸まとわぬ姿となっていた。
「・・・や・・ぁ・・・・」
恥ずかしさに蘭世の体から熱が放出される、俊はあくまでもやさしく蘭世に何度も口付ける。いつも蘭世に与える安らぎがそこにある、危ういばかりのアンバランスが蘭世の感情をかき乱している。
・・・・なんで・・なんで・・・こんな・・・・
混乱しながらも体は敏感に応じ始めた。心の奥底で望んでいたことだったのかもしれない。自身も知らない心の奥底で望む秘め事、夏の名残の太陽が二人のベッドを照らし始める。
848 :
新婚作者:02/08/30 20:53 ID:xNxs9bdN
長くなってしまう・・・・
いやその・・・一回にうpする量があまり多く出来ない。
「改行が多すぎます」のエラーがでるので・・・・
まだまだ続いてしまう・・・・
実はこれからが鬼畜と化す俊が見られます。
ええ、そりゃもう。(^^;)
1ヶ月近く練りこんで溜め込んでしまったので
一気に長編化してます。
明日とあさっては休みなんで書いてます。
ある程度かけたらうpします。
それでは今夜はここまでで・・・
>新婚作者様
おおーう。真壁くんがそのイニシャルに恥じない(笑)行動に
出てますね〜
これから鬼畜と化した真壁くんに躾られる蘭世期待しております
今後に期待あげたいがさげ
851 :
林檎:02/08/31 02:55 ID:W1j156V/
お久しぶりの、林檎です。
ひゃ〜、凄いですねえ(うっとり)<新婚作者様
真壁君たら、えっちだわv鬼畜だわvvでもそれは蘭世にだけなのねv
そこが萌えポイントです。
作者様、もっともっとぉv
そして私はこんな時間まで本業を…。妄想にかまけて(w
溜め込んでたのが悪いんですけども…。
週明けには復活したいなと思っています。
新婚作者様とW王子合戦が出来るうちに…(w
レスカウンターの伸びが大きいのはうれしいです(w
新婚作者様も林檎様も次のうp楽しみにしてます。(゚∀゚)v
「・・あ・・や・・ぁ・・・んん・・・はぁ・・ん・・」
蘭世のほおに触れ、まぶたに口付ける。手は体に沿って指先でなでる。傷一つない蘭世の体を見るにつけ、その体に証しを残したい衝動に駆られ、少しきつく胸をつかむ。
「・・・・お・・ね・・がい・・・カーテン・・・しめて・・」
「だめだ・・・・このまま・・・・」
「・・だ・・・ぁ・・って・・外・・から・・・」
「誰も見やしない・・・」
・・・・見せるわけが無い・・・・俺の・・・なんだから・・・・
俊は執拗に全身をまさぐりつづける。蘭世は自由にならない体をもだえさせる。その格好がますます俊をかき立てる。
「・・あ・・・ぁ・・・ん・・・やぁ・・・ん・・ふ・・・くぅ・・・」
太陽の光の中でますます白さが際立つ蘭世の肌、そこに残る無数の赤いしるし。俊のものである烙印。あくまでもやさしく蘭世を攻め続ける。
そのとき、部屋のチャイムが鳴った。
「・・やっ・・」
俊は蘭世にばさりとシーツをかけるとバスローブを羽織り、入り口へ行くとドアを開けなにやら話をしていた。しばらく後、戻ってきたときその前にルームサービスのテーブルを運んできた。
「・・食うか?」
「・・・うん・・・」
昨夜は緊張して殆ど食べていない蘭世はおなかがすいているのは確かであった。俊は蘭世の返事を聞くと旧式のトースターにパンを入れ焼き始める。しかし蘭世の手をほどく様子は見られない。
「・・俊?・・・」
「食わしてやるからそのままだ」
「・・・や・・・そんな・・・」
俊は口にグレープフルーツジュースを含むと蘭世に口移しで飲ませる。
「・・・こぼすなよ?」
「・・・自分で・・・食べたい・・・」
「だめだな・・・」
俊は繰り返し蘭世へ食べさせる。蘭世はおとなしく俊に食べさせられるままにするしかなかった。
「・・・美味いだろ・・?」
「味なんて・・・わかんないよぉ・・・いじわるぅ・・・・」
蘭世は半分泣きそうになりながら俊に訴える。
「そうか?俺は美味いけどな、おまえに食わせてると」
笑みを浮かべながら俊はいい、蘭世の食事を続ける。そうしてあらかた無くなったテーブルを廊下に出すとカードを下げて部屋にチェーンをかけた。
ベッドの上に座り込んだ蘭世を見て俊は内心舌なめずりしながら、
「・・・・蘭世・・・・・・」
落ち着いた声で声をかける。
「・・俊・・・お願い・・・・これ・・ほどいて・・・・」
「・・・・そうされるほうが・・・気持ちいいんだろう?」
「・・・・そんな・・・・」
「いつもと違うぜ・・おまえ・・・初めて見たよ・・・あんな・・」
蘭世は強く否定できない自分に気が付く。
・・・・そんなこと・・・・ない・・・・も・・の・・・・でも・・・・
体が自分の言うことを聞かないのも事実だった。俊にあんなふうにされていつもと違うのは違う場所だからだとばかり思っていた、でも・・・・・
蘭世の戸惑いを感じながら俊は後ろ手にもったタオルで蘭世に目隠しをした。そうしてシーツを再度剥ぎ取った。
「・・覚悟・・しろよ・・・・・今日は・・・・」
・・・この部屋から一歩も出ねぇ・・
快楽の海に一歩踏み出した。
俊は小さなビンを開け中身を蘭世の体に落とした。
「や・・・・なに・・・?・・・・」
「・・さぁ・・・・でも・・・これとおまえ、どっちが美味いかな・・・?」
粘性の高い液体が蘭世の胸に流れそれを俊の舌が舐め取る。体から甘い香りがあがる。
「・・・ほら・・・」
指についたそれを蘭世に舐めさせながら、俊の舌は蘭世の全身を這い回る。
「・・・あ・・・ま・・い・・・」
周りがなにもみえない蘭世は次に俊が何をやるか想像もつかない、それでも体に感じる俊は確かだったから、それにすがる。俊の指を咥え、舌で舐め取ったそれは蜂蜜だった、朝食についてきたものを俊は蘭世ごと食べていた。
・・・・・どっちも・・うめぇけどな・・・
「・・う・・・ふぅ・・・く・・んん・・・・あ・・・ぁ・」
蘭世の反応はいつもより激しく、少しのことで大きく快楽の波にのまれている。俊はさらに先にすすめる。体中の蜂蜜を舐め取りながら、蘭世の足を大きく割る。
「・・や・・あ・・・・み・・ないで・・・」
蘭世がそう叫ぶのはむりない、花園は蜜をシーツに滴り落としていた。俊はその光景を飽くことなく眺めたかった。片足を自分の肩に持ちあげそこを閉じれないようにした。
「・・い・・やぁ・・・・だめぇ・・・・や・・・」
声は否定するも体は正直に俊を欲しがる。
「・・・・ほんとに・・やめて・・・欲しいか・・・ほら・・・・・」
俊が指先でそこをつつくとひくつき、吸い込もうとする。
「・・ひぁ・・ん・・あ・・・んん・・・」
「・・正直だ・・・・こっちのほうが・・・・」
見えない分敏感になっている体は俊の愛撫に顕著に反応を示す。俊は指先で蜜をすくうと蘭世の口元へ運んだ。
「・・う・・くぅ・・ん・・・」
蘭世は舌先で俊の指をぴちゃぴちゃとなめる。分身を舐められているようで俊の背筋にも電流が走る。蘭世の体はいつに無く敏感で俊の一つ一つの動作に呼応する。
・・・へ・・ぇ・・・・・・・
俊は蘭世の体にのめりこむように愛撫を続ける。蘭世が波に流されるように俊もまた蘭世の中に流されていく。
蘭世の足の指を一本一本口に含み軽くかんだりと蘭世を思うがままにいたぶる。
そのたびに恥じらいを含んだ嬌声が上がる。足首からふくらはぎ、膝の裏へと舌を這わせ快感を掘り起こす。空調は完璧のホテルの部屋で二人の体からは汗がふきだし、真っ白いシーツへと吸い込まれる。
「・・・・だ・・・めぇ・・・・も・・お・・・・・」
蘭世のひときわ高い喘ぎ声とともに背中が反り返り、がくっと体が震えた。
・・・・いったな・・・・・
俊はそう感じたが蘭世の体への愛撫を止める様子は見られなかった。
今度は蘭世の足首を両手で固定し、その中へ頭を埋め蘭世の蜜を味わい始める。
「・・あ・・はぁ・・あ・・・ん・・んん・・はぁ・・・・」
蘭世の熱にうかされたような喘ぎ声といやらしい水音とが交じり合い、蘭世の耳に届く。
・・・や・・あ・・・・わ・・たし・・・ああ・・・だめ・・・・・
眼をふさがれ、他の感覚が鋭敏になった蘭世はその音が快感をよりいっそう
高めていることを考えられない。俊の愛撫もいつも以上に敏感に感じられてしまう。蘭世の中はこれ以上無いほど高まっているのに俊は開放する気はさらさら無かった。
「・・あ・・ん・・はぁん・・・しゅ・・・ん・・・ああ・・・・」
蘭世の口から切れ切れに声があがる、俊の攻めはさらに続く。
「・・つらい・・か・・?・・・」
初めて俊は聞いてみるが、蘭世は声も出せずただ、体で違うと叫んでいる。
妖しくくねるウェスト、誘うようなヒップが俊の眼前にさらされている。
上気した胸は激しく上下してその先は固くしこっていた。
「・・く・・ふぅ・・・ん・・・ぁ・・・ああ・・・ん・・・」
俊の舌先は蘭世のそこへねじ込まれ、中でうごめく。
「・・ひ・・・ん・・・あ・・・ぁ・・・はぁん・・・・あん・・・あ・・・」
腰を浮き上がらせそれから逃げようとするが俊は執拗に追う。
蘭世の動きに合わせて動くものだから蘭世はたまらない。
その動きは結局俊の行動を助長し蘭世は快感を与えられるだけ。
「・・・あ・・・は・・ん・・・・ん・・・・い・・・ん・・」
俊は指を添えて蘭世の中をかき回した。それをいくらもしないうちに
蘭世はたちまち絶頂に登りつめていった。
「・・は・・はぁ・・あ・・・」
蘭世の絶頂を見届け、俊はここで目隠しだけをはずしながら、深い口付けを与える。
舌を絡めあい、互いの熱い息を交わす。うっすらと蘭世は目を開けるとそこに俊のやさしい瞳が見える。
「・・どうしたい・・?・・」
俊は意地悪く蘭世に問い掛ける。俊の手はあいかわらず蘭世の体をもてあそんでいる。しこった頂点をはじき、腰を抱く。太ももに熱い高ぶりを押し付けて。
「・・・・・・」
蘭世の答えが無いのをいいことに俊はさらにいたずらを続けた。高まった体は俊の指を難なく受け入れる。あふれる蜜をかきだすように指先は中で動き回る。
「・・あ・・・や・・・あ・・・・はぁ・・・・ん・・・や・・・・」
「・・・そうか・・?・・・」
俊は激しく指を出し入れする、まるでそれでするように。
「・・はっ・・あ・・・はぁ・・ああ・・ああ・・ん・・・ああ・・・・」
すぐに再度の絶頂へ導かれてしまう、蘭世は禁断のことばを口にする。
「・・・お願い・・・して・・・・」
消え入りそうな声で訴える蘭世のその眼は俊のサディスティックな部分をそそった。
「・・まだだ・・・」
俊は蘭世の口元へ分身を持っていき促した。蘭世はそれを咥え、舌を這わせる。
何度となく俊に言われるままにしたその行為を今なお、あまり得意ではない、
が今日は熱病のようになっている蘭世はいつもより激しく舌を動かしていた。
「・・く・・・・」
・・・・・今日・・・・こいつ・・・・
俊は蘭世の頭を押さえると自身で腰を動かした。
「・・んー・・んん・・・ん・・・・・・」
苦しそうに眉根を寄せながらも出そうとしない蘭世に愛おしさをそれと
もっと攻めたいという感情が入り混じる。爆発寸前で口から抜くと
蘭世の手をベッドの柵からはずした。
「・・・?・・・・」
俊はベッドの上にあぐらをかきその上に蘭世を置きながら貫いた。
「あ・・・あ っ・・・くぅ・・・」
俊の雄雄しいそれが蘭世の中をいっぱいにする。
「・・眼ぇ・・あけろよ・・・ほら・・・・」
部屋の鏡に二人のあられもない姿が映し出されている。
「・・や・・・・」
眼をそむけようとする蘭世の肩に頭を乗せ、
「・・・こんなに・・・なってるぜ・・・ここ・・・・」
俊はわざと卑猥に蘭世を攻め立てる。M字に割られ、足を上下に揺らされ
蘭世のそれは擦られ快感を呼び起こしどうにもならない。
「・・ちゃんと・・みろよ・・・・」
俊の言葉に蘭世は従順に従う。恥ずかしさから俊のひざで開かれた両足の間を
隠そうと腕を前に落としかけたとき俊はその腕を後ろにまわしそこで再度括った。
859 :
新婚作者:02/08/31 17:00 ID:9zEt+xNw
・・・・・・・うちの俊は愛ある鬼畜ヤロ−ですね・・・・
冷や汗満載。
恐ろしく長く書いているようで・・・・
まだ続くんです。
だ・・・大丈夫でしょうか?
GOGO!!
861 :
:02/08/31 17:19 ID:5SxLXwi5
>新婚さん
最高ーーーーーーーーーー!
もっと続いて!
>新婚作者様
愛ある鬼畜真壁くん堪能させていただいております。
ハチミツ蘭世をおいしそうにいただいていた真壁くんがナイスv
続き、楽しみにしております! どんどんやっちゃって下さい(w
>林檎様
子悪魔王子様のお話しの続き、お待ちしておりますv
読んでいるだけで濡れてキタ-⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y(。A。)!!!
もっともっとぉ〜お・ね・が・い(はぁと)
864 :
新婚作者:02/08/31 20:24 ID:b+VagZ5Q
蜂蜜とジャムと生クリームと悩んだんですが蜂蜜がなんか
粘性が高そうですんで。
妄想の発酵具合はにおいたってそうな私のこれ。
困ったものだ・・・・。
また、今夜か明朝にでも書き進めればうpします。
キタ━キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
新婚作者タンマンセー!!!!
ヤク中患者ならぬ新婚作者タン中毒!!!
は、、、はやくつづきをみたい がんがれー
「・・やぁ・・・やめて・・・いや・・・・」
「・・・・・・」
抵抗などものともせず俊は縛り上げると蘭世の耳元へ口付けながら
「・・・・・しまってきてるぜ・・・なんでだ・・・?」
「・・・・や・・ぁ・・・そん・・な・・・・・」
「・・・されたいんだろう・・・?・・・こう・・・」
・・・・違う・・違う・・・そんなこと・・・・
さっきよりも強くそこに俊を感じる。否定など出来ようも無い。
自由の利かないもどかしさが蘭世の胎内に大きな嵐を巻き起こす。
否応もなく体は反り、快楽を産む。
「や・・・ああん・・・ん・・・・はぁん・・・あん・・・・は・・・・」
俊は腰を動かしながら蘭世の胸を強くもみしだく。びくんっと反応を示し、
俊の方へ頭をそらす。
「ああっ・・・はっ・・・ん・・・・ん・・・」
蘭世の感覚はすべて俊に向って感じている。俊は懸命にこらえている蘭世が
いとおしくてならない。そしてさらなる快楽に蘭世を導きたいと願う。
自身の快感は蘭世とともにある。だからこそ、蘭世が知らないそれを教えこみたい。二人でいっしょに・・・・。
「・・・・くっ・・」
蘭世のそこのひくつきが俊に爆発を呼び起こそうとする。いつもより激しく
そこは俊のそれにからみつく。俊は蘭世の秘部にはまっている分身の横に
指を一本突っ込んだ。
「あーっ・・・やぁ・・・・あ・・・は・・・」
指先は中で蘭世のある一点を攻める。
「あ・・はん・・ああ・・・だめぇ・・・・・やめてえ・・・・いや・・・・・」
うつむき加減で頭を激しく振り蘭世は快感をこらえている。俊はさらに親指で芽を押さえる。
「ああああああん!!!」
分身と指を追い出すようにそこが締まり、蘭世はがくんと失神した。
俊は蘭世の体を貫いたまま、蘭世が眼を覚ますのを待った。
蘭世のそこは本人の意識が無いときでも不思議なほどうごめき、俊を包み込んでいた。
俊は蘭世の首筋にキスをしたり、胸の頂点をいたぶりながら蘭世の回復を待った。
体に触れる俊の指先は蘭世の意識を取り戻すのに十分なようだった。
「・・あ・・・・・あ・・・」
俊の方をむこうとして下半身の異物感に気付く。
「・・・どうだ・・・・?・・・」
差恥に顔を赤くしながら蘭世はうつむく。そんな蘭世の中から一度分身を抜くと
蘭世を自分の方へ体ごとむかせ、再度差し入れる。
「・・やぁ・・・・も・・う・・・だめ・・よ・・・・」
「・・・そうか?ここはそんなことないみたいだなぁ?」
赤く充血しきったそこは俊を迎えいれ、引くつきはじめる、蜜をあふれさせながら。
「・・・あ・・・ん・・・・・」
俊は蘭世に口付け、腰を抱き、背中を愛撫する。
「・・ふ・・くぅ・・・ん・・・・」
俊に抱きついてしまいたいのに、両手を括られていてはどうにもならない。その仕草は俊をそそっているのに気が付かない。俊の唇は蘭世の可憐な乳首に吸いよせられる。
「・・あ・・・はん・・ん・・・」
しこりきったそれを吸い、軽くかむと蘭世の体に電流が走る。
「・・あ・・ん・・・・ん・・・・・・」
俊の顔が見える安心感から蘭世の反応は少しずつ変わっていた。
「・・あ・・ぁ・・・あっぁああ・・・・ん・・はぁ・・・」
俊の指は腰から緩やかに下へと降りている。割れ目部分を両方からわしづかみにし開く。
「・・・はぁん!!・・あん・・あ・・・・」
一瞬蘭世のそこが開くがすぐに俊を求めて締まる。その感覚の違いは俊を有頂天にさせ、更なる攻めにつながっていく。
「あ・・・ん・・・・・んん・・・はぁ・・・ん・・・ん・・・」
蘭世は自分から俊の唇を求めるように顔を寄せる。俊は舌先だけで蘭世の唇をつつき、もどかしさを募らせる。自分からこれを求めるように俊は導いていた。
「・・自分で・・動いてみろよ・・・いいように・・・」
俊は蘭世にそういってみる。蘭世は俊の言葉どおりに腰を動かし始める。
「はっ・・あん・・あ・・ああ・・んん・・・あ・・い・・・い・・・のぉ・・・」
蘭世の口から初めて快感を肯定する言葉が発せられた。
・・・待っていたんだ・・・これを・・・・・
いつまでも受身でいるより二人のため快楽に貪欲になって欲しかった。俊だけの一方的だけではないように、蘭世自身が楽しめるように。そのためにはどんなことでも俊はするつもりがあった。
「・・・あ・・・や・・・・」
蘭世は自分から出た言葉を恥ずかしげにしながら声を殺そうとする。
「・・・いいぜ・・・・もっとだ・・・・もっと・・・」
・・・もっと・・・いやらしく・・俺に見せてくれよ・・・・・
蘭世の嬌態をもっと引き出したい、俊の欲望には限りが無い。
唇をかみ締めこらえる蘭世を泣かせたい、俊は自身が限界が近いことを悟った。
蘭世の唇を自分の舌でこじ開け、口内を愛撫し言葉を発せさせる。
「・・あ・・あ・・・・はぁん・・・ん・・ああ・・・あっ!!!」
俊は激しく腰を上下に揺らすと蘭世の中に一気に放出した。蘭世はそこで俊の分身がどくどくと脈打つのを遠くで感じ、奥でそれを受け止めながら自身も絶頂に達した。
俊は蘭世の腕をほどくと抱き上げバスルームへ連れて行く。低めの温度のシャワーを浴びながら蘭世の全身をくまなく洗い上げる。
「・・じ・・ぶんで・・出来るから・・・」
「・・いいんだ・・・・」
隅々まで洗い上げると俊は心で言葉を追加した。
・・・・まだ、開放するつもりは無いから・・・・・
869 :
新婚作者:02/09/01 09:12 ID:SNbFXNPu
えーと今日はここまで、
パートナーが帰ってきてあんまりかけなかった。
今日の午後時間があれば続き書きます。
あーあーさらにやるってか真壁俊!!そろそろ蘭世も限界なんだろうな・・・
妄想はまだまだつづく・・・・
SM=Shun・Makabe いいぞ〜〜〜!!
>・・・・まだ、開放するつもりは無いから・・・・・
うを〜っ!
もっともっと縛り付けて(w下さいっ!!!
(・∀・)イイ!
早く続きが読みたい。ワクワク。
真壁くんの心の声が好きだな〜。871さんのもいいし、あと私的に
『・・・待っていたんだ・・・これを・・・・・』も好きです
続き読みたいですーーーーっ!!
続きまだ・・・?( ´・ω・) ショボーン
バスルームから出てくると、外は太陽が天高く照り海は凪いで遅い夏を楽しんでいるのが見える。俊は蘭世を片時も離さず、抱き上げながらベッドへ戻ってきた。
「・・・ね・・ねぇ・・・あの・・・」
「なんだ?」
「いや・・・そのね・・・」
「ん?」
俊はそのまま海が見えるチェアに座り、蘭世のバスタオルをはずした。
「・・や・・だめ・・・」
窓際に近い場所でのこんな行為は蘭世の羞恥心をあおる。その表情に俊はきた。
「・・んー・・んん・・・」
唇を奪い、抱きしめた手に力がかかる。蘭世は俊が教えたとおりにキスを返しながら体で抵抗を示す。腕で俊を押し返すもそれはわずかばかりの抗いに過ぎない。
「・・やぁ・・・あ・・ん・・・・」
蘭世の体から俊に熱が伝わる。唇をはずし俊は言い放つ。
「ほら・・・・これでもか・・・?・・」
俊は蘭世の足の間へ手を差し入れる。さっき洗い流したはずのそこはすでに新しい蜜であふれ返っていた。
俊に触れられる、ただそれだけで蘭世の体は蕩けてしまう。そう、そういう風に俊は愛してきた、そしてこれからも。
ただこれからは蘭世からも求めさせたい。俊の愛欲はわがままで欲張りだ。蘭世と体をつなげればつなげるほどその欲望は増えるばかりだ。
だからこそ、蘭世が愛しく、そばにいたい。
「・・やあ・・・ん・・・はぁ・・・」
・・・・もっとだ・・・もっと・・・俺を・・・・
「言ってみろよ、してくれって・・・・」
蘭世を巧みに愛撫しながら俊はささやく。
「は・・・んん・・・あん・・・ん・・・」
俊は蘭世の片足を腕からはずし、中心部をあらわにさせるとそこへ指先を這わせた。
ぴちゃぴちゃという音といやらしい糸が日差しに光を放つ。
「・・あ・・・ん・・・ん・・・・・やぁ・・・・・だ・・・・」
執拗な俊の愛撫は蘭世の意識を快楽の渦の真っ只中へ叩き込む。
「・・・あ・・・ん・・・ん・・・・はぁ・・・・あ・・・あ・・」
蘭世の腰のあたりに俊のいきり立ったそれがあたる。その熱さに一瞬蘭世の腰が
浮くが愛撫の波にまた飲まれていく。
「・・ふ・・・くぅ・・・ん・・・あ・・あああ・・ん!!」
感じやすくなっている蘭世はあっという間に一度軽い絶頂を迎えた。荒く息をつく
蘭世をチェアの前に座らせ分身を差し出すと蘭世はすぐにそれを口に含む。
「・・そう・・・そうだ・・・・・舌・・・使ってみろよ・・・・・」
蘭世は言われたとおりに舌を俊のそれに巻きつける。口いっぱいに広がる俊のそれは
蘭世ののど奥まで入れてもあまるほど。苦しげにしながらも俊の言うとおりにする蘭世。
俊は蘭世の髪をなでながら、その甘い舌使いに酔っていた。
そうしてサイドの冷蔵庫からビールを取り出すと一口飲んだ。
蘭世の口から自身を抜き、もう一口口に含み、抱き上げた蘭世に口付けを与える。
「・・・くふっ・・・けほっ・・・」
いきなり流し込まれたアルコールにむせながら蘭世はのどに落とした。
「つめてぇだろ?」
「・・・も・・・う・・・」
俊の膝の上に座らされ蘭世は俊を軽くにらんだ。俊は蘭世を支えていた手を離しかけた。
「きゃっ!」
俊に抱きつくしかない蘭世はちょうど胸を俊の胸板に押し付ける形になってしまった。
「ん?」
「・・・・なんでそんなことするのぉ・・」
「落ちたくないならな・・・・」
俊は蘭世にいう。
「自分でいれてみろよ・・?・・ここで・・・・」
877 :
新婚作者:02/09/03 21:18 ID:i6iLMNR2
続き待っていてくださってありがとうございます。
で、申し訳ありませんがこの続きは週末になります。
明日から本業が残業三昧なの。
長々書いてますがまだお付き合いいただけますようお願いします。
あきれず待っていてください。
>>新婚作者様
真壁くん、最高です!!
続きをいつまでもお待ちしております!
残業三昧でお体を壊されないように気をつけてくださいね。
「はっ・・あん・・あ・・ああ・・んん・・・あ・・い・・・い・・・のぉ・・・」
蘭世の口から初めて快感を肯定する言葉が発せられた。
・・・待っていたんだ・・・これを・・・・
キタ━キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(・∀・)イイ!
(・∀・)イイ!
ホッシュ
ho-syu
俊のそれは張り詰めて蘭世を待ち望んでいる。これは俊のカケだった。いつも受身の蘭世に何とか自分から動くようにさせたかった。
「・・・え・・・そんな・・・・」
「ほら・・・これをだよ・・・」
俊はわざと誇示するように蘭世に見せる。蘭世はためらっている。
「欲しくなってんだろ?ここをこんなにして」
「やぁ・・・!!」
俊の足に滴るほどの蜜をあふれさせているそこの俊の指が動く。
「・・ほら・・・どうする・・?・・」
蘭世を煽るようにそこの指を動かし、俊は蘭世をいたぶるのをやめない。
「・・ふ・くぅ・・んん・・はぁ・・ん・・・・も・・あ・・」
口元に手を当てながら蘭世があえぐ。
「・・・・ほら・・・・」
俊は再度蘭世に促す。ためらいととまどいを含んだ恥じらいを見せながら、
蘭世は腰を浮かした。
俊はあえて自分は動かぬように蘭世に主導権を委ねた。節目がちにそれを自分に納めようとするもなかなか定まらない。
おずおずとそれに手を添えながらようやく入口へ導いた。そしてそこで止まった。
「・・どうした?」
「・・あ・・・その・・・」
あとは浮かせた腰を落とすだけだが、どうしてもそれをするのにためらいがある蘭世。
俊はあせらず蘭世を待った。やわらかいまなざしで蘭世を包みながら。
「・・・・・・・んんっ!!」
蘭世は思い切ったように腰をおろした。俊のそれが蘭世の胎内へ吸い込まれる。
・・・すげぇ・・・いい・・・
俊はカケに勝った。ここで、俊は主導権を奪い返す。蘭世の腰をつかみ上下に揺らす。
「あ・・ああ・・あん・・ん・・・はぁん!!・・・あ・・」
激しく体を揺らされ、蘭世の中の波が荒くなる。我知らず蘭世は俊に合わせて腰を動かし始める。
俊はそんな蘭世に気が付き、腰にまわした手のうち片手を離し、胸を揉む。
「ん・・ふくぅ・・・ん・・・あぅ・・ん・・・」
「・・いいんだろ・・・・・」
一気に蘭世は絶頂を迎えようとしたその一歩手前で俊は蘭世を持ちあげた。
「・・やぁ!!」
蘭世は放り出されるような感覚に襲われ声をあげた。
「・・まだだ!!・・」
蘭世を抱き上げベッドへ運ぶとうつぶせにして腕をまたベッドへ括った。
「・・いやぁ・・・もお・・こんな・・・いや・・・」
「・・いったろ・・・・楽しむって・・・」
・・・二人で・・・・
俊は蘭世を背後から抱きしめる。腰を下から持ちあげると俊は割れ目の部分に
指を添えた。
「・・・・こんなに・・なって・・・嫌も何も・・・」
「・・やぁ・・・いやぁ・・・・みないでぇ・・・・」
腰を落とそうとしても俊の腕がそれを許さない。その姿勢のまま俊はあふれた
蜜の部分に口をつけた。
「・・・あぁぁ!!、だめぇ・・・・そんな・・・・」
俊の舌は蘭世の敏感な部分を捉え、反応を見ながら楽しそうに攻めたてる。
「・・い・・ぁ・あ・・ん・・・く・・・ん・・・ん・・」
蘭世は体を甘くくねらせながら俊の舌から逃れようとするが思うように行かない。
・・・・これだから・・・やめられねぇよ・・・・
俊は有頂天になりながら蘭世を味わう。いくらでも食べれるおいしいフルコース。
アフターディナーはまだ先。
「ああ・・あ・ああ・・ん・・ふぅん・・・ん・・・んん・・・ん・・やっ・・」
蘭世の体が一瞬こわばる、そして反り返りがくんと体重を俊にかけた。
いってしまった蘭世をさらに俊は追い立てる。汗の浮かぶ背中に愛撫を加える。
いってしまった体はわずかな刺激で快楽の波を呼び戻す。蘭世の頭が揺らぎ、
蜜壷からはさらなる蜜を落とす。
「・・も・・・ゆるしてぇ・・・おね・・がい・・・ねぇ・・・」
「・・いいんだろ・・これ・・・」
「・・・・・・・・」
嫌とこたえられない蘭世はいいと答えているのといっしょだ。
「・・あ・・・・ん・・・も・・ぉ・・・・ああ・・・ん・・」
蘭世のあげる喘ぎ声は俊を誘い、酔わす。俊の分身は怒張し今にもはちきれんばかりになっている。
俊は自身を蘭世のそこへあてがうと上下に擦りあげる。
「・・や・・はぁ・・ん・・・ん・・ああ・・あん・・・」
俊の動きに呼応して蘭世の腰が動く。俊は焦らしながら蘭世の快楽を深みへとはめていく。
「・・あ・・・ああ・・ん・・ね・・・・あ・・はぁ・・」
蘭世はすでに限界を超えている、それでも俊の一つ一つの動きで快感を呼び起こされる。
「・・・言えよ・・・?・」
「・・・・あ・・ふぅ・・・くっ・・う・・ん・・・」
俊は蘭世に囁きつづける。
「・・・ほしい・って・・言えよ・・・・」
「・・あ・あああああ・・ん・・・んん・・・はぅ・・ん・・・」
先走りの液を自身に感じながらも俊は蘭世に入れようとしない。
・・・・欲しがらせたい・・・・
羞恥心を自分の前だけでは脱ぎ去って俺を体ごと欲しがって欲しい。欲望の終着点ではなく通過点。更なる快楽を二人で求めるためにも。
「・・・ほら・・・・・」
蘭世のそこは俊を飲み込もうと息づいている。すんでのところでとめられ蘭世はもう半狂乱の状態である。
「・・あ・・・おね・・・がい・・・もう・・・・・許して・・・・・」
「・・・だめだ・・・・・言えよ・・・・」
俊はやさしくひどいことを蘭世に言う。
「・・あ・・ああ・・・・・はぁ・・・ん・・・・くぅ・・・」
堪える蘭世は今まで見たことが無いほど快楽におぼれた表情をしている。
「・・我慢・・・できねぇんだろ・・・ほら・・・・・」
腰を揺すり蘭世を促した。敏感な芽の部分をすりあげられ蘭世はもはや俊の言うがままに言葉を発した。
心からの望みの言葉を・・・・・
「・・・・・お願い・・・来て・・・」
「・・・どこに?・・」
「・・ふぅ・・・くぅ・・い・・・・じわる・・・」
「・・言えよ・・・やらねぇぞ・・・・」
俊自身も爆発が近づいていることは感じていたがそれでも蘭世の言葉を待つ。
「・・・・・私の・・・胎内・・・に・・・」
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
>「・・言えよ・・・やらねぇぞ・・・・」
かぁぁぁーーーーっ!!やらしい!!いいぞ!!
アフターディナーはそろそろでしょうか? 楽しみです
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
新婚作者タンはやくぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
889 :
名無しさん@ピンキー:02/09/09 18:09 ID:R+q/0fuo
かちゅで読めないのは何故
∧ ∧ ∧
( ゚Д゚≡;゚Д゚)<復旧おめ、、、?
/ |
891 :
名無しさん@ピンキー:02/09/09 19:19 ID:nVk43jbX
?
892 :
名無しさん@ピンキー:02/09/09 19:47 ID:nVk43jbX
新婚作者様 最高!早く続きを!
893 :
この人:02/09/09 19:51 ID:wD60Tj4/
894 :
(:02/09/09 19:58 ID:pPqHSo6D
言うやいなや俊のそれが蘭世を貫いた。
「・・ああああー・・・あぅうう!!!」
その一刺しで蘭世は絶頂に達する。全身から力が抜ける。その蘭世の体を支えながら俊はさらに何度も出し入れする。
脱力している蘭世の体を思うがままに攻めたてながらも回復を待ち望んでいる。
俊の動きに合わせて蘭世は感じている。意識も混濁したまま、体だけが先に俊に応えている。
「・・・蘭世・・・・・!・・・」
腰を押さえながら俊は小さくつぶやく。
「・・・・っふ・・・くぅ・・・ん・・・・・」
少しづつ蘭世の反応が強くなる。俊はそのまま蘭世の体をもてあそぶ。
「・・・は・・・ぁ・・・く・・・あう・・ん・・」
蘭世のそこから粘膜の擦れる音が俊の耳に響き、俊の欲望をかき立てる。
そのまま蘭世の背中に覆い被さると両手で可憐なふくらみを背後からわしづかみにする。
「!!あっ・・やぁ・・・」
少し背中が反り返るが、両手を拘束されていて動けない。
「・・あ・・あああ・・んん・・・・ふ・・ん・・・」
俊は腰を打ち付けながら蘭世の胸を荒々しくもみしだく。俊の重さに蘭世の体が崩れ落ち、俊の分身が抜ける。
「・・はぁん!・・・あ・・・ん・・やっ・・・そんな・・・・」
うつぶせになった蘭世の腰だけを持ちあげ、そこだけが強調される体位にさせると俊は抜けたそれを蘭世に埋める。
「・・あ・・はん・・ん・・・・んん・・・くぅ・・・ん・・・ああ・・・」
その格好は蘭世の羞恥心を煽り、俊の劣情を誘う。もっとと欲望は募るばかり。
・・・いいぜ・・・・・もっとだ・・・・
「あ・・・ああ・・・はぁ・・んん・・・くぅ・・・・ん・・・・」
蘭世の表情はますますいやらしく今まで見たことの無い女の顔になっていく。
俊にだけ見せるそれがうれしくてならない。そうしてまだ、満たされないかのように蘭世をむさぼる。
896 :
新婚作者:02/09/10 23:36 ID:mDycwaQk
すいません、今日はここまでです。
先日書き進めた部分がすべてぱーになってしまって
ショック・・・・
また、時間出来次第(週末かな?)うpします。
続き遅くなってごめんなさい。
次ぐらいで終ります。
今回、読むのかなり楽しいwwヘ√レvv〜(^∀^)─wwヘ√レvv〜─ !!!
新婚作者タン負けるな!
期待!!でもsage
>・・・いいぜ・・・・・もっとだ・・・・
そうだー!もっとだー!!(w
続き楽しみにしています。
∧ ∧
>>896「すべてぱー」、お察しするのれす。
(;゚Д゚) <そういえば林檎たんも度重なる強制終了とか。。。
/ つ ぱそこんの神様、マジたのみます!
新婚作者タン、林檎タンの降臨求む保守
「・・・あ・・・ああああ・・も・・・だ・・・めぇ・・・・」
大きく体をふるえさせ、蘭世は再度絶頂にのぼりつめる。ちょうど頂点に登り切ったままさらに上へといくように。
蘭世のそこがきつく俊を締め付ける。
・・・・くっ・・いい・・・・・
俊は自身を解放し、蘭世の胎内に放出する。蘭世は俊のそれを受け止めながらさらなる快楽の波をかぶっていた。
一度いっても俊の俺は勢いを失うことは無かった。蘭世のなかをいっぱいに埋め尽くしている。
「・・・いいか・・?・・・」
半ば気を失いかけている蘭世の耳元でささやくと俊はゆっくりと腰を動かす。
熱く潤っている蘭世のそこはいつでも俊を包み込む。
「・・ん・・・んん・・・・ん・・・・ふ・・・・」
蘭世の唇から切なげなあえぎが洩れる。俊は蘭世を貫いたまま蘭世の体の向きを自分の方へ向かせ手枷を外した。
そのまま自分の上に蘭世を抱え上げる。
「・・ん・・やぁ・・・・こんな・・・・・」
下から見る蘭世の体はまた、違った色気を感じる。
蘭世の正面には鏡。それも自分一人だけが映っている。俊に愛されとろけきった自分の顔が見える。
「・・い・・やぁ・・・・・や・・・・」
俊は蘭世の両胸を下からつかみ、腰をゆする。
「・・や・・やぁ・・・いや・・・・ああ・・やぁ・・・・」
言葉とうらはらに蘭世の腰は俊にあわせて上下する。
「・・・うそつけ・・・・」
俊は蘭世に言い放つ。俊の言葉の通り、蘭世のそこは洪水をおこさんばかりに溢れている。
俊は手を蘭世の胸から外し、片手で支えながらもう片方を蘭世の敏感な芽の部分へ滑らせ、上下しているタイミングを見て指先で捕らえた。
「・・ああ・・・ああ!!・・・はぁ・・・あ・・・」
腰に力が入らないが俊の指先がそこに触れるので腰を上げざる得ない状態へ持ち込まれ、我しらず上下への動きが俊の促しなしに行われる。
揺れるバストに俊の目は釘付けだ。
・・・・いい・・・・
俊は初めての格好に欲望をそそられずにはいられない。
「・・・も・・・ゆる・・して・・・・・」
蘭世が倒れ込んでくる。俊は唇を奪うと背中を抱き自分の腰を動かした。
「・・あ・・ああ・・・あ・・・ん・・・く・・・ん・・・」
逃れようとする蘭世をきつく抱きしめながら俊はさらに激しく動く。
「・・やぁ!!あああ・・・ん・・・・・・」
一瞬蘭世の体が硬直し、全体重を俊にかける。
今日何度目かの絶頂感が蘭世を襲う。それでも尚俊は蘭世を離さない。
俊の体に蘭世の早鐘のような鼓動が伝わってくる。胸板に柔らかいバストがあたる。
首筋に顔を埋め、息も絶え絶えな蘭世を俊は誰よりもいとおしく感じ、だからこそ余すことなく蘭世をむさぼりたい。
本当なら誰にも見せたくはない。人一倍強い独占欲が俊を支配していた。
「・・さ・・てと・・・」
俊は蘭世に聞こえるように声を発した。
「?・・・」
「・・・まだ・・・だぜ・・・俺・・」
「・・・え?・・・・」
蘭世の胎内の俊は自己主張をしている。つながったまま、俊は体を起こす。甘い口づけを蘭世に与え警戒心を解きほぐす。
「・・あ・・・あの・・・・」
「・・ん?・・・」
俊の指が蘭世の背中をなぞる。
「・・んん!!・・・はぁ・・・」
半開きになった蘭世の唇を奪い、深い口づけを交わす。蘭世の腕が俊の背中に回る。
俊は口づけをやめることなく、ゆっくりと体勢を整えながら蘭世をベッドに横たえる。
・・しゅ・・ん・・・・・
蘭世のほおに手を寄せるとその手に蘭世が自分の手を添える。ゆるゆると開けた瞳が俊を映す。蘭世をかき抱きながら俊は蘭世の中で動かし始める。
「・・ん・・・・ん・・・・う・・ん・・・」
今まで知っていた快楽とは違う快感を覚え、蘭世の体は変わっていく。
羞恥心の奥にある女としての自分を知った。それは俊の為だけに存在するもの。
俊の望みに蘭世は応える。
蘭世の体が俊に与える快感が今までと変わり始めていた。
・・・すげぇ・・・・ちがう・・・・
俊の心が歓喜の雄叫びをあげる。二人で作り出す新しい快楽。
「・・ふぅ・・く・・ん・・・んん・・ぁ・・」
「・・・いいか・・?・・・・」
「・・・・あ・・・ああ・・・ん・・・ああ・・・・しゅ・・ん・・・」
「・・・どうして・・・ほしい?・・・・」
「・・・きて・・・・・・・・」
望むままに言葉を発する蘭世を思い、俊は自分の希望が叶った事を知る。
「・・・わか・・った・・・・」
俊が一気にスパートをかけ蘭世の中に放出するのと同時に二人は今までに味わったことのない快楽の中へ堕ちていった。
外はもうすでにオレンジの光が波を照らしている。
シーツの海の中でまどろむ二人を包む傾いた太陽。俊の腕が蘭世をからめ取っている。
1日が暮れようとしていた。
「・・ん・・まぶし・・・・」
「・・・・ああ・・・そうだな・・・・」
昨日も見たこんな夕焼け、でもどこか違う二人で見る夕方の海。
俊は蘭世に服を着るように指示し、自分も手早く着替える。
「・・・しゅ・・ん・・・?お願い・・返してよぉ・・・」
「・・だめだ。」
「・・・もう・・・恥ずかしいのに・・・」
顔を赤らめた蘭世に俊はデミボトルの良く冷えたシャンパンを持たせるとひょいと抱き上げる。
「・・?・・・」
「・・・どうせ良く歩けやしねえだろ?」
「・・・・・ばかっ・・・・」
バルコニーの扉を開け、砂浜へと降りていく。
砂の上に残る俊の足跡、夕日は二人を照らしながら海に沈んでいく。
「早いな・・・・暗くなるのが・・・」
「・・もうすぐ・・秋なのね・・・」
薄闇に染まった海岸の一角にガゼボがある。そこまで俊は歩いて行くと蘭世をいすに腰掛けさせる。その手からボトルを取り、ふたを開ける。そうして蘭世に返した。
「・・・?・・・・」
「・・・飲まないのか?」
「・・・え・・あ・・・あ・・」
蘭世はどぎまぎしながら瓶と俊の顔を交互に見つめる。俊は仕方がないといった様子で瓶に直接口を付ける。そしてそのあと口移しで蘭世に飲ませた。
「・・!!!・・んん・・・」
端からこぼれたシャンパンを舌で舐め取りながら俊はいった。
「うまいか?」
「・・・も・・う・・・・」
「・・・俺にも・・・くれよ・・・?・・」
俊は蘭世に訴えると蘭世は辺りをきょろきょろ見渡してからボトルに口を付け、その後俊に口づけた。俊は膝の上に蘭世を乗せる。
デザートは甘いシャンパンと蘭世、食事とは別腹だ。
「もっと・・・くれよ・・・・」
俊は蘭世にねだる、蘭世は拒むことが出来ずに繰り返すことしばし。
蘭世の体は俊の口づけとアルコールであつくとろけてしまっている。
俊の手が服の下へと滑り込み、そこへと指先を伸ばすと蜜があふれ出ている。
「・・・や・・だ・・めよ・・・ぅ・・こんな・・・・と・・」
俊は分身を取り出しそこで蘭世に差し入れた。
「・・くぅ・・・ん・・・・・」
ひんやりした風が通る屋根の下でそこだけが熱く俊を包んでいる。
「・・酒・・くれよ・・・・」
わがままな俊は蘭世にせがむ。蘭世が身動きすると否応なしにそこにある俊の雄を意識する。ぎこちない動きがなんともいえず俊はやめられない。
・・・・今日は・・このへんまでか・・・?・・
シャンパンが無くなる頃には蘭世は意識を失っていた。
俊は身支度を整えると来たときと同じように蘭世を抱えて部屋へと戻る。
そうしてルームサービスで夕食を頼むとシャワーを浴びる。
傍らのベッドには愛しい妻が横になっている。
「・・・?・・・ん・・・・」
部屋のチャイムが鳴る。蘭世がその音で目を覚ます。
「・・なぁに?」
「喰うか?夕飯だ。」
「あ・・ありがと・・頼んでくれたの?」
「ああ・・」
美味しそうな食事に目を見張る蘭世を好ましく眺めながらも俊は考えていた。
・・・次はどうしようか・・・?・・・
俊の欲望と愛情は限りが無いようである。
908 :
新婚作者:02/09/12 21:02 ID:Rvr+C2W4
終わりました・・・・(冷や汗たらり)
続き・・・・も無いわけじゃないけど
ちょっと書くのにためらいが・・・・
おもちゃを出そうかどうしようか最後まで迷いました。
でも次回にしましょう・・・うん・・・
ってまだ書く気らしい私・・・・
3連休が2回あるけどどこも
予定が無いので書いてるかも・・・・
ながいことお付き合いありがとうございました。
かしこ
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
新婚作者様プロデュースによる、らぶらぶフルコース小説(藁)
楽しませていただきましたー!!!
鬼畜風味な真壁くんの愛のレッスン(藁)で、ふたりの絆もより深まったようですねv
秋を感じさせるラストもよかったです。
お疲れ様でした。また次作も期待してお待ちしております!←鬼(藁)
エロかったー!
新婚作者様、対策お疲れ様ですー!堪能いたしました。
Sな真壁くん大好きv。
私も次作待ってまーす。
912 :
911:02/09/13 00:41 ID:PXWjHrBM
あ!「対策」ではなく「大作」です。
新婚作者タン乙カレー!
真壁くんの粘着エロスが(゚∀゚)イイ!!(゚∀゚)イイ!!
「おもちゃを出そうかどうしようか最後まで迷いました。
でも次回にしましょう・・・うん・・・」
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
>おもちゃ
象さんのぬいぐるみとかじゃないですよね、ハアハア(w
>>914 カメさんのおもちゃですよ(´д`;)ハァハァ
>>新婚作者様
素晴らしい長編大作、おつかれさまでした!!
も〜、エロエロな真壁くんにやられっぱなしです。
愛のあるS真壁くん最高!!
次回も是非、お願いします!!
・・・おもちゃ・・・ハァハァ(*´Д`*)ハァハァ
∧ ∧
( ゚Д゚) <意外におもちゃ好きの多いスレはここですか?
/ つ
お疲れサマーっす!!
S真壁くんすっごいツボ押し捲りっす。
もう900超えてるけど刷れ移動しなくてよいか?
∧ ∧
>>918 IEやネスケでここ見ている人は気付くと思うでしが、
( ゚Д゚) <下の方に赤い字で「479 KB」って、出ているれしよね?
/ つ エロパロ板は、この数字が「512 KB」になったら、
スレそのものがお腹いっぱいになって書き込めなくなるのれす。
その前に次スレのリンクを貼って移動するが吉なのれす。
新スレ作れないよヽ(`Д´)ノ ウワァァン
おけー
924 :
名無しさん@ピンキー:02/10/16 23:12 ID:lj94lUvE
925 :
名無しさん@ピンキー:02/11/25 22:13 ID:cAn1JAxB
**
926 :
名無し:02/11/30 08:50 ID:wx9meOao
***
927 :
名無しさん@ピンキー:02/11/30 09:23 ID:DPHl/rRL
928 :
名無しさん@ピンキー:02/12/10 16:11 ID:IfVLdGAx
頑張れ真壁!
929 :
名無しさん@ピンキー:02/12/10 16:18 ID:FCO8EB89
a
931 :
山崎渉:03/01/12 07:49 ID:qa0uQwIu
(^^)
932 :
山崎渉:03/01/17 07:36 ID:65SL66iV
(^^;
933 :
山崎渡:03/01/24 02:19 ID:ajbPGwOU
<ヽ `∀´>
こんなにすんばらしいスレがこの世にあったとは!
思わず徹夜してしまいました!
真壁君が理想の男の私としてはっ!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!