「ここは、一体…?」
辺りを見回すタケル。いつの間にやら見覚えのない世界に来てしまっている。
「ポーチやカンジーは何処にいっちまったんだ…」
自分一人になっているのに気付いたタケルは、仲間を探して歩き出した。
「おーい、みんなどこにいるんだー!?」
一面の花畑が広がるその世界で、半時間ほど歩き回ったタケルは、
花畑の中の小屋の近くで人が倒れているのを発見する。
倒れていたのはポーチでもカンジーでも無く、ドリームファイターの姿をしている熟水天だった。
「大丈夫かっ!?」
タケルは、目を閉じて意識の無い熟水天の上半身を起こし、肩を揺すって呼びかけた。
すると熟水天は意識を取戻し、タケルを見て弱々しく笑顔を見せる。
「タケルさん…来てくれたんですね……」
「来てくれた?って、もしかして…ここは夢世界…なのか?」
「そうです…どうしてもタケルさんにお願いしたい事があって…来ていただいたんです。」
「お願いって…とにかく何所かゆっくりと話の聞けるところに行かないと…」
タケルは近くの小屋まで熟水天を背負い、小屋の中のベッドに熟水天を寝かしつける。
横になったまま熟水天は、タケルにいきさつを話す。
「・・・混沌(カオス)が体内に!?」
熟水天の説明によると、夢世界にまで進攻して来たカオスを封じ込める時に、ミスを犯してしまい
大部分のカオスを撃退したものの、一部のカオスを体内に進入するのを許してしまったという事だった。
「…そのために体力を消耗してしまい、一人ではどうにもならなかったのです。」
苦しそうに息をしながら、さらに言葉を続ける。
「体内のカオスを取り除くために…どうかタケルさんに手伝ってほしいのです。」
「それで、どうやってカオスを追い払うんだ?」
「私の体に入り込んだカオスは、何とか一個所に集める事が出来ました…後は体外に追い出せば
大丈夫です。」
熟水天はベッドの上でタケルに背を向ける形で体を起こし、ためらいながらも服をぬぎ始める。
「じゅ…熟水天!? 一体何を…?」
タケルは驚くが、熟水天はタケルに背を向けたまま、上半身だけ裸になってしまう。
そして、胸の部分に溜まったカオスを搾り出すようタケルに促す。
「だけど…それは…」
タケルはためらうが、熟水天は顔を赤らめながらも懇願する。
「お願いします…自分でもカオスを追い出そうとしましたが、カオスを一個所に集めるだけで
体力を使い果たしてしまい、どうにもならないのです…」
結局、タケルは断りきれずに熟水天のカオスを搾り出す事になった。
タケルはベッドに座り、背後から熟水天の大きな胸に手を伸ばす。
カオスが充満して張りつめた両胸に手がふれると、二人とも思わずため息をついてしまう。
「はーっ・・・」
そして、タケルが手探りで乳首を摘まみ、カオスを追い出そうと力を入れると苦悶と快感が
熟水天を襲う。
「あぁっ・・・あっ・・・」
乳首の先からカオスを封じ込めた母乳が染み出てくる。
熟水天の苦悶の声にタケルも興奮して、思わず力を一杯にして握ってしまう。
「痛っ!・・・」
「ごっ、ごめん・・・」
「…もう少し、優しくふれてください…」
今度は力一杯握ってしまわないように、手の平で乳房を優しくマッサージするように動かす。
「あ・・・あぅぅ・・・ああんっ」
胸全体をなでるようにしながらも、時々乳首に指の力を込めてカオスを搾り出す。
熟水天は背筋をピンと張詰めて、カオスを搾り出す苦痛と快感に耐えようとするが、
我慢できずに甘い声をだしてしまう。
「あっああっ・・・んあっ・・・はぁ」