954 :
デートに誘ってくれるならこんなくどき文句:02/04/25 04:16 ID:qIxELZl5
955 :
名無しさん@ピンキー:02/04/25 07:20 ID:TaM3vAuK
紋章では、ミネルバが一番かな。
後は…リンダ(出てるけど…)、パオラ、セシル辺りが好き。
カチュア切望
957 :
名無しさん@ピンキー:02/04/25 20:33 ID:8je3Qevh
確かにそのとうりか・・・そっちでアプしなおすよ
>>952
958 :
:02/04/25 21:17 ID:L06/xUTV
そろそろ次スレは?
宣伝はええって・・・
958見れないよ
965 :
名無しさん@ピンキー:02/04/29 14:42 ID:jBRe9lNP
2get
966 :
:02/04/29 15:16 ID:XeY6lQgL
967 :
名無しさん@ピンキー:02/05/09 17:25 ID:ABDysnaX
あげ
ミレディとミランダが被ってるような気がするのは気のせい?
(名前とか・・・)
いまさら気づいたが、ミランダじゃなくてミネルバだった・・・
恥ずいのでさげ・・・
970 :
名無しさん@ピンキー:02/06/12 17:26 ID:aDu15urF
age
971 :
名無しさん@ピンキー:02/07/11 05:34 ID:5Ac5ZBc3
age
973 :
名無しさん@ピンキー:02/07/21 16:46 ID:tX/ZbpLm
エステルたん萌えはいないの?
974 :
名無しさん@ピンキー:02/07/21 19:35 ID:ZjRCHnA+
975 :
名無しさん@ピンキー:02/07/23 13:59 ID:Ukt4ZSJE
age
976 :
◎:02/07/24 00:59 ID:DoamoPQT
漆黒の夜空に数え切れんばかりの星が存在している。
ここ最近は晴天が続いたためか、雲一つない空は
彼らの自己表現の場になっていた。
我先にと光る星達は見ている者に安心と希望を与え、
それはこの国の明るい未来を照らすかのように眩しく輝いていた。
アリティア王国の中心地にそびえ立つ一際大きなその城の一室で、
美しい夜空を見上げながら彼女は呟く。
「マルス様、ご覧になって下さい……今日も素晴らしい夜空が広がってますよ。」
1年前の戦争時には決して脱ぐことのできなかった鎧はもう身に着けてはいない。
今の彼女を飾るのは白く美しいドレスだった。
もう床に就く前なのか、そのドレスは身体に負担をかけないよう薄い布地でできており
月光で照らされた彼女の細くしなやかな肢体をうっすらと浮かび上がらせている。
そのシルエットはひどく幻想的で、見る者全てを引きつけて止まない魅力を発していた。
窓辺で微笑む彼女の横に、小柄な彼女より少し大きな影がそっと寄り添った。
「うん。すごい星だね……見ているこっちの目がチカチカしてしまうよ。」
男は彼女の肩に手を置いて夜空を見上げる。
その場所は彼の手の指定席だ。
いつもと同じくその席にやってきた手を彼女は優しく握り返す。
それは2人にとってとても大切な行為。
最も早く2人の気持ちを確認できる行い。
彼らは心を同じくして、窓から差しこむ月光を浴びながら空のデートを楽しんだ。
かつてない規模だった戦争の傷痕は今だ深く残っており、1年経とうという今でも
街を元通りにする事は儘ならなかった。国を上げての復興作業が進む中、
王と妃の彼らも例外ではなく、日夜走りまわる忙しい日々を送っている。
「シーダ、もう遅いから今日は休もう。明日もまた忙しくなりそうだ。」
彼女の肩に置いていた手でマルスはシーダを抱き締めるように腕の中に誘いこんだ。
長く美しい亜麻色の髪がマルスの鼻腔をくすぐる。
それは彼女を確かな存在としてこの場所へと括り付けていた。
「……はい、マルス様……。」
シーダが一番安心できる場所、それはマルスの胸の中だと教えるように
彼女はその厚い胸に顔を近づける。
1日の終わり、彼女は必ずマルスの胸の中に埋もれ、そっとキスを残す。
今日1日の平和に感謝。また明日が無事平穏でありますように。
厳しい戦争から月日が流れた今となっては人々の間に当然の如くある日常だとしても、
その有難味は、あの生と死が隣り合わせだった日々の渦中にいた2人にとっては
忘れる事など無かった。私達は平和である事を感謝しなければならない。
シーダはそんな想いを彼女にとって太陽のような存在であるマルスに誓うのだ。
マルスはそんな彼女の”儀式”を暖かい笑顔で見守りながら、
その行為が終わった事を確認してシーダをベッドへと誘う。
「おやすみシーダ……明日もがんばろう。」
そう告げると、マルスは枕元の灯りを消そうとランプに手を伸ばした。
いつもならば、この後には静寂に包まれた部屋の中で
ゆっくりと意識を失うように眠りに就く2人がいるのだが、今日は少し様子が違った。
「マ、マルス様、少しお時間下さいませんか?」
「え?」
シーダの慌てた様子の声に、マルスは少し混乱したようだ。
それは開いた口元から漏れたいつもの彼らしくない間の抜けた返事からも解かる。
「あ、あの……最近忙しくて、ゆっくりお話する機会がなかったので……。」
シーダの言う事は最もだ。
忙しさに感けて彼女との会話を持たなかったためか、
マルスも最近はどこか心の中に隙間を感じていた。
それはシーダと共に過ごす時だけはすっぽりと埋まる。
愛おしい人をもっと身近に感じたい、そう思うのは生き物の性だろう。
「……。そうだね、実を言うと僕も最近はちょっと疲れてたみたいなんだ。
こんな事を言う王は情けないけど、ひょっとしたら寂しかったのかも知れない。
でも、それはシーダと一緒にいる時間が短くなっていたからだよ。」
「マルス様………」
暖かい涙が胸の奥から涌きあがってきて溢れそうになった。
”愛されている”事がストレートに伝わってくる。
しかしこの場で急に泣き出されてもマルスは困るに違いない。
ましてやその涙の理由を話すのも恥ずかしい。
優しさが滲み出ている瞳の奥を見つめ、シーダはマルスに判らないようにきゅっと唇を噛んだ。
「さて、それで……何の話をしようか?あ、そう言えばこの国の貿易で…」
「マ、マルス様、あの、あのですね、今日は私からお聞きしたい事があるんです。」
いつもの調子で話し出そうとするマルスの言葉をシーダは慌てて遮った。
彼の話題はいつも国の事。
王の身ならある意味当然かも知れないが、
せめて2人きりの時ぐらいは違う話題を提供して欲しい。
常に国を気遣うマルスらしいなとは思いつつ、私の事をもう少し考えてくれてもいいのにと
シーダは心の中で膨れてみせた。もちろんマルスはそんなシーダの心境など知る由もないが。
「へぇ、珍しいね。何だろう?僕の答えられる事だといいけど。」
マルスは身体をシーダの方へと向けて、面白そうにシーダを見た。
その瞳はどこかあどけなさを持ち、眠気などどこへやらといった感じだ。
こういうところはいつまで立っても変わらない。
まるで昨日会ったばかりのような、そんな昔に戻ったような、懐かしい感じを思い出させる。
やんちゃで、それでいてひどく引きつけられる瞳。
1人でいろいろな顔を見せるマルスを見ていると、まるで飽きが来ない。
(いけない……今日は言わなくちゃ……)
いつものペースに巻き込まれそうになった自分を戒め、
シーダは意志を込めた眼でマルスを見つめた。
「……大丈夫です。マルス様しか答えられません、きっと……。」
大きな、愛らしい眼がじっとマルスの中まで覗きこむ。
何か圧倒する雰囲気が漂い、マルスはやや気圧された。
こういう眼は、シーダが王妃として人の上に立つ時ぐらいしか見られない。
2人きりのこの部屋では完全に場違いな、強い眼だった。
「な、何だろう……?」
恐る恐る聞いてみる。
シーダが少し怒っているように見えて、マルスは縮こまって彼女の返答を待った。
「マルス様………マルス様は、女性がお嫌いですか?」
「……え?」
シーダにとって、それは何とも間の抜けた声に聞こえただろう。
それもそのはず、マルスにはシーダの質問の意味がまるで解からなかったのだ。
マルスのリアクションを不満を思ったシーダは、ゆっくりと話し始めた。
「………戦争が終わって1年。私がアリティアに来て、3ヶ月が過ぎました。
それと同じくして、私はマルス様と寝床を共にさせていただいてます。
3ヶ月も同じベッドで……その……」
意を決して言葉を紡いだものの、恥ずかしさが段々とこみ上げてきたのか
シーダの声は次第に小さくなって、言葉も歯切れが悪くなっていく。
こんな事になるなら、一番大事な事を最初に言うべきだった。
そう考えもしたが、ここまで言って気づかない朴念仁なマルスに対して
恥ずかしさは次第に怒りへと変わり、その矛先は自然と彼へと向かう。
「シーダ……?」
「私と3ヶ月同じベッドに寝ていながら、よく何もしないで平気でいられますね!!」
沸点に達した怒りと共に、シーダは言葉を吐き出した。
婚礼を上げてから今までずっと同部屋で衣食を共にしてきたが、
マルスはシーダの身体を求めてくる事は一度もなかった。
お互い、軽くキスを交わす程度。
確かにアリティアに嫁いでからというもの、目の回る忙しさに追われる毎日だった。
夜はお互いの顔を見るだけの時間、次の日に備えて少しでも睡眠を取ろうとする2人。
だがいくら疲れていると言っても、3ヶ月も性欲を押さえる事は容易ではない。
ましてや、年頃の男女なのだ。
ちょうど3ヶ月経った今日、シーダはその原因は何なのかを突きとめたいと思っての行動だった。
もしかして私に魅力が無いのでは?そんな考えも脳裏を過ぎる。
女だからと言っていつも控えめでいる事はない。
時には感情のまま言葉をぶつける事も必要だろう。
そう思うもののシーダは再び涌きあがってきた恥ずかしさのあまり
マルスに背を向けてしまった。
真っ赤に染まった顔を見られたくなかったのか。
それとも破廉恥な事を言ってしまったためマルスに顔向けできないのか。
「………。」
マルスは呆気に取られながらも、シーダの言葉を反芻していく内に
ようやく彼女の真意を読み取る事ができたようだ。
「あ、あぁ、そういう事か。…ははは。」
「ははは、じゃありません!」
シーダは素早く振り返ると、うっすらと涙を浮かべた瞳でマルスを睨みつけた。
自分の気持ちを知ってなお笑うマルスを見てると悲しみさえ浮かんでくる。
「ち、違うんだよシーダ、僕の話も聞いてくれないか。」
「知りません!もうマルス様なんて嫌いです!」
「そ、それは困るよ。僕はシーダを愛しているのに……」
ぷいとマルスに背を向けてしまったシーダ。
マルスは本当に困った顔をして、どうにか彼女の機嫌を取ろうと必死だ。
普段は人の意見を尊重してあまり我を突き通そうとしないシーダも、
一度怒らせると手が着けられなくなる。
そんな事は今までにも数えるほどしか無かったが、
それだけにこの恐怖はマルスの記憶に刻み込まれているのだ。
「愛しているなら……どうして……」
いつの間にかシーダの身体中に満ちていた怒りが昇華している。
彼女の雰囲気は幾等か落ちついたものになっていたが、
それが逆にもの悲しさを醸し出していた。
マルスはそんな普段よりも小さく見えるシーダを後ろから優しく包み込むと、
どこか照れくさそうに、部屋の天井に目をやりながら話し出した。
「……ごめん、シーダ……僕も、その…もちろん、そういう事……思った事あるよ。
でも、何と言うか……は、恥ずかしかったんだ、そんな雰囲気が……。」
余程恥ずかしいのか、マルスは何度もどもりながら言葉を繋いでいく。
決して自分の方を向いてはくれないが、その言葉に嘘が無い事は十分に伝わってくる。
シーダは黙ってマルスの言葉に耳を傾けた。
「男って、どうしても押さえきれない時があるんだ……でも、その衝動でシーダを
どうにかしてしまうと、それはシーダを道具みたいに扱っているみたいで嫌だったんだ。」
「……。」
「僕が我慢すればそれで済む訳だし、それに……そ、そんな事しなくても僕は
シーダを愛していく自身があったんだよ。」
「……では、私も一緒に我慢しなければいけないんでしょうか?」
「え?」
シーダの口から出た言葉。
それは聞き取るにはあまりにも小さすぎる声だった。
まるで思った事がうっかり口に出てしまったかのような、そんな小さな独り言。
しかしマルスが聞き取れなかった事を確認すると、シーダは大きく身体を反転させて
再びマルスに向き直ったのだった。
「マルス様は御自分だけが我慢すれば済むと仰いました。
でも、マルス様が我慢なさるのなら同時に私も我慢しなければならないのです。
知っていますか?女にも性欲が存在するのを。同じ人間ですもの、当然ですよね。」
「……。」
マルスは言葉を返す事が出来なかった。
堰を切ったように喋り出したシーダをじっと見つめ続ける。
「マルス様は衝動を押さえきれなくなった時、どうするのでしょう。
男の方は割りと簡単に事を終えれるらしいですが、女はそうは行きません。
私はマルス様以外の方は考えられませんし、後に残るのは虚しさだけ……。」
「シーダ……。」
「私達、夫婦ですよね?なのにどうして言葉を交わそうともせずにお互い
我慢しなければいけないんでしょうか?相手を思いやるあまり
より相手を深く傷付けてしまう事は、あまりにも悲しすぎますよマルス様………。」
シーダの眼に涙は見えない。
見えないが、泣いている。
それは彼女の独白を聞いたのが朴念仁のマルスでもわかるだろう。
それほど強烈な、激しい想いがこめられた告白だった。
全てのモヤモヤを吐き出したシーダ。
そんな彼女にマルスがしなければならない事は、
「………。ごめんよシーダ。僕はどうしようもない臆病者だったみたいだ。」
ただ謝る事だけだった。
「非道いですマルス様……女の私にこんな事を言わせるなんて……」
そこで初めてシーダを両手で顔を覆った。
溢れ出る涙は指の間から零れ、シーツを濡らしていく。
「シーダ……。」
マルスは嗚咽を漏らすシーダを両腕で包み込むと、
隙間が失くなるくらい身体を密着させた。
「ひっく……ひく、ごめん、ごめんなさいマルス様……、
私の事、嫌いになりましたか?こんな破廉恥な女、嫌いになりましたか?」
「違う、違うんだシーダ。そんな事はない。絶対有り得ないよ。」
ぎゅっと、彼女のしゃくり声が耳に届かなくなるまできつく抱きしめる。
こんな小さな身体の何処にあれだけの勇気があるのだろう。
自分の想いを伝える勇気。それは全てを否定される可能性を常に秘めている。
だが彼女には例え全てを打ち砕かれたとしても、そこから再び這い上がる力がある。
マルスはそんな強さを持つ彼女を生涯の伴侶にできた幸運を神に感謝した。
「嘘です、うぅ……マルス様、本当の事を仰って下さい……。」
「……わかった。本当の事を言おう。」
マルスの強めの口調に、シーダは泣き顔もそのままに顎を上げる。
赤くなった目で彼を見つめ、じっと言葉を待った。
「シーダ、君は素晴らしい女性だ。僕は君をお嫁さんに出来た事を誇りに思うよ。」
「……マルス様ぁ……。」
シーダは再び俯くと、マルスの胸に顔を埋めた。
ここにいても良いという安心、全てを受け止めてくれたマルス。
よかった、私の勇気は認められたんだ……。
大きな瞳から流れる涙は止まりそうもなかった。
「後、これも言わなきゃ……。」
「?」
シーダが顔を上げると、頬をやや赤く染めたマルスが
軽く咳払いをしながら言葉を選んでいた。慎重に言葉を整理して、口の中で確かめる。
「シーダ……き、君が欲しい。君と繋がりたい。君を愛したい………。」
そう言い終わった後のマルスの顔は火を吹かんばかりに紅く燃え盛っていた。
シーダは普段の彼とはまた違った種類の勇気に敬服して、次の言葉を贈った。
「……はい。喜んで……」
マルスはシーダの口腔に舌を差し入れる。
うっとりするようなシーダの味。
ヌメヌメと舌で歯型をなぞると、彼女の舌がそれを追いかけてくる。
シーダの口の中で始まった鬼ごっこは、せまい空間のためにすぐ終了してしまった。
彼女の舌は、普段の淑やかな彼女からは創造できないほど活発に動き回り、
捕まってしまったマルスの舌はシーダの意のままに蹂躙されてしまう。
だがそれはひどく心地良く、次第にマルスも夢中になって彼女の舌を吸い上げる。
2人の口元から垂れる唾液がシーツにシミをつくるが、
そんな事は気にもせず彼らはお互いの口腔を犯し続けた。
「ふふっ……スゴイ、マルス様。キスがお上手ですね……。」
「まぁ…キスは毎日していたからね。上手くもなるさ。」
キスを交わしていた時よりも頬を赤くするマルス。
そんな一々面白い彼の反応が、シーダのいたずら心に火を点けてしまった。
「知ってましたか?私、毎朝キスをする度にムラムラしてたんですよ。
おかげでその後はいつも大変でした。Hしたくて、お仕事中もそんな事ばかり考えていました。」
フフッと挑発的な笑みを浮かべるシーダだったが、
返って来た言葉は彼女の想像を1つ上回っていたようだ。
「それは僕も同じさ。ある日我慢とうとう我慢できなくなった僕は、シーダの後ろ姿を見て……。」
そう言って、マルスは華奢な身体の割にはふくよかなシーダの胸に手を伸ばした。
その感触は、夢の中で見たそれよりも弾力があり、マルスの指を瑞々しく跳ね返す。
「あん…、マルス様ってHなんですね。大丈夫かしら?こんなHな王様で。」
「それはお互い様だろ。大丈夫、これからこの国はきっと栄えて行くさ。
シーダのような素晴らしい王妃がいるんだから。」
やわやわと揉みしだく度に、細かく、しかし確かに、シーダの身体が反応する。
マルスはそれが嬉しくなって、その指の動きを激しくしていった。
思うがままに形を変えるゴムマリのようなシーダの胸の先端は、
その存在を証明しようと固く尖っている。
「シーダ……こんなに固くなってるよ?悪いコなんだね……。」
「あら、私悪い子ですよ?マルス様、知らなかったんですか?」
マルスはシーダの後ろに回ると、首筋にキスを浴びせながら両手でその胸をすくい上げた。
下からポンポンと持ち上げる度にプルプルと震える彼女の胸。
その動きはマルスにとって十分刺激的で、彼を虜にしていく。
「はは、そうだったね。ペガサスに跨って戦う女のコに良いコなんていないか。」
マルスは指でシーダの乳首を捕らえると、クリクリと感触を確かめるように扱き始めた。
一際大きくシーダが跳ね、彼女は身体をくの字に折り曲げてしまう。
「はッ……う、マルス様、それ………、ビクビクしちゃいます……!」
「そう、シーダは乳首が感じるんだね。ほら、その態勢は辛いだろ?
僕に寄りかかっていいよ…。」
マルスは胸を掴んだままシーダの身体を自らの方へ倒し、
彼女の髪の匂いを楽しみながら乳首を苛め続ける。
「はんッ!マ、マルス様ぁ……切ないです……私、切ないですぅ………」
そう言う間にもシーダの乳首はどんどん固さを増していき、パンパンに勃起していった。
マルスはシーダの耳に舌を入れ、複雑な迷路を舐めまわす。
「シーダ、乳首がスゴイ事になってるよ。気持ち良いの?」
コリコリと弄る度にビクビク震えるシーダを見ているとそんな事は聞くまでもないのだが、
マルスは聞かずにはいられなかった。こんなに可愛いシーダは初めてだったから。
恥ずかしそうに身悶えるシーダが堪らなく愛おしかったから。
「はい、はいッ……気持ち良いです、マルス様ぁ……もっと、して下さい……もっとッ!!」
マルスはシーダの肩口から首を伸ばして、彼女の固くしこった乳首に吸いついた。
確かな感触が歯に当たり、どこか懐かしい味がする。
マルスはその感触に酔いしれ、赤ん坊のように口に含んだそれを吸った。
「ひッ……ぃ!あぁ、あハッ!!や、やだぁ……マルス様っ」
こんな形で吸われるとは思わなかったシーダが恥ずかしそうに身をよじる。
チュッチュとわざと音を立てて彼女の乳首を吸い上げ、その卑猥な音で
シーダの興奮をより高めようとしたマルスの考えが見事にハマったようだ。
「ひん……!はぁ、はぁ、はぁ、マ、マルス様、もう、ダメ……」
「ダメ?」
荒い息を吐いて絶え絶えに懇願するシーダを奇妙に思ったマルスは、
彼女の様子を探ろうと、全身をくまなく見渡した。
見ると、彼女は足をモジモジさせて、バツが悪そうに両足をウロウロさせている。
「?どうしたの……」
マルスが彼女の足元に手を持っていく。
何か気になるものでもあるのだろうか。
彼の手がシーダの太股に触れた時、彼女が大きな声をあげた。
「あ、ダメですっ!!」
その原因はすぐに判明した。
ちょうど彼女のお尻の部分に当たる、すぐ下のシーツがベトベトに濡れている。
彼女の愛液だろうか。
これほどの量が分泌されるのか……マルスは未知のものを目の当たりにし、
感動すら覚えていた。
「シーダ、これは?」
マルスが色の変わったシーツを指して、彼女に問う。
「あ……ご、ごめんなさい……シーツ、汚しちゃった……。」
「違うんだ、これは君の……その、愛液かい?」
「マッ……マルス様!もうっ!!そ、そんな事口にしないで下さいっ!!」
カァ―――ッとリンゴのように顔を真っ赤に染め、シーダはデリカシーのないマルスに怒鳴る。
こういう時にまで気の回らないマルスに一層恥ずかしさがこみ上げ、
もうどうしようもないという思いさえ脳裏をかすめた。この人は天然なのかしら……。
「ご、ごめん。でもすごい量だね。こんなに出るものなんだ……。」
(も〜〜〜〜〜っ!!マルス様ったら!!)
素直に感動しているマルスを見ていると、怒る気力も無くなってくる。
悪気があって言っているのではないのだから、怒る訳にはいかないだろう。
「あ、あの、脱いじゃいますから、マルス様も・・……」
「え?あ、あぁ、そうだね。」
これからの行為を考えて、シーダは衣服を脱ぐ事を提案した。
すでにドレスは汗でビショビショになっており、その下のパンティはさらにヒドい事になっていた。
シーダが脱ぎにくくなった下着から足を抜こうとすると、
すかさずマルスが気になった事を漏らした。
「シーダ、下着に糸引いてるよ。スゴイね。」
再び顔に血が登るのを感じたが、怒鳴らずにはいられなかった。
「マルス様!!そんな事言わないでください!!嫌いになりますよ!?」
「えっ……ご、ごめんね。」
すでに衣服を脱ぎ捨てたマルスは、シーダの用意が終わるのを待っていた。
余計な肉の付いていない肉体、小さな顔のせいだろうか、やけに胸板が厚く見える。
分かれた腹筋の下には、シーダが初めて見るマルスのモノが天井を向いてそそり立っていた。
「う……」
さすがにシーダも身体と共に逞しいモノに少々怖気づいたようだった。
最後の下着を脱ぎ捨てて、シーダはマルスを迎え入れる。
「どうぞ……マルス様。」
「シーダ……綺麗だ。」
薄いランプの光が2人を灯す。
オレンジ色で照らされたシーダの身体はより艶っぽく見え、
実年齢よりもはるかに色気を漂わせていた。
「………ん。」
マルスが足の指にキスをする。
一本一本、丹念に印を残していく。
ピクピクとくすぐったそうにしていたシーダだったが、次第に違った感覚に身を震わせていった。
そしてマルスの口が、シーダの張りのある太股に辿り着いた。
鍛えられた太股は固さを残りつつもしっかりと女のコの脚をしていた。
ぷにぷにする感触を楽しみながら、マルスは舌を内腿に這わせる。
「う……ッん」
鼻にかかった嬌声があがる。
シーダは足をわずかに折り曲げて、マルスのそれ以上の侵入を拒んでいたのだが、
当のマルスはこの状況で気づくはずもなく、するりと股間の大事な部分へと近づいて行く。
「あっ!?」
ビクリと大きく身体が跳ねる。
シーダが声をあげたのは、マルスの舌が花芯に触れたから。
薄い恥毛をかき分け、秘裂の上部に存在するそれに舌で触れたマルスは
シーダの反応の大きさに驚いたものの、それは喜びの証だと理解して
重点的にそこを弄り出した。
「ダ、ダメです……っマルス様、そんなに、強くしては、ダメ、あぁあッ!!」
「シーダ、すごい……どんどん汁が溢れてくる……」
舌で花芯を舐め上げる度に、ドクドクと愛液を吹き出す秘口はとても卑猥な動きをする。
マルスはそこから目を離す事ができないまま、夢中になって花芯を攻め続けた。
「あぁ、やぁ……!待って、マルス様、待って下さい……っ!!強すぎるんですっ、
ダメ、止めて、あぁは、やだ、やだぁッッ!!」
「こぼれちゃうよシーダ……僕がキレイにしてあげるよ。」
「えっ……!?はッ!?」
マルスがそう言い放った途端、シーダの秘肉をかき入って彼の舌が侵入してきた。
膣内を動き回る舌に言いも得ない感覚を覚え、シーダは身悶えした。
「あ……あぁッ!!マルス様、止めて下さい!汚いですよ!?」
「ずる……汚くなんかないよ、んぶ……シーダの味が、するんだ……ちゅ、ずちゅっ」
「嫌ですっ、そんな音させないで下さい……っ!!嫌らしいです……っ、あふぁぁっ!」
マルスは言葉通りシーダの愛液を1滴残らず啜り上げようとする。
その結果、汁を飲むマルスの喉の音と卑猥な淫水の音、
それを啜る音が部屋に響き渡っていた。
それは聴覚に興奮を伝授させ、2人の羞恥心を次第にマヒさせていく。
「あぁ……イイ……気持ちイイ……マルス様ぁ………吸って、もっと吸ってぇ……」
「ずぶちゅ、ずずぅー、んぶ、うんぐ……」
懸命に愛液をすするマルス。
それに呼応するように嬌声を上げるシーダ。
火の点いた官能は止まる事なく、ただひたすら快楽を求める。
今この部屋にいるのは雄と雌。
見っとも無いくらいにさかる2人だが、それは2人だけの空間でのみ許される事。
「あハ、私、もうダメです……!ひ!あ!あぁ!!イヤ!やだぁぁっ!!ッッッ!!!」
「うっぷ…」
ぷしゅっと盛大に淫水を吹き出し、シーダが絶頂に達する。
すでに大量のそれを飲んでいたマルスはいきなり襲った愛液の波を
全て受け止めるはできず、ボタボタとこぼしてしまった。
だがその情景は酷くイヤらしく、マルスの欲望を加速させる。
ぐったりしたままのシーダの脚を抱え上げ、マルスは秘裂に自分のモノを当てがった。
「あ!?マ、マルス様、それは……!待って、待って下さい!!」
「シーダ……行くよ。」
ズッ…とシーダの秘口にめり込んでいくマルスのペニス。
「嫌っ……怖い!」
自身に訪れるであろう痛みに恐怖し、シーダは身を固くする。
初めては痛いものだという知識は持っているのだろう。
だがそんな彼女の思いとは逆に、愛液で十分に潤ったシーダの秘部は
マルスが腰を押しこむ度にズブズブと彼のモノを飲みこんでいく。
驚くほどスムーズにマルスは彼女の子宮をノックする事に成功した。
「全部、入った……?」
「あぁ……私、マルス様と……」
ずっと夢見てきた相手との初体験。嬉しくないはずはないが、
いつまで立っても破瓜の痛みが訪れない事に戸惑いも隠せずにいるシーダ。
「シーダ、痛くない?」
「はい……痛くありません……」
「良かった、ゆっくり動くよ……。」
ズチュ、ズチュと愛液をこねる音がして、マルスは知識の中でしか知らない
ピストン運動を開始した。
「んあぅ!あはぁぁっ!す、すごいぃです、マルス、様ぁ、あッ!」
自分が突く度に敏感に反応してくれるシーダを見て
マルスはより興奮を覚え、その腰の動きは次第に激しく、大きくなっていった。
「はぁぁぁぁッッ!!マルス様、激し!激しいッ!!んんああぁぁぁぁ!」
「はぁ、ハァ、シーダ、気持ち良いかい……?」
パン、パンと肉のぶつかる音がする。
シーダの柔らかい尻肉と、鍛えられたマルスの腹筋。
対照的な質をした肉が、素晴らしい音のハーモニーを奏でる。
「きッ!気持ち良いですぅ!わた、私ぃ、初めて、なのにぃ、どうしてェ……?」
「初めてなのにこんなに感じて、シーダはHなコだ!」
バチバチと尻肉に叩きつけるように下腹部を押し当てる。
それと共に激しくなる腰の動きに、シーダの嬌声はますます大きくなっていった。
「あぁ!はぁッ!!ごめんなさい、マルス様ぁ!あんっ!私、Hです!Hなんですッッ!!」
涙を浮かべながら、マルスにただ突かれるままのシーダ。
すでにその感じ方は立派な”女”だった。しっとりと濡れた全身にマルスの汗が飛び散り、
最早2人はベタベタになってシーツを濡らしていた。
「いいんだよ、シーダ、僕はHなシーダが、大好きだからっ!!」
「あッは!!嬉しいぃ、嬉しいですっ!!マルス様、好きです、愛してますッ!!ひんっ!」
「シーダ、シーダ、シーダ……!」
「あぁ嫌ぁ!!また、また来るぅぅ!!ひっ……ァ、ダメ、やだ、んん、マルス様、マルス様ぁぁぁ!!」
「うぁ……っ!!」
シーダの膣内が急激に締まると同時に、我慢の限界だったマルスのペニスから
夥しい量の精液が発射された。それは凄まじい量でシーダの子宮に注ぎ入り、
腰の感覚が無くなってしまうほどの強烈な射精感がマルスの身体を支配していた。
「マルス様の……流れ込んでくる……。」
荒い息を整えながら、シーダはそっと自分のお腹に手を添えた。
まだマルスのモノを受け入れたまま、ビクビクと脈打っている。
「シーダ……。」
感無量といった表情で、マルスはシーダに覆い被さる。
「ふふっ……マルス様……。」
くるり、と身を起こして逆にマルスの上に被さったシーダはその胸にキスをした。
それはあの”儀式”と同じ形式だったが、今までよりも重要な意味を含んでいる事を
シーダはマルスに耳打ちする。
今日1日の平和に感謝。また明日が無事平穏でありますように。
そして、愛する人がいつも傍にいてくれますように―――。
変わらぬ愛を確かめ合った2人。
これからはどんな苦難に会おうとも、その強く結ばれた絆が守ってくれるに違いない。
完
長々と失礼しました。
埋めたてにSS揚げときました。
漏れのオナーニでしたね・・・すみません。
ではこのスレが長く続く事を祈りつつ。
ひっそりと1000。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。