おんなのこでも感じるえっちな小説

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401名無しさん@ピンキー
「俺が出したら、そのまま口でまた大きくさせろ。
そうしたら、たっぷりおまんこをイカせまくってやる。いいな…」
美香の秘所が、その言葉でうずくと同時に、男への奉仕を始めた。
…ウラスジに舌を擦りつけて、上下に往復させる。
カリ首のくびれに舌を巻き付け、ぐるりと周囲を舐めまわす。
そのまま張ったカリに吸いつき、亀頭を歯でこする……。
「……ああ……。いい……。おまえの、唇は……最高、だ………」

男は冷静な表情が崩れ、凛々しい顔を陶酔のあまりに歪めていた。
美香の舌戯に加え、自分から腰を動かしつづける。
「出すぞ…。おまえの、色っぽい口に、全部出してやる…
汚して、やる…。 …おまえの口を、俺のザーメンでな……。
一滴も残さずに、飲め………」

ああっ……と、抑えられない快楽の声をあげて、男は激しく射精した。
美香の口内に、生ぬるい粘液が大量に浴びせられる。
口の奥深くまで注ぎこまれる液を、美香は呑み込んだ。
二度目の射精にしては、量が多いような気がする。
味も濃かった。わずかな苦みが、舌に感じられた。
決していやな味に感じない…。むしろ、その逆だった。
美香は、放出の快楽に脈打つ怒張の亀頭部分を舐めた。
鈴口からこぼれてくる精液の残滓を、巧みにすくい取る。
「…ああ…そうだ。ちんぽについてるのも、みんな、きれいにしろ…」
男のものの硬度が、射精によって失われかける。
美香が奥までくわえ込み、吸い続け、舌と唇を使いまくると
口の中のものは、また力を取り戻しはじめた。
「うまいぞ……。もう、感じてきたぜ……」
美香の舌遣いもさることながら、男の回復力も目を見張るほどだった。
402名無しさん@ピンキー:01/12/31 05:12 ID:RXnb3k7l
それほどに興奮しているのか、すぐに熱さと固さを漲らせてきた。
男は、美香に口での奉仕をやめさせた。
そそり立つものは彼女の唾液で濡れ、てらてらと妖しい光沢を
放っている。
「約束通り…こいつで、たっぷり可愛がってやるよ…。
俺がイクまでに、おまえを何度も、何度も…おかしくなるくらい、
イキまくらせてやる……。」
激しい陵辱を宣言されて、美香は腰から下の力が抜けていき、
しびれるような、たまらない快感を感じてしまう…。

「その前に…おねがい……」
「なんだ?言ってみろ…」
美香は、怯えと情欲の昂進に葛藤しながらも、口を開いた。
「ゴムは…つけて、して……」
一度は避妊をしてくれても、口内射精を強制させられて…今度は
膣内射精をされることを恐れていた。
男の要求がエスカレートしない保証はどこにもない。
「…安心しろよ…。ナマでは、出さないから」
くくっ、とおかしそうに笑いながら男は続けた。
「…自分から、犯してくれ…と言ったも同然だな」

男が指摘した通りだった。
避妊さえしてくれれば、犯されてもいい。そういうことだった。
しかも、女の自分からそれを求めている。
「それじゃ…着けてもらおうか」
男は、ベッドの背もたれの上の箱をあごで示した。
「あそこに、コンドームがある…おまえの手で、ちんぽにかぶせろ」
瞬間的に、屈辱感と、羞恥心が当然湧き出てくる。
けれど、それらを凌駕する切実な性の欲求には勝てなかった。
ベッドに膝立ちする男に、美香は逞しい怒張にコンドームを被せた。
403名無しさん@ピンキー:01/12/31 05:33 ID:RXnb3k7l
それは、いかにもいやらしい黒い色をしていた。
黒色の男根を見ただけで、美香は新たな蜜をこぼしてしまう…。
「よし…よく、出来たな」
男は美香を押し倒し、乳房を激しくしゃぶりながら秘所に怒張を
押しつけてきた。
それだけで、美香はうっとりとその感触を愉しんだ。
足を広げられ、男に両足を抱え上げられる。
………来る………。
美香は、胸を躍らせて挿入を待った。
「いくぞ……」
男のものは、ぐうっと膣内に侵入してきた。

「あああっ………!ああ………」
灼熱の肉棒が、美香の秘境を充たしていく。
ものすごい充足感に、頭と腰がじんじんと強くしびれていってしまう。
焦らしに焦らされ、クリトリスで三度もイかされ、そのあげくでの
やっとの挿入だった。
感じないはずがない。
男は腰を使いはじめた。
出し入れをされるたびに、太いものが突き刺さる。
そして、膣から出ていく寸前まで引き戻される。
特に感じる膣の入り口を、いやらしく張ったカリ首で突つかれると
美香は急速に頂上に突き上げられていった。
「あああっ……!イっちゃう……。ああ………。
もうダメ、はあ、ああっ………」
絶頂の瞬間、男のものを締め付けて、快楽を追いつづける。
「ふふっ…もう、イったのか……。おまんこが、きゅっと締まってる。
そんなに、おれのちんぽが感じるのか………」
404名無しさん@ピンキー:01/12/31 05:57 ID:RXnb3k7l
勝ち誇った様子で、男はふたたび動きはじめた。
「まだまだだ…もっと、もっと、何度でもよがらせてやる。」
ゆっくりと、男はリズミカルに律動を加える。
今度は、クリトリスの裏側に位置するくぼみ…いわゆるGスポットと
呼ばれる部分に突きあたってくる。
「あっ……あん、そこ……。いい……。」
男の緩慢な動きがもどかしく、美香は自分からはしたなくねだった。

「おねがい…。もっと…。
あ……。もっと…。ああん、うごいてぇ……」
鼻にかかる甘い声で、まるで恋人にせがむように言う。

つい数時間前までは顔を合わせたこともない、赤の他人同士だった。
ただ電車で乗り合わせて痴漢行為を働かれ、感じさせられてしまった。
そしてここに軟禁されるかたちでのレイプ。
しかも、そのレイプでさえも素晴らしい甘美な悦楽を伴っていた。
美香のすべてが、男の思うままに操られている。
いけないと思いながらも、肉体は容易に意志を裏切り快感を貪る。
男の巧妙な仕掛けに、美香自身が望んではまりこんでいっている。

「自分で、腰を振れ……」
乱れる彼女を上から見下ろしながら、男は冷たく笑った。
言いながら、あくまでもゆっくりとしか動かない。
美香は男に組み敷かれながら、腰を前後、左右に使いはじめる。
そうせずにはいられないほどの、快楽だった。
すると、男は突然美香の膣内から腰を引いた。
愛液が淫らに糸をひいて、男の黒い怒張と美香の尻を結んだ。
「ああんっ……いやっ……」
思わずそんなことを口走ってしまう。
405割り込んじゃうかも:01/12/31 06:07 ID:OwBN3nRw
お疲れさまです(w
一晩中チェックして、読まさせていただきました。
もうなんていうか…堪能
続き楽しみにしてます。
406名無しさん@ピンキー:01/12/31 06:26 ID:RXnb3k7l
男は、ベッドにあおむけになった。
「上に、なれ……自分で、入れてみろ」
とことんまで、美香が自分から犯されることを望むかたちに
させるつもりらしい。
男の逞しい筋肉質な肉体に、それにふさわしい威容を誇る
黒い男根がそそり立っていた。
見ているだけで、あそこがうずいてくる眺めだった。

おずおずと男の側に寄り、男のものを見つめる。
これが、美香に与えられる悦楽の源泉だった。
犯されているということを忘れ、男の厚い胸板に頬ずりしたくなる。
愛する男でもないのに、積極的に男を歓ばせたいと願う衝動にかられた。
見ればみるほど、男の秀麗な顔も、長身で鍛えられた肉体美も、
なにもかもが美香を魅了してやまなかった。
はじめは無理にでも、今は合意の上でのセックスをしているとしか
思えないほどだった。

美香は、思い切って男の腰に跨り、漆黒のゴムに包まれた怒張に
手を添え、股間に導いた。
すぐには入れずに、亀頭部分が秘所をこする快感を味わう。
このまま、クリトリスを刺激されればまたイってしまう。
「ふふ…俺のちんぽで、オナニーか?
好きなようにしろよ…全部、見ててやる。おまえの恥ずかしい行動を。
…さあ、そろそろ入れてみろ……」
太く熱いものを、美香は男に呼応して包み込んだ。
騎乗位になっているせいか、さっきよりも男のものが太く感じる。
美香の膣内も下を向いて、締まりがよくなっている状態だった。
「あ……。ああ………」
今度もGスポットを狙い、男のものがそこを突くように仕向ける。
まもなく、確実にその部分に快感が押し寄せてくる。
「あっ……。あっ……。ああ……。あ………」
切ない声をあげて、切れ目なく上下の運動を楽しみはじめた。
407名無しさん@ピンキー:01/12/31 07:30 ID:lTL4Ycr+
喘ぎながら、自分で乳房を掴みしめたくなる。
自分の乱れた吐息と、時々もれる粘膜をこする水音だけが響く。
男は、下から半眼になって美香の痴態を見ている。
目の前で揺れるたわわな乳房に手を伸ばし、揉みほぐす。
乳首を指でつままれ、こすられる。
その刺激が、いっそう美香の内部を収縮させ、快感が増していく…。
「いいのか…。乳首、感じるだろう…。おまんこ、締まってきたぜ…」

Gスポットのへこみの部分を、男の亀頭が小刻みにこすりつける。
少しずつ…前から奥へ、奥から前へ。突いては引き、引いては突く。
美香の声は絞り出すような声に変わり、眉間に皺を寄せている。
苦痛に耐えているのではなく、迫り来る頂点に向けて集中していく。
男の胸に手を突き、上半身を揺らしながらよがり続けた。
口をついて出るのは、いい…いい…と、すすり泣くような声だった。
感じる部分に男根の先を固定して、あとは腰の上下の運動から
前後への蠢きに変わる。
そこへ、男の動きが加えられた。
素早く、刻み込むように美香の秘奥をつついてこする。
「こうか…こうすると、いいのか……」
美香は、もう声も出せずにただ息を弾ませるばかりだった。

もうすぐ、いく…。
歓びが、美香の中で真っ白にはじけた。
膣内が、途方もなくふるえ、わななき、激しくひくつく。
長く、深く続く快楽は、数十秒以上続いていった。
それが美香には無限に続くかのように思えた。
頭がしびれて、なにも考えられなくなる……。
408387-407:01/12/31 07:39 ID:lTL4Ycr+
はあああああ……。
ここでとりあえず区切りです。
長いけど、まだ続きます。
なんか後半になるにつれて、熱の入れ方が強く
なっちゃいました。全体の前半部分との整合性が妙ですが
臨機応変に文を足したりしちゃってるのでかなり矛盾かも…
>405
ありがとうございます〜(感涙)
私も一晩中書いてしまいました。そちらもお疲れさまです…
フレッツなんでIDがまったく変わらないのにはびっくり。
またまた感想を聞かせてくださると非常に燃えます!
409名無しさん@ピンキー:01/12/31 11:07 ID:U7pnSAN9
>408
おつかれさまです〜。
大掃除のあいまに覗きにきたらたくさん掲載されててびっくりしました。
やっぱり同姓の書くエッチ小説は読みやすくていいです。
続き期待してます。
410名無しさん@ピンキー:02/01/01 01:18 ID:KkxsQ/be
あけおめ。
>408、うざがってる訳じゃないが、そろそろ纏めたらどうか?
何度も何度も山場ばかりで、全体を通して何がしたかったのか分からなくなる。
411名無し:02/01/01 01:35 ID:f/3aDzPe
あけおめ。
続き期待してます。
412名無しさん@ピンキー:02/01/01 01:36 ID:XOmfxMLx

          お正月マンセー!!
      \\
 +   +  \\+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
413名無しさん@ピンキー:02/01/01 02:13 ID:KkxsQ/be
新年早々亀レスですが、

66 :名無しさん@ピンキー :01/10/15 17:45 ID:rUc16gIJ
藍川京は女蔑視もたいがいにせーよ、て感じ。

に禿同。女流なら一般女性の心理くらい把握しとけと言いたい。あえて男向け
(作家)として蔑視してるのかも知らんが、その必要はあるのだろうか?
414Cafe達磨ぁ〜:02/01/01 06:55 ID:TsIP5dmw
有家真理「名門女子大生完全凌辱計画」フランス書院

雑誌などでライターをしていますが、官能小説デビューを目指し
まずはどんな作品が受けるのかを調査ってことで
男にはまったく困ってない女友達3人にいろいろ読んでもらいましたが、一番評判よかったのがこれ。
この作者の他作品を読んでみたいのですが、この作品から3年経過してるのに
でてないってことは、もう期待できないんですかね。
\500もしないからamazonあたりで買い物するとき追加してみてはいかがでしょうか。
415381:02/01/01 13:18 ID:C0L4HFKW
>408
ご苦労様でした!
前に口調が気になる(〜〜ぜ、とか)と書いたものです。
早速意見取り入れてくれて嬉しいです。
私的には今回のほうが断然好きでした。
続きも読みたいけど、違うお話も読んでみたいなぁと思いました。
毎回注文ばかりでごめんなさい。文章がとても好みなんですよ・・・
時間があったら違う話もお願いしますね。
416名無しさん@ピンキー:02/01/01 22:48 ID:3/l8xCdi
初めてこのスレに来てみたのですが、
>408さんの話は私にツボです。ほんとに(・∀・) イイ!
やっぱり男性とは感性違うんでしょうけど、この作品を見た男性の
感想を聞いてみたいですね。
417名無しさん@ピンキー:02/01/01 23:34 ID:PVPLp000
>>408
(・∀・)イイ!ですよ〜〜〜!
続き、楽しみにしています。
☆ちょっとリクエスト☆
また、美香が男から激しく責められるシーンが読みたいです。
418408:02/01/01 23:36 ID:Iqb99t/j
さすがに昨日は書き込めなかったんですが、こんなにもレスがあるなんて!
感想を書いてくださる方が多くなって、とっても嬉しいです!!(感涙)

>>409
女性側からの視点でのみ書こうと思ってますw
男性側の行動や思考はあくまでも彼女の推測ってことで…
ありがとうございます!続きもまた書きます。

>>410
そうですね、そろそろ一旦この話は区切ろうかと思ってるんですが
なんかどんどん膨らんできて…
自分がMと自覚の足りない女性がS男性に開発されてく…
その過程を書こうと思ってました。
よければもう少しおつきあいを願います☆

>>411
…というようなわけで、もう少し続きますので、どうか読んでみて
ください♪

>>415
喜んでいただけて嬉しいです♪
そうですね、これをもう少し書いて段落をつけて、そうしたら
また違うのを手がけようかと思っているところです。じつは。
でも私のことだから、ちょっと女性がM入ると思います。
文章が好みと言われるとやっぱり嬉しい〜!
自分用とはいえ、いろいろ書き散らしていたのでいつのまにかこういう
文体になってしまいました。

>>416
私のツボもそこかしこに出てます♪
ほんとにいい…とは、冥利に尽きます〜(感泣)
実はメル友(男性)にこれを読んでもらったら「読んでて立ってきた」
「これ読むとすごくHしたくなる」とのお言葉を頂戴しました☆
とてもありがたいことです……皆さんどうもありがとう!!!!!
419408:02/01/01 23:42 ID:Iqb99t/j
わっ、レス書いてるうちにまた新たに書き込みが…
すっごいびっくりしました。
>>417
まだまだ、このあとも男の責めは終わりません。
それどころかエスカレート…
ああ、今頭の中で構想を練っています。
レスを書いてくださった方々へお返事かいてたら、なんか
やたらとハイになっちゃってw
続きは少々お待ちくださいませ…
あー、嬉しくって顔がにやけちゃいますw
420407の続き:02/01/02 00:18 ID:ojAqNCpj
…一瞬、美香は意識が遠のいていくのを感じた。
身体に、力が入りきらない…。
自分で自分の身体を、支えていることができないほどの陶酔…
次いで脱力感が襲ってくる。
男の上に跨ったまま、前のめりに倒れんでしまった。

男の胸に上体を預ける形で、美香はまだ口を半開きにして
呼吸を整えようとした。
まだ、男のものは美香の中で確かに息づいている。
繋がったまま、頂点を迎えた直後の激しい膣内の収縮に耐えている。
さすがに3度目になる射精を前にして、まだ男には美香の身体を
愉しむ余裕が見てとれた。
「…よかったか?」
美香の髪を撫でながら、男が訊いてくる。
「ええ……」
思わず、素直にそう答えてしまう。

「まだ、入ってるのがわかるだろう…」
男が、下から腰を突き上げてくる。
「あっ………」
美香は、小さな高い声をあげてしまった。
そのまま、男は再びゆっくりと動きを加えはじめた。
快楽の余韻に浸りきるいとまもなく、美香はいやおうなしに
男の責めに応じなければならない。
「あっ、いや……。
ああ、もう……。ゆるして……」
言いながらも、美香は男の緩慢な突きに官能を刺激されていた。
「そんなこと言いながら、よく締め付けてくるぜ…
これが、好きなんだろう?」
421420:02/01/02 00:58 ID:ojAqNCpj
がーん…書いてる途中で例外OEが出て、ブルーバックで落ちてしまった。
あと数行でアップという時だったのに!
ショック…。でも、大体頭に入ってるのであとで下書きして
明日まとめてアップします。今日はこれで…。
楽しみにしてて下さるのに、すいません。くぅぅ…さすが総鉄屑ね!
また明日の夜に再度アップしますのでよろしくお願いします!
422名無し:02/01/02 17:00 ID:eYDJIDWK
はーい、待ってまーす。
423名無しさん@ピンキー:02/01/02 17:50 ID:1AKIoJd0
>>414
その作品は読んだことがありますが、私はダメ。
多少の酷い系は良いですが、拉致調教のうえ外国に売り飛ばすなんて
話にはちょっとついていけないですね。
あまりに救いが無さ過ぎて引いてしまいます。
肝心のエロ描写もイマイチでしたし・・・
ヒロインが関西弁というのはちょっと画期的というか新鮮でしたけどね(w
424名無しさん@ピンキー:02/01/02 19:09 ID:5k4s/kcA
>>421
もうすぐかな?待ってるョ。
425421:02/01/02 19:18 ID:wVOIhYC9
たぶん夜10時以後、12時以前までには
来れる…と思うんですが…
今ほとんどの構成はできてますので少々お待ちを!
426名無し:02/01/02 19:27 ID:eYDJIDWK
早く来てね☆
427421:02/01/02 23:38 ID:m5Fgr3+b
はー、やっと来れました。
家庭の都合で昼間の変な時間か、深夜にしか来れないんです…
少ししたら書きますね。
428名無しさん@ピンキー:02/01/03 00:01 ID:J6XNDUkU
>>427
待ってましたー!
429420の続き:02/01/03 00:11 ID:/jIDg5zm
男はあくまでもスローモーに、美香の内部を突き上げた。
下から、男の手が美香の細くくびれたウエストにまわる。
もう片方の腕が、腰をぐっと押さえるようにして固定する。
……男は美香と繋がったまま、身体を起こした。
より一層結合が深くなり、美香は大きく喘いだ。
騎乗位から対面座位に、体位を変えられる。

凄い……。
美香は、胸の中で呟いた。
密着感を高めるように、向かい合って抱き合う形になった。
そのまま、美香を貫いているものは太さも固さも増したように思える。
彼女自身、そんな姿勢をとっていることで膣内の締め付けも強くなっている。

美香を腰の上に乗せたまま繋がり、男は再び突き上げを始めた。
膣を充たしている男根の先が、ときおり深奥の子宮近くまで届く。
強靱な腰遣いで、ぐっと膣口の近くにまで引き戻される。
「はぁっ……。ああ………。」
軽いめまいを起こしたように、頭がくらっと揺れるほどのよさが
彼女の内部を痺れさせていた。
凄い……。
この男は、凄い……。
こんなにも自分を乱れさせながら、それでいて男は殆ど乱れた様子を見せない。
冷静な、真面目とも言える表情で美香を刺し貫いていた。
艶めかしく開いた美香の唇に、男が唇を重ね合わせる。
舌を差し入れられると、彼女も夢中でぬめる舌を男のそれにからめる。
そのうちに、男の舌のリズムは、同時に美香を貫くものとほとんど一緒の
タイミングだということがわかった。
浅く入り口に入っているときは舌先だけが動く。
深く差し込むときには、舌の根元までを強めに吸い、舐めてくる。
こんな技巧は、美香がはじめて味わうものだった。
430名無しさん@ピンキー:02/01/03 00:37 ID:JwBYGBy7
興奮のあまりに頬を上気させ、とぎれとぎれに喘ぐ美香の表情を
男はただ見つめていた。
「どうだ…?気持ち、いいか…?」
淫らな笑みを浮かべながら、また言葉で美香を嬲りにかかる。
「……いい……。あ……。…ああ……」
「気がついたか?さっき、キスした時……」
「ええ……」
「どういうことか、言ってみろ」
これは、舌と男根が同時に動いて責めたときのこと…。
美香はそう答えた。
「そうか……」
男はそれを聞いて、満足そうに笑った。

「ずいぶん、気持ちよさそうにしてるな…。そんなに、俺に姦られてるのが
いいのか?」
まだ男には美香を弄ぶゆとりがあるらしい。
既に二度射精している。
じっくりと、時間をかけて美香を責め苛むつもりのようだった。

「おまえは、無理矢理やられてるんだぜ…。好きな男でもなんでもない、
今夜初めて遭ったばかりの俺に。
それなのに、おまえは何度イった?犯されてるのに、何度も感じまくって
よがり狂って……」
「いやっ……!いや………」
そんなふうに、卑猥な言葉で辱められ、責めたてられることで、美香はいっそう
身体が熱く燃え上がってしまう。
なおも男は続けた。
「いやらしいことなんて知りません、なんて可愛い顔して…
中身は、ものすごい淫乱なんだ。
おまえ、さっき自分が俺になんて言ったか…覚えてるか?」
「……知らない…知りません!」
美香は首を左右に振り立てるばかりだった。
431名無しさん@ピンキー:02/01/03 01:01 ID:JwBYGBy7
くくく、と男は低い笑い声をもらした。
「俺が、ちんぽ動かさなかったら…“お願い、もっと動いて!”
なんて言ったんだぜ。
俺が入れる前に“ゴムは着けてして”とも言ったな。」
……その通りだった。
情欲の熱狂に任せて、とんでもない淫らなことを口走っていた。

「自分から、俺に犯して欲しい、と頼んだんだ。
電車の中でも…そう言ったな。
駅に降りる時にでも、いくらでも逃げるチャンスはあった筈だ。
俺は刃物で脅したわけでもない。そんな物も持ってない。
ここについてきたのは、おまえ自身がそう望んだからだろう。
俺にこんなことをされるのを、期待してたんだろう」
有無を言わさず、男は得々と畳みかけるように語った。
そう……そうよ。
あなたの、いうとおりよ。
あなたが、素敵だったから。
あんまり、気持ちよすぎたから……。

表面は何も言えず黙っている美香の胸を、男は揉みしだいた。
「あ……」
途端に、美香はよがり声をあげてしまう。
「おまえは、レイプでも気持ちよくなれればそれでいいんだろう。
俺が相手でなくとも、他の男でも誰でもいいんだ。
ちんぽぶち込んでくれれば、誰でも歓ぶんだろう」
「いやあっ……!ちがう……。
ちがいます、そんな……そんなこと……」
男は淫らな蔑みの言葉を吐きながら、少しずつ興奮の度合いを
増してきた様子だった。
432名無しさん@ピンキー:02/01/03 01:21 ID:JwBYGBy7
相変わらずゆっくりと、時にはまったく動きを加えずに
男は美香の内部を責めていた。
口先では男の言葉を否定してみせても、この男はなにもかもを
見透かしているように思える。
美香の心の奥底に潜む、暗く深い部分のすべてを。
それが美香の隠し持つ性癖…マゾの快楽、そのものだった。

自分では認めたくなくて、認めることが怖くて心底から
考えたことはなかった。
なぜ自分が、あの異常な状況で男に身体を許してしまうのか。
身体だけではなく、心までも男に操られてしまう。
男の言うなりになっている自分。
淫猥きわまりない要求を満たそうと、男にかしづき奉仕してしまう
自分……。

それから、男からの質問攻めが始まった。
いままで、5人の男に抱かれたこと。
年齢を聞かれて24と素直に答えた。
18まで処女だったこと。
スリーサイズを聞かれて実寸を答えた… 85の58、86。
それだけでなく、男は根掘り葉掘り聞いてきた。
勤務先、自宅の最寄り駅はさすがに本当のことは言わずに
嘘を言った。
バイブやローターを使ったことはあるか、持っているかと聞かれた。
使っても、持ってもいないと答えると男は黙って笑っていた。
さんざんに美香を詰問しながら、男は緩急をつけて責めを続けていた。
何度かイきそうになっても、男は許さなかった。
433429-432:02/01/03 01:24 ID:JwBYGBy7
すいません、今日はちょっと時間が…。
また朝に来れたら来ますが、来れなかったら夜にきます。
小刻みですいません。もう少しで一応の終わりが見えてきてます。
434432の続き:02/01/03 12:43 ID:dMRJ73fx
……美香はもう、三度目に達したくて仕方なかった。
ここまでで、クリトリスで三回、膣で二回イっている。
クリトリスだけなら…自分自身の手で、すぐにでもイクことができる。
けれど、膣だけはそうはいかなかった。
どうしても、男の熱く固く、太いものが必要だった。

男に執拗に責め立てられ、美香はさすがに頭がふらついてしまうほどの
疲労感に見舞われていた。
でも、まだイかせてはもらえない…。
もう、美香は限界だった。
……これ以上、焦らされたら…気が狂ってしまいそうになる。
男は美香の中に没入させていたものを引き抜き、彼女をうつぶせにさせた。
「尻を上げろ」
命じられて、獣の体位をとらされる。
数十分も射精を耐え抜いていた男は、最後にバックから挑んできた。

後ろから犯されて、美香はたまらなく感じた。
男はゆっくり、大きく男根を出し入れさせた。
「あっ、あっ……」
きれぎれに、美香はのどの奥から声を振り絞った。
突き引きされるたびに、声を放たずにはいられない。
「どうだ…おまえは、これがいいんだろう。こうされると、感じるんだろう」
さすがに、男も興奮して声がうわずっていた。
美香を責める腰の動きも、激しさを増してくる。
「いい身体をしてる…おまえは。口も、あそこも…最高に具合がいい。
…おまけに、お誂えむきに淫乱な、マゾ女だ」

淫乱な、マゾ女……
男にそんなことを言われても、美香はただ声も出せずに感じていた。
435名無しさん@ピンキー:02/01/03 23:22 ID:XZt0Zua5
「おまえは、最高だ……。 俺のものになれ」
美香の顔を見つめながら、男は囁いた。
重ねて男は言った。
「俺の、奴隷になれ」
ひとこと、ひとこと…刻み込むように言う。

奴隷……。
そのあまりにも淫靡な響きの言葉を聞かされると、美香はざわざわと体毛が
逆立つような、妖しい震えが全身に広がっていく。
バックから犯され、もう少しで絶頂に達しようとしている熟した身体。
身体じゅうが淫欲の業火に灼かれている最中での責めだった。
この言葉を言ってしまったら…もう、あともどりはきかない。
身も心も男のために捧げ、どんなに屈辱的なことでも受け容れなければならない。
そんな恐れが、美香の口をつぐませた。

「言えないのか?」
答えられないでいる美香の、尻を征服する男の動きが止まる。
「ああっ……!いやあ!」
悲痛な声が美香の口を衝いて出た。
ここまできて、やめるなんて…
「ひどい…。こんな……」
抗議するように呟きながら、声にどこか男に甘えるような響きがある。
「イキたいか?」
わかりきっていることを、意地悪げに男は尋ねた。
「お願い……。イかせて……。もう……もう、私……」
美香は自分がうわごとを言っているように、頭が朦朧としていくのを感じた。
それほど切迫していた快感が、突然とぎれてしまった。
「俺の、奴隷になるか?」
436名無しさん@ピンキー:02/01/03 23:54 ID:XZt0Zua5
「………………」
言っては、いけない。
そう、心のどこかで冷静な自分が警告する。
一方現実の自分は、膣内を充たす男のものの魔力ともいえる素晴らしい
快楽を味わっている。
思いっきり、イってしまいたい。
ここまでさんざん焦らされ続け、今またこうして辱められている。
唇を噛みしめて、美香は性欲という抗いがたい本能と、それを必死で
諫めようとする理性との葛藤に苦悩した。
「言えないのか?」
また…男が、腰を使いはじめた。
感じるGスポットのあたりをこすり、つつかれて、美香は声をもらした。
「言えないなら……はい、だけでいい。
……俺の、奴隷になれ。おまえは、俺だけのものになるんだ……」

「………………はい」
美香は羞恥と欲情のせめぎ合いに苛まれていた。
こう言わなければ、いかせてもらえない。
どうしても、この男のものが必要だった。
だから……そのための、ことばのプレイにしかすぎない。
そう自分にいいきかせながら、美香はたまらずに男に哀願した。
「お願い…もっと、もっと動いて…!
ああ……もう、もうだめ……。だめなの………」
自分が何を口走っているのか、意味もよくわからなくなる。

「いいとも……。いい娘には、ご褒美をくれてやる」
男が、やっと激しく突き引きを始めた。
奥までぐっと突かれ、そして膣口まで引き戻すやりかた。
それを美香が好むことを承知で、今まで与えてはくれなかった。
それが、いま、ようやく……。
美香の唇から、よりいっそうせつなく高い声が放たれる。
「あ!ああ……。あああっ……!!」
437名無しさん@ピンキー:02/01/04 00:17 ID:nPtzpGLQ
美香は、激しく内部を収縮させながら、高処へと駆け昇っていった。
男も呻いて、美香の動きにつられて凄まじい勢いで射精した。
男の性器が、自分の意志とは関係なく蠢く膣の中で、ふくれあがって
いくのを美香は感じた。

目の前が、白くもやがかかっているような気分だった。
そのくせ、一旦昇りつめた高揚感はあまり長く続かなかった。
次の瞬間には、暗闇へとどんどん落ちていくようだった。
落ちていきながら、そのスピードの激しさに酔っているような自分。
怖い怖い……でも、気持ちいい………。

落ちていく。落ちていってしまう。
暗い……暗い闇の底、底の底へと…………。
まるで眠りに落ちかけている時に見る、底なし沼へと落下してゆく
悪夢にひきずり込まれるように………
…………思考能力が、薄れていく。
ことばも、やがて結べなくなっていく………


* * * * * * * * * * * * * *

………どのくらい、時が経ったのか、わからない。
それどころか、自分がなぜこんなところにいるのか……。
美香は眠りから覚めたばかりのぼうっとした頭で、軽く混乱した。
そうだ……。
ゆうべ、あの男にホテルに連れ込まれて……。
室内の照明は消えていたが、小さな明かり取りの窓が白んでいる。
………朝なんだろうか。
438名無しさん@ピンキー:02/01/04 00:45 ID:nPtzpGLQ
ふと見ると、かたわらにいたはずの男の姿はなかった。
でも…あの男のことだから、まだどこかで美香の様子を窺って
いるのかもしれない。
美香はぶるっと身震いしながら、全裸の体にシーツを巻き付けて
立ち上がった。

おそるおそるのぞいたシャワールームにも、トイレにも
あの男はいなかった。
壁ぎわにかかっていた、男のコートも入り口の靴も、ない。
男に隠されていた美香の服は、きちんとハンガーに掛けられて
クローゼットにしまわれていた。
もしかしてなにか盗られたかもしれないと思い、美香はバッグと
財布を改めて見たが、なにもなくなってはいなかった。
安堵して、ほうっと大きな溜息をつく。
ふとベッドの上の棚を見ると、白っぽいメモ用紙が一枚置かれていた。
そこには整った字でこう書かれていた。

「払いは済ませた
 先に出る    K」
K……。
あの男の、苗字だろうか…それとも、名前だろうか。
美香はまるで夢のようだった一夜を振り返りながら、熱いシャワーを
浴びた。
激しいセックスの代償は、腰の痛みとあちこち、体のふしぶしの
痛みだった。
これは夢なんかじゃ、ない。
その証拠に、白く美しい乳房にも太ももにも、男の唇が吸いたてた
紅い色の、扇情的なあざ…キスマークが、いくつも記されていた。
それを見るだけで、顔が羞恥で赤らむような思いになる。
439名無しさん@ピンキー:02/01/04 00:59 ID:nPtzpGLQ
脱衣所に戻り、服を着ようとしてまず下着をさぐる。
すると…男に着せられたうす紫の上下の他に、白のキャミソールと
同色のブラはあったが、白のショーツだけはなかった。
きっと、あの男が持ち去ってしまったのだ…。
きゅっと唇を噛むと、愛液の残滓で濡れた薄紫のショーツを着けた。
あのショーツも、きっとこんな状態になっているにちがいない。
発情した女の、特有の甘酸っぱい香りがこもっている。
そして栗の花に似た男の精の匂いが、まだベッド近くにたちこめて
いるように思えた。

最後に…やっとイってから、眠ってしまったのか…記憶がなかった。
けだるく、重い身体をベッドに横たえたかったが、もう時刻は
朝の10時近くになっている。
チェックアウトして、家でぐっすりと眠りたかった。

……思い出すと、恥ずかしさのあまりに叫び出しそうになる。
そのくせ、あの男にされたこと、美香がしたことが脳裏に蘇る。
駅で電車に乗り込むと、きのうと同じ座席の形状だった。
男に犯されるきっかけとなった、ボックス型の座席。
乳房を剥き出され、背後から挿入されている淫らな自分の姿が
浮かんで消えた。
思い出すと、なぜか腰の奥底にまだ熱いものが蠢いた。

歩くのももどかしく、駅からさほど離れていない自宅マンションへ
タクシーで帰り着く。
着替えて軽く食事を採ると、美香はベッドへもぐりこんだ。
目を開けているよりも、むしろ閉じているほうが…より鮮明に
昨夜のことが思い出される。
ようやく、美香はうとうとと眠りについていった。
440434-439:02/01/04 01:04 ID:nPtzpGLQ
はあ、今日はここまでで。
明日には、できれば(すべて書ける時間があれば)
一応「第一部 完」って感じでまとめるつもりです。
あと少々おつきあいくださいませ…。
441名無しさん@ピンキー:02/01/04 01:12 ID:5b+soOYr
>>440
おつかれさまでした!!
固唾を飲んで見守っておりました。
このあと美香はどうなってしまうのか。。。ドキドキ
442名無しさん@ピンキー:02/01/04 18:35 ID:9FDPwQX4
>414
423を読む限り面白そう。トンデモ入ってるのがツボ。
443名無しさん@ピンキー:02/01/04 22:17 ID:x6uK8pGm
>440
今までずーっと読ませてもらってました。
個人的には、もう最高って感じです。自分は文才ないから羨ましい・・・
444名無しさん@ピンキー:02/01/04 22:39 ID:gJEVoIiP
漏れも今まで駄文綴ってたけど、これ読んで虚しくなった。
彼女はずいぶん小説読んでるね、文才あるよ。特に細部の描写がすごい。
女じゃなきゃ書けないね、ここまでは。
445440:02/01/04 23:05 ID:KFOlUSpA
>>441
このあと、それを書いていきます!

>>443
最高と言ってもらえるなんて…嬉しいです!

>>444
そうですね、本は好きでよく読みます。もっぱらインスパイア
されてるのは男性作家が多いんですが…
女性の視点をとにかく重視しようと試みているつもりです。
446名無しさん@ピンキー:02/01/04 23:31 ID:KFOlUSpA
……浅い眠りの夢のただ中でも、美香はあのKと名乗った男に
抱かれていた。
いやがる美香の服が、一枚一枚剥ぎ取られていく。
男に組み伏せられながら、なおも抵抗する両腕を頭上に押さえつけられた。
なにごとか叫ぼうとする唇を塞がれ、ショーツを脱がされ、すぐに貫かれた。
それなのに……あろうことか、美香は感じていた。
下から男の首に腕を回して抱きしめ、愛撫をせがんだ。

夢にはよくあるように、突然場面が変わり…今度は美香が男に対して
積極的にふるまっていた。
自分から男の身体の上に寝そべり、キスを求める。
逞しい男の身体のあちこちを、手や口で愛撫する。
「抱いて」と懇願する。
「犯して」とも言った。
それを、もうひとりの美香が耳を塞ぎながら「やめて」と叫んでいた。
淫らにのたうつ二人の男女を、闇が包んでいった………。

自分でも衝撃を受けるほどの、恥知らずな夢の内容。
夢の中で施された性戯に反応したのか、美香の新しく身につけた
ショーツは…濡れてしまっていた。
いやだ………!
咄嗟に、大きく首を振る。
自分が淫夢に感じてしまった、その事実をかき消したかった。
一般に、夢は深層心理を現すという。
…表層の「建前」の自分が眠っているから、奥底の自分が「本音」を
語るといわれる。
だとしたら…これがほんとうの自分なんだろうか。
奔放な性の欲求を露わに求める自分、それを認められずに否定する自分。
447名無しさん@ピンキー:02/01/05 00:03 ID:SzfMxSfx
夢の中でさえも、あの男に苛まれている。
そしてそれを快く感じてしまっている部分が、確かにあった。
暫くして、また眠りの中にひきこまれていく。
また続きをみるんだろうか……。

肉体的な疲労と、精神的に消耗したせいか、あのあとは悪夢は
見ずに済んだ。
昼近くに眠ったのに、気づくと明け方になっていた。
まだ身体のあちこちに、鈍い痛みとけだるさが残る。
気分転換に親しい友人を誘って遊びに出よう。
あの金曜の夜から、日曜の朝を迎えていた。

街にショッピングに出て、友達と他愛のない話をする。
それだけで、大分美香の心は軽くなった。
それでも夜自宅に戻り、一人きりになるとあの記憶が蘇ってくる。
……そういえば、あの男……
いろいろ私の事を訊いて…最後には「奴隷になれ」なんて言ってた…。
いいしれぬ不安が、美香を今頃になって身震いさせた。
自分で、自分の身体を抱きしめてしまう。

あのとき、ききだそうと思えば…セックスの快感をエサにして
携帯の番号でも、自宅の電話番号でも住所でも聞けたはず。
なのに、それはされなかった。
それに、男自身の連絡先すらも教えて行かなかった。
脅迫も、盗みもされていない。
ただ、美香の心身を巧妙な性技で翻弄し尽くしたにすぎない。
それも、美香に途轍もない快楽を与えたあげくに…。
……また、あの時間帯、あの路線の電車に乗らない限り、会うことも
ないんだろうか。
448名無しさん@ピンキー:02/01/05 00:26 ID:SzfMxSfx
……漠とした霧のように身体にまといつく不安感。
気持ちの浮き沈みが激しくなり、美香は落ち着かない。
日々を過ごすのに、自分を平常心に保つ努力をしながらで
なくてはならなかった。
ゆっくりとした時間が過ぎていき……
一週間が経ち、あの日と同じ金曜日が訪れた。

今日こそ…あの男は、なにか行動を起こしてくるんじゃないか。
美香はそう思いながらも、身体がふわふわと浮き上がっているような
感覚にとりつかれた。
早く、一日が無事に過ぎればいい……。
身体の奥に、妖しいざわめきが起こるのを止められない。

勤務先の画材店で、美香は注文書を書いていた。
いつもなら間違えることなどない、ルーティンワーク。
なのに、注文の品を一桁多く書いてしまいそうになった。
「美香ちゃん、そこ違う!」
同僚で仲良しの由理から間違いを指摘され、はっとボールペンを
取り落としそうになる。
「ありがとう……」
「よかった、あやうくセーフだったね」
明るく笑う由理につられて、美香も笑った。
由理が、美香をのぞきこむように見上げて言った。
「ねえ…ここんとこ、美香ちゃん変じゃない?」
友人の心配をしているようで、その実自身の好奇心を満たす質問をする。
さりげなく探りを入れる、女性特有の会話。
「なんかうわのそらっていうか…うきうきしてるみたい。
かといって、今みたく時々ぼんやりしてるし。なんかあったの?」
からかうような調子で言われて、美香は少しまごついた。
449名無しさん@ピンキー:02/01/05 00:47 ID:SzfMxSfx
「そう…?私、うきうきしてる風にみえる?」
「あやしいよ…彼氏でもできたんじゃない?」
「そんな!彼氏なんかじゃ……」
思わず美香は声を高くしてしまい、慌てて黙り込む。
事務所で地味な仕事をしていると、きまって由理は脱線する。
「じゃ、まだそこまでいってないの?おかしいなぁ……。
美香ちゃんなんか色っぽくなったし、Hしてる彼氏ができたんだと
思ってたのに」
色っぽくなった…そう言われて、美香は内心冷や汗が出る思いだった。

首をひねる素振りで無邪気に語る由理は、美香の目から見ると
奔放で、「遊んでいる」タイプだった。
コネで悠々と仕事をして、とても地味なこの仕事は合っていない。
本命の彼の他に、ただの友達やセックスフレンドを複数持っている。
そして彼らとの豊富な体験談を、おもしろおかしく美香に話す。
おそらく数十人単位にのぼる男性を知っているらしい。
性の快楽に対してもあっけらかんと、「気持ちよければそれでいい」
と言い切るタイプだった。

この子なら…あんなことをされても、「よかった」で済むんだろうか。
こんな体験、したことがあるんだろうか…
「あのね……」
美香がそう言いかけると、由理のケータイが鳴った。
そこで、美香は雑談からとり残された。
結局、由理から話を戻されても美香はあのことを話すのはやめた。
自分が、そんな淫らな女だと知られるのは恥、というプライドもあった。

……いつもと変わりない一日が終わり、明日あさっては休み。
心が浮き立つような週末の夜、美香は胸の奥がなんとなく息苦しい。
450名無しさん@ピンキー:02/01/05 01:10 ID:SzfMxSfx
その夜は8時にあがり、美香は帰途につくことにした。
けれど、電車に乗り込む時…心臓が、どうにかなりそうなほど
早鐘を打っていた。
息苦しく感じるのも、このせいだった。
また……あの男が、乗ってくるんじゃないか。
不安も強かったが、そのくせ密かな期待もあった。
もう、ショーツが気味悪くなるほどびっしょり濡れている。
美香の最寄り駅まで、およそ1時間かかる。
自分の降りるべき駅になっても、美香は座席を立とうとはしなかった。

このまま……終点の駅まで行けば、またあの場所へと着く。
美香の住む町の駅から、30分も先の道のり。
今夜は、うたた寝などできる状態でもない。
ほんの30分が、一時間にも二時間にも思えるほど長く感じる。
ひと駅、ふた駅……いくつもの駅を通り過ぎる。
この前は、どのくらい乗り過ごしてからあの男が来ただろう。
あの男は、どこから乗って来たんだろう。

胸の苦しさが増して、美香は何度も大きく深呼吸した。
気持ちの高揚が、どうしても息を早く浅くさせているらしい。
長く、長くかかった時間が過ぎ……
ついに、終点へと美香は来てしまった。
ここまでの間、あの男は現れなかった。
なんだか拍子抜けしてしまったように、美香は嘆息した。
駅のホームへ降り立つと、夜10時の今は月末、給料日後のせいか
人気は多かった。
この前は11時頃で、人気は少なかった…。
451名無しさん@ピンキー:02/01/05 01:28 ID:SzfMxSfx
あの日の、あの時間の列車だからこそ、あんなことをされた。
そういえば、あの列車は快速列車で停車駅が極端に少ない。
乗降客も少ないとはいえ、車両の片隅で犯されかけた。
じわりと、また新たな蜜が股間に溢れてくる。
濡れっぱなしのここを…なんとかしたい。
ベンチに腰掛け、美香は足を組んで深いため息をついた。
今日は、このまま帰ろう……。

突然、美香の携帯が鳴った。
着信音を、番号を登録した相手によって変えることができる。
それは未登録の相手からの音だった。
着信番号を見ても、覚えがない携帯番号だった。
「はい」
それだけ言って出る。
「もしもし」
聞き覚えのない男の声がした。
「あの……どちらさま?」
美香は怪訝そうに相手に尋ねた。
「黒澤です」
男は、よく通る声でそう名乗った。

名乗られても、やっぱり美香の知人にそういう男は思い当たらない。
「黒澤…さん、ですか?」
美香は聞き返した。
間違い電話だろう、と思った次の瞬間
「美香さん?」
と、男は下の名を名指ししてきた。
「朝倉美香さん、でしょう?」
452名無しさん@ピンキー:02/01/05 01:48 ID:SzfMxSfx
なにかの勧誘電話かもしれない。
時々、携帯にもかかってくると聞いたことがある。
それを確かめたら切ろう、と美香は身構えた。
「はい…。そう、ですが」

低く、くぐもった笑い声のようなものが受話器を通じて耳に響いた。
それを聞いた途端、全身に氷を浴びせられたような冷気と
同時に炎のような熱気がないまぜになって襲いかかる。
腰から下が、溶け崩れていくような錯覚も訪れた。
「先週は…楽しかったな」

Kと名乗った男…
そして今電話で、黒澤と名乗っている男こそ…
あの日美香のすべてを奪いさり、隷属させた男そのものだった。
「あ……あなた、なぜ、この番号を……」
声がふるえ、うわずっていくのがはっきりとわかる。
「あんたが気持ちよさそうに眠ってる時に、見せてもらったのさ。
駄目だろう…ちゃんと他人に知られないようにロックしなきゃ、な」
得意そうに語る男の声が、やけに近くに感じる。
背後に人の気配を感じて振り向く。
同時に、男の手が美香の肩口をとらえる。
そこには、まぎれもなく先週美香を嬲り抜いた男が立っていた。
驚愕のあまりに息を呑む美香に、男は言い放った。
「あんたは、ここまで出向いてくると思ってたよ」
確信を持って言い切る男の態度に、美香は何も言い返せなかった。

無言で美香の肩を抱き寄せ、駅から出ることを促す男の手の熱さ。
……それは、再び狂った夢のような、いつ果てるとも知れない
性宴の始まりを告げる合図だった。

〈一部  完〉
453446-452:02/01/05 01:55 ID:SzfMxSfx
はあ……
ようやくここまでたどり着きました。
一応、これで大きな区切りをつけました。
気まぐれて2部も書くかもしれません。
ていうか、続くとしか思えない終わり方だしw
次のことは、正直あまり考えていませんが、まだプロットだけの
ものもあるので時間をおいてとりかかるかもしれません。
その時には、またよろしくお願いします☆
454名無しさん@ピンキー :02/01/05 02:11 ID:Rp8n6l08
ttp://lock.kubiwa.net/index.html
男の目から見るとここの小説はかなり萌えるんですが
女性から見るとどうですか?
455aoo:02/01/05 02:17 ID:R3Q7x6SQ
これはどうですか?
http://makaroni.free-city.net/
456名無しさん@ピンキー:02/01/05 04:05 ID:/FjVl5n5
これなんかは。
短いですが、私はかなりくすぐられました。

ttp://homepage2.nifty.com/harumiya/shiro_no_sekai.html
457名無しさん@ピンキー:02/01/05 04:51 ID:/RbX8L93
ここはいつから「お伺いを立てるスレ」になったんだ(w
458 :02/01/05 04:54 ID:43/iEYKV
>>453
完結おめでとう&ごくろうさまです。
散々既出ではありますが、細部の描写がすばらしい!
メル友の方ではないですが、読んでる間は立ちっぱなし(w
これが正直かつ率直な感想です。
続きも気になりますが、短編も読んでみたいなぁ。
453さんの次の作品を楽しみにしてます。

質問なんですが、>>432で、
男の質問に対して、
>勤務先、自宅の最寄り駅はさすがに本当のことは言わずに
>嘘を言った。
とありますが、そんな余裕あるのだろうか…
だとしたら改めて女性は一筋縄ではいかないなぁと(w
男はその辺、目の前の快楽に流されがち。
少なくとも漏れはそうなので(藁
459 :02/01/05 10:37 ID:crM6h05O
わたしは>453さんではありませんが...
「(こういったシチュエーションでの)身元を明かすことへの畏れ」は
男の人より女の人の方が強いと思います。
だから 半ば本能的に嘘を言えてしまうんです。
460名無し:02/01/05 21:05 ID:qZV5NLbs
>>453
お疲れ様でした。
すっごーくお疲れ様って感じなんですけど、2部期待してます!!!
461453:02/01/05 22:58 ID:3J/SB6qf
>>458
ありがとうございます!
男性の方なんですね?女性向けといえど、男性から「読んでて立つ」
とまで書かれると、正直なところ照れますが…それ以上に嬉しいです♪
そうですね〜短編のストックもあるにはあるんですが、どれを書こうか
迷っているところです。
えっと、ご質問の件…小説の中でちょっと書けばよかったんですけど
美香の住所は一回引っ越している設定なんで、現住所ではなく以前の
最寄り駅を答えたということで…勤務先も以前のバイト先と
いうことにしておいてください。
>>459
そうなのです、459さんがズバリ私の代弁をしてくださっています!
まったくそのまま、勤務先や最寄り駅を言ってしまうと怖いですよね。
まして相手は痴漢&レイプするような男だし。
相手の男は美香の言うことが本当か確認する術は、普通ないですし。
>>460
ここのところ、少々睡眠不足気味ではあるのですが…
みなさんの温かい励ましや期待のお言葉を聞くと、それも吹っ飛んで
しまうほどやる気が出るんです☆☆☆いつもどうもありがとうございます!
もうすこし日をおいて、2部にとりかかるつもりではあります。
それにしても、こうも私なんぞの書いたオナ小説wを支持してくださる
方々がいるとはとても心強いことです!
それだけ痴漢されて犯される→なのに感じてる→男に好意さえ持つ→
あの快楽が忘れられない…という状況に萌える方が多いということでしょうか…
462名無しさん@ピンキー:02/01/05 23:36 ID:AETPL7lR
このところ暇なんで携帯サイトのメル友コーナーを覗いてるんだけど、
そこで女性のえっちメ希望者のなんと多いことか。中でもレイプ願望の
コが多くて、このジャソルのニーズが多いことを確信しています。
ちなみに453さんは痴漢の体験があるのでしょうか。
463453:02/01/06 00:13 ID:IAZfT7B7
>462
実のところ、私は痴漢に遭ったことはあまり多くありません。
なぜか中学生頃までにはよく遭ってたけど(Hなこと言われたり
うしろから勃起したものを押しつけられたり…)
だけどこの話の冒頭部分のような、夢うつつだったけど
あれはもしかして痴漢?というようなことはあります。
恥ずかしながら、すごく感じてたのを覚えてます…
レイプ願望…それは私もちょっとあるかもしれません。
でも生理的に受け付けない相手はイヤだし、入れて出すだけの暴力的な
ものはもちろん絶対イヤですね、うん…。
>462さんは男性の方ですよね?
464名無しさん@ピンキー:02/01/06 23:32 ID:/IHC3BMi
 団鬼六氏の小説は、無意識に男性サイドに感情移入してハァハァしてしまうのですが、
そういう人いますか?
465453:02/01/06 23:44 ID:MsEs45QI
ん〜次何書こうかしら…と見に来たら上がってたので。
>464
私はまだ団氏の小説は読んだことないのですが…
女性を徹底的に奴隷化させて、天井から吊したりする…んでしたっけ?
あと、スカトロもありだったような気がしますが…
認識が間違ってたらごめんなさい。
あなたは女性ですか?
466名無しさん@ピンキー:02/01/07 01:01 ID:n2gANAb2
>465
♀です。今小説読んできました。
 個人的な好みですが、ベッドシーンよりその前後がよかったです。電車での
痴漢行為(何て言えばいいんだ?)も、挿入する前、前技っていうのか、
その心理描写が大変お上手ですね。
 主人公が24歳というのが意外でした(二十歳くらいかと思った)。それと、
「5人」は官能小説にしては多すぎやしませんか?もう少しウブ(死語)くても・・・。
451〜452の電話が掛かってくるシーンはドキドキでした。その前の回想
がよく生きていると思いました。ここまで巧いの書いて、第二部が大変そうだなぁ、
と余計な心配をしつつ、応援してます。
467名無しさん@ピンキー:02/01/07 02:05 ID:KLp9rDRE
453さん、ご苦労様でした。最初からずっと読んで来ました。
相変わらずとてもよいです。もろ好みです。
でも453さん人気で他の方が書きづらくなってたりして?なんて
余計な心配しています。
私は小説なんて全然書けないんですが、他の方にもどんどん書いてほしいな
とわがままなことを考えています。
もちろん453さんの続編も楽しみしてますよ!
468453:02/01/07 16:35 ID:RFiVp/go
>466
ありがとうございます☆
24…意外ですか?ん〜20代前半という設定であったので。
確かに5人は多いかも…では3人くらいということでw
なぜか今二部の構想を少し練ってます。他のも考えてるのに…
>467
書き始めた時からの、リアルタイムで読んで下さっていたんですね?
もろ好みというと、やはり私と同じくちょっとM入ってる嗜好がおありですか?w
他の方…そうですね、一回だけで書かなくなっちゃった人もいたし…
あれは私も期待してたのに残念です。
どなたか他のかたの作品も、私も読んでみたいです〜。
続編、こんなにも楽しみにしてくださる方がいて、私も頑張ります!
469名無しさん@ピンキー:02/01/07 19:09 ID:irESQr/g
>恥ずかしながら、すごく感じてたのを覚えてます…
 に萌え(;´Д`)ハァハァ。原体験なワケね。

 正月にヒマなので、えっちメ希望のコに自ら書いた駄文を送ってみたところ…
 予想を上回る反応に驚きまして(^^;)勉強のためココを覗きにきた次第です。

 ちなみに全て携帯への送信のため、短文かつ狭い画面で、
 「いかにオカズになるか」を考えて綴りました(笑)。しょーもない内容ですが、
 468さんの投稿も一段落した事だし、少し後にうぷさせて頂こうかな、
 と考えております。
470469:02/01/07 19:11 ID:irESQr/g
 469=462=444=♂です。スマソ
471444:02/01/07 20:51 ID:Rgub3K1V
468さんの作品をある女性に読んでもらったら、
「とても面白かった。でも、もっと喘ぎ声とか
 エッチな音とかあってもいいかも…」
との事でした(^^;)ご参考まで。
472444:02/01/07 22:18 ID:Q5LlLJo1
【H看護婦日記・その1】

あいは看護婦なの。きょうも正月だってのに仕事。もーやってらんない。
みんなカップルで初詣行ったり、おうちでエッチしちゃってるんだろうなー。

そんな事を考えていると、ろくに仕事にも精が出ません。なーんて思いながら、
病室の個室の掃除に入ろうとしたら、なんかハァハァいう声が聞こえてくるんです。
えっ?患者さんが具合悪くなってるのかな?そう思って、ちらと中を覗いたら
びっくり!患者さんイチの美形、Oさんがオナニーしてるんです。

「あぁ‥いいよ‥もぅ」なんて言っちゃって。私はびっくりしちゃって、
その場に凍りついちゃった。

ずり下げられたパジャマから出た彼の大きなモノが、右手でシコシコされています。
ふだんはクールな彼が真っ赤な顔でシゴいてるなんて‥あたしはもう心臓バクバク、
あそこはジンジンしてきちゃいました。

「あぁ‥いいです、看護婦さん‥」

どうやら私たちをオカズにしているみたい。
スキーで足折って1ヶ月も入院していれば、そりゃタマってくるわよねぇ。
そう思いながら、あたしは彼のアソコから目が離せないの。

あたしの彼よりずいぶん立派。しかもカリが大きくて、あんなのが入ったらあたし、
こわれちゃうかも。いつの間にかあたし、アソコに手を伸ばしてオナニー始めちゃったの。
彼の手の動きがどんどん早くなっていくのと一緒に、あぁん。あたしの指の動きも
早くなっちゃう〜。

「あぁ出る‥もう出る!あいちゃん!行くよ!!」

「えっ?」彼のペニスから、ぴゅっぴゅっと白いものがあふれ出た。
私はワケが分からなくなって、逃げるようにそこを離れた。

「Oさん、あたしの事思ってオナニーしてたんだ。」そう思うと、とたんにアソコが
うずき始めたの。あたしはすぐトイレに駆け込んで、さっきのシーンを思い出しながら
アソコを激しくいじめちゃった。「ああぁ〜んOさん‥もっと突いてぇ〜ン」
すごく気持ちよくて、すぐイッちゃったの。

次の晩、夜勤だったあたしは、彼を襲う計画を実行したの。個室だからカンタン。
消灯時間を過ぎて婦長が帰った後、あたしはドキドキする心臓を押さえながら
彼の部屋をそっと空けたの。(つづく)
473444:02/01/07 22:22 ID:Q5LlLJo1
【H看護婦日記・その2】

同僚のコに気づかれないよう、そっと病室の扉を開けた。なんだか胸がドキドキする。
「ごめんなさい、もう寝てた?きょう湿布を取り替えるの、忘れてたの。」
ほんとはわざとなんだけど、そう言ってあたしは彼のベッドに近づいたの。

「ごめんなさいね、すぐ終わるから。」布団を上げて、彼の足の包帯を解くあたし。
「いえ、いいですよ。」彼はと言うと、いつものクールな表情のまま。
よーぉし、作戦開始だ。

彼の包帯を解きながら、あたしはわざとかがみ込んだ。胸元が開いて、ノーブラの谷間が
彼によく見えるようにするためなの。ピンクの制服は院長の趣味みたいだけど、
これがすごいエッチなの。

「どぉ、リハビリは順調ですかぁ?」ゆっくりと時間をかけながら彼に話しかける。
ちらと彼を見ると、やった!視線は胸元に釘づけだッ。
「‥え、ええ。」かなり間をおいて返事。よーし、効いてるぞ。

「大変ですよね〜、頑張って下さいね。」包帯を巻き終え、枕元に近づこうとして、
私はわざとよろめいた。彼の頭の上にあたしの胸元がおおいかぶさる。

「キャッ!」ホントは使用禁止な香水の香りを漂わせながら、あたしは彼に抱きついた。
その手があたしのおっぱいをギュッとつかむ。「ご、ごめんなさい!」
彼はどうしていいか分からなくて、あたしの顔を見ながら謝ったの。

うふ、可愛い。あたしは彼の目を見ながら、そっと囁いた。

「溜まってるんでしょ、手伝ってあげようか?」言いながら彼の股間に手を伸ばしたの。
すると彼のモノはもうギンギンに立っちゃってる!驚く彼にそっとキス、そして
ねっとりと舌をからめた。

「あ‥あいちゃん‥本当に?」あたしは制服のボタンを外しながら言った。
「これも看護婦のつとめなの、心配しないで。」我ながら、なんて理屈なのかしら。

もいちど彼にキスしたあと、靴を脱いで上に乗っちゃった。自慢のおっぱいに彼が
むしゃぶりつくと、舌を使って転がし始める。「あぁン、いいわ‥上手よ。」
彼に愛撫されながら、あたしは彼の股間をゆっくりとさすってあげた。
(つづく)
474444:02/01/07 22:24 ID:Q5LlLJo1
【H看護婦日記・その3】

「こんなに固くなってる‥ずいぶん溜まってるんでしょ。」
かれのパジャマを脱がせると、パンツの頂上から液が出ていてシミになっちゃってる。
「あら、もう出てるの?」あたしは彼の顔を見ながら、ゆっくりとパンツを下ろした。
昼間見た立派なおちんちんが、あたしの目の前に現れる。すごい!

あたしは髪をかき上げて、ビクンビクン脈うつそれを口に含んだ。と同時に、
パンティの中からツーッと愛液がこぼれていくのが自分でも分かるの。
ゆっくりと上下に動かすと、ハーッと声にならないため息を漏らす彼。
口を使いながら、あたしはパンティを自分から脱いだ。後ろを向いて花弁を
彼のほうに向けると、彼はあたしに舌を使ってくれたの。
ざらざらした感触がクリトリスに触れるたび、あたし‥ビクン!ってなっちゃう。

「あ‥いいわ‥もっとして欲しいの」彼の肉棒に舌をからませ、強く吸いながら
上下に動かす。「うっ‥気持ちいい‥」彼の舌があたしの中をクチュクチュ動いて、
思わず口を放しそうになるの。

口の動きをだんだん早くしていくと、彼はどんどん気持ちよくなっていくみたいで。
「あ‥いきそうだ、出る‥出ちゃうよ」あたしはいっそう早く強く吸いながらささやいた。
「このまま‥出してもいいのよ。」口のなかのモノは一段と固さを増していくみたい。

「あっ、出る‥あぁ〜出る!」あたしの口のなかに熱い精液がビュッビュッと放出される。
ビクビク脈うつ彼の味が、お口いっぱいに広がっていく。
あたしは舌をからませたまま強く吸って、最後の一滴まで絞り取ってあげたの。
(つづく)
475444:02/01/07 22:25 ID:Q5LlLJo1
【H看護婦日記・その4】

彼のザーメンをあたしの口いっぱいに含んだあと、AVみたく唇の端から
タラーッと垂らしてみたの。「いっぱい出ちゃったね。気持ちよかった?」

カレのモノはすんごく元気なままで、これなら入れてもすぐ終わらないっていう
あたしの作戦。ぐったりしてる彼の上に後ろ向きになってペニスを握り締め、
あたしはゆっくりと腰を落としていったの。

「あぁ、奥まで入るわ。」びちゃびちゃになったあたしの花芯に、彼の大きなモノが
出たり入ったりするの。なんていやらしい光景なんでしょ。
あたしの愛液で濡れたペニスが深く突き刺さるたびに、
あたしは声を出さないようにするのが精一杯。とっても気持ちいいの。

「あッ、あいちゃん、すっごく気持ちいいよ。」彼は上体を起こして背後からあたしの
おっぱいを強くもんでくるの。同時にクリトリスに指を這わせて‥。

「アッ、気持ちいい‥」さらに前に押し倒され、バックから激しく突かれました。
「アッ!アッ!すごい!」

「どう、どこに何が入ってるの?」子宮の奥まで当たるくらい深くピストンしながら、
彼が耳元でささやきます。

「ちゃんと言わないと止めちゃうよ」急にゆっくりとした動きになり、
あたしは気が狂いそうになっちゃう。「ほら、何が入ってるの?」
(つづく)
476444:02/01/07 22:25 ID:Q5LlLJo1
【H看護婦日記・その5】

あたしはこらえきれずに叫んじゃった。
「おちんちんが、Oさんのおちんちんが‥あいのおまんこに入ってるの、
 深く入ってるの‥あぁ〜ッ!」

「そうか、もっと突いて欲しいのか?」もうガマンできません。
「そうよォ‥もっと深く突いてぇ、もっと激しくぅ‥あぁん!」

「こうか?」ガツンと一撃。
「あーーーッ!」隣の病室に聞こえるかも知れないと思いながらも、声が止まらないんです。
「あ‥もうダメ‥イクぅーーーッ!」気が遠くなるほど激しく背後からのストロークに、
頭が真っ白になってイッちゃいました。アソコがピクピクけいれんするほど感じちゃう。

再び彼を下にして、あたしは彼のうえにまたがった。腰を前後に動かすとクチュクチュと
愛液にまみれた淫らしい音がして、また気持ちよくなっちゃう。

「あぁン、気持ちいいのぉ‥もっとォ」2つのおっぱいをもまれながら、激しく腰を振ると
彼はうめいて「あぁ‥僕もいきそうだよ‥」言いながら下から突き上げてくるの。

「あン‥いいのよ‥中に出しても」実はマイルーラを入れてたんです。
「いいのかい?ほんとに?」だんだん動きが激しくなっていくの。

「いいのよ‥中に出して‥あいの中にいっぱい出してぇ‥あぁ〜ッ!」
あたしは彼の胸に抱きついたまま、下から激しく突き上げられちゃって、
また絶頂に達しちゃった。

「あっあっ出る‥うッ!」ビクビク脈うつ肉棒から熱いものが、あたしの中にトクトクッと広がるのを感じながら、あたしのアソコはキューッと収縮をくり返してイッちゃいました。

しばらく彼にしがみついたまま抱き合ったあと体を離すと、アソコからとろーっと
白い液が垂れてきました。ナマでするのって、やっぱりすごく気持ちいいの。
ホントに1つにつながってるって感じかな。そんなワケで、Oさんとは退院までに
何度かリハビリのお手伝いをしちゃいました。ふぅ、やっぱ整形の看護はやめられないわ。
また面白い話があったら報告するね、じゃ。(完)
477444:02/01/07 22:28 ID:Q5LlLJo1
こうして見るとケターイで読むには結構長いですね(w
感想、批評等。忌憚のないご意見まってまース。
478444:02/01/07 22:29 ID:Q5LlLJo1
あ゛。よく見ると尻切れになってる(--;)スマヌ
479453:02/01/08 00:40 ID:vXi15Vbb
>>472
男性の方が書いたのに、女性の一人称っていうのが面白いですね。
今度は男性の目から見たH話を書いて欲しい…。
480名無しさん@ピンキー:02/01/08 17:02 ID:WqkjTWQH
 「あいは看護婦なの」の時点で萎え。
481aoo:02/01/08 17:15 ID:4iTC+0DH
こんなのどうですか?
http://takara.free-city.net/index.html
482名無しさん@ピンキー :02/01/08 18:14 ID:nIYKwSHM
>444
やっぱり男の人が書いた話だなって感じ。
男の人の願望そのままって感じで、女はあんまり感じないと思います。
すいません。
483名無しさん@ピンキー:02/01/08 18:31 ID:tH6NMahT
>444
男性側からのファンタジーって感じですね。
>453は女性側のファンタジー、なおかつ女性の感情を
丁寧に書いてるから、それに比べちゃうと…ちょっと。
どうせなら徹底して男性の視点で女を描いてほしい。
484名無しさん@ピンキー:02/01/08 19:58 ID:MFGVGl4B
>444
皆書いてるけど、やっぱり男の人が書いた小説って感じ。
483も書いてるけど、男性視点で、なおかつ女性読者を意識してみた物が見たい。
485名無しさん@ピンキー:02/01/08 20:32 ID:7bWpqd9S
桜井亜美は?
486名無しさん@ピンキー:02/01/08 23:31 ID:oy8ceJPx
>484
>男性視点で、なおかつ女性読者を意識してみた物が見たい。

女性を萌えさせるポイントってなんでしょうねー?
人それぞれだと思うけど、私(女性)の意見としては
・感情描写をていねいに
・擬音を使いすぎない
・女性(の身体)を気遣う描写が少しでもある
かなあ?どうでしょう?
487453:02/01/08 23:46 ID:4yEecKD0
>486
私も同意です。
入れて出す→女性がいやがっても中出し→女性ボーゼン…
って感じのレイプっていかにも男性側の描写ですよね。
中には乱暴にされたい女性もいるかもしれないけど…レイプに限った
ことじゃないけど、どこまで女性を惹きつけられる男を描けるか…
難しいですね〜。
せーりになっちゃったのでH小説書く気分は殺がれてますが…
終わる頃には何か書きたいですw
488名無しさん@ピンキー:02/01/09 00:17 ID:BVbE4geo
特に擬音が沢山使われていると引きますね。
女性は生々しいのは敬遠する人が多いと思います。
擬音使うと生々しいし、文章としても軽くなって想像の余地がなくなっちゃう。
女性は想像の部分でぐっと来ることも多いと思う。
489444:02/01/09 01:19 ID:wxinmTX/
ご意見下さったお前ら(笑)ありがとうございます。

>483
 >>男性側からのファンタジーって感じですね。
 むぅ、やっぱり視点がぜんぜん違うのですね。
 擬音が多いと駄目、という意見が多いのは以外でした。
 特に、

>488
 >>女性は想像の部分でぐっと来ることも多いと思う。

 この点においては男も同様だと思うのですが、
 具体的に想像してコーフンする男。vs イメージを想像してコーフンする女。
 この違いだと判断してよろしいでしょうか?

>453
 いろいろと勉強になりますφ(..)。男性からの視点、もいっぺんトライしてみます。
490名無しさん@ピンキー:02/01/09 16:20 ID:oHPRNwmV
その場限りでも愛があるかどうかだと思ふ。
491名無しさん@ピンキー:02/01/10 14:41 ID:mIG5jIPh
>476
マイルーラはただれたりする害があるのでやめましょう。
492453:02/01/10 14:50 ID:UcjItY9L
>490
中だしを避けてくれるのも、ある種の愛を感じますねw
>491
マイルーラ使ったことあります。膣錠も。コンドームと併用だけど。
身体に害を及ぼす恐れがあるから製造中止になったんですよね。
493名無しさん@ピンキー:02/01/10 18:49 ID:hYzX/dgX
以前、女性が書いたエロ小説(その人はCGメイン)を2〜3読んだけど、
擬音と「あんあん」という喘ぎ声だらけで、
なにをしてるのかサッパリわからなかったことがある。
その時は、「女性はこうやって行為をぼかしておいて、
肝腎なところは想像して楽しむんだろうか」と思ったよ。
しかし、それは少数派だったのか。
494名無しさん@ピンキー:02/01/10 19:12 ID:/QdlxHmM
>493
それは本当に女性が書いたのか、疑問…。
CGとかでビジュアル的に興奮する質の人かもしれないけど。
少なくともここ見てる女性とは、まったく違うタイプの人でしょうね。
男性作家が書いてる擬音は、感じるどころじゃなく笑えてしまう
ものが多いかも…。
495電気屋:02/01/11 16:21 ID:bq4900bS
>484
男性視点で、なおかつ女性読者を意識してみた物が見たい。

……とのコトですが、拙作の
http://www3.plala.or.jp/Denkiya/ugbooks/ugbooks.htm#freegia
なぞはハッキリそのよーな意識もって書いたっス。
とある少女マンガの二次創作で元は女性視点だったのを、男から見ると「違うだろ」
とか思う部分手直しいれて男性視点で書きなおし、エロ小説として充分な程度にまで
エロ濃度を高めたっス。ストーリーの流れとしちゃあ元のまんまっス。元作品ご存知
の方も、そーでない方も、ドチラもお楽しみいただける仕上がりにしたつもりっス。
496453:02/01/11 23:06 ID:g0gc8BMF
>495
ん〜、元ネタもよくわからない…w
でも、フリージアという作品は男性視点からでなかなか面白いと
思いました。なるほど、こういう風に見てるのかと感心しました。
惜しむらくはレイアウト。改行を適宜入れるだけで、もっと読みやすく
なると思います。
497 :02/01/11 23:07 ID:5s0d58NA
498電気屋:02/01/12 18:32 ID:QPi06Fek
>>496
>ん〜、元ネタもよくわからない…w
『欲望と恋のめぐり』by刑部真芯。
2巻までが小学館フラワーコミックスより絶賛発売中っス。

>フリージアという作品は男性視点からでなかなか面白いと
>思いました。なるほど、こういう風に見てるのかと感心しました。
多少なりとも楽しんでいただけたなら幸いっス。
このお話はストーリーは全面的に元ネタに依存してるので、やつがれのした最大の
仕事はエッチシーンの書き込みノミなんスけど、いかがでしたか?
なんつーか、「濡れる」表現になってましたか?

>改行を適宜入れるだけで、もっと読みやすくなると思います。
横書きのをご覧いただいたんスよね?注意書きにもあるんですが、ウチの小説は
テキストファイルを縦書きビューアで読んでいただくの前提で書いてるっス。
だで、センテンスも長いし、句点以外では改行しません。結果として横書き版は
けして読み易くないってのは承知してます。行間もないしネ。
でも、やつがれは紙の本にこだわっちゃう人なんで、大多数の読者の方がコチラ
読まれてるであろうと知りつつもこーゆー書きかたしてるっス。ご理解くだされ。
499453:02/01/12 19:45 ID:EQW72GhT
>498
そうでしたか>改行
失礼しました。
もともとが相当にどエッチな作品なんですねw
ん〜濡れる…というまでには正直至りませんでした。すいません。
男の目から見るレイプってこーゆーものなんだなーと改めて
嗜好の違いを感じました。
私のも、男性からはつっこみが入りましたがw
500484:02/01/12 19:46 ID:SUTi4o78
>498
2ちゃんに自分でURLはるとは度胸ありますね(苦笑)
私もサイト持ちだけどとてもではないけどできないっす。(そもそもジャンル違うけどね)

私も元ネタ知らない派、小コミ系は見ないので。
Hシーン、もうちょっと責めて感じさせてるといいかなと思う、特に2回目のシーン。
雰囲気自体はいいかなと思うので、惜しい。
でも男性心理は楽しませてもらえました、
どこまで原作に依存してるのかわからないのがあれですが。