「何を意味不明なッッッ!!!離せッッッ!!!離せッッッ!!!!」
「・・・まったく、すがすがしいくらいベタな抵抗ね。書き手のレベルがよくわかるわ。
あなたがそうやって捕われヒロインの王道を行くんなら私だって王道行くわよ。
だいたい、こんな状況で過去に何もされずに助かったヒロインが一体何人いたと思ってるのよ
・・・まぁ、もうちょっとのところで、仲間が救出〜みたいなパターンを合わせたら
けっこういるかもしれないけど・・・ブツブツ・・・
・・・ハッ!いけない!!また本編から脱線しかかってるわ。
とにかく!!私はそんな詰めのあま〜い悪役じゃないってことなのよ!!」
何気なく話してるのとは裏腹に、私を縛るミゼラブルの触手はほんの少しの緩みもみせず、
私の動きを完全に封じている。
「ふふ・・・黙っちゃったところをみると、あなたもようやくこの話の流れが
のみこめてきたのかしら?助かるわ。
よし、じゃあ状況説明も一段落したことだし、そろそろこの話のタイトルでもある
堕淫蟲君に登場してもらいましょう!!」
そう言うと、ミゼラブルは私に触手を伸ばしたままその場に座り込み、私に向かって大きく股を開いた。
そしておもむろに股間に両手を差し込み、ゆっくりと自らを慰め始めたのだった。