不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!

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724712 【堕淫蟲〜第一章】

――――――数時間前


亜空間に引きずりこまれた私は、次に次にまとわりついてくるくるミゼラブルの触手と
懸命に闘っていた。

「くッッッ!!!この、離せッッッ!!!!」

必死でもがき抵抗しても、手や足に巻きついた触手の力は思いのほか強く、
私を絡めとろうとする動きがほんの少し鈍くなるだけで、有効な対処法にはならない。
命綱とも言える腰の剣も抜き放とうとした主の手が捕らえられてからは、
素早く巧妙な動きも見せるその他の無数の触手によっていつの間にか腰から外され、
今はミゼラブルの足元に無残に転がされていた。

≪くそッッッ!!!あれさえ・・・あれさえあれば・・・・ッッッ!!!!≫

そうするうちにも触手はぎりぎりとレイラの両手両足を締め上げていった。
手首を強く縛られた両手は、バンザイをするように持ち上げられ、
太ももからつま先にかけて巻きつかれた両足はM字に大きく開かされて、
正面にいるミゼラブルに全てを曝け出す羞恥の姿勢を強制させられている。
亜空間の性質なのか、ミゼラブルの魔力が作用しているのかはわからないが、
触手に絡みつかれているレイラの体は宙に浮いており、上から吊るされているという感覚はなかった