三橋「うまなみなのね〜あなたとっても〜♪」

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348fusianasan
最近同じような位置だけど調度良いとおもうぞきつみは
チュロスってのは冷凍物しか食ったかとが無いが某テーマパークでの味はどうなんだろうな
一度言って確かめて見たいものだ
色んなものを食べて味わうのってすごい幸せだと思うよ
ん?だからそんな腹になったのかだって?ハハハ・・・

埼玉の某所にある古い銭湯
店名は「一番湯」というそこは今は若い三橋という店主が一人で細々ながら店を切り盛りしている
たまに客が、何時間経っても一番湯とは、と聞くと主は
「昔からこの店名で由来はちょっと・・・でも自分は一番って好きですよ」とフヒッ、と笑いながら答えるのだった
昔ながらの風情が残る佇まいと素朴な店主の人柄からか、店はそこそこ繁盛していた
そして、その店には他にはない特殊なサービスがあった
大浴場の他に、家族向けの個室風呂があり、家族で楽しみたい客が楽しめるようになっていた
だが最近では別の楽しみ方をする客が増えていた
「あの・・・今日の7時が予約してある俺野ですが」
「俺野さんですね、時間は10分ですがよろしいですか?」
客が、はい、お願いしますと承諾してから個室へと案内する
「湯加減はちょうど良いですよ、入浴剤は使われますか?」
「おまかせします」
「ではこれから時間を計ります、お背中を流しましょうか?」
客は全裸になって店主に身をまかせ、店主はシャボンを泡立てて客の背中を洗う、全裸で
その後、一緒に湯に浸かって終わりとなるこのサービス
あまりにも人気がありすぎて今では予約制となっており、入浴時間も決められている
「店主が番台を長く空けているわけにはいきませからね・・・1日の予約数も決めさせてもらっているんですよ」
体が保ちませんから、と店主ば続けた
少し疑問を持ち、不埒な事をする客はいないのかとたずねると
「特に・・・皆さん紳士ですからね」とのことだ
「お客さんに喜んでもらうのが一番嬉しい」と最後に店主は言ってくれた
世知辛い世の中ではあるが、この一番湯で癒されるとまた頑張れる気がする
俺は予約を入れると店を後にした
今から1ヶ月先の予約日が楽しみだ