こんなに寒い日はきつみはの毛皮に抱きついて暖まりたい
あまり強くギュッ、とやると痛いだろうからそっとそっと・・・
でもそのうち「痛いよ・・・もうちょっと力を抜いて」と怒られるんだろうな
ところだで、ホット炭酸飲料で思い出したが
ハリポタに出てきたバタービールも炭酸入りの温かい飲み物だっけ?
アルコールは入っていないようだがレシピをググるとジンジャーエールで作るやり方もあるようだ
ハリポタのアトラクションで飲める様だがどんな味なんだろうな・・・
今夜もあいつがやってくる・・・
そう、こんな寒い日の夜遅くにはあいつからの合図がある・・・
チャリラ〜リラ チャリラリリラ〜
多少音の外れたチャルメラを吹きながらそれはやってくる
「あ、あたためはいりませんか〜一時間からできますよ〜」
「おう、あたため屋、ちょっと頼むよ」
「ありがとうございます!今そちらにまいります」
やってきたのはまだ若い、少年といってもよい男だ
「本日はご利用いただきましてありがとうございます、この地区担当の三橋ともうします
それではどのようなあたためをいたしましょうか?」
「普通にあたためでいいよ 最近はどんなあたためが流行っているんだ?」
「そうですね・・・最近多いのは寒くて寝ぐずっているお子さんの添い寝が多くなってきましたね
それにオプションで絵本の読み聞かせとか子守唄とか」
「絵本と子守唄は流石に用事はないか 今日は特に冷えるので朝までの添い寝を頼むよ」
「はい、ありがとうございます ではこちらに注意事項等の説明書がございますのでお目を通しください」
どれどれ・・・基本は添い寝をして布団をあたためる仕事で仕事中にいかがわしく身体等に触れるのは禁止か・・・
それは・・・残念だ
「では仕度も整いましたので仕事にかからせてもらいます お布団はどこで?」
「ああこっちだ・・・そうだ、明日の朝は早いから6時に起こしてくれ」
「かしこまりました、それでは良い夢を・・・」
おさわりが出来ないのは残念だが、あたため屋のぬくもりに包まれて、俺は今までに無いくらいにぐっすりと寝ることができた
三橋か・・・よし、今度は指名して来てもらおう