三橋「1番、三橋廉!脱ぎます!!」

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448fusianasan
ナイスポジションだぞきつみは
お願いがあるんだがいいかな・・・実は耳掃除をしてもらいたいんだよ
自分でやってもいいんだがイマイチでな、後できつみはのもしてあげるから
あれ?お前の耳ってどっちを掃除したらいいんだ?

俺は芸術家
前衛的な絵画で自分で言うのもなんだが結構高名を博している
だが最近、新作に行き詰って悩んでいたが、あるモデルに出会ってから創作意欲が復活してきた
そして今日、モデルを使っての最終制作が始まる
「三橋くん、いつものようにリラックスしていていいからね」
俺が選んだモデルはまだ高校生の三橋という少年だ
大人になりきれていない、だが子供でもないそんな時期独特の危うさに引かれてモデルを頼み込んだ
まだ学生であることと部活で忙しいとのことで始めは断られたが
高額のモデル代を提示してやっと引き受けてもらった
「そう・・・いいねいいね、ちょっと目線をこっちに貰えるかな」
「こ、こうですか?」
「うん、いいねえ・・・まるで大理石の人物像がそのまま人間になったようだ」
二人しかいないアトリエには俺が紙の上に鉛筆を動かす微かな音しかしない
「うん・・・こんなところかな ありがとう三橋くん」
「完成ですか?」
「ああ、こっちは完成した」
「こっち?」
「実はもう一つお願いしたいことがあるんだが」
「何ですか先生、俺でよければやらせてください」
ここ数日の間に俺は三橋との信頼関係を築くべく色々と努力した
その結果、三橋は俺に尊敬と信頼の感を持ってくれるまでになった
「実は、三橋くんの全身を使って新しい芸術を創造したいんだよ」
「新しい・・・芸術ですか?それは・・・」
「これは君にしか出来ないことなんだ、もし引き受けてくれたら君の学校に
グラウンドのナイター設備を寄付させてもらおうとか思っているんだが、どうだろう?」
三橋は暫く考えたが最終的には「はい、やらせてください」と俺の申し出をOKしてくれた 
続く