三橋「秋だからおっきい松茸食べたいな」

418fusianasan
きつみはもふもふふもふもふもふ
流石に夜は冷えるからきつみはをぎゅっ、と抱きしめて暖まりたい
多少嫌がられるかもしれないが、きつみはの毛皮の気持ちよさは
俺が一番知っていたい事なんだよぱふぱふギュギュッ

「それでは、お話をお聞かせください」
「じ、実は・・・ここ数ヶ月なんですがおかしな事ばかり起こって困っているんですが」
「ほう・・・ではその困っている事を詳しく」
口ごもりながらも客の男は話し始めた 
まず、急に異性運が無くなった、何をしても失敗ばかりする、寝ている時に金縛りや耳元で何かを囁く声がする
仕事もうまくいかず神経も参ってしまい、一人で悩んでいたところ、知り合いからここを紹介された
「なるほど・・・失礼ですが結構男前でいらっしゃいますね それなのに異性運が下がるとは」
「はい・・・自分でも言うのもなんですが前はモテすぎて困るという状態だったのですが」
「判りました、では始めましょう」
(神経を集中して・・・何だろう、背中から羽交い絞めにしている影があるな 男、かな?大分怒っているみたいだ)
「あ、あの・・・どうでしょうか?」
(声が聞こえるな えっと・・・お前ばかりモテやがって、このヤリチンが
俺なんかよりお前がタヒればよかったんだ・・・なるほど、わかったぞ!!)
「ではお答えします あなたに恨み、特に好きだった女性をあなたに取られたと思い込んだ男性の霊がみえます」
「えっ!な、なんと・・・」
「その方はあなたを恨みつつ直後に事故で亡くなっている だがあまりの恨みの強さで成仏できないで悪霊化しています
大丈夫、この霊はこちらでお預かりして成仏させますのでご安心を」
「あ、ありがとうございます、三橋先生!!そういえば身体が軽くなったような気がします」
客は喜んで帰っていった だが本当に大変なのこれからだ
三橋は奥にある幾重にも結界の張られた祈祷所へと向かった

「あ・・・す、すごい!もっと強く・・・ああっ!!熱いよう・・・奥までもっと・・・」
祈祷所から三橋の熱っぽい嬌声が流れる その声は男色に興味の無いものでさえ変な気分にさせ誘惑するかのようだった
「もっとズンズンして・・・あっ!!い、いいよう・・・ん、あああん!!」
人にあだなす悪霊を自らの体で慰め成仏させる異色の霊能者三橋廉
彼は今日も自らも昇天しつつ悪霊を成仏させ昇天させるのであった どっとはらい