きつみはもふもふふもふもふもふもふ
やっぱり今日も3位だったかw
いや、それはそれでいいんだぞ、調度良い位置で何よりだパフパフ
まただ・・・
とマウンドに立ちながら三橋廉は思った
最近誰かに見られているような感じがする
新設の野球部で夏の地区大会も良い成績を取り
三橋や西浦の名前は野球関係者なら知る人も多くなってきた
それに試合とかでも結構見られたりしているから人の視線には慣れているはずだった
だが、それとは違う種類の視線・・・
身体中をくまなく、それこそ視線で嘗め回すかのような感じ・・・
それは練習中でも道を歩いている時でも感じられた
なんだろう、気味が悪いな、と三橋は思ったが、気のせいかもしれないとあまり深く考えることはしなかった
ある日、練習が終わって早く家に帰りたいと夜道を急いでいたときだった
また、あの視線を感じて三橋は背筋がぞくりとした
「な、なんだろう・・・き、気のせいだよ、な・・・」
気にせずに家路を急ぐ三橋に近づく影があった
「きみ・・・ちょっといいかな?」
突然話しかけられて三橋は心臓がバクバクするのを感じた
「あ、あの・・・俺、急ぎますので」
「ああすまない でもすぐ終わるから少しだけ
きみ、モデルをやってみないか?」
続く