浮き輪を使っているということは、きつみははあまり泳げないのかな?俺もそうだがw
※鬼畜(?)注意
俺は桃が好きだ この季節の白桃は丸くて瑞々しくて、丸齧りしたくなるくらい好きだ
「う・・・あ、あの・・・ここは・・・」
うん、この桃は正解だったな この形、色、手触り・・・どれをとっても極上物じゃないか
「えっ!やっ!へ、変な所を触らないでください・・・」
ああ、すぐにでも食べてしまいたい俺の桃・・・だが食う前に洗わないといけないな
「や、やめてください!離せ!」
なんだこれは?過剰包装じゃないか、桃一つにここまでする必要はあるのか?
「ふ、服・・・俺の返してください・・・」
よしよし、今綺麗にしてやるからな 水で丸洗いしてと・・・
「や、やだ・・・」
洗ったら丁寧に水気を切る これが美味しく食うためのポイントだ このまま食ってもいいが、俺は少し冷やした方が好きだな
「な、何を・・・なんでこんな事を・・・」
この桃はでかいから家の冷蔵庫の中身をあらかた出してしまわなけりゃ行けない
やれやれ、とんだ労力を使ったが、これも桃を美味しくいただくためには仕方が無い
「やだっ!こんなとこに入れないで!助けて!!」
うん、ぴったり入ったぞ このまま一時間ほど冷やすと調度いいな
俺はゆっくりと冷蔵庫の扉を閉めた
どうしてこんな事になったのだろう・・・
全裸で手足を縛られた状態で冷蔵庫に入れられた三橋は考えた
部活が終わって夜道を歩いていたら、後ろからいきなり襲われてこの家に拉致された
それから体の自由を奪われ全裸にされ、冷たいシャワーで全身を洗われて冷蔵庫の中に閉じ込められた
自分を浚ったのは知らない男で、ずっと桃がどうのこうのとブツブツ呟いている
これから自分はどうなるのだろう・・・冷蔵庫の冷気に包まれながらただ泣くしかない三橋であった
さて一時間経ったがそろそろいいかな・・・うん、これくらい冷えたのが調度いい むしろ触っていて気持ちいいくらいだ
少しぶったところが傷んで汁が出ているがこれくらなら問題ない
冷蔵庫から傷つかないように慎重に桃を出した
では、いただきます・・・