(*゚◇゚)<カ、カッ、キャントク!

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921fusianasan
ナイスポジションだぞきつみは
昨日の厚揚げの残りで煮物を作ったから夕飯はこれにしような
厚揚げとこんにゃくと茄子を一緒に煮てみたんだ
茄子が入っているからちょっと色はアレだけど冷めると味が染みてうまいぞ

たんたんたぬき@たぬみは

ある山奥のまたその奥に、ケモノたちが住む山がありました
その山では住人たちは様々な動物の毛皮スーツを着て生活しており
たまに騒動はありましたが基本的には平和に暮らしておりました
その山の人気の無い場所で誰かがポンポンと音を立てていました
ポンポコポコポコポンポコポン・・・
本来ならば楽しいはずのその調べはどことなくもの寂しげでありました
「う・・・お、俺・・・もうやめる・・・」
お腹をポンポコ叩いていたのは子供の子狸でした
この子狸はこの山で生まれましたが、もっと小さな頃に親と別れて別の山に行ってしまい
つい最近帰ってきたばかりでありました
子狸は泣きながら、力なくお腹を叩き続けました
ポンポコポコポコポンポコポン・・・
その寂しげな旋律は何時までも続きました

さて、生まれ故郷に帰ってきた子狸は親の勧めもあり山の学校に通うことになりました
そこでは山の子供たちを集めて色々な事を教える大事な場所でもありました
勉強だけではなく、趣味や遊びの時間もあって子供達は楽しみながら色々な事を学ぶのでした
でも子狸は嬉しそうではありません
周りは知らない子たちばかりで、人見知りの激しいコミュ障の子狸にはどうしていいかわからなかったのです
でも、過去にあまり良い出来事が無くて、知らない人ばかりの方がいいや・・・とも思いました
その時でした 上の方から子狸に誰かが話しかけました
「ねえ君、いいお腹しているね 部活は何にするか決めたの?」
上を見るとクリクリとした目の山猫が木の上から子狸を楽しそうにみていました

続く