日曜に花見に行こうときつみはと約束していたが
週末から天気が崩れるらしい
仕方がないから家で花見をするか、桜の飾り物をたくさん飾ってきつみはと楽しもうそうしよう
前スレ
>>997 西浦に進学する際、三橋はもう野球はやるまい、と心に決めていたが、それは呆気ないほどに徒労に終わってしまった
新設された野球部に半ば強引に入部する事になってしまったのである
紆余曲折の後、チームメイトと信頼関係を築くことができ、やはり野球を続けていてよかったと三橋は思ったが
自分の特殊な性癖だけは皆に気付かれないようにしようと細心の注意を払い続けた
三橋は、この自分の特殊なM体質を矯正したいと思っていた
快楽の誘惑は自我を忘れるくらい魅力的で三橋は何度か全てを忘れて
全身を走る甘い痺れだけを感じていたいと思ったこともあった
だが西浦に来てからは今までの環境と違いすぎて
あまりにも人間関係に恵まれ過ぎていて、時に戸惑ったり卑屈になったりすることもあったが
三橋は充実した日々を送っていた
三星学園との練習試合が決まったのはそんなときであった
三橋は前のチームメイトと再会するのを恐れていた
それは今は押さえ込んでいるあの感覚が再び自分を虜にしてしまうのではないかという危惧があったからである