三橋「し、しまっていこー!!」

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968fusianasan
ナイバッチきつみは!!
選抜の決勝を視ながらお昼にしような きつねうどんと天ぷらうどんのどっちがいい?
きつねうどんに天ぷらを乗せるのがいいだと?よし、それにしよう

三橋廉にはある特殊な性癖があった

彼の中学時代はあまり良い思い出が無かった
親元から離れて祖父が理事長をする三星学園に入学したものの
親ならぬ祖父の七光りによって優遇される彼を疎ましく思う者が出るのもあらかじめ予想されていたことではあった
普通の学園生活を期待していた三橋にはそれは辛く苦しい思いではあったが
特に部活での「ひいき」とも取れる待遇に対するチームメイトのそれは三橋にとってはあまりにも耐えられないものであった
だが彼は野球を、投手であることを、エースでマウンドに立つことに人並み以上の拘りを持っていた
どんな辛い目に遭おうとも彼はエースであることを止めなかった
それが周囲を更に反発させ、三橋を更に苦しめる結果になろうとも
チームメイトからのあからさまな苛めは無かった
だが、そこにいてもいないものとして扱われ、無視される生活は肉体的に直接与えられる暴力や暴言よりも三橋を追い込んでいった
三橋は帰宅すると自室で一人涙する毎日を送っていった
その日は他校との練習試合があり、どんなに打たれても点を取られても
マウンドから降りることの無かった三橋に周囲は常よりも冷たい視線を浴びせた
いっそ言葉で罵ってくれたらまだ楽だった
だが何も言わず、誰も責めず、無視され冷たい目で見られる辛さを思い出し三橋は精神的に段々追い詰められてきた
自分でもどうしたらいいのかわからなかった
いっそ部活を、野球をやめてしまえば楽になるだろうが人一倍投げることの好きな三橋にはその選択肢はなかった
親元にもどり転校という手もあったが、あの祖父が自分を離してくれる筈がないのは考えなくても判っていた
徐々に追い詰められていく三橋の精神はやがて許容範囲限界にまで達し
あと少しで破綻してしまうと思われた時、それは起こった
追い詰められた精神は自らの身を守るために、その苦痛を性的な興奮と快楽へと変化させたのである
突然甘く激しい快楽の電流が全身を走り、三橋は白濁した己の精を吐き出した
その日から、三橋は自分に向けられる侮蔑や屈辱を性的に感じてしまう身体になってしまった
三橋廉は、M体質になってしまったのである それも肉体的なものではなく精神的なものに特化したどMに後半へ続く