三橋「オ オレ おかしく なる」

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569fusianasan
きつみははプロデュース
かわいい系がいいかな、ちょっと妖しい系もいいな
ほんのちょっとエロティックな雰囲気も漂わせて、と・・・
俺好みのきつみはにプロデュースしてやろうクックックッ・・・


【桃尻太郎】

あるところに日本昔話のような世界がありました
その世界のとある村に貧しいながらも慎ましく、仲良く暮らす夫婦がおりました
夫の名前はアフロ、妻の名前は尚江
もともとはいいところのぼんぼんだったアフロでしたが、尚江との結婚を家族に反対されて
今住んでいる村に手に手を取り合って駆け落ちしてきたのでした
夫婦は長いこと子供を欲しがっておりましたが中々授かることができませんでした
ある日、近所の人から子授けにご利益がある神社があると聞き、二人で御参りに行く事になりました
貧乏ながらも貯めたお金でお賽銭をはずみ、二人で必死に子供を授けてくださいとお願いしました
その夜のことです
夫婦は二人して同じ夢をみました
光輝く大きな玉の中から白い、尻尾が何本もある狐が現れて
二人に包みのようなものを渡したのです
「大事に育てるように」
狐はそう言うと、二人の前からふっ、と消えてしまいました
翌朝、アフロと尚江はお互いに変な夢を見たと話し、これはもしかしたら昨日の御参りでのご利益があるのでは、
もしかしたらもしかするのでは・・・と思いました
そしてそれから十月十日後、二人は玉のような男の子の親になることが出来ました
夫婦はその子を廉と名付け、お宮参りには件の神社にお礼に詣で、
育児で慌しいながらも幸せな日々をすごしておりました
ただ一つ、廉が方の子供と違った事がありました
他の赤ん坊には尻に蒙古斑がありましたが廉にはそれが一つも無く
輝くばかりの桃色の尻をしていたことです

続く