俺ら「三橋たんレロレロ」

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129fusianasan
雪つながりでやっつけ


昔々、雪深いある村に一人の若い男が暮らしいてた
真面目で正直者ではあったが貧乏だったので嫁をもらうこともできず
己の右手が嫁状態の生活を送っていた
その年の暮れになっても正月の餅を買うことができないほどだったので
家にあったワラで笠をつくり町へ売りに行ったがぜんぜん売れなかった
吹雪の中失意のうちに帰路に着く男は半ば雪に埋もれた十二体の地蔵様をみかけ
雪を除けてやり持っていた笠を地蔵様にかぶせてやった
笠が一つ足りなかったので仕方なく己のふんどしをかぶせてやり家へと帰っていった

その夜、男が寝ていると外で何か音がした
クマーでも出たかと恐る恐る外を伺うと、家の前に正月の餅や炭や米俵・大量の食糧・金銀財宝などが置かれていた
何事かと周りを見渡すと、雪の降る中笠を被ったあの地蔵様たちの去っていく姿が見えた
男はその姿を手をあわせて見送ったが、思わず
「ありがとうございますお地蔵様
贅沢なことを言えば、嫁が欲しいです ぶさ可愛くてエロければなお可」
とお願いしたそうな
その時、お地蔵様の歩みがピタッ、と止まり何やら相談し始めた様子だった
しばらくの後、頭にふんどしを被ったお地蔵様が縄で縛らた状態で男のところに届けられた

村では十二体いたお地蔵様のうちの一体が突然消えた話でもちきりになったが
男はエロぶさ可愛い嫁をもらって幸せに暮らしたとさ