三橋「も、もうちょっと待っててね・・・」

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425fusianasan
最近、変な人たちに付きまとわれているんだ
と三橋から打ち明けられた
なんでも部活後に帰宅する途中で数人の怪しい男達が後から付いてくる
特に声をかけるわけでもなく、一定の距離を保って後ろにいる
それは不気味だ、明らかに不審者だな
よし、今日は部活が終わったら俺が一緒にいってやるから安心しろよ

その日、一旦帰宅した俺は野球部の練習が終わる頃を見計らって三橋と待ち合わせた
その日はたまたま練習が早めに終わったようで、三橋は一人で待っていた
・・・夜の闇の中に、誰かががこっちを見ている 
おい、出て来いよ!!この不審者が!!
俺が怒鳴るとそいつらはわらわらと暗闇の中からでてきた
「み、みはしたんハァハァ・・・」
「みはしたんのアンダークンカクンカ・・・」
「みはしたんみはしたんみはしたんみはしたん・・・」
きめえ・・・なんだこいつらは?

「我々は西浦妄想族!三橋廉を対象に妄想する集団である!!」
「三橋に対してあれやこれや脳内妄想しているだけだぞ 直接危害は与えてないぞ」
「あんな三橋たんこんなみはしたん・・・グフフ」
「あっ!す、すごいよ三橋ぃ・・・」
「黒の網タイツを穿かせて破きたい・・・三橋、踏んでくれよ」
直接危害は無くともストーカー紛いの事はしているし、精神的に三橋に危害与えているって・・・
「つまり、お前らは三橋の性的な妄想だけをしている集団なんだな
だが、残念だったな・・・お前らの妄想している内容は俺が三橋に全部やっているから」

阿鼻叫喚地獄を後にして俺は三橋と帰路に着いた

書き逃げスマン