変態達から逃げていた蟹を保護した
よほど怖かったのはフルフル震えている
恐怖のあまりもう少しで泡を吹きかねない様子だ
そうかそうか、まあなんだ
俺が守ってやるのでまずは風呂にでも入って温まってこいや
言われた通りに風呂に向かう蟹ミハを見て俺はほくそえむ
風呂は五右衛門風呂だが深さはあまり無いので蟹には調度よい位だろう
ちゃぽん、と風呂に浸かる音がしたのを確認し、燃料の薪を足してやる
おい、風呂加減はどうだ?
「あ、あの・・・ちょっと熱いけど、いいです・・・」
そうか熱いか、薪をならもう一本足すか・・・
すっかり茹だって真っ赤になった蟹ミハを風呂から引き上げる
「ご、ごめんなさい・・・湯あたりしちゃった・・・」
ああ、いいからいいから 少し休んでいなさい、と布団に寝かしつける
おっと、今のうちに風呂の湯を汲み取っておかなくては
ククク・・・実に良い出汁が取れた また次も頼むぞ
新発売!!
「三橋のダシ 蟹風味」今なら一本384円まとめ買いならおまけにもう一本!!