瞬は男キャラなので、完全女体化に限り別スレを建てた方が良い
と言う意見からPINK難民板へ、さらにこちらのPINKのなんでも板へ流れてきました。
以後よろしくお願い致します<(_ _)>
このスレは聖闘士星矢の瞬が、もしも完全に女だったらと想定して萌えるスレです。
雑談から萌えるシチュ考案、完全女体化のイラスト・小説等の投下をお待ちしています。
ほのぼのからエロエロまでお気軽に。遠慮せずじゃんじゃんドゾー。
※小説創作主さんは■冒頭■に『カプ(CP)表記』をお願いします。
その他特殊嗜好は前置きでの注意書きがあれば助かります。
※絵師さんはお好きなアップローダー、
または下記へ。
女瞬たんに(;´Д`)ハァハァする美術室
ttp://ux.getuploader.com/nyoshun/ 気に入らない、趣味に合わない話題や作品が投下されても叩かずスルー。
ルール違反やマナー違反がある場合はやんわり指摘で。
煽り荒らしは徹底無視。反応したあなたも荒らしです。
次スレは
>>970の方にお願いします。立てられない場合は早めの申告を。
極力『sage進行』でマタ-リと。皆で妄想を分け合いましょう!
【前スレ】
もしも聖闘士星矢の瞬が完全に女だったら4
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1305190752/ んでは女瞬たんを愛する皆さん今スレもよろしくです(*´д`*)
>>1乙カレーちゃん!!
こっちのスレであってるんだよね?
新スレ記念に瞬たんのおマンコペロペロチュッチュ
>>1乙です!瞬たんが女でも兄さんは放浪癖直さないのかな。
>>1 乙です。
新スレでも女瞬たん(*´д`)ハァハァ
6 :
fusianasan:2011/09/21(水) 15:29:56.18
>>3 よその男に種付けされんように四六時中ベッタリくっついてガードしてそう
ちょっとでも目を離すと飢えた野郎どもに襲われそうだからな、瞬たんは
瞬たん強いし兄さんはとりあえず初物頂いて普段は放任じゃなかろうか。
他所の男に種付けされる前に、兄さんが種付けすればよくね?
瞬たんに生理がきたら即犯すんですね分かります>兄さん
天秤宮でアヒルの種付けが完了してるよ
成長の早い兄さんなら城戸邸時代にとっくに瞬たんの中に注いでるさ。
清らかフェチのハーデス様が泣くぞw
>>1乙乙乙
新スレでも瞬たんのおマンマンにたっぷり子種を注いであげるよハァハァ
>>1 乙
前々スレに引き続き瞬たんとハーデス様が冥界で結婚式をあげる事になりますた
凄い強運の持ち主だな冥王
氷河と一輝ドンマイ
結婚式当日
一輝にいさんが鳳凰のはばたきで花嫁姿の瞬たんをテイクアウトします
原作で星矢と二人で冥王様本体にガチンコかけた兄さんならそれくらい朝飯前だな。
でも二人まとめて吹っ飛ばされます…
冥王様との結婚式で漆黒のウェディングドレス着てる瞬たん妄想してる。シルクベルベットとかでゴージャスなやつ。
ロイヤルウェディングのように格式高く、儀式多めで。
氷河とはオーソドックスな純白。マリアベールで聖母っぽくするといいな。
チャペルとかじゃなくロシアの教会で。
兄さんとは深夜の教会で、二人っきりの秘密の結婚式。
牧師さんの言葉は録音テープにしたりして、手作りな感じ。
瞬たんの産んだ子供は絶対可愛いよなハアハア
もちろん父親にもよるが
星矢「俺も瞬をお嫁さんにほしい‥‥」
瞬「星矢が種付けした赤ちゃん、アンドロメダ島で産んだよ?」
おいおい瞬たん今いくつだw
過去スレでは父親が誰でも一輝(光政)似じゃね?と言われてたなwそれだと星矢似でもあるか。
冥王×瞬=一輝似
一輝×瞬=一輝似
氷河×瞬=氷河似
星矢×瞬=一輝似
紫龍×瞬=一輝似
こんな感じがする
氷河も髪や目の色以外は光政系統の様な。一番想像しにくいのは紫龍の子だなー。
瞬は一輝量産機
>>26 ふいた
瞬たん似だったらかっさらって行ってペロペロちゅっちゅギシギシあんあんだが一輝似か…
ここで一輝の子供は瞬似という逆転の発想。
でも一輝の子は瞬が産むんだろ?どうなるんだ?
瞬は氷河の子を妊娠中だから無理
一輝×パンドラの子なら一輝そっくりの子が生まれそう
冥王一族は遺伝子強そうだから
二人ともハーデス似になると思うんだけどな
氷河瞬で女の子だったらマーマに似そう
すごく美人だったし髪の色も似てたよね?
(生存シーンは金髪だが水中では薄いグリーンになってる…why?)
金髪(黄色)+水の色(青)=緑 て事か?
妊娠中の瞬は神聖な感じで美しいだろうな、誰の子かは知らんが
>>33 本当だ、フシギ!
つか、水中とは思えんなw
妊娠中の瞬たんも良いが、瞬たん13歳って事は
初潮来てるかどうか微妙なところだよな?子を産めるのか?
>>34 13歳だったら平均的な初潮年齢だから来てると思うよ
早い場合は8〜9歳くらいで初潮を迎えるらしい
金髪の瞬はまんまエスメ(ry何となく兄さんは瞬の生理周期を当然の様に知ってそうなイメージ。
当然危険日も知ってるわけですね
瞬たんがいつの間にかサラッと兄さんの子を孕んでても違和感がなくて怖い。
瞬たんが危険日サイクルになるとなぜかいつも兄さんが放浪の旅から帰ってきます
そして帰ってきた兄さんが見たものは…
氷河「なあ良いだろ瞬ハァハァ」
瞬「だ、駄目!もうすぐ兄さんが帰って来ちゃう!…ぁあん」
間男ごっこかw大丈夫、兄さんは星矢も含めて4Pも許してくれるよ。
>>33 髪に挿した花まで鮮やかに赤いw
なんだろ、イメージ画チックな配色なのかな
氷河の脳内補正がかかってんじゃね
氷河は瞬と初めて交わった日にゃ、泣きながらマーマの所へ報告に行きそうだな
一輝と再会する前の晩→「ぼくの命を兄さんにあげます」直後
瞬 ひとりエチ
夜更けのことである。
一日の終わりらしい静かな闇が城戸邸に訪れていた。
カーテンの隙間から月光が差し込み、照明が消された部屋のほのかな灯りになっていた。
その部屋に置かれたベッドの上に、瞬が横たわっている。
まだ眠ってはおらず、伏せられた長いまつげがかすかに揺れていた。
瞬はちいさくため息をついてから寝返りをうつ。
すこし長めの柔らかそうな亜麻色の髪が、人形のように整った顔にかかっている。
薄手のシャツが、少女らしい柔らかな体の曲線を浮かび上がらせていた。
もう一度寝返りをうって、天井を見上げた。
小さな声でつぶやく。
「兄さん……」
明日、数年ぶりに兄に会える。それを思うと、どうしても眠りにつくことができなかった。
強く、優しい兄。いつも守ってくれた兄。
今の自分は兄と同じほどに強くなれただろうか。
「……兄さん」
もう一度つぶやくと、白い指を胸に這わせた。
その下では心臓がとくとくと早鐘を打っている。
「好き……」
ふと、瞬の唇からそんな言葉がこぼれ出た。
目が潤み、頬に赤みがさす。
「どうしよう……。ぼく……」
――好きになってはいけない人を、好きになってしまった。
手を下腹部へ滑らせ、指が足の間に進んでいく。
その中央には柔らかな感触があった。
「兄さ……ん」
胸を埋め尽くすこの感情をどうすればいいのかわからなかった。
下着の上から秘部を刺激していると、薄い布地がしっとりとしはじめた。
「ん……っ」
体中に熱が広がっていく。
抱きしめて欲しい。優しく身体に触れて欲しい。耳元でささやいて欲しい。
だけど、どんなに想っても赤い糸の先に兄さんはいない。
そんなことはわかっているはずなのに。
一輝を想いながら、瞬は円を描くように指を滑らせる。
「ふ……ぁあ」
そのまま指をぐっと押し込むと、びくりと体が震えた。
下着の濡れた感触が広がっていく。
熱く火照った肉体は最早抑え切れなかった。
下着の間に指を入れ、濡れた秘所に直接触れた。
淫らな感覚に、頭が痺れる。
「あ…、兄……さ……」
指がつぷりと中へ入る。
「あ…、ぁあ……」
くちゅりとかき回し、時折陰核をそっと擦った。
きゅうっとせつない感覚が背筋を這い登る。
「兄さん……! にい……さぁ、あっ」
熱く疼いた膣内へ深く指を沈め、シャツ越しに胸を愛撫する。
柔らかな乳房の頂点はつんと立ち上がっていた。
「は……っぁ」
熱を帯びた吐息がこぼれる。
きゅっと乳首をつまんでみると、ぞくりとした快感が走り、膣が指を締めつけた。
その場所はもっと強い快感を求めるようにひくひくしていた。
溢れる蜜を指に絡め、くちゅくちゅとかき回すとそれに伴うたまらない快感が迫ってくる。
つう、と汗が首筋を滑り落ちる。
「あ、…ぁうっ…ん!……っ」
何度も出し入れする指の動きに合わせて流れ出した蜜が、手と内太腿を濡らしていく。
すべらかな頬が上気し長いまつげがわずかに伏せられ、その奥の大きな瞳は熱っぽく潤んでいる。
頭の芯も身体の奥も熱い。一輝のこと以外なにも考えられなかった。
「あっ…、あぁっ…! 兄さん……っ!」
快楽の波が高ぶっていく。
トロトロになった膣口から指を抜き取り、陰核をぐりりと刺激する。
「はっ、あ……! 兄さ……っ」
びくんと瞬の背が反らされた。
頭が真っ白になるような感覚とともに身体の奥からどっと熱いものが溢れる。
びくびくと震えたあと、力尽きたように瞬の体がベッドに沈んだ。
目をとろんとさせ、短い呼吸を繰り返す。
「兄さん……」
好き。
どうしようもないくらい。
まぶたが閉じられる寸前、目から一筋の涙が零れ落ちた。
後編に続く。
ウホッ!職人キター!!
>>44-46 お疲れ様です!ご馳走さまでした!
瞬たん清らかなくせにエロい体してんな(;´Д`)ハァハァ
そんなに性欲が治まらないなら、氷河に慰めてもらえ
>>44-46 マジでありがとう!!
くそっ、一輝め!瞬たんを泣かせるとは許せん!!
さあ慰めてあげるからこっちにおいでщ(´ε`щ)カマァーン☆
>>44-46 乙乙乙!
神が降臨なすったぞ!
瞬たんのオナニほどそそられるものはない
そしてあんな可愛い子が厭らしい雌のニオイをプンプンさせて発情してたら城戸邸で共同性活してる思春期の青銅も毎日たまったもんじゃないな羨ましい
>>44-46乙です!星矢達もいいがやはりこれだけ求められてるんだから兄さんに瞬たんの熱を鎮めて欲しいお。
そこで敢えて違う奴でもいいよね
「だっ、ダメ…っ!! あぁぁ兄さん…!! ごめんなさ…い……あ、あん…はぅ…っ」
て快楽に堕ちていく瞬たん(´Д`;)ハァハァ
むしろグレた鬼畜兄さんが瞬たんを無理矢理犯すのもいい。
星矢「うわぁぁぁ────────────────────ッ!!?
‥‥あ、夢だったのか‥‥。
瞬が一人エッチしてる夢を見るなんて、俺もどうかしてるよな‥‥。
でも、今一番見たい夢は、瞬と新婚生活してる夢なんだよな‥‥。
夢もいいけど、現実にならねーかな、瞬との新婚生活‥‥。」
「ただいま〜瞬!」
「お帰りなさい、星矢」チュ!
「ご飯にする?それともお風呂にする?」
「ん〜両方とも後にする」
「えっ?」
「まずはー」
ちゅぅう〜〜〜〜っ
「んんっ!…星矢長いよ!」
「ぷはっ!…先に瞬」
「え?…わっ!」
姫抱っこ
「運動した後に瞬のご飯食べる!」
「…もう星矢ってばぁ」
ピンクのフリフリエプロンを着た新妻瞬たんを受信した
>>56 おっきした 幼妻ハアハア
星矢と瞬はまんま少年漫画のヒーローとヒロインって感じで可愛いよな
毎日汁出なくなるまでヤり続けそうだがww
「ぼくの命を兄さんにあげます」直後
一輝×瞬 強制オナヌ 後背位 処女喪失
地底のさらに奥深く。
入り組んだ、何層にも分かれた石室のひとつ。
その場所に、一輝は石がむき出しになった壁を背にして腕を組んで立っていた。
黒髪に、鍛えられた体つき。額に傷跡がある。
まだ十代なのだが、強い意志のにじみ出るその目つきや厳しく引き締まった表情には
その年頃の少年特有のあどけなさや頼りなさなど微塵もない。
戦う意志はない、命を捨てる覚悟だと、瞬は言った。
そんな瞬に、一輝は本当にその覚悟があるならついて来いと言って背を向けた。
やがて地面を踏む音がして、岩陰から瞬が現れた。
一輝は無言のまま瞬を睥睨した。
端正な容姿をしているが目鼻立ちには幼さを残した柔らかさがあり、美しいものにありがちな
見るものを遠ざけるような冷たさはない。
笑顔を向けられれば誰もが微笑み返さずにはいられない、そんな雰囲気の持ち主だった。
しかし今の瞬は、まるで泣きそうになっているのを堪えているかのような硬い表情をしていた。
「命を捧げると、そう言ったな」
「はい」
くもりのない、真っ直ぐな目で一輝を見つめてくる。
一輝の内面に徐々にさざ波がたっていった。
「おさない頃から兄さんに何度も救われた命です。
ぼくに返せるものがあるなら、なんでもお返しします」
「……俺に礼を返す気があると?」
強い意思の灯った瞳で一輝を見つめ、瞬はしっかりと頷いた。
「ならば」
抑えようも無く、どす黒い熱が胸中に蠢いた。
熱はまたたく間に彼を満たした。
「抱かせろと言えば、従うのか」
苛立ちもあらわに吐き捨てる。
瞬は息を飲み、大きな目をさらに見開いた。
一輝はそれを目にしてわずかに溜飲を下げた。
所詮そんな覚悟などあるはずがない、そう思った。
だが、それもいいかもしれない。
拒否し、抵抗する瞬をねじ伏せ、陵辱した後に全員を血祭りに上げる。
黒い感情と共にその光景を脳裏に浮かべた。
しかし、
「はい」
しばしの沈黙の後、瞬は頷き、はっきりとそう言った。
今度は一輝が息を飲む番だった。
「この身体も、命も、すべて兄さんのものです。兄さんの思うままにしてください」
瞬の顔にはいかなる恨みもやましさも、卑屈さもなかった。
その言葉を受けると、一輝の瞳から冷徹な敵意が消えた。
「………」
そうした自分自身の心の動きに驚き、復讐を誓ったはずの心が揺らいだことに嫌悪した。
それを隠すかのように、ことさら酷薄な声音で命令した。
「脱いでみろ。全部だ」
はい、と小さな返事が聞こえた。
瞬がひとつひとつ聖衣のパーツを外していく。
無抵抗に服を脱ぎ、僅かに躊躇してから下着も脱ぎ捨てた。
柔らかな曲線を描く裸身。
上向きに反った小ぶりの胸。引き締まった、高い位置にある腰。すらりと伸びた手足。
「来い。その壁に手をつけ」
すぐそばの横顔が見える位置に移動させ、腰を突き出した姿勢をとらせた。
瞬は羞恥に顔を染め、うつむいていた。
「俺を受け入れる準備を、今自分でしてみせろ」
瞬は抵抗の素振りを見せない。
一輝の命じるがままに壁に片手をつき、もう片方の手で自分の性器をなぞりはじめた。
瞬の指が前後に動き膣口を刺激する。
ぴくりと瞬のなめらかな背が震えた。
陰核を責めているのだろうか。
敏感であるらしい場所を指がくりくりと刺激し、瞬がぴくぴくと細かく震える。
やがて、濡れた音がしはじめた。
白く繊細な指が、瞬の中に入った。
「………っ!」
うつむけていた顔を跳ねるように上げ、小さく喘ぐ。
深く沈め、抜き、また挿し入れる。
「………」
ため息がこぼれるような声をもらしながら、膣に入れた指を動かしている。
何かを繰り返しつぶやいているのがかろうじて聞き取れた。
「……ん」
一輝兄さん、という言葉の形に瞬の唇が動いている。
瞬が、何度も一輝の名を呼びながら自慰をしている。
怒りとも欲情ともつかない感情が爆発した。頭に血が上った。
一歩踏み出し、手を伸ばして自慰の腕を捕らえた。
はっとしたように瞬が一輝を振り返る。
「にい……さ……」
呼吸が浅くなってくるのがわかった。
掴んでいる腕の柔らかさが脳へと駆け上る。
「もういい。壁に手をつけ。お前の覚悟がどれほどのものか、見せてみろ」
自分の欲望がもはや引き返せないところまで達しているのがわかった。
手を離して瞬の背後に回り、いきり立った自身のものを取り出す。
瞬は膣から指を抜いて再び両手を壁についた。
こちらに突き出された腰を抱えると、無防備にさらけだされたその場所へためらいもなく
突き入れた。入り込んですぐに抵抗に突き当たるが、かまわず押し入る。
続く。
>>58-60 神待ってました!
瞬には特別甘い兄さんもいいが鬼畜な兄さんは男らしさ倍増だな
俺も瞬たんの濡れマンをじっくり眺めたい
>>58-60 神よ今宵も可憐でエロい瞬たんをありがとう
兄さんはグレ期の鬼畜、更生後の甘々と一粒で二度美味しいキャラだなw
美少女のオナヌを視姦して初物を頂くとはうらやましいにも程があるわ!
>>58-60乙!乙!瞬たん可哀想…もっとやれやってくれ兄さんハアハア。
>>58ー60
お待ちしておりました!
瞬たんの初めてを頂けるなんて、兄さん幸せ者だ
兄さんここまで鬼畜ぶってしまったらもう生きていけないねw
本当だったらここで氷河が助けに入るんだっけ?
氷河何してるんだ、隠れてシコってんのか?
紫龍を腹パン気絶させた場所から移動してるみたいだから
見失ってる(もしくはまだ寝てる)ぽいね
ことが終わるまでに見つけ出せるか氷河?
仮に氷河が事の最中に見つけて止めようとしても瞬たんに「邪魔しないで!」と言われそうな…。
氷河「クソッ!瞬を見失ってしまった…
クンクン、クンカクンカ……この匂いは、北北西243メートル先か!?
待ってろ瞬、今行くからな!!」
紫龍「俺の落とした沢庵のにおいを氷河がかいでしまったようだ‥‥。
その先に瞬はいないのに、どうしたらよいだろうか‥‥?」
一輝×瞬
後背位 処女喪失
「―――ッ!!」
痛みのあまり上げそうになった悲鳴を、瞬が寸でのところで飲み込んだのがわかった。
それを知りながら、一輝は容赦なく突き進めた。
瞬の中は温かく柔らかいが、あまりにもきつい。
「もっと力を抜け」
「ん……くぅ……ん」
苦痛の声を洩らすまいと必死に堪える瞬を、さらに深く犯していく。
きつく、吸いつくように迎えられ、一輝のものは脈打つ。
一輝の腰が激しい上下動を起こしはじめた。
「……っ! ぅ……」
突き上げられるたび、瞬は痙攣を起こし、硬直しかけ、壁についた指が白くなるほどに力をこめた。
しっとりした肌には汗が浮き、吸いつくような感触になっている。
腰を掴み、何度も瞬を貫いた。
荒々しい呼吸。
その呼吸の継ぎ目さえ溶けていく。
そうしている間だけ、何も思い出さず、考えずに済んだ。
荒ぶる敵意も、残虐な喜びも感じなかった。
怒りすら消えていた。
ただ身内を焼き焦がす灼熱だけがあった。
一輝の猛攻は留まるところを知らなかった。
激しく犯しながら、ふと瞬の声に変化が現れていることに気づいた。
破瓜の痛み、苦痛を耐える声に、甘さが混じり始めていた。
「ん……っ、ぁあ……っ」
声を上げてしまったことを恥じるように瞬が顔を伏せた。
突き入れると、そのたびに瞬の膣はぬちぬちと濡れた音をたてる。
半分ほど抜いてみると、一輝のものには赤いものが混じった愛液がたっぷりと絡み付いていた。
中途半端な位置でわずかに腰を引き、ほんの少し挿入する。
何度かその動きを続けると、瞬の膣がもっと奥へ引きずり込もうとするかのように
収縮と弛緩を繰り返し、一輝のものを求めるように腰が動く。
壮絶な笑みが一輝の口元を彩った。
突然ぎりぎりまで引き抜き、一気に奥まで貫く。
「んぁああっ!」
ビクンと白い肩が震え、一輝のものがきゅっと締めつけられる。
それと同時に一輝は瞬の中に放っていた。
瞬の中を精液で埋め尽くしていく。
出したあとも、一輝は瞬の中から抜こうとはしなかった。
瞬は半分意識を飛ばしたような状態で壁にすがりついている。
瞬の中は熱く、ひくひくと痙攣していた。
それがまだ硬いままの一輝を誘うように刺激してくる。
ぐい、と再び腰を強く掴むと、瞬が意識を引き戻した。
「んんっ」
体全体をぶるりと震わせる瞬を、ずんと強く突き上げる。
達したばかりの感じやすくなった体には乱暴な行為だったが、容赦しなかった。
追い討ちをかけるようにぐるりと中をかき乱すように腰を回し、強く突き上げる。
「にいさ、ぁああッ!」
耐え切れず、瞬が白い喉首を仰け反らせ、高い喘ぎを洩らした。
とろけたように熱く濡れた肉がキュウキュウと締めつける。
一輝はそれを激しく擦り上げた。
瞬の中で愛液と精液をぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
瞬の喘ぎ声と濡れた肉がぶつかる音、一輝の荒い息づかいが石壁に反響する。
「あぁあ、あっ、あ、あぁああ!」
一輝の荒々しい責めに、瞬は悶え、喘ぎ続ける。
容赦なく腰に力を込め、引き抜いては乱暴に奥まで叩き込む。
それですら感じているのか、瞬は腰を小刻みに震わせ愛液を溢れさせる。
「あっ、あああっ、んああぁっ……!」
蕩けた奥を荒々しく突き上げる。
何度も何度も奥を抉り、激しく攪拌する。
一輝が動くたび瞬の体が奥底まで熱く乱れて、怒張にからみついてくる。
まるで身体全体が一個の心臓になったように、一輝の血流が大きく脈打った。
血が轟々と体内を巡り、自身の血流が耳を圧している。
一輝のものがビクビクと震えた。
肉棒の付け根からぐんとせり上がって来た快感が、一輝の全身を駆け巡る。
出る、と思うと同時に、射精の律動が下腹を痙攣させ、快感に視界が白くくらむ。
二度目の射精は長く続いた。
瞬の中に欲望を注ぎ終えると、身体全体を包み込んでいた熱がようやく治まってきた。
荒くなっていた息を整え、瞬の中から抜くとそこからドロリと白いものが零れ落ちた。
瞬の体が力尽きたように倒れかかり、一輝はそれを抱きとめた。
「瞬?」
一輝の呼びかけにも、瞬はぐったりとなったまま反応を返さなかった。
瞬の閉じられた目の下に、涙の痕がある。
今までの仕打ちが信じられないほどの優しい手つきで、一輝は瞬の涙を指先で拭った。
胸中を推し量ることのできない、静かな眼差しだった。
瞬の乱れた髪を手で梳き、陵辱後の身体を見おろした。
泣き腫らし、少し赤くなった目元。汗に濡れた肌。一輝の手の痕が残る体。
けがれを知らなかった場所は無慈悲にも犯され、精液にまみれている。
一輝の顔に今にも泣き出しそうな、子どもじみた悲しみが浮かんだ。
しかしそれもほんの一瞬のことで、傾けた顔を黒髪が覆い、表情を隠した。
瞬の体をそっと地面に横たえる。
壁の向こうに気配を感じる。
紫龍が意識を取り戻したようだ。氷河は生きていたらしい。
星矢は消耗しているようだが、生き延びて二人のいるところへたどり着いたようだった。
立ち上がり振り返った一輝の気配は、すでに触れれば切れそうな鋭敏さを帯びていた。
終。
>>72-74 仕事の早い神だ…乙!
23切ねえ…こういうの好きだ
これは続編を期待せざるをえない
>>72-74 おお!お疲れ様です神様!
素晴らしい作品をありがとう
大好きな兄さんに、乱暴に犯されてしまった瞬たんはこれからどうなってしまうのか…
兄さんも、清らかで美しい最愛の妹を自ら汚してしまった事実に苦しみ続けるんだろうな…
乙です!二人とも切ない…しかし兄さん、明らかに事後の瞬たんをそのまま置いていっていいのかw
素晴らしい!!
一輝がセクシーでたまらんです
星矢「ムッ?!あそこにいるのは‥‥まさか‥‥」
トテテテテ。
星矢「瞬!? 大丈夫か、しっかりしろ!! 一体どうしたんだ、こんなあられもないカッコで‥‥?!
瞬の身に、一体何が起きたんだ‥‥?
ううっ‥‥、こうなったら‥‥俺が何とかするしかない!!
俺が、瞬の体を清めてやる!!」
ヌププ。
星矢「ウッ‥‥、き、キツイ‥‥。 でも、温かい‥‥。 う、動いても大丈夫かな、ちょっとだけ‥‥。」
クチュ‥‥クチュ‥‥。
星矢「瞬、全然気づかないな‥‥。 もうちょっと動いてみたら、気がつくかな‥‥。」
グチュグチュ‥‥グチュグチュ‥‥。
星矢「何か、だんだん気持ちよくなってきた‥‥。 ココも、吸い付くみたいな感じになってきた‥‥。
瞬はいつ、目を覚ますんだろう‥‥? 少し、スピードアップしてみよっかな‥‥。」
グチュグチュ、グチュグチュ、グチュグチュ、グチュグチュ‥‥。
星矢「ウッ、気持ちいいっ‥‥! も、もうダメだっ‥‥! で、出るっ‥‥!!」
ビュルルルルルッ!!
星矢「あ‥‥、思わず瞬の中に出しちゃったよ‥‥。 瞬も目を覚まさないし‥‥。
だ、大丈夫かな‥‥?」
ヒドス(´;ω;`)
せ、星矢…無邪気になんて事をしてんだw
兄さんとのセックスが忘れられない瞬たんはある夜ついにチェーンで異次元から兄さんを捕まえて…。
紫龍「ムッ?!あそこにいるのは‥‥まさか‥‥」
トテテテテ。
紫龍「瞬!? 大丈夫か、しっかりしろ!! 一体、瞬の身に何があったのだ?
このような所に全裸で寝ているとは‥‥。
ううっ‥‥、こうなったら‥‥俺が何とかするしかない!!」
バサッ。
紫龍「このままでは風邪をひいてしまうかもしれないから、
とりあえず、俺のチャイナ服を着せておこう‥‥。」
ふわり。
紫龍「よし、これなら誰も目のやり場に困らないだろう。
瞬も、目が覚めた時に恥ずかしい思いをしなくて済むな。」
お姫様だっこ。
紫龍「早く、皆と合流して、一輝の目からウロコを落さなければ!!」
紫龍さんテラ常識人…!
兄さんも奇行子もラッキースケベも紫龍さんを見習えよなw
脱ぎたかっただけじゃないの。
>>72-74 乙です。
時期的に兄さんの聖衣は旧聖衣か原作聖衣だが
スタイリッシュな新聖衣で妄想した…
瞬たんのパンティ考えてみた
星矢 水玉or星柄 綿100%
氷河 純白シルク 白鳥のワンポイント
紫龍 ノーパン
一輝 ピンクのレース
冥王 黒ヒモorガーターベルト
なんだ
野郎のぱんつなんざどーでもえーわw と
思ってたら
連中が瞬に履いてもらいたいモノ、かw
89 :
87:2011/09/30(金) 00:57:42.72
言葉足りなくってごめん。その通りです。
>>86 旧聖衣のメット兄さんがセクロスなんて最早ギャグだろ…
ピンクのスカートが邪魔だし
でも原作兄さんとアニメ兄さんじゃ
後者の方が200倍助平だと思う
女の子が女の子ちっくじゃまんますぎる
ましてバトル漫画だし
てことで瞬たんがもしも女の子だったら
逆にもちょっと勇ましくなるんだろうなと
沙織さんを穏やかにしたような凛々しき戦乙女(´д`*)
>>93 その画像は、誰が書いたモノですか? 荒木&姫野さん?
どこで拾った画像ですか?
原物のイラストが見てみたいデス。
このイラストは、ひょっとして「幻の神聖衣」???
(スカート状ではない神聖衣は、発売されてましたからね☆)
誰も氷河Ver.を書かない件。
氷河「ムッ?!あそこにいるのは‥‥まさか‥‥」
トテテテテ。
氷河「瞬!? 大丈夫か、しっかりしろ!! 一体どうしたんだ、こんな(やたら細かい描写)‥!
瞬の身に、一体何が起きたのだ‥‥?(あちこち触る)
体が冷えているな。こうなったら‥‥俺が何とかするしかない!! 体を温めるには人肌が(ry」
ズプ‥‥。ズププッ。
氷河「ウッ‥‥、締まる‥‥。体は冷えているが、中は温かいな」
ヌチッ、ズプ、ズプ、ズップ、ズップ、ズプズプズプズプ。
瞬 「んっ‥‥、ひ、氷河‥‥!?(最初から激しくしすぎたから起きた)」
氷河「だんだん瞬の体が温まってきたな‥‥! もっといくぞ、瞬!」
グプッ、ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬 「氷河あっ! あんっ、だめえっそんなにしたら、ぼくっ‥‥!(ガクガクガク)」
瞬再び気絶。
氷河「出すぞ! 瞬!」
ビュルルルルルッ!!
氷河「‥‥。今、瞬が目を覚ましたような‥‥。気のせいか」
氷河貴様!!…責任とって結婚しろよ!
青銅おまえらww
瞬たんが全裸でおまんまんから汁垂流してたら無理ないか…やりたい盛りだし
だから兄さんはそのまま瞬を連れて帰って性奴隷として調教するべきだったというのに。
スカートは捲るためにある
清らかな少女は犯すためにいる
輪姦するひとって…
別のヤローの精液が自分のブツにつくのはばっちく思わないんだろうか…
穴兄弟になるし…
いや元から兄弟だけど
そりゃ独り占めしたいけど競争率高いんで輪姦で我慢するしかない
瞬たんの初期聖衣はなんで大事な部分だけガード皆無なのか…
足開いて倒れたりしたらマンスジまでくっきり見えそうだ
ムラムラした敵にティムポを擦りつけられても文句は言えまい
初期聖衣タイツで瞬たん素股ハアハア
>>105 兄さんか貴公子が陰で見守ってるから大丈夫だよ
ただ、貴公子は瞬たんが気絶してる間に触りまくってるかも知れないけどね
あんな美人なマーマがいて、白人ハーフでイケメンで
世界で最も清らかな美少女瞬とイチャイチャニャンニャン出来る
恵まれすぎた氷河は爆発しろ
紫龍なら爆発の可能性があるが…
>>108 それを言うなら
瞬たんとおんなじ血が流れていていつもベッタリ懐かれまくってて
生まれたときから瞬たんのあんなとこやこんなとこを知り尽くしてる
羨ましすぎるポジションの一輝こそ爆発しろ
瞬たんのタイツの大事なところだけハサミで切ってM字開脚させて突っ込みたい
嫌がって泣きじゃくる瞬たんを孕むまでガツンガツン犯したい
俺はマソ汁で張り付いたタイツ越しに瞬たんのエロマソコを舐め回したい
瞬たんによる顔面騎乗とか幸福すぐる
>>105 アニメスタッフがムラムラした結果です。
一輝は最愛の妹と妹そっくりの美少女から好かれた事で人生の運を使い果たしたんじゃないか。
だから最愛の妹が異常に自分を慕ってくるのに、近親の為手が出せないと言う苦行に耐えてるんだよ
・・・一方、血縁とかそんなの気にしない某キグナスが瞬に手を出しまくるという
いや片親と両親の差はでかいぞ…
まして片親の方は一緒に育ってもいないわけだから
本気で兄弟であるという意識が薄いし
少なくとも瞬の側としてはそんなインモラルは犯さんだろなー
仮に一輝が自分に欲情を抱いてたとて、よもやそんな事態は夢にも思わんだろてw
青銅で血縁問題気にしそうなのは兄さんくらいな気がする。瞬も星矢も氷河も好きになったら関係ないタイプかと。
でも兄さんも悩んだ末、最終的にはヤっちゃうんでしょ?瞬と
瞬と紫龍は理性と道徳観念強いと思うがなあ
あとは・・・まあ・・・
アニメスタッフ「むしゃくしゃ(ムラムラ?)してやった。」
ハーデス 「パンドラ、今日の瞬の清らかモニタの様子はどうなっている?」
パンドラ「はい。処女膜、クリトリス、乳房の状態は全て正常値です」
ハーデス 「よろしい。フフフ、流石は余の瞬だ。なんと清らかな事か…
今日の状態を記録しておけ」
パンドラ「かしこまりました・・・・・・・・・・!!?っは!?こ、これは!!」
ハーデス 「なんだ?どうしたのだ?」
パンドラ「瞬の清らかモニターの数値が!膣内の分泌液量、クリトリス・乳首の硬度
全て上昇しております!!!これは一体・・・!?
・・・む?瞬の視線の先、あれはフェニックス!?
なんと!フェニックスの存在が瞬の体を欲情させて清らかさを不安定にしているのか!??」
ハーデス 「なんだと!!?直ぐにフェニックスを排除するのだ!三巨頭を向かわせろ!!」
パンドラ「し、しかしハーデス様、三巨頭全員が出払ってしまっては、冥界の防衛が手薄になります
こんな時にアテナに攻め入られては、冥界の存続に関わります!」
ハーデス 「瞬が清らかで無くなってしまっては元も子もないのだ!!
瞬の処女は余に捧げられるのだと、神話の時代から決まっておるのだ!!
ええい、もうよい!!!余が直接フェニックス排除に向かう!場所は何処だ?城戸邸か??」
パンドラ「な、なりません!!ハーデス様御自ら穢れた人間界に御出でになるなど・・・」
ハーデス 「放せ!行くのだ!絶対に行くのだ!!瞬の処女は余のものなのだ!!!」
パンドラ「ハーデス様!ハーデス様ーーーーーーーー!!!」
なんだこれ?
もう寝不足で何やってんのか分かんなくなってきた
アニメスタッフ「今も後悔していない。」
血の繋がりに葛藤しながらも兄さんを想うと股が濡れてしまう瞬たんもおいしいです。
ハーデス様、そんなんだからアテナに連戦連敗なんですよ…
とかなんとか言ってる冥闘士もいそうだw
>>121 パンドラが朝のお天気お姉さん状態でワロタwww
これは是非、瞬たん清らかモニタの数値が振り切れる決定的場面まで
実況中継して頂かなくてはならんな
パンドラさんとて清らかな乙女なのに
なんたる羞恥プレイを!
>>121 バロスwwwww
兄さんかっこいいもんな
沙織J'A`し「ハーデスは、全く気がついていなかったようね。
我がグラード財団の秘密衛星から、清らかモニターをハッキングして、
数値を操作していたということに!!
ああ、なんて愉快なんでしょう。
あのハーデスの慌て様ったらなかったわ〜♪
そうだわ、このハーデスの醜態を録画したDVDをスペクターたちにばらまくと言えば、
ハーデスも観念して、お互い争わずに済むかもしれないわね♪
ついでに、瞬にも見せると言っておこうかしら♪
わたくしは知恵の女神・アテナですもの、戦わずして勝てるなら手段は選ばないのです、
おほほほ〜♪」
沙織「ちなみに本当の数値はもっと凄いですがさすがにハーデスがキレるとアレなので抑えました」
ハーデス様が城戸邸に来たら白湯くらい出してやって下さい
このスレでキャラ叩きがあるとムカつくのは現実ですか?
>>132現実かどうかは自分で考えて下さい
瞬は処女ではないと思うよ、残念ながら…
そんなことはないヽ(`Д´)ノ
で叩きなんかあったっけ
体はどんなに汚れても心は清らかだよ。だから瞬たんが兄さん達とアレコレしても清らかなままだよ!
激しい運動をする女子は、処女でも処女膜が破れてしまうことがあると言うが
はたして瞬の膜は無事だろうか…
無事じゃないよ
チャリ通学だけでも気付かず失うもんだ
7歳修行時でアウト
アテナと冥王 神々の力をもってすれば
処女膜再生なんざチョチョイのチョイよ
よって瞬たんはいつまでも純潔なままだよ!!
じゃあ兄弟や同僚達が何度瞬たんの処女を奪っても大丈夫ですね。
いつまでも痛いじゃないか…(´・ω・`)
いつまでも初めての様に痛がり処女血を流す瞬たん
瞬「もうヤダ! もうヤらせないっ!!。゚(゚´д`゚)゜。」
瞬たん…。(´;ω;`)
瞬たんは処女でもすぐ気持ちよくなるから大丈夫だよ。いつも最後は自分から腰をふるよハアハア。
膜と清らかさと淫乱さを同時に所望するとは
ここの住人はなんと強欲なのだ…
瞬たんなら出来ると信じてるからこそ
住人達は瞬たんに厳しい課題を課すのだよ
我々も辛いのだよ…だがこれも瞬たんの為
んじゃ無限再生説を推しときますね
兄さんも聖衣を着て死ぬたび童貞として蘇ってるので
いつでも瞬たんと新婚気分のニャンニャン
一輝はいつまでも下手糞か
童貞だから下手とは限らん。兄さんあれで瞬たんより器用そうだしなw
ヤリチンっぽい氷河は童貞じゃ無いだろうが
イク時間違えて他の女の名前を呼んで修羅場になる
星矢はどの穴に入れるのか分からなくて手こずるタイプ
星矢 「うあ、狭…!」
瞬たん「あぁんっ星矢そっちはおしりだよぉ!あっあんっおしり熱いぃぃ!」
結果:瞬たんはケツマンコでも気持ちよっちゃうので問題無い
氷河が事の最中に呼ぶとしたらマーマの名前しかなかろう。
光政の家系は
近親相姦野郎ばっかりや!!ヽ(`Д´)ノ
光政「計画どおり!」
むかしエヴァが最盛期の頃
未視聴でその内容を断片的にしか知らなかった自分は
「人間なんてくだらない優秀な人材残して後は滅びてしまえ」と選民意識を持つ碇父が
妻のクローンを大量生産して子供を作りまくる『人類補完計画』を決行せんとする話
だと思っていたっけなあ
光政の影響かな
瞬たんも光政を見習って、兄さんの子をポコポコ産むと良いよ
ついでに他の兄弟や冥王様の子供も産んで100人兄弟を目指せばいいよ!
ハムスターか
紫龍「ここには、鬼畜しかおらんな‥‥。
一輝に留守を任されている以上は、星矢たちと同様に、
瞬のことも全力で守ってやらねば‥‥!!
このドラゴン紫龍が生きている限り、彼等には指一本触れられないと思え!!」
星矢「あなたの為だからー♪」
瞬「あなたの為だからー♪」
氷河「CMに合わせて、セリフを言っているのか‥‥。何だ、このウザいCMは?」
星矢「あなたのための〜外為を〜♪」
瞬「あなたのための〜外為を〜♪」
氷河「連続でウザいCMが来たな‥‥。一体何だ、このウザいCMは?」
星矢「外為オンラインとかいうCMだぜ☆」
瞬「外為って何だろうね?外為がなくなったら、僕たち、争い事もなく暮らせるようになるのかな?」
一輝とか星矢とか、あんな感じの顔が好みなのか瞬
フムフム…
>>163 言われてみれば氷河とか紫龍とかの綺麗イケメン系より、一輝とか星矢とかの男らしいタイプの方が好みっぽいな
星矢「え?瞬って俺に気があるのか?! いやあ〜、まいったな〜☆\(^0^)/
俺って今、モテ期なの?\(^0^)/
でもさー、瞬が味方で良かったぜ♪\(^0^)/
もしも敵だったらさ、拳を向けなきゃなんねーんだもん。
俺、いくら敵でも、瞬みたいなカワイコちゃんに拳を向けるとか、
絶対できねーもんなぁ〜。\(^0^)/
瞬が敵だったら、多分、俺のほうがヤラれてたかもしれねーな☆
勝負にも、瞬の可愛さにも☆
俺だけじゃなくて、他の聖闘士もさ、瞬とだけは争いたくなくて、
コッソリ瞬の味方についてそうだよな、まぁ、一番乗りは俺だけどさ☆」
紫龍「わかった、わかった。肉まんができたから、瞬にも持って行ってくれ。」
星矢「おっ、いいタイミングだな☆紫龍の肉まんは美味いからなぁ〜♪
俺の部屋で〜、瞬と二人っきりで〜、甘いムードで〜、食べる肉まんは〜、
ムチャクチャ美味いだろうなぁ〜♪」
紫龍「後で俺も混ざりに行くから待ってろ。」
星矢「えぇ‥‥!?Σ(;´Д`)ガーン。」
顔で好みは測らんと思うよ
だって蟹ですよ蟹
次のNDでは今まさに蟹様が瞬たんを手籠めにしようと!!(´Д`;)ハァハァ
瞬「蟹はおいしいって、兄さんが言ってたっけ。食べたいなぁ〜。
カニフォークって、どうやってつかうんだろ?
誰か、カニフォークの使い方、教えてくれないかな‥‥。」
蟹様に襲われても、天馬が!きっと天馬が助けてくれるはず!!・・・たぶん
それが駄目なら兄さんや、後から来るっぽい氷河が助けてくれるよ
瞬たんの純潔は守られるはずだ!
…何か蟹さんが天馬と瞬を箱っぽいものに入れてるような…
オルフェのオマージュか? 恋のキューピッドか?
どこ連れてくんヽ(;´Д`)ノハァハァ
なぬ!?また瞬たん箱に入ってるのか?
ほんと箱プレイ好きだな、瞬たんは
狭いとこだと燃えます。
箱プレイ好きと聞いて、某キグナスが箱の準備に取り掛かりますた
クーラーボックス?
箱プレイの元祖は銀河戦争の兄さんだろう。やっぱ兄妹って似るんだな。
瞬たんは少年誌で蛇触手プレイをした、という偉業をやってのけたのか
あの蛇触手、入ってたよね?
しかもアニメではおマンマンのアップとか際どいカットがあった希ガス
買うかも知れんが、瞬を演じられる程の美少女がこの世に存在するとも思えない
>>178 かなりハリボテくさいコスプレにワロタw
瞬を演じるには、虫をも殺せない程清らかな心の持ち主でないと、
雷で撃ち殺される。
らしい‥‥。
たとえ容姿はブサイクだとしても、心の清らかさだけはどうにもできないので、
致し方ない‥‥。
瞬のAV出演なんて一輝が許さないだろ
一方その頃…氷の箱を完成させた某キグナスが
箱の中で、瞬が箱に入ってくるのを待っている様です
これから寒い季節だからこたつという箱の中で瞬たんとニャンニャンしたい
イチャイチャしてたら瞬たんが熱くなってきて自分から服を脱ぎ出すんだ
ほんのり上気した頬や肌がエロティックでたまらんのだよ
狭いとこフェチと言うならば
アニメ版氷河はカーセックスに持ってけるぞ
14歳が車運転すんなw
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2124551.jpg 冥界編の↑のシーン見て思ったんだが一輝は
瞬たん=アンドロメダの聖闘士じゃなくて
瞬たん=アンドロメダそのもの
として見てないかw
自己犠牲精神の持ち主としてのイメージなんだろうけど
顔が瞬たんそのまんまでおっぱいついてる時点でいろいろとアウト
われわれ住人以上に素晴らしい瞬たん女体化のイメージを思い浮かべる一輝って…
髪の花のあしらい具合とか完璧すぎるww
余談ですがTVアニメ版のピンク髪のアンドロメダも可愛くて好きです
いやもしかして兄さんもこのスレの住人なんじゃ…ギョロ(<●><●> ;)(; <●><●>)ギョロ
>>186 しかも結構おっぱい大きい
兄さん巨乳好きか!?
>>187 たぶん貴公子と冥王も住人だよw
単に描き分け出来てな…ゲフンゲフン
兄さんとか奇行子とか冥王とか、
そんな独占欲強い輩はここの住人にはなれないよ
自分以外のヤローとの妄想話なんてあーヤダヤダ( ゚д゚)、ペッ て
髪が横分けだな
これアニメ?
おもしろい?
>>190 その手の寛大さを持ち合わせてるのは星矢くらいな気がする
↓ここで星矢が一言。
星矢「ここでいくら妄想したところで、瞬が俺の嫁って事には変わりないから俺は別にいいぜー」
結局お前も独占欲の塊かい
てか、一輝兄さんは『兄さん』なんだから
妹が他の男に取られるの我慢しろよ
何時まで経っても瞬たんがお嫁に行けないじゃないか…
一輝「片親でも兄弟同士だろ!! 許さん!!(`;ω;´)
このオレだって我慢してるというのに不公平だ!!」
星矢と紫龍は例え恋人が瞬たんだとして他の男と話してても余裕がある感じだな。このスレの星矢(
>>194)みたいに「俺の彼女だということに変わりはないし、瞬も俺を好きでいるし」みたいに
>>197 兄さん、兄弟がだめなら冥王様や海王様や黄金の皆様辺りの大人達は如何ですか
一輝「毛唐や人外はヤダ。」
辰巳徳丸がアップを始めました
氷河「瞬と近すぎず遠すぎない関係…そうだな例えば、腹違いの兄で
頼りがいがあって、超ハンサムで、クールな日露ハーフなんかが
瞬の彼氏にも夫にも相応しいだろう…例えばの話だがな」
紫龍「瞬が多くの人々に愛されている様子は、なんと微笑ましいことだろう‥‥。
俺も瞬のことは好きだが、瞬の方は俺のことを単に仲間だと思っているのだろうな‥‥。
できることなら、瞬を独占したい。そんな気持ちなら、俺も少なからず持っている‥‥。
しかし‥‥瞬にとってそれが迷惑になるのなら、俺は何も言わないほうが良いのかもしれない。
瞬に押し付けがましいことはしたくないからな‥‥。
瞬に恋愛対象として見られなくとも、瞬と接する時間がひとときでもあるならば、
今はそれだけで、俺は満足だ‥‥。」
なんでこのスレの氷河はアホで紫龍は紳士なんだよw
らしいがw
このスレってか、
同じ人がやってるのかも知れんのう・・・
普通の男瞬たんpinkスレでも
紫龍の紳士は異論はないが
氷河はアホというかなんというか・・・
まあ自意識過剰ではないな、
もっと掴みどころのない変人だと思う
女の子は父親に似た人を好きになるって言うけど瞬たんの父親って…
見た目だけは、多分一輝と星矢が似てるんだろうけど…
娘が父親に似た人を好きになるのは
その父親が尊敬できる理想の男性像だからだろう
悪いが光政では…w
(最低親父ランキングで神クラスに君臨しとるw)
でも父親に関して思考停止のようだし
別に似てる顔どうこうで一輝も星矢も他キャラと態度変わらんし
やっぱ顔で選ぶタイプでないんですよ、瞬たん
光政よりも一輝やダイダロス(アルビオレ)に教育されたからやっぱり父親に近い感情を抱くとすればこの3人な気がする
その辺の師匠コンを基にしたネタ考えてたんだけど数行でストップ煮詰まらんわー
お話作るのって難しいっすねつくづく
キャラの性格変えたくないしなあ
ダイダロスや一輝はともかくアルビオレはちょっとタイプが違う気が…w
星矢はあと5年もすれば、絶対いい男になるぜ
瞬たん惚れ直すぞ
>>209 アルビオレはヘビメタだよなw
いや中身は至って素朴なひとっぽいけどね
瞬たんは綺麗な王子様系より、漢臭い日本男児系が好みだろうな
そうかなあ
そもそも好みが謎…
つうかあの世界
王子様系は実のところ数えるほどしかいなかったりw
氷河 紫龍 サガ カノン カミュ アフロディーテ ミロ シャカ ムウ シオン 海王 冥王 ニコル(描写的にサガとかミロ系のがっしりした美形っぽい)
綺麗系はこの辺りか?
紫龍・ミロあたりは
綺麗系と見せ掛けて暑苦しい
瞬たんは一輝にいさん以外は眼中にないですよ
しかしアルデバランに対してはダイダロスに似た何かを感じて親近感が沸くかもしれない
案外カノンや兄さんに漂うろくでなしニート臭に
母性本能擽られてんのかも知れない。
それはありそう
ダメな奴ほどほっとけないってか
我知らず陰がある奴に惹かれてしまいそーな
>>212 ありがd
その言葉だけで挫折せず
鈍亀だろうがいずれ投下できるよう頑張ってみる…
みんな創作がんばれー
ハーデス様も母性本能くすぐられるタイプだと思うんだ
そうだな
究極の引き籠りだしな
一輝兄さんは原作だと同父同母の近親だけど
他の青銅も腹違いとは言え血縁関係だから、おあいこだよね
でも、アニメだと血が繋がってるのは一輝兄さんだけで他はみんな他人
そうすっと、近親ではなく瞬と仲が良く、一緒にいる事が多い星矢が勝ち組街道まっしぐら…
どうする?兄さん!
幼馴染みで親友だなんて、いつ恋が芽生えてもおかしくないぞ
アニメなら氷河じゃないのか
そですな
なんかもう天秤宮の3ショットの絵ヅラが怖くて怖くて…
何だってあんな間男とイチャイチャ中帰ってきた亭主みたいな構図になるんだw
アニメ兄さんが原作に比べてデレ全開だったのは血の繋がり故の焦りか…。
だってどんなに愛し合ってても結婚出来ないんだぜ?
映画4瞬たんの氷河連呼に対しても
兄さんわかりやすいまでの手のひら返しやで!
兄さんだって、「兄さん」である前に一人の男だ
愛する女が他の男の名前を連呼してたら、そりゃ気分を害するわ
多感な15歳なんやで!!
正直アニメ兄さんの見た目は軽く30すぎに見えました…。
瞬が妊娠したら真っ先に一輝が疑われるんだろうな
>>74から続いてみた。
十二宮編後 城戸邸
まぶしさを感じて、瞬は目を覚ました。
清潔なベッド。カーテンから透けて部屋に差し込む陽光。
城戸邸の、自分の部屋だ。
思わず、目が覚めてすぐに兄の気配を探した。
星矢、紫龍、氷河の小宇宙を近くに感じる。
兄のものは、屋敷のどこにもなかった。
まだ包帯の取れない傷をかばいながら体を起こす。
ずいぶんと眠っていたらしい。もう昼過ぎだ。
「おはよう、兄さん」
ぽつりと瞬はささやいた。
当然返事をする者はいない。じわりと涙が浮かんだ。
目元を拭って、瞬は着替えをはじめた。
自分の裸の体を見おろして、あの地底でのことを思い出した。
兄の手。熱い息。激しく、だがどこか悲しげな感情。
聖域で再会したときも、ほんの少しの間しかいっしょにいられなかった。
兄は、まだ苦しんでいるのだろうか。
それを思うと、また鼻の奥がつんと痛んだ。
着替えが終わった頃、ドアがノックされた。
「は、はい?」
「瞬、起きたのか?」
紫龍の声がした。
「入っていいかー?」
続いて星矢の声。
「うん、いいよ」
鍵は開いている。瞬はベッドから腰を上げた。
ドアが開き、紫龍が顔を覗かせる。
「体の調子はどうだ。もう起きられるか?」
「うん、ありがとう。紫龍こそ平気? 星矢も」
特に星矢はあの戦いで一番ひどい怪我を負っていた。
「ああ、問題ない。星矢など寝ているのに飽きて――」
瞬のそばに来ようとしていた紫龍の足が、ハッとしたように止まった。
瞬の頬に残る涙のあとに気付いたのだ。
「ぶっ!? なんだよ紫龍! いきなり止まるな!」
紫龍に続いて部屋に入ろうとした星矢が、紫龍の背中にぶつかって悪態をつく。
瞬は慌てて頬を拭った。星矢は気づかなかったようだ。
それから笑顔を作り、二人に椅子を勧める。
そうとう暇だったのか、星矢は座るなりあれこれと話かけてきた。
そのいつも通りの笑顔を見ていると、自然と瞬の顔にもつくりものではない笑顔が浮かぶ。
紫龍はさっきの涙のことをなにも訊こうとしない。その心遣いがありがたかった。
「氷河も起きてたし、瞬もこうして起きてきたし。
あとは一輝が戻ってくればな。あいつどこほっつき歩いてんだか」
「う……うん。そうだね……」
二人は、あの地底での出来事を知らない。
気がつくと、瞬はベッドに座ったまま自分の膝に視線を落としていた。
「一輝なら戻ってきているぞ」
その台詞に、瞬は思わず顔を上げた。見れば、部屋の入り口に氷河が立っている。
「氷河。一輝と会ったのか?」
星矢がそう訊くと、しかめ面のまま氷河は首肯した。
「しばらくは日本にいるそうだ。そう言ってくれと……」
氷河はなぜよりによって俺に伝言していくんだ、と言いたげな表情である。
「なんだよ。戻ってんだったらなんでここに来ないんだ?」
「……俺に訊くな」
そう言ってから、氷河はベッドに座った瞬に向かい、
「会いにいかなくていいのか?」
と実に不本意そうな声音で言った。
瞬はすぐには答えられなかった。
会いたい。今すぐにでも。
でも、兄さんは? もしかしたら、会いたくないのではないだろうか。
会えば、兄はさらにつらい思いをしなければならなくなるのでは?
瞬の胸中がざわめき始める。
なにか言わなくちゃ、と思うが、言葉が出てこない。
「会いたいなら、気にせず会いに行けばいい」
うつむく瞬に、紫龍が優しく声をかけた。
「瞬は、もっと自分の気持ちに正直になったほうがいいと思う」
その隣で星矢がうんうんと頷く。
「遠慮してないで言いたいこと言っちゃえよ。
ばかやろー! とか、フラフラしてないでとっとと帰って来い! とかさ」
正直に。言いたいことを。
瞬はその言葉を心の中で反芻した。
―――このままでいいの?
自分にそう問いかけてみた。
よくない。いいわけがない。
また涙が出そうになったが、瞬はそれを堪えた。
それから立ち上がり、三人の顔を見回した。
「ありがとう、みんな。ぼく、ちょっと出かけてくる」
続く。
>>232-234 GJ!!続編待ってた!
青銅が相変わらずカワユス
続きが気になるよ瞬たん…
>>232ー234
やったー続きだ!待ってました!
兄さん何やってんだ、早く瞬たんを抱きしめてやれ!
青銅達みんな優しいな、良い友達を持ったね瞬
昨日の続き。
一輝×瞬
瞬はひと気のない夕暮れの道を歩いていた。
人里はなれた針葉樹林の奥地。忘れられた街道の、埋もれ行く石畳。
真っ直ぐに歩いていた瞬の足がふと止まった。
崩れかけた石段に腰を下ろす人影が見えたからだ。
「兄さん……」
一輝の姿を見て、瞬の口元が柔らかく優しげにほころんだ。
一輝が瞬に顔を向けた。
瞬はその側に歩み寄った。
黒い前髪の間から、鋭いがどこか陰のある瞳が瞬を見上げた。
「兄さん」
「瞬……」
一輝は両膝に両肘を乗せるようにして、少しだけうなだれた。
前髪が額にかかる。
何も口にせずとも、その姿は身内に抱える激しい苦悩を雄弁に語っていた。
「……会いたかった」
座る一輝の両手が、きゅっと固く結ばれた。
「ずっと……会いたかった。兄さんに」
「瞬」
すまない、とささやくように言った。
「俺は……つくづく情けない兄だ」
一輝は搾り出すようにつぶやいた。
これほど脆い印象の兄を見るのは初めてのことだった。
どうか、苦しまないで。
その思いに衝き動かされるように一輝の前に膝をついてその頬に触れた。
「あれは、ぼくが望んだことです」
目が合った瞬間、哀しみとも安堵とも取れない感情が一輝の瞳に浮かんだ。
「……ぼくは」
絶対に言ってはいけないと思っていたこと。でも、伝えておきたいこと。
「兄さんのこと、好きだから」
「……瞬……」
ふっ、と一輝が優しげに微笑んだ。
つられるように、瞬も微笑む。
あの憎悪に凝り固まっていた一輝ではない。
これが瞬の知る一輝であり、これこそが彼の素顔だ。
一輝は瞬を膝の上に座らせ、その体を優しく抱き寄せた。
「ずっと一緒にいたんだから。ずっとそばにいたんだから。ずっと見てきたんだから。
……兄さんのこと」
瞬は甘えるように一輝に頬をすり寄せた。
兄の体温。兄のにおい。なにもかも愛しい。
「俺も、好きだ。瞬、お前を愛している」
一輝が両手で瞬の頬を包む。
「兄……さん……」
瞬の瞳が潤んでいく。一輝に触られた箇所が熱くなっていく。
同時に、あの時貫かれた兄の熱さも思い出していた。
頬に流れた涙を一輝が指先で拭ったとき、瞬の唇から思わず甘い吐息が零れた。
一輝は顔を傾け、そのまま瞬に口づけた。
瞬は目を閉じ、その甘美な感触に身を任せた。
何度もついばむようなキスを施す。
だんだんとお互いの息が熱くなっていく。
最後に下唇が吸われ、そして離れた。
布越しに熱く張り詰めた兄の存在を感じる。
「瞬……」
一輝の手が下がり、瞬の服の裾から中に入っていく。
「ん……っ、兄……さ……」
瞬は目をとろんとさせ、紅潮した顔で一輝を見つめる。
怪我の治りきらない瞬の体に負担をかけないように優しく肌を撫で、
控え目な膨らみを愛撫する。
「あっ……」
立ち上がった乳首をつままれ、瞬の体がびくっと反応する。
首筋に口付けされ、耳たぶを甘く噛まれると、どうしようもなく体の奥底から
熱いものが湧き上がってくる。
一輝の手が瞬の下半身に移動する。
ボタンを外され、ジッパーを下ろされる。
そのまま下着ごとずり下ろされ、肌が外気に触れた。
秘所がひんやりとする。そこはすでに濡れてしまっていた。
「今度は思いきり気持ちよくしてやる」
耳元に熱っぽくささやかれた。
その言葉を聞くと、瞬は体の奥底から沸き上がる何かを感じた。
一輝の指がそっと瞬の中に挿し入れられる。
「あっ……あ」
思わず瞬は一輝の首筋に抱きついた。
指が入口を前後に擦り、敏感な突起を刺激する。
「ん……ぅ……ふぁんっ……」
溢れてくる愛液を絡めとられ、根元まで指を入れられる。
中を混ぜられると、腰がぴくぴくと震えた。
「やぁ……っ」
瞬の『いや』と言う言葉に反応して一輝の指の動きが止まった。
「つらいのか?」
ぷるぷると瞬は首を振る。
快感を中断された物足りなさに、秘所がひくひくと蠢く。
ちがう、と瞬は潤んだ目で訴える。
まだ続く。
>>237-239 続きktkr 仕事が早い!
よかったね瞬たん!
更に続きも期待してる!
(´Д`;;)ハァハァ
>>237 -239
和姦キター!!
瞬も一輝も良かったね
思う存分愛し合ってくれ!!
昨日の続き。
一輝×瞬
「兄さんのが……欲しいよ……」
羞恥のために顔を染めながら、腰を揺らしてせがんだ。
「……ああ」
一輝が瞬の中から指を抜き、次に自分の下肢に手をかけた。
「俺ももう我慢できそうにない」
一輝のものが取り出される。
瞬はそこへ両手を伸ばした。
「無理に触らなくてもいい」
「ううん……触りたい。兄さんを」
瞬はおずおずとした手つきで一輝のものを撫でる。
熱い。大きなものが、硬く立ち上がっている。
だが、今度は少しも怖くなかった。
一輝の手が、瞬の手に重ねられる。
二人で角度を合わせ、一輝のものが瞬の秘所に当てられる。
瞬は一輝の瞳に視線を合わせた。一輝も瞬を見つめている。
「んっ……」
一輝のもう片方の手が瞬に添えられ、腰が沈んでいく。
一輝が瞬をかきわける。
「あっ、あぁ」
熱く硬いものが侵入してくる。
頭が痺れた。胸が締め付けられ、息が苦しく、瞳が潤み、心臓が跳ねる。
「兄……さ、んっ」
情欲に瞳を蕩けさせ、瞬は一輝にしがみついて胸をこすりつけた。
「もっとよくしてやる」
熱い吐息混じりにささやかれ、全身に痺れるような快感が流れる。
甘くあえぎながら中を満たす熱いものをぎゅっと締め上げた。
一突きごとに突き抜けるような衝撃と、快感が下半身から背筋を通って駆け上る。
愛しい人のものに与えられる鮮烈な快感。
次々と瞬の中から蜜が溢れ出す。
一輝が動くたび、粘った音と瞬の喘ぎ声が響く。
「好き……だい、すき……」
ほんのりと朱に染まった首筋を、汗が艶かしく流れ落ちていく。
ぐるりと腰を回すように、熱く硬いものが奥をかき乱す。
「あ、あぁああッ!」
深みから強烈な快感がほとばしり、激しく悶えた。
大きな快感が下肢を突き上げ、瞬は首を仰け反らせた。
「はぁっ、あ、んっ」
腰をくねらせながら全身を波打たせた。
一輝が立て続けに強く突き上げる。
「あっ……ん、んふぅ……っ」
快感が次々と押し寄せ、体も心もたぎる熱さの奔流に押し流していく。
どろどろになった体を硬い怒張がつらぬき、突き上げる。
体の奥が燃えるように熱い。
「あ、あん……、はぅ……っ」
下から何度も何度も突き上げられ、熱を帯びた吐息がこぼれる。
瞬の中が一輝のものに吸い付き、絞り込み、さらに奥へ引き込もうとするように蠢き続ける。
一輝は瞬の中に深く沈めると、奥に押し付けるように強く刺激した。
深い結合のまま、瞬の体を抱きしめる。
瞬も一輝の体に強くしがみついた。
誰よりも近くでお互いを感じ合おうとするかのように体を密着させる。
兄の体温を感じながら、瞬は幸せな思いで大粒の涙を零していた。
いつしか日は完全に没している。空には月が見えていた。
生まれたての夜空。そこには、円を描いた金色の天体が浮かんでいる。満月だ。
「……帰ってこないな」
窓から外を眺めながら、氷河がぽつりとつぶやいた。
ソファにいた星矢は読んでいた雑誌から顔を上げ、『んー?』と首を反らせた。
逆さになって外が暗くなっているのを確認すると、
「そのうち帰ってくるって」
と雑誌に視線を戻そうとして、くるりと180度向きを変えた。
窓際にいる氷河に向き直り、背もたれに両腕を乗せて寄りかかる。
「ちゃんと一輝を連れ帰ってくるかな?」
「さあな。だがあいつのことだ。帰ってきてもすぐふらっといなくなるんじゃないのか?」
「そうかもしんないけどさ。……って、なんか今日機嫌悪くないか?」
「……別に悪くない」
星矢はそうかなー、と首をかしげてから、なにか思いついたような顔をした。
「あ、さてはやきもちか?」
にしし、と悪戯っぽく笑う。
「わかんなくもないけどな。俺も瞬好きだし」
覿面に狼狽する氷河を前に、他意のない様子で笑う。それにさ、と続ける。
「一輝に会いにいくって言ってからちょっと元気になったみたいだし。
俺は笑ってる瞬がいちばん好きだな」
氷河は口をつぐみ、それから毒気を抜かれたようにため息をついた。
「……俺もだ」
「二人とも、早く帰ってくるといいな」
「……そうだな」
星矢は座り直してまた雑誌を読みはじめ、氷河は時計を気にするのをやめてソファに腰を下ろした。
紫龍は苦笑しつつ二人のやり取りを見守っていたが、ふと窓の外に目をやった。
月が、淡雪のような優しい光を降り注がせている。
終。
>>243-245 乙!
みんなに愛される瞬たんが俺も愛おしい
やきもき全開な氷河に対して、星矢の「好きだけど見守る」大人な態度にグッときた…
うp主の作品好きだからまた書いて欲しい!
>>245 お疲れ様でした
兄さん、瞬たん、末永く幸せに!
瞬似のおにゃにょ子が産まれたら嫁に下さい(;´Д`)ハァハァ
それにしても、星矢は何だかんだで大人だよな
器がデッカイつか、流石は主人公
おつかれさま。(´д`*)
乙!
アニメ兄さんは辛抱たまらなくなって速攻襲っちゃうタイプ
原作兄さんは妹を大事に、神聖視し過ぎて、他の男に先を越されるタイプだと思
妹を大事に大事にしてたのに、いつの間にか処女喪失してました系
原作の瞬たんは結構強いから瞬たんの方から襲うのもありだな。冥王様すら襲えそうな。
瞬たんが襲うほどムラムラする相手って兄さんぐらいか?
または、可愛い弟の星矢かな
気絶してるおまるを襲ったろうが
瞬に押し倒され
「駄目だ!俺達は兄妹なんだぞ!」
とか言いながらも、満更ではない一輝兄さん
紫龍「ウゥ‥‥、だ、ダメだ‥‥、それ以上近づいては‥‥。
良い子だから、服を着るんだ、瞬‥‥。ウムゥゥ‥‥。」
マン汁で濡れたパンTを自ら脱ぎ捨てる瞬たんとかハァハァ
瞬たんハーデス様と結婚したらエリシオンに住むのかな?
兄さんと結婚したら山小屋とかでひっそりと二人で暮らすんだろうな
ハーデス様と結婚したら冥界の女王様ってことか
冥闘士の士気がとんでもないことになりそうな気がするぞ
叙任の儀式を瞬タンがやったりするんだろ、皆が頑張らないはずがない
しかしニンフに可愛がられたり、パンドラに「我が妹」と可愛がられたり
冥王様や双子神や三巨頭や冥闘士やらに可愛がられたり、大変だな瞬タン
ニンフやパンドラに性的に可愛がられてるところを冥王様に視姦される
という倒錯した状況があってもいいぞ
何百年も何千年も経て余裕が出てきた冥王様ならアリだろうが
瞬を手に入れたばかりの脱・引きこもりぼっち状態ほやほやでは
独占欲の強さからとてもそんな真似はできまいw
下手したらその姿さえ愚民どもには披露したくないかもしれん
平安時代の貴族さながら御簾越しかつ声も聞かせることNG
ハーデス様が一輝を「お義兄さん」と呼ぶのか…胸熱だな
ハーデス「お前が兄か……ならば特別に我が妃への接近を3mまで許可しよう。有難く思え」
3メートルかよwそれじゃ兄さん瞬たんとセックス出来ないじゃないか
てか、紫龍と氷河もお義兄さんになるわけですが…
てか因縁のペガサスが義弟になっちゃうじゃんw
いいのか冥王様
義兄弟になってしまったばかりに、正月に青銅達からお年玉をせびられる冥王
おまけに義兄達の攻撃的な視線が怖い
お年玉については冥王様は大丈夫だ。
別名「プルートー」は「富める者」という意味で
最もお金持ちの神様だから。
星矢「あと数年経ったら、俺以外の皆はカッコ良くなりそうだなァ‥‥。
氷河はともかく、一輝や紫龍は外見も瞬好みの紳士になりそうだし‥‥。
瞬も今よりも超美人になって、より一層男たちが放っておかないんだろうなァ‥‥。
あ!!
あそこにいるのは瞬かな?今日もカワイイなぁ、チクショウ‥‥。
あーあ、俺も瞬とつりあうような男になりたいぜ‥‥。」
星矢もあと数年したら、超瞬好みの日本男児になるよ
一輝に似てるしね
なんで氷河はともかくなの
元からイケメンだからかw
瞬は紫龍と結婚したら五老峰に行くんかね
春麗いるけど………超気まずいw
二人とも謙虚だし揃って仲良く紫龍に尽くすんじゃないか?
五老峰は一夫多妻制か…ウラヤマシス
じゃあ、瞬たんサガと結婚したら聖域に住まなきゃいけないの?
色んな野郎に手を出されそうなんだけど
サガ相手に横恋慕だなんてオソロシス
あの兄さんだってカノンをサガと勘違いして(((゚Д゚;)))ガクガクブルブルだったんだぞw
なぁに武者震いだ
兄さん、右手と右足が一緒に出てますよ
15歳からしたら28歳なんてかなり年上のおっさんだぞ
そりゃ怖いわ
おおおおっさんちゃうわヽ(`Д´#)ノ
子供の頃、アニメの氷河はなんとなく瞬たんを狙ってるように思ってた。
大人になってそれは確信に変わったように思うw
青銅みんな瞬たんには特別優しかったからかなぁ。
「絡みが多い」てだけなら原作準拠なんだけど
明らかに「見る目が違う」をやらかしてるからなあw
基本無表情キャラなのに何でそんな瞬だけ優しい顔するねん、て
優しくして
あわよくばエッチしたいな
とか考えてんだろう
あからさまな天秤宮は阿鼻叫喚なだけだったが
アスガルド編で瞬を助け起こす際が見てて一番恥ずかしかった
「大丈夫か瞬」
「氷河……」
何その間は何その見つめ合いは
中の人まで猫なで声だし
ありゃそう演技指導されとんのか
それとも気持ちも氷河になりきっとんのかwと
あの時の顔可愛かったなぁ
可愛かった
畜生あんな顔間近で見れて名前呼んで貰えるなんて氷河め
見つめあった後、抱き締めあって濃厚なディープキスをかますシーンは
時間の都合でカットされてるね
オイそれじゃただでさえガン無視だったのに
余計に星矢は目も当てられないぞ…
ついでにシドも
キスの後押し倒して激しくセクロスして
仲良く後始末して聖衣を着て………大体一時間程カットされてるな
あの時の瞬たん、星矢と氷河が来たら急に弱々しくなっちゃって、
瞳がうるうるして本当可愛かった…そりゃー氷河が変な気起こすわw
>>282 それは、アスガルド編の第何話での出来事ですか?
その後、賢者タイムの氷河は闘いに身が入るのか?
>>290 具体的に何話だかは忘れた。
アスガルドの後半ぐらい、
瞬がワルハラ宮に一番乗りしてシドと対峙する回。
バイキングタイガークローで吹っ飛ばされてとどめ刺されそうなところ
駆け付けた星矢と氷河によって助けられる。
3p
おいシド忘れんな4pだろ
…と言いたいがあんときの空気はホントにシド星矢眼中になし
二人の世界に入り込んでおったな… 居たたまれない…
それぞれに子供が出来たら↓こんな感じだろうな
一輝×瞬→驚異の成長速度。幼児の癖に時代劇口調
星矢×瞬→とにかくヤンチャ
氷河×瞬→乳離れが遅い。父の乳離れも遅い。マーマとか言う
冥王×瞬→何か宇宙っぽいやつ
蟹×瞬→のりピー大好き
紫龍×瞬→典型的な真面目で良い子
星矢と紫龍は特に良い父親になりそう。
個人的には星矢と瞬の子供が一番バランスが良い気がする。ヤンチャだけど素直で他人を思いやれる子が産まれそうだ。
>>100の画像を見ようと思ったら、消えてた。
再度うpお願いします‥‥。
星矢と紫龍は子供と遊んだり、面倒を良く見そうだな
サガ×瞬→サガとカノンの見分けがつかず、カノンの事をパパとか呼びだす
サガ黒化しちゃうよw
カノンとの子供はちゃんと
「パパ(はぁと)」「おっちゃん」と区別つけられる
おおおおおっちゃんちゃうわヽ(`Д´#)ノ
>>301 親戚の叔父さんなことには違いなかろうw
一輝が伯父さん…似合いすぎて恐ろしいわ
両親やカノンおじさんの薫陶で、お子様の中では「伝説のおじさん」化するんだろうな
ピンチの時に現れて、
「あ、あれが、音に聞く不死鳥のおじさん…!」
とか車田御大的な展開になるんだぜ、たぶんw
でもな、瞬の息子よ
お前のお父さんは、実は一輝伯父さんかもしれないんだぞ?
>>295 >冥王×瞬→何か宇宙っぽいやつ
登場時に必ず「オォォ‥‥」とか「ゴゴゴゴ‥‥」とかの効果音が付く子供になりそう。
去る時にも必ず「オォォ‥‥」とか「ゴゴゴゴ‥‥」とかの効果音が付く。
息子「おかぁさん、氷河伯父さんに「俺の事はパーパと呼ぶんだぞ!」っていわれたけど、なんでなの?」
瞬「パパがいっぱいで幸せだね^^」
瞬たんが子を産むって事は、
誰かが瞬たんのマンマンにチンコ突っ込んで激しく腰を動かして、
精液ドクドク注ぎ込んだって事じゃないか!
許さんぞ!そんな事!
星矢「俺なんか、まだ瞬と手もつないだことないのに‥‥。(泣)」
>>308 おまえ瞬たんと箱にギッチリ詰まって箱プレイしてたじゃないかw
氏ね星矢
紫龍「ウムゥゥ…このままでは、瞬の身がもたない、というか、危ない!何とかしなければ…。
一体、どうすればよいだろうか…?
そうだ、瞬が複数いたとしたらどうだろう?
瞬が複数いれば、この問題は解決するかもしれない。
そういえば以前、老師から『くろーん』という物についてうかがったことがあったな…。
老師のお話によると、『くろーん』とは『複製人間』のことであるという…。
つまり、こうしたらどうだろうか。
『くろーん』を造る技術で、瞬の『くろーん』をたくさん造る。
造った『くろーん』を、一輝、星矢、氷河、その他、瞬を必要とする者に渡す。
そして、『くろーん』の元となったオリジナルの瞬を、俺が引き取る。
こうすれば、瞬は一生、清らかなままでいられるだろう。
瞬は、穢されてはならないのだから…。」
>>311 >そして、『くろーん』の元となったオリジナルの瞬を、俺が引き取る。
おいwおいおいwww
一番美味しいとこ持ってくな
紫龍www
オリジナルをめぐって聖闘士同士でバトルになりそうだから間をとってオリジナルは俺等住人が預かろう
瞬の保護者は一輝なんだから、瞬は一輝のものだろ?
一輝兄さんが「抱かせろ」と言えば、瞬はすぐ服を脱いで足を開く筈だ
瞬は自分の命を一輝に捧げると言ったんだから
処女を捧げることくらいどうってことないんだろうな
天秤宮でだって、放送時間の都合上カットされてたけど
全裸になっておっぱいで氷河の顔をパフパフしながら人肌で暖めたんだしな
氷河もざぞびっくりしただろう
目が覚めたら素っ裸の瞬が自分に抱きつきながら気絶してるんだから
想いが通じたと感激にむせび泣いちゃうよ
もはや沙織救出どころじゃないな
瞬だけ全裸にしとくのは失礼かと思い、氷河も全裸になって横になる
>>318 二人とも聖闘士しろww
一方が全裸でセクロスに励んでる間ミロに苦戦してピンチな星矢たち
老師「ひとの宮で何してくれてんねん('A`)」
氷河が瞬たんをお姫様だっこしてくるシーンてめちゃくちゃ絵がきれいだったなぁ。
瞬たんマジおにゃのこだったし…自分の中で氷河瞬確定な出来事だったw
明らかに事後の空気漂ってた
紫龍(瞬は、さながら「慈愛の天使」のようだ‥‥。)
>>319 セクロスだってある意味、一対一の闘いだろ?
あの二人も星矢達と同時に熱き闘いをしていたんだよ
何もやましい事はない
紫龍「俺はこの戦いが終わったら、瞬には二度と聖衣を着せないつもりだ。
その後は、聖衣の代わりにエプロンを着てもらい、
俺と一緒に家庭を守ってもらおうと思う。」
紫龍のあのセリフは、瞬を自分の嫁にでもする気かとおもったw
なんで保護者目線なんだろうw
自分もこの台詞の時だけは紫龍何言い出すんじゃいと思ったw
紫龍は殺生谷でも、一輝と戦うのは辛いだろうとか何とか
瞬の精神面を気にかけてくれてるよね
アニメでもニコニコしながら瞬助けてたしなw
紫龍の嫁になったら、一緒に畑耕したり、老師の介護をしたりするのか・・・
案外瞬たんに合ってるかもしれない
氷河の嫁になったら、シベリアに連れて行かれちゃうんだろうか・・・?
ちょっと可哀想w
紫龍と瞬は相性は良いかと思うんだけど
ついでに老師とも穏やかにやれそうなんだけど
春麗を思うとどうなのか…複雑だ
氷河にシベリア連れてかれたらヤコフといい友人になりそうだなw
あとは美味いボルシチ作り覚えるとか
シベリアじゃ冬には外に出られなくて
日課のジョギングが出来ないぞ
瞬たん運動不足になっちゃう
つ、突っ込んでやらないんだからねっ!!
瞬たんの運動不足解消の為、一輝兄さんが週一で通います
一輝兄さんと激しい運動をした後、くたくたになった瞬たんは
兄さんの腕の中でぐっすり眠ります
シベリアではすることも限られてるだろうから、毎日セクロス三昧でしょうw
氷河も瞬たんも生い立ちが悲しい同士だからあっという間に子だくさんになりそう。
氷河は女の子が産まれたら厳格に育てそうだが息子が産まれたら…以下略。
瞬たんとケコンした上にセックル三昧とは、そんな贅沢誰がさせるか!
交代で青銅達がお泊りに行ってやる!!
家の周りを氷壁で固めそうだよなw
すると、そこへ天秤座の黄金聖衣が。
紫龍「老師! 剣(ソード)をお借りします!!」
グワッシャアァァァ!!!
ガラガラ‥‥(氷が崩れて落ちる音)
氷河「ウワァァァ!! お、俺の‥‥俺の家がァァァ─────ッ!!!」
星矢「すげぇ、真っ二つだ!」
瞬「あれ? この小さな穴は何だろう‥‥?」
紫龍「多分それは、ワカサギを釣るための穴だろうな。」
星矢「ワカサギって、瞬の好物だったよな、確か‥‥。」
瞬「うん、ワカサギの唐揚げ、食べたいなぁ‥‥。」
紫龍「じゃあ、ワカサギを釣って、唐揚げを作ろうか?」
星矢「いいな、それ!!」
瞬「でも、釣れるかなぁ‥‥? 僕、魚を釣ったことがないんだよね‥‥。」
紫龍「大丈夫だ、瞬。 それほど難しくないし、俺がフォローするから。」
瞬「紫龍がフォローしてくれるなら、安心だね。」
星矢「瞬のフォローなら、俺にだってできるんだぜ!!」
瞬「じゃあ、星矢にもお願いしようかな♪」
星矢「おうっ! 何か困ったことがあったら、俺の胸の中に遠慮せずに飛び込んで来るんだぜ☆」
瞬「うん、考えておくね。(笑)」
─────数時間後。
星矢「大漁、大漁♪ いっぱい釣れてよかったなぁ、瞬♪」
瞬「うん♪」
紫龍「それじゃ、城戸邸へ戻ろうか。」
星矢「うん。 でさ、一輝がいたら、ワカサギの唐揚げ、おすそわけしてやろーぜ♪」
瞬「賛成〜☆」
紫龍(何か、忘れている気がするが、何だろう‥‥思い出せない‥‥。)
氷河「ウワァァァ!! お、俺の‥‥俺の家がァァァ─────ッ!!!
マーマの遺影がァァァ─────ッ!!!」
(おしまい。笑)
氷河の家は、結婚してたら瞬の家でもあるんだから
壊しちゃダメだろw
てか、家を氷壁で囲ったりしたら
氷河は大丈夫でも瞬が凍えてしまうぞ
そうしないように毎日ベッd(ry
氷河「瞬、ロシアでは家の中では全裸で過ごすのが普通なんだ」
こうして、氷河と瞬の裸族生活が始まったのであった…
夏ならいいが
この時期は想像するだけで本気で寒いよう('A`)
瞬「さむ〜い‥‥。(泣)」
紫龍「瞬!? 一体どうしたんだ、何も着ないで!?」
瞬「氷河が‥‥、家の中では皆裸で過ごすのが、ロシアでは普通なんだって言うから‥‥。」
紫龍「氷河! またお前か!! 瞬に変なことを教えるのはよさないか!」
星矢「そうだそうだ、このスケベ!!」
紫龍「瞬、そのままでは寒いだろう? 俺の服を貸そう。」
ふわり。
瞬「紫龍、ありがとう‥‥。」
紫龍「どういたしまして。」にこり。
星矢「瞬! もうあの変態野郎には近寄るなよ!
向こうから近づいてきたら、問答無用でネビュラ・ストーム打て! 打ちまくれ!!」
瞬「そんなことしたら、氷河が死んじゃうから、できないよ〜。」
紫龍「それなら、俺がボディガードをしよう。」
星矢「紫龍がするなら、俺もする。 風呂も瞬と一緒に入る。」
瞬「え〜、一緒に入るのは恥ずかしいから、僕は一人でいいよ〜☆」
星矢「何言ってんだよ! 風呂で襲われたら、ミもフタもねーだろ?!
一緒に入ったほうが、瞬の身を守りやすいんだよ!
例えばさ、氷河が瞬を狙って、風呂に入ってきたとするだろ?
それでさ、瞬の胸を触ろうとしたとするよな?
そん時にさ、既に俺が瞬の胸を触ってガードしてたら、氷河は触れないだろ?
こういうのが、ボディーガードってやつなんだよ!」
瞬「ふ〜ん‥‥そうなんだ‥‥。 でも、何で星矢が僕の胸を触るの???」
星矢「それは、俺が触りたいからだよ♪(笑)」
紫龍「それでは、ボディーガードならぬ、ただのチカンだぞ、星矢‥‥。」
星矢「チカンじゃねーよ、これが、俺なりのボディーガードなんだよ!
氷河の毒牙から瞬を守れて、なおかつ瞬の胸にも触れるなんて、一石二鳥じゃね?」
紫龍「何も、一緒に風呂に入らなくとも、氷河が侵入しないように、風呂場の外で待機すれば
よいのでは‥‥?」
星矢「それじゃーダメなんだよ! 変態野郎の氷河のことだ、外からだって穴を開けてでも
侵入してくるに違いねーよ! それだったら、一緒に風呂の中にいたほうがいいだろ?」
紫龍「まぁ、氷河の異常さは俺も認めるが‥‥、風呂場の壁は厚いから、いくら氷河でも
そんな無謀なことはしないと思うが‥‥。」
星矢「そういうわけで、今夜から瞬と一緒に風呂に入って、ボディーガードするから!
それでもって、瞬の身体は俺が責任をもって、もみ洗いするから!」
瞬「自分の身体は自分で洗えるから、いいよ〜。」
紫龍「やれやれ‥‥。 星矢が暴走しないように、俺も一緒に入るしかないようだな‥‥。」
───こうして、聖闘士たちの夜は更けていくのであった。(おわり)
誰か清らかな者にしか見えない服とか作ってくれないかなぁ
それを瞬に着せたら、瞬は服を着てるつもりでも、周りからは素っ裸に見える眼福
そしてその状態で聖域を訪れてもらいたい
きっと、眼を開けてガン見してくるシャカや
挙動不審なアイオリア、ニヤニヤしてくるカノンや
黒くなったり白くなったりするサガが見れるぞ
瞬たんをストリーキングにはしない
俺がバスタオルを持って駆けつける
瞬「どうしたの?バスタオルなんか持って…え?服?
そうなの、新しい服着たんだけど、似合うかな?
沙織さんから貰ったんだよ♪」
>>348 > 黒くなったり白くなったりするサガが見れるぞ
わろたw
踏切警報器かっていう
蟹「ほう…新しい服を着てるのか?良く似合ってるじゃないかw
ちょっと足を広げてみろよ」
可愛い服だね
もっとよく見たいから
四つん這いになってくれないかな、瞬たんハァハァ
聖闘士星矢戦記では暗黒聖闘士の暗黒アンドロメダが瞬の聖衣狙ってるね。
てことは暗黒アンドロメダが勝てばアンドロメダ聖衣奪ってひんむけるわけか。
あと暗黒アンドロメダがいるってことは黒蛇の鎖で瞬にハァハァできるのか!
なに!?瞬が負けたら素っ裸にひん剥かれた上におまんこペロペロだと!!?
ガンガレ!超ガンガレ暗黒アンドロメダ!!
いやもうこの際誰でも良いから、瞬をひん剥け!
戦記ってエロゲーだったのかハァハァ
早く届かないかな、瞬たんのマンマンを大画面で見るチャンスじゃないか
ストーリーモードとかあるのかね?
例の天秤宮でのセックスシーンは再現されるのだろうか?
きっと制限時間内に瞬をイかせるミニゲームとかあるんだろうな
昔そういうエロゲがあったの思い出した。
イカせれば和姦としてOKだが
イカせられなかったら強姦罪として逮捕されちゃうのw
瞬「おまわりさん、こっちです!!」
早速、氷河が逮捕されました!
瞬に中出ししたのか!?
妊娠したらどうしてくれるんだ!!
兄さんに殺されるぞ
; ._..__Λ_..__ ・ ;
; /; ::::\; :
;:/ :: 。・ :: :;;;;ヽ : ・
/ :: 。 ・ ::: | ;
; ⌒⌒⌒⌒||⌒⌒⌒⌒ ;
; ___ ||
ヽ==@==|| ∧___∧
;・ (´・ω・ ||(´・ω・`) 氷河さん、警察の者ですが
; ( .つO(つ■∪ ちょっと署までご同行を・・・。
: u−u´ .`u−u
>>359 違うよ
あれはイキすぎて気絶したんだろ?
散々イキまくって潮吹きまくって失神した瞬を
感極まって泣きつつ、お姫様抱っこで次の宮へ向かう氷河
いろいろとダダ漏れですなあ
明らかに事後の匂いプンプンの状態で
ミロに闘いを挑む氷河はチャレンジャー
アニメで氷河解凍セックスの時に、一輝の生き霊が現れた気がするけど
それは大丈夫だったのだろうか
視姦プレイだと!けしからん!
完全に化けて出た絵ヅラだったよなあアレ
瞬「おまわりさん、こっちです!!」
兄さんが逮捕されました!
瞬たんとセックスしようとすれば、兄さんが化けて出るって事さ
一輝に見られてると思うと余計に燃える
カモン一輝!
他の男と愛する妹のセックスシーンを見せられる一輝の身にもなってみろ!
可哀相すぎるだろ
氷河×瞬
氷河が自覚なしの鬼畜エロw
知っていたか?
実は瞬は女だったということを。俺も男だと思っていた。
瞬が女であればよかったと思いながら手を出せなかった。
だが、そうではなかったのだ。
俺が氷漬けになり、瞬が救ってくれたことがあっただろう。命がけで。
目が覚めたとき横に瞬が倒れていたのを見て、思わず抱きしめてしまった。
すると、瞬の体が柔らかいことに気づいた。
しかし気を失った瞬を裸に剥いて調べるわけにもいかん。
俺は紳士だからな。
……なんだその目は。あー、ゴホン。ともかく。
それからしばらく悶々としていたのだが、ある日耐えられなくなって瞬に迫った。
すると驚きながらも瞬は実は女だということを白状した。
それどころか、「ぼく、ずっと前から氷河のこと好き」と告白してきた。
それで頭に血が上ったのだろうな。その場で瞬を押し倒してしまった。
瞬は俺を制止しようとしたが、俺が何度も「好きだ」と言うとおとなしくなった。
初めてだったからな。瞬は痛がって大変だった。
念入りに濡らしてやったが、それでも痛いのはしかたがない。なにせ俺のはでかいからな。
最初は強引に抱いてしまったから、2回目からは色々な方法でじっくりと可愛がるようになった。
瞬は恥ずかしがって「電気を消して」と言ってくるが、俺は毎回聞こえないふりをすることに
している。瞬の可愛い顔もいやらしい表情もびしょ濡れのあそこも全部見ていたいからな。
俺が一番好きなのは、むろんおっぱいだ。
初めてのときはつい焦って強く掴んでしまい痛がらせたから、今は丁寧に扱っている。
瞬らしい控えめなかわいらしい大きさで、夢のように柔らかい。
肌もなめらかで、顔を埋めると実に心地いい。
乳首は可憐な桜色だ。感度もいい。
乳首をつまんだり、なめたり、吸ったりすると顔を真っ赤にして控えめに喘ぐ。
その顔がたまらなく愛らしい。
瞬は下の口も可憐だ。瞬の女の子はまるで花びらのようだ。
もちろんこちらも綺麗な色をしている。
中の具合も最高だ。まるで熱いゼリーに包まれているようだ。
それが俺を締めつけ、誘うように蠢く。
優しくしてやろうと思うが、つい虐めたくなってしまう。
布で両手を縛って卑猥な言葉を言うように強要することもあるが、恥ずかしがって言わない。
そんな時は激しく突いて、弱い場所を徹底的に攻める。
理性が飛ぶほど突きまくってやると顔を真っ赤にしながらも言ってくれるようになるし、
いつもより感じやすくなる。
もしかしたら縛られるのが好きなのかも知れんな。
いろんな体位も試してみた。
大体正常位だが、最近は四つん這いにさせて、後ろから犯すのも多いな。
騎乗位もしたことがある。
明るい照明の下で俺にまたがるのは相当恥ずかしかったらしく、喘ぐのも我慢してたな。
あの体位というのは、いつもより強く奥に当たるのだな。
子宮の入口が、俺の先をしっかりと包み込むんだ。
いきなり下から強く突き上げると、瞬が凄い声を上げた。
俺は何度もガンガン突き上げ、瞬は俺の上で思いっきり乱れた。
自分から腰を振って、可愛い顔に悦楽の表情を浮かべ、大きな声で喘いで。
俺を飲み込んでいる場所はびしょ濡れだ。
あんなにいやらしい姿を見せてくれるなんて思わなかった。
最初は恥ずかしがってなかなかできないでいたが、そんな時はこうするんだ。
少し目をそらして、押さえ気味の声で「……瞬がいやだと言うなら無理強いはしない」と言う。
これでやってくれるようになる。優しいし素直だし、本当に可愛い。
初めてフェラしてもらったときも、この手を使った。
フェラしてる時の瞬も可愛い。
一生懸命口を開けて咥えたり、舌で裏スジまで舐めたり。
先を口に含みながら、柔らかい手の平でおずおずと竿を撫でたりする。
時々上目遣いで、「これでいいのかな? ちゃんと気持ちいい?」という表情で俺の顔を見上げる。
まだ慣れなかった頃は初々しい反応が楽しめたが、最近では少し大胆になってきたようだ。
昨日は初めてバイブを使ってみた。
瞬は不安がっていたが、例の手を使ってみたら受け入れてくれた。
手首を縛って四つん這いにさせ、入れるために指で入口を広げると「やっ……」と言って
腰を引こうとしたので、すぐにズブリと貫いた。
少々強引だったかもしれないが、たっぷりと濡らしていたから問題ない。
トロトロになるまで舐めてやったし、瞬も真っ赤になって「入れて」と言っていたしな。
スイッチを入れずに軽く抜き差ししていると「氷河のほうがいい……」などと恥らいながら
可愛いことを言う。
「あとで俺のを入れてやる」と言って、いきなり奥に突っ込んでスイッチを最強にしてみた。
すると急に背をそらして可愛い声で鳴きはじめた。
足をがくがくさせて、愛液を溢れさせていた。
腕で体を支えることもできなくなり、ベッドに突っ伏して腰だけ高くかかげていた。
ごめんなさい、止めて、ごめんなさいとなぜか何度も謝っていたが、もちろん止めたりしない。
あまりに濡れているために、何度かバイブが抜け落ちそうになった。
俺はそのたびに瞬の中に押し込んで戻してやった。
ぐちょぐちょといやらしい音を立てて、瞬は何度もイッた。
もちろんそのあとは俺ので激しく突いてやった。
瞬の中はドロドロに溶けたように熱くなっていた。
あのバイブ、瞬は気に入ってくれただろうか。今日も使ってみたいのだが。
ああ、話していたらすっかり日が沈んだな。部屋に戻るとするか。
ところで、そろそろ後ろも開発しようかと思うのだが、どう思う?
おしまい。
もげろ氷河!
と兄さんがおっしゃっております
氷河って変な夢ばかり見てるんだなー。
瞬は今、俺の隣で寝息立ててるぜ?
と星矢が申しております
そんなことしないよ
身籠れば晴れて瞬と結婚できるだろ?
>>372-374 ありがとう神(´Д`;)
あの清らかで、穢れのない瞬たんが・・・
氷河に犯されまくってもう処女じゃないなんて・・・(´;ω;`)ウッ
氷河よ、子が産まれたら瞬は子にしばらくかかりっきりでセックスどころじゃないぞ
あとな、妻は子が生まれてしばらくは、子供への愛情が夫への愛より勝るようになってる
「子供に手が掛かる時に家事育児をし、妻と苦労を共にし、妻をいたわった男」
への愛情はその後復活し、二人目をつくろうという気にもなるが、
その逆をやった男への愛情は下がる一方だからな!
別れたくなかったら覚えとけ!
と紫龍が申しております
_, ,_
(`Д´ ∩ < 瞬が処女じゃないのヤダヤダ
⊂ (
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃
とハーデス様が仰っています
だからっ、瞬は俺の嫁だし! 瞬の処女も初夜に俺がもらうし!!
そ、それまでに、瞬と交換日記をしつつ!
瞬と嬉し恥ずかし手つなぎデートをする!
という課題をクリアーしないとなー。
多分、俺たちの交換日記の内容って、こんな感じになりそうな予感がするぜ。
俺→ひたすら食べ物に関する話
瞬→ひたすら一輝に関する話
こんなんで、俺たち2人の愛は深まるのか、疑問だぜ。
瞬、宇宙で一番大好きだぜ!!
と、星矢が申しております。
>>381 「瞬……」
さわっ
「あっ……ダメだよ氷河……こんなとこで」
「いいだろ?」
「ダ、ダメ、だってばぁ……子供が、んっ、起きちゃう……っ」
「声を出さなければいい」
「そ、そんな……あっ……だめぇ……っ、くぅ……あぁん……」
てなプレイができるだろ?
と氷河が申しております。
変態氷河にはついていけないので…僕には絡まないでほしいな…。
と瞬が申しております。
瞬はそんなこといわない><
兄さんは、僕をいつも陰から優しく見守っていてくれて、いざという時にはすぐに助けに来てくれる…。
星矢は、僕にいつも元気を与えてくれて、時には相談に乗ってくれたり、優しい言葉をかけてくれる…。
紫龍は、僕がいつも穏やかでいられるように、僕の精神面に気を配ってくれて、安心感を与えてくれる…。
みんなは僕に対して、こんなに紳士的なのに…。
どうして氷河だけ、変態テイスト満載な上に、セクハラまでしてくるんだろう…?
僕は、変態テイスト満載な人より、紳士的な人のほうが好きなんだけど…。
と、瞬が申しております。
氷河も、姫を守る騎士の如く助けてくれたじゃないか、瞬たんのこと
下心は……あったかもしれないけど
アニメじゃ鉄板演出されること幾数回
原作では助けに来た回数一輝より多い…
まあ助けられた回数も多いんだけど
>>389 そうだったっけ?
解凍シーンとオーディーンサファイヤのところしか覚えてないや
クール(な筈)の氷河が、瞬には何故優しいのか
瞬のピンチに待ってましたとばかりに
張り切って助けに入るのはどういう事なのか
御大を小一時間問い詰めたい
わかりやすく漫画で説明して欲しい
冥界編でラダマンティスに
コマの奥でひとり必死に
「瞬は…瞬は無事か!?」
と喚いてた氷河に吹いた。
どもるなw
大事なことだから二回言ったんだな…
読み返した。噴いたw
そらー大事でしょうよ
前の会話なんざまるっきり頭に入ってないねありゃ
「いいから瞬のことはどうしたんだよっ!!」てイライラしてたに違いないわw
敵「お前が、非情にクールに徹しきれないイケメソ変態テイスト満載聖闘士・氷河か!!」
あの氷河には共感せざるを得ない
氷河「瞬は…瞬は無事か!?」(訳:俺の嫁とお腹の子は無事か!?)
流れ豚切る。
真紅の少年伝説じっくり見てた。
オープニングの沙織さんとアベルのシーンを、そっくり瞬とハーデスに置き換えて妄想してた。
瞬はペルセフォネ様の生まれ変わりという設定で。
お花畑で一人たわむれる瞬と、双子神を従えて光の中を歩んでくるハーデス。
ハ「ペルセフォネよ、数千年の時を経て、私は再びお前に出会えることを楽しみにしていた」
瞬「やはりあなたは……」
ハ「神々の父にして全知全能の神ゼウスの兄、ハーデス」
瞬「冥府の神……」
瞬、膝を折って深く礼。
瞬「我が夫、ハーデス」
このくらい美しい出会い(再会?)があればハーデス瞬のカップルもあってもいいなと思っちゃったよ。
しかし「真紅……」は絵が美しいね。瞬もものすごく綺麗。声優を変えればそのまんま女の子だ。
オープニングだけ十回くらい見てたw
瞬とハーデスは、多分NDでも出逢うから
本編のハーデスは数百年ぶりに瞬と再開した事になるわけで
運命的なものを感じたかもしれない
神にとって数百年ぶりなんて
人間でいう数ヶ月ぶりみたいなものだろうけど
瞬とハーデスがNDで出会う…だと…
完結するかどうかもわからないのに
期待させるようなことを言うなあーっ!
逢うとしたら精神体だな
そこで目をつけ次回はこの子にしようと白羽の矢が立つ
急げよ兄さんに貴公子
なんというバックトゥザフューチャー
鳥コンビ「誰にも、腰抜けなんて言わせない!」
兄と貴公子の到着を待たなくても
今すぐ天馬君と交わって清らかでなくなれば大丈夫!
久しぶりに劇場版四作品を見た。瞬たん可愛いんだけど弱すぎ…。
もしかして女の子の日だったんかな。兄さん筆頭にみんな過保護なのも頷ける。
なぜか青銅は瞬たんの女の子の日をみんな知っていそうなんだw
4番目のは明らかに氷河と出来てて態度一変な兄さんの話だろ
チキンでキレる鳥コンビww
バックトゥザフューチャー大好きだったなあ
そんな鳥コンビ差し置いてw早朝から煩悩炸裂
当方携帯だから
>>1の画像掲示板にうpできなんだ
タイトル「今夜は眠らせないぜ」なんつってw
http://p2.ms/7el54 鉛筆描きだが勘弁…
色まで塗る方々すげーわ、気力がないorz
>>408GJ!!!
瞬たんの「恥ずかしい!でも感じちゃう!!」な表情がたまりません!!
折角の絵が流れて消えてしまうのは勿体無いので、
美術室に代理UPしても良いでしょうか?
うわおぉぉおおおぉおおおおぅおおぉおすげーたまらん
>>408氏超絶乙!!!!!
ロリコン不良中年爆発しろ(´;ω;`)
413 :
408:2011/11/23(水) 02:13:23.88
皆さんども。微力な小生に有難いお言葉染み入ります(つд`)
嬉しいもんですね。あんま絵描かないけど励みになりますよ
>>411 どうぞどうぞ、こんなんで宜しければ。
お手数お掛けします…<(_ _)>
…これだけでもなんなので
やっつけ置き土産もひとつ残して逝きます
http://p2.ms/gk5t0 またしても不良中年でごめんなさいw いや兄の方かも?
なんか憧れ目線というシチュを考えたら年上がしっくりきただけで
あんま誰とか拘りなかった次第…
お題「あお嬢さん、枝毛が」
414 :
411:2011/11/23(水) 11:54:15.80
>>408の神にサガ&カノン×瞬の3Pマンガを書いてほしい(イラストでも可)
今日聖闘士星矢戦記が発売したね。
青銅聖闘士5人には聖衣破損フォームというのがあるらしいが、
瞬たんはどんな感じだったのかな。
PS3持ってないから確認できんのだよ・・・orz
聖衣破損フォーム?
攻撃される度、聖衣が砕けていって
おっぱいぽろ〜んとか、オマンコくぱぁとかなるんだったら
一輝操作で瞬を敵として選択して、フルボッコにしてしまいそう・・・
<<星矢の日記>> ※星矢は簡単な漢字しか書けない設定。(笑)
今日の夕方、夕めしのまえに、シュンといっしょにフロに入った。
フロの中に入って、中で早足で歩いてたら、足がちょっとすべって、シュンのむねのたにまに
オレのかおがはさまった。
そのとき、手でシュンのむねをさわってしまった。
「やべー!!」
とオレは心の中でおもった。
シュンにぶたれる、とオレはあせった。
でも、シュンはオレをぶたなかった。
それどころか、オレがのぼせてたおれこんだとおもったらしく‥‥。
「星矢、大丈夫?」
と心ぱいそうにこえをかけられた。
シュンはちょう天シだ。
今日はもう手をあらわないぞ。
そうおもって、オレはシュンといっしょにフロからあがった。
シリュウから、夕めしのまえに手をあらうように言われた。
「手をあらったら、シュンのむねのかんしょくがなくなるから、イヤだ!!」
と言ったら、シリュウにスポンジで手をあらわれた。
おかげで、オレの手からシュンのむねのかんしょくがなくなった。
わざとじゃなかったけど、シュンのむねはやわらかかった。
また、さわれるといいな♪
<<瞬の日記>>
今日は、ちょっとしたハプニングがあった。
星矢と一緒にお風呂に入ってたら、星矢がのぼせたみたいで‥‥、
僕の方に倒れ込んできた。
その時に、胸を触られたんだけど‥‥、思わず感じちゃって、
ちょっとだけ声が出ちゃった。
星矢に聞かれちゃったかな?
もしも聞かれてたら、恥ずかしいな‥‥。
お風呂から出た後、星矢のことが心配だったけど、
夕食の時、一緒に食卓についていたから、大丈夫だったみたい。
夕食の前に、紫龍にスポンジで手を洗ってもらってたのを見たけど、
二人とも、僕と兄さんみたいに仲が良いんだなぁ‥‥。
僕も今度、紫龍にギョウザの作り方を教えてもらおうかな‥‥?
スポンジで手をwww
つか、年頃の男女が何で一緒に風呂入ってんだ畜生!!
瞬たんの可愛いピンク乳首やスジを見放題じゃないか星矢
星矢よ、せめて瞬という字だけでも書けないと、
瞬たんを嫁に出来ても苦労をかけるぞ...w
瞬たんとお風呂でハプニングとか(;´Д`)ハァハァ
すべって転んでうっかり瞬たんに挿入とか、あってもおかしくないよね?
事故だからしょうがないよね?
瞬「一輝兄さん、生理がこないの・・・」
一輝「なんだ、と…相手は誰だ!星矢か!?紫龍か?!氷河か!まさか黄金聖闘士か…!」
まだ始まってもいないよ
星矢「瞬の乳首は桃色乳首〜♪」
氷河「瞬のおマンコ桃色マンコ〜♪」
瞬たんは、つるぺた、美乳な微乳も捨てがたいが個人的にはロリ巨乳推し
御大画の二の腕を見るに、太ももムッチリでオッパイもそこそこ大きいのではないだろうか?
紫龍「星矢と氷河は、瞬と気兼ねなく風呂に入れて、うらやましいものだ…。
俺もできることなら、瞬と一緒に風呂に入りたいが、いざ入ってみたら、
目のやり場に困ってしまいそうだ…。どうしたら良いものだろうか…?」
瞬「あれ? 紫龍、こんなところで何してるの?」
紫龍「い、ぃ、い、いや、何もしてない、俺は断じて、何もしていない!!」
瞬「そ、そぅ…。」
目のやり場に困るからって、絶対に自分の目を潰すなよ?いいな?
豚切り失礼。
お目汚しかもしれないが、にょた瞬にハァハァした結果居ても経ってもいられなくなった。
内容。
・瞬タンに可愛い服を着せて楽しむ沙織さんが書きたかった。
・デートと称して瞬タンと楽しむ沙織さんが書きたかった。
・邪武は執事見習い。
・瞬タンが女の子なのは皆知ってるけど、一人称は「僕」←此処大事。
・青銅5人は城戸邸の敷地内に建てられた離れに、寝泊りしているという設定。
・最後に待ち受けるラブいちゃエッチを一輝×瞬か氷河×瞬にするか迷っている。
「どう?緩くない?」
「はい、大丈夫です」
難し顔の年配の女中が、手慣れた様子でパフスリーブのワンピースの背中のファスナーを持ち上げていく。
「どう、丈は?」
「あ、はい…大丈夫だと思います…でも脚がなんだかスースーします」
それに脚を動かす度膝に絡むペチコートの滑らかな生地の感触も、
膝上丈の白絹のストッキングの締め付けにもくすぐったいような違和感がある。
「それはスカートをはき慣れていないからよ、すぐ慣れるわ」
着せ替え人形の如くあれよあれよと瞬の衣装が様変わりする様を、
湯気を立てるニルギリを片手に楽しげに見つめていた沙織がくすりと笑った。
「私のお下がりで悪いけれど、我慢して頂戴ね?」
「いいえ、沙織お嬢様のお下がりだなんて勿体ない。それよりもお嬢様は日々成長がすこぶる良くて
仕立屋が腕の振るい甲斐があると申しておりましたよ」
心から楽しそうな沙織の様子に、内心瞬は思った。
―――――どうしてこうなったのだ、と。
それは今日の朝の事。
朝食を終えた沙織の鶴の一声が立った。
「辰巳。今日は買い物に出かけます」
「はいお嬢様。それでは車を支度いたします」
「ええ、そうして頂戴。それと、供を」
「はい、それでは邪武を」
「それと、あと一人つけて頂戴」
「え、其れは誰を……?」
―――――それから2時間後、友人たちと寝起きを共にしている離れから城戸の本邸に呼び出された瞬は
沙織の部屋に通されあれよあれよと言う間に。
着ていた男物の服をするりと脱がされ。
初めて立ち入った沙織の私室の豪奢なクローゼットの前に立たされ。
其処に並ぶ色とりどりの愛らしいワンピースやドレスをああでもないこうでもないと宛がわれ。
沙織の私室に入ることすら初めてなのに其れに驚く暇も無く、抵抗も出来ず、困惑の顔色で着せ替えを繰り返された。
「ほら、脚をそろえてきちんと立つ!」
「は、はぁ…」
手厳しい口調でびしりと言われても生まれて初めて履いた高いエナメル製のヒールの靴に足が自然と震え、中々安定感を与えてくれそうになかった。
「じゃあ、今度は髪ね。こっちへいらっしゃい」
「は、はい……」
沙織に促されるままに鏡台の前に足を進めようとしたが。
「きゃっ!!」
恐る恐る進めた足裏が上手く床と接触してくれなかったらしい。
がくんとバランスを崩して絨毯の上にびたんっと派手に転んでしまい、自分の代わりに女中が悲鳴を上げた。
「…本当に慣れてないのね」
「……はい」
恥ずかしいのとぶつけたのとで赤くなった鼻先を抑えながら、沙織の嘆息に弱弱しく答えるしか出来なかった。
急ごしらえのファッションショーが終了した後、邸の前で待機していた黒色の高級車に乗る様に促された。
運転手は辰巳。その助手席には執事服に身を包んだ邪武がどこか憮然とした表情で構えていた。
「――――此処で止めて頂戴。時間になったら戻ってくるから」
「本当に良いのですか?お嬢様…」
「いいのよ。黒服に囲まれるよりはこっちの方が気楽よ。それに下手なSPよりも頼りになるわ」
「は、はぁ…分かりました。では、瞬くれぐれもお嬢様に失礼のないようにな」
「そ、そうだぞ瞬!沙織お嬢様に何かあったらただじゃおかないからなッ」
何時もならば、供として傍に並ぶのは自分の役目と誇っていた邪武が、鼻息荒く拳を握った。
自分の役目を取られたのが、相当悔しいらしい。
「わ、分かりました」
「私は瞬を信じます。だからそんなに緊張しないで、ね?」
気付かぬうちに膝の上に握った拳が汗をかいていた。宥める様に沙織の白魚の様な優雅な指先が触れて、
我に返る。
邪武の手で後部座席のドアが開かれる。
「さぁ、デートしましょ」
「え?」
「デー…!お嬢様ぁ!?」
「そう、デート。女の子同士のね。だから、邪魔しちゃいやよ」
その言葉が耳に入った瞬間、開いた口もふさがらないといった風の邪武の驚き顔に、
瞬の腕に自身の腕を絡めて沙織はにっこりと笑った。
「―――――久々の外の空気はおいしいわ」
ベージュのフリルボレロに鮮やかなストロベリー色のフリルワンピースに身を包んだ沙織の表情は、
いつもの大人びた表情とは違った年相応の少女の物になっていた。
「急だったから、私のお古でごめんなさいね」
「い、いえっ…こ、こんなきれいな服…僕なんかが着て勿体ないくらいです」
「似合ってるわよ。だから、そんなに緊張しないで」
一方、供として連れだされた瞬の衣装は、白い襟元にリボンをあしらわれた濃い目のサックスのクラシカルゴシックな膝丈のワンピース。
足元は高いヒールを履きなれない瞬の為に再度、沙織の持ち衣装から探し出された黒いエナメルのストラップの着いたパンプス。
華やかなワンピースに身を包んだ美少女二人が、一人は颯爽と一人は何だかぎこちなく街道を進んでいく様は
すれ違う者たちを振り向かせた。
「皆、貴女の事見てるわよ」
「!!」
何だか恥ずかしくて、下を向いたまま沙織に手を引かれて歩いていた瞬は、その指摘に身を強張らせた。
「大丈夫。だって貴女すごく可愛いんだもの」
沙織の囁きに、耳まで熱く火照るのを感じた。
それでもまだ自分の存在は、この場所には不相応だ―――――という感が未だ拭えないでいた。
しかし瞬の戸惑とは裏腹に、見目麗しい少女達の姿に惹かれて少なからず声をかけてくる輩もいた。
「ねぇねぇ、君たち可愛いね。一緒に遊ばない?」
「君達、芸能界とかモデルに興味無い?」
「すみませんがカットモデルに……」
「ストリートスナップを撮らせていただけませんか?」
しかし、そのアプローチは全て沙織の見事なあしらいに、突っぱねられるのであった。
(外の世界って…疲れる)
人通りの多い街道。きらびやかな衣服や装飾品の並ぶショーウインドウの波。
今までは無骨な、かつ質素な生活が染みついていた身体は、近代的で派手な街の外観に圧倒される。
何人目かのナンパから抜け出した沙織は、小さく息をついた瞬の様子を見逃さなかった。
「疲れました?」
「あっ、いえ…」
「賑やかなところはまだ慣れないかしらね…此処は一先ずジェラートで一息つきましょう」
「え?」
「お屋敷から抜け出したお姫様は、公園の噴水でジェラートを食べるのが常識なのよ」
「そう…なんですか」
「―――――昔見た映画の受け売りよ」
連投失礼しました。
とりあえず今日はこの辺で…。
沙織さんカワエエ♪
例の件は氷河でおながいします。
瞬「日本に帰ってきて、みんなの姿を目にした時、
しばらく見ないうちに、みんな逞しくなってるなぁ、って思ったの。
僕も昔とは違って、ちょっとのことじゃ泣かないくらい強くなったけど‥‥。
男の人って、僕みたいな強い子よりも、守ってあげたくなるようなか弱い子の
ほうがいいんだよね? 好きなんだよね?
僕、か弱くないから、お嫁さんにはなれそうもないね‥‥。」
紫龍「瞬は最近、そんなことで悩んでいるのか‥‥。
そうだな、俺から見れば‥‥昔も今も、瞬は充分か弱い女の子だぞ?
一輝がいない時に寂しそうにしていれば、その寂しさからお前を
守ってやりたいと思うし‥‥。
俺は‥‥お前のことが‥‥瞬のことが‥‥大好きだ。
もし、嫁のもらい手がなかったら、俺のところに来ればいい。
その時は、喜んで瞬と一緒になろう。」
瞬「それってもしかして‥‥愛の告白?」
紫龍「‥‥どうかな?(笑)」
瞬「教えてくれないの‥‥? 教えてくれないなら、今夜、紫龍がお風呂に入ってる時に
僕もお風呂に入りに行くから。 それで、色仕掛けで迫っちゃうんだから!」
紫龍「はいはい、混浴できるのを楽しみにしているよ。(笑)」
<次回に続く。>
>>434 おお名作の予感!!
ローマの休日なさおりん&瞬たんを想像してハァハァしてしまったw
最後は一輝瞬なラストがいいなあ
>>442 いつも奥手な紫龍がプロポーズしてる!
こちらも続きが気になるぞ〜!!
>>440 お疲れ様です!
沙織たんと瞬たんの百合ップルはええのぉ(*´Д`)ハァハァ
二人のオッパイに挟まれたい・・・
>>442 瞬たんが珍しく積極的!?
紫龍は流石に大人だな、頑張れよ、モタモタしてると
某鳳凰とか某白鳥に瞬たんの処女を奪われるぞ
445 :
434:2011/12/05(月) 00:24:09.12
おお…こんな稚拙な文章に、コメントありがとうございます。
>442様
そして此処にも名作が!
堅物の紫龍がどこまで瞬と関係を進められるのか、
続きが待ち遠しいです!!
そしてまた駄文を投下させていただきます。
お目汚し失礼いたします。
沙織に手を引かれるまま入った公園には、若い家族連れや子供達を中心に
芝生やベンチで思い思いの一時を過ごしているのどかな光景があった。
「ここのジェラート、結構美味しいの。小さい時にお付きのメイドの一人が内緒で教えてくれたのよ。
今日も来てて良かったわ」
移動販売車型ののアイスクリームショップは、カウンターを兼ねたガラスケースの中には色とりどりのジェラートが並び、
前に並んでいる同年代の少女達がどれにしようかと、きゃあきゃあとお互いにはしゃぎ合っている。
沙織のスタイルとは違うが、リップを引いたり淡いネイルを塗ったりしていて自分なりのお洒落を楽しんでいる様だった。
―――――僕も、普通の女の子に生まれていたら、こんな感じだったのかな?
少女達の様子を見ていたら、不意にそんな思いが胸の中で湧き上がる。だが、すぐにその考えは打ち消した。
今まで生きてきた自分の道程は、けして楽しいとは言い難いものではなかったが、後悔はしていないから。
「ふふ、今日はダブルにしてみちゃった」
そう言った沙織の手には、バニラとラズベリーのジェラートが握られている。
そうにこやかに笑う目の前の少女の姿は、無邪気そのものだった。
―――――可愛いな、と思った。そして、羨ましいとも思った。
生まれて初めて自分で頼んだジェラートは、店員の女性がお勧めだと言っていたミント・チョコレートにした。
映画の受け売り、と言っていた通り、公園の中央にある噴水の縁に腰掛けて
沙織に倣って添えられていた小さなスプーンでパステルカラーのジェラートを口に運ぶ。
舌に乗るミントの風味が、風が吹いた様だった。そして、ほっとするような安堵感を齎す様に甘く蕩けた。
「美味しい」
素直に出た感想に、お気に召して頂けて嬉しいわ、と沙織が微笑ましそうに頷いた。
初夏の陽気に、冷たいジェラートはとても心地よい清涼剤となって、二人の舌を満足させた。
「ほら、付いてるわよ」
早く食べないと溶けちゃいますよ、とくすくすと笑って沙織が手にしたハンカチで瞬の口元を拭う。
コロンでも付けているのだろうか。ふんわりと甘い花の様な香りが鼻腔を擽った。
すみません、と頬を染めながらも、自分の口元にも自然と笑みが浮かぶ。
太陽の光を浴びて飛沫をきらきら光らせる噴水の前での、少女達のやり取りはとても微笑ましいものだった。
「―――――ごめんなさいね。私の我儘で急に連れ出しちゃって」
ジェラートを食べ終えた後、沙織が改めて申し訳なさそうに呟いた。突如表情を沈ませた沙織の様子に、瞬は驚き慌てた。
「そんな…!」
「…でもね。貴女とこうやって楽しんでみたかったの、本当よ」
女神と聖闘士―――――という主従の関係ではなく、普通の少女同士として。友人同士として。
はっと気がついた。
目の前の少女は弱冠14歳にしてグラード財団の最高権力者であり、
そして全ての生命を守護する女神という重責の運命を背負っている。
身分相応にという名分で年頃の少女らしい恋愛も、同年代の友人との交流も禁じられ、
さぞ堅苦しい大人の世界に座し続けていたであろう。
彼女を守護する聖闘士としてその元に集った時は、
それまで生活を共にしてきた友人や兄とも引き離され恨んだこともあった。
そんな感情を抱いていたのは自分だけではなかっただろう。
それでも彼女は何一つ言わず複数の敵意や嫉妬、憎悪を受け止め続けていたのだ。
相応に時間はかかった。
だが今こうやって「城戸沙織」という一人の少女の姿を目の当たりにして、理解して、受け入れられる様な気がした。
初めて着る少女ものの衣服、ヒールの低いパンプス。
丁寧に梳られ耳元に留めてもらった淡い花とリボンをあしらったコサージュ。
噴水の水面に映る今の自分の姿。まだ窮屈だけど、自分には似合わないものだと敬遠していたけれど、
沙織が自分の為に用意してくれたもの。
少女の姿として、彼女の目の前に立った時の輝いた笑顔が脳裏に浮かんだ。
「え、あの、そのっ……僕も…楽しい…です」
しどろもどろながらも返した返答に、沙織が目をぱちくりとさせた。
「まだ、こういう格好は慣れないですけど…」
―――――彼女が喜んでくれるなら、僕も嬉しい。それはまごう事無き本心。
「ぼ、僕なんかでいいんだったら…喜んで」
「……」
「…沙織さん?」
「…嬉しい。本当に嬉しいわ」
ありがとう、瞬。
そう言って笑った沙織の笑顔は、まるで大輪の花が咲き誇った様だった。
「―――――じゃあ、気を取り直して」
沙織がぽんと手を打った。
「お買物に出かけましょう。私のお古ばかりじゃ飽きてしまいますしね」
「―――――まぁ、城戸のお嬢様、いらっしゃいませ」
嬉々として沙織が向かった先は、高級百貨店の中にある筆記体のロゴで長々しい店名を記したブティックであった。
店員の一人が沙織の姿を認めると、そそくさと奥へ引っ込んだかと思うと責任者と思われる
ぱりっと制服を着こなした初老の品の良さげな女性がにこにこと柔らかな笑みを浮かべて姿を現した。
「良くお越しくださいました。ご連絡くだされば、お届けにあがりましたのに」
どうやら沙織はこの店の上客らしい。
「いいえ、今日は自分で来てみたかったものですから…
今日はこの子の服を幾つか見立てていただきたいの。お願いできますかしら?」
「まぁまぁ、可愛らしい。まるでお人形さんの様ですわね。沙織様のご友人ですか?」
「ええ、大切な友人よ。だから慎重にお願いね」
「はい、お任せくださいませ。ではお嬢様、こちらへ…」
「お、お嬢様?」「貴女の事よ、瞬」
自分にはふさわしくない呼ばれ方に、些か瞬は慌てた。
「お嬢様はどのような色が好みでしょうかしら?今お召しになっている寒色系も良いですが、
女の子らしいピンクやオレンジなどはいかがでしょう」
「其れも似合いそうね。瞬、貴女はどんな色が好き?」「え、あの、えと、僕…」
「遠慮はいらないわ。あぁ…あのディスプレイに飾ってある花柄のワンピースなんてどうかしら。あれ新作でしょう?」
「まぁ、沙織様お目が高いですわ」『畏まりました。それでは、こちらへ』
すると同様の制服に身を包んだ若い女性が二人現れ、瞬をドレッサールームにエスコートしていく。
「……えーと…」カーテンで外界を仕切られ、ぽつん、と円形をしたルームの真ん中に立たされ、どうしたものかと迷っていると
先程の一人が背後から「失礼します」と、馴れた手つきで瞬の着ていたワンピースのファスナーを下ろし始めた。
「動かないでくださいましね」「えっ、えぇっ?!」
驚いている間にシャッと一番下までファスナーが下され、瞬の白い背中が露わになった。
「あのっ!まっ、待って…じ、自分で脱げます、からっ……!」
「…ずいぶん活発なお嬢様の様ですわね」
「ええ、それはもう」
わさわさと慌ただしくなったドレッサールームを、沙織はくすくすと楽しげに見つめた。
「まぁ、素敵!どれも似合ってるから迷ってしまうわ!」
「は、はぁ…でもこれ…ちょっと丈が短いようで…」
白いブラウスに黒でシックだが3段フリルで少女らしさを印象付けている丈の短いスカートは、
瞬の小鹿の様に引き締まった見足を強く引き立てていた。
だが、断然露出が高くなってしまう気恥しさに、どうしても足元が気になって仕方が無い。
「全然問題ございませんよ。お嬢様はとてもスタイルが宜しいのでこれくらい脚を出しても良いかと…
何かスポーツでもされていらっしゃるのですか?」
「は、はぁ…」
……これで何着目だろう。カーテンが開く度に沙織が心底楽しそうに、目を輝かせて歓声を上げる。
沙織だけでなく店員までもが可憐な少女が愛らしく衣装替えする様に喜び、通りすがる客もちらちらと視線を向けていく。
朝方同様のファッションショーに、瞬はただただ店員の手の動かすままに翻弄され従うことしかできなかった。
カウンターには既に沙織によって「キープ」された衣装が数着積まれ、一着一着丁寧にラッピングが開始されている。
そして沙織の傍には、店の備え付けの電話を借りて呼び出された邪武が、
荷物持ちとして腕にラッピングが完了した商品を抱えて憮然と佇んでいた。
店の雰囲気からして、けして安い買い物ではないだろうが、沙織の「心配には及びません」の一言に
返す言葉か無くなってしまう。
満足した、と言わんばかりの表情で沙織が店を後にした時には
―――――着替えた衣装の枚数は、2桁に及んだかもしれない。
(…つ、疲れた…)
「さぁ、次の店に行きましょう。邪武、荷物をお願いします」
「……え?」
「ほら、お嬢様を待たせるなよ」
『次』という言葉にポカンとしていると、ぶすっとした表情のままの邪武がぼそりと呟いて沙織の後を追う。
その先にいる沙織は、にこにこと心から楽しそうな笑顔で手招きをしている。
…ウインドウショッピング=瞬の着せ替えファッションショーは、始まったばかりであった。
…一体幾つの店を回ったのだろう。
ブティックに靴屋に化粧品に香水専門店。
目まぐるしさを覚える程に引っ張り回され、沙織の導くままに連れて行かれ行き着いた先は。
「次はここです」
色とりどりのレース。フリルの波が目に痛い程眩しい。
可憐な印象のものから、淫靡な印象を与える派手なものまでずらりと壁一面に並んでいる。
同性が身に着けるものである、とは理解している物ではあるが、見ているだけで目眩を覚えた。
邪武は、見ているのも耐えられないのか顔を赤くしてそっぽを向いている。
純情な彼なら当たり前かもしれない。
彼が目を背けてしまうのも頷ける。―――――此処は女の園、ランジェリーショップ、なのだから。
「あのー…まさか……此処も?」
「そうよ。お洒落は下着からと言います。邪武、あなたはここで待っていてくださいね」
「………はい」
場所が場所なだけに、頷く事しか出来ない邪武。
「え、あの、僕っ今ので十分ですからっ」
「だーめ。今のってスポーツタイプのでしょう?いつまでもそれでは形が崩れてしまいます。
此処まで来たんですから徹底的に行きますよ」
「そ、そんなぁ〜…」
嬉々とした表情の沙織にずるずると引き摺られていく瞬の姿に、
邪武は初めて同情の念を内心浮かばせたのであった。
451 :
434:2011/12/05(月) 00:33:47.52
連投失礼しました。
そしてまだ続きますスミマセン。
もっと簡潔に文章を作れる表現力が欲しいです…。
>>451 おつ!
瞬たんの下着wktk
沙織お嬢のチョイスに期待
>>451 おー!続き来てる!乙です
沙織さん楽しそうだなw瞬たんを着せ替えし放題とか羨ましい
瞬たんのランジェリー・・・
お古のスポブラはうちで引き取りますんで
前もあったよね
「そんな防御力のなさそうな下着は嫌です。」てネタw
おもろかった
瞬たんの脱ぎたてブラジャーはふはふ(*´Д`)
瞬たんの脱ぎたてパンティークンカクンカスーハースーッハ(*´Д`)
<前回のあらすじ>
「強い僕は、お嫁さんにはなれないのかも?」と悩む瞬が、紫龍に悩みを打ち明ける。
相談に乗ってくれた紫龍から「大好きだ」と打ち明けられた瞬は、「愛の告白?」と紫龍に問うが、
上手くかわされてしまう。 そして、夜は更けていき‥‥。
───浴場。
星矢「氷河、風呂で飛び込みの練習なんかしてんじゃねーよ! のぼせても知らねーぞ!」
氷河「またシベリアの海に行った時に、腹を打たないように、日々練習あるのみ!!
タァ───ッ!!!」
星矢「うわっ!! やめろよ!! お湯がかかるだろ! いい加減に止めろよ!!」
───数分後。
氷河「あー、鼻が痛い‥‥。」
星矢「言わんこっちゃない‥‥。 もうそろそろ、身体洗おうぜー」
氷河「そうだな‥‥ん?」
星矢「なんだ? どうしたんだよ、氷河」
氷河「俺の見間違いか? さっきから、風呂の出入り口付近に、ちらちらと人影が‥‥。」
星矢「湯気でよく見えねーけど‥‥、あれって瞬じゃね?」
氷河「瞬か?」
星矢「多分、瞬だ。 小宇宙が瞬っぽい。 俺、ちょっと行ってくるよ。
氷河は先に身体洗ってろよ。」
氷河「わかった。」
<つづく>
───浴場出入り口。
瞬「お風呂、今、誰が入ってるのかなぁ〜? 湯気で見えないよ〜。
紫龍はいないのかなぁ〜?」
星矢「おい、そこにいるの、瞬だろ? 何やってるんだよ?」
瞬「星矢!」
星矢「風呂入りに来たのか? じゃあ、ちょうどいいや。
今、氷河も一緒にいるし、俺たちと身体、洗いっこしねー?」
瞬「あ、あの、実は僕、紫龍がお風呂に入ってるか、確かめにきただけなんだけど‥‥。」
星矢「バスタオル一枚で?」
瞬「あ、これはね、服を着たままお風呂の中に入るのは変だと思って‥‥。
今、お風呂にいるのは星矢と氷河だけ?」
星矢「おう。」
瞬「星矢たちの前に、紫龍は入ってなかった?」
星矢「俺たちの前は、一輝が入ってたぜ。 だから、紫龍はまだなんじゃないかな?」
瞬「そう、星矢、ありがとう」
星矢「おう!」
瞬(紫龍がお風呂に入りにくるまで、待ってるしかないな‥‥。)
───台所。
紫龍「星矢と氷河はまだ風呂か‥‥。 少し長いな、呼びに行くか‥‥。」
───浴場脱衣場。
氷河「あ〜つ〜い〜。」
星矢「お前、飛び込みのしすぎで、ゆでだこみてーになってんじゃん!!
だから、止めろって言ったのに!」
<つづく>
瞬「星矢、どうしたの?」
星矢「瞬、まだここにいたのか? 氷河の奴がさ、のぼせたみたいなんだ。
ほら、しっかりしろよ、氷河!!」
氷河「星矢が2人いる〜、紫龍が2人いる〜」
星矢「ダメだ、氷河の奴、ここにいない人間が2人に見えるらしい」
紫龍「ここにいない人間とは、誰のことだ?」
瞬「紫龍!!」
星矢「うわっ、紫龍、いたのかよ!? 全然気づかなかった!!」
紫龍「お前たちの風呂が長いので、様子を見に来たんだが。
こんなにのぼせるまで入っているなんて、一体何をしてたんだ?」
星矢「氷河は自業自得だぜ? 俺、のぼせるから止めろって止めたのに、
風呂で飛び込みの練習を何度もしてたんだ。
それで、身体を洗って出ようとしたら、氷河はそこで力尽きたんだ。」
紫龍「そうか‥‥。」
星矢「紫龍はこの後、風呂に入るんだろ?」
紫龍「俺は‥‥風呂なら、今朝済ませている」
瞬「じゃあ、今日はもう入らないの‥‥? 紫龍がお風呂に入りにくると思って、
僕、ずっと待ってたんだけど‥‥。」
星矢「瞬は、紫龍と入るつもりだったのか?」
瞬「う、うん‥‥。」
星矢「じゃあ、瞬は今日、一人で風呂に入ることになるのか‥‥。
一人で風呂に入るなんて、寂しいな。 誰かさんが一緒に入ってやればいいのに。」
紫龍「3人とも、居間に行きなさい!!」
星矢「はーい‥‥。(紫龍、こえぇ〜。)」
瞬「はーい‥‥。」
氷河「へーい‥‥。」
<次回に続く。>
459 :
434:2011/12/07(水) 02:34:45.94
>そんな防御力のなさそうな下着は嫌〜
過去スレ見てきました。確かにワラタwww
瞬たんは13歳だからBかCかな〜と悩んでおります。
成長したら、身長はそのままのトランジスタグラマーが理想。
ちなみにランジェリーショップでの小話。
店員にサイズを測ってもらいました。
店員「Cの70ですね」
瞬「は、はぁ…」
沙織「結構あるわね…でも形も綺麗だしこれからもっと大きくなるわよ」
瞬「そ、そうでしょうか…あの…沙織さんはその…どのくらいなんですか…?」
沙織「それはね…(ごにょごにょ)」
瞬「僕よりも2サイズも違う…!凄い…」
沙織「そんなことないわよ、瞬だって大きくなります。こんな風に揉んでもらったりとかしたら…くすくす」
瞬「ひゃあぁ?!」
沙織「ふわふわして気持ち良いわ〜」
そのやり取りは店の外にいる邪武の耳に入っており
『瞬のくせに……ッでも悔しいがドキドキしてきちまった……瞬のくせにッ』
と更に嫉妬の炎を燃やす火種になっていましたとさ。
っと続きの製作に戻ります…。
460 :
434:2011/12/07(水) 02:37:46.27
>>456-458乙です
紫龍はお堅いな、瞬たんが焦れてしまうぞ
しかし青銅達が戯れているのは凄く可愛いぜ
ていうかこのスレの瞬たんって、男兄弟と普通に一緒に風呂入ってるけど、いいのか?w
みんな思春期真っ盛りで異性の体とか気にするお年頃なのにw
<前回のあらすじ>
夜になり、お風呂の外で紫龍を待ちわびる瞬。
しかし、長風呂をしている星矢と氷河を呼びに来た紫龍から、その日の朝にお風呂に入ったと
告げられ、がっかりした瞬は、星矢たち共々、居間へ追い立てられる。
───居間。
紫龍「星矢と氷河は、そこに座って水分補給! 星矢は氷河を団扇で扇いでやってくれ。」
星矢「ったく、仕方ねえ〜な〜☆ ペガサス流扇拳〜!!」
紫龍「瞬は、バスタオル1枚では身体が冷えるだろうから、これを羽織っていなさい。
洗い物がまだ途中だから、終わるまでソファに座って待っていなさい。」
瞬「はぁい‥‥。」
紫龍「よし、いい子だ。」
瞬(わ、紫龍に頭をなでられちゃった‥‥。/////)
星矢「紫龍の奴、本当に瞬には甘いよな─!!」
紫龍「何か言ったか、星矢?」
星矢「紫龍先生! ど─して俺たちと瞬と、扱いが違うんですかぁ─!?」
紫龍「それは、聞き分けが良いか、悪いかの違いだよ、星矢。」
星矢「ブ──! ブ──!! 差別だ、差別だ!!」
紫龍「ぶ─たれてる聞き分けの悪い星矢くんには、ヤクルトを1本渡しておこう。」
瞬(結局、紫龍は誰にでも甘いんだよね‥‥。)
星矢「うわっ、ヤクルトが3つ飛んできた!!」
紫龍「2本は、瞬と氷河のだぞ。 ヤクルトでも飲んで、静かにしていなさい。」
星矢「へ─い。」
<つづく>
星矢「瞬、瞬♪」
瞬「なぁに、星矢?」
星矢「瞬の胸、しばらく見ないうちに膨らんでるよなぁ。 昔見た時は、胸ペッタンコだったのに。
な、ちょっとだけでいいから、そのバスタオル外して、俺に見せ‥‥てっ!?」
紫龍「あ、そっちに箸が飛んで行かなかったか?」
星矢「紫龍、何やってんだよ〜?!」
紫龍「悪い、悪い。 手が滑ったようだ、すまんな。」
星矢「ったく、一体、何なんだよぉ〜。
あ、そいでさ、瞬! ちょっとだけでいいから! 胸見せて! おねが‥‥いっ!?」
紫龍「あ、また箸が‥‥。」
星矢「おぃっ! 紫龍!! さっきから何やってんだよ! また箸が飛んできたぞ!!」
紫龍「おっとっと。 こいつは、やけに活きのいい箸だな。 悪かったな、星矢。」
星矢(紫龍の奴、ワザとやってんじゃねーのか!?)
瞬「星矢、大丈夫?」
星矢「おぅ、大丈夫だぜ、瞬♪」
紫龍「洗い物終了‥‥と。 星矢、氷河は大丈夫か?」
星矢「部屋に連れて行ったほうが良いんじゃね? 何か、うなってばっかりだし?」
紫龍「やれやれ、仕方がないな‥‥。」
星矢「おっ、氷河を抱えあげるなんて、流石は紫龍!! 力持ちだな〜♪」
紫龍「聖闘士なら、これくらいできて当然だ。」
星矢「俺、聖闘士だけど、重いものは持ち上げられなくて当然なんだ♪ でも‥‥。」
瞬「?」
星矢「そんな俺でも、瞬なら、お姫様だっこできるんだぜ♪ 瞬なら!!」
瞬「せ、星矢っ! 恥ずかしいよ〜。 降ろしてよ〜! /////」
紫龍「それじゃ、俺はこれから氷河を部屋に連れて、休ませてくるが‥‥。 俺が戻ってくるまでに、
星矢は部屋に戻って休むように。 瞬は俺が戻るまで、そこで待っていなさい。」
星矢「ブ──! ブ──!!」
瞬「はぁい。」
<つづく>
───数分後。居間。
紫龍「星矢は‥‥部屋に戻ったようだな。 瞬、待たせたな。 おいで。」
瞬「紫龍? どこに行くの?」
紫龍「ついて来たらわかるよ。」
───浴場出入り口。
瞬「あれ、ここって‥‥。」
紫龍「瞬、中に入るんだ。」
瞬「うん‥‥。」
───浴場脱衣場。
紫龍「瞬は、風呂がまだだっただろう?」
瞬「う、うん‥‥。」
紫龍「星矢に言われたからではないが‥‥、こんな夜更けに一人だけで入らせるのも何だから、
俺も付き合うことにした。 俺は後から行くから、瞬は先に入っていてくれ。」
瞬「はぁい‥‥。」
───浴場。
瞬(紫龍と混浴できるなんて‥‥。 これって、夢じゃないのかな‥‥?
夢だったら、覚めないでほしいな‥‥。)
紫龍「瞬? どうした? ボ─ッとして? のぼせたのか?」
瞬「あっ、ううん、何でもないよ! 今日はその‥‥相談に乗ってもらったりしちゃって、ごめんね。」
紫龍「いや‥‥。 あの悩み事の件だが、瞬は‥‥悩まずとも、いいお嫁さんになれるよ。」
瞬「それって‥‥どういうこと?」
<次回に続く>
465 :
434:2011/12/09(金) 14:10:41.95
462-464>>
おカンな紫龍が最高です。ヤクルトってwww
にょた瞬相手だとラッキースケベなのは星矢ばかりだと思っていましたが
紫龍も漁夫の利な予感ですね。
展開が凄く気になります……!!
466 :
434:2011/12/09(金) 15:46:50.90
そしてまた失礼させていただきます。
名作の続編の箸休めにでもしていただければ…。
長く慌ただしい買い物を終え、出先で夕食を取った頃には日もとっぷりと暮れていた。
離れまで車で運んで貰うと、改めて沙織に礼を言った。
「今日は…本当にありがとうございました」
「良いのよ。社会勉強みたいなものだと思ってくれれば。お礼を言うのはこちらの方。楽しかったわ、ありがとう」
こんなに楽しいお買物は久しぶりよ、と優雅な笑みが窓越しに瞬に向けられた。
「また、付き合ってくださる?」
「…は、はい…がんばりますっ」
今日の出来事を思い返して、つい噛み合わない返答を返してしまった。
「それと…友情の印。お揃いね」
そう言って自分の胸元をとん、とつついた指先に、銀細工の蝶をモチーフにしたストーンの色違いのブローチ。
買い物途中で立ち寄った、ハンドメイドのアクセサリーショップで買った物だ。
ルビーの蝶が沙織に、エメラルドの蝶が瞬に、それぞれの襟元を飾っている。
「はい。大事にしますね」
「約束よ」
沙織のころころと鈴の鳴る様な笑い声が、耳朶を心地よく打った。
「荷物は全て部屋に運んで置きました。あとは皆によろしく伝えてください」
今日はゆっくり休んでくださいね、との言葉を残し、沙織を載せた車は本邸の方向へと消えていった。
「ただいま」
リビングに足を踏み入れた途端、瞬の姿を目にした星矢が素っ頓狂な声を上げた。
「おっかえりー…っておぉっ、なんだその格好は!瞬が女装してるー!!」
「馬鹿者!!」
丁度夕食の片づけをしていたのだろう、エプロン姿の紫龍がすこんっ、と
手にしていたお玉でソファに寝そべっていた星矢の頭を軽く小突いた。
「お帰り、瞬。その格好は…?」
「沙織さんのお下がりなんだ…似合わないけどね」
「そんな事は無い。良く似合っている」
世辞も冗談も言わない性根の紫龍に言われ、ちょっと恥ずかしさを覚えてありがと、と小さく返した。
「すげーふりふりのびらびらだ!」
「わっ、星矢裾引っ張らないでっ」
「だってほんとにすげーんだもん…って隙ありっ!」
「ひゃああぁっ?!」
物珍しそうに瞬のまわりをちょろちょろしていた星矢の手によって跳ねあげられ、ボリュームのあるスカートがぶわっと宙に浮いた。
一瞬ではあるが、無防備な瞬の白い太腿が二人の視界に露わになる。
突如の出来事に瞬が、悲鳴を上げて慌ててスカートを抑えた。
すこんっ!
次いで、先程より強い威力で振られたお玉が星矢の頭に命中する。
「いってぇ!」
「小学生かお前はっ!大丈夫か、瞬?!」
「うー…酷いよ星矢ぁ…」
スカート捲りというフェイントを仕掛けられ、思わず悲鳴まであげてしまった恥ずかしさに
瞬は耳まで赤くしてスカートを抑えつける様にして床にへたり込んでしまっていた。
「悪い悪い。あんまり珍しいかっこしてたんでつい…」
「こらっ!『つい』じゃないだろう、ちゃんと謝れ!」
へらへら笑う星矢の頭を横に並んだ紫龍が、ぐいぐいと下に押し付ける。怒っている為かその顔は真っ赤になっていた。
「す、すんませんでしたー」
「―――もうしない?」
「しないしない。女神に誓って」
「…じゃあ、今回は許してあげる」
もういいよ、と星矢の頭を押さえこんだままの紫龍に目配せを送ると、潔く拘束の手が離れ解放される。
平気か?と差し出された紫龍の手を借りて、床から立ち上がった。
「…あぁ、そういえばさっき本邸の使用人がお前の部屋に荷物を運んで行ったぞ。あれは一体どうしたんだ」
「うん…ちょっと色々あって」
「いいなぁ、瞬ばっかりー」
「そんなことないよ。ほら皆にもお土産」
持たされていたケーキの箱の入った紙袋を差し出すと、ぶーたれていた星矢の表情がころりと一転する。
「これ、皆で食べてって。ケーキだよ」
「ラッキー、やったぁ!!早く食おうぜ!」
「お前…さっき夕飯食べたばかりだろうが」
「デザートは別モンだって、おっ、チーズケーキだ!!なぁ紫龍ー早く切ってー俺大きめね!」
「全くお前は…食べたいなら氷河も呼んで来い」
あきれ顔の紫龍に促され、ほーいと星矢がソファを飛び越えてリビングを出て行った。
「兄さんは?」
ふとリビングに姿の見えない兄の行方を尋ねれば、「今ジョギングに出ている」と
キッチンでナイフと取り皿を用意し始めた紫龍が答えた。
「そっか。じゃあ、僕ちょっと部屋に戻ってるね」
部屋に戻れば、今日の買い物の戦利品、
―――ほぼ全部沙織が選んだようなものだが、の山が待っている。
整理もしたかったし、着慣れない服を着て流石に疲れてもいた。
部屋に戻ろうと2階へ続く階段をのぼりかけたところで、星矢から呼ばれて出てきた氷河とすれ違い互いの足が止まる。
「…瞬?」
「あ、ただいま氷河」
「おかえり…その、格好は?」
「うん、沙織さんから…ちょっとね」
「そうか」
短い会話のキャッチボールの間だったが、氷河の双眸は瞬の姿をしっかと射止めて離れない。
彼の特徴でもある印象的なアイスブルーの瞳に、正に穴の空くという表現が似合う程に見つめられ、瞬は戸惑った。
「……やっぱり変、だよね?に、似合わないのは分かってるんだけどさ…」
「……いや……そうじゃなくて…その」
「おおーい、ひょうがぁー!ケーキ切ったぞー、早く来いよおー!!」
ぼそぼそとした氷河の声は、リビングから飛んできた星矢の声にかき消される。
「そうそう、沙織さんからお土産のケーキもらってきたんだ、皆で食べてね」
「…あぁ、そうする」
「じゃ、僕部屋に戻るから」
何か言い続けたかったようだが、急かす星矢の声に根負けしたらしい。
入れ違う様にしてとんとんとん、と階段を上がっていく瞬の後ろ姿を見送った後、
踵を返した氷河の姿が賑やかなリビングに消えていった。
「ふう」
私室に戻り、ぽすん、と備え付けのベッドに腰掛けて、ようやっと一息つけた。
スカートの感触には何とか馴れたが、初めて履いたパンプスに脚が浮腫んでしまった様で
つま先からふくらはぎにかけて痺れる感覚がする。
アイボリーで統一されたデスクと、ベッドと、クローゼット。
今朝まではそれしかない、ついでに言うならクローゼットは容量の3分の1も詰まっていない、
13歳という思春期の少女のもの―――にしては殺風景と言える程にシンプルな飾り気のない部屋だった。
しかし今は違う。
クローゼットの前には沙織からの贈り物の衣装やら靴やら下着やらが詰まった紙袋や箱が2・3個程どっかりと鎮座している。
封を解けば、どれだけ華やかになるだろうか。しかし、未だカラフルなフリルやレースには、気後れしてしまう。
馴れるまでにはまだ時間がかかるだろう。
それに、あまり気にはならないが暫くの間は星矢は何かと囃し立てるだろうし、
さっきは氷河まで物珍しそうに見てくるし…何よりも、兄が見たらどう思うだろう。
浮かれ過ぎだ、と怒られるかもしれない。
「女の子って大変だなぁ……」
まるで他人事のように呟いて、瞬はころりとベッドに横向きに横たわる。疲れた体を受け止める、
ベッドのスプリングの柔らかさが心地良くて全身の力が抜けた。
そっと口元に指先を持っていく。いつもはかさついた感触の其処は、化粧品売り場で試しに塗られた淡いカラーのリップで潤い
ふわふわとした感触を齎した。
初めて着た女の子のワンピース。シルクの靴下。黒いパンプス。甘いミントのジェラート。柔らかなシャボンの香りのコロン。チェリー色のリップ。
今日一日で経験した数えきれないくらいの『初めて』のこと。自分自身には関わり無い、と意識の欠片も無かった事ばかり。
其れを一身に受け止めた瞬の体は、今はもう少しの違和感だけを残して受け入れている。
一日で新しい色に染まる事は難しい。だから、きっとじわじわと時間をかけて、少女としての自覚が沁み込んでいくのだろう。
―――――染まり切った時の自分は、一体どんな風になっているのだろう。
(あぁ…荷物片付けないと…それに着替え…お風呂…も)
先程まで予定していた片付けの事を思い出すが、うとうとと眠気という揺り籠に意識が揺らいでいく。
「ん……ふぅ…」
とうとう目蓋が下まで閉じられる。
次々に浮かんだスケジュールは睡魔の波にあっさりと流され、瞬自身もまた流れ落ちる様に意識を失ったのであった。
472 :
434:2011/12/09(金) 15:53:26.50
とりあえずノーマル編は此処で終了です。
この後のいちゃHは、氷河×瞬、一輝×瞬とも現在進行形です。
まだどっちにしようか迷っているのでこんな駄文ではございますが
気長にお待ちいただければ嬉しいです。
星矢×瞬で〜は〜♪ ない〜の〜で〜すね〜PAOPAOポニョPAO♪
>>472 gj
どちらルートでも続きが激しく気になる
神々が降臨している
ありがたや
>>464 瞬たん恋する乙女真っ盛りで可愛いな(*´Д`)
紫龍は気づいてんのか天然なのか、兎に角二人の進展が楽しみだ
>>472 フリフリスカートの瞬たんはさぞ可憐で可愛いのだろうハァハァ
氷河×瞬でも一輝×瞬でもそのまま沙織×瞬でも、どのルートでも美味し過ぎる!
お二人ともお疲れ様です
ハァハァしながら続きお待ちしておりますです
>>472 一輝瞬でも氷河瞬でもいいが
なんかもう階段ですれ違う微妙な空気の二人の絵ヅラを思い描いただけで
もどかしいやら後ろ髪引かれるやらたまらんシチュですねこりゃw
こいつらの見つめ合いアニメじゃ相当多かったからすんなり想像ですわ
Hまで行こうが行くまいが、この後の進展少しでもあれば大満足です、はい。
>>473 豪快にスカートめくりしといて何言ってやがるw
477 :
434:2011/12/10(土) 14:55:07.49
ああもうどうしてくれよう
かわええ(*´Д`)ハァハァ
>>477 かわえええ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
しゅ、瞬たんの柔らかそうな乳と太もも…(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
>>477 文才だけでなく絵心まであるなんて羨ましいかぎりです
瞬たんも沙織たんもフリフリドレス似合ってて可愛いです
こんな二人が町を歩いていたら周りの人間は釘付けになりますな
同人界はどうなんでしょうな?イベントとか行った事ないから分からないけど
このスレや他の瞬たんスレが賑わってるから良いかな、と思っとります
お前らに残念なお知らせ
瞬はとっくの昔に非処女
もちろん処女膜なんてとうに無い
瞬?
瞬タソなら俺の横で寝てますけど何か?
<前回のあらすじ>
一人でお風呂に入ることになるかと思いきや、紫龍からお風呂に付き合うと言われ、夢心地の瞬。
瞬の悩み事について、「いいお嫁さんになれる」と声をかける紫龍。
それはどういうことか、と問う瞬に、紫龍は‥‥。
───浴場。
紫龍「瞬は可愛いくて、性格も良いからな、そんな女性を世の中の男性が放っておくと思うか?
それこそ、『瞬をお嫁さんにしたい』という男性なら、この世にごまんといるに違いない。」
瞬「そ、そうかなぁ‥‥? /////」
紫龍「それに、ここには最低でも1人くらいは‥‥あからさまに瞬のことを好きな奴がいるからな。」
瞬「え‥‥? そ、それって‥‥もしかして、紫、紫龍のことかなぁ‥‥?(ドキドキ☆/////)」
紫龍「いや、俺のことではなくてだな‥‥。」
瞬「紫龍のことじゃなかったの‥‥? 僕、てっきり紫龍のことかと‥‥。」
紫龍「すまん、すまん。 そうガッカリするな。 それで、話の続きなのだが。」
瞬「うん。」
紫龍「唐突な質問で悪いのだが‥‥瞬は、星矢のことをどう思っている?」
瞬「星矢のこと?」
紫龍「そうだ。 好きか嫌いかで言うと、どちらになる?」
瞬「う─ん、そうだなぁ‥‥好きか、嫌いかって言ったら、好きなほうに入るかなぁ‥‥。」
紫龍「そうか、それなら、大丈夫そうだな。」
瞬「大丈夫そうって‥‥何が大丈夫なの?」
紫龍「星矢と瞬が両思いなら、瞬はいずれ、星矢のお嫁さんになることができるから大丈夫だ、
ということだよ。 星矢はあれで、よく頑張っているからな‥‥。」
瞬「紫龍の言っていることの意味がよくわからないんだけど‥‥?
もうちょっとわかりやすく教えて?」
<つづく>
紫龍「わかった。 簡潔に言うとだな、さっきの『あからさまに瞬のことを好きな奴』というのは、
実は星矢のことなんだよ。
星矢は瞬のことが好きみたいだからな、瞬に好かれようと一生懸命なんだ。
どれくらい一生懸命かと言うとだな、例えば、俺が瞬に買い物を頼んだとする。」
瞬「うん。」
紫龍「すると、決まって星矢が付き添いを申し出るんだが、買い物から帰ってくると、
付き添いであるはずの星矢のほうが重い荷物で両手がふさがっていて、
買い物を頼まれた瞬は、軽い荷物を持っているか、手ぶらだったりするんだ。」
瞬「そういうことだったら‥‥、星矢の時だけじゃなくて、紫龍と買い物に行った時でもあるよ?」
紫龍「そういう気遣いはな、相手のことを本気で想っていないと、なかなかできないものなんだ。
そう考えれば、星矢の瞬に対する想いは、本物だ。」
瞬(‥‥そう考えると、僕に対する紫龍の気遣いは、僕のことを本気で想っているから、
ということになるんだけど‥‥。 紫龍の場合は、そうじゃないのかなぁ‥‥?)
紫龍「星矢は正直だからな、瞬をお嫁さんにする気満々だし、それは傍から見ていてもわかるほどだ。
そんな星矢を瞬が好きなら、星矢のお嫁さんになれる可能性は充分にあるし、
どちらかと言えば、瞬がお嫁に行けない可能性のほうが低いだろうから、
自分はお嫁に行けないと悩んだり、焦ったりする必要はないと、俺は思うのだが‥‥。」
瞬「紫龍は‥‥僕が星矢のお嫁さんになってもいいの‥‥? 紫龍は、それで平気なの‥‥?」
紫龍「俺は、2人が幸せならば、それでいいと思っているし、申し分ないよ。
それに、星矢なら‥‥気心も知れているし、きっと瞬を幸せにしてくれると思う‥‥。」
瞬「紫龍‥‥、さっき、僕に『大好きだ』って言ってくれたよね?」
紫龍「あぁ、言ったな。」
瞬「その紫龍の僕に対する想いは‥‥本物じゃないの?」
紫龍「星矢の想いに比べたら、俺の瞬に対する想いなど、まだまだだよ‥‥。」
瞬「僕をお嫁さんにもらってくれる、っていうのも‥‥?」
紫龍「あれは‥‥『嫁のもらい手がなかったら』と、一応前置きはしておいたはずだが?
星矢というもらい手がいるなら、俺の出る幕など、ないに等しいだろう?」
<つづく>
瞬「紫龍って‥‥どうしていつも、そうやって誰かに遠慮ばかりしているの?
その奥ゆかしさが、紫龍の良い所でもあるって、僕は理解してるけど‥‥。」
紫龍「それは‥‥俺の想いが一方通行だからだよ。 俺は、瞬の気持ちを全然知らないからな。」
瞬「紫龍って、結構鈍感‥‥。」
紫龍「ん? 何か言ったか?」
瞬「ううん、何でもないよ。 じゃ、じゃあね、これは仮のお話なんだけどね?
もしも僕が‥‥僕が、紫龍のお嫁さんになりたいって言ったら‥‥どうする?
僕を、お嫁さんにしてくれる?」
紫龍「そうだな‥‥瞬がそう望むなら、そうしてやりたいと俺は思う‥‥。
今すぐには無理だが、いずれは‥‥。」
瞬「じゃあ‥‥あの言葉って、やっぱり『愛の告白』なんだよね‥‥?」
紫龍「‥‥どうかな?(笑)」
瞬「もぅっ! 紫龍ったら、全然釣れないんだから!!」
紫龍「あぁ、そういえば‥‥教えなかったら、色仕掛けで迫るとか言っていたな。
迫らなくていいのか?(笑)」
瞬「そ、そうでしたっ!! ‥‥でも、色仕掛けとか、どうやってやればいいのかなぁ‥‥?」
紫龍「そうだな‥‥、とりあえず、胸を寄せて、できた谷間を見せてみたらどうだろうか?」
瞬「う‥‥、僕にできるかなぁ? あ、ちょっと紫龍のひざの上に座らせてね?」
紫龍「はいはい。(笑)」
瞬「これなら、流石の紫龍も絶対に逃げられないよね? えっと‥‥胸を寄せて‥‥と。
こ、こんな感じでどぉ? うまく谷間、作れてるかなぁ? /////」
紫龍「ふふ、絶景だな。 で、色仕掛けはこれで終わりかな?(笑)」
瞬「もぅ、これ以上、何も思いつきません‥‥。 /////」
紫龍「わかった。 では、俺から瞬に、ひとつ質問があるのだが‥‥、いいか?」
瞬「何?」
紫龍「瞬は‥‥俺のことが好きか?」
<次回に続く>
>>483-485 お疲れ様です!!
ウホッ気になるところで続いたw
瞬は本当に紫龍にぞっこんなんだな・・・羨ましい!
続き楽しみにしています、お待ちしてます
ムッツリエロ仙人て感じの紫龍がいい味出してますなあ。
膝の上に座って乳を寄せる瞬たん…絶景の谷間(*´Д`)ハァハァ
続き期待して待ってま〜
裸の瞬たんが紫龍の膝に乗るという事は
つまり瞬たんのお尻やマンマンが紫龍の膝に密着すると言うことで
・・・っちょ、ちょっと代われ紫龍!いや、代わって下さい!お小遣いあげるから!!
戦いになんねえよあほー!
いやいや煩悩神ありがとう(´Д`;)
瞬「こんな防御力の弱そうな聖衣はイヤー!」
492 :
434:2011/12/14(水) 12:30:38.54
>>483-485 とうとう紫龍の龍が荒ぶる時が来たのですね…
てか、ちゃっかり自分の好みの形に瞬に色仕掛けをさせる紫龍が
策士で最高です。
瞬も色仕掛けする宣言しておいて、その時になると慌てちゃう無邪気さが
かわええです(´Д`*)ハァハァ
続き楽しみに待ってます!
>>489 昔裸にすればするほど攻撃力が上がる、という裏技のあるゲームがありましたが…
これじゃ、周りの聖闘士の小宇宙が上がるどころか理性がすり減りそうですなw
ごちそうさまです…そして鳳凰の羽邪魔だw
それでは、名作の続きが出来るまで箸休めをどうぞ。
屋敷を出た頃にはまだ浮かんでいた陽がすっかり落ち、薄紫の帳から濃紺の其れに変わった頃
日課のジョギングを終えて一輝は邸に戻ってきた。
全身にしっとりと滲んだ汗が、足を止めた途端どっと滴となって額を首筋を背中を伝う。
汗を吸って湿ったTシャツの襟元が肌に擦れるとひりついて、気持ち悪かった。
ふと玄関に置かれた女物の靴が目に入る。沙織でも来ているのだろうか。
―――――そう言えば瞬は、朝方沙織が呼んでいるから、と本邸の使いの者と出て行ったきりだ。
リビングに顔を出すと、ケーキを片手に口をもごもごさせている星矢と向かって茶を喫している紫龍と氷河の姿があった。
「ただいま」
「おう、おはへりーいっひ」
「口にものを入れたまま喋るな、お帰り」
紫龍がソファから腰を上げて、キッチンの冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを一輝に放る。
難なく受け取り、封を開ける。一息に喉に流し込むと、火照った体に冷えた水が行き通る感覚が何とも心地よかった。
「…誰か客でも来ているのか?」
「いいや?」
「玄関に見慣れない靴があったが、てっきりお嬢のかと」
「あぁ…其れは多分瞬のだろう」
「瞬が?」
「あぁ、そうそう!瞬の部屋行ってみろよ、面白いものが見られるぜ!」
口の中のケーキを嚥下し終わった星矢が、何やら意味ありげなににやにやと笑っている。
「面白い、というものではないだろう。失礼だぞ」
先程の女物の靴と、彼らの会話。それがどう瞬に結び付くのか、未だ見当がつかない。
「―――ところで、瞬は?」
「さっき帰ってきたところだ。今は部屋にいる」
ぼそりと氷河が手にした新聞から目を離さずに呟いた。
「そうか」
「汗をかいただろう、丁度風呂が空いたから先に済ませてきたらどうだ」
「あぁ、そうさせてもらう」
「………」
ふと、視界がうっすらとだが確実にハッキリとしたものになっていく。
(そうだ…僕…沙織さんと出かけて…そのまま寝ちゃったんだ)
「…っ!いっけない!」
沙織からの贈り物であるワンピースを身に着けたまま眠ってしまった事に気付いて、慌てて体を起こす。
身体を少し休めるだけのつもりが完全に寝入ってしまった。
壁に掛った丸時計に目をやると、夜の9時半を少し過ぎた頃だった。眠りに落ちていたのは小一時間程のようだ。
「いけないいけない。このまま寝ちゃったら、服が皺になっちゃうところだった…」
折角の贈り物をぞんざいに扱いたくは無い。
とりあえず部屋着に着替えて、お風呂にでも入ろう。それからちゃんと休めばいい。
考えをまとめた瞬はベッドから立ち上がり、着替えを始めるべく背中のファスナーに後ろ手で手を伸ばす。
「ん〜っ…」
起きたばかりで身体が上手く動かないのと、窮屈なワンピースの所為で中々手が届かない。
しかし、これを脱がなくては始まらないので何とか試行錯誤してワンピースを脱ぐことに専念する。
「ん、しょっと…」
やっと、指先がファスナーの先端に届いた。ほっとした束の間、―――――部屋のドアがノックされた。
瞬が浅い眠りから覚めてから、少し後の事である。
掻いた汗を一風呂浴びてさっぱりした後、自室に戻ろうとしてふと一輝は先程の星矢の言葉を思い出す。
―――――面白いものがみられる。
一体何のことだろう。
瞬の部屋の前を通り過ぎようとして、足を止める。
何かあったのだろうか。朝食以降、瞬の顔を見ていない。
ますます気になって、ドア越しに気配を探る。目立って物音はしない。
トントン、と軽くドアをノックしてみる。
「………」
もそもそ、と衣擦れの音が小さく聞こえた。もう一度ノックを繰り返す。
「―――――瞬、居るのか?入るぞ」
「え、あ、兄さん!ちょ、ちょっと待っ……!」
瞬が慌てた様な声を上げたが、既に時は遅かった。言葉通り施錠していないドアがは難無く開けられ、一輝が姿をのぞかせた。
「………」
部屋の中で、瞬の時が止まった。背中のファスナーを降ろしかけていた後ろ手姿という奇妙な体勢で。
一輝もまた、言葉を発する事は無くドアノブを握ったままその場に立ち尽くしていた。
気まずい空気が、流れる。
「…何、やってるんだ?…しかも、その格好……」
「わーっ!ち、違うんですっ、これはっ…そのっ…」
訝しむ様な兄の声に我に返った瞬は己の今の姿の状態を忘れ、わたわたと慌て後退った。
(…星矢が言っていた『面白いもの』とはこれのことか)
そして、朝方沙織に呼び出されて出て行った結果がこうなったのだ、と一輝の脳内でパズルのピースがかちりと嵌った。
見違える様に着飾った瞬の姿は、確かに今まで見た事は無かったが顔こそ赤いものの「愛らしい」そのものだった。
「何が違うんだ…とりあえず落ち着け」
「えっと…それは、その……」
「どうせ、お嬢の差し金だろう」
「……………」
「―――ほら、こちらへ来い」
「………ぇ…」
ベッドに腰を降ろし、膝を叩いてこちらに来るように促す。瞬は戸惑った様に胸の前で握った手を
もじもじとさせてその場に立ち尽くしていたが、やがて、はい、と小さく返事をして言われた様に
従って恐る恐る―――といった風は拭えなかったが一輝の膝の上にそっと腰を下ろした。
落ちない様に、とその腰に手を回すとびくり、と僅かにその体が強張るのが分かった。
「…………」
「そんなに堅くなるな―――――どうして、こっちを見ない?」
「だって……」
膝の上に載せた瞬は、羞恥と当惑の表情を入り混じらせ縮こまったままで本当に人形の様だった。
「こんな恰好して、その―――浮かれてるんじゃないかって思われてるんじゃないかって…思って」
「何故、そう思う」
「………」
「可愛い妹が着飾る姿を嫌う必要が何処にある?―――――本来ならば」
細い肩を引き寄せ、自分の肩口に頭を預けさせるような体勢を取らせる。
自分の後を追う為に、幼い時分より男として生きると兄の反対を押しのけてまで誓い闘いの場に身を投じてきた妹。
だが、長過ぎる程の闘いの年月を経て、平穏に生きる事が出来たならその誓いを終わらせて
女性として生きる事に何の負い目を感じることがあろうか。
「お前が女として生きたいと思ったならば、その背中を押してやるべきなのは肉親である俺の役目だ。
…今回はお嬢に先を越されたがな」
風呂上がりの一輝の体に触れ、石鹸とシャンプーの清潔な香りが瞬の鼻腔を擽る。
そして一輝もまた、腕の中に閉じ込めた華奢な体から微かに漂う甘い香水と少女特有の香りを感じ取っていた。
「…沙織さんには感謝してます…でもこれからずっとこういう格好をし続けるつもりは無いです。明日からは
いつも通りの僕に戻りますから」
「何故だ」
「…確かにこういう格好も可愛いって思えるのは正直な気持ちですけれど…まだ初めてだから動きづらいし…
今日なんか氷河には珍しいものでも見てるような目で見られるし、星矢には悪戯されるし…」
「そうか。じゃあその二人には明日俺から仕置きを加えておかないとな」
「え?」
「瞬を困らせた罰だ」
「…お手柔らかにしてあげてくださいね」
「それはどうかな。何しろ…」
大事な妹の晴れ姿を、実の兄を差し置いて鑑賞したのだから。
「まぁ、つまらない嫉妬だと思え」
「嫉妬…?」
「其れに―――――先は越されたが、俺には俺なりの特権もあるからな」
「有利な点?それって」
何?と問い掛けようとした瞬の頤がくい、と引き寄せられる。一輝の夜色の瞳に自分が写っているのが認識できる程
密接した―――――と感じた瞬間、唇を塞がれた。
「……ぁ…」
すこしかさついた、唇の感触。ひたりと触れ合うだけではなく、啄む様に幾度も口付けを重ねられると
瞬の胸がとくんと高鳴る。
「甘いな…」
小さな呟きが零れ、今度はさらに深く口付けられる。その呟きを拾った瞬は、口元にリップを塗ったままだという事を思い出す。
「…これが、特権っていうことですか?」
甘い蕩ける様な芳香を残して、やがて唇が離れる。短い間の接吻だったが、瞬の頬を紅潮させるには十分過ぎる手段だった。
「それだけじゃない」
「え?」
「これを脱いだ姿を、俺だけが見られる」
「なっ…」
一輝の発言に、頬の紅が耳元にまで瞬時に到達する。
「―――――まぁ、実際の肉親であれば本来はこんな事はしないのだが…な」
俺は、独占欲が強い出来損ないの兄貴だから。自嘲に口元が歪んだ。
「そっ…そんなこと無いです、兄さんは強くて優しくて…出来損ないなんかじゃないです!」
口付けの余韻に酔っていた表情から一転して、見上げた瞬の眼差しが真摯な輝きのものになる。
そう、生真面目な瞬の表情に偽りの欠片も見えない言葉に、結局はいつも救われているのだ。
そしてその真っ直ぐな思いに付け込んで、甘えてしまう自分がいる。
救われ、励まされ…いつしか抱く様になっていた身を焦がす様な思慕に支配され、
いつまでも手元に置いておきたいと、心から思える唯一の存在。
「そう言ってくれるお前は、俺が誇れる唯一の大事な妹だ」
だから、余計に手放したくなくなる。
だから―――――欲しくなる。
498 :
434:2011/12/14(水) 12:47:00.43
とりあえず、一輝×瞬から掲載させていただきました。
だが、恐ろしいほど長くなってしまったので
載せていいのかどうか不安になってきました…。
私の中では
一輝×瞬…とにかくエロの限りを尽くす。兄貴がエロ親父化。
氷河×瞬…氷河が甘えんぼ攻め。ある意味ファンタジー。フラグを誤ると氷河がヤンデレに変貌。
星矢×瞬…星矢が年相応の好奇心と積極性の塊。一番甘いかもしれない。…只、本番をしている姿が一番想像しづらい。
紫龍×瞬…紫龍がとにかくおカン。でも頂くものはきちんと美味しく頂きます。
あと最近シャカ×瞬とかにも萌え始めてきました。需要はあるのでしょうか。
>>498 乙!にいさん羨ましいよにいさん
最後の考察にふいたwww妙に納得www
>フラグを誤ると氷河がヤンデレに変貌
むしろ誤ってくれ氷河w
>シャカ×瞬とかにも萌え始めてきました
むろんありますとも。
正直シャカ×瞬はイメージ湧かないっつーか
どうにも想像つかない
しかしだからこそ見てみたいw
事実このスレでも見たことないしね
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
503 :
434:2011/12/16(金) 14:57:38.18
またまた失礼します。
3時のお茶請けにでもどうぞ。
504 :
434:2011/12/16(金) 15:13:04.54
……と思ったら、規制で投稿出来ませんでした。
ちょっと時間置いて掲載させていただきます。
話はかわりますが黄金と瞬の絡みってどうなんでしょう?
シャカ×瞬に対しても、先日サーチで見つけたサイトで読んだのが
きっかけなのですが。
あと、カノン×にょた瞬とかも読んでみましたが接点としてはどうなのでしょう?
接点?
原作に忠実に考えれば
シャカもカノンもどっちもどっちw
だが内面まで覗かれ皆が思ってた瞬の甘さをズバッと本人に指摘したのは
後にも先にも只一人てなことでカノンの密度は相当かなあ
清らかな男繋がりで実際戦闘もしたサガのが接点は多いんだけど
こちらは逆に双子聖衣から瞬側が内面を慮ったりね
内面慮りといえば対カミュもそうだし
ガチバトルということで接触そのものじゃやはりアフロが一番
面識ないけど蟹と老師はのりP繋がりw
あ、老師はちょっと会話もあるか
こんなとこかなあ
まあ妄想では誰相手でも成立しておkとは思うが
個人的にアンドロメダでなくて「瞬」呼ばわりはちょっと親密さを感じるねw
506 :
434:2011/12/16(金) 16:36:02.41
忍法帳で文字数が異様に少なく制限されてるので
文章が投稿出来ません。
黄金との絡みを一部考えてみました。(順不同)
魚×瞬…少女漫画の世界。それって何て新條まy(ry
羊×瞬…ほわほわ夫婦。オマケで連れ子も付いてくるよ!
蟹×瞬…ヤンキーとお嬢様。オチは蟹へ女神の正義の鉄槌。
獅子×瞬…星矢の大人版。星矢本人は拗ねる。
こんな感じでしょうか。
大人版星矢のアイオリアwwwたしかにww
このスレは青銅×瞬が多いが黄金×瞬も結構いいと思う
いいんだけど
思い付かんのよねw
原本からして黄金との接点薄いからなあ瞬たん
このスレに限っては瞬たんの性別からして、原作と違うので
相手の接点が薄くても別にかまわないなw
しかしやっぱり書き手としては
「そのキャラと組ませた所以」「そのキャラでないと」てな根拠ある言動させたいので
全く描写がないと、第三者に見せるために説得力を伴ったものでなく
単なる自己満足の妄想に終始してしまいがちとゆー…(^_^;)
「誰でもいい」となると本当にただ瞬にアンアン言わせたいだけになってしまうから難しいのだ;
そこまで気張らず『モブそのいち』が相手というのもアリですがw
>>506 ヤンキーとお嬢様(*´Д`)ハァハァ…読んでみたいです。ってか、出てる案件全部読みたいのが本音っす!
ヤンキーとお嬢様ww
カノンやミロあたりがヤンキーポジションでも似合いそう
しかし魚と瞬のコンビは周りに薔薇が浮いてそうだな、お耽美ww
>>506 そこまで書けるのなら、サイトを作ってみてはいかがだろう?
このスレ(フツーのpinkスレも混じってるかもだがw)発祥の
SS・小ネタ・イラスト・雑談等での
瞬のお相手頻度は
鉄板 :氷河・一輝
<壁>
やや多:星矢・沙織
たまに:冥王・カノン・サガ
まれに:邪武・アイオリア・アフロ・シャカ・ミロ・ジュネ・パンドラ
大穴 :蟹
…大体こんなんだったかなあ
まあ世間認識とあまり変わらないかと
最近じゃ天馬が期待のホープだがw
個人的にはシオンとのやりとりに若干そそられた
このスレに限っては女性キャラ攻・瞬受の百合好きだが
ここ以外ではあんまり見ないなあ……w
【瞬は絶対処女だよ派(清らか派)】
ハーデス・一輝・サガ
【処女じゃなくても良いよ派(穏健派)】
星矢・紫龍・アイオリア
【瞬の処女膜は俺が破る派(独占欲派)】
氷河・カノン・アフロ
【男なんて要らないよ派(改革派)】
沙織・ジュネ
518 :
434:2011/12/17(土) 00:42:04.02
おお…朝まで生討論状態w
>サイトを作ってみては〜
別ジャンルでサイト・同人活動はしてます。
星矢は元から好きでしたが、パチ版の瞬の可愛らしさに萌えが爆発した次第でして
ただ知識がTVアニメ版と同人誌からが大半なのと、原作もうろ覚えの部分が多く
もう少し修行を積んでからかな…と。
スレを私物化して申し訳なく思っております。すみません。
519 :
434:2011/12/17(土) 00:47:12.37
作成中なのは、現在掲載している砂糖菓子の一輝と氷河、
一輝×瞬初夜、一輝×瞬前提魚×瞬、
沙織×瞬のパジャマパーティと言ったところです。
後はフラグを誤ってヤンデレ鬼畜な氷河×瞬とか、星矢×瞬とか。
百合で沙織×瞬、ジュネ×瞬でサンドイッチプレイとか書いてみたいですねw
冬コミ…二日目だけど本置いてみようかな、と無謀な考えまで過ってきました…。
なんだかカオスでわけわかんなくなってきたぞw
まあご自分のペースで。お待ちしてますm(__)m
冬コミかー 懐かしい響きだなw
学生んとき2,3度行ったぐらいだわ
創作できるエネルギーある人ってすごいね
たま〜にここに投下するんで精一杯だw
>>506,507
獅子は星矢の大人版…てのは
ちと同人影響か、GやLCのイメージのがしっくり来るんじゃないかなぁと。
星矢が20になってもアイオリアにゃ近付かん気がする…
あの漢気と貫禄と忍耐強さは固有のもんかなと。
あいや、星矢は星矢でいいんですがねw 成長しても直情傾向とナイーブさは抜けんような。
抜けんでいてほしいし。
しかしながら熱さと主人公気質は共通しており旧知の仲、
瞬とイイ仲になったら星矢が嫉妬しそうなのはわかりますww
<前回のあらすじ>
混浴している紫龍と瞬。 紫龍から「好きか?」と聞かれた瞬は‥‥。
───浴場。
瞬「うん‥‥、大好き‥‥。」
紫龍「そうか‥‥。 瞬は俺と違って、素直だな。」
瞬「そんなことないよ‥‥。 でも、今、気持ちを伝えなかったら‥‥、今を逃したら‥‥。
紫龍を、他の誰かに取られちゃいそうで怖いから、
僕は紫龍みたいに、誰かに遠慮なんてしていられないの‥‥。
紫龍はかっこいいから、皆に狙われてるんだよ?」
紫龍「それは‥‥瞬の欲目ではないのか? 俺は女性からモテたことなど一度もないが?」
瞬「そんなことないよ! 皆、紫龍がかっこよすぎて、声を掛けられないだけで‥‥。
紫龍が知らないだけでね、紫龍って本当は、すっごくモテるんだよ!?
だから、僕は気が気じゃなくて‥‥。
紫龍が‥‥紫龍に声を掛けた女性から、いつかツボを買わされるんじゃないか、って‥‥。」
紫龍「ツボを買わされる?」
瞬「うん! 紫龍は優しいから、その優しさに触れた女性が『ツボを買いませんか?』って
声を掛けてくることがあるかもしれないから、気をつけろって、氷河が以前言ってたよ?
氷河は、『あれが、この国特有の女性からのプロポーズか』って驚いてたけど、
僕はそんなことは言わないから、安心して‥‥?」
紫龍「そうか、わかった。 今後、気をつけてみよう‥‥。」
瞬「それでね、紫龍、あのね‥‥。」
紫龍「ん?」
瞬「僕‥‥本当はね、星矢のお嫁さんじゃなくて‥‥。
紫龍の‥‥紫龍のお嫁さんになりたいの‥‥。
だから‥‥星矢や、他の人のところにお嫁に行けなんて、そんなこと言わないで‥‥。」
<つづく>
紫龍「すまん‥‥。 俺は、星矢と瞬は、お互いの気持ちを知らないだけで、
実は両思いなのだろうと、勝手な想像をしていた。
瞬は、俺よりも星矢のほうが好きなのだろうと、俺は思い込んでいた。
瞬の気持ちを知らなかったこととはいえ、無神経なことを言って、傷つけてしまったな‥‥。」
瞬「うぅん、いいの‥‥。 紫龍はただ、遠慮してただけなんだよね‥‥?」
紫龍「星矢なら、瞬のことを幸せにしてくれる、俺がそう思っていたのは事実だ。
しかし‥‥。」
瞬「しかし‥‥?」
紫龍「そう思っていられたのは、瞬の気持ちを知らなかったからこそであって‥‥。
瞬の気持ちを知ってしまった今では、瞬が俺以外の誰かのもとへ嫁ぐ、
そんなことになってしまったら、俺は平気ではいられないだろうな‥‥。」
瞬「僕だって‥‥紫龍以外の人のところへお嫁に行く気なんか、全然ないよ?
紫龍じゃないと、ダメなんだから‥‥。 お料理は、あまりできないけど‥‥。 /////」
紫龍「そこまで言われてしまうと、思わず抱きしめたくなってしまうな‥‥。」
瞬「抱きしめてもいいよ‥‥紫龍なら。」
紫龍「では、お言葉に甘えて、抱きしめるとしよう。」
瞬「きゃっ☆ /////」
紫龍「ふふ‥‥。(笑)」
瞬「紫龍の胸板って、気持ちいい‥‥。 紫龍といると、何だかホッとする‥‥。 でもね‥‥。」
紫龍「ん? でも何だ? 言ってごらん?」
瞬「紫龍のこの太くて重い腕が‥‥僕以外の女性を抱きしめることになったら、って‥‥。
それを想像するとね、なぜか、ムカムカするの!! 僕、紫龍とずっと、こうしていたいな‥‥。」
紫龍「ふふ、可愛いヤキモチだな。 心配しなくても、俺はどこにも行かないよ。
それに、俺もこうしていたいのは山々だが‥‥、身体がふやけないうちにあがらないとな。(笑)」
瞬「紫龍! まだ、あがっちゃダメだよっ!?」
紫龍「はいはい。 まだあがらないよ。(笑)」
瞬「ね、僕とお風呂に入るのは、今日だけが特別じゃないよね? また、一緒に入ってくれるよね?」
紫龍「瞬がそうしたいと望むならな。」
<つづく>
瞬「僕、また紫龍と‥‥一緒にお風呂に入りたいな‥‥。 /////」
紫龍「そうか‥‥。 そうだ、瞬、目を閉じてごらん?」
瞬「う、うん‥‥?」
─── CHU。
紫龍「もう、目を開けてもいいぞ。」
瞬「うん‥‥。」
紫龍「今のは、俺の気持ちだ。」
瞬「おでこじゃなくて、口にしてくれてもよかったのに‥‥。」
紫龍「口にしたら、理性が飛んで、瞬に何をするかわからんぞ? それでも良いのか?」
瞬「紫龍になら‥‥何をされても、僕は平気だよ? /////」
紫龍「瞬には敵わないな、惚れてしまいそうだ‥‥。(笑)」
瞬「紫龍が惚れてくれるなら、僕は大歓迎なんだけど‥‥。
今日は‥‥せっかくだし、紫龍に身体を洗ってもらおうかな‥‥。」
紫龍「おいおい、身体を洗ってやるのは構わんが‥‥理性が飛んでも知らんぞ?」
瞬「大丈夫だよ、紫龍なら。 僕の身体を洗ってくれたら、僕もお返しに紫龍の身体を洗うから、
それでいいでしょ? ね?」
紫龍「それでは‥‥前のほうは自分で洗えるだろうから、俺は背中を洗おう。
俺も、背中を瞬に洗ってもらうから、それでいいだろう?」
瞬「うん‥‥。」
紫龍「どうした? 何か、もの足りなそうな返事だが?」
瞬「僕、紫龍になら、胸とか、前のほうを洗ってもらっても構わないんだけど‥‥。 /////」
紫龍「俺も、瞬が良いと言うなら洗っても良いが‥‥こんなところで理性を
飛ばすわけにはいかないだろう? 非常に残念に思うが、辛抱してくれ、いい子だから。」
瞬「うん‥‥紫龍を困らせるわけにはいかないから、辛抱する‥‥。」
紫龍「よし、それでは湯船から出て、身体を洗うとしよう。 瞬、行くぞ。」
瞬「え‥‥?!」
<次回に続く>
525 :
434:2011/12/17(土) 14:02:59.28
>>522-524 続き来た―!!
何て甘酸っぱい二人なんでしょう…
っていうかツボってwww
ツボ売りは勿論却下ですが、カットモデルでも断固拒否ですね紫龍の場合。
というかキューティクルの輝くあまり鋏を入れられないでしょう…w
とにかく作者様gj。
「あの…こっち、見ないでくださいね」
「あぁ」
脱がしたい、という要望は、頑として受け入れられなかったのが何とも残念だった。
ベッドに腰掛けたままお互い背を向けて、身に着けている物を脱ぎ捨てていく。
瞬の言いつけを守って、首にかけていたタオルを床に落とす。ジィィ…とゆっくりと
残りのファスナーを下ろす音が耳朶に沁み通ってくる。
それからワンピースが肌から滑り落ちていく音。
かさばる生地の為か、脱ぐのに手間がかかっている様で
瞬の身じろぎの度にベッドが小さく軋んだ。
一輝もまた、シャツを脱ぎ捨てる。シャツの下からは古傷を縦横無尽に走らせた、逞しい上半身が現れた。
ぱさっ、と乾いた音が立つ。そっとその音に引かれる様にして、
肩越しに瞬の様子を伺えば、露わになった細く華奢な肩と背中の肌の白さが、視界に入る。
兄の視線に気づかない様でワンピースを脱いだ瞬は、床に落とした其れを拾い軽く畳んでベッドの縁に掛けた。
甘く成熟を始めた少女の肢体。その肌は目にした男の欲を掻き立てるには、十分な程の色香を漂わせている。
それでいて其れを申し訳程度に隠す愛らしいフリルとレースに包まれた上下揃いのデザインの
ブラジャーとショーツの白さは表現する清純さと滑らかに絡み合い、甘い蜜香となって一輝の中に欲望の炎を点した。
「……兄さん?…あっ!」
相手の動作の様子が無いのに気付いたのか、訝しげに瞬が振り返る。
そしてお互い背を向けているという約束が破られ、自分の肌が
兄の視線に晒されているという事実に気付いて小さく悲鳴を上げた。
「や、やだっ、良いっていうまで見ないって言ったのにっ」
慌てて自分の肌を隠す様に胸元を腕で覆って、顔を背けてしまう。
震え竦めた肩の先に白い項が見えて、一層艶めかしさに拍車がかかる。
すまんすまん、と謝りながら、小さく縮こまる背中を後ろから抱きすくめる。
肌が密接するといつもとは違う甘い香りが鼻腔を擽るのと、
とくとくと脈打つ瞬の柔肌がますます桜色に染まっていくのに、
一層愛しさと情欲の入り混じる感情が入り混じって腕の力が強くなる。
「―――――我慢が効かなくなってな」
「は……っ」
項の薄い肉を、唇で幾度と食まれぞくん、と瞬の肌が粟立つ。
思わず背を反らせた瞬の痩身を抱きとめると、優しくベッドに横たえてやる。
シーツの上に広がった艶やかな髪を指で梳き、髪から頬へとゆっくりと手を滑らせた。
一輝の大きな掌に肌を優しく撫でられ、頑なになっていた瞬の表情が僅かに和らいだように見えた。
ほう、と小さく息を吐いて解かれた桜色の唇の動きが嫌に魅惑的に見えて、自分が望んだままに触れ存分に吸う。
弾力のある下唇を優しく食み、開かれた口内へ舌を差し入れる。お互いの舌先が触れ合った瞬間、ぞくぞくと腰の辺りに纏わりつく様な疼きが走った。
息苦しさを覚えるまで濃厚な口付けを交わし合っていたが、やがて一輝の好奇心は瞬の柔肌を包む小さな布地に向けられた。
くっきりと浮かぶ鎖骨を形をなぞる様に舌を這わせながら、フリルのついたブラジャーの肩紐を上腕部の中間までずらし
緩んだ布地の中へと手を差し入れる。探り当てた丸い桃の様な膨らみは、きめ細かな滑らかな肌の感触はそのままに
一輝の指の動きに合わせてふにふにと弾力のあるマシュマロの様に柔らかく形を変えた。
「ンっ」
肌にぴったりと覆っていたサテン生地を取り去ってしまうと、まだ小振りではあるが形の良い白く丸い乳房がぷるりと震えて眼前に晒される。
小さな果実にする様に、桜色の乳首に口付けそっと唇に含む。時折甘噛みしつつ、口内にて舌先で弄べば其れは固くなり一輝の舌を楽しませた。
もう片方の乳房も片手で揉みしだき、指先で探り当てた突起を擽る様に転がせば同様にぷくりと膨らみ濃い薄紅色に色を変える。
「は…ぁ…っ」
乳房を弄ばれているうちに、じんじんとした先端への刺激がやがて全身へと廻りやがて其れは脚の付け根の辺りに
特に纏わりついた。そして、少女としての秘所にその甘い毒は狙いを定め、自然と瞬の足の付け根をしっとりと汗ばむ程に侵していく。
愛撫を受けている時特有の体の疼きに、瞬は耐えようとして身を捩らせ靴下で包まれた爪先に力を籠らせる。
その僅かな反応を嗅ぎ取った一輝は、閉じられた太腿の付け根へとするりと指を滑らせ薄いサテン生地に包まれた柔肉に触れた。
慌ててその手を拒もうと、閉じた脚の力を強めたが既に先の愛撫で上手く力が入らなくなっていたのと付け根の隙間に入りこまれており
抵抗しようとすればするほどに指の動きが強く執拗なものになる。
「あ…っ」
「…もう、こっちもして欲しい様だな」
「ふ……っく…」
布地の上からぷくりとした陰核を指先でこねる様に撫で回され、びりりと甘い痺れが下腹部に走る。次いで閉じた割れ目の線を弱く引っ掻く様に
撫でられ、薄い布地が湿り気を帯び始めた。
従順な反応を見せた少女の秘所を布越しに知った兄の手が一旦離れると、躊躇いも無くするりと薄布を下肢から脱がしにかかる。
「やだ…にいさ…」
「着けたままでは出来ないだろう」
思わず足をばたつかせたが絡んで丸まったショーツが太腿から膝足首を通ってとうとう引き抜かれ、見下ろす一輝の視界に全てが晒される。
優しい手つきで震える下肢を開かれ、今度は兄の指が直接瞬の少女の部分に触れてくる。
下着越しからでも分かる程湿っていた其処は、触れた一輝の指先をとろりと滲んだ愛液の滴で濡らした。指に絡んだ蜜を塗り付けるようにして
充血し始めていた陰唇を優しく撫で、そっと押し開く。幾重にも折り重なった瑞々しいピンク色の肉襞が外気に晒され、ひくつくのが見えた。
少女の恥じらいに満ちた表情と相まって、誘う様に淫靡な色で魅せてくる花弁の姿に雄としての本能が益々刺激される。
「ンン……っ」
体液で潤った秘部にゆっくりと、一輝の指が一本差しこまれる。狭い其処への挿入に思わず、瞬の下腹部に自然と力が籠る。
指を根元まで潜り込ませて様子を窺う。何とか呼吸を整えようと、幾度も深呼吸を繰り返す瞬の動きに合わせて弾力のある媚肉がうねうねと動き
異物である一輝の指に絡んで締め付けてくる。強張りを解くべく、もう一本指を瞬の中へと潜らせていった。
2本目の指がしどとに溢れる愛液に塗れ、1本目の指と共にいやらしい水音を立てて瞬の柔肉を堪能できるようになるまでにそう時間はかからなかった。
「ひぁ…!っはぁ……あん!」
兄の手によって秘所を掻きまわされ、荒らされているという羞恥。しかしその感情よりも勝る何かが、拒絶をさせなかった。
いや、拒絶どころか秘部をとろとろに滴る程に潤わせ出入りする一輝の指をしゃぶる様に潤滑に受け入れ、
指が動く度に荒い息遣いと共にいつもの彼女からは想像もつかない仔猫の鳴き声にも似た可愛らしい甘い喘ぎを零させた。
―――――一輝の手によって開花させられた体は、一輝によって与えられる愛撫に
いつしか理性を忘れ彼を求める様になっていた。
いつもは少年として振舞っている瞬が、女として目覚める僅かの時間。
―――――それが、肉親である一輝が味わう事が出来る甘美な『特権』であった。
執拗な愛撫に理性を捉われ虜になった瞬は、はしたないと分かっているのに、
巧みな指の動きにもっとと強請る様に腰が揺れ更に感じる場所に当たる様にと身を捩らせる。
「に、にいさ…も…もう……」
駄目。これ以上の愛撫を受けきれないと、限界を訴える。
体の芯からせり上がってくる淫らな火照りに悶え、解放を願う。だが、終焉は来なかった。
堪能したとばかりに指先がぬるり、と引き抜かれる。突如寸止めをされ、震えの止まらないまま瞬が不安げに見上げてきた。
「少し、我慢だ」
瞬に仰臥していた一輝が額に小さく口付けを残して上体を起こし、自分の下衣に手をかける。
僅かに衣擦れの音の後、ファスナーを降ろす金属の音。
目の前で、雄々しくそそり立った一輝自身が取り出される。勃起した其れを目にした途端、どくん、と胸が高鳴った。
「この先は、二人で、だ」
「…は、い……」
蜜を滴らせ解かれた花弁に先端を当てがう。濡れた肌にぴとりと宛がわれる固い感触は、酷く熱かった。
一輝は繊細な其処を傷つけないように、ゆっくりと押し当てた亀頭の先を粘膜の奥へと潜らせていった。
「ン…ぅっ…」
内臓ごと押し上げられる様な、挿入辞の独特な圧迫感に瞬が息を詰めてその身を固くする。
「息を止めるな…苦しいだけだぞ」
しかし、その拒む様な仕草とは裏腹に狭い膣口は薄い皮膚を引き攣らせながらも、
確実に一輝を奥へ奥へと誘っていく。
―――――初めて肌を重ねた時は身体を引き裂かれるような痛みに瞬が泣いて痛がったのと、
ぎこちない愛撫で解けきれなかったきつさで半分も入らなかった。
其れが今では太く固い一輝を根元まで受け入れられるようになり膣内の肉は瑞々しくて柔らかく、
それでいて弾力を以って包み込みこの上ない快感を齎すようになっていた。
そして一輝を受け入れる瞬自身の体もまた、挿入を繰り返す度に痛みよりも快楽を感じ悶え甘い喘ぎを漏らすように変化していた。
自分の手で染められたその肌を、もっと味わいたい。
一輝は具合を確かめる様に最初はゆっくりと根元から先端まで出し入れを繰り返していたが、緩慢な動きはやがて
瞬の膝を胸に付く程に左右に押し開くと小刻みに掻き混ぜる様にスピードを速めていった。
「あぅッ、やっ、にいさッ、あんっ、あぁ…っそ、そんなに激しくしないでぇ…」
今まで溜め込んでいた欲望をぶつける様に腰を動かす度に、肌が触れ合いぱんぱんと弾けるような音が立つ。
やがてその中に粘膜同士が擦れ合う水音が混ざり合い、互いの体温は上昇し感情が昂ぶっていく。
堪らず一輝に縋る様に腕を伸ばした瞬の表情は痛みを感じているそれではなく、頬を紅潮させ
兄の与えてくる愛撫に翻弄され淫蕩と蕩けたものが滲み始めていた。
「やっ…あんっ!」
ぐい、と瞬の上半身を抱き寄せ、繋がったままで自分の腰の上に跨る様な体勢を取らせる。
自身の体重で更に一輝が自分の奥底を突いた衝撃に、びくん、と瞬の体が大きく震えた。
「はぁ……は……」
一輝の両脇に手をついて衝撃の余韻をやり過ごそうとする瞬の様子と自身を包む肉壁が痙攣している反応で、
軽く絶頂したのだろうと一輝は判断する。
「―――――痛くは、無いか?」
とりあえず様子を窺うと、顔を伏せたままの瞬がふるふると頭を振った。
「や…やだぁ…こんな格好…」
「そんな事は無いぞ…良く見える」
小振りな尻に手をかけ、下から突き上げる。突き上げるたびに一輝の腰に跨ったままのつるりとした割れ目の隙間から
充血した桜色の陰唇が蜜を滴らせ、肉棒に根元までしゃぶり付いているのが良く見えた。
「俺を、奥まで受け入れているのが、良く見える」
「いや…見ない…で…ぇっ!」
意地の悪い兄の揶揄に、堪らず真っ赤に染まった顔を手で覆って隠してしまう。
宥める様にその手を取り指先に口を寄せる。乱れた髪の隙間から、潤んだエメラルドの瞳がちらちらと覗いた。
自分の愛撫に淫らに喘ぎ華奢な体をくねらせる、血の繋がった妹。いつもの清純な表情の彼女も合わせて、全てが愛しい。
―――――全部、俺のものだ。
その愛しいと思う気持ちが、一層瞬への独占欲を掻き立てるのであった。
――――――其れが禁忌であったとしても。
「はぁ…ぁ…ぁ、ンっ…いやぁ…」
「あぁ瞬…すごく、いいぞ…気持ちいい…」
「あっ、やっ、そんなっ、奥までッ…届いてる…ぅ…届いちゃう…ぅ…!」
下から揺さぶる腰の動きはそのままに、目の前でふるふると揺れる乳房に手を伸ばし揉みしだく。
柔らかなマシュマロを思わせるような感触の先端にある桜色の小粒を指で転がせば、
ますます感じてしまったのか瞬が身を捩らせ甘い喘ぎを溢すと共に膣の締め付けが強くなった。
隙間なくみっちりと密着し動く度に形を変え摩擦される刺激に、一輝もまた快楽の限界へと追い立てられて行く。
「は、ぁ…」
瞬が律動の刺激にに耐え切れず、胸元に倒れ込んできたのをしっかと受け止め、抱きしめる。
抱きしめた瞬の体は薄紅色に火照りしっとりと吸いつく様な感触と柔らかさがあり、荒い息遣いが首筋にかかった。
「に、にいさ……僕…も、もう…!」
「あぁ、俺もそろそろ限界だ…もっと激しくするぞ…」
「う、うん…にいさぁ、ん、あンッ!」
息を乱したまま耳元で囁いた後、瞬の最後までの言葉聞くまで待てず、律動を再開する。
力任せにごりごりと亀頭の先端で一番奥に届く肉壁を摩擦し抉れば、自身の先走りと愛液で満ちた其処は
淫らな蠢きと共に締め付けを増していく。
情欲に火照った体は身体の奥に籠った快楽を解放したい、と本能的のままに一輝を突き動かした。
強い突き上げに、跨ったままの瞬の腰が跳ねる。
「あッ、やっ、はげし…っア…!ん、あぁああっ!」
「……ぐ…っ!」
一瞬、一輝の表情が顰められ自分をかき抱く腕の力が強まった―――次の瞬間、瞬の中に熱い塊が迸り満ちた。
「あ……っ」
兄の、命の滴。
それは一度では収まらず、どくん、どくんと断続的に続き、収縮を繰り返す瞬の秘部を一杯に満たしていく。
体内を満たす焼ける様な熱の感触に、腹の奥が切なく疼いた。
「あ、熱、…ぃ…」
欲望を満たし搾り取られる様な射精の余韻に浸っていた一輝の耳に、息切れの中うわ言の様な呟きが朧に届く。
瞬もまた絶頂の余韻と体内に射精された刺激によって折り重なる様にやってくる甘い痺れに全身を小刻みに震わせながら、
一輝の肩元で彼の荒い息遣いと雄の匂いを感じていた。
「………大丈夫か?」
―――――何時までそうしていたのだろう。二人折り重なったままで、落ち着きを取り戻した一輝が優しい眼差しで
瞬の柔らかな髪を指に絡め梳る。
「は、はい…」
兄の優しい愛撫に身を任せながら、未だ余韻消えずといった蕩けた様な声音で瞬が応える。
「ンっ……」
ベッドに優しく横たえられると、体内の肉棒がゆっくりと引き抜かれていく。身体から消えていく熱の塊の感触の後、
一輝と繋がり合っていた場所からとろり、と生温かい液体が零れ肌を伝っていくのが分かりふるり、と体が震えた。
タオルで膣から溢れる精液を丁寧に拭われると、枕元に置いていた寝巻を肩にかけられふわり、とその腕に抱きあげられる。
「綺麗にしないとな…風呂に行こう」
兄の逞しい腕に抱きすくめられ、髪に口づけられれば、拒否の理由など欠片も浮かぶ事は無い。
一輝の胸板に体を預け、はい、と小さく返事を返せば、了承の言葉を受けた兄は瞬の体を抱えたまま部屋を後にしたのだった。
抱かれた腕の中でふと思う。
今は、一番幸せだと。だが、その時間は何時まで続いてくれるのだろう、と。
融け込めるなら、いっそ一つになりたい。しかし個々の人間として生まれ出たからには其れは叶わない願い。
情交の後、いつもこんな思考が浮かんでは瞬の胸を切なく締め付けるようになったのは何時の頃だったか。
今は只、兄に悟られない様に目を閉じてされるがまま、この感触を体に刻みつけようと身を寄せた。
533 :
434:2011/12/17(土) 16:13:50.39
豚切り連投失礼しました。
長々と申し訳ありません。
まだ実はお風呂編が残っているのですが、兄さんがただのエロイ人になってしまったので
此処で終わらせてしまうほうが良いのではないかと模索中です。
東シベリアの甘えん坊も待機していることですしねw
乙です!!
待ちに待った一輝瞬続編キタ━━ヾ(o´・ω・`o)ツ━━!!!
434様、すんばらしいSSをありがとうございます!!
お風呂での続編もぜひぜひ見たいです!!
535 :
434:2011/12/18(日) 00:51:00.11
蟹×瞬について。
wikiで蟹が伊の国だという事を知って
伊の国では新年を迎える際赤い下着を贈り合って祝うという風習を思い出した。
ちょっと小噺置いていきます。
・おこたに蜜柑に半纏という装備で、ゆく年くる年を見つつ新年を迎えようとしていた
瞬の所に、蟹が現れたよ!!
蟹「ほら、嬢ちゃんプレゼント♪」
瞬「は、はぁ…ありがとうございます」
蟹「早く中身あけて見てくれよ、お前のために選んだんだぜ―
きっと気に入ってくれると思ってさぁ」
瞬「はぁ…折角なので開けさせていただきますね」(がさがさ)
―――――中に入っていたのは、●ーチジョンもびっくりなびらびらフリフリ
スケスケなブラに穴あきショーツにガーターベルトの3点セットだった。
瞬「な……なんですかこれはぁ?!////」
蟹「俺の生まれた国では、赤い下着を贈って新年を迎えるって風習があるんだよ
俺はもう既に準備OKだぜ♪」(カチャカチャ)
瞬「な、何で脱ぐ必要があるんですかっ!っていうか、これはどーしてこんな所に
穴が開いてるんですか?丸見えじゃないですかっ////」
蟹「そいつは着て見たら分かるって。つまりはしたまま出来るようにがはっ(瞬の投げた蜜柑が顔面に命中)!」
瞬「こ、こんな恥ずかしいもの着れませんっ、お返ししますっ」
蟹「そんなつれないこと言わないでよ嬢ちゃん〜俺もお揃いで赤いの着てるんだしさ〜」
瞬「いちいち脱いで見せようとしないでも結構です!」
蟹「そんなに恥ずかしがるなよぉ、何なら俺が着せてやっても――――――がふぅ!」
(何処からともなく飛んできたニケの杖が蟹の頭に命中)
女神「―――――お見苦しいものをお見せしました、瞬(と言いつつヒールで倒れた蟹の頭をぐりぐり)
では、良いお年を。初詣一緒に行きましょうね、ちゃんと振袖も設えたのよ♪」
ずるずると少女の手に余るであろう巨体を難なく引き摺って沙織が去った直後、
ゴーン……
瞬「あ…年が明けた…」
失礼しました。
とあるシーンを想像した時は、ほんの数分間のことだったのに。
それをいざ、文字(小説)にしてみると、読み手にわかりやすいようにと思う余り、描写が細かくなり。
書いているうちに、予想以上の長文になっている。
自分も正直、こんなに長くなるとは思わなかった。
読んでくれている人、どうもありがとう。
長すぎて、うんざりしている人もいるかもしれない、ごめんなさい。
それを考えると、途中で投稿を中止しようかと思った。
しかし、少数でも読んでくれている人がいるようなので、
<おしまい。>まで、もうしばらく頑張りたいと思います。
話は、もうしばらく続きますが、生暖かく見守って頂けると幸いです。
(ちなみに、Hの描写は本当にド下手なので、まったりと見守ってやって下さい‥‥。)
>>536 434の書く話好きだよ!
いつもwktkしながら待ってるし今後のうpも楽しみにしてる
だからこれからも引き続きうpを頼む…いやお願いします!
538 :
434:2011/12/18(日) 07:41:56.12
皆様、暖かいお言葉ありがとうございます。
忍法帳のレベルUPがもどかしくてビューア入れちゃったよ!
こうなったら元取る分くらい書き込むしかないな
とりあえず、ゆっくりしていってね!な、
434です。
>>536さんは別の書き手さんでしょうか?
私は本来はホモのエロ字書きなのですが、これが男女になると中々に勝手が違うので
四苦八苦しつつ拙いながらも書いております。
今回の作品も皆さんにすこしでもエロす!って思っていただければなと思いつつ
自分なりに頑張ってみました。
(まあその他にも沙織さんに着せかえショーさせたり、好みのゴス服を着せたかったという目的も
遭ったりした訳ですが…w)
私も他の方の書かれる作品を楽しみに待っている一人ですので
wktkしつつ、
>>536さんの作品お待ちしておりますね^^
とりあえず砂糖菓子シリーズ終えたら、次は一輝×瞬前提の魚×瞬を
書きたいなと思っております。
おっとその前に冬コミの原稿が……。
<前回のあらすじ>
湯船に浸かっていた紫龍と瞬は、お風呂からあがり、お互いの背中を流すことに‥‥。
───浴場。
紫龍「瞬、左手を俺の首の後ろに回して、右手を俺の左肩にかけるんだ。」
瞬「こ、こう‥‥?」
紫龍「よし、いいぞ。 そのまま、じっとしてるんだぞ。」
瞬「紫龍‥‥?」
─── ザバッ。
瞬「わっ‥‥。」
紫龍「ふふ、瞬は女の子だから、氷河とは違って軽いな。」
瞬(いきなり身体が持ち上がったから、びっくりした‥‥。
僕、紫龍に、お姫様だっこされてる‥‥。 ちょっと、恥ずかしいな‥‥。 /////)
紫龍「このまま、浴槽の段差をあがるから、手を離すんじゃないぞ?」
瞬「う、うん‥‥。」
─── バシャバシャ。
瞬(紫龍にお姫様だっこされてるなんて、夢みたいだなぁ‥‥。
やっぱり、紫龍ってかっこいい‥‥。 何だか紫龍が、白馬の王子様に見えてきちゃうよ‥‥。)
<つづく>
─── ヒタヒタ‥‥。
紫龍「ん? 瞬、どうした? 俺の顔に何かついてるか?」
瞬「ううん、紫龍が‥‥あんまりかっこいいから、見とれちゃっただけ‥‥。」
紫龍「瞬は、お世辞が上手だな。(笑)」
瞬「お世辞じゃないよ、本当にそう思ったんだもん‥‥。」
紫龍「この辺りでいいか‥‥。 瞬、ここのマットの上に降ろすからな。」
瞬「うん‥‥。」
─── トスン‥‥。
紫龍「よし、ここで身体を洗おう。 俺が背中を流すから、瞬は前を洗いなさい。」
瞬「はぁい‥‥。」
─── ゴシゴシ。
紫龍「瞬、手加減してこすっているが、背中は痛くないか?」
瞬「うん、大丈夫、痛くないよ。」
紫龍「それならよかった。 せっかくの玉の肌に、キズでもついたら大変だからな‥‥。
ふむ‥‥、こうして近くで見ると、瞬の肌はキメが細かいのだな‥‥。」
瞬「あんまりジロジロ見られると、恥ずかしいよぉ‥‥。 /////」
紫龍「す、すまん。」
─── ゴシゴシ。
紫龍「背中は、これくらいでいいだろうか?」
瞬「うん、紫龍、ありがとう。 次は、僕が紫龍の背中を洗う番だね。」
<つづく>
紫龍「そうだな。 瞬とは違って、キメの細かい肌ではないから、遠慮なくこすってくれていいぞ。」
瞬「紫龍がそう言うなら、遠慮なく行くね!」
─── ムニュン‥‥。
紫龍「!?」
瞬「んっ‥‥、んっ‥‥。 (この洗い方って‥‥ちょっと難しいなぁ‥‥?)」
紫龍(何だ‥‥? 背中に柔らかいものが当っているような気がするが、俺の気のせいか‥‥?)
瞬「んっ‥‥、んっ‥‥、んっ‥‥。」
紫龍「瞬? お前、一体何で背中を洗って‥‥?!」
瞬「んっ‥‥。 え‥‥? 胸で、だけど‥‥?」
紫龍「胸!?」
瞬「胸でせっけんを泡立てて、洗ってみたんだけど‥‥気持ちよくない?」
紫龍「ちょ、ちょっと待ちなさい、瞬!」
瞬「紫龍‥‥? どうしたの‥‥?」
紫龍「嫁入り前の乙女が、こんな洗い方をしてはダメだ! せめて、お嫁に行ってからにしなさい!
大体‥‥こんな洗い方をされたら、俺の理性が飛ぶ!! /////」
瞬「僕、何か、おかしかった‥‥? 何か、いけないことしたの‥‥?
この洗い方は、『男性が気持ちいいから、おすすめだ』って聞いて、
それなら紫龍も喜んでくれるかな、って思っただけなんだけど‥‥。」
紫龍「瞬にこの洗い方を勧めたのは、一体誰だ?」
瞬「星矢が教えてくれたんだよ? それで今度、一緒にお風呂に入る時にね、
星矢もやってほしいって言うから、その練習も兼ねてたんだけど‥‥。」
紫龍「全く気持ちよくなかった、というわけではないが‥‥しかし、俺以外の男性相手に、
その洗い方は勧められない。 どうしてもしたいなら、俺だけにしなさい。」
瞬「星矢にも、したらダメなの?」
紫龍「ダメだ。」
瞬「紫龍がそう言うなら、星矢には悪いけど、やらないことにする‥‥。」
<次回に続く>
…瞬はちょっと、おバカなんだろうか…?
人のこと鈍感とか言っといて…
いやいや可愛いけどねw
投下乙です。次回も楽しみにしてます^^
目ェ覚めちゃったよ〜w
瞬たんは、純粋培養かつ、天然っぽさからできています。
544 :
434:2011/12/19(月) 12:55:03.97
続きお待ちしておりました^^
>お嫁に行ってからしなさい!
ちょっとそれも違うwww
その後本音をさり気なく漏らしてる紫龍にも笑わせていただきました。
天然+兄馬鹿+冥府の神馬鹿+その他諸々のラブアタック+投稿者の欲望&願望
=さらにこれにおっぱいがプラスされてこのスレの瞬タンになる公式が出来上がると思います。
さて、お昼もお終いですので昼のデザート代わりにどうぞ。
先の一輝×瞬のお風呂編です。
―――――導かれるままに向かった浴場は、浴槽から立ち上る湯気による湿気で齎されるのとは違う熱気に包まれていた。
「や…体洗うだけって言ったのに…」
荒い息遣いとと甘い声が、絶え間なく密閉された空間に満ちていた。
一輝の膝の上に載せられる体勢で揺さぶられ、非難の声は甘い喘ぎへと変えられてしまう。
「―――瞬、前を見てみろ」
耳元で囁かれ、ぼうっとした意識のまま其れに従い顔を上げる。シャワーの設置された壁面には大きな鏡がある。
其処には湯気と結露で霞みながらも、バスチェアに腰掛けた一輝の上で大きく白い肢体を開いて兄を受け入れている自身の姿があった。
一糸纏わぬ互いの姿は勿論、瞬の桜色に充血した花弁を咲き開かせ一輝の肉棒が媚肉を押し広げて出入りしている様子までくっきりと見えている。
「や……!」
恥ずかしい、と顔を背けるが、膝裏を一輝の腕にがっちりと左右に固定されに逃げることすらかなわない。
予想通りの反応に、一輝は喉の奥でくっと満足そうに笑った。
部屋での情交の後、抱えられるままに風呂場に連れて行かれた瞬は改めて全ての衣服を脱がされ、
暖かなシャワーで汗を流された。
自分ですると頑なに拒んだのに、先程の膣内に出された精液も念入りに一輝の指で掻き出され―――それで終わる筈だった。
瞬を貪り足りなかったと見える一輝は、再び愛撫を開始し自身を受け入れざるを得ない程に瞬の肌を
味わい刺激しそして、蹂躙したのだった。
「ちゃんと見ろ、瞬」
「やだ…こんなの、恥ずかしいよ…」
「そんな事は無い。ほら…」
うねる様に腰を動かすと、ちゅ、ちゅ、と下の唇は愛らしい口付けの音を立てて太い一輝のそれを包み込む。
先に貫かれ、解れていた少女の秘肉は再度の挿入と下から突き上げる律動にじんじんと痺れ、益々瞬の全身を敏感なものに
変化させていた。散々擦られひりひりと沁みる様な疼きが、少女の恥じらいの表情に愛欲の色を添える。
「―――――お前と繋がる事が出来て、嬉しいと悦んでいる」
「は…あ、ぁ…」
先程あれだけ濃い精を吐き出したというのに、一輝の其れは熱く雄々しくそそり立ち瞬の中に力強い脈動を伝えてくる。
「汚れた、と言うなら、何度でも綺麗にしてやる」
「はぁ、あん…いや…ぁ…!」
「嫌か?」
甘い響きを含みながらも拒絶の言葉を続ける瞬の耳元に、意地悪く囁く。上の唇では拒絶の意思を伝えながらも、
下の唇は強請る様にきゅう、と断続的に一輝を締め付けては、疼くような快感を与えてくれた。
腰を動かす度に瞬の小振りな尻たぶにぶつかって、弾力のある感触も堪らなく好い。
「…ん、ち、ちがう、の…」「何がだ…?」
「…こ、こんな、恥ずかしい…のに、こんなに、いやらしい、の、にぃ…」
―――――気持ちいいの。
「こんなに恥ずかしい、僕…見られたくな、い…っ?!」
羞恥に塗れた瞬の告白は、ずん、と突き入れられた腰の動きにかき消される。衝撃の刹那、目の前に星が散る様な錯覚を覚えた。
「それで―――――俺が、軽蔑するとでも?」
「で、でも…ぉ」
「構わん。もっと…見せろ」全部だ。
今まで見た中で最も濃厚な媚態と白い柔肌で貪る快楽に、一輝もまた理性の箍が外れかけていた。
「そうしたら、望むままにもっと良くしてやる」
「あぁ…っ」
まるで獣。けれど愛しい。その愛しさが、瞬を与えられる快感と体の芯から湧き出る欲望に乱れさせる。
突き上げのテンポが速く、激しくなってくる。意識が飛びそうになる。
「どうだ…瞬」
「ん、あぁ、はぁ、んッ、ぼ、僕の中、で…に、にいさ、のがッ、びくびくって…ぇ!」
膣内で暴れる兄の象徴がびくびくと力強く脈打って、その胎動にすら喘ぎながらもお互いに限界が近い事を
無意識に感じ取っていた。
「あっああっ、もう…き、来ちゃう……よぉ!」
限界を訴えた桜色の唇を、貪る様に吸い舌を絡め合う。
「あぁ…俺もだ……出すぞ」
荒々しい口付けの後耳元で熱く囁かれた途端、其れを強請る様に受け止める準備をするかのように
瞬の膣肉がきゅう、と一輝の肉棒に絡み締め付けた。
それは少なからず、一輝自身にも強い快感となって欲望を解き放つ切っ掛けとなった。
「…っ!」
下腹部に走った強い脈動に、思わず眉を顰めると自然と腹筋に力が籠った。と同時に一輝の意識を支配していた
渦巻く様な熱の奔流が、瞬の中に解き放たれる。
「あ……っ」目の前が一瞬真っ白になる程の、衝撃。
瞬の体の一番深い処に、再び熱が勢い良く溢れ出た。再度の胎内への射精に瞬の背が撓りビクビクと痙攣する。
「―――――お前は俺のものだ。同時に俺自身もお前のものだ…だから、全部与えてやる……」
繋がり合っていた部分から、ずるりと抜き出されていく熱の塊。その後を追う様にごぽりと大量に粘り気を含んだ精液が溢れ
薄紅色に染まった瞬の内股を伝い白い道筋を作った。
腕の中でくたりと力を失って肩で息をつく瞬の姿は、一輝が望んだ淫靡な姿そのものであった。
その後、瞬の体を外も内も丁寧に清め自らも汗を流し、情交の余韻に足腰から力が抜けてしまった瞬を抱え
一輝は浴室を後にした。
洗面台の椅子に瞬の体を座らせると、丁寧に体を伝う水滴をタオルで拭い濡れた髪も温めに設定したドライヤーで
乾かしてやる。
―――――いつもの彼を考えれば、余りにも意外な姿であった。
「寒くないか?」
「いえ……」
持ってきていた寝巻に袖を通させ、一つ一つ丁寧にボタンを留めていく。
まるで小さい子供がされる様に甲斐甲斐しく支度をさせられ恥ずかしかったが、湯に当たって少々逆上せ気味であるのと
先程まで受けていた激しい兄の愛撫で意識がぼうっとするのと足腰が覚束ないのとでされるがままにするしかなかった。
「終わったぞ」
着替えが終わり、乾かしたての柔らかな髪にぽんと一輝の手が置かれる。
「あ、ありがとう、ございます……」
明日の朝は、起きるのに苦労するかもしれない。未だにじんじんと脚の間に残る熱の感覚と脱力感に、ぼんやりと瞬は思う。
でも、体も心も兄に愛されたという充実感に満たされていた。
部屋に連れて行かれ、そっとベッドに横たえられる。
「…無理をさせて、済まなかったな」
ベッドの脇に跪き、シーツの上に広がった瞬の髪を梳きながらぽつりと一輝が呟いた。
「…体、大丈夫か」
「……ちょっとまだ、腰とか痛いかも、です…」
「頑張り過ぎたな」
「……兄さん、その言い方おじさんくさいです」
「……悪かったな」
少し拗ねた様に顔を顰めた兄の姿に、幼さを感じて思わず口元に笑みが浮かぶ。
「ねえ、にいさん」
「ん?」
「今日は、一緒に寝てくれますか?」
「……ん」
ぎし、とベッドが二人目の体重を受け止めて、小さく軋んだ。
同じ一枚の毛布に包まり自分と視線を合わせる様にして横になった一輝の髪に、自分がされていたように指先で触れる。
「…途中で居なくなったりするのも無しですからね。僕が起きるまで、ずっと一緒にいてください」
「…そんなこと言うと、また我慢が効かなくなるかも知れんぞ」
「じゃあ、我慢してください。兄さんなら出来ますよ」
「お前な…」
呆れた様に声を上げた一輝の胸にしがみ付いて、くすくすと笑う。
体中を、胸の内を仄かに暖かい疼くような幸福感が包む。
そして再び過ぎる感覚。
まだ、自分は子供で、この先どうなるか分からない。しかし、既に愛しい人が傍にいるという幸せを知ってしまった。
もし、其れを失う事があれば。
想像して泪が滲みそうになった。けれど、一輝の胸元に顔を埋め其れを堪える。
そして、次に迎える朝に愛しい兄が居る事を固く信じて、瞬は深い眠りに就くのだった。
549 :
434:2011/12/19(月) 13:19:12.43
これで砂糖菓子の一輝×瞬編は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
お風呂編は載せて良かったのでしょうか…。
550 :
434:2011/12/19(月) 13:52:03.13
おまけ話。 シャカ×瞬を考えてみた。
―――――ある日のティータイム。城戸本邸の中庭にて沙織に誘われた瞬が 、こう切り出した。
「あの、沙織さん…最近ちょっと気になることがあるんですけれど」
「あら、どうしたの?」 「それが……」
・買い物時。
食事当番である瞬は近くのスーパーへ買い物に赴いていた。
「今日は何にしようかなぁ…うん、兄さんの好きな肉じゃがにでもしようかな」
(そんな餓鬼の好物など作ってやる必要などない。作るならカレーにしなさい)
「……何、今の声。幻聴かな」
・食事の支度中。
くつくつと音を立てて湯気を立てる肉じゃがの鍋。
「ん、良く出来た♪あとは味が染みるまで火を止めて…と」
(ほう。「えぷろん」姿も様になっているではないか。だがえぷろんというものは
素肌につけるのが一番いいというぞ。おまえはなぜそうしないのか)
「……何か、みられてるような…」
・お風呂時。
「なんか最近変な声が聞こえるなあ……疲れてるのかな。とりあえずお風呂にでも入ろう」
(最近また乳が膨らんだのではないか?その乳当てでは窮屈そうだぞ。
それに、もう少し色気のある下着を選べないのかね?)
「いやあああああ!!!!やっぱり誰かに見られてるうううううう!!!!!」(泣)
「―――――と、言う訳で…何だか最近誰かにずっと見られているようで…気になって夜も寝付けないんです…」
「まぁ……それは」 そこまでされて気付かないとは。沙織は心中そう思った。その時である。
どたんっ!!ばたばたばた!!!!
「な、何ですか?」
「瞬。もう心配には及びません。一輝が聖衣背負って聖域に向かったようですから」「え?」
『あんのエロ仏陀!!今すぐその鼻と口にハバネロブッ込んでカレー鍋にぶち込んでやるわああああッ!!!』(狂怒)
十二宮に不死鳥の怒りの咆哮が木霊した―――――。
……お粗末さまでした。
おお!あがってる!乙です!
こんなエロ可愛い妹がいたら我慢出来るはずがない
しかしシャカ瞬がまさかギャグでくるとはwww
瞬たんの私生活覗き見放題とか羨ましすぎる
エロいよエロすぎるよにいすわぁ〜ん
青銅みんなで通報しちゃってください。
電波様はそんな煩悩の塊で釈迦を名乗ろうなどと片腹痛し。
そして蟹はがんばれ。
<前回のあらすじ>
お互いの背中を流すことになった紫龍と瞬。
しかし、瞬は自分の胸を使って紫龍の背中を洗ってしまい‥‥。
───浴場。
紫龍「瞬、これを貸すから、これで洗いなさい。」
瞬「ありがとう‥‥、ごめんね。」
─── ゴシゴシ。
瞬(紫龍の背中って広いなぁ‥‥。)
─── ゴシゴシ。 ゴシゴシ。
瞬「こんな感じでどうかな‥‥?」
紫龍「よし、それではお湯で洗い流そう。」
瞬「はぁい。」
─── ザバ─ッ。
紫龍「瞬、俺は一足先に脱衣場に行って、バスローブに着替えてくる。
瞬は、バスタオルを巻いたままで良いから、後からおいで。」
瞬「はぁい。」
─── ヒタヒタ‥‥。
瞬(この後、紫龍と別れて‥‥お部屋に行って、一人で寝るなんて‥‥ちょっと寂しいなぁ‥‥。)
<つづく>
─── 脱衣場。
紫龍「瞬、部屋まで送って行こう。 おいで。」
瞬「紫龍、僕‥‥。」
紫龍「瞬?」
瞬「今日は、一人で眠りたくない‥‥。」
紫龍「そうか‥‥。 瞬、まずはここから出よう。 歩きながら話すといい。」
瞬「うん‥‥。」
─── 廊下。
紫龍「一人で眠るのがいやなら、二人で寝るといい。 バスタオルのままでは寒いだろう、
途中で瞬の部屋に寄るから、部屋でバスローブに着替えなさい。
そうしたら、俺が一輝の部屋まで送るから。」
瞬「兄さんは、多分、もう寝ちゃってると思うから、僕が行ったら起きちゃうかも‥‥。」
紫龍「む‥‥そうか‥‥。」
瞬「もぅ‥‥紫龍ったら、本当に鈍感‥‥。」
紫龍「俺が鈍感‥‥?」
瞬「そうだよ‥‥。 僕が『一人で眠りたくない』って言ったのは、このまま紫龍と離れたくないから、
そう言ったんだよ? 兄さんと一緒に眠れば寂しくない、とか、そういうことじゃなくて‥‥。
僕はまだ、紫龍と一緒にいたいの。 だから、僕を一人にしないで、という意味で言ったの‥‥。
だから、こういう時は、『俺の部屋に来ないか?』って言ってくれると、嬉しいな‥‥。」
紫龍「そ、そうか‥‥。 瞬が俺の部屋に来るのは構わんが‥‥こんな夜更けに部屋に来たら、
襲われても文句は言えんぞ?」
瞬「紫龍になら、襲われても構わないよ‥‥? 紫龍は僕に、ひどいことなんてしないもの。」
紫龍「わかった。 では‥‥俺の部屋に来ないか? ‥‥これでいいか?」
瞬「うん!」
<つづく>
─── 瞬の部屋の前。
紫龍「部屋で、バスローブに着替えるか?」
瞬「ここでは着替えないで、紫龍のお部屋まで持って行きたいんだけど、いい?」
紫龍「では、部屋の外で待ってるから、取っておいで。」
瞬「はぁい♪」
─── 3分後。
瞬「紫龍、お待たせ♪」
紫龍「では、俺の部屋に行こう。 しかし‥‥もう一度言っておくが‥‥襲っても知らんぞ?」
瞬「僕‥‥紫龍になら、襲われても平気‥‥。 /////」
─── 5分後。 紫龍の部屋の前。
紫龍「瞬、明かりを点けるから、ここで待っていなさい。」
瞬「はぁい。」
─── パチン。
紫龍「よし、入ってきてもいいぞ。」
瞬「お邪魔しま〜す☆」
─── パタン。
瞬「ここが紫龍のお部屋かぁ〜♪ 結構キレイにしてるね。」
紫龍「そうか? 瞬に褒められると、照れるな。」
瞬「ねぇ、ねぇ、紫龍。 バスローブに着替えたいんだけど‥‥いい?」
<次回に続く>
<前回のあらすじ>
お風呂からあがった紫龍と瞬は、紫龍の部屋へ。
紫龍の部屋で、瞬は紫龍に「バスローブに着替えたい」と声を掛け‥‥。
─── 紫龍の部屋。
紫龍「わかった。 では‥‥俺は向こうを向いているから、その間に着替えるといい。」
瞬「あ、待って。」
紫龍「ん?」
瞬「僕、自分で着替えるんじゃなくて‥‥。 あの、紫龍に着替えさせてほしいんだけど‥‥。
ダメ‥‥?」
紫龍「い、いや、ダメではないが‥‥。 まずはその、落ち着こう? 瞬、俺の隣にお座り。」
─── キシッ。
瞬「紫龍のベッド、ふかふか‥‥。」
紫龍「瞬、あのな、 俺が瞬を着替えさせるためには、その‥‥。
バスタオルを取らなければならないだろう? そうなるとだな、瞬は自分の裸を俺の目の前に
さらすことになるんだ。 瞬はそのことに、抵抗はないのか?」
瞬「僕、紫龍に言ったよね? 紫龍になら、何をされても平気だって。 だから、僕は大丈夫だよ?」
紫龍「そ、そうか‥‥。 (俺は、正直ヤバイのだが‥‥。)」
瞬「じゃあ紫龍、お願いね♪」
紫龍「わ、わかった。 では、バスタオルを取るぞ? いいか?」
瞬「うん、いいよ‥‥。 /////」
─── ハラリ‥‥。
紫龍「う‥‥。 /////」
<つづく>
瞬「やだ、紫龍ったら‥‥。 そんなに見つめられると、恥ずかしいよ‥‥。 /////」
紫龍(これが、瞬の胸か‥‥。 さっきは、せっけんの泡で隠れて見えなかったが‥‥、
大きすぎず、小さすぎず、柔らかそうな胸だ‥‥。 瞬はこれで、俺の背中を洗ったのだな‥‥。)
紫龍「さくらんぼが‥‥2つ‥‥。」
瞬「紫龍? どうしたの‥‥?」
紫龍「瞬‥‥すまん‥‥。」
瞬「すまん‥‥って、何?」
紫龍「もう‥‥限界のようだ‥‥。 理性が‥‥保てん‥‥!!」
瞬「え‥‥? 紫龍、どういうこと‥‥?!」
─── ドサッ。
瞬「きゃっ!」
紫龍「瞬、すまん。 許してくれ‥‥。」
瞬(な、何が起きたの‥‥? 僕‥‥ベッドの上に、押し倒されちゃったの‥‥!?)
紫龍「瞬の胸には、可愛いさくらんぼが乗っているのだな‥‥。」
瞬「え‥‥?」
─── ペロペロ‥‥。
瞬「あぁんっ!?」
瞬(これは何なの‥‥? 熱くて、柔らかいものが‥‥僕の乳首の上を這ってる‥‥!?)
紫龍「少しずつ、胸のさくらんぼが硬くなってきたようだ‥‥。」
瞬(僕、紫龍に胸を舐められてる‥‥!?)
<つづく>
─── ペロペロ‥‥。 ペロペロ‥‥。
瞬「あはぁ‥‥ダメぇ‥‥、そんなにされたら‥‥僕、変になっちゃう‥‥。」
紫龍「瞬は、感じやすいのだな‥‥。 胸のさくらんぼが、もうこんなに硬くなるとは‥‥。
舐めるだけ、というのも何だから、胸をマッサージしてやろう‥‥。」
─── ムニュン‥‥。 ムニュン‥‥。
瞬「やぁぁぁぁん‥‥!!」
紫龍「瞬の胸は、やわらかくて、触り心地がいいな‥‥。」
瞬「紫龍、ダメ‥‥恥ずかしいよ‥‥。」
紫龍(涙目で訴える瞬は、そそるものがあるな‥‥。)
紫龍「瞬、顔を上げてごらん。」
瞬「何‥‥?」
─── CHU。
瞬「ん‥‥。」
紫龍「瞬、好きだ‥‥。」
─── バサッ。
瞬「あ、紫龍、バスローブが落ちちゃったよ‥‥?」
紫龍「これは、落ちたのではなく、脱いだんだよ。 瞬が裸なのに、俺が裸じゃないのは、
フェアじゃないだろう?」
瞬(触れ合う肌から、紫龍の体温を感じる‥‥。 紫龍も、僕の体温を感じてるのかな‥‥?)
<次回に続く>
<前回のあらすじ>
紫龍に着替えさせてほしいとお願いした瞬だが、紫龍は瞬の胸を見て、理性を失くしてしまい‥‥!?
─── 紫龍の部屋(ベッドの上)。
紫龍「瞬のココは、今どうなっているかな‥‥?」
瞬「あんッ‥‥!!」
紫龍「おや、少し湿っているようだ‥‥。」
瞬(大事なところを、紫龍にさわられちゃった‥‥。 恥ずかしい‥‥。 /////)
紫龍「ちょっと下に移動するか‥‥。」
─── キシッ。 キシッ。
紫龍「瞬、足を大きく開いてごらん?」
瞬「こ‥‥こう?」
紫龍「よし、いいぞ。 どれどれ‥‥。」
─── サラッ‥‥。
瞬「はぁんっ‥‥!!」
紫龍「瞬‥‥? どうした‥‥?」
瞬「ううん、何でもない‥‥。」
瞬(紫龍の髪が太腿に触れて‥‥それで感じちゃったなんて、言えないよ‥‥。 /////)
紫龍「瞬のココは、きれいな桃色をしているな‥‥。」
瞬(僕の大事なところ‥‥今、紫龍に見られてるんだ‥‥。 /////)
紫龍「クリトリスはどこだろう‥‥? 舐めながら探すか‥‥。」
瞬「え? 舐めるの!?」
<つづく>
紫龍「当然だ。」
─── ペロッ。
瞬「あんッ‥‥!!」
瞬(何て刺激なの‥‥!? 乳首より感じる‥‥!!)
─── ペチャ‥‥クチュ‥‥。
紫龍「ん‥‥? クリトリスは、これか‥‥?」
─── ペロッ。
瞬「あぁぁぁっ‥‥!!」
瞬(何、これ‥‥!? 身体に電流が走ったみたいな感じ‥‥?!)
紫龍「どうやら、ビンゴだったようだな。」
瞬「はぁ‥‥はぁ‥‥紫龍、これ以上は、もうダメ‥‥。」
紫龍「ギブアップするには、まだ早いぞ、瞬。」
─── ペチャ‥‥クチュ‥‥。 ペチャ、ペチャ‥‥クチュ、クチュ‥‥。
瞬「あんっ‥‥あん、あんっ‥‥あぁん‥‥!!」
瞬(何‥‥? この身体の奥から湧き上がってくるような快感は‥‥?)
紫龍「もうそろそろか‥‥?」
─── クチュ、クチュ、ペチャ、ペチャ、グチュグチュ‥‥。
瞬「あっ、あっ‥‥もうダメッ‥‥僕、変になっちゃう───ッ!!」
<つづく>
紫龍「イッたみたいだな‥‥。」
─── 数分後。
瞬「はぁ‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥。」
紫龍「瞬、大丈夫か?」
瞬「あ‥‥紫龍‥‥。」
紫龍「気がついたようだな。」
瞬「僕‥‥どうしたの‥‥? 途中で頭が真っ白になって‥‥。」
紫龍「いや‥‥瞬には少々刺激が強すぎたみたいでな、少しの間、気を失っていたようだ‥‥。」
瞬「そうなんだ‥‥。」
紫龍(正直、俺も瞬があんなに激しく乱れるとは思わなかった‥‥。 /////)
紫龍「努力の賜物か、もうココはこんなに濡れている‥‥。 少し、指を入れてみるか‥‥。」
─── チュプン‥‥。
瞬「痛ッ‥‥。」
紫龍「瞬、すまん、痛かったか‥‥。」
紫龍(指1本で痛がるのでは、挿入するのはかなりキツそうだな‥‥。)
瞬「紫龍‥‥どうしたの?」
紫龍「いや、少々考え事をしていた。」
瞬「考え事‥‥?」
紫龍「俺としては、この続きをしたいのだが‥‥どうやっても、ここからは、瞬が痛い思いをしてしまう‥‥。
今ここで、無理に痛い思いをさせることもないだろうから、今日はここまでにしようと思う‥‥。」
<次回に続く>
<前回のあらすじ>
「瞬に痛い思いをさせることになる」と言い、途中でやめようとする紫龍に、瞬は‥‥。
─── 紫龍の部屋(ベッドの上)。
瞬「僕、紫龍になら、何をされても平気だよ?」
紫龍「しかし‥‥。 さっき指を1本入れてみたが、ひどく痛がっただろう?
次は、あれ以上のことをするわけだから、痛みも半端ではない。
血も、出るかもしれない‥‥。」
瞬「紫龍が一緒なら、どんなに痛くても耐えるよ‥‥。 だから、最後までやり遂げようよ、ね?」
紫龍「瞬がそう言ってくれるなら、続けるが‥‥。 無理に耐えることはない、止めたくなったら、
すぐに言うんだぞ?」
瞬「うん‥‥。 /////」
紫龍「瞬、腰を浮かせるんだ。 腰の下に枕を入れよう。 これで、少しは楽になるはずだ。」
瞬「うん‥‥。」
紫龍「瞬は処女だったな‥‥。 まずは、ゆっくり入れてみよう‥‥。」
─── ピタッ‥‥。
瞬「あっ‥‥!!」
瞬(熱くて、硬いものが、僕の大事なところに当ってる‥‥。)
紫龍「瞬、入れるぞ‥‥。」
─── ヌルッ‥‥。
瞬「んうぅ‥‥っ!!」
紫龍(やはり、キツいな‥‥。 瞬は、かなり痛そうだ‥‥。)
<つづく>
─── ヌププッ‥‥。
瞬「んあぁぁぁっ‥‥!!」
紫龍「瞬、大丈夫か!?」
瞬「ん‥‥大丈夫だよ、紫龍‥‥。 つ、続けて‥‥。」
瞬(ちょっとずつ‥‥紫龍が入ってきてる‥‥。 最後まで、受け入れなきゃ‥‥。)
─── ヌププッ‥‥。
紫龍(いかん、瞬の気を、どうにかして痛みから逸らさねば‥‥。 そうだ、こうしてみたらどうだろうか?)
─── ムニュン‥‥ムニュン‥‥。
瞬「あっ‥‥! やぁん、紫龍‥‥!! /////」
紫龍(よし、胸のほうに気を取られているな‥‥。 胸をもみながら、挿入を続けよう‥‥。)
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
瞬「あぁぁあっ‥‥!!」
紫龍(瞬のココは、締まりが良すぎるな‥‥。 ちょっとずつしか入らないとは‥‥。
先のほうだけでも全部入れば、後は楽なのだが‥‥。)
紫龍「瞬‥‥もうやめようか‥‥?」
瞬「ううん、やめちゃダメ‥‥。 最後まで続けて、紫龍‥‥。」
紫龍「‥‥わかった。 もう少しで楽になるはずだから、辛抱してくれ‥‥。」
瞬「うん‥‥。」
紫龍(瞬の健気さには、つくづく胸が痛む‥‥。 少し血も出ているようだし、
何とか楽にしてやらねば‥‥。)
<つづく>
─── ムニュン‥‥ムニュン‥‥。
瞬「ぁはぁっ‥‥紫龍‥‥!!」
紫龍(体勢を変えたほうが良いだろうか‥‥? 後ろから突く体勢のほうが、瞬に与える負担は
軽いはずだが‥‥。 瞬は初めてだし、恥ずかしがるだろうから、やはり止めておくか‥‥。)
瞬「紫龍? どうしたの?」
紫龍「いや、何でもない‥‥。」
瞬「紫龍の動きが止まってたから、このままやめちゃうのかと思った‥‥。」
紫龍「すまん、余計な気を使わせてしまったな。」
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
瞬「んぅぅううっ‥‥!!」
紫龍「もう少しだ、瞬‥‥。 もう少しで、楽になるから‥‥。」
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
紫龍(‥‥先端部に、ぬるぬると暖かい感触が‥‥。 先端部は、これで全部入ったのか‥‥?)
瞬(太くて熱いモノが、僕の中に在るのを感じる‥‥。 これが、紫龍の一部なんだね‥‥。)
紫龍「瞬、先端が全部入った可能性がある‥‥。 先端さえ入ってしまえば、後は楽なはずだ。
これから、ゆっくりと奥まで入れるから、できるだけ力を抜いていてくれ。」
瞬「うん‥‥。」
<次回に続く>
<前回のあらすじ>
先端部まで挿入することができた紫龍は‥‥。
─── 紫龍の部屋(ベッドの上)。
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
紫龍「瞬‥‥大丈夫か‥‥?」
瞬「うん‥‥さっきより、少し痛みが和らいで、楽になった感じがする‥‥。」
紫龍「そうか‥‥それならよかった、ぐっ‥‥。」
瞬(僕のほうは少し楽になったけど‥‥紫龍は何だか、苦しそう‥‥。
できるだけ力を抜いているはずなんだけど、まだキツいのかなぁ‥‥?)
紫龍「瞬、俺は大丈夫だから‥‥そんな不安げな顔をするな‥‥。」
瞬「だって‥‥。」
紫龍「もう少しで、全部入るよ‥‥。 瞬の中はキツいが、温かくて気持ちいいな‥‥。」
瞬「紫龍は、太くて熱いね。 僕、ヤケドしちゃいそう‥‥。」
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
瞬「あっ‥‥!?」
紫龍「ふぅ‥‥。 これで、奥まで入ったようだな‥‥。 瞬、痛むか?」
瞬「うん、でも、ちょっとだけだよ?」
紫龍「では、少し痛みが和らぐまで、この状態でいよう‥‥。 痛みが和らいだら、教えてくれ。」
瞬「うん‥‥。」
瞬(紫龍の、すごく熱いなぁ‥‥。 心臓みたいに脈打ってるのが、よくわかる‥‥。 /////)
<つづく>
─── 約15分後。
瞬「紫龍、もう大丈夫みたい‥‥。」
紫龍「そうか‥‥。 では、最後の仕上げをするとしよう。」
瞬「仕上げ?」
紫龍「そうだ。 瞬、まずは俺の首の後ろに両手を回すんだ。」
瞬「うん‥‥。」
紫龍「俺も瞬を支えるが‥‥しっかり手首を握って、離すんじゃないぞ?」
瞬「うん‥‥。」
紫龍「では、動くぞ。」
─── ヌプッ‥‥。
瞬「あぁんっ‥‥!?」
瞬(さっきはあんなに痛かったのに‥‥今度は何か、気持ちいい‥‥!!)
─── ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。
瞬「紫龍‥‥気持ちいい‥‥。 /////」
紫龍「ふふ、気持ちいい、か‥‥。 これからもっと、気持ちよくなるぞ‥‥。」
─── ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。
瞬(紫龍の動きが、少しずつ速くなってる気がする‥‥。 いろんなところに熱いモノが当って、
気持ちいい‥‥。)
<つづく>
─── ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ‥‥。 ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ‥‥。
瞬「ぁはぁんっ‥‥! いいよぉ‥‥紫龍、すごくいいっ‥‥!!」
紫龍「瞬のココは、だいぶ馴染んできたようだな‥‥。 まるで、吸い付くようだ‥‥。」
─── ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥。
瞬「あぁん‥‥、いいよぉ‥‥! そこ、すごく感じるっ‥‥!! どうして、僕の感じるところが、
紫龍にはわかっちゃうの‥‥!?」
紫龍「それはだな‥‥瞬のココが、俺に教えてくれるんだよ‥‥。 俺が瞬の気持ちいいところを
突くと‥‥瞬のココが、キュッと締まるんだ‥‥。 それで‥‥俺には、どこを突けば瞬が
感じるのかがわかるんだ‥‥。 ほら、今だって‥‥。」
瞬「やぁんっ!! ダメぇ‥‥!!」
紫龍「何がダメなんだ‥‥? やめてもいいのか? 瞬のココは、『もっとして』と、
俺に催促しているぞ‥‥?」
瞬「いや‥‥やめちゃ‥‥ダメ‥‥。 紫龍‥‥お願い‥‥。」
─── ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥。
瞬「あん、あん、あん、あんっ‥‥!!」
瞬(やぁん‥‥また、紫龍の動きが更に速くなったみたい‥‥。)
─── ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ‥‥。 ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ‥‥。
瞬(あっ、紫龍の動きが、更に速くなって‥‥僕の深いところを突いてる‥‥!!)
瞬「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!!」
紫龍「いいぞ、瞬‥‥最高の締めつけだ‥‥。」
<次回に続く>
<前回のあらすじ>
「最後の仕上げ」にいそしむ紫龍と瞬は‥‥。
─── 紫龍の部屋(ベッドの上)。
瞬「あぁぁぁんっ!! 紫龍の熱いモノが、奥まで当ってるの‥‥!!
やぁん、これ以上突かれたら‥‥! 僕、どうにかなっちゃいそう‥‥!!」
紫龍「大丈夫だ‥‥瞬がどうにかなっても、俺が瞬を介抱するから、安心していい‥‥。」
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ‥‥!!」
紫龍(すごいな、瞬のココは‥‥。 俺の根元までくわえてしまうとは‥‥。)
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬(やぁん‥‥! まだ、ここから激しくなるの‥‥!?)
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
紫龍「瞬は、一番奥が気持ちいいようだな‥‥。」
瞬「ダメッ‥‥だよ、紫龍‥‥! そんなこと‥‥言っちゃ‥‥ぁ‥‥!!」
紫龍「ふふ‥‥。 瞬の代わりに、瞬のココが返事を返してくれたぞ?
ほら、俺のモノをこんなにも締めつけている‥‥。 瞬、俺の肩に足を掛けてごらん?」
瞬「ん‥‥。」
紫龍「よし、いい子だ‥‥。」
<つづく>
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬「あぁぁぁぁんっ!?」
瞬(さっきよりも深く突かれてる感じがする‥‥! とっても気持ちいいよぉ‥‥!!)
紫龍「う‥‥、更に締めつけが強くなったな‥‥。 そんなに、気持ちいいのか‥‥?」
瞬「うんっ‥‥! 気持ちよすぎて‥‥変になりそう‥‥!!」
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬「紫龍っ‥‥!! ダメッ、もうこれ以上は‥‥!!」
紫龍「俺も‥‥瞬のココの締めつけが良すぎて‥‥。 もうそろそろ、限界だ‥‥。
瞬、一緒に行こう‥‥。」
瞬「一緒に行くって‥‥どこへ?」
紫龍「今にわかるさ‥‥。」
瞬(何か‥‥言葉にできない快感を感じる‥‥。 この快感を受け入れたら、どうなっちゃうの‥‥?)
─── ジュプ、ジュプ、ジュプ、ジュプ、ジュプッ‥‥。
紫龍「うっ‥‥、瞬、すまん‥‥!! 出、出る‥‥ッ!!」
瞬「えっ!?」
─── ビュルルルルルッ‥‥!!
瞬(身体の中に、熱いモノが流れ込んでくる‥‥!?)
瞬「あぁぁぁぁぁぁ────ッ!?」
<つづく>
─── 数分後‥‥。
紫龍「瞬‥‥、瞬‥‥。」
瞬「あ‥‥、紫龍‥‥?」
紫龍「瞬、気がついてよかった‥‥。」
瞬「僕、また‥‥気を失っちゃったの‥‥?」
紫龍「ああ‥‥。」
瞬(紫龍の熱いモノは抜かれてるのに‥‥まだ、僕の中に在るみたい‥‥。)
紫龍「瞬、無理に身体を起こさなくてもいい、身体が痛むだろう? そのままでいい‥‥。
さっきはその‥‥すまん。 我慢できずに、中出しをしてしまった‥‥。」
瞬「中出し‥‥って何?」
紫龍「えっと、それはだな‥‥女性の中に男性が精子を出してしまうことを言うんだ‥‥。」
瞬「そうなんだ‥‥。 でも、僕は気にしてないから、いいよ?」
紫龍「妊娠してしまったら‥‥すまん。 もしも妊娠するようなことがあったら、俺に言うんだぞ?
いいな?」
瞬「うん♪」
紫龍「本当に、痛い思いをさせて悪かった‥‥。 嫁入り前に処女を奪うはずではなかったのだが‥‥。
俺としたことが‥‥つい、理性が飛んでしまい‥‥。」
瞬「確かに、初めは痛かったけど‥‥途中からは気持ちよくなったし、それほどイヤじゃなかったよ?
それに、相手が紫龍だったから‥‥最後までしようって思えた‥‥。
僕、また紫龍と、こーゆーコトしたいな‥‥。」
紫龍「瞬がまたしたいと言うなら、俺は喜んで付き合おう‥‥。」
瞬「嬉しい‥‥。 僕、紫龍とこうなれたらって、ずっと考えてたんだ‥‥。」
紫龍「俺も‥‥瞬とこうなりたいと望んでいた‥‥、しかし、瞬は星矢とこうなるのだろうと
思っていたから、俺には一生縁のないことだとあきらめていた‥‥。
俺の望みが叶ったのは、瞬のおかげだ‥‥。 ありがとう。」
瞬「僕も‥‥紫龍が僕の想いを受け止めてくれるなんて思ってなかったから‥‥。
思い出に残るひとときを過ごせたのは、紫龍のおかげだよ、ありがとう‥‥。」
<次回に続く>
>>434 遅くなりましたが434様、一輝×瞬お風呂SSありがとうございました!!
こんな甘々エロスな一輝×瞬が読みたかった…!本当にありがとう!!
他の作品も楽しみにしているので、また投下よろしくおねがいします!!
>>紫龍さんのお悩み相談室
ついに瞬と結ばれたー!!やったね紫龍!!
このシリーズ読みだして急に紫龍×瞬が好きになってきたよ
うp主の作風がほのぼのしてるから、読んでて癒されるなぁ
続き楽しみにしてます!!
<前回のあらすじ>
幸せな気分でピロートーク中の紫龍と瞬は‥‥。
─── 紫龍の部屋(ベッドの上)。
紫龍「少し、眠くなってきたな‥‥。」
瞬「うん‥‥。紫龍と話していたら‥‥僕も眠くなってきちゃった‥‥。」
紫龍「ふふ‥‥。 それなら、今日はこのまま寝ようか?」
瞬「賛成─♪」
紫龍「瞬、おやすみ。 いい夢を‥‥。 (明日は、星矢にお灸を据えんとな‥‥。)」
瞬「紫龍、おやすみなさい‥‥。 (紫龍の腕の中で眠れるなんて、幸せ‥‥。)」
─── 次の日の朝。 和室。
紫龍「星矢、ちょっと来なさい。」
星矢「何だぁ???」
紫龍「そこに座りなさい。」
星矢「は─い。」
紫龍「星矢、お前、瞬に変なことを吹き込んだだろう?」
星矢「変なことって何だぁ???」
紫龍「そ、その‥‥ゴホン、胸で背中を洗うと男性は気持ちがいいんだ‥‥みたいなことをだな‥‥。」
星矢「あぁ、そのことかぁ! 俺、今度、瞬にしてもらうんだ♪ うらやましいだろ──♪」
紫龍「その件に関しては、星矢には絶対にするなよと、既にクギをさしてある。」
星矢「えぇ──!? 何でそんなこと言うんだよ! 俺、楽しみにしてたのに!!」
紫龍「嫁入り前の乙女にさせるようなことではないから、するなと言ったんだ。」
星矢「そんなことを言ったら、紫龍だってしてもらえないんだぜ?」
紫龍「‥‥それをされたから、お前を呼んだのがわからないのか?」
星矢「え‥‥? 瞬に‥‥されたのか?!」
<つづく>
紫龍「あぁ、お前のせいでな‥‥。」
星矢「紫龍、それでよく平然としていられるよなぁ‥‥。」
紫龍「いや‥‥その後、理性を保てなくなるようなことがあった‥‥。 それで、瞬と‥‥。」
星矢「瞬と‥‥?」
紫龍「寝てしまったのだ‥‥。」
星矢「寝た‥‥?」
紫龍「つまり‥‥瞬の処女を奪ってしまったのだ‥‥。 一応、合意の上で‥‥。」
星矢「‥‥。」
紫龍「そういうわけで、瞬は俺のものだから‥‥、今後は、気安く触れないように。」
星矢「いやだ。」
紫龍「星矢!?」
星矢「瞬が処女じゃなくなっても、俺は気にしないし。 瞬は瞬だ。 これからも俺は、瞬一筋だぜ☆」
紫龍「瞬に手出しすることは、この俺が許さん!」
星矢「俺のテクで、瞬に『星矢がいないとダメ』って言わせてみせるぜ!!」
紫龍「だが断る!!」
─── 居間。
瞬「氷河、おはよう。 星矢と紫龍は、まだ起きてないの?」
氷河「おはよう。 今朝はまだ、見かけてないな。」
─── 和室。
星矢「あ、瞬が探してるから、俺はもう行くぜ! しゅ──ん、俺はここだぜ─♪」
紫龍(‥‥やれやれ。 星矢に瞬を寝取られないよう、今後も気をつけねばならんな‥‥。)
<つづく>
─── 居間。
星矢「瞬、おっは───♪ 氷河もおっは───♪」
瞬「星矢、おはよう。」
氷河「おはよう、星矢。」
紫龍「瞬、氷河、おはよう。」
氷河「おはよう、紫龍。」
瞬「紫龍、おはよう‥‥。 /////」
氷河「? 今日の瞬は、紫龍に対して少しぎこちないな? ケンカでもしたのか?」
星矢「ケンカじゃね──よ、SEXしたからだよ。」
紫龍「!?」
星矢「SEXしたから、顔を合わせるのが恥ずかしいんだよ、瞬は。 な?」
瞬「‥‥。 /////」
紫龍「星矢、瞬が困っているから、やめなさい!」
星矢「何だよ、自分ばっかり!! 俺も瞬とSEXしたい!!」
紫龍「こら、星矢! 朝から言うようなことではないだろう!?」
星矢「な──、瞬。 昨日は、紫龍と風呂に入ったんだろ? だったら、今夜は俺と一緒に入ろうぜ?」
瞬「え‥‥。」
星矢「瞬、この前俺と約束したよな? 瞬なら、約束を破らないよな? 守ってくれるよな?」
紫龍「星矢は、早く朝食を食べなさい。」
星矢「紫龍! 俺、今夜は絶対、瞬と風呂に入るから!! それが、瞬のためだから!!」
瞬「星矢、あの‥‥まずはご飯を食べよ? ね?」
星矢「うん、わかった。」
紫龍「朝食の後、しばらくしたら、俺は買い物に行くから。 瞬、付き添いを頼んでもいいか?」
瞬「うん、いいよ。 /////」
星矢「二人で買い物デートする気だな?! 俺、こっそり後をつけて、邪魔してやるんだからな!?」
紫龍「はいはい。 邪魔できるものならしてみなさい、星矢くん。(笑)」
氷河(今日も平和な一日になりそうだな‥‥。)
<おしまい。 (やっとおわった‥‥☆)>
575 :
fusianasan:2011/12/23(金) 02:57:23.26
なげーよww
たしかにw
開始以来このスレ一長かったかも知れないww
他住人のレスもあるし
個人的にはもう少し
長さや投下間隔を纏めてくれると有難かったけど、
ほのぼのと平和に終わって何より。ところどころ和みました。
瞬はおバカだなあ。でも紫龍も星矢もバカだw 何故か氷河はクールだな。
おつかれさまでした。
…けど最後に一言だけいいか、
「どこがお悩み相談だ紫龍!!!!!」
>>574 完結乙です!!とても面白かったです!!
自分は萌え補給ができてすごく嬉しかったですよ
何日も書き込みがなくて過疎するよりは、こうやって職人が頻繁に作品うpしてくれるほうが自分は嬉しいんだけどなぁ
またネタができたら投下おねがいします!
星矢がアホすぎてワロタw
紫龍の悩みは星矢の猛アタックから瞬を守ることなんだろうなww
紫龍と瞬がエッチしたと知ってから、数日が過ぎた。
表面的には何も変わっていないと思われる二人だけど‥‥最近、俺は気づいたんだ。
瞬が、あの控えめな瞬が、少しずつ大胆になってきている、ということに!!
どう大胆になってきているのか、というと。
以前は、俺たち3人に接する時、瞬は必ず服の下には下着を着用していた。
そ・れ・な・の・に!!
最近では、紫龍と接する時だけ「ノーブラ」だ。
俺と氷河に接する時は、以前と変わらず下着を着用しているのに。
何で紫龍の時だけ「ノーブラ」なんだよ!?
やっぱり、身体を許した相手だから、服の下で乳首が立ってるのを見られても平気、
ということなのかな?
俺だったら、そ─ゆ─の見たら、胸を即行で揉みたくなるもんな‥‥。
瞬の胸がツンと上向きバストなのは、紫龍に揉んでもらってるからなのかなぁ‥‥?
俺が揉んだら、下向きバストになったりして‥‥。
そんなのは、イヤだなぁ‥‥。
でもさ、紫龍だけ特別扱いなのは、正直納得がいかないなぁ。
そ─ゆ─ことなので、俺は今度っていうか明日、瞬に「俺と接する時もノーブラで!!」と、
お願いしてみようと思う。
あ、それだけでは何か物足りないな‥‥。
そうだ、「ミニスカート」に「ノーパン」も付け加えておこう♪
これなら、ひょんなことが起きて、そのはずみで瞬に挿入‥‥なんてことになっても、
俺のせいにはならないよな☆
あ─、早く明日にならね─かなぁ─?
明日が待ち遠しいぜ───♪
<おわり。>
ばか星矢('A`)
長かったけど、かなり読み応えがあって面白かったー。
乙です!
なんかみんなおバカでかわいいw
>俺が揉んだら、下向きバストになったりして‥‥。
>そんなのは、イヤだなぁ‥‥。
ウケるwwwwww
久々に覗いたら神々が降臨しまくっってた!
>女の子は砂糖菓子
一輝兄さんの特権羨ましい…
つか、妹とのセクスが兄の特権とか、流石一輝兄さんです
久々に甘い一輝瞬が読めて、大変萌えました!
おまけのシャカ瞬も、あまり見ない組合せで新鮮でした
瞬たんを常に監視とは、羨ましい奴よシャカ
>紫龍さんのお悩み相談室
瞬の初々しい反応と、紳士だけどヤる事はやる
紫龍の男らしさがとても良かったです
瞬が処女じゃ無くなってからも諦めない星矢は
流石希望のセイントですな
お二方共、長編お疲れ様でした!
またお時間がある時にでも、素敵な萌えを投下して下さい
ありがとうございました、御馳走様です!
583 :
434:2011/12/24(土) 22:31:17.73
皆様、暖かいレスをありがとうございます…!
こんな拙い文章ではありますが、
少しでも気に入っていただけたならば嬉しく思います。
自分でも驚くくらいのペースで書きあげられて、
本当に一輝×瞬万歳!!な感じであります。
東シベリアの奇行…いや貴公子版は、もういいかな(笑)
>紫龍さんのお悩み相談室の人
名作をありがとう…!
瞬は可愛いし、紫龍はオカンだし(此処重要)
星矢が愛すべきお馬鹿っぷりでたまらんです…v
更に星矢がアタックする続編とかないんでしょうか…?
それも是非是非見てみたいです!
584 :
434:2011/12/24(土) 22:37:00.30
そして、先日相方に「真紅の少年伝説」を見せられ、
キャラソンを聞かせられた反動でまた手が荒ぶってしまいました。
聖天使って、聖天使ってにいさんwwwww
まただらだらと長くなってしまいますが、皆様に良いメリークリスマスが
訪れますように…。
・内容
・一輝×瞬前提でモブ×瞬有り
・「あれ、なんかこのシーン見たことがあ(ry)」な所が
あるかもしれないが気にしない。
・瞬以外の青銅は皆帰省している設定。
・沙織さまは瞬でファッションショーをすることによってストレス解消を(ry)
・邪武は紅茶執事。
・多分濡れ場は、冬コミが終わってから。
「クリスマス、ですか」
レースのカーテン、天蓋付きの豪奢なベッド。その他繊細で緻密な細工が施されたチェストや、机が置かれた
其処はグラード財団総裁である城戸沙織の私室。
まるで御伽話に見る様な掛け離れた空間の中で、用意された茶会に瞬は居た。
二人分のティーセットを並べた白の丸いテーブルを差し挟んで茶を喫しているその部屋の持ち主、
城戸沙織はふとこんな話題を切り出した。
―――――今夜のクリスマス・イブは何か予定があって?、と。
帰る場所も無く、以前より沙織に提供されていた城戸本邸の敷地内にある離れにて寝食をしていた瞬は現在
一人きりで過ごしている。
星矢は姉と共に以前より過ごしていたヨットハウスに、紫龍は五老峰に、氷河は東シベリアに、それぞれの
新年を迎える為に帰省している。
そして、唯一血の繋がった兄である一輝は自身が時を過ごしていたデスクイーン島へ。
―――――多分、皆に会えるのは年が明けてからになるだろう。
そうして一人の時間を過ごしていた瞬に、沙織はこう切り出したのだった。
「今夜、此処のホールで財団の関係者を呼んだ恒例のパーティがあるのです。よろしかったらおいでなさい」
「パーティ、ですか…」
そう言えば、本邸に足を踏み入れた時使用人達が何かと慌ただしそうにしていた。
それはパーティの準備のためだったのかと、理解した。
「私も、おじい様の代からしていた事とは言え、大人ばかりの場所では疲れてしまうの。
だから、年の近い貴女が一緒にいてくれると少しは気が楽になるのだけれど…」
自身には余りにも縁のない言葉に、気の抜けた声が漏れてしまう。
沙織の誘いだが、瞬はあまり気乗りがしない。
何より人の多い場所は苦手だし、グラード財団の関係者とはいえ顔も姿も知らない大人達の輪に足を踏み入れる
のに躊躇があった。第一、自分の身には不相応すぎる。其れが一番の理由だった。
「折角、ですが…」
断りの返事を返そうとした瞬の言葉を、沙織が遮った。
「―――――実はね、もう呼んであるの」
にこやかな、笑み。
「え?」
「では、準備を」
沙織のその一言に反応したかのように、「失礼します」の声と共に初老の品の良いスーツに身を包んだ
女性が一人、衣装箱を抱えた女中数人が部屋にぞろぞろと入ってきた。
「はい、それでは立ってくださいな」
「え?え?」
促されるままに立ちあがった瞬の目の前に、まるで練習でもしていたかのような機敏さで女中達が衝立をセットし
その奥に連れ込んだ瞬の男物の服を寄ってたかって脱がし始めたではないか。
脱がされたシャツが、スラックスが、ばっと宙に舞う。
「ちょ、ちょっと!?沙織さん、これは!?」
瞬の悲鳴に似た声にも関せず、床に並べられた衣装箱からは豪奢なドレスの数々が現れた。
「―――――それでは沙織様。本日はこのような衣装を取り寄せてみましたが」
「まぁ、素敵!まずはどれからがいいかしら?」
……何だか前にもこんな事があった様な。
服をひん剥かれ、下着姿にされた瞬の脳内でふとした記憶が蘇る。
―――――しかし、今回ばかりは少々勝手が違った様だ。
「それでは、失礼しますよ―――――」
きゃあきゃあとはしゃぐ沙織を余所に、衝立の中に先程の初老の女性がひょこりと姿を現した。
その手にはアンティークなメジャーが握られている。
しゅるっ。
まるで、自身がネビュラチェーンを繰る時の様な滑らかさで、白いメジャーが瞬の体にひたりと巻き付いた―――――。
―――――それから小一時間後。
鏡台の前に座らされた着せ替え人形と化した瞬は呆然とした表情のまま。
しかし、その肩越しに鏡を覗き込む沙織の表情は如何にも満足そうであった。
―――――どうしてこんな事に。
有り得ない。有り得ない。頭の中でその言葉だけがぐるぐると渦を巻く。
「…このような形で如何でしょうか」
「ええ、十分よ」
怒涛の様な時間が過ぎた後。
其処には男物のシャツとスラックスに身を包んだ男装の少女の姿は、何処にもいない。
光沢のある明るいベージュ色の絹をふんだんに使い、幾重にもフリルを重ねる様にデザインされた
ボリュームのあるバッスルスカートの膝丈のビスチェドレス。縁取りと、体のラインとスカートの裾に沿う様に
黒の花レースがあしらわれ、甘さを抑えつつも愛らしさをとどめている。
「あと…白のグローブを付けて頂戴。肘から上くらいのものを」
「畏まりました」
ふわふわとした癖のある髪は、丁寧に梳られサイドを緻密に編み込まれ後ろでドレスと同色の薔薇のコサージュで纏められている。
毛先も緩やかにカールされ、漆黒のオニキスで細工されたゴシック調のチョーカーに縁取られた白い頸筋にふわりと載せられた。
「やっぱり私の眼に狂いは無かったわ」
女中に後片付けを命じ、満足そうに変貌を遂げた瞬の姿を見て沙織が改めて頷いた。
「あ、あの……何か、羽織るものとかは…?」
「だーめ。折角の綺麗なラインが隠れちゃうじゃない」
西洋のコルセットを基調としたデザインのドレスは、瞬の華奢な体にひたりと張り付きもっちりとした
少女の柔らかな乳房を持ち上げて胸の谷間を覗かせ、白い背中も肩甲骨が見える程に露わにしていた。
ベージュの生地は少女の白い肌をより際立たせていたが、それよりも襟元と肩を包む布が無いのが、
このような背中や胸元を剥き出しにする様な事など入浴時か着替えの時ぐらいしかなかった瞬にとっては落ち着かない。
嗚呼、なんでこんな事に。
瞬は、これで何十回目かになる嘆きを心の中で呟いた。
『…それでは皆様、ささやかではございますが存分に楽しみくださいませ』
壇上に上がった沙織の深紅のワンショルダーのドレス姿は、ライトに照らされてその肌の白さと
ドレスの赤をより一層際立たせて、神々しさすら覚えた。
瞬のファッションショーが行われているうちに、日はすっかり落ちて夜の帳が外を覆っている。
ホールの支度は済まされ招待客を載せた様々な車種の車が、城戸邸の門扉を往復しており
いつの間にか大勢の人がごった返す様になっていた。
初めて足を踏み入れたパーティホール。西洋のデザインをふんだんに取り入れた其処は、まるで別世界。
高い天井にぶら下がる豪奢なクリスタルのシャンデリアが、煌めく照明をホールの隅々まで余すことなく落とし
点々と置かれた白いテーブルクロスを被った丸テーブルの上の豪華な料理や磨き抜かれた食器類をきらきらと輝かしていた。
その中で、様々に着飾った大人達が談笑し、杯を交わし合う。
沙織はその中心で女神としてふさわしい、そして愛くるしい笑顔を招待客に振りまいている。
「人は大勢いますけど、怖がらなくて大丈夫ですからね」
少し待っていてくださいね、とパーティの挨拶に壇上に上がっていった沙織を見送った。
まだ外の世界に馴れきっていない瞳は、ただただ呆然とそのやり取りを見ている事しか出来ない。
そして。
「ねえねえ、あなた、沙織さんのお友達?」「そのドレス、素敵ね」
「ええ、凄く可愛いですわ」「何処から来たの?何処の学校に通っていらっしゃるの?」
「あの、えっと……」
挨拶が終わった後も一人取り残されていると、沙織と同年代、と思われる、色とりどりのドレスに
着飾った少女達に囲まれて瞬は戸惑った。
確かに、どう見ても十代とみられる少女が付きの者も居らずぽつんと立っていれば、其れなりに目立つ。
多分、沙織の挨拶の前に声を掛けられていたのを見られていたのかもしれない。
少女達は話の内容からして、沙織の通っている学校の学友の様だ。
矢継ぎ早に飛んでくる質問に答えられずおろおろとして居ると、何処からか誰かの名を呼ぶ女性の声が立った。
どうやらそれは瞬を取り囲んでいる少女達の一人であったらしく、
「ごめんなさいね、ちょっとお母様に呼ばれちゃった」
「沙織さんとお話しできるのかしら?」「じゃあ、行かなくちゃ」
「また後で、お話しましょうね」「では、ごきげんよう」
「は、はい……」
これまたきゃっきゃと鳥の囀る様なざわめきを残して、人込みの中にカラフルな少女達が消えていく。
「……はぁ…」
やっと解放された、という安堵感に、瞬はそっと息をついた。
どちらかと言えば男が多い中での生活に慣れていた分、同年代の少女達にあんな風に話しかけられるなんて、
生まれて初めての事だ。
沙織は、『同年代の子も居ますから、お友達を作るきっかけになればいいですね』とは言っていたが、予想以上の
姦しさにどっと、疲労感が押し寄せてくるばかりだった。
今となっては感動よりも感激よりも、戸惑いと不安の方が胸の内を占めている。
何をするでもなく、何をしたらいいかも分からず瞬は只壁際でぽつんと立ち尽くしていた。
―――――こういうのを『壁の花』って言うんだろうな。
以前、城戸邸の書庫で読んだ児童文庫にあった言葉が、ふと思い出される。
「おい」
壁に背を付けたまま棒の様に立ち尽くす瞬に、不機嫌そうな声が掛けられる。
その声に顔を上げると、先の声音に似合った様な不機嫌そうな色を顔面に張り付かせた邪武の姿があった。
「お嬢様に御呼ばれしたパーティで、そんな辛気臭い顔してんじゃねえよ」
「邪武…」
「―――――沙織お嬢様は取引先の方々と挨拶中だ。どうせ馬鹿な俺には話は分かんねえしな」
世界屈指の財閥の云わば女王たる沙織に群がる大人たちの列。沙織の傍に並ぶにはあまりに年若い執事は、
不相応に見えたのか無遠慮に投げかけてくる視線に耐え切れず出てきたらしい。
「僕も同感だよ」
闘いに明け暮れる日々ばかりで、こんな大人の世界なんて知る由も無かった。
華やか、と言うべきなのだろうが、子供な自分にはまだ眩しすぎる。
パーティ・ホールには人が大勢いるのに、ぽつんとおいてけぼりをくらった様な気後れと孤独感。
「馬子にも衣装だな」
「うん」
「ばっか。お嬢様がお前の為に用意してくれたんだぞ、ちゃんと感謝しろっての」
「うん。沙織さんには、色々気を遣ってもらって感謝してるよ…ありがとう、邪武」
「俺に言ってどうすんだよ」
「僕、こういうところ、初めてだからどうしたらいいか分からなくって…でも君が話しかけてくれたから」
少し肩の力が抜けた。自然と笑みが零れる。
「お前に感謝されても嬉しくねえよ…」
悪態を付きながらももごもごと口を動かす邪武の顔が、少し赤くなっているのは気のせいだろうか。
そういえば、彼とこうやって会話を交わす事も久しぶりだった事を思い出す。
590 :
434:2011/12/24(土) 22:52:56.08
うわぁ、番号が被ってしまいました…スミマセン。
「あ…おい」何か見つけたのか、ふと邪武がくい、と沙織の居る人だかりの方を視線で示す。
その先を同じように目で追う。視界に入る沙織の深紅のドレス。そしてその脇にいる長身の人物。
「―――――え…」
瞬の瞳が大きく見開かれ、胸がどくんと強く脈打つ。
初めて見るスーツ姿で髪型も整えられていたが、見覚えのある額の傷と凛々しい整った面立ち。
「にい、さん?」
沙織の横にいるのは、紛れも無い―――――兄の姿。やがて、その人影は人の波にまぎれて見えなくなる。
「アイツ、帰ってきてたんだ。お前、知ってたか?」
「ううん、戻るのは年明けになるって聞いてたから―――――」
沙織を囲む人の波が少しずつ拡散してきている様な気がする。
「―――――俺、お嬢様の所に戻る」
「あ、うん。気を付けて」
邪武と別れた後、慌てて兄らしき人が居たところに目を凝らす。だが、もう其処にはその痕跡は残ってはいない。
―――――あれは、きっと兄さんだ。
そう確信して、瞬はこの人込みの中で兄を捜そうと足を踏み出そうとした―――――だが。
「シャンメリーは、如何ですか?お嬢さん」
すっと、何気ない動作で目の前にピーチ・ピンクの液体を満たしたシャンパングラスが差し出された。
「えっ?」
思わず差し出された手の先を見ると、スーツに身を包んだ長身の若い男性がにこやかに瞬の顔を
覗きこんでいる。
紺を基調とした上品な色合いのストライプのスーツ、差し出したグラスを持つ手首には金色の時計。
20代後半と思われる目鼻立ちの整った人物には、勿論覚えなど無い。きっとグラード財団との取引先の人間
なのだろう。瞬はそう思った。
「お酒は入っていませんよ」
視線がかち合うとさぁ、どうぞ、と改めてグラスが差し出されたので、断るという選択肢を失ってしまい思わず受け取った。
コロンを付けているのだろう、人工的なシトラス系の香りが鼻腔をさす。
「あ、ありがとうございます…」
そろそろとグラスに口を付ける。炭酸を含んだピンクの其れは、甘い薄めのピーチジュースの様な味がした。
「君は、沙織お嬢様…いや城戸会長のご友人かな?」
「あ、はぁ…」
「さっきから見ていたんだ。まるでお人形さんの様だねって思って」
それから、男は瞬の戸惑う様子に構わずべらべらと喋り続けた。
―――――自分は何某の会社を経営していて、
何処其処の外車を持っているだの、クルーザーを持っているだの
半分近くが自身の自慢を溢したくて仕方が無い、といった風の話題ばかりだった。
そして何かと瞬の手を取ったり、肩を抱こうとしたりと接触を図ってくる。
勿論、そんなものに興味が湧く筈もない瞬だったが。
いつしか顔は火照り、視界がくらくらと歪み始めている事に気づく。
(何だろう…この感じ…)
浮遊する様な、奇妙な感覚は足元にも及んでいたらしい。
「あっ」
不意にバランスを崩して、転びそうになった所を男の腕に支えられる様にして止められる。
落としかけたグラスは、既に空になっていた。
「す、すみません…」
「どうしたのかな?人酔いでもしたかい?」
「そう…かもしれません…すみません、ちょっと失礼させていただきますね」
そう断って男の脇をすり抜けようとしたが、肩を掴んだままの男の手は離れない。
素肌に触れる、男の掌は嫌に熱くて気持ちが悪かった。
振りほどきたかったが…体に力が入らない。
―――――この感覚は何なのだろう??
「そんな足取りじゃ不安だ。付いて行ってあげよう」
猫撫で声で、男は瞬の耳元に囁いた。
男に肩を捉えられたまま抱えられる様にして、ホールから瞬は足元覚束ないままで
連れ出されてしまう形になった。
「―――――連れが気分が悪くなったようだ、部屋を貸してあげてくれないかな?」
使用人にそう声を掛け、通された貴賓室の長椅子に男は瞬の体をそっと寝かせる。
何か必要だったら声を掛けるからと言い残し、使用人が出て行ったのを確認すると、改めてドアの傍まで行き
内側から鍵がかけられる事を知ると『してやったり』とばかりにそっと錠を下ろした。
その表情には、今までの紳士的なものは掛け離れた下衆な歓びの色が浮かんでいた。
「どうせ、婆あか乳臭いガキしか居ねえモンかと思ったが、結構な上玉が居たもんだ」
ご馳走にありついた。しかも、そのご馳走は都合良くシャンパン一杯で酔っぱらってくれた。
そんな下心に気付くことなく、アルコールで自身を失った瞬は長椅子の上で昏々と眠っている。
ビスチェに覆われた丸く膨らんだ胸が、呼吸の度に上下するのが分かった。
長椅子に寝かされて、乱れたスカートの下から覗く太腿は華奢ながらもすらりとして張りがある。
連れも無く只ぽつんと所在なさげに立ち尽くしていた出所の知れない娘だが、
その豪奢なドレスに隠れた少女の柔肉は、男の野性を滾らせるには十分過ぎる魅力があった。
男は暫し少女の寝顔を覗きこんでいたが、やがて悪戯心が勝ってその食指を伸ばし始めた。
―――――ねんねんころりよ、お嬢ちゃん。
その痩身を跨ぐようにして瞬の上に仰臥すると、白い首筋に顔を埋め鼻息荒く丁寧に梳られた髪の香りを堪能する。
シャンプーの香りと少女の甘い特有の果実の様な其れに、益々男の欲望が高まる。
「ん……」
急に覆い被さってきた男の体臭と体重に顔を顰め、小さい声をあげて少女は嫌々をする様に身を捩った。
その声に顔を上げた男は、誰か気付いた者はいないかと辺りを見渡し反応が無いのを確かめると
「ちょっと黙ってようねぇ…」涎がしたらんばかりの猫撫で声で釘をさす様に、胸ポケットのチーフを丸めて桜色の唇に捩じ込んだ。
くぐもった声が上がったが吐き出す余力も無いらしい事を確認すると、男は改めて行為に没頭し始めた。
「結構胸もあるな…」
今となっては邪魔くさいペチコートの中に手を差し入れ、ストッキングに包まれた太腿を撫で回し下着を脱がしにかかる。
「さぁ、お嬢ちゃんの下着は何色かな?白かな?それとも―――――」
バキッ!!!
突如、先程錠を下ろしたはずのドアノブが、其処だけ千切られた様に錠ごと吹き飛んで部屋の中に飛び込んできた。
「なっ?なんだ?!」
驚いて男が顔を上げた、が―――――何が起こったのか判断する間もなく物凄い力で襟首を持ち上げられ、
少女を横たえていた長椅子から引き剥がされる。
「ひっ」
瞬時にぐるぐると変わった視界がぴたりと止まった時に目にしたのは―――――額に傷を持つ男の怒りの双眸。
殺気すら隠さない鋭い眼光に背筋が竦み上がる。
「ぐ、ぐるじ……」
腕一本で襟元をねじり上げられ、爪先が宙を掻く。気道を閉められ口元に泡すら零れ始めた途端。
「げぇっ!!」
視界が下がった―――――かと思うと右頬に凄まじい衝撃が走り、優男の体が宙に浮いた。
正しく脳味噌ごと揺さぶる様な拳を顔面に喰らった男は、後ろの壁に叩きつけられる。
何が、何が起こった―――――?夢?夢か??
自分の風体がどうなっているのかすら理解できない程に混乱している男の視界に、靴音と共に男物の革靴が目に入る。
そこでやっと自分の顔が体が絨毯に密着している状態なのだという事は理解出来た。
「だ、誰…だ…」
俺を誰だと思ってやがる―――――。そう言おうとしたが、口の中が血塗れになっており
腫れ上がってあがあが、という間抜けな声だけが漏れた。既にパーティ会場での優雅な立ち居振る舞いの欠片も無い。
「―――――其処の『お嬢ちゃん』の連れだが?」
突き刺す様な低く鋭い声。何とか首を持ち上げて見上げれば、スーツ姿の痩躯の青年。年は自分よりも若い様だ。
しかし、その男が纏う迫力は尋常でない程の圧倒感を齎し、畏怖すら抱いた。
「お、お前…お、俺にこんなことして只で済むと―――――」
「どう済ませると?」
やっと口が利けた―――――と思った瞬間、再び襟首を掴まれぎりぎりと持ち上げられる。
大の男をこうも片腕でやすやすと持ち上げられるとは―――――化け物か、この男は!
心臓が漠々と音を立てる。体中が痛い。男は、死を覚悟した。
「…その辺にしておきなさい、一輝」
凛、と響く様な声が、時を止める。
ドアノブが破壊されて、歪んだ形で開けられた貴賓室のドアの向こうに見える深紅のドレス。
―――――城戸沙織。
「―――――お嬢。あのジジイは仕事相手を見る目が無かったようだな?」
「其れについては私も軽率でした」
若く美しい財閥の総帥は、幾重にも重なったアシンメトリーのドレスの裾を優雅に捌きながら
部屋の惨状と長椅子に横たわったままの少女の姿を交互に見据え、目を伏せた。
一輝、と呼ばれた男の手が離れ、ストライプのスーツの男はその場にべしゃりと崩れ落ちた。
「俺としては、殺しても殺し足りないんだがな?」
男は微動だにしない。気を失っているようだった。
「―――――そういう方法よりも、今の社会ではもっと有効な方法があるのですよ。ですから
この場は私に任せて頂けますか」
情けない姿で床に突っ伏した男を沙織は冷ややかに見下ろす。
「―――――私の大事な友人を傷つけようとした代償はきちんと払わせますから」
哀れな男は女神から見放された事にも気づかず、鼻血と泪とで穢れた面を惨めに晒している。
悪夢から目覚めれば、また悪夢が待っているだろう。
それが女神の報復。
「そうか。じゃあドアと壁の修理代もこいつに請求しておいてくれ」
ドアの向こうでは、先程の物音に何があったのかと人が集まってきている様だった。
「辰巳、邪武。人払いを。此処に人を近付けない様に」
腹心の執事にそう命じ、沙織は手にしていたブランケットを瞬の体にかけてやる。
「…ごめんなさいね、瞬」
昏々と眠り続ける瞬の乱れた髪を指先で梳き、沙織はそっと囁いた。
連れて帰る、と瞬の体を攫うようにして一輝は抱きあげる。
目を閉じ、労る様に微動だにしない妹の髪に唇を寄せる。
何も覚えていない。お前は何も覚えていない。それでいい。
「さぁ、帰ろう―――――瞬」
そして、ただいま。
邪武に裏口から出る様にと案内され、本邸を後にする。
一輝はぐったりとした瞬の体をブランケットに包んで抱えたまま自室に飛び込むと、
そっとベッドにその華奢な体を寝かせる。苦しくない様に髪飾りとグローブ、チョーカーも外してやった。
「―――――全く、こういう服装は窮屈で適わん」
舌打ち混じりにぐしゃりと整えられた髪を乱しジャケットを椅子に放り捨てタイを緩めると、
一輝はリビングに降りて氷水の入った水差しとグラス、濡れタオルを手に戻ってきた。
瞬の体を抱き起こし、グラスを口元に持っていく。
「…瞬、水を飲め」
「……」
口を開けるように促し、そっとグラスを傾けるが上手く飲み込めないのか唇の端から水が零れ、顎を伝い首筋を濡らすばかり。
「瞬、ほら」
「…けほっ」
再度同じように水を飲むように促すが、これまた上手くいかず瞬が軽く咳き込んだ。
「…仕方ないな」
今度は、一輝がグラスに口を付ける。氷を口に含みがりりと噛み砕くと、其れを口移しでゆっくりと瞬の口内に流し込む。
「ン……」
唇を塞がれ、瞬が苦しそうに身じろぎする。久々の柔らかな唇は、甘い桃の香りがした。
ころりと小さな氷の欠片が瞬の瑞々しいピンクの舌の上に載せられ、やがてほろりと溶けて水滴となって呑みこまれる。
やっと喉元を通った冷たい水の感触にほぅ、と安堵したように瞬の唇が綻んだ。
しかしまだ力が入らない様子を見て、再度一輝は口移しで慎重に冷水を与え続けた。
グラス一杯が半分程減った頃、瞬の意識も少しずつ安定してきたようだ。
「にい、さん…?」幾度目かの水分補給の後、瞬が覚束なく口を開いた。
まだ頬は赤らみ、目元もとろんと潤んではいるが、目の前の人物が誰なのか分かる様になればまあ、良しとしよう。
「大丈夫か」
「あれ、僕…」
「此処は俺の部屋だ」
「にいさん、どうして…」
「向こうの天候が悪化してな。便が無くなる前に予定を早めて帰ってきた」
……そうしたらこれだ。
妹の場所を聞けば、パーティの最中に居るとの事で迎えに行こうとすれば辰巳に『ホールに入るなら其れなりの恰好をしろ』と
止められ、急ごしらえでこのようなスーツに着替えさせられる羽目になった。
そしてホールにいた沙織に瞬の居所を聞き出そうとしていたところを、瞬は目撃し捜索しようとした所に先程の無作法者が
瞬に目を付けており断れない彼女に対しアルコールをだまして飲ませ前後不覚に陥った所に不埒な真似を働こうとした
―――――という筋書きだろう。
幸いなのは、「僕、どうしたんでしょう?気が付いたら寝てて…」
本人がその記憶を残していない事。
「―――――ジュースと間違えて酒を勧められた所為だ、と聞いているが?」
「あ、じゃあ、あの時の……何かやけに薄いジュースだと思ったら…」
「この不良娘が」
「だ、だって知らなかったんですよぉ!お酒は入って無いって言われたし…」
騒動の本人は真相を知る事は無く。間の抜けた答えに、くっと一輝は笑った。
「…どこか、具合は悪くないか」
「い、いえ…」
大丈夫です。口調も少しずつだがはっきりしてきている。
剥き出しになった首筋に手を触れる。滑らかなその肌は、まだ火照って脈拍が早い。
「冷たい…」
ひやりとした手の感触が心地良いのか、ほんわりとした表情で瞬が呟いた。
「全くお前と言う奴は…」
仕方のない奴だ、とタオルで顔を丁寧に拭いてやりながらも、一輝の口元は綻んだままだった。
「にいさん、前髪、くすぐったい」
やがて、近づいていく距離。
「…我慢だ」
「……はい」
「…良い子だ」
今度は水分は補給しない口付け。短いものだったが、互いの唇が離れると恥ずかしそうに瞬が目を伏せた。
「…ちゃんと前置きしたのに、恥ずかしがらなくてもいいだろう」
「そう思っちゃうんですから、仕方ないです…」
その恥じらう表情が、一輝の欲望を掻き立てる事を少女は知っているのだろうか。
「あっ」突如、瞬が声を上げた。
「どうしよう…プレゼント、用意してませんでした…」
「予定が変わったんだから、其れは仕方が無いだろう」
「でもっ…」
ベッドの上に座り込み、もじもじと指を交差させる瞬の動作が何とも愛らしい。
「……一緒に暮らせるようになって…初めて一緒に過ごせるクリスマス、だから……」
「…そう言えば、そうだったかな」
「そうです。星矢達は皆帰るし、兄さんも居なかったから…」
待ってる。此処は皆帰ってくる場所だから、まってる。
だから笑顔で送り出す。
だけど本当は―――――ちょっと、寂しい。
初めて吐露された瞬の本音に、胸が締め付けられるような感覚を覚えた。
堪らず、一輝は瞬の肩を抱き寄せその腕に閉じ込めていた。
「ごめんなさい…こんなわがままなコト言っちゃって…僕…」
一輝の胸元に顔を埋めたままで表情は分からなかったが、声はか細く震えていた。
やがてもそもそと瞬が動いて、一輝の腕から抜け出す。
「えっと…今の話は、聞かなかった事にしてください…変なこと言っちゃって、ごめんなさい」
もう寝ます、とベッドから降りようとした瞬の腕を引きとめる。
「―――――それは、出来んな」
「え?」
「お前の言葉を忘れろ、などと俺に出来る訳が無いだろう?」
「にい、さん」
しゅる、と首に引っ掛かっていたタイを、引き抜く。
「俺にプレゼントをくれるなら、「コレ」が一番だ」
そして其れを掴んでいた瞬の手首に結いつけた。
「それって……」
頭の中で想像し、予想がついてしまった答えに、改めて瞬の頬が赤らんだ。
599 :
434:2011/12/25(日) 02:59:13.76
とりあえずこれで一旦切ります。
長くてすみません。
突発的に思いついたネタでしかも半日クオリティなので、
後日多分改めて読み返したらのたうちそうですw
エロスシーンは、冬コミ終わってから載せさせていただくと思います…。
ふと疑問に思ったんだが
一輝と瞬が両想いの場合
一輝はなにゆえデスクィーン島を訪れる…?
一輝、女々しい奴めwww
一輝と瞬が両想いの場合、一輝のあのすべて受けて当然って態度がむかつくわーww
キー悔しい!って感じw
絶対、他人はかなわねーもんなー
んだなムカつくな
なのにエスメの影を引き摺るとはまさに惰弱!
貴様少しは悪びれろw
瞬はそういう独占欲とか気にしないいい子だと思うけど
だからこそ余計に、一途に大事にしてやってほしいよ(´・ω・`)
そんな不埒な男はデストールさんに吹き飛ばされておしまい!!
>>603 やだもう(*´д`*)
かかかかわいすぎる〜!!
うおおぉメリークリスマス!!!!!(鼻血)
>>603 おおクリスマスに神からのプレゼントが!
トナカイは一輝かw
ありがとうありがとう!!
>>603 え、これどういうシチュエーション?
結合してるんですか!!?
>>603 絵師さん萌えをありがとう(*´Д`)ハァハァ
434さま、是非とも氷河瞬バージョンもお願いしたいです!
規制ひっかかってなかなかレス出来ず…。
>>434さま
乙です!!
兄さんは15歳設定?
なんだか数年たってるようなイメージを持った。
続きが気になる〜〜
>>598 乙です
エロ兄貴め、当然のように瞬を喰おうとしやがって
いいぞもっとヤれ!
続きお待ちしております
氷河瞬ヴァージョンも余力がありましたら、お願いします
>>603 絵師様、素晴らしいクリスマスプレゼントを有難う!
男の顔が隠されてるって事は、男に自分を重ねて楽しめって事ですね
OK了解!!サンタ瞬たんをしゃぶり尽してやんぞ〜!!
>>603 神だ…神が降誕されたぞ…!!
最高のクリスマスプレゼントですありがとうございます!!
613 :
434:2011/12/25(日) 21:00:35.65
>>603様
ちょ、神が降臨してる!!
こんな可愛いサンタさんとニャンニャンできるなら着ぐるみも厭わない
一輝兄さんの心意気にgjです!!
結合でもいいですが、ぷにぷに太ももの素股サンドイッチプレイ、というのも
美味しいシチュかもしれませぬ。
「ちょっ…にいさ…こんな所で…いやぁ…!」
「―――サンタはトナカイに乗ってプレゼントを配るものだろう?」
「そ、それをいうなら、トナカイの引く橇に乗って、です…!」
「どっちでもいいだろう。早くしないと次の家に配りに行けないぞ?」
「あぁっ…そんなっ、奥まで、しちゃ、や、だ…あぁん!」
聖夜の夜空にサンタの可愛い声が木霊した―――。
…失礼しました。
>>603様、素晴らしい贈り物をありがとうございました!
神々の創作に感謝!ただ少しだけ自分の中で氷河瞬成文が足りないので、お目汚し覚悟で投下してしまいます。
ちなみに前スレで後天性女体化瞬ネタを投下してた者です、誰も覚えてないと思いますが…。
氷河瞬。苦手な方、回避してください。
あらすじ。氷河を意識して、「もしも女の子だったらな」と考えてしまう瞬。眠りについて暖かな小宇宙を感じる。朝目覚めると女性の身体に変化している。そのことに動揺し、思わず部屋を飛び出すと氷河に出くわす。
動揺が激しい瞬を具合が悪いのと勘違いした氷河は、瞬を部屋のベッドに寝かせる。
ここからスタートします。
「大丈夫か?顔も赤いし…なんだかずいぶん身体が軽いし、なにかあったのか?」
もともと細い体型だが、今日の瞬はいつにもましてその印象が強い。いつも見ているのにいつもと違う感じだ。
(まるで発情しているみたいだな…いや、何を考えてるんだ俺は!)
大きく上下する胸に視線を移すと、そこにあったらおかしなものを発見してしまう。平らであるはずの胸が丸みを帯びているのだ。
ごくり。「…瞬。呼吸しづらいだろう?胸のボタン外すぞ!」
「あぁっ、ひょっ、氷河っ、だめぇ…あ、だめぇッ!」
制止もむなしく、氷河の指はボタンを途中まで外し。現れた膨らみを見たとたんに残っているボタンを引きちぎった。
後天性女体化瞬ネタ続き。
「あのっ、氷河、これは…これはねっ」
「な、なんだこれは…俺は夢を見ているのか」「違うの氷河ッ!」
「いや、これは夢だ、そうに決まっている!俺が瞬が女の子だったらと想うあまりに現れた、都合の良すぎる幻」
思いきり胸元が全開でどうしてよいかわからないままの瞬だが、氷河の様子があまりなもおかしいのでどうすることもできずすくんだまま。
「共に闘ってきた仲間に恋心を抱くなど聖闘士失格!!だがしかし、聖闘士である前にこの氷河は一人の男…せめて叶わぬ想い、夢の中で昇華させてくれ!瞬!」
「あっ、氷河ッなにするの…だ、だめーっ!」
肩に残っていた上のパジャマを引き抜かれ、下のパジャマも一気にずり下げられてしまう。履いていたパンツも一緒に脱げてしまった。
「あ、あぁ…僕の身体が、こんな風になってるなんて…」
「こ、これが瞬の…。はぁっ…!」深く一息つくと、氷河は瞬の膝の裏に手を差し込み、あっという間にまんぐり返しの体勢にしてしまう。甘酸っぱい匂いを放つ秘所に顔を近づけ、そして。ピンク色の花びらにたっぷりと涎を乗せた舌を絡ませた。
「ひゃあっ!!な、なにするの氷河ッ、あ、あぅ、あ、やめてぇ!」
びくんと跳ねる細い腰を押さえつけ、花弁な舌を押し付け、ビチャビチャといやらしい音を立てて、さらに花弁をこじ開けていく。
後天性女体化瞬ネタ続き。
「くふぅっ、…んっ!むぅうぅっ、ふむっ、あっ、あぁいやぁっ!」
氷河の舌が秘所で動く度に、瞬は自分の口から出てると思えないような扇情的な声を抑えることで精一杯。手で口を塞ぐが身体の中から溢れてしまう色っぽい吐息は抑えられない。ピチャッ…クチュ…ズ…ズチュウウウ!!」
「あっ、あっ、あっ、あっ!あぁあぁあぁ〜っ、あぁーーっ!!!」
一段と大きい声をあげ、瞬の身体も大きく弾けた。細い腰が大股開きのまんま、激しく痙攣する。ビクンっ、ビクンっ!!秘唇も小刻みに震え、太ももに掛かった氷河の髪の毛を揺らす。あそこからは氷河の涎だけじゃない液体が滴っていた。
「イッたのか…たったこれだけで…すごい濡れようだな」秘唇から舌を抜いて、続いて、瞬の淫水でたっぷり濡れた指を二本、秘唇に滑りこませた。
「これだけ濡れて口もパクパクしていれば、このくらい大丈夫だろう…?」
「あっ、あうぅうぅ!はあぅぅ、うぅっ、うぅっ〜!」
いくら濡れているとはいえ、男の太い指が狭いあそこに入るのはきつい。しかし二本の指が瞬の一番深いところに到達すると、また新たな感覚が生まれる。
(な、なに?この感覚…あっ、あうぁっ!?)
そう思う間に、氷河の指が激しい抜き差しを開始する。
とりあえずここで一旦おやすみです。
乱文、大変失礼しました。
う〜ん、クリスマスって
神々の降誕祭なんだなぁ…(しみじみ。)
おお!前スレの、続きが気になっていました。
夢ならいってまえ!という氷河、若いなw
>>618 氷瞬つづきキター!!!
夢だと思ってる為か、容赦ない氷河
14歳と言えば中二だろ?やりたくてしょうがないお年頃だもんな
早く瞬と結合できると良いな氷河
続き待ってますので、どうぞよろしくお願いします
氷瞬好きです大好きです。
けど童貞なんだから有り得ない失敗やヘタレなところを見せてほしい。
手慣れてるなんてイヤン(//ω\)
おにゃのこになった瞬たんのおっぱい強引に見て暴走する氷河にワロタ
続き楽しみにまってます!
>>603 一瞬、黒髪だったので、紫龍さんかと思った。
一輝兄さんだったとは‥‥。
そんなのアナタの思うままでいいのよ!
絵師様が顔まで描かなかったのはそういうことだ!
紫龍でも星矢でも、なんなら髪を染めた氷河だっておっけーさ!!
じゃあ間をとってニコルと言うことで^^
いいや俺的には水鏡先生
しヴいぜ
髪染めた氷河とか水鏡先生とかで彷彿したが
影道総帥と瞬たんってめちゃくちゃ相性良さそうだよな
互いに理知的で強く優しく穏やかで微笑を絶やさない紳士淑女のカップル
いや別作品だから会わないんだけど、ふと。
>>630 もう1回見て気付いたんだけど、頭のアヒルの顔ワロタw
芸が細かいなwww
634 :
434:2011/12/27(火) 22:20:15.79
>>630様
ちょ、上のアヒルが既に荒ぶってますよー?!
そして氷河、腕、腕!!www
当の本人は分かっててやってるのか、無意識に吸乳行為を行っているのか…
>>630 むしろ死ぬわw
いやそれで本望かw
>>629 そのコンビ描いてみたくなった…
ストイックさがいいなぁ
総帥好き
星矢が瞬に猛アタックする続編について、リクエストが上のほうのレスで
ありましたが、「二人のその後。(語り部:星矢)」以降の続きは、
実は何も考えていなかったのデス‥‥。
星矢が瞬に猛アタックする続編を考えた場合、
★ほのぼのルート
★レイプルートA
★レイプルートB
のどれかになるかと思いますが、可能性としてはほのぼのルートよりも
レイプルートになりそうな予感です‥‥。
レイプルートだと、紫龍以外の男性ともエイチなことをすることになるので、
清らかな瞬たんのイメージを壊してしまうのではないかと思い、
お話を文章にするのは、あまり気が進まなかったりするのですが、
ほのぼのルートとレイプルートだと、どちらが良いのでしょうね?
>>636 いつも小説投稿有難うございます
れ、レイプルートが二つも!!?
ぶっちゃけて言うと、全ルート見てみたいです
あけおめ!
今年も瞬たんを性的な妄想で愛でるぞ!
>>638 ココア派wwwwww
そうそう確かこんな感じだった
瞬たんの事情後顔が実にいやらしくてたまらんかった
>>636 お話の流れからしてほのぼのルートだとうれしいなーとは思いますが
最終的には投下主様の一番書きやすいルートで!
どのルートでも(もちろん全ルートでもw)楽しみにしております。
>>638 氷河おまww
641 :
434:2012/01/02(月) 00:07:50.02
皆さま、あけましておめでとうございます。
瞬タンにも皆様にも幸せ訪れろ―!
>>638様
ちょwww氷河wwww
全裸ってことはフルチンで十二宮上がってきたんかいwww
そして脱童貞おめでとうww
>>紫龍のお悩み相談室の方
貴方の文章大好きです!
まさかレイプルートがあるとは思わなんだですが、
どのルートでもいいので楽しみに待ってます!
642 :
434:2012/01/02(月) 00:11:04.65
そして、砂糖菓子の氷河×瞬版を読みたいと言って下さった方が
いたので、図図しくも載せさせていただきます。ていうか長いです。
そして皆様が良い初夢がみられますように…。
「―――――部屋に戻る。ごちそうさま」
紫龍の淹れた茶を飲み干した後、自室に戻ると氷河は腰を上げた。
「じゃあ、瞬にもこれを持っていってやってくれないか。じゃないと星矢が全部食いかねん」
ついでに頼む、と紫龍から先程のケーキを一切れ載せた皿と湯気の立つジャスミンティーの入った
カップを載せたトレイを差し出され断る理由も無いので其れを受け取る。
リビングを後にして、ふと先程の光景が氷河の脳裏を過ぎる。
恥ずかしそうに頬を染めて、戸惑っていたあの姿。
目にした途端、正しく意識が強く惹かれた。
沙織の命で呼ばれて出かけた事は知っていたが、帰ってきた時には見違えるような姿で戻ってきた瞬。
いつものボーイッシュな「少年」を演じている瞬ではなく、「少女」としての美しく愛らしい姿。
その姿が目に焼き付いて離れない。
瞬の部屋の前で足を止めた。
「瞬。いるのか」
反応は無い。もう一度、今度は少し強めにノックしてみる。
「…瞬?」
これまた反応が無い。
プライバシーよりも「気になる」の意識が勝った。
ドアノブに手をかけ、薄く間を開ける。カギはかかっておらず、部屋の照明はついたままだった。
物音をたてないようにもう少し大き目にドアを開ける。
先ず視界に飛び込んできたのは、クローゼットの前に鎮座するカラフルな紙袋やプレゼント箱の山。
瞬が戻ってくる少し前に、本邸の使用人が数人がかりで部屋に入っていったのはこれを届けるためだったのか。
そして、ベッドに丸まって横たわるドレス姿の人形―――――ではなく、瞬の姿。
部屋に足を踏み入れた氷河の姿にも反応は無く、長い睫毛はふさと閉じられたまま。
時折、細い肩が上下する。
どうやら朝から出かけていた為、疲れて寝こけてしまっているらしい。
音を立てぬよう後ろ手でドアを閉める。
紫龍から受け取っていたトレイはデスクに置いて、眠り続ける瞬の枕元にそっと近づき様子を窺う。
すぅすぅと小さな寝息をたてて眠るその表情は穏やかで、微笑んでいる様にも見えた。
そして何よりも少女らしいドレスに身を包んだ姿は、精巧に作られた人形を思わせる。
頬に掛った一筋の髪を整えようと、指先を伸ばす。柔らかな髪を梳れば指先が頬を掠め、其れが擽ったかったのか
瞬が小さく声を上げる。
「…ん……」
桜色に潤った唇が僅かに動いて、その艶めかしさにどきりと胸が脈打った。
触れられて意識を取り戻したのか、ゆっくりと長い睫毛に縁取られた目蓋が持ち上がっていく。
「…瞬……」
うとうととまどろんだ表情の瞬の姿は、昔母が読んでくれた寓話の一節を思い出させた。
『何百年も眠り続けたお姫様は……』
吸い寄せられるようにその頬に手を伸ばし触れる。
「ひょう……が?……きゃっ!」
寝ぼけ眼のまま頬を撫でられていた瞬は、やがてぱちりと目を見開き目の前の少年の姿に驚いた様に
小さく悲鳴をあげて飛び上がる様に起き上った。
「いけな…僕、寝ちゃってた…」
「ごめん、起こしちゃったみたいで」
「う、ううん、ありがとう。でも、どうしたの?」
「その、紫龍に言われて。茶を」
「う、うん、ありがとう…」
先程持ってきたトレイを、―――――行儀が悪いかもしれないがベッドの上に置いた。
「うん…良い匂い…」
ベッドに腰掛けティーカップを手にした瞬は、其処からふわりと漂う芳香に疲れた体が解される様に息をつく。
「紫龍のオリジナルブレンドだからな」
「うん」
まだ湯気を立てているカップに口を付ける。口内に広がるジャスミンの濃厚な香りが、何とも言えない満足感を齎してくれる。
「ケーキ、美味しかった?」
「あぁ…ほとんど星矢に横取りされたけどな」
「そうなんだ…星矢チーズケーキ好きだからね」
綺麗に切り分けられたケーキの先端を添えられていたフォークで掬い取る。
だが、瞬が手にしたフォークの切っ先は持ち主の口元にではなく、トレイを挟むようにしてベッドに腰掛けていた氷河に差し出された。
「―――――それじゃ、半分こしよ」
無邪気な笑みに、胸がとくんと脈打った。フォークに添えられた桜貝の様な爪先から目が離せない。
「い、いや、俺は良い」
「だめだよ。折角のお土産なんだから、食べてくれなくちゃ…ほら」
零れちゃうから、早く、と口を開ける様にせっつかれる。
「……」
遂に根負けして、口を開ける。丁寧にフォークの先がケーキの切れ端を氷河の口の中に運んでいく。
程良いレアチーズの甘みが舌の上でふわりと溶けた。
「どう?」
「……ん。美味しい」
「良かったぁ」
それじゃ、僕も一口。と瞬が同じようにしてケーキを口に運ぶ。美味しい、と笑う瞬の表情は心から嬉しそうだった。
―――――その表情に見とれる。一挙一動から目が離せない。
『少女』として屈託のない笑顔を見せる瞬の姿は、氷河の胸をとくりと高鳴らせ視線を釘付けにさせる。
「はい、今度は氷河の番。あーんして」
「…ん」
釣られて思わず口を開いてしまう。唇に瞬の指先が掠めた。
「わっ、僕の指まで食べないでよ?」
「す、すまない…」
―――――指先の柔らかさに、一際強く氷河の胸が高鳴る。
二人で分け合ったケーキが皿から消えた頃、氷河は口を開いた。
「今日は、楽しかったか?」
「…うん…最初呼ばれていった時はどうなるのかって思ったけど」
「そうか」
初めての事が多すぎた。でも沙織の意外な一面も見られたし、親しみを抱く事が出来た。
…その分振り回された感もあるが。
「やっぱこういう服、似合わないよね。こういうのはやっぱり沙織さんみたいな可愛くて綺麗な子が着るべきだよね」
―――――ちょっと浮かれちゃったかな。瞬の表情に僅かに自嘲の色が浮かぶ。
「ち、違う!そんな事は無い」
思わず強くなった語気に、言いだした本人すら驚いていた。本人だけでなく目の前にいる瞬もまた、突然の氷河の
口調の変化に驚いた様にその大きな瞳を丸く瞬かせた。
「だから…えっと…その…似合ってないとか、そういうことは絶対無い。むしろ」
可愛い。ようやく言い遂げられた本音を口にした途端、ぼん、と氷河の顔が赤くなる。
そして、暫くの間をおいて瞬の頬も同じ色に染まった。
「………」
「………」
沈黙が重い。これからどう切り出したらいいのか。
会話に困っていた瞬だったが、先に口を開いたのは氷河だった。
「俺…さっき階段で見た時からずっと思ってた。良く似合ってる」
「…そ、そんなお世辞言わなくても…」
「お世辞なんかじゃない。本当に可愛い。凄く可愛い」
歯に衣着せぬとは正にこの事か。余りに真っ直ぐな氷河の言葉に益々瞬の顔が赤くなる。
「う、嘘なんか言って無いぞ」
「わ、わかったよ。分かった、から…そ、その…手を…」
氷河自身、女性に対して賛辞を送ったことなど無いからとにもかくにも加減が分からない。
嘘偽り無いと断言している事をどうにか伝えたいばかりに、気付けば瞬の手をぎゅっと握っていた。
「あっ…ご、ごめん」
慌ててぱっと手を離す。
「ううん、大丈夫…そんな風に言われた事、無かったからびっくりしちゃって…えっと…その…ありがとう」
「瞬…」
真っ直ぐな賛辞へのお礼を言った瞬間、感極まったと言わんばかりに氷河の腕に抱き寄せられる。
「ひょ、氷河っ」
「…瞬は、柔らかくてあったかいな」
ぎゅっと腕の中に閉じ込めた華奢な体は、細いだけでなく柔らかくて心地よい。
触れ合った胸からふにゅりとした乳房の感触と、脈拍がとくとくとその速度を速めるのが服越しからでも分かる。
愛しい少女をかき抱いた自身もまた、愛しさの感情で鼓動が力強くなっていくのと体温が上昇して行くのを感じていた。
昔、母に抱き締められた時の其れにも似た安堵感と、その時には抱く事は無かった胸の高鳴る高揚感を同時に覚え
いつもは冷静でいられるはずの感情が先走りそうになる。
「胸、どくどくいってる」
「…氷河も、だよ」
そっと瞬の腕が氷河の背中に回されて、きゅっと抱きしめ返される。
「氷河も、あったかい」
「でも、瞬の方があったかい…全部、柔らかくてあったかくて抱き心地が良い」
氷河の手はゆっくりと緊張しながらも、瞬の首筋から襟元をなぞりそれからふっくらとした胸の膨らみへと到達する。
服越しからでも分かる乳房の柔らかさに、其処で手が止まり膨らみを包みこむ。
「んっ…」
探る様に胸に触れられ、瞬がぴくりと身じろぎする。頬を染め眉を顰めるその姿だけでも十分艶めかしくて
氷河の胸を熱くさせた。
目の前の少女が愛しくて、仕方が無い。もっと触れたい。
白い額に、紅色の頬に口付けの雨を降らせ、同じ色に染まった耳を舌でなぞり耳たぶを唇で食む。
軽く吸うと、もちりとした感触で耳朶が少し伸びた。
「やっ…氷河…くすぐったい…よ…」
「…此処、弱い?」
耳ばかりを執拗に責められていく内に、擽ったい、という感覚の他に、言いようのない不思議な感覚が身体を火照らせていく。
その不可解な感覚は強くなる度に体の力が抜けていき、代わりに焦れるような熱を体の芯に点らせた。
「し、知らない……」
「―――じゃあ、此処は?」
「ひゃっ」
いきなり首筋を舐められ、瞬の体が竦む。敏感になり始めていた体に追い打ちをかけられたようで、
肌が粟立つ。
「此処も、弱いみたいだ」
「し、知らないよ…」
「―――俺に触られるのは、嫌いか?」
氷河の問いかけに、瞬は思わず顔を上げる。
「瞬が、嫌がる事はしたくないから」
深いアイスブルーの瞳とかち合う。落ち着いた色を湛えているその瞳は、とても優しい眼差しで瞬を見下ろしている。
母譲りであろうその美貌と、深い蒼の双眸。綺麗だな、と瞬は思う。
しかしその双眸は、体内に灯ってしまった欲望の炎と葛藤を続けている。
もっと触れたい。もっと見たい。もっと欲しい。だが傷つけたくは無い。
「瞬…」
切なさを含んだ訴える様な囁きは、一層瞬の胸を締め付ける。
「氷河…」
名を呼ぶと、首筋に擦り寄る様にしてきゅ、と抱きしめられる。艶のあるブロンドの髪が、瞬の頬を擽った。
「好きだ、瞬。誰よりも。誰よりも…凄く好きだ。何度口にしても足りない…いつまでもこうしていたい」
小さい子が母にする様な縋り。拙いけれど、口に出される何よりも純粋な好意。
「氷河…耳、赤いよ」
「…言うなよ」
冷静な表情が崩れ、年相応の少年らしい其れに変わる。むくれた様な口調に、瞬がくすりと笑った。
649 :
434:2012/01/02(月) 00:28:19.49
連投失礼しました。
一旦ここで切ります。
とりあえず初夢に瞬タン出てきたら嬉しいな。
>>643-648 やったー!氷河瞬ヴァージョンきたー!!!
氷河はクールなふりしてホントえろいな
二人とも年相応な反応が凄く可愛いです
てか、瞬たんにケーキ食べさせて貰う氷河が羨ましい!畜生!
続きの投稿を鎖で亀甲縛り状態(全裸)でお待ちしておりますので
よろしくお願いします
一輝瞬の続き読みたいよう
652 :
434:2012/01/04(水) 23:43:00.00
一輝×瞬御待ちの方申し訳ありません…><
氷河×瞬載せたらすぐ兄妹エロエロさせますんで…!
鎖で全裸で亀甲縛りだなんて…この寒さでは凍えてしまいますよ
(・ω・)ノ■←とりあえず座布団ドゾー
653 :
434:2012/01/04(水) 23:45:27.32
そして氷河瞬の続きを載せさせていただきます。
一輝瞬…どなたか、どなたか一輝瞬の投稿者の方はいらっしゃいませんかー?
此処に一輝瞬渇望症の患者さんが居られますよ――――!!
「…まって、氷河」
恥ずかしさを紛らわせるように再び口付け、少女の体をベッドに横たえようとした氷河を瞬が押し留める。
「…何?」
「その…服、汚したくないから…脱ぐから、ちょっと待っててもらっても、良いかな…?」
沙織からの贈り物だという豪奢なワンピースは、そのまま情交に縺れ込むには少々難しいものだと思われた。
「……うん」
「良いっていうまで、あっち、向いてて…」
瞬に言われた通り、背を向ける。染み一つ無いアイボリーの壁をじっと凝視して、時を待つ。
しゅる、と時折立つ衣擦れの音に、嫌でも聴覚が反応してしまう。僅かな距離を離して感じる衣擦れの音、
瞬の身じろぎの気配。
視覚には捉える事は出来ないが自然と緊張に氷河の膝に置いた拳に力が籠る。
―――――あと、どのくらい待てばいい?何時になったら終わる?早く、早く―――――
逸る心と理性を抑えつつ、氷河はただ、じっとその時を待った。
やがて、衣擦れの音が止んだ。
「―――――いいよ、こっち向いて……」
囁く様な瞬の声に、氷河はぐっと理性を堪えてゆっくりと、肩越しに振り返る。
少女の身から離れたワンピースはベッドの縁に掛けられていた。
「………」
ベッドに腰掛けた少女の肢体。肌を隠すのは、愛らしいフリルとレースをあしらった純白のショーツ。
微かに震えて見える爪先は、薄い白絹の靴下に包まれている。
自分で脱ぐ、とは言ったが、羞恥までは拭いきれなかった少女は頬を染めながらも控えめに膨らんだ胸を
華奢な腕でそっと隠していた。
―――――未成熟な、けれど女として確実に丸みを帯び始めた少女の肢体。
それは年若い少年の純情な心を掻き乱すには十分過ぎた。
今、目の前にいる瞬は「少年」ではなく「少女」。そして氷河が最も今求めている愛しい乙女、だった。
どくどくと心臓が耳の傍でやかましく脈を打つ。
「…しゅ、ん」
確かめる様に掠れた声ながらも、その名を呼び華奢な体を抱きしめた。細く華奢ではあるが柔らかく、けれど確かな感触と
温もりが伝わってくる。
「んっ」
こつん、と鼻先がかち合った、かと思ったら、更に距離を縮めて愛らしい唇に自分の其れで触れる。僅かの間呼吸が止まるが
触れ合った唇の感触は氷河の胸の奥底に温かな充足感を一杯に満たした。
瞬を抱きしめたまま、縺れ合う様にベッドに横になる。
「んんッ…」
再び少女の甘い唇を味わいながら、氷河は滑らせた指先で首筋から鎖骨、つんと上向いた乳房へと到達する。
まだ熟しきれていない果実の様にボリュームには欠けるが、十分な柔らかさのある膨らみを揉みしだき
その先端にある桜色の突起を指で転がすようにして弄ぶ。
「ひ…ぅ!」
中央に寄せた胸の谷間をなぞる様に氷河の舌先がつぅっと這い、びくりと瞬の体が強張った。
そして迷うことなく熱い舌先は胸の膨らみへと目的を変え、食むようにして唇に乳房を含み口内で突起を愛撫する。
ちゅ、ちゅ、と可愛らしい音を立てて胸に吸いつく氷河の姿に、瞬がつぶやく。
「な…んか、氷河…赤ちゃん、みたい、だ…」
「…じゃあ、瞬はマーマか?」
「マーマって…ぼ、ぼくのなんかそんなに吸ってもおっぱい出ないよ…?」
「瞬だからいい」
どういう理論なのかは知らないが、きっぱりとそう言いきると完全に一人占めした瞬の両の乳房を指で唇で堪能を続けた。
「そんなに揉んだら、腫れちゃうよぉ…」
「そ、そうかじゃあ、もっとゆっくり…」
「そ、それ以前に、力加減してくれなかったら意味無いよぉ……〜〜〜っ…」
「ご、ごめん…」
ふくよかさには欠けるが、形良く膨らんだ胸を弄られているうちに脚の付け根の辺りが次第に疼き始める。
疼きに耐える様に内股を擦り合わせていると、目ざとく氷河に気付かれてしまった。
「…胸が、気持ちよかったんだな、瞬」
「そ、それは……」
「ごめんな、瞬…こっちも構ってあげないと、駄目だよな」
するり、と氷河の指が瞬の白いショーツの中に潜り込んだ。
湿り気を感じるのは汗の所為か、それとも…。
「あ……っ」
少女の秘肉は瑞々しいピンク色から充血して淫靡な色香を発し、氷河の指を蜜塗れにしながら
くちゅくちゅと可愛らしい音を立ててねぶる。
「あっ……はぅ……」
絶え間なく割れ目を往復する指先の感触に下腹部がむずむずと疼き、自分の性器が蕩けてしまっているのでは、とさえ錯覚を覚えた。
引き抜かれた指は少女の愛液に塗れ、掬い切れなかった分が滴となってゆったりとした動きでとろりと未練気に糸を引くのが見えた。
「…すごい、瞬。こんなに…」
「言わないでよぉ…」
快楽に目覚めた体の目に見えて分かる程の変化を指摘され、瞬が顔を赤く染めながら頭を振る。
白い腿の中間で留まっていたサテンのショーツを、小刻みに震える瞬の下肢からゆっくりと脱ぎ去ると膝に手をかけ左右に押し開き
先程まで指で荒らしていた場所を直視する。
華奢な下肢の付け根で瑞々しい桜色の花弁が花開き、先程までの氷河の指戯の余韻に痺れる様にひくついて透明な蜜を滴らせている。
恥じらう瞬の表情と相まって愛撫に溺れる痩躯の艶めかしさに、立ち上る少女の色香に捉えられた氷河は
無意識に雄としての本能を強く刺激された。
まるで花の蜜を求める蜜蜂の様に、少女の柔肉に顔を埋める。
「ひぅ…っ!」
敏感な箇所に掛る吐息にすら過敏に反応し、瞬の細い腰がびくりと跳ねる。
白い太腿に指を這わせながら、吸い寄せられるように濡れた花弁に顔を寄せ、恐る恐る、そして恭しくそっと口付けをする。
ぷくりとした恥丘の柔らかな肌を食む様にしてその柔らかさを堪能すると、つう、と隠すものが無いつるりとした割れ目を
舌先で撫で上げる。
「や…舌入れちゃ…やぁあ!!」
僅かに触れるだけでも、幾重にも折り重なった少女の秘所からはとぷとぷと甘い蜜が溢れ出て、其れを拭う様に這う
氷河の舌先に脳天まで痺れるような濃厚な甘美を齎す。
「ひょう、が…ぁ!…や、はぁ…あ!」
舌の表面のざらざらした感触が、特に未成熟ながら敏感な少女の淫豆に触れると刺激が強かったのかぴくんと瞬の腰が浮いた。
愛らしくぴんと張り詰めた赤い小さな果実に、キスをして唇で食み胸の突起に与えていたように含み吸い上げると
体に走る快感の電気に堪らず瞬が身を捩って息を詰める。
「やっ…そこ……だめ…だよ…ぉ!」
自分の股間に顔を埋める氷河を押しのけようと、瞬が手を突っぱねるが既に火照った体には十分に力は入らず
彼のブロンドを僅かに乱した程度にしかならなかった。
「そんなっ…舐めちゃ…やあぁ…汚いよ…」
「汚くなんかない。だってどこも綺麗な、ピンクだから」
「や…ぁ!」
「…すごい、瞬のナカ、ヒクヒクしてる」
指で陰唇を開かれ更に熱い舌先が奥へと潜り込む。敏感な媚肉を突き入れられた舌で捏ね繰り回され、得体の知れない感覚が
全身を襲う。自身の体なのに自制が効かない不可解な感覚に怯えながらも、なぜか拒めず飲み込まれていく。
やがて其れが脳天へと到達すると―――――。
「アッ…あ、あぁ――――ッ!」
一瞬、頭の中が真っ白になり、大きく体を仰け反らせて瞬は絶頂を迎えた。
「は…ぁ…」
僅かの痙攣の後、脱力したようにぐったりとシーツの上に横たわる瞬を労わる様に氷河は乱れた髪を梳り、
頬に優しく口づける。
「もう…入る、かな…」
「わ、わかんないよ……」
「俺はもう、我慢が出来ないかもしれない」
呻くような氷河の訴えと共に太腿に固く張った熱い感触が当たっているのに気付き、其れが氷河の体の一部だと気付いた途端
ますます瞬が顔を赤くして目を伏せてしまう。
既に身体は意識を侵食する程に熱く火照り、寡黙な主の代わりに雄としての本能を素直に訴える体の一部は
痛いくらいに布地の下で自己を主張している。
ジジ、とファスナーを下ろす音がして、視線をやると氷河の下衣から天を向いてそそり立つ雄の象徴が姿を現した。
「……っ」
熱く張った其れは、外気の冷たさにも反応して更に血の巡りを速める。
「瞬、済まない…俺…もう…」
目の前にある少女の柔肌にともすれば理性が飛びそうになるのを堪えて、氷河は自身をぐっと握り諌める様に擦り始めた。
「はっ…はぁっ…」
「氷、河…」
息も荒く手淫を繰り返す氷河の必死な様子に、瞬もまた今まで受けていた愛撫により火照った体が更に熱く、胸を締め付けられる様な
感覚を持て余していた。
「……」
そろり、と瞬の白魚の様な指先が、氷河の其れに重ねられる。そして、氷河がして居た様に倣って恐る恐る、張り詰めた表面を撫で始める。
びくんと力強い脈動が、瞬の指先に伝わった。
少女の柔らかく繊細な指先に触れられ、その柔らかさに氷河の怒張はますます身を固くする。
(氷河の…凄く…硬い…それに、凄く熱くなってる…)
その感触に、女として本能的に其れを求める場所が酷く疼き始めた。
「瞬っ、う……っ」
「ひょう、が………て……」
「…え?」
恥じらいの声が小さく耳朶を打つ。かち合った瞬の濃い翠色の瞳は、幼い色を残しながらも淫蕩に潤み氷河を誘う。
「…だ、から……し……して…」
濡れた、桜色の唇が紡ぐは甘い告白。氷河の胸がどくん、と脈を強めた。
「しゅ、ん…い、いいのか?」
「……な、何度も言わせないで…」
「ご、ごめん…」
理性が途切れない様に何とか冷静さを保ちつつ、氷河は瞬の華奢な下肢を押し開き其処に自分の腰を割り込ませる。
そして支えが無くとも上向いている逞しい其れに手を添え、目指す少女の濡れた秘肉に先端を押し当てた。
『…っ』
お互いの熱さにほぼ同時に息を詰める。
「…瞬のココ…ひくひくしてるのが分かる」
「いちいち言わなくってもいいってばぁ…」
「うん、ごめん…行くぞ」
柔らかな太腿に手を添え、氷河はゆっくりと腰を進めていった。ぬるん、と濡れた粘膜に張り出した亀頭がゆっくりと飲み込まれていく。
「ふ……ッ」
内臓を押し上げる様な独特の異物感に、瞬が眉を顰める。氷河もまた狭く繊細な粘膜を傷つける事の無いようにと
慎重に腰を押し進めていった。
先程たっぷりと鑑賞した幾重にも折り重なった、瑞々しい肉の襞が自身を隙間なくみっちりと包んでいるのだという事実に
下半身を中心としてじわじわと快感が駆け巡る。
「あ…ぅっ」
瞬の息遣いに合わせてきゅうきゅうと締め付けてくる狭い膣内は熱く潤い、更に氷河から理性を奪っていく。
やがて互いの腰がこつん、とぶつかり、瞬の中に全てを収めたのだと確信した。
「…動くぞ、瞬」
挿入の刺激に、息をするので精いっぱい―――――な余裕のない瞬の頭が振られ、其れを承諾と受け取った氷河は初めはゆっくりと…
先端が抜けるまでぎりぎり腰を引いては、再び温かな瞬の中に自身を沈めるという行為を慎重に行った。
だが、動く度にぬるぬると絡みつく膣肉の心地良さに段々とその動きはテンポを速めていく。
「あっ…あ……」
律動に合わせて二人分の体重を受け止めるベッドのスプリングがぎっ、ぎっと軋みを挙げる。
「やっ…氷河…もっとゆっくり……ぃ!」
「すまない、瞬…俺…もう……!」
瞬の中で暴れる肉棒は限界まで張り詰め、どくどくと血の巡りを其処だけ性急なものにしていく。
氷河に責められる瞬もまた、必死な様子の彼の動きに追い立てられて行った。
眼下ででぷるぷると揺れる乳房を揉みしだき、更に氷河の動きは激しさを増す。
「あっ、あ…ひょう…が…ぁ!」
「もう…俺……っあ!」
ずん、と一際強く腰を突き入れた瞬間、瞬は絶頂を迎え、一足遅れて氷河の体内でもまた、暴れていた熱が解放される。
「やぁ…ん、ッ氷河のっ、出てる……っ」
膣内にびゅくびゅくと弾ける大量の精液の感触に、ぶるりと瞬が体を震わせた。
「ご、ごめん…止まらない……」
やがて受け止めきれなかった精液が愛液と混じって、未だ繋がり合った個所から半透明に粘り気を帯びた滴がとろりと溢れて
二人の間を濡らした―――――。
程無くして湯を張った洗面器とタオルを手に戻ってきた氷河は、くったりとベッドに横たわる瞬の体を丁寧に優しく拭い始める。
「じ、自分で出来るよ…」
「いや、これは俺がしたいからするんだ」
「……っ」
下肢も丁寧に拭う。―――――其の際とろりと脚の付け根から零れた白濁も勿論だ。
其れを見た瞬が益々恥ずかしそうに顔を赤く染めるが、氷河の表情はどこか楽しそうにすら見えた。
体を清めた後も甲斐甲斐しく、寝巻を丁寧に着せてやりボタンの一つ一つまでも留めてやる。
「瞬、今日は、此処で寝たい。いいか?」
「うん…いいよ」
瞬の体を抱き寄せ、毛布で二人の体を包み込む。
おやすみ、と前髪にキスを落とせば、擽ったそうに瞬がくすくすと笑った。
「明日も…その…今日みたいな服、着るのか?」
「そんなに毎日は着ないよ…動きにくいしそれにまたじろじろ見られるのも馴れないから」
「……それって俺の事か」
「さぁ、どうかな?」
「俺は…もっと色んな瞬の姿が見たい。だから、着ないなんて言わないでくれ」
「うん……」
乱れた瞬の髪を一筋指先で弄ぶ。滑らかな感触の其れは指先に絹に似た感触を齎す。
「朝、起きたらシャワー浴びないとな」
「うん…」
「風呂場でも体、洗ってやろうか?」
「そ、其処までしなくていいよ…それに一緒に入ったら、変な事するでしょ」
「変な事って?」
「そ、それは…僕に言わせないのっ」
ぼすっとクッションを顔にぶつけられる。クッションをどかした時には瞬は毛布にくるまりそっぽを向いていた。
「……変な事しない、なら一緒に入ってもいいよ」
「変な事…それってセックスの事か?」
「……」
あけすけも無く言われ、きっと壁を向いたままの瞬の顔は赤くなっているだろう。だって耳が赤くなっているのが見えるから。
「……難しいな…」
「―――――じゃあ、無し!」
あくまで真面目に思考を巡らせた氷河の顔面に、2回目のクッションが命中した―――――。
661 :
434:2012/01/05(木) 01:13:03.95
これで、砂糖菓子の氷河×瞬ルートは終わりです。
氷河瞬スキーの方を少しでも満足させられたなら嬉しく思います。
一輝瞬はあす以降載せますので、
こんな駄文でよろしければ、もうしばらくお待ちくださいませ……。
紫龍さんのお悩み相談室様の影響か星矢×瞬が書きたくなってきました…
あとムウ×瞬のほわほわねた(連れ子付)とかも書きたいです。
あれもこれも欲張ってしまってスミマセン……、
現在、文章の要らなさそうなところを削り削りしつつ、または書き加えつつ、
続編の創作をしておりますが‥‥またまた、長くなりそうな予感デス‥‥。
しかも、書いているうちに、いろいろなセリフが飛び交うためか、
どのルートに着地するか、ということが次第に曖昧になってきております‥‥。
つまり、漫画で例えると、『キャラが勝手に動く』という現象が、
文章中で起きているわけです‥‥。
自分でもどうなるかわからないのですが、ある程度書き進めたら、
投稿を始めますので、今しばらくお待ち下さい‥‥。
>>434様
乙!一輝瞬も氷瞬も素晴らしかった!
どれもすてがたいが個人的にうp主の星瞬が見てみたい。
なんたってこの二人は星矢界のヒーローとヒロインだからな!
ギガマキでも映画館デートしてたし
>> 661
お疲れ様でした
終始ハートマークが浮かんでそうな二人のやりとりが 甘酸っぱくてニヤニヤしました 氷河相手だと瞬の反応が対等な感じで、兄瞬とはまた違った良さ がありますね
一輝瞬話も楽しみにしています
・・・そして、星瞬開花したとですか!!? 是非!是非!
>>661様の星瞬読みたいです!!
>> 662
素敵なお話創作の裏では色々と苦悩されているのですね・・・
>> 662様のキャラ達はみんな活き活きしていて、いつも楽しい気 持ちで拝読させて頂いてます
お話の行く末は、ご本人様も予想がつかない状態の様ですが
それは
>>662様のキャラ達に魂が宿ってる証拠ですね!
いつまでもお待ちしておりますので、どうぞご無理をなさらずに
>> 663
> なんたってこの二人は星矢界のヒーローとヒロインだからな!
ギガマキでも映画館デートしてたし
ニコル「・・・(´・ω・`)」
氷河瞬えがったです〜
氷河は純情なんだかエロいんだかわからんのw
>>658 すぐにヤっちゃわずオナで済ませようとした氷河がいじらしい
瞬もそれできゅんっとなっちゃったんだなw
やっぱいいねえこのカプは
ありがとうございました!
乙した!
668 :
434:2012/01/07(土) 10:01:31.49
皆さま、こんな駄文に暖かい言葉をありがとうございます。
書いてから気付いたのですが、執筆中は女に縁が無い一番は氷河じゃーんと
思い込んでいたのですけど、後で気付いたのですがナターシャと絵里依が居ましたっけねw
書けば書くほどに瞬タンへの愛が強まるばかりで
春コミかSCCのどちらかでいっそ星矢ジャンルで申し込んでしまおうか、
それとも自ジャンルで申し込んでスペースにひっそりと本を置いてしまおうか
悩んでしまっている程であります。
…どちらにせよ茨の道であることは分かっておりますが(自嘲)
映画館デート>
そんな美味しい場面があったのですね…!
まだGもギガマキも読んでないので、早速漁ってみたいと思います。
そして年末に載せた一輝×瞬の続きを載せさせていただきます。
七草粥の代わりにでもどうぞ(笑)
ベッドに座り込んだままの瞬に向かい合う様にして、膝をついた一輝の体重を受けてぎしり、と
スプリングが遠慮がちに軋みを挙げる。
タイを結いつけた右手を取り、自分の指を絡め合う。
上目がちに見上げてくる瞬の濃い翡翠色の瞳は、未だ微かに戸惑いと恥じらいにたゆたっていた。
「…にいさ…」
こういう時、何を言ったらいいのか、分からない。と言いたげに震える濡れた桜色の唇が酷く官能的だった。
そっと、親指の先でなぞる様にその唇に触れれば、ふわりとした感触と震える吐息が一輝の指を僅かに湿らせた。
「瞬…」
囁く様に愛しい妹の名を呼び、指で引き寄せた唇に自分の其れを重ねる。
けしてロマンティストではない彼だが、今日の日が聖夜であるという事もあって今の触れ合いが神聖なるものの様に思えていた。
月明かりに照らされたベージュのサテン生地は照り返しを受けて、仄かな光沢を以って純白のドレスに変わる。
幾重にもドレープを重ねたドレスに包まれた白い肌は、ドレスの色と同じくして純潔かつ清楚な印象と共に神秘的とまで錯覚させた。
これは永遠の契り。其れを認める神父も神の加護も無い。
だが、今の二人にはその空間だけが唯一にして、密なる愛を交わし合う場所。
啄む様な口付けを幾度も交わし合いながら、一輝の指先は瞬の滑らかな背中を探りドレスのファスナーを探り当てる。
「…脱がすぞ」
「……うん…」
甘い口付けの雨にとろん、と目元を染めた瞬の耳元に囁く。ぽーっと陶酔した表情のまま瞬がこくりと首を振った。
ジッ…とファスナーの滑る音がして、緩んだドレスが瞬の華奢な体から離れていく。
滑らかな手触りの其れは、するすると瞬の肌をなでる様にしてぱさっと乾いた音を立ててベッドから滑り落ちた。
「…………」
ドレスの下から現れたのは、純白のシルクにレースをあしらったビスチェに揃いのショーツ。瞬のすらりとした脚を
太腿の中間まで包んでいたレースのストッキングにそれを肌に繋ぎとめていたガーターベルト。
清楚な白でありながら確実に瞬の女性としての色香を惹き立てているそれらは、同時に一輝の本能をも急き立てる様に
刺激していた。
ベッドに横たえられ今までにない大胆な下着姿を見られた瞬は、一言も発せず只投げかけてくる一輝の視線に耐える様に
きゅっとシーツを握った。ビスチェに隠れたままの胸がとくとくと脈拍のテンポを速めていく。
一輝もまた、目の前に曝け出された瞬の細身ながらも均整のとれた美しい肢体に目を奪われていた。
柔らかな髪の先から、爪先まで恥じらいに震える其れは愛しく、独占欲を掻き立てると同時に慈しみたいとも心から思わせた。
「ん…ッ」
そんな兄の視線に耐え切れず、瞬がぎゅっと目を瞑る。
「そんなに恥ずかしがるな」
もう数も分からない程に幾度と無く繰り返された睦み合い。それでもなお羞恥のベールは剥がれない。
「だって…恥ずかしいものは恥ずかしいんだもの」
窘める様に閉じた瞼に口付けを落とすと、薄らと濃い翡翠の双眸が覗く。覆い被さる様にしてその細腰を腕に引き寄せ
薄く肉の張った首筋から鎖骨にかけて唇を滑らせると、あ、と吐息混じりに愛らしい喘ぎが零れた。
なぞり上げる様にして耳元に到達すると、小さく息を吹きかけ小振りな耳朶を口に含んで舐る。
「は…ぁ…!」
一輝の肌蹴たシャツから覗く厚い胸板に肌が触れ合い、焼けつきそうな熱を伝えてくる。
伝わるだけで無い。その熱はじわじわと瞬の肌の中へと浸透し、全身を火照らすような感覚を引き摺り上げてくる。
兄の熱がすぐ其処にあるという事実が嬉しくて愛おしくて、もっと欲しくなって瞬は一輝の背中に腕を伸ばしきゅっとしがみ付いた。
「にいさ…」
逞しい背中にしがみ付き掠れた声で兄を呼べば、応える様に指が髪を梳き無防備に曝け出した白い頸筋に唇が這う。
ビスチェに包まれた乳房を大きな掌がなぞり、感触を確かめる様に指先がふにゅ、と沈む。
両の手で包み込むように揉みしだかれ、先端の突起が硬くなり生地に擦れるだけで擽ったいような焦れる感覚が生まれ
自然と瞬の唇からは悩ましげな熱を含んだ吐息が漏れ始めていた。
「やぁ…ん…」
一輝に触れられている、という事実に肌は悦び、頭の芯が痺れるような快感に蕩かされていく。
背のホックをぷつりと解かれ、窮屈そうに収まっていた乳房がぷるんと震えて外気に晒される。
一輝の手に収まる程まだまだ小振りだが、数年の経過にしては発育も良くつんと上向きに膨らんだ形良い乳房は
直に触れれば暖かく、既に火照っていたのが分かった。
両の乳房をそっと中央に寄せる様に集めると張りのある肌に口づけ、小さな果実を思わせる薄紅色の突起にも
交互に口付けを落とす。
「は……ンッ」
ちゅ、と音を立てて突起を吸われ熱い舌が這う感触に、瞬の唇からは切なげな熱を含んだ吐息が甘い鳴き声と共に零れる。
兄の整った顔が自分の胸に寄り添い、その唇が、舌が、指先が、乳房を、その先端の果実を弄ぶ様から、
恥ずかしいのに目が離せない。
それどころか鼓動は早まり、暖房すらつけていない部屋なのにも拘らず寒さを感じることすら忘れ、
一輝にもっと奥深くまで自身の体を愛撫して欲しいという思考で頭の中が一杯になっていた。
―――――そして、一つの想いが瞬の中に湧き出でる。
(僕も兄さんに、感じてもらえたなら)
兄の愛撫は乳房から、流れる様に滑らかな下腹へそして柔らかな白い太腿へと伸びていった。
一輝の指先が、やがて秘所を覆う薄布に辿り着く。其処は既に与えられていた愛撫に呼応し
湿り気を帯びていたが、すっと伸びた瞬の指先が生地の中に潜り込もうとする指を止めた。
「瞬…?」
白い内股の柔らかな皮膚を優しく食んでいた唇が、不意に離れる。
「…兄さん…僕も、したいです」
「無理、しなくていいんだぞ?」
「む、無理なんかしてないです…僕も、兄さんの事、気持ちよくしたい、から…」
健気でかつ愛らしく自身を求めてくる妹の姿に、思わず息を飲み込んだ。
その様に求められては、拒む術など欠片も浮かぶ筈が無かった。
「…こう、ですか?」
「あぁ」
一輝に言われた通り彼の足の間に跪いた瞬の小振りな桃の様な尻が揺れる様に、益々欲望を掻き立てられる。
ズボンの前を開け中から取り出した一輝の其れは既に硬く熱を持っており、雄々しい様を瞬の目の前に誇らしげに
晒した。
―――――何度も此れに貫かれた事はあるが、こんな至近距離から見たのは初めてだった。
「わ……」
力強く脈動し、血管すら浮き出てグロテスクな印象すら与える姿に、瞬は眼を丸くする。
「…瞬…その…あんまりそうやって珍しげに見られると俺も恥ずかしいんだが…」
「あッ、ご、ごめんなさいっ」
(こんなに大きくて太いの…上手くできるかな…?)
しかし此処まで来て、やっぱりヤメ―――――などと言う訳にもいかない。
お互い引くに引けない状態。そして、瞬は覚悟を決めた。
「じゃ、じゃあ頑張りますね」
いきり立った肉棒をそっと指先で包み、口を開けて迎え入れようとする。
「ン……ふ…ぅ」
しかし太く逞しい其れは、瞬の小さな唇では許容量を超えていた。それでも、息苦しさを我慢して
先端の亀頭を恐る恐る口に含む。
「…んぐ…っ」
唾液が溢れ、肉棒を伝う。上手く口で愛撫出来ない事に、戸惑いながらも今度は舌を遣って撫でる様に
兄を愛する。
瞬の桜色の唇が、ピンクの濡れた舌が、白い指が、自身の屹立を愛そうと、奉仕する姿はぎこちないながらも
倒錯的で官能的であった。
(にいさんの…びくびくしてる…)
特に先端を舌でなぞり、口付けを与えると、一輝が声を殺す様にして息を詰めるのが分かった。
自分の奉仕で、兄が感じてくれている。そう思うと胸の奥から嬉しさがこみ上げてくると同時に、漂う雄の香りに
自然と体が高ぶるのを感じ無意識的に行為に積極的になれた。
「は、ふ…ぅん、っ」
口に含みきれない竿の部分を形に沿うようにして、舌を這わせ硬く肉の張った先端には幾度も口付けをする。
唾液に塗れた其れは、やがて瞬が指で唇で舌で触れる度に、ぴちゃ、くちゅ、ちゅる、とまるで猫がミルクを飲む時の様な
可愛らしい音を立てる様になるのだが、状況が状況なだけに『可愛らしい』よりも『卑猥な』響きを以って
二人の鼓膜を刺激する。
「……っ」
「にいふぁん…ひもち、いいれふ、か…?」
「…咥えたまま喋るな…出てしまう」
「…ふぁい…」
声帯の振動すら拾い上げる程に敏感になった肉棒の先端から、やがてぷくりと半透明の蜜が珠の様になって溢れ始める。
その変化に気付いた瞬は、恐る恐る舌を伸ばして先走りの液をそっと掬い取った。
「ンッ」
塩辛い様な苦い様なそれでいて舌がじん、と痺れるような余韻を残して…今まで味わったことのない、
けして美味とは言いがたいけれども不思議な体液の風味に驚きと戸惑いに瞬の整った眉が顰められる。
しかし、瞬の舌の感触に反応したかのように、その体液の塊は先程よりも量を増やして先端から滲み出た。
溢れそうになる其れを、瞬は幾度も舌を這わせて丁寧に拭い去る。
唾液と共に何度か嚥下しているうちに、喉元を通り過ぎる度に、頭の芯がじんと痺れてくる様で初めての口淫であるというのに
段々と違和感が薄れていく。
―――――この体液には、何か頭の中を、理性を削ぎ取る様な効果でもあるのだろうか。
そんな疑問が浮かんだが、それもすぐに掻き消える。
「…しゅ、ん…」
荒く息づく一輝の声。再び口内に屹立を迎え入れれば、ぐっとその質量が増す。
(にいさんの…どんどん大きくなってる…)
「んっ…んふぅうっ…」
これは、気持ちよくなってきている証拠なんだ。そう確信した瞬は、息苦しかったが我慢して、
歯を立てぬように注意を払いつつも口内に含む事が出来た部分を舌を絡ませるようにして何度も往復させる。
ちゅる、と音を立てて吸い上げれば、先端から溢れる先走りの液の量が更に増した。
「んんっ」
突如、伸びた一輝の手が瞬の頭を押しのける。
「兄さん…?気持ちよく、無かったですか…?」
不安そうに見上げてくる瞬の視線に、一輝は頭を振る。ぎこちないながらも与えられ続けた奉仕に、欲望が
限界に達しそうになっていたのだ。
「そう、じゃない…もう…其れ以上されたら…出てしまう…」
「本当、ですか?」
「…ああ」
「…じゃあ、出してください…もっと、いっぱい頑張りますから…」
「―――――瞬!……ぅっ」
きっぱりと言い切った瞬の唇が、再び一輝を迎え入れる。一所懸命に、桜色の唇が張り詰めた屹立を愛撫し更なる快楽へ追い立てていく。
瞬の可憐な唇が、舌が、指先が、己の欲望の象徴に絡む倒錯的な光景は、確実に一輝を追いたてていく。
「瞬…!駄目だ…!」
これ以上其の綺麗な顔は、花の唇は、白濁で穢したくない―――――と理性が望み、咎めの声を挙げるが
淫らな熱に捉われた瞬の体は、その訴えを拒んだ。先走りと唾液が絡んだ柔らかな髪はしっとりと濡れ、愛らしい顔にも
ねっとりとした其れは張り付き濡らした。
「瞬―――――!」
半ば本能的に施された愛撫に、とうとう一輝の屹立は絶頂に達し瞬の熱い口内で一際強く脈動し―――――欲望を解き放つ。
「う、んっ、んうぅう―――――ッ!」
口内に力強い脈動と共に、熱が満ちていく。勢い良く口の中で弾けた衝撃に思わず身を引いてしまいそうになったが、
一輝の腰にしがみ付いて必死で堪える。含みきれなかった分が唇の端から零れ、瞬の顎に白い筋を垂らす。
「んっ……ぅ…ふぐっ!」
吐き出された大量の其れは先程まで味わっていた先走りの其れよりも濃厚な風味で、粘り気のある熱いゼリーの様だった。
口いっぱいに広がったゼリーは唾液と混じり合って、零れ落ちそうになった其れを口を手で塞いで堰き止める。
「無理をするな…ほら」
一輝はベッドの脇に置いてあったティッシュを数枚取り、吐き出すように促すが瞬は自身の口に両手で蓋をしたまま
ぶんぶんと頭を振って拒否をする。
「瞬」
「んっ……」
やがて、こくん、と瞬の喉が鳴った。嚥下しても尚喉に絡む様な粘り気の感覚と、独特の後味に眉が顰められる。
だが、自分の希望を達成できたという感覚に、ほぅ、と安堵の息を漏らした。
「…飲んじゃい、ました…」
「…美味くは無いだろうが」
「でも、にいさんの、だから…」
平気です。と照れくさそうに笑い、飲みきれず零した分も指で掬い取り丁寧に舐め取る瞬の姿が、何とも健気だった。
其れとは裏腹に濡れた唇と白濁を拭うピンクの舌先の蠢くエロティックな姿に、一輝の中に再び欲望の熱が点る。
「そんな可愛い事を言うな…また、元気になってきただろうが」
「…にいさんだから、いいもん…」
「そうか、じゃあ今度は俺が良くしてやろう」
「ひゃっ」
ころん、とベッドに寝かされ下着をずり下ろされる。兄に奉仕している間に自然と自身も高ぶっていたのだろう、
ショーツのクロッチ部分がしっとりと湿っており一瞬だけ透明な糸を引いたのが見えた。
口は性器の次に敏感な場所であるという―――――そんな事を不意に思いだしながらも、一輝は
少女の細い腿を割り開き其処にずいと腰を割り込ませた。
先程精を吐き出したばかりだというのに、一輝の其れは既に熱と硬さを取り戻し脈動していた。
ずりゅ、ぬりゅ、と小さく水音を立てて隠す物の無い少女の秘部にいきり立った肉棒が擦り付けられる。
「はぅ…っあ…!」
敏感になった所で突如愛撫を受けた桜色の陰唇は、その感触にすら感じてしまいぱくぱくと自ら口を開いて
透明の蜜を溢れさせ熱い肉棒を舐る。一輝の其れもまた滑らかな少女の柔肉の感触に、更に硬度を増す。
「にいさっ……もう…!」
息も切れ切れに、瞬が訴える。
「もう…何だ?」
分かっている。だが敢えて一輝は焦らす様に、熱を擦り付けるだけでその先に進もうとしない。
「言わないと、分からないだろう…?」
更に追い打ちを掛ける様に、言葉でも瞬を追いたてる。
「意地悪…しない、で……」
しかし、一輝の表情には意地悪の色など欠片さえ無い。僅かに顔を紅潮させながらも、瞬を見下ろす視線は
柔らかく優しかった。
―――――自身の愛撫で乱れる瞬の姿が、もっと見たい。
「さぁ、言ってみろ」
「……ッ………さ、のが……ぃ」
「聞こえないぞ。ほら、俺に聞こえる様に言ってくれ」
既に火照った体を持て余し、焦れて腰を揺らす瞬はほぼ半泣きの状態で、涙声で兄を求めた。
「……ッにい、さ、っの、がっ…欲しいの…ッ…!」
「…良い子だ」
泣くな、と窘める様に頭を撫でその潤んだ目尻に柔らかな口付けを一つ与えると、一輝は求めていた少女の秘所を
ぐっと力強く貫いた。
「ふぁ、あぁあっ!」
ずん、と体内に押し入ってくるとてつもない質量に、霰も無い嬌声が上がる。
一気に最奥まで挿入された雄々しい熱の感触に、瞬の体は歓喜に仰け反り挿入された其れを迎えた軽い絶頂の痙攣と
共にきゅう、と胎内を締め付けた。
「……ッ」
只でさえ狭いのに、いきなりの強い締め付けでの歓迎に一輝もまた荒ぶる熱に眉を顰めた。
抱えた細腰がビクビクと小刻みに震えている事に、瞬が絶頂を迎えたのだと一輝は確信した。
「挿入れただけでイッたとはな…随分敏感になったじゃないか」
「そ…そんなこと…ない、もん…っ」
はー、はーと肩で息をつき、挿入の衝撃を和らげようとしていた所に投げかけられた意地悪な言葉に、
ますます頬の朱が濃くなる。
「……ほら、泣くなと言っただろう」
嗚咽交じりの反論に苦笑しながら、一輝は瞬の目尻に滲んだ透明な滴を舌先で拭う。
「だって…兄さんが、意地悪なことばっかり、いうから…」
「意地悪など言っていないぞ?」
ぬぬ、と最奥まで貫いていた熱が、瑞々しい肉襞を捲れ上がらせるようにゆっくりと引き抜かれていく。
半分程引き抜かれた、その途端再びずんっ、と力強く奥まで抉られ弾かれるように瞬の唇から嬌声が零れた。
「ひゃ…うんッ!」
「…すっかり俺好みの体になって嬉しいと言っているんだ。ほら…」
「あ…ッん…」
瞬の細腰を持ち上げる様にして更に腰を突き入れると、ギッ、とベッドのスプリングが軋みを挙げる。
「―――――こうやって、奥まで突かれるのが好きなのだろう?」
676 :
434:2012/01/07(土) 13:17:27.95
スミマセン、欲張って連投し過ぎました…
一旦ここで切らせていただきます><
>>434氏
続きktkr
自分好みの身体に開発するとはやるな兄さん
>>434 毎回力作ありがとうございます!
フェラーリ精飲きたー!瞬たんエロすぎ可愛すぎ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
しかし一輝兄さんは役得だな…
続きもwktkしてお待ちしております
679 :
434:2012/01/08(日) 00:59:16.02
皆さまの優しいコメントに涙が出そうです…。
こんな駄文を読んでくださってホントに嬉しいです。
自分としては別の職人様の作品も鑑賞したいところなのですが…
だれか…だれか…私に瞬タンをラブ注入してくださいませ。
そして続きを載せさせていただきます。
「あっ、あぁっ」
ぷりぷりとした膣肉を抉る様に、時には掻き混ぜる様に腰をうねらせ突き上げてくる一輝の律動に声を殺す事も忘れ、
襲ってくる快楽の波に理性を削ぎ取られ瞬は白い喉を仰け反らせ愛らしく喘いだ。
「っはぁ…にい、さぁ、ん…ぁあ…」
「どうだ…瞬?」
「っは、はいっ…にいさ、のがっ、奥まで…奥まで、来てぇッ、じんじんして…っ」
「気持ちいいか…?」
「は、はい……き、気持ち、いいです…ぅ!あぁっ…やっ、そんな、激し……っ」
段々荒々しくなってくる一輝の愛撫に、体の奥底からじんじんと疼くような熱が湧きでては
それが今繋がり合っている箇所に集中して行く。特に硬く張り出した亀頭の先端でずぶずぶと最奥を突かれる度に
電気にも似た快感が背筋から脳天へと駆け巡る。
快感を感じている代償として、一輝を受け入れている狭い膣は懸命に目一杯口を大きく開けてしどと無く愛液の蜜を滴らせながらも
うねる様な動きで怒張に絡みつき締め付けては、彼自身にも言いようのない快楽を齎していた。
「あぅっ、あ、んッふ…あぁ…にいさ…っにいさ…ん…!」
律動の度、汗と愛液と入り混じった体液が繋がり合った箇所から溢れ、瞬の尻を伝いやがてぽたり、ぽたりとシーツに染みを作る。
―――――僕は、兄さんだけのものです。
何時か真っ赤な顔で吐露された告白が脳裏を過ぎる。
その言葉の通り、身も心もだけでなく純潔も全て一輝のものとなった。そして今は自身の愛撫で可愛く喘ぐようになり
いつもの可憐な表情とは打って変って熱に浮かされた淫らな姿を惜しげもなく晒してくれる。
―――――贈り物としてはこの上ない。
いつもの快活で優しい瞬も、今自分の腕の中で女として乱れ喘ぐ瞬も、全てが愛しい。
「やっ…にい、さんの…がっ…また、おっきく……っ!」
狭い膣を押し広げる様に、兄の其れがぐん、と質量を増した刺激に腹の奥が更に熱く疼く。
その腹の中を掻き回される度に、頭の中も、体の中も外も全て、一輝の事で一杯になる。
「ふあぁあっ…んうっ」
背を反らし律動に耐える瞬の唇から覗く舌に、一輝の熱い其れが絡められる。ぴちゃ、ぬりゅ、と
上の口でも絡み合う粘膜の感触にすら感じてしまい、理性が乱暴に削ぎ取られていく。
胎内も口内も一輝に侵され、其の悦びに体の奥底から今にも爆発しそうな熱がせり上がってくる。
「っはっ…もう…もう…ダメぇ…!」
腹の中で暴れる熱に追い立てられ、瞬が限界を訴える。
「あぁ…俺もだ…俺ももう限界が近い」
瞬を掻き抱く腕の力が、揺さぶる律動がより一層激しいものになっていく。
「にいさ…このまま…っ…ぼくの、ナカに…っ」
「良いのか…?」
「うんっ…にいさん、のなら…いいよ…」
息も絶え絶えな瞬の懇願に、体内で荒れ狂う欲望が爆発する。
「―――――っ!」
「ふあっ…あぁああ…っ!」
一際強く抉る様に腰を突き込まれた途端きゅうぅ、と秘肉が収斂し、一輝が小さく呻いてその身を強張らせる。
ほぼ同時に、瞬の狭い肉壺で兄の熱が弾けた。
「あっ…あぁっ…出てるぅ…兄さんのっ…」
どく、どくと腹の中をを満たす熱の感触に、一輝の腕の中で小さく痙攣して瞬は再び絶頂を迎える。
隙間の無い粘膜に下腹部が焼けつきそうに熱いと錯覚を齎して、たっぷりと一輝の精子が注がれた。
一頻り瞬の中に欲望を吐き出した一輝は、やがてふ、と短く息をついて名残惜しそうに絡む淫唇から
自身を抜き出す。程無くしてぽっかりと口を開いた膣口から、瞬の痙攣のリズムに合わせる様にして
じわりと白濁した液体が溢れねっとりと汗ばんだ肌を這い伝うのが見えた。
「……っ」
その感触は、まるで自分が粗相をしてしまったかのように思えて、その光景を兄に見られている事に
いたたまれなくなってギュッと目を瞑る。
情交の余韻に肌を染め、霰も無く裸身をシーツの上に晒す瞬の痴態は、酷く扇情的だった。
やっと、終わった―――――、瞬の胸の中に達成感と充足感が満ちていた、その時だった。
離れた筈の兄の腕が、ぐいとベッドに横たわる瞬の体を持ち上げうつ伏せにさせる。
「え……っ?」
背後から覆い被さられ、腰を高く持ち上げる様に四つん這いの体勢にされた―――――かと思ったら、
いつの間にか硬さと熱を取り戻していた一輝にそのまま後ろから貫かれた。
「ひぁんっ!」
絶頂して間もない膣内に再度侵入した熱の塊に、瞬は背を仰け反らせて悲鳴を上げた。
挿入の反動で胎内に残っていた精液が押し出され、瞬の内股を濡らす。
既に硬さと熱を取り戻していた一輝の其れは、絶頂の余韻に痺れる淫唇を再びこじ開けその奥の蕩けた秘肉を
掻き混ぜる様に激しく擦り上げてくる。
「あっ…やぁっ、にい、さん…っ今、したばっか、なの、にぃっ…!そんなっ…だめ…だめぇっ!」
再び始まった胎内の律動は、全身が敏感になってしまった瞬にとっては刺激が強すぎた。
しかし、そんな事はお構いなしと言わんばかりに一輝の力強い指先は瞬の柔らかな尻肉に食い込み、打ち付けられる
屹立はがつがつと膣肉を抉り続けた。
「すまんな…俺は、まだ全然足りない」
「そん、なぁ……っ!これ以上されたら、僕…おかしく、なっちゃう…からっ……駄目ぇ……!」
「俺としては全然構わんが?」
『最後まで付き合ってもらうぞ』、情欲の熱に浸かり獣と化した一輝の甘い囁きが、瞬の耳朶を打った―――――。
ざぁ……
荒々しい海風は容赦なく黒い波をうねらせ古い漁船を翻弄し、その船頭に立ち尽くす青年の髪を胸に抱く
白い花束を荒々しく乱した。
跳ね返った飛沫が体に掛る事も、其の風を気にすることなく、青年の闇色の双眸が見据える先にあるのは
生を感じさせない赤黒い大地を曝け出す―――――不死鳥が眠るという伝説のあった小さな孤島。
その中央に座する活火山は、我が物顔でどす黒い硝煙をもうもうと空高く舞い上がらせ鼠色の空に融け込ませていた。
「…もう、あの島には誰も棲んでおらんよ。それどころか最後の住人が去ってからのこの数年はこの荒れで
季節に関係なく島にすら近づきにくくなった…今年は特に酷い」
まるでこの島に近付く事を、神が拒んでいる様だ。
漁船を運転する老いたる漁師は、しわがれた声で青年の背に声を掛けた。
―――――城戸の名を知る老人は、毎年この青年が訪れる度にもう漁には使う事のない古い漁船を繰って
青年をあの孤島に導いていた。
だが、それも今年で最後になる―――――何となくだがそんな気がしていた。
「そうですか…」
青年は、花弁が千切れ飛ばぬよう花束を胸に抱き、そしてあの場所での出来事を脳裏に思い浮かべていた。
遠目から見ても分かる荒れ模様に人が獣が地に伏す度に涙を、血反吐を啜る様に沁み込ませていた其処は、
血の色の地面を色濃くして其の名に因んだ死の女王が棲まうにふさわしいの死の大地と化していた。
目を閉じればその地肌と同じく赤い記憶のみが蘇る。
轟々と唸る暴風の中で思い起こすは、地獄の様な日々。吐き出した血よりも赤い大地に、憎しみの鳳凰は蘇った。
(イッキ……)
どす黒い憎しみの渦の中に、鈴の様な可憐な声が響く。
太陽の色と同じ黄金の豊かな髪。
栄養不足で少女らしい丸みすら失われた白くやせ細った肢体。
それでもなお生きる希望に満ちた輝きを湛えていた優しい眼差し。
それが唯一の光芒だった。
―――――もし、彼女が生きていたなら、今どんな人生を歩んでいただろう。
一輝がデスクイーン島を離れる時、自分の配下と共に全ての奴隷を解放していた。憎しみの王と化した鳳凰には
逆らうものなどおらず、たやすい命令だった。
もし、その中に彼女が居たとしたならば―――――エスメラルダ。
自由を手に入れ、人として、女としての幸せを掴めていただろうか―――――?
ごうん、と古いモーターが音を立てて、機能を停止する。
島に近付けば近付く程に波と風は荒れ狂い、あと数十メートル、の距離が限界の様だった。
「…兄さん。どうやら此処までのようじゃ。島はもう誰も近寄らせないつもりだ」
まるで海原に浮かんだ枯れ葉を弄ぶように、暴風が波が古船を翻弄する。これ以上進めば、船ごとバラバラになりかねない。
「いえ…此処までで十分です」
一輝は静かにそう言うと、先程まで真っ直ぐに見据えていた赤黒い大地に向かってすっと目蓋を閉じる。
(イッキ…貴方に会えてよかった)
死の大地は、唯一の思い出を残した場所。しかし、これ以上『彼女』をこのような場所に繋ぎ止めていく訳にはいかない。
自分の過去に、捉えたままではいけない。
(「わたし」はもう、居ないけど―――――どうか、自分を責めないで)
小さく『彼女』の名を呼ぶ。不意にふわりと背中から包み込む様な暖かな腕の感触を感じた。
けれど、これは幻影であると知っている。だから、振り向かない。
(さようなら、イッキ)
手にしていた花束を力一杯籠めて大地に向かって放る。荒れ狂う風は渦を巻いて可憐な花達を弄び、舞い上がらせ、
引き裂き、無残に蹂躙する。あっという間に花束の形は欠片も無くなった。これが、最後の惜別。
やがて、千切れた白い花弁が轟々と鳴動を続ける赤黒い大地に降り注ぐ。雪の様に。
―――――それは、鳳凰を継いだ青年からの最期の別れ。
(さようなら…)そして粉雪が溶ける様に、花弁は大地に融け記憶の中の少女の声も掻き消えた。
「………」
島に向かって立ち尽くす青年の後ろの操縦席で、老人もまた頭を垂れる。しばらくしてゆっくりと目蓋を持ち上げれば、
精悍な顔立ちの青年が此方に振り返り小さく礼をした。
「―――――もう、いいのかね」
「はい」
短い言葉を交わした後、ドルン、と音を立ててモーターが再起動した。
島からの距離が遠くなる度に海は穏やかな色へと変わり、爽やかな風を以って船を進ませる。
不死鳥は、既に飛び立った。そして再び其の腕に愛を抱く事を思い出した。
―――――もう死の地に振り返る事は、無い。
「…………」
もそり、と腕の中に抱いていた温もりが身動ぎした様子に、一輝の意識は現実の朝へと引き戻される。
カーテンの隙間から洩れる白い光に、すっかり朝を迎えているという事を未だ紗のかかった頭の中で認識する。
「ん……」
腕に抱かれていた華奢な体が、意識を取り戻したように再び動いた。毛布の下ではお互い一糸纏わぬ生まれたままの姿である為
抱いている痩躯の滑らかで吸いつく様な柔らかな肌の感触が直に感じられる。
覗きこんだ寝顔は、花の様に可憐な色に整っており精密に作られた人形の様にも見えた。
だが、一輝は知っている。今腕に抱く少女は、人形ではなく血の通った人間であるという事を。
やがて、長い睫毛に縁取られた目蓋がゆっくりと持ち上げられ、濃い翡翠が姿を覗かせる。暫くとろんとまどろんでいた双眸は
幾度目かの瞬きを経て光を取り戻す。
闇色の双眸と、翡翠の双眸が視線をかち合わせる。
「にいさん、おはようございます」
「おはよう…朝からいい眺めだな」
にやにやと笑う一輝の視線が、毛布の隙間から覗く自身の裸体に向けられていると気付き慌てて毛布を体に巻き付ける。
「…もう…兄さんってばっ」
散々お互いの裸身は見ているというのに、恥ずかしさに頬を膨らませる瞬は可愛らしい。
「だって本当の事だ」
床に腕を伸ばし、適当に脱ぎ棄てていたシャツを手に取ると其れを着る様にと促す。
其れに従い体を起こし、シャツに袖を通す瞬の裸体が朝日の逆光の中に晒される。すっかり女性らしいラインを描いた其れは
どんな彫像よりも美しかった。
「体、大丈夫か」
「………」
素肌をだぶだぶのシャツに包んだ瞬の乱れた髪を梳ると、こくりと赤い顔で瞬が頷いた。
襟元から覗く胸元や首筋には、一輝が付けた口付けの跡が鮮明な赤の花弁となって張り付いている。
昨夜はあれからずっと自身が果てるまで、満足するまで。瞬が意識を失うまで、其の華奢な体を味わいつくした。
―――――酷く淫靡で、甘美な時間。
「もう少し、休んでいてもいいんだぞ」
「いえ…朝ご飯の支度しないと。兄さんはシャワーでも浴びてきてください」
一輝の言葉に甘えることなく、ベッドから降りた瞬の足取りは何処か覚束なく頼り無い。
「……っ」
腰に響いたのか、体を強張らせる瞬の細い胴を慌てて体を起こして支えてやる。
「ほら見ろ…昨夜は頑張り過ぎたからな」
「もうっ」
くすりと笑った一輝の手をぺちんと叩く。
「そういう事言う人には、ご飯作ってあげませんよ?」
「あぁ、分かった分かった」
「其れに、今日は服を買いに行かないと。兄さん冬服全然持ってないでしょ?」
日本の冬は結構厳しいですから、と瞬は続けた。
「別に俺は構わんが…」
「それに年末の準備もしないといけないから…」
数年ぶりの、一人ぼっちではない年明けを迎える予定がぽっと浮かんで出た事により、瞬の頭の中では
様々なスケジュールが組み換えされていた。
色々思考を巡らせているのだろう、瞬の表情は楽しそうで生き生きとしていた。
「―――――だから、一緒に付き合ってもらえませんか?兄さん」
「…そういう事なら、喜んで」
ちゅ、と肩越しに頬に軽くキスをして、一輝は手を解いた。
腕から体の中も外も自身を刻みつけた華奢な体が離れていく。
―――――だが鳳凰の名を継いだ彼の持つ、目に見えない絆と言う名の腕は、
その体をずっと離すまいと優しく抱き続けるのだ。
これからも、ずっと。
◆不思議のアリスは何時もご機嫌◆
後日談…というか、一輝が瞬をお持ち帰りした後の話。
パーティも終わり、続々と帰途に就く車の列をテラスから見下ろしていた沙織は
そっと近寄ってきた辰巳にこう告げた。
「―――――先程の客には『おもてなし』は済みまして?」
「はい『丁重に』お取り扱いさせていただきました」
其れだけ告げて、辰巳は沙織の部屋から去っていった。
瞬に不埒な真似を働いた不貞の輩。沙織の友人を傷物にしようとする事は正に断罪するに相応しい。
『今後、城戸財閥との提携は禁ずる。』その一言だけで、彼は全てを失うのだ。
心身ともに襤褸布の様になった優男は、城戸の黒服たちに囲まれる様にして帰って行った。
「……ふぅ」
弱冠17歳という若く美しい総帥は、堅苦しく強張った面を外し年相応の少女の其れに表情を変える。
ふわり、とハーブの心地よい香りが鼻腔を擽る。
こつこつ、とドアが小さくノックされた。
「―――――邪武、居るのですね」
「はい、お嬢様」
「入りなさい」
「畏まりました」
ドアが静かに開けられ、ティーセットを載せたワゴンを引いた邪武が部屋に足を踏み入れる。
「お茶を、お持ちしました」
「ありがとう」
執事見習いとしてではあるが、体を張って務めを果たす彼のハーブティーは意外にも美味であったりする。
ハーブのブレンドのバランス、湯加減、沙織が求めている癒しの効果。全てが緻密に計算されていた。
まだ年若く経験も浅い彼が、せめて主人である沙織を労わりたいと考えた末学び身に着けた特技であった。
「…今日は、ご苦労様でした」
「いえ、俺、いや私なんか全然…」
そう言い澱みながらも沙織が座しているテラスに設えられたテーブルの前に、手際良く茶の用意をする。
白い湯気を立てて、沙織のお気に入りの白磁にコバルト色で装飾されたブルーオニオンのカップにレモンイエローの
液体が注がれていく。益々強く香るハーブの芳香に、ほわりと体の力が抜ける様な安堵感を感じていた。
「―――――今日は、何のお茶かしら?」
「はい、レモングラスにミントとレモンバーム、カモミールをブレンドしたものです。暖かいうちにどうぞ」
そっと、カップが沙織の前に差し出される。
「―――――ねえ、邪武」
「何でしょうか、お嬢様」
「…お茶、一人分しか無いの?」
「はい。お嬢様の分だけですが…」
「もう一人分、用意できますか?」
「はぁ、それは出来ますが……」
「ねえ、邪武。良かったら、一緒にお茶に付き合ってくださらない?」
「えぇっ?!」
突然の沙織の申し出に、飛び上がらんばかりに邪武が驚きの色を見せる。
「あら、私とお茶するのは嫌なの?」
「い、いえっそんな事わっ…も、勿体なさすぎますっ」
「そんな事無いわ。それに…ちょっと今日は疲れたの…話し相手になってくれると嬉しいんだけど?」
テーブルに両肘をついてくすりと首を傾げて笑う少女の無邪気な其れに、邪武の心は完全にノックアウトされた。
「よ、喜んで―――――!」
これは神の気まぐれか。だが、全然構わない。しかしこの上ない聖夜の贈り物に、邪武は勢い良く首を振った。
689 :
434:2012/01/08(日) 01:17:54.67
これで一輝×瞬クリスマス話は終了です。
長々と失礼いたしました。
ついでに最後にちょっと方向性の違う番外編まで載せてしまって
申し訳ありませんでした。
あとは後日談の買い物デートとか書いてみたい気もします…。
次から次へと書きたい話が出てきてこうも荒ぶってしまうとは…瞬タン、恐ろしい子…!!
>>434さま
ありがとうございます、楽しく読まさせていただきました!!
兄さんの回復が早すぎて爆笑しました…
笑いどころじゃないかもしれませんがw
沙織さんが17歳ということは、
瞬たんも17、兄さん19歳ということでしょうか
食べごろじゃないっすか羨ましい!!
>>434氏
乙です!
にいさん絶倫ですかww
瞬たんのおまんまんに中出しオプション付きで何度も味わえるなんて羨ましい…
>>434 乙でした!
ちきしょう、兄さんいい思いしてやがりますなあ、俺と替われ。
>>434様(呼び方434様で良いのでしょうか?w)
お疲れ様でした
一輝瞬は一輝が瞬より一枚上手で、翻弄される瞬が大変可愛らしかったです
一輝の絶倫っぷりは流石不死鳥のセイントというかなんというかw
また次回作もお待ちしております
しかし一輝瞬の場合、瞬が妊娠してしまったら兄さんどうする気なのか
実の兄妹だから結婚は出来ないし…
結婚なんぞ形骸化した制度ですよ
女神に公認&祝福されているので問題ない
696 :
434:2012/01/09(月) 00:37:23.10
皆さまこんな稚拙な駄文に暖かい言葉をありがとうございます…!
>瞬17歳・一輝19歳?
あれ、沙織さんって初期年齢14歳だと思ってたので、星矢と瞬の1個上でなかったでしょうか?
なのでイメージ的には瞬が16歳で、一輝が18歳の感覚で書いてました。
>回復が早い・絶倫
きっと長旅で溜まってた上に、不死鳥にふさわしく絶倫なんですよ、兄さんはw
そして、中に出すのが好きだと知っているから、瞬も思わず受け入れちゃうんですよねえw
>瞬が妊娠したら〜
これは、春コミかSCCで発行しようと思っている予定の一輝瞬・氷河瞬の一文なのですが…
「幸せにおなりなさい。これは命令ではなく、友人としての願いよ」
「……はい」
「一輝も。私の愛する友人を、そしてご自分の妹、瞬を大事になさい」
女神の慈愛に満ちた言葉に、すっと一輝はその場に膝をつき頭を垂れた。
この瞬間、彼は真の鳳凰となった。
「…言われずとも、女神」
「…にい、さん…」
「私は生きる者たちの味方です。それがどんな愛の形であろうと互いが想い合うなら」
―――――喜んで加護を与えましょう。
と
>>695様の言うとおり、女神公認カップルなので問題なしでしょう。
ついでに言うなら、うちの一輝兄さんは瞬が18歳を迎えたら嫁にする気満々です。
妊娠したらしたで、180度性格変わってクールに徹するのみの氷河にすら「……寒い」と
言わせるほどのパパぶりを見せてくれると思いますw
年齢設定はアニメ初期のあやふやな時期が混じってるのかもしれませんな
原作公式設定では
沙織・星矢・瞬:13歳
紫龍・氷河:14歳
一輝:15歳
ですな
むしろ誕生日的に13歳組では瞬が一番年上
>>697 たしかに。アニメ設定というか青銅達の中の人たち自体も沙織さんは一輝と同い年くらいとかって言ってたからな。
沙織さんのボディやら言動からして星矢たちより年上に見えても仕方ないが
瞬が妊娠したら、貴公子の場合
シベリアに直行して泣きながらマーマに報告するんだろうな
一番動じなそうなのが星矢かな
「あと10人は作ろうぜ!」とか言いそう
700 :
434:2012/01/09(月) 14:52:59.81
皆さまご講釈をありがとうございます!
まだまだ勉強不足でした><
瞬が自分の子を妊娠したら…
星矢…
>>699様の言うとおり、サッカーか野球チームが出来そうな位子沢山にしようぜ!とかいいそう。
氷河…嬉しい半面、赤ん坊に瞬を取られてしまうことに嫉妬する事実を知り葛藤する。
紫龍…育児書などを読み模範的イクメンに。助産婦にムウ様を呼びそう。
一輝…子供と瞬の前ではツンデレ親馬鹿に変貌。出産祝いが暗黒星闘士たちから届くよ!!
誰にせよ、産まれた子が女の子だったら
『この子は何処にも嫁にやらん!』
が共通しそうです。
701 :
434:2012/01/09(月) 15:08:20.95
はてさて、瞬に対するケフェウスは誰になるのか……w
どちらにせよ史実だとアンドロメダ姫は子宝に恵まれてるので
子沢山になりそうなのは確かですね。
さて、ご講釈のお礼にネタを投下させていただきます。
時事ネタだからできる初詣ネタです。
「うぅ〜…く、苦しいですッ」
「若いのにこれくらいで根を上げるんじゃありませんっ――――ハイっ!」
着付け係の老婆は小柄な外見に似合わぬ怪力で瞬に捲き付けた帯をぎゅうぎゅうと締め付けた後
手慣れた手付きで袋帯を捌きあげていった。
「ハイ、出来ましたよ」
「あ、ありがとうございましたぁ…」
まるで戦場の様な着付け室でぐったりと座り込む瞬の本日の出で立ちは、淡い浅葱色を主調とした
裾と袖の縁に金箔で綸子染めがされている振袖に、対照的な朱で染められた袋帯。
濃い翠の髪はサイドを残して結いあげられ赤と白の縮緬生地の花飾りと簪で、品良く巻き上げられていた。
「あぁ、やっぱり私の眼に狂いは無かったわ」
瞬のへたり加減を気付いているのか、それとも気付いていないのか。見事な日本人形と化した
その姿にはしゃぐ沙織の姿は何とも無邪気だった。
(やっぱり僕って遊ばれてるのかな…)
「え?何か言いまして?」
「いえ、何でも……」
「おーっ遅いぞ、瞬」
「ごめんごめん。着付けに時間かかっちゃって…」
「ほう、これが日本の「キモノ」と言う奴か」
「良く似合ってるぞ、瞬」
「ありがとう、紫龍」
「おい、もたもたしていると置いていくぞ。瞬、寒くは無いか?」
「はい、大丈夫です兄さん」
正月3が日と言う事で、いつもは閑散とした街外れの神社ではあるが時期が時期なだけに
まさにぎゅうぎゅう詰めと言った状態でごった返していた。
「おっ、屋台が出てる!俺、たこ焼き食いたい!」
「それはお参りしてからだぞ、星矢」
「分かってるってー」
「それにしてもすごい人だな……」
人込みが苦手な氷河が顔を顰めて、人の波を凝視する。
ロシア帽とファーの着いたコートの金髪の少年は人目につくのか、通り過ぎる人々の大半が視線を投げかけてくる。
其れだけではない、支那服に身を包んだ見事な黒髪の長身の少年もまた参拝客の視線に晒されていた。
そして艶やかな振袖姿の美少女を挟むようにして進む、片方は無邪気に表情を変える明るい少年はいいとして
その向かいの片方にいる頭一つ背丈の違う精悍な顔付きの青年。整った顔立ちながら鋭い双眸と額に走る古傷が
どこか人を寄せ付けがたい雰囲気を放っている。
なかなか進まない人の波に根を上げそうになりながらも、異彩を放つ5人組はやっと参拝所まで辿り着く事が出来た。
「こうやってお参りするんだよ」
と瞬が賽銭を投げ入れ、お参りの作法を紫龍と氷河にレクチャーする。
ぱん、ぱん。
5人揃って柏手を打つ。
(今年も皆が楽しく幸せに過ごせますように…)
「…皆、どんなお願い事したの?」
「「「「秘密」」」」」
「そ、そう……」
「おーっし、屋台行こうぜ屋台!」「あまり食べ過ぎるなよ星矢」
「瞬、あれはなんだ?雲を食べてる」「あれは綿菓子って言って甘くて美味しいんだよ」
「あまり離れるんじゃないぞ。迷子になっても知らんからな」「そんな子供扱いすんなよ一輝ー」
参拝を終えた5人は、今来た道を戻るついでに道なりに並ぶ屋台を覗きこむ。
「あっちいぃ!!」
早速購入したたこ焼きを頬張った星矢は、出来立ての熱さに悲鳴を上げる。
「わぁっ、ほら、星矢お茶っ!」
「熱いから気をつけろって言われただろうが」
「うえーい…」
瞬に差し出された冷たいペットボトルの茶を一気飲みし、事なきを得た星矢は火傷した舌をべぇっと突きだした。
「…瞬、紫龍。お前達が飲んでるのはなんだ?」
「甘酒だ」
「甘酒……?ジャパニーズ・ヨーグルトか」
「外国ではそういうんだね。お酒、といっても子供も飲んでいいお酒なんだ。甘いよ、飲む?」
はい、と氷河に湯気の立った紙コップが差し出される。
「……」
瞬が差し出したコップの縁には小さく、薄紅の後が残っている。瞬が口を付けた後だ、と気付いた途端、どきんと胸が高鳴った。
「あ…僕の飲み差しじゃ嫌だよね。もう一個買ってくるから」「い、いや、いい!!これで良い!!」
「そ、そう?其れなら良いんだけど…熱いから気を付けてね。じゃないと星矢みたいになるよ、只でさえ氷河人一倍猫舌なんだから」
「あ…あぁ…」
おずおずとコップを受け取る。これはつまり間接―――――。
どきどきと心臓が早鐘を打ち続ける。だが、動揺を悟られてはならない。クールに徹するのだ。クールに。
「おっ甘酒じゃん!いっただきー♪」クール、に……。
恐る恐る口を近づけていたカップが、氷河の手から掻っ攫われる。そして星矢はカップの中身を一気にあおった。
「あっ星矢!それは氷河にあげたのに…」
「いいじゃねーかちょっと位ーおっ、次はフランクフルト食おうぜ」
「ちょ、ちょっと星矢そんなに引っ張らないでよ〜」
「………」
「…氷河、俺のでよければ、飲むか……?」「…うん……」
初めて飲んだ甘酒は、瞬の言うとおりほろっと甘かった。…けれど何だかちょっぴりしょっぱい気分になったの何故だろう。
「おーい、買ってきたぜ、フランクフルトにチョコバナナ!」
「星矢ってば凄い食欲だね…」
「家に戻ったら、沙織お嬢の用意してくれた『おせち』という料理が残ってるんだぞ?」
少しは自嘲しろ、とあきれ顔の紫龍に対し、星矢は平然としている。
「平気平気♪こういう屋台の食いもんは、俺別腹だから!」
「…これ、食べられるのか…赤やら青やら凄い色してるが…?」
星矢の手に握られたフランクフルトは良いとして、もう片方の手に握られたカラフルなソースを掛けられた奇妙な
バナナの様相に氷河が恐る恐る聞いた。
「おう。これがまた美味いんだぜ」
「うん。僕も好き」
「じゃあ、これは瞬の分な!氷河と紫龍もほら!」
瞬の手にピンク色のソースとカラフルなチョコスプレーのかかったチョコバナナが手渡される。
「ありがとう、じゃ、いただきまーす」
あーん、と無邪気に瞬が口を開ける。桜色の花弁の様な唇に、近づくチョコバナナ。
(そ、それはっ、まるで…っ)
その光景に別の物を妄想してしまった氷河と星矢が硬直する。
あのバナナが羨ましい。心の底から、そんな不純な思いを抱いてしまう悲しい思春期かな。
『ごくっ』思わず生唾を飲んだ―――――。
ごすっ、ごつっ!!
「―――――おっと、手が滑った。すまんな」
突如二人の間に割り込んだ一輝の肘鉄が、それぞれの脳天を直撃する。
「いってぇ!」
「〜〜〜〜っ」
鈍い音と、蹲った二人の姿に瞬が驚いて目を丸くする。
「ど、どうしたの、二人とも」
「さぁ?…ほら、りんご飴買ってきたぞ、お前好きだったろ」
「あ、ありがとう兄さん」
(哀れな……)
天誅を喰らった二人の姿と、嬉しそうに林檎飴を兄から受け取る瞬の様子を見比べ、紫龍は御神籤片手に心の其処で二人に同情した。
「あ…大吉」
「あー楽しかった!うーさむさむっ」
「星矢ってば元気だね」
「だって正月だもん、楽しまないと損だろー」
「ほら、手洗いとうがいを忘れるな!」
「ほーい」
「とりあえず雑煮を温めるか、皆、餅は何個で良い?」
「ゾウニ?ゾウニってなんだ?」
「それは日本特有の料理だよ。ほら、さっき屋台で磯辺巻きってお餅食べたでしょ?お餅が入ったお吸い物なんだ」
「ふーん…」
「あっ」氷河にそう説明して玄関に上がった瞬が、何かを思い出したように声を挙げた。
「どうした?」
「その前にこの着物返してこなくちゃ…汚したら大変だから」
「そうか…」折角の晴れ姿なのに、勿体ない。
「ちょっと本邸に行って着替えてくるね」
「……勿体ない」ぽそりと氷河が呟く。
「そんなの部屋でちゃちゃっと脱いで返してくればいいんじゃね?」
「そうもいかないよ…結構脱ぎ着するの大変なんだよこれ…畳み方とかも面倒だし」
「へー…あっ!」
今更になってじろじろと瞬の振袖姿を眺めていた星矢だったが、何か思い出したのか突然大きな声を挙げた。
「どうしたの?」
「俺、これの脱がし方テレビで見た事ある!」
「へ?そうなの」
「おう!確かこうやって…」がしっと星矢の腕が、背後から帯を掴んだ。
「え?え?え?」 「―――――こう!!」
しゅるるるっと小気味良い音を立てて、帯が解かれ宙に舞う。少女の痩躯に何重にも巻かれた帯は力任せに引かれるまま
瞬の体をくるくるくると回転させた。
「ひゃぁああぁ〜〜〜〜〜っ?!」
「ほーら、良いではないか良いではないかー」
「ちょ、ちょっと星矢、これっ、目が回っ、嫌――――――!!」
瞬の体は逆らう術もなく、まるで独楽の様にくるくると勢い良く廻る。
「こ、これがキモノの脱がし方なのか…ダイナミックだな」
やがて捲き付いていた帯が終わると、瞬の体はくるくるくる…と余韻を残して数回転した後床の上にすってんと転んだ。
「うぅ……ひどいよぉ…星矢ぁ…」
ぐるぐる回る視界に翻弄されて、へたり込む瞬が弱弱しい声を挙げた。その顔は上気し、薄ら涙ぐんでいる。
「いやー一辺やってみたかったんだよな、これ…って」 「……………」
からからと悪びれる事もなく笑う星矢の表情が、ふと固まる。一部始終を見ていた氷河もまた、である。
先程の勢いで浅葱色の振袖は瞬の体からずり落ち、下に着けられていた薄桃色の襦袢が露わになっていた。
その襦袢もまた乱暴な帯の解き方によって乱れ、襟元からは瞬の柔らかそうな胸元の谷間が、裾からはすらりとした脚が
太腿の半ばまで見えているではないか。
嗚呼、正月早々何たる艶姿―――――。思わず両手を合わせて拝みたくなる程の光景に、時が止まる。
ゆらり……。
ふと、二人の背後に熱さを感じる程の強烈な小宇宙が立ち上る。
「………」おそるおそる同時に氷河と星矢の首が背後を振りかえった。
其処に居たのは、ゆらりと灼熱の小宇宙を立ち上らせる鳳凰の少年の、姿。其の形相は、まるで怒れる仁王像そのものを思わせた。
「お前ら……」そして声がもう一つ。
鳳凰の背後には、同じくしてゆらりと怒りの小宇宙を立ち上らせる龍の少年の姿。
手にはお玉を持ち、エプロン姿というのどかな風体ではあったが、何とか笑みの形をかたどっている口元はぴくぴくと震えている。
―――――今年は龍年だから、目出度いな―――――ってそうじゃなくって!!
「いや、これは、そのっ…着替えを手伝ってやろうと思ってっ」
「ほう、手伝いとは懸命だな…所で星矢に氷河、ここに出来立ての小龍包がある。手伝いとして、熱いうちに味見をしてくれないか」
龍の纏うオーラが、赤から金色に色を変化させる。
次いでぼわんっと鳳凰の背に負う炎が勢いを増した。
―――――ど、どんど焼きにはまだ早い―――――って其れも違う!!
「言い訳は聞かん―――――人の妹に何しくさっとる、このアホ馬にムッツリ阿呆鳥が――――――!!!!」
ど―――――――――――ん。
轟音を立てて、空に龍と鳳凰の姿が立ち上る。
「まぁ、見て邪武。新年早々目出度いわね」
テラスにて艶やかな濃い赤の振袖姿で、邪武の淹れた黒豆ほうじ茶を堪能していた沙織がその光景を
のほほんとした表情で眺めていた。
「ええ、そうですね。お嬢様」
……失礼しました。
708 :
697:2012/01/10(火) 05:57:13.53
あれ、氷河とばっちりじゃね?w
ほのぼのギャグ好きです、乙でした。
沙織いるの忘れてて素で瞬が13歳組で一番年上なんて書いちゃった;
とーぜん沙織のが一週間ほど年上です、はい。
あんまアテナの降誕時の状態がよくわからんですが
NDなんか見ると生後半年位?生まれたてではないしなあw
>>707 お疲れ様です
氷河巻き添えwww
間接キッスで動揺するとは、純情だな氷河w
内面は全然クールになれてないところが氷河らしい
しかし、青銅5人はみなタイプは違えど美形ぞろいだから
目立ちまくるでしょうね
711 :
434:2012/01/11(水) 00:20:07.24
>>708-709 いえいえ、氷河のムッツリエロ小宇宙を感じたからこその
不死鳥と龍による鉄槌だと思われます。
ムッツリクール…なんか薬の名前みたいだw
フェニックス一輝
フェラチオ一輝
スペルマ流星拳
セクハラ幻魔拳
ピンク色はアンドロメダの色
瞬たんの乳首とマンコはアンドロメダ色
今年のコミケ、瞬たん受(ジャンル:聖闘士星矢)で活動していた
サークルさんは、どれくらい居たのかな?
かなり少なかったんだろうなー。
星矢サークル自体が、コミケでは少ないからね。
でもかわりにパラ銀にそれなりに多いだろう。
瞬と一輝は結婚できなくて正解。
だって呼び名が「にいさん」じゃなくなっちゃうなんてヤダw
720 :
434:2012/01/12(木) 23:57:29.29
ここに身バレ覚悟でパラ銀申し込もうかどうか
悩んでる奴が一人いますよ…。
でもにょた瞬受けオンリーじゃ、ドン引きされるでしょうね…。
去年の冬はパンフで確認しましたが10も無かったかと。
>>719様
実際に結婚しなくても秘密の結婚式とかして
こっそりお揃いのリングをつけてるとか良いかもですね。
結婚しなくてもパパにはなれるし(笑)
722 :
434:2012/01/13(金) 07:35:39.69
>>720様
暖かい言葉ありがとうございます…!
参加したいなぁ、とは思っているのですが、会場が会場なだけに
以前別のイベントで参加したときのスタッフの手際の悪さと混雑具合に
うんざりして「次参加する時はちょっとなぁ…」とモニョる部分もありまして…。
同時開催で、某海賊漫画のオンリーも行われるようなので
混雑は必至だな…と思うと中々決断できないでおります。
723 :
434:2012/01/13(金) 07:41:02.75
もしイベントに参加するようなことがあれば、此方の掲示板に
載せさせていただいた作品に加筆修正したものと、一輝×瞬前提の
鬼畜ヤンデレ氷河×瞬な作品(ゴカーン・妊娠・堕胎ネタありなので注意)
を出したいな…と思っております。
出来れば仲睦ましい暗黒聖闘士も出したい。
何だか愚痴だけではあれなので、星矢×瞬を途中までですが
投下させていただきます。
朝のコーヒー代わりにどうぞ。
「よーっす」
まるで自宅に帰ってきた時の様な手軽な返事で玄関を上がると、土産として持たされていた菓子やら
玩具やら洋服やら詰まった大きな包みをどさりと置いた。
「星矢ちゃん、いらっしゃい」
馴染みの来客に、迎えに出た美保がにこやかな笑みで駆け寄ってくる。
「あ、これ、沙織さんからね」
「うん、いつもありがとう」
「星矢にいちゃーん!!」
頭の上から降ってきた元気な声に上を向けば、悪友コンビのタツヤが階段の上で手を振っているのが見えた。
「おーう元気してたかー?」
「勿論!アキラとマコトもさっき学校から帰ってきたとこ!!」
「おう、それじゃ美保、俺あいつらのとこに顔出してくるな」
「うん。後でお茶持っていくね」
「おーい、元気してたかお前ら―」
悪友3人組が共に過ごしている部屋にひょっこりと現れた星矢の姿に、アキラとマコトが歓声を上げた。
「星矢兄ちゃん!!」
少年達が睡眠と憩いの場にしている3人一組の室内は、重ねて貼られたアイドルのポスターやら
造りかけのプラモデルの残骸やら漫画本やらが散らばっていて、お世辞にも綺麗だとは言えない。
だが、その散らかりっぷりが少年たちらしくもあり、懐かしいとも思えた。
「何時来たんだ?」
「今来たとこ」
「そっか」
ふと見れば、二人は床の上に広げた一冊の雑誌を挟むようにして、胡坐をかいていた。
「…お前ら、何見てんの?」
「あっ、そうそう!!すげえんだよ、これ!」
星矢の問いかけに、タツヤが思い出したように二人の間に入ると手招きをする。
興奮醒めぬ―――――と言った風の3人の様子を不思議に思いながらも、その輪の中に腰を下ろす。
「ほら、これ!」
アキラが指を差したのは、床に広げられた雑誌。
言われた通り視線を落とすと、その中では豊満な体つきをした女が男に媚びる様なカメラ目線で
惜しげもなく晒した裸体で霰も無いポーズを取っている。
まるで水風船のように膨らんだ乳房、括れたウエスト、陰部を覆う卑猥な恥毛、
むっちりとした白い太腿に掌に持ち上げればもっちりとした弾力のありそうな大きな尻―――――。
男の欲望を煽る目的で撮影されたグラビアに、否が応でも年頃の少年は高揚感を隠せない。
「うっわ…」
しかもそんなページが最初から終わりまで延々と続く―――――所謂成人雑誌というものだ。
「な?な?すげーだろ??」
「どうしたんだよこれー」
「昨日学校の帰りに拾ってきた」
と、ふんぞり返って自慢するアキラを余所に、タツヤ、マコトは爛々と過激なグラビアに
目を光らせている。
「ほら、これなんかおっぱいがぼーんって!」
「こんな胸でかい女、俺見た事ねえよ。美保姉ちゃんはぺったんこだし…」
「おいおい、そんなん言ったら殺されるぞ」
「俺も見た事ねえ。星矢兄ちゃんは、いろんな国に行ったことあるんだよな?こんな感じの姉ちゃん見た事無いの」
「そうだなー…って馬鹿!こんなの美保に見つかったら大変だぞ!!」
ぎゃいぎゃいと騒ぐ中、とんとんとドアがノックされ美保がグラスを載せたトレイを片手に顔を覗かせた。
「なあに?何の話?」
「な、何でも無い!」
わたわたと悪ガキどもを押さえつけ、星矢は会話の中心となっていた雑誌を手近にあった
自分の上着のポケットにねじ込んだ。
「相変わらず仲が良いんだから」
プロレスごっこでもしていると思われたのだろうか、床の上で縺れ合う少年たちを見て美保はくすくすと笑った。
(ま、間に合った…)
「ほら、ジュースとお菓子持ってきたわよ。あんた達いい加減部屋片付けなさいよね」
お小言付きでトレイを運んでくる美保は、先程の星矢のやり取りに気付いていないようだ。
―――――隠匿成功。
美保が出て行った後、危機を回避できた安堵に星矢一同ほっと息をついたのだった。
「危なかった―…」
「ねね、星矢兄ちゃん。今日は瞬姉ちゃんは来てないの?」
危機が去ったのを確認して、タツヤがふと問いかけてきた。
「いや?今日は俺だけ。荷物届けに来ただけだからさ」
「そっかー…」
「?」
残念そうな様子に、星矢は不思議そうに首を傾げた。
「なんだタツヤ、瞬に用でもあったのか?」
「べ、別にそう言うんじゃないんだけどさ…」
すると得意げな顔でマコトがタツヤの頭の上にのしかかってきた。
「タツヤは瞬姉ちゃんが気になるんだってさ」
「なっ…馬鹿、何言うんだよ!!ちげーよ、そんなんじゃ…」
図星らしい。タツヤの顔が瞬時に真っ赤になる。
「まぁ、確かに可愛いもんなー。アイドルみたい」
「ふむ。俺が見るからに、あれはイイ女になる。こないだ来た時に見たけど胸も結構おっきくなってきてるし…」
「なーにふざけた事言ってんだタコ!」
評論家の如くふむふむと頷いたタツヤの頭に、星矢の拳骨が命中した。
「あーいいなー星矢兄ちゃんてば、あんな可愛い子と一緒に住んでるんだもんなー」
「まぁ、兄弟みたいなもんだからな」
「瞬姉ちゃんみたいな姉ちゃんいたら、俺、お風呂とか一緒に入っちゃう」
「俺は耳掻きして欲しいなーあの太腿に膝枕してもらって…」
「着替えとかも見放題だよな!」
「お前ら瞬を何だと思ってやがんだよ…」
思春期真っ盛りと言うか、煩悩に塗れた少年達の討論に星矢は呆れたように呟いた。
―――――だが、この中で話題に上がっている少女に対して、星矢自身も仄かな思いを抱き始めている、と
言う事実に気付いている者は、居ない。
少年達の馬鹿騒ぎに付き合っていたら、孤児院を出る頃には日がとっぷりと暮れてしまっていた。
「おかえり星矢」
「ただいまー」
城戸邸の離れに戻ってきた星矢を、可愛らしい声と食欲をそそる味噌汁の匂いが迎えた。
「今日は星の子学園に行ってきたんだって?皆元気だった?」
「おう、ぴんぴんしてた。っつーか悪ガキどもがどんどん生意気になってきやがってなあ…」
「あはは、それだけ元気に成長してるってことだよ」
グレーのタートルネックにベージュのカーディガン、そして丈の短い黒のプリーツスカートからは
同じ色のニーソックスに包まれたすらりとした細い脚が覗いている。
其れに青のエプロンを重ね、ふわりとした癖のある髪を緩く纏めている姿から夕飯の支度をしていたのだろうと
予想がついた。
もう、何処から見ても女の子だ。しかも、かなり可愛い部類に入る、という事に最近気づいた。
―――――そして更に、その一挙一動に時折心を奪われる事があるという事も。
「星矢、ご飯は?豚カツ用意してあるけど」
「あっ、食う食う!」
今、この離れには星矢と瞬の二人しか居ない。その他の面子は修業の旅に、里帰りにと思い思いの場所に居るからだ。
偶然に偶然が重なった結果だが、一つ屋根の下に瞬と二人きり―――――というシチュエーションなのだと
自覚すると胸がざわつくのを抑えきれない。
「そのままキャベツ添える?それともカツ丼が良い?」
「えーと、そいじゃカツ丼!」
「うん、分かった。用意しておくからお風呂入って来て」
そう言って台所に入っていく瞬の後ろ姿を、星矢はじっと見入っていた。
可愛らしい鼻歌交じりで冷蔵庫を開け、取り出した材料を手際よく扱う姿も様になっている。
「星矢?どうかした?」
「あ、いやいや、何でも無い!風呂行ってくる!」
怪訝そうな瞬の声に我に返った星矢は、悶々としていた思考を振りはらう様に慌ただしくリビングから出て行った。
「…変なの」
半ば逃げる様にして姿を消した星矢の様子がおかしくて、瞬は首を傾げた。
729 :
434:2012/01/13(金) 07:48:39.07
とりあえず今日はここまでにします。
連投失礼しました。
ゲームでの氷河と瞬見てると
あの二人、あのあと結婚でもするのかな
と思う
>730
婚約した後のような会話だったな。
>>728 瞬の料理食べたいれす(^p^)
>>729 そないなオイシイシチュあるんか…
これはPS3ごと買う価値アリか…
自分は瞬のためにPS3を買った
おまい漢だな
>>729 乙です
瞬たんと二人暮らし…だと?
瞬たんの手料理食べたい!むしろ瞬たんを食べたい!
まるで新婚夫婦の様なこのスウィートな雰囲気は何だ!!
星矢は何て幸せ者なんだお願いです代わって下さい
>>731 氷河「俺たちこの戦いが終わったら結婚するんだ」
>>735 氷河、それは違うフラグを立てたぞw
死なない程度、12宮突破してくれ。
737 :
434:2012/01/14(土) 01:22:45.95
そんな美味しいシチュがあるのですか…?!
くそう、パチの星矢で大勝ちできればPS3が買えるのに……!
兄さんとの絡みは、ないのでしょうか??
そして青春……もとい星矢×瞬の続きを置いていきます。
「あれ、星矢上着置きっぱなしにしちゃって…」
ソファに置き去りにされたパーカーに、瞬が目を止めたのはそれから10分と経たなかっただろうか。
「もう脱ぎっぱなしにしちゃって」
しょうがないなあ、と苦笑しながら、瞬がパーカーを畳もうと拾い上げた途端ポケットから丸まった雑誌が
ばさりと落ちた―――――。
風呂で汗を流した後瞬の手料理で腹を満たした星矢は、自室に戻ってのんびりとベッドに寝そべっていた。
『瞬姉ちゃんと風呂に入りたい』『耳掻きして欲しい』
『着替えを覗いてみたい』『あわよくばあの胸に触ってみたい』
昼間の話題が、悶々と頭の中で繰り返される。
(―――――そんなの、俺だってして貰いてぇよ…)
あの場では言えなかった本音が、今胸の中で吐露された。
そして、台所でのやり取りと瞬の姿がリアルに思い起こされる。
(何か、あのやり取りだと「新婚さん」みたいだよな―――――)
『星矢、お帰りなさい。ご飯にする、それともお風呂?それとも、ア・タ・シ?』
とあるドラマで見たやり取りが自分達の姿にダブって見えた。
「―――――って、俺は何を考えてるんだぁ…」
ふとそんな思考が浮かんでしまい、慌てて枕に顔を埋めてその考えを振り捨てる。
しかし、星矢と言う少年が、一つ屋根の下で生活を共にする瞬という少女に並々ならぬ思いを抱いている、
と言う事実は揺るがない。
幼子の頃に遊んでいた時には泣き虫とからかった事もあった。
聖闘士として戻ってきた瞬を見て、その成長ぶりと其れが女であるという事を知った時は大層驚いた。
そして、闘いの日々を終え少女として生きるその姿に何時しか魅かれ、目が離せなくなった。
悲しいかな其の純粋な思いは体は少々邪な想いで受け止めてしまった。
いつしか脱衣所で見てしまった瞬の風呂上がりの桜色に染まった裸体を思い返した夢を見た朝は、
下着を汚していて落ちこんだ。
そして…今も彼女に対する想いが募り募った時は、自身の手で自分を慰めるという手を身に着けてしまった。
ますます瞬は綺麗に、可憐に成長していく。
―――――いつか、あの微笑みが自分の物だけになってくれたなら。
こんこん、と部屋のドアがノックされたのは、そんな煩悩が脳内を支配し始めた辺りだった。
「星矢…もう寝ちゃった?」
ドア越しに籠って聞こえるのは、紛れもなく瞬の声。
「い、いやまだ!起きてる起きてる!」
星矢は慌ててベッドから跳び起きて、ドアを開ける。
其処には声の主、瞬が先程の恰好からエプロンを除いた姿で立ち尽くしている。
「…ど、どうしたんだ、瞬」
「その…星矢…」
なにやら後ろ手にもじもじとしている瞬の顔は、仄かに赤くなっている。
「何、瞬…どうし」
「ごめんっ!」
どうかしたのかと尋ねようとした星矢の目前に、突如頭を下げた瞬の手から一冊の雑誌が突きだされる。
「あ」長い間丸まっていた其れは、少し癖がついていたがそれは紛れもなく―――――。
ぴしっ、と星矢の周囲の空気が石の様に固まる。
「さっき、リビングで星矢の上着を拾って、そしたらこれが落ちてきて…」
こっそり返そうと思ったんだけど、タイミングが掴めなくって。
「あの、いやっこれは、そのっ、悪ガキ共が拾ってきてたのを没収したというか…べ、別に鑑賞しようと思って
持って帰ってきた訳じゃなくって、えっと偶然に偶然が重なったというか」
「う、ううん別に軽蔑とかしてるんじゃなくて…星矢も男の子だからしょうがないかなって…だからそんなに
慌てないで」
…妙に世俗的な事に達観している天使の笑みに、ほっとした様な恥ずかしい様な。
はい、と改めて差し出された雑誌を、恐る恐る受け取る。
「それじゃ、僕はこれで…」
「しゅ、瞬」
「?何?」
「…えっとこれ…中身、見た?」
「………」
すると、瞬は視線をそらしてしまう。それから白い顔がかぁーと赤い色を濃くして染まった。
あああああ!!!俺はなんて事を聞いてるんだぁああ!!!!
ぽろっと出てしまった自分の不注意な言動に、頭の中でのたうち回る。
「……ちょっと、だけ…ご、ごめんね…盗み読みとかするつもりもなくて…」
瞬の語尾が益々小さくなる。―――――さっきの問いかけでは、もしかして雑誌を読んだ事に対して責められている
響きに聞こえてしまったのかもしれない。益々星矢の胸中が、気まずさに荒れ狂う。
「じ、じゃあ、本は返したから、お互い無かった事にしよ、ね?」
それじゃあ、お休み、と逃げる様に去ろうとした瞬の腕を、星矢は慌ててまだ弁解し足りないとばかりに掴み押し留める。
ばさりと先程の雑誌が床に落ちたが、そんな事は全く気にならなかった。
「せ、星矢?」
「ち、違うんだ…」
「う、うん…それはさっき聞いた、から…」
「それも、ある、けど…そうじゃなくって……俺は、この雑誌の姉ちゃんよりも瞬の方が全然いい!!」
「…へっ?」
突拍子もない星矢の告白に、瞬が不思議な声を上げた。
……ってなんて言い方してるんだ俺はあああああああ!!!!!!
のたうちまわる自分の姿が脳内でリバースされる。
脈絡のない発言をしている、と自身で思い知ってる分だけあって、赤面する濃度もいつもの3割増しだ。
耳まで熱い。序に言うなら心臓が耳の傍でどっこどっこと太鼓を調子よく太鼓を叩いているようだ。
「…いや、星矢…僕は別にこういう本を読んでるからって、嫌いになったとか軽蔑したってわけじゃないよ?」
「嫌いじゃないんだな」
「え?……うん」
「じゃあっ、俺の事、好きなんだよな?!」
「え………?ちょっ、星矢!」
瞬の体を自室の中に引き寄せ、ドアを閉める。ドアを背に立ち尽くす少女の痩躯を挟むようにして、両脇に腕を突いて
星矢は瞬の様子を窺い見つめる。視線をかち合わせた瞬の表情は驚き半分戸惑い半分と言った様子だった。
「ちょっと、冗談きついよ、星矢…」
「じょ、冗談なんか言ってない!」
「か、からかわないでよ…それに、星矢には美保ちゃんや沙織さんがいるでしょ?」
「からかってなんかいない!美保より沙織さんより、俺が一番好きなのは瞬だよ!!」
「えっ……」
噛み合わなかった言葉のやり取りが、ようやっと一本の糸となって縒り繰られた。
「な、何も僕じゃなくても…僕…女の子らしくないし…」
「そ、そんな事無いっ、お前すげえ可愛い!…って外見だけで言ってるんじゃないぞ、お、俺はっ瞬の全部が好きなの!」
「………っ」
勢い良くぶつけられてきた告白に益々瞬の顔が赤く染まる。
「…ぼ、僕…星矢はてっきり美保ちゃんか沙織さんの事が好きなんだって、思ってたから…」
「そ、それは…好きは好きだけど…今瞬に言ってる意味合いのじゃなくて…沙織さんは護りたいって思う存在だけど…
…そりゃ、昔は泣き虫だってからかった事もあったし…それは悪かった…で、と、とにかく俺は、瞬が好きだ!!
チューだってしたいしデートだってしてみたい!それ以外にももっともっと色んな事がしてみたい!!」
「ちゅーって…色んな事って…」
あわあわと慌てる瞬の髪に顔が触れんばかりの距離まで、近づいてみる。
―――――ほら、今じゃ俺の方が背だって高いんだぞ。
ふんわりと甘いシャンプーの香りが鼻腔を擽り、更に星矢の胸を高鳴らせた。
「あわわっ…ち、近いよ…星矢ッ…」
慌てふためく瞬の肩に手を伸ばし、ぐっと掴む。触れた肩は予想していたよりも柔らかく、そして華奢だった。
肩がこれだけ細いのだから、其の体を全て抱きしめてしまえばどれだけの感触を感じられるのか―――――興味をそそられた。
「…ぎゅって、していいか?」
「え?」
「瞬を、ぎゅーってしてみたい」
「え…あの…その…」
「一応、先に断ったからな!」
そう言いきると星矢は、ドアに押し付けていた瞬の体を引き寄せ腕の中に抱き締める。
「あ……っ」
布地を通して、瞬の少女としての柔らかな肉が腕に胸板に押し付けられる。更に力を籠めてしまえば、折れてしまいそうな程
華奢な造りをしていた。
「しゅん……っ」
腕に抱いた少女の甘い香りに、頭がくらくらする。胸元にふにゅっと当たる柔らかな二つのクッションの様な感触はきっと…。
考えれば考える程、理性と欲望が渦巻いて星矢の頭の中はオーバーヒート寸前だった。
「せ、星矢……」
「…やっぱ、俺…瞬の事すげー好きみたいだ。ぎゅってしたらすげえ顔が熱い…」
「僕も……」
「瞬ってやーらかくて暖かくて、気持ちいい」
へへ、といつものあどけなさを取り戻した星矢の無邪気な表情に、瞬も思わず照れた様に笑みを浮かべた。
742 :
434:2012/01/14(土) 01:33:13.03
連投失礼しました。
ていうか甘酸っぱすぎて逆にしょっぺえです…。
あまりのバカップルぶりに私の脳内に冥王様が「私にもイイ思いをさせろ」と
降臨されました。
つーか結論:「こいつら本番いらなくね?」
星矢タンには本番が必要です。星矢タンに有終の美を飾らせてあげて下しあ。
告ったその日にヤっちゃうなんてイヤン><
747 :
434:2012/01/14(土) 15:04:38.88
>>745様
すっかりこのスレを一人独壇場にしてしまい申し訳ありません><。
私もそろそろ別の職人様の作品で萌え補充をしたい所であります。
なので、ちょっと自重させていただきますね^^;
>>746様
フォローありがとうございます…!
サイトはどうするかは分かりませんが、パラ銀に出るかどうか
現在悩み中ですのでその結果次第に寄るかと思います…。
他の職人様の作品をお待ちの方、申し訳ありませんでした。
とりあえず完結までは投下してくださいw
星矢瞬えらい楽しみです(・∀・)
彗星の如く現れたw
>>434氏にはスレ活性化に貢献して下さって心より感謝してますし
驚くほど高レベルなスペック豊富なのは羨ましく本当に有難い限りですが
それだけに、投下後にまた次は○○したいと個人語りや予告が入ると
当然期待する人は「是非!是非!」と声掛けますし
他職人(が居れば)や雑談したい人はそんな中投下しづらくなると思いますよ…?
コンスタントに作品投下が続くこと自体は問題ない(てかむしろえらい有難い)ですが
あまり同人活動等突っ込んだ話が続くのならばサイト等、個人的な場の方がよいかと思います。
ここは予告も約束も気兼ねすることなくw匿名で気軽に萌え投下できる場ですし。
突発的かつ投げっぱなしで構わんのです。
てことでクレクレを無視して下さってもなんら問題ありませんし
全レス返しをする義務も必要もありませんが
もし続きがあるならば是非とも星瞬お願いしますm(__)m 本番の有無は問いませんのでw
とりあえず
みほちゃんは「美穂ちゃん」ですぜ
いや好きキャラなもんでw
俺も434の書くSS好きだが
確かに同人活動云々や前ちょろっとあった他ジャンルのイベントの愚痴とかは見ていて気持ちいいものじゃないし
>>748の言うように個人が関係する話は個人の場での方がいいかもな。
結果
とりあえず瞬たんスレなんだからみんなで瞬たんを愛でようぜ!
751 :
434:2012/01/14(土) 22:53:54.37
皆様様、有り難いお言葉と手厳しいお言葉を
私なんかにありがとうございます。
私自身、久々に来た萌えの波に我を忘れて
少しはしゃぎ過ぎたようです。
私の書き込みで不快に思われた方もいるかと思います。
その節は本当に申し訳ありませんでした。
752 :
434:2012/01/14(土) 22:56:40.59
その節は本当に申し訳ありませんでした。
以後、気をつけます…。
それでもまだ私にこのスレと瞬を愛でさせて頂ければ嬉しいです。
後、美穂ちゃん、名前間違えてすみません…
元々ホモ書きであらせられるなら普通のpink瞬たんスレにも是非とも投下を…
瞬たん家持の自分からみると、毎回作品に反応がいただけるとは瞬たんへの熱い思いを感じる良スレですね。
このスレの住人達がもし瞬たん家を回っていたら、是非萌えた作品へ拍手の一つでも送ってくだしあ。
創作小宇宙が段違いで燃えるのですよ。
家ってサイトってことですか?
同人用語明るくないの…(´・ω・`)
でも稀に巡ると拍手はしてますよ
ごく限られた嗜好なのでサイトよりここのが性に合ってる訳ですがw
ここだけの話ですが。
私も遠い昔、少年ジャンプに載っていた漫画(星矢ではない)を通じて
コミケにサークル参加したことがありまして、
>>434さんがついはしゃいでしまう気持ちは、わからないわけではないので、
あまり責めることはできないです‥‥。
ただ、私の場合は、同人活動の告知は、自分のHPを持っていれば、
そこだけで行います。
サイトを持っていなければ、「同人活動してます」とサラリと書く程度で、
どのイベントに参加するのかまでは、自分から告知することはしないです。
スレを見ている人たちの「同人」に対する理解度は、人それぞれだと思いますし、
押し付けになるのは却って悪いかな、と私自身が考えているためです。
ちなみに現在、同人活動はしていませんが、自分の書いた小説(?)の
まとめブログ(?)を作りたいと考えています。(笑)
でも、カテゴリーをアダルトにするかどうかで悩んでいるため、
この企画は停滞中です。(笑)
今、気になっているのは、
>>434さんの星瞬には続きがあるのかないのか、
ということです。(笑)
もしかしたら、続きはなく、あれでおしまいなのでしょうか‥‥?
あるよ!!
てオレ部外者だけどね!www
特定されるような同人サイトやサークルの話題は、自分の所に限らず控えた方がいいね
>>756さんも言われているように住人の同人理解度も考慮しつつ、
同時に同人側の2ちゃんねる理解度も視野に入れておいた方がいい
個人それぞれに考えがあって住み分けしていると思う
他ジャンルなら宣伝乙と言われかねない
うん
こんなスレに居ながらだけどw 同人無知な自分みたいのも居るんだな
まあ通販で買ったことは幾度かあるけど、同人板じゃないしねここ。
ガチガチに縛る必要はない、まぁ脱線しそうな話は何事もほどほどにってことで。
>>434さんの星瞬続き全力で待ってますよー!(*´д`*)
もちろん他職人さんの作品もー!!
後天性女体化瞬たんの続きもー!! 氷河がんばれww
カスタムメイド3Dで女の子を瞬たんそっくりにカスタマイズしてプレイしたい
吾輩の貧弱なノートパソコンでは体験版すら動かなかった…ハイスペックなPCが欲しい今日このごろ
下手に低スペックなPCで無理にやると
カクカクホラーになるから注意な
メイドな瞬たんハァハァ
ミニスカ+ニーハイ+ノーパンでよろしく瞬たん
メイド瞬たんのスカートに顔突っ込んで
お股クンクンしたいお
んあ〜いい匂い瞬たんのマンマンいい匂いだよ〜
近いうち(?)に、燃料(紫龍さんのお悩み相談室の続編)を投下、
爆撃を開始する予定です。(笑)
しかし、まだタイトルが決まっていません。
場面展開を早くしたり。(←場面の切替が異様に早いです。笑)
内容をかなり削りましたが、それでも前回の2〜3倍(?)の長さになりました‥‥。
スレをまたがなければよいのですが‥‥。(笑)
タイトルが決まり次第、投下します。
また、的外れなタイトルになりそうですが。(笑)
改行削れーw
がんばれー^^
なるたけ纏めて下さいwww
今までは連投規制もあって板移ったんだし
まあ現実には難しい面もあろうかと思いますが
768 :
fusianasan:2012/01/17(火) 11:23:48.25
ごめん、あげてしまった…
>768
神、ありがとう!
午後からの仕事が頑張れる!(*゚∀゚)=3ハァハァ
投稿までには、今しばらくお時間をいただきますが、
その前に注意事項(?)をカキコしておきます。
今回、ハートマーク(これ。→♥)を使用しています。
携帯から見ている人が普通に見られるマークなのかがわからないので、
もし文字化けとかしていたら、申し訳ありません‥‥。
というわけで、できる限り、PCでの閲覧を推奨します‥‥。
それから‥‥初めに、内容について3つのルートを掲げておきましたが‥‥。
書いているうちに、「ほのぼの話」と「レイプ話」がごちゃ混ぜになり、
ほのぼのレイプ(ほのぼの○イクではない。笑)になってしまいました‥‥。
注意事項は以上です。
>>768 うわあ…凄いなあ
こんなのをコツコツ時間かけて作ってたなんて
このエロスめ
超GJ(´Д`;)ハァハァ
774 :
fusianasan:2012/01/17(火) 14:27:50.25
>>774 なんだか知んないけど携帯じゃ無理…(´;ω;`)
777 :
775:2012/01/17(火) 15:44:30.10
>>776 dd
動き回るメイド瞬たんかと思ったよーw
ああかわええ(´д`*)
>>768 すげぇ!
時間、どれぐらいかかったんだろう
瞬たんのヴィジュアルが好きな自分にとって
>>768は神!!!
780 :
763:2012/01/17(火) 21:22:01.92
>>768 ミニスカ+ニーハイ+ノーパンが具現化した!
神よありがとう!た、たまらん
裸エプロンもレイプ目もすてがたい
元と絵柄が離れている場合
特徴のある緑髪の方がより瞬たんらしいとはわかるんだが
それでもやっぱりレイプ目…否、原作カラーの瞬たんのが好き(*´д`*)
782 :
434:2012/01/18(水) 00:12:05.51
神が…神が立て続けに降臨なさった……!!
今度はこれでネタを絞れと言いなさるのですね…神よ!
紫龍のお悩み相談の方>
待っておりました…!
萌えの絨毯爆撃、楽しみにしております!
これだけでは何なので、星矢×瞬を完結まで置いていきます。
「………」
瞬を「ぎゅっ」と、してから数十秒。
彼女に触れて確信した「女性として瞬を好き」という感情。
しかし、其処で治まる程星矢の精神は大人ではなかった。
瞬に対する好意の感情が、触れた事によりぐるぐるぐるぐると溶けたバターの如く星矢の頭の中を掻き混ぜて
混乱に陥れ始める。
「星矢…だ、大丈夫?」
「だ、だいじょうぶ…だいじょうぶ……」
少女の体の柔らかさが、抱擁を拒まないその無抵抗さが。
星矢の腕が其れを捉えて離したがらない。
「えっとおれはしゅんのことがすきで、ぎゅってしたかった。ぎゅってできたのにそれなのにあたまんなかが
ぐるぐるして、このあとどうしたらいいかわからない……」
「星矢…何か、カタコトになってるよ…?」
星矢と言う15歳というお年頃の少年は、本人の意思とは裏腹に今まさに生まれて初めて「箍が外れそうになる」
という経験を味わおうとしていた。
「なんか…むねがばくばくいってとまんねーんだ……かおもあついんだ……きをつけろ、おとこはオオカミだ
うん、そうなんだ」
だらだらと脂汗を流し、自身のまとまらない思考に翻弄される星矢の姿に、瞬はどうしたらいいのか分からず
ただただ心配そうな眼差しで星矢の動向を見守っていた。
「―――――瞬はいつか俺のお嫁さんにする!!」
「な、何を言い出すの?!」
「……何か、そう言いきってみたくなった…今ならお前の兄貴も飛んでこないじゃん…?」
確かに。今の台詞が妹馬鹿の鳳凰の耳に入れば血を見るレベルでの修羅場は必至だ。
「だって、俺、瞬の事好きなんだもん!好きだって事、言いふらしたくなったんだ!」
「…と、とりあえず……落ち着こうよ、ね?」
平静を取り戻した瞬が、宥める様に優しく自分より背丈の高い星矢の頭をぽんぽんと撫でる。
すると、その癒しの効果は抜群だったようで興奮していた感覚がみるみる静まって行き、まるで主人に
ご褒美として撫でられた犬の様にほんわりとした気持ちが満ちていく。
「うん……」
「…背、高くなったね」
「…ん」
「再会した時には同じくらいだったのに…追い越されちゃった」
腕も肩も胸板も、幾多の闘いに投じている内に逞しくなり、確実に男として成長している。
…もっとも、今の彼には体と心の成長過程が釣り合っていないようだが。
「俺、もっとでかくなるよ。そんでもって一輝が認めるくらいのイイ男になる!」
「星矢…」
彼らしい真っ直ぐな言葉に、自然と瞬の頬が赤くなる。
「…じゃあ僕もそうしないとね」
「だ、駄目!瞬は今のままでいい!!」
「今のままって…それじゃ子供と変わらないよ?その……胸とか…お尻とか大きい方がいいんじゃない?」
「え…?」
「だって、星矢が持って帰ってきた本、中身殆ど胸とかお尻の大きいお姉さんばっかりだったもの」
「う…そ…それは」
「まぁ、僕もあの雑誌のお姉さんみたいな風になれるって確証は出来ないけど…でも、星矢が大人になっても
僕の事好きだって言ってくれるように、頑張るね」
「しゅん〜〜〜!!」
あまりにも健気な瞬の言葉に感極まって、再び星矢は力一杯その体を抱きしめた。
「わぁっ、せ、星矢〜〜〜く、苦しい…」
「あ、ご、ごめん…っと」
力を抜いて、瞬の体を抱き上げる様にして腕を高く上げる。まるで小さな子に高い高いをするようにされて
少女の体が宙に浮く。
「わっ…あはは、星矢、凄いね!」
「瞬が軽すぎるんだよ〜」
そのまま抱える様にして、ぼすっとベッドに腰を下ろす。横抱きの状態で星矢の膝の上に載せられ、互いの距離が
先程よりもはるかに縮まった。
ちゅ。
はしゃいでいた最中に、不意に額に掠った乾いてはいたけれど柔らかな感触が走る。
「えっ……」
不意打ちのキスに驚きの表情になった瞬と同様に、その不意打ちを仕掛けた星矢も赤い顔でギュッと目を瞑り尖らせた唇で
瞬に触れたまま硬直していた。
「…………っぶはぁ!!」
それから更に十五秒程してから、星矢が真っ赤な顔を更に濃くして大袈裟なリアクションで呼吸を取り戻す。
―――――呼吸を止める必要がある箇所へのキスではないというのにも拘らず。
何しろ勝手が分からない星矢にとっては、お互いの想いを知りあったのだからキスの一つくらい―――――とりあえず
何処でもいいから触れてみたかった、という願望に突き動かされての行動であったから仕方のない事、と思う。
「せ、星矢、だいじょう、ぶ…?」
「う、うん…」
まるで茹でダコの様に赤くなってぜえぜえと肩で息をする―――――それでも瞬を膝の上に載せたままの星矢の頬に、
心配する様に瞬の指先が添う。
「星矢、顔真っ赤」
「瞬も赤いくせに…」
「だ、だって、いきなり星矢が…」
「……怒った…?」
「…う、ううん…」
沈黙が流れる。…しかし、それは気まずいものではなく、もしその場に第三者がいれば異常な上昇を見せる室温と、?ぎ立て果実を思わせる程の
甘酸っぱい空気に噎せ返っていただろう。
ぎこちなく寄り添う二人はまだ若すぎた故、どくどくと脈拍を速める心臓を諌めるのに精一杯で、それ以降の睦み合いも
気の利いた言葉の一つも思いつかない。
だが、触れ合う体温に重ねられた手。今は其れだけで十分だった。
―――――それから数年後。
「星矢……」
新しい朝に星矢の意識を引き戻す、耳元に届いた優しく愛らしい声。
カーテンの隙間から零れる朝日に照らされる、同じベッドの中で時を過ごした少女の白い柔肌が眩しい。
腕に抱きよせたふっくらとして滑らかな素肌の温もりが、心地良い。
二人きりの部屋の中、目と鼻の先にある美しい少女の微笑みの眼差しとかち合う。
「―――――朝だよ、起きて……」
786 :
434:2012/01/18(水) 00:20:49.05
これで、星矢×瞬は終わりです。
エロ無しですみませんでした。
結論:「このリア充め!!」
787 :
434:2012/01/18(水) 00:43:17.02
スミマセン。一部文字化けしてました…。
誤:〜?ぎ立て果実
正:〜もぎ立て果実 でした。スミマセン。
とりあえずもっかい:「リア充爆発しろ」
…でも書いてて楽しかったです。
エロ版も、パチの星矢のヨットハウス予告で
「嫌な予感がするんだ」と困り顔でやってくる瞬の可愛さにやられて
そんな顔して男の子の一人住まいの部屋に行っちゃダメでしょー!な
妄想が広がってて一人悶々と様々なシチュを脳内で楽しんでおります。
機会があれば、形にして載せさせていただきますね。
おー!続きありがとー!!
いやいや本番なくて良いですw
個人的になんつーか無邪気な感じのが星矢らしいってか…
エロなくてもほのぼの幸せ感が照れたというか、萌えでしたw
乙です(*´ω`*)
434様、いつも萌え投下ありがとうございます!
星矢攻めってかわいいなあw
美術室に原作カラーver4枚追加しました
ちと髪色明るくしすぎたな…
>>789 ちっぱいver.には出来ないんですか?
なななんて仕事の速い神だ…!!
原作&貧乳派のおいらにゃたまらん垂涎の品すぎんぞーッ!!
ハァハァどころかもう崇める崇めさせてください有難や(T人T)
793 :
434:2012/01/18(水) 20:19:17.74
>791
くっそw
神の手のひらで踊るの最高だぜ!!!
貧乳瞬たん最強!!
796 :
434:2012/01/18(水) 22:20:22.81
>>791 神よ!!ありがとう!!!
昼休みにチラッと書いてみたら…嬉しすぐる。
やっぱ自分はちっぱい瞬たん派ですww
>>797 (゚∀゚)人(゚∀゚)ちっぱい瞬ナカーマ
797の願いのおかげで神が動かれた!
ありがとうちっぱい神!!
※紫龍さんのお悩み相談室の続編。(また、長くなりそうな予感‥‥。)
─── 某日、朝。 居間。
星矢「みんな、おっは──♪」
紫龍「星矢、おはよう。 顔は、洗ってきたか?」
星矢「おう! 紫龍に言われる前に、洗って来たぜ♪」
氷河「おはよう、星矢。」
瞬 「星矢、おはよう。」
星矢「あれ? 一輝は? もう、出掛けたのか?」
瞬 「うん。」
星矢「そっか、じゃあ、仕方がないな。 今日は一輝の代わりに俺が、瞬の隣に座ろうかな♪」
氷河「『仕方がない』とか、何やら生意気なことを言っているが‥‥。
星矢が瞬の隣に座るのは、今日に限ったことではなく‥‥。
どちらかと言えば、ほぼ毎日のことだろ?」
星矢「毎日のことだって、別にいいじゃん♪
それだけ、『瞬の隣は居心地がいい』ってことなんだよ、俺にとってはさ☆
もう、俺の毎日の日課にしたっていいくらいだぜ♪」
氷河「そんなことを毎日の日課にされては、瞬もさぞかし迷惑だろうな、気の毒に‥‥。」
星矢「そんなことね─よ! 瞬も毎日、俺の隣にいられるわけだから、一石二鳥だよ!
な──、瞬♥」
瞬 「星矢は、朝から元気だね。(笑)」
星矢「おう♪ 俺の場合は、元気っていうよりもさ、『朝から瞬の隣で過ごせる』こと!
それは俺にとって、最ッ高──に、幸せ過ぎることだからさ☆ 超ご機嫌なだけなんだよ♪
それだけで『元気に見える』って、結構得してるよな、俺☆」
氷河「つまり、早い話が‥‥『毎日瞬の隣で、ご機嫌でいたい』というわけだな。」
星矢「そうそう! 毎日仏頂面してるよりも、そっちのほうが断然いいだろ?
瞬は、俺の『元気の源』だからな♪」
<つづく>
瞬 「そ‥‥そうなの? /////」
星矢「そ─なんだよ!
瞬がいてくれるから、俺は『毎日、元気でいられる』と言っても、過言じゃね─んだぜ?」
氷河(言い換えれば、『毎日瞬とイチャつきたい』ということだな‥‥。)
紫龍「星矢が起きて来ると、途端に食卓が賑やかになるな。」
星矢「へいへい、朝からうるさくて、悪うござんしたね──。」
紫龍「いや、俺は、そういう意味で言ったのではなくてだな‥‥。」
瞬 「星矢、紫龍はね、『星矢がいると、食卓が明るくなっていい』ってことを、
言いたいんだと思うよ?」
星矢「本当にそうかな──?
それは、『紫龍がそう思っている』というよりも、瞬が普段、俺に対して抱いている気持ちだろ?
瞬が俺に対して好意的だからこそ、そういうふうに受け取れるんだろ? やっぱ、俺‥‥。」
星矢{瞬のこと、好きかも。 /////} ボソッ。
瞬 「星矢、最後のほう、何て言ったの?」
星矢「いや、何でもないっ。 /////」
紫龍「今日の朝食は、目玉焼きと、サラダと、パンと、ブルガリアヨーグルトだぞ。」
星矢「紫龍! 今、目玉焼き作ってんの?
だったらさ──、俺、目玉が2つ乗ってるのがいい!!」
氷河「星矢は、目玉焼きの失敗作で充分だろ。」
星矢「何気に失礼なことを言うよなぁ、氷河って。
俺、紫龍が目玉焼きで失敗してるの、全然見たことね─から、ノープロブレムだよ!」
紫龍「星矢は、今が育ちざかりだからな。 特別に、目玉が2つある目玉焼きを作ってやろう。」
星矢「サンキュ─、紫龍! いや──、物は試しで、言ってみるもんだよなぁ──♪(笑)」
氷河「俺も、目玉が2つ乗ってる目玉焼きが欲しい‥‥と、今更言ってみても、無理か‥‥。」
星矢「一足遅かったみたいだな、氷河。 紫龍に失礼なことを言うからだよ。
ザマ─味噌汁──♪(笑)」
紫龍「ん? 氷河も、目玉が2つあるほうがいいのか? なら、2つ作ろう。」
星矢「あんな失礼なことを言われといて、結局、作ってやるのかよっ!?」
<つづく>
氷河「俺は星矢と違って、日頃の行いがいいからな。 当然だろ。(笑)」
星矢{常日頃、ずっと寝てばかりのヤツが言うことかよ‥‥。} ボソッ。
瞬 (紫龍って、やっぱり皆に甘いんだよね‥‥。)
紫龍「瞬も、目玉は2つあるほうがいいか?」
瞬 「僕は、目玉は1つだけでいいよ。」
紫龍「わかった。 もうすぐ出来るから、待っていなさい。」
─── 約5分後。
紫龍「よし、できたぞ。」
瞬 「紫龍、朝から一人で食事の準備をさせて、ごめんね。
皆の分の目玉焼きは、僕が持って行くね。」
紫龍「瞬、ありがとう。 瞬の分は俺が持っていくから、瞬は、星矢と氷河の分を頼む。」
瞬 「うん。」
─── その間、数秒。
星矢「そこ! 見つめ合わない!! エロい!! /////」
瞬 「え‥‥? /////」
星矢「瞬、早く! 俺、腹が減り過ぎて、死にそう!!」
氷河「星矢‥‥必死過ぎるというか、いちいち大袈裟だな。」
星矢「大袈裟なんかじゃね─よ! 本当に、腹が減ってるんだよ!!」
紫龍「日本では古来より、『腹が減っては、戦ができぬ』とか、
『腹が減っていると、人はイライラする』とか、言うからな‥‥。」
星矢{そんなんじゃね─よ! 俺のは、ただのヤキモチだっつ─の!!
大体、紫龍のヤツ、『瞬のことが好きだ』なんて、俺たちには一言も言ってなかったくせに、
瞬の処女を、俺たちにはナイショで奪いやがって!!
本来なら、瞬の処女は、俺が頂くはずだったんだぞ!? それを‥‥。} ブツブツ。
<つづく>
紫龍「今、何か言ったか?」
星矢「いや、俺はな─んにも、言ってね─ぜ?」
紫龍「そ、そうか‥‥。」
紫龍(今、『瞬の処女は云々』とつぶやいている星矢の声が聞こえたのだが‥‥。
あれは、俺の空耳だったのだろうか‥‥?)
瞬 「待たせてごめんね、星矢。 氷河もお待たせ。」
氷河「瞬、ありがとう。」
星矢「ほら! 瞬も! 早くこっちに来て、座れよ♪」
瞬 「うん。」
紫龍「ヤクルトが1本、余っていたのだが‥‥誰か、飲むか?」
星矢「じゃあ、俺! 俺が飲む!!」
紫龍「わかった。 これは、星矢にやろう。 これでまた、身長が伸びるといいな。(笑)」
星矢「何をおっしゃる、紫龍さん!!
そうやって、大人の余裕ぶっこいて笑っていられるのも、今のうちだぜ!?
今に見てろよ! 俺、そのうち、絶対に!!
紫龍の身長を追い越して、『3メートルくらいの大男』になるんだからな!!
その時になって、泣いて喚いても、俺には全然、知ったことじゃね─んだからな!?」
氷河「くっくっくっ‥‥。(笑)」
星矢「あっ、おい、氷河!! お前、何を笑ってんだよ!? そこ、笑うとこじゃね─から!!
俺の言ってること、そんなにおかしいか!?」
氷河「星矢の歳で、身長が3メートルなんて、聞いたことがない。
今時、どこにいるんだ、そんなヤツ‥‥。(笑)」
瞬 「氷河、笑ったら悪いよ。 星矢は、真面目に言ってるのに‥‥。」
星矢{瞬‥‥。 瞬だけは笑わないで、真面目に俺の話を聞いてくれる‥‥。
やっぱ、俺‥‥瞬のこと、好きかも。 /////} ボソッ。
瞬 「え? 何? 星矢、今、何て言ったの?」
星矢「な、何でもない! 何でもないんだぜっ! /////」
<つづく>
氷河「星矢。 一つ、お前に言っておきたいことがある。」
星矢「何だよ? 氷河。」
氷河「あれは‥‥先日のことだったか、お前が『瞬とSEXしたい』と言っていたのは?」
星矢「言ったけどさ‥‥それが、何だよ?」
氷河「お前が『3メートルの大男』になった場合、どういうことになるのか。
お前は何も知らないようだから、教えておいてやる。 よく聞いておけ。
ここでは、瞬が今の身長で、お前が『3メートルの大男』になった、と仮定する。」
星矢「うん。」
氷河「男女がSEXをする時、お互いの身長差が少ないほうが、SEXをしやすいそうだ。
つまり、お前が『3メートルの大男』である時、瞬とはあまりにも身長差があり過ぎることから、
瞬とのSEXは、『まず臨めない』ということになる。 そういうわけだから‥‥諦めろ。」
星矢「諦めろって‥‥どっちを、だよ?」
氷河「どっちも、だな。」
星矢「どっちもかよ!? 俺、瞬とのSEXだけは、絶対に、諦めたくね─よ!!
あの紫龍が、瞬とSEXできたんだぜ!?
それだったら、俺にだって、『少しくらいの望みはある』はずだろ!?」
紫龍「こら、お前たち!! 朝から何だ、その話題は!?
話すなら、もっと別の話題にしなさい!!」
氷河「本当に、聞いているこっちが恥ずかしくなるな‥‥。」
星矢「『聞いているこっちが』って、何だよ!! さっき、話をしてたのは、氷河のほうだろ!?
お前、当事者じゃん! 他人事みたいに、急に傍観者になるなよ!!」
氷河「なら、話の続きをしてやろう。」
星矢「話の続き? 今ので、終わりじゃね─のかよ?」
氷河「そうだ、まだ終わりじゃない。
星矢はさっき、『紫龍の身長を追い越してやる』と言っていたな?」
星矢「言ったけどさ‥‥それが、何だよ?」
氷河「お前が紫龍以上の身長になったら、さっきの話と同様、瞬とのSEXがやりにくくなるぞ?
それでもいいのか。」
<つづく>
星矢「え? そうなのか!? マジで!?」
氷河「マジだ。 さっきも言ったが、男女の間に身長差があると、SEXはやりにくいのだそうだ。」
星矢「瞬、紫龍とのSEX‥‥やりにくかったのか?」
瞬 「え‥‥? /////」
紫龍「こら、星矢!! 瞬にその話を振るのは、やめなさい!!」
星矢「そうは言われてもさ──、俺、SEXしたことね─んだもん。
それだったら、経験者に聞くのが、一番手っ取り早いだろ? こういうことはさ。」
紫龍「だからと言って‥‥瞬に聞くことはないだろう?」
星矢「じゃあ、紫龍は? 紫龍はどうだったんだよ? 瞬とのSEX、やりやすかったか?」
紫龍「‥‥ノーコメントだ。」
星矢「ほら見たことか!! 紫龍に言われて話を振ったって、そうやって、答えてくれね─じゃん!!
だから、瞬に聞くんだよ! 瞬のほうが、きちんと答えてくれるから!!」
氷河「瞬、紫龍とのSEXは‥‥やりやすかったか?」
瞬 「え‥‥。 /////」
星矢「おいっ! それは、俺のセリフだろ!? 何で氷河が、瞬に聞いてんだよ!!」
氷河「答えにくかったら、うなづいてくれるとか、ボディーランゲージでいい。」
星矢「無視すんな!!」
─── コクン。 (瞬がうなづいた音。)
氷河「‥‥というわけだ。 星矢は、潔く諦めろ。」
星矢「い・や・だ!! そんなの、SEXしてみなきゃ、わかんね─だろ!?
『紫龍とのSEXよりも、俺とのSEXのほうが、瞬にとってはやりやすい。』
という可能性だって、あるわけだし!!
‥‥というわけだから、食事が終わったら、俺と一緒に風呂に入ろうぜ!!
そんで、その後、俺とSEXしようぜ、瞬♥」
瞬 「せ、星矢‥‥。 ちょっと落ち着こうよ、ね? /////」
<次回に続く。>
星矢に
デリカシーという言葉を
教えたい('A`)
ウホッ、寝ている間に神々が降臨してる♪
>>434様
プロフまで作り込むとはさすがです!
これがリアル瞬たんかぁ〜カワユス^^
唯一、誕生日いじれないのが残念ですよね
>>星矢×瞬の方
3メートルwwwおまいは巨人かwww
そりゃあっちの方も大きくてえっちできないのでは…
氷河なにげにサラッとスゴイ事聞くなあww
てか朝からなんて会話してんのこのメンツwww
兄さん聞いてたらみんなぶっ飛ばされるぞ
好きってことははっきり言えないのに
sexしたいとはズバッと言えちゃう星矢何事w
ただヤリたいだけの男に思われちゃうぞ…(^_^;)
天馬「瞬。ちょっと向こうを向いててくれるか」
瞬 「なに、天馬くん?」
天馬「ずっと気になってたんだ。ひとつだけ教えてくれ。答えながら振り向いてほしい」
瞬 「? うん。いいよ」
天馬「おまえ男か女か」
瞬 「えっ……?」
天馬「生まれてこのかたおまえのような美人を見たことないんだ。
地上にこんな生物がいたなんて信じらんない。
あまりにも可愛すぎて本当にわかんないよ。男か女か。女か男か。答えろ瞬!」
瞬 「なっ……ぼ、ぼくは、
――僕は女だよ天馬くん!!」
瞬 「――!! って……! そ…そ…それは……オメルタ!!」
天馬「へへ……ゴメンな瞬。どうしてもお持ち帰りしたくってな」
瞬 「な……なんという強制連行……ぃゃあああぁーーーッ!!!!!」
完。
オメルタ?
「オメデタ(赤ちゃん出来た)」の親戚でしか?
>>809 オルメタは年末の王者で連載していたNDに出てくる
<前回のあらすじ>
朝の話題としてはふさわしくない話題で盛り上がり、暴走する星矢たちは、
紫龍から厳しく叱られることに‥‥。
─── 某日、朝。 居間。
紫龍「星矢も氷河も、そこまでだ。
今後、朝からその話題を口にすることは、一切禁止!! いいな!?」
星矢「ぶ──!!」
紫龍「ダメだと言ったら、ダメだ!! 聞かれたほうも、答えにくいだろう?」
星矢{紫龍は、瞬とSEXしてるから、そういうことが言えるんだよな‥‥。} ブツブツ。
紫龍(ん? また、星矢のつぶやく声が聞こえたような‥‥。 やはり、俺の空耳か‥‥?)
星矢「俺はさ、『ありのままの答えが欲しい』、ただ、それだけだったのにな──。」
瞬 「星矢は、純粋に知りたかっただけなんだね‥‥。 今はまだ、うまく答えられないけど‥‥。
僕でよかったら、答えてもいいよ‥‥?」
星矢「瞬、本当に!?」
瞬 「うん。」
星矢「いやぁ──、やっぱ、持つべきものは『瞬』だよなぁ──♪
じゃあさ、手始めに‥‥。 瞬の胸、見せて♥」
瞬 「え‥‥? /////」
氷河「星矢、そこまでにしておいたほうがいい。 恐いお兄さんが、背後で睨んでいるから。」
星矢「うわ──、くわばら、くわばら!!」
紫龍「まったく、お前たちと来たら‥‥!!」
瞬 「紫龍も、もうそのくらいでいいでしょ‥‥? 皆、揃ったし‥‥『いただきます』しようよ、ね?」
星矢「瞬、マジ天使♪」
紫龍「‥‥わかった。 それでは‥‥いただきます。」
氷河「いただきます。」
瞬 「いただきます。」
<つづく>
星矢「いただきま──す!! そうだ、瞬!」
瞬 「なぁに? 星矢。」
─── その間、数秒。
瞬 「星矢‥‥? どうしたの‥‥? 僕の顔に、何かついてる‥‥?」
星矢「いや、さっき、紫龍と見つめ合ってただろ?
だから、俺も『瞬と見つめ合いたいな♥』と思ってさ♪」
氷河「朝からまた、下らないことを‥‥。」
星矢「下らないって、どこがだよ?
こういう小さなことの積み重ねが、『二人の間の心の距離』を、少しずつ縮めて行くんだぜ?
つまり、こういうことによって、俺と瞬の心の距離は、毎日少しずつ縮まってるんだよ♪
氷河は全然、わかってね─なぁ‥‥。
こういうことがわからない、そんな氷河が、だんだん可哀想に思えてくるぜ‥‥。
ちなみに、俺と瞬の見つめ合いは、ちっともエロくないんだぜ☆」
氷河「別に、俺はわかりたいとは思わないし、星矢に可哀想だと思ってもらう必要性も感じないが?」
紫龍「ところで星矢、さっきは『腹が減っている』と言っていたが、もう腹は減っていないのか?」
星矢「もちろん、減ってるよ!
でもな、瞬とこうやってコミュニケーションを取る時間も、
俺にとっては、食事と同じように重要なんだよ♪ な──、瞬♥」
瞬 「そ、そうだね‥‥。(笑)」
紫龍「星矢の言いたいことは、わからんでもないが‥‥。
瞬とコミュニケーションを取りたいなら、まずは、食事を済ませてからにしなさい。」
星矢「ぶ──!! 瞬! 紫龍がイジメるから、飯、食べさせて!! あ─ん。」
瞬 「じゃ、じゃあ‥‥サラダからね。 はい、星矢。 あ─ん。」
星矢「あ──ん♥」
<つづく>
─── パクッ、モグモグ。
瞬 「星矢、どう? おいしい‥‥?」
星矢「おう♪ 瞬に食べさせてもらう飯は、また格別に、上手いぜ──♪ /////」
瞬 「そう‥‥。 よかったね。(笑)」
氷河「瞬、星矢をあまり甘やかすな。 星矢に食べさせてたら、瞬が食べられないだろ?」
星矢「何だよ、何だよ! いくら俺のことがうらやましいからって、意地悪なこと言うなよ!
そんなにうらやましいなら、氷河も瞬に食べさせてもらえばい─じゃん!?」
氷河「星矢も、瞬が優しいからと言って、甘え過ぎだ。 食事くらい、自分の手で摂れ。」
瞬 「あ、あの‥‥心配してくれて、ありがとう、氷河。 でも、僕なら、大丈夫だから‥‥。
あまり星矢を責めないで、ね‥‥?」
星矢「あ──、瞬はやっぱ、優しいなぁ‥‥♥
俺、瞬の優しさに敬意を表して、その胸に、顔をうずめたいくらいだよ‥‥♥」
─── パフッ。 スリスリ。
瞬 「あっ‥‥。 /////」
星矢「へへっ♪ 瞬の胸、スッゲ─柔らけ──♥ 気持ちいい──♥
『この胸は、瞬の優しさから出来ています♥』な─んてな──♪(笑)」
瞬 「あ、あの、星矢‥‥? まだ、ご飯の途中だから‥‥ね? /////」
氷河「星矢、背後で恐いお兄さんが睨んでいるぞ?」
紫龍「星矢‥‥食事はもう、済んだのか‥‥?」
星矢「いえ‥‥まだ、デス‥‥。」
紫龍「瞬の手は借りずに、自分で食事を済ませるように。 いいな?」
星矢「‥‥ハイ‥‥。」
星矢(紫龍のヤツ、俺が瞬の胸に触ったもんだから、ヤキモチ焼いたな‥‥。)
<つづく>
─── 数分後。
星矢「あ──、食った、食ったぁ──。 ごちそうさまぁ──。 もう、腹がいっぱいだぜ──☆」
瞬 「ごちそうさま。」
氷河「ごちそうさま。」
紫龍「ごちそうさま。 星矢、ヤクルトが残っているぞ?」
星矢「後で飲むよ。」
紫龍「では、食器はもう片付けてもいいな?」
星矢「おう。 片付けていいぜ。」
紫龍「氷河と瞬も、もういいか?」
瞬 「うん、いいよ。」
氷河「瞬と同意見だ。」
紫龍「では、片付けよう。」
氷河「俺は、まだ眠いので、先に部屋に戻らせてもらう。」
─── パタン。 (居間のドアを閉めた音。)
星矢「氷河のヤツ、あんだけ寝といて、『まだ眠い』とか、はっきり言って寝過ぎじゃね?
寝過ぎてバカになったら、どうするつもりなんだろうな?」
紫龍「『寝る子は育つ』とも言うから、悪いことではないと思うのだが‥‥。」
瞬 「ねぇ、紫龍。 今日の買い物は‥‥誰が行くの?」
紫龍「そうだな‥‥本日は少々忙しいので、俺は出掛けることができない。
買い物は‥‥すまないが、瞬にお願いしてもいいか?」
瞬 「うん、いいよ。」
紫龍「ありがとう。 俺はこれから、買い物のための準備をしなければならない。
準備が整い次第、声を掛けるが、少し時間が掛かるだろうから、
それまでの間、ここでゆっくりしていてくれ。」
瞬 「うん。」
<つづく>
星矢(あれ? 瞬のヤツ、今日は『ノーブラ』じゃないんだな‥‥。)
瞬 「星矢? どうかした‥‥?」
星矢「いや、その‥‥。 瞬、今日は『ノーブラ』じゃないんだな、と思ってさ。 /////」
瞬 「えっ‥‥!? /////」
星矢「俺‥‥知ってるんだぜ? 最近の瞬は、俺たちの前では『下着を着けてる』けど、
紫龍の前でだけ『ノーブラ』にしてる、ってこと。」
瞬 「あ、あの、それはね‥‥。 /////」
星矢「紫龍の前でだけ『ノーブラ』っていうのはさ、俺からしてみれば、不公平だと思うんだよな。
だからさ、俺と接する時も、『ノーブラ』にして欲しいんだけど、ダメかな?
『実際に、胸を見せてくれ』っていう要求よりかは、いくらかマシな要求だと思うんだけど、
やっぱ、無理かな‥‥?」
瞬 「無理、っていうことはない、けど‥‥。 /////」
星矢「よし! じゃあ、決定な!! 瞬は今後、俺と接する時も、『ノーブラ』で!!」
瞬 「えぇ‥‥!? /////」
星矢「返事は、『えぇ‥‥!?』じゃなくて、『わかりました。』だろ!?」
瞬 「わ、わかりました‥‥。 /////」
星矢「‥‥ごめん。」
瞬 「星矢?」
星矢「今のは‥‥ちょっと、強引過ぎたよな‥‥。
俺ってこんなだからさ、瞬に好かれないんだろうな‥‥。」
瞬 「そ、そんなことないよ!
星矢は、いつも元気で優しいし、そんな星矢を、僕は嫌いじゃないよ?」
星矢「じゃあ‥‥俺のこと、好きってことだよな?」
瞬 「う、うん‥‥。」
星矢「それなら‥‥俺の要求、呑んでくれる‥‥‥‥よな?」
瞬 「う‥‥、それで、星矢が不公平さを感じなくなるなら‥‥。 /////」
星矢「瞬が『ノーブラ』で俺と接してくれるなら、『不公平だ』と感じることはもうない、
とは言い切れないけど、そう思うことは少なくなると思う‥‥多分。」
<つづく>
瞬 「それなら‥‥星矢と接する時も、『ノーブラ』で‥‥。 /////」
星矢「あとさ、今日、瞬が買い物に行くことになったじゃん? 俺も、一緒に行っていいか?」
瞬 「それは、構わないけど‥‥。」
星矢「その時にさ、瞬には‥‥ミニスカートを履いて欲しいんだ。 ダメかな‥‥?」
瞬 「う、うん、別にいいけど‥‥。」
星矢「最後に、あともう一つだけ、瞬にお願いがあるんだ。」
瞬 「なぁに?」
星矢「ミニスカートの下は‥‥『ノーパン』で!!」
瞬 「えぇ‥‥!? /////」
星矢「そうじゃなきゃ、俺、『不公平だ』って、ずっと感じまくると思うんだ‥‥。 やっぱ、ダメかな?」
瞬 「あの‥‥それは、『今日だけ』なんだよね? /////」
星矢「できれば‥‥今後もずっと、そうして欲しいけど‥‥。
瞬がイヤなら、今日だけでいいよ‥‥。」
瞬 「星矢‥‥。」
瞬 (どうしよう‥‥。 星矢が、シュンとしちゃった‥‥。
星矢のこういう姿を見せられると、なかなか断る気になれないだよね‥‥。
だけど、星矢と接するのは毎日のことだし‥‥。
そうなると、毎日ミニスカートを履いて、その下は『ノーパン』にしなくちゃいけない、
ということになるよね‥‥。
紫龍や氷河にこのことが知られたら、いろいろと誤解を招きそうだし‥‥。
僕、どうしたら、いいんだろう‥‥?)
星矢「瞬、迷ってるなら、とりあえず今日だけでいいよ。
買い物の準備が整ったら、紫龍が声を掛けに来るって、さっき言ってただろ?
だからその前に、着替えて来いよ。」
瞬 「うん。 それじゃあ、僕、着替えて来るね。」
<次回に続く。>
星矢ちょっとそこへ直れwwwww
<前回のあらすじ>
瞬が断らないことをいいことに、とんでもない要求を次から次へと繰り出す星矢。
その星矢の要求を受け入れ、瞬はとりあえず1日だけ、『ノーブラ』、『ノーパン』で過ごすことに‥‥。
─── 瞬の部屋。
瞬 「ミニスカートかぁ‥‥。 あまり履き慣れてないから、正直好きじゃないんだけど‥‥。
星矢と約束しちゃったし、仕方がないよね‥‥。」
─── 数分後。 居間。
瞬 「星矢、お待たせ。」
星矢「おっ♪ 白のセーラー服っぽい服だな。 よく似合ってるぜ、瞬♥」
瞬 「そ、そうかな‥‥? ありがとう、星矢‥‥。 /////」
星矢(ちょっと誉めただけで、赤くなるなんてなぁ‥‥。 マジで可愛いなぁ‥‥♥)
星矢「おっと、そうだ。 瞬、『ノーブラ』にしてきたか?」
瞬 「うん、してきたけど‥‥。 あまり、ジロジロ見ないでね? 恥ずかしいから‥‥。 /////」
星矢(こんなに恥ずかしがってる瞬を、俺は未だかつて、見たことがあったかなぁ‥‥?
あ──、こんな姿の瞬も、可愛いくて、いいなぁ‥‥♪
何で俺たち、この家に二人っきりじゃないんだよ‥‥?
もしも瞬と二人っきりで住んでいたら、遠慮なく押し倒して、あんなこととかこんなこととか、
いっぱい、いっぱい、ヤッてやるのになぁ‥‥♥)
瞬 (『ノーパン』って、かなりス─ス─するんだなぁ‥‥。
ちょっと涼し過ぎて、落ち着かないかも‥‥。 /////)
星矢「なぁ、瞬。 ミニスカートの中、『ノーパン』かどうか、確かめてもいいか?」
瞬 「えっ!? 確かめるって‥‥どうやって?」
星矢「どうやって、って‥‥。 そりゃあ、ミニスカートをめくって、確かめるに決まってんじゃん♪」
<つづく>
瞬 「そ、それだけは、絶対にダメ!!
星矢に疑われなくても、僕、下着は上も下も、何も履いてないから!! /////」
星矢「別に、瞬のことを疑ってるわけじゃね─よ。
俺が、『自分の目で確かめておかないと、気が済まないタチ』なだけでさ。
何も、『瞬の大事なところを見せろ』と言ってるわけじゃね─んだぜ?
横からチラッと、『ノーパン』であることを確かめさせてもらえれば、それでOKだから。」
瞬 「あ、何だ、そういうコトか‥‥。
僕、『星矢に大事なところを見られるのか』と思って、ちょっと焦っちゃった。
それなら、横からめくって見せれば、それでいいんだよね‥‥?」
星矢「そうそう♪」
瞬 「腰の辺りまで、ミニスカートをめくるから、それでいい‥‥?」
星矢「おう、それでいいぜ♪」
瞬 「じゃあ、横から‥‥ちょっとだけね‥‥? /////」
─── スッ。 (ミニスカートをめくった音。)
瞬 「こ、これでどう‥‥? /////」
星矢「ん、よし!! 合格♪」
─── カチャ。 (居間のドアを開けた音。)
紫龍「瞬、いるか?」
瞬 「あ、紫龍! /////」
紫龍「すまん、待たせたな。 買って来て欲しい物を確認していたら、遅くなった。
このメモに書いてある物を、買ってきて欲しい。」
瞬 「これって全部、近くのお店で買える物ばかり?」
紫龍「いや、一部の物に限り、遠出をしてもらう必要があるのだが‥‥一人で大丈夫か?」
星矢「大丈夫だよ☆ 瞬には、俺が付き添うから♪」
<つづく>
紫龍「星矢と‥‥二人で行くのか?」
瞬 「うん。 星矢が『一緒に行きたい』って言ってくれたから、大丈夫だよ、紫龍。」
星矢「瞬を一人で外に行かせたら、ナンパされまくりで大変だろうからさ☆
俺が、付き添うことにしたんだよ♪ 俺がいれば、瞬がナンパに遭っても安心だろ?
そういうわけで、代金と2人分の運賃と‥‥。 あとは、ホテル代を下さいな、紫龍さん♪」
紫龍「代金と運賃は、構わんが‥‥。 何だ? その『ホテル代』というのは?」
星矢「買い物の後で、瞬と一緒に、ホテルで休憩するんだ♪」
紫龍「休憩なら、家に戻って来てからでもできるだろう?」
星矢「今日は、少し遠出になるんだろ?
だからさ、途中で少しでも体力を回復しておかないと、家までは持たないと思うんだ♪
帰路の途中でホテルに寄って、二人でSEXを1回でもすれば‥‥☆
俺も瞬も、充分に体力が回復して、無事に家まで辿り着けるはずだぜ?」
紫龍「そういうことなら‥‥『ホテル代』は出さん。」
星矢「紫龍! お前、何を想像してるんだよ!? SEXのところは、冗談だってば!!
何、本気にしてるんだよ? この、ムッツリスケベ!!
俺、紫龍がこんなにエロいヤツだったなんて、思ってなかったぜ!!」
紫龍「星矢なら、冗談ではなく、本気で瞬を押し倒す可能性があるから、ダメだ。」
星矢「理性を保てずに、瞬とSEXした人にだけは、言われたくありましぇ──ん♪」
瞬 「あ、あの、買い物は‥‥? /////」
紫龍「す、すまん、瞬。 瞬にとっては、恥ずかしい話題だったな‥‥。
そうだ、とりあえず、代金と運賃を先に渡しておこう。
瞬は‥‥途中で休憩したいか?」
瞬 「ん‥‥今はまだ、わからないけど‥‥。
途中で疲れたら、少しだけ休憩したくなるかも‥‥。」
紫龍「む‥‥そうか‥‥。 ならば、仕方がないな。 念のために、ホテル代も渡しておこう。
仮に、ホテルに寄ることがあっても、瞬には一切、手出し無用だ。
わかったな、星矢?」
星矢「もしも、瞬に手を出したら‥‥ど─なるんだ、俺?」
<つづく>
紫龍「そうだな‥‥。
今晩、星矢の食事にだけ、毒が盛られているかもしれないから、充分に気をつけることだな。」
星矢「うわっ、何だ、その『部屋とYシャツと私』作戦は!?」
紫龍「ふふ‥‥。(笑)」
星矢「紫龍のヤツ、本当におっかね─なぁ‥‥。 瞬、見たか!? これが、紫龍の本性だぜ!?
そういうわけだからさ、こんなおっかない紫龍なんて、さっさと振ってさ♪
紫龍よりも一億倍優しい俺と‥‥付き合おうぜ、瞬♪
瞬が望むなら、毎晩SEXで気持ちよくするし♥ だから、紫龍じゃなくて、俺を選べよ、瞬♪」
瞬 「え‥‥。 /////」
紫龍「こらこら、星矢! 瞬をそそのかすんじゃない。」
星矢「『そそのかす』だなんて、人聞きが悪いなぁ、紫龍も。
俺は、瞬を『そそのかしてる』んじゃなくて、『優しくアプローチしてる』だけなんだぜ?
まあ、い─や☆ 今日は遠出の予定もあるし‥‥この辺で、そろそろ出掛けるかな☆」
瞬 「紫龍、行ってくるね。」
紫龍「二人とも、気をつけて行ってくるんだぞ。 瞬、ちょっと。」
瞬 「なぁに?」
─── CHU。
瞬 「あ‥‥。 /////」
星矢「あっ、おいっ、紫龍!! 何、ほっぺにチュ─とかしてんだよ!? ズルイぞ!!」
紫龍「では、気をつけてな。」
瞬 「行ってきます‥‥。 /////」
星矢「一体、何なんだよ、あれは!? 見せつけやがって!!
俺より紫龍のほうが、よっぽどヤバイぞ、危険だぞ!?
あ──、俺も、瞬のほっぺにチュ─したい!!」
紫龍「はいはい。(笑) 日が暮れないうちに、帰って来るんだぞ。」
瞬 「はぁい。 /////」
<つづく>
─── パタン。 カチャカチャ。 (外から家の錠をかけた音。)
─── 家の外。
星矢{俺も、瞬のほっぺにチュ─したかったな‥‥。} ボソッ。
瞬 「星矢? 早く行こうよ。」
星矢「瞬が俺にも、ほっぺにチュ─をさせてくれないと、足が動かない‥‥。」
瞬 「え‥‥!? 星矢、何を言ってるの‥‥?! /////」
星矢「ほっぺにチュ─なら、いいだろ? なぁ、瞬‥‥。」
瞬 (どうしよう‥‥。 また、星矢の元気がなくなっちゃった‥‥。)
星矢「瞬──。」
瞬 (『人に助けを求める捨て犬』みたいな目で見られると、困っちゃうなぁ‥‥。
このまま、ここで立ち往生しているわけにもいかないし‥‥。)
瞬 「ほ、ほっぺにキスするのだったら‥‥してもいいよ? /////」
星矢「えっ? いいのか!?」
瞬 「う、うん‥‥。 /////」
星矢「じゃあ‥‥本当にするぞ? するからなっ!? /////」
瞬 「うん‥‥。 /////」
─── CHU。
星矢「へへっ♪ 紫龍には、ナイショな♥(笑) /////」
紫龍「‥‥見たぞ。」
星矢「うわぁっ!! で、出たっ!?」
紫龍「『出た』とは何だ、『出た』とは? 失敬な。」
星矢「い、いつから、そこに!? どこから見てたんだよ!?
そんなとこから顔だけ出して覗いてたら、普通、驚くだろ?!
本当にビックリしたなぁ、もう!! この、紫龍の変態! ムッツリスケベ!! /////」
<つづく>
紫龍「お前が、『瞬が俺にも、ほっぺにチュ─をさせてくれないと、足が動かない‥‥。』
と言っていたところから、ずっと見ていた。
『日が暮れないうちに、帰って来い』と言っただろう? 早く行って、買って、帰って来なさい。」
星矢「わかったよ‥‥。 瞬にキスしてもらったから、足も動くようになったし、行って来るぜ。」
瞬 (星矢、やっと元気になったみたい。 よかった‥‥。)
星矢「瞬! 行こうぜ♪」
瞬 「うん!」
─── 歩道。
星矢「瞬、まずは‥‥近くの店に寄ってさ、遠くの店は、その後にしようぜ?」
瞬 「そうだね。」
星矢(これから、しばらくの間は、瞬と二人っきりだ‥‥。
邪魔も入らね─し、二人の仲を進展させる、またとないチャンスだぜ‥‥☆
だからこそ、今しかできないことをしなくちゃな♪
できれば、ホテルでSEXするところまで行きたいけど‥‥。
まずは、瞬と手をつないでみるところから始めてみるか☆)
瞬 (星矢、嬉しそうに、ニコニコしてる‥‥。 ほっぺにキスをさせたから、ご機嫌なのかな‥‥?
ニコニコしてる星矢は、微笑ましくて、いいな‥‥。
星矢と一緒なら、今日も楽しく、お買い物ができそう‥‥。)
<次回に続く。>
<前回のあらすじ>
瞬と二人っきりで買い物に行くことになり、いつになく舞い上がる星矢は、頭が煩悩でいっぱいになる。
一方、そんな星矢のことを、瞬は次第に意識し始めるようになり‥‥。
─── 歩道。
星矢「瞬、そっちに寄れよ。 車道は危ないから。」
瞬 「うん。」
─── キュッ‥‥。
瞬 「あ‥‥。 /////」
星矢「あっ、悪い。 手、痛かったか?」
瞬 「う、ううん、大丈夫。 その、突然だったから、ちょっと驚いただけ‥‥。 /////」
星矢「そっか。 驚かせて、ごめんな。
こうしてないとさ、はぐれた時にヤバイからな。 俺が、路上で迷子になりそう☆(笑)」
瞬 「あはは! もう、やだ、星矢ったら‥‥。(笑)」
星矢「へへっ♪(笑)」
星矢(よし! 瞬と手をつなぐのに、成功したぞ!! グッジョブ、俺!!
ここまでは、結構順調だな☆ 瞬からは、特に警戒されていないようだし‥‥。
上手く行けば、SEXまで辿り着けるかもしれないなぁ‥‥♪
それにしても‥‥瞬の手って、柔らかいなぁ‥‥♥ /////)
<つづく>
瞬 (星矢、ヤクルトを飲んでるせいかな、また背が伸びたみたい‥‥。
星矢って、本当に、僕のことが好きなのかな‥‥?
今までは、そういうことをあまり意識せずに、接していたけど‥‥。
紫龍が‥‥『星矢は正直だからな、瞬をお嫁さんにする気満々だし、
それは傍から見ていてもわかるほどだ。』とか、
『そういう気遣いはな、相手のことを本気で想っていないと、なかなかできないものなんだ。』
なんて言うから‥‥。
さっきの星矢の気遣いも、僕を本気で思っている気持ちの表れだったのかな?って、
つい、意識して見ちゃうよ‥‥。
今までは、星矢の行動があまりにも自然過ぎて、僕には意識をすることすら、
できなかったんだもの‥‥。)
─── トンッ。
瞬 「あっ‥‥。 /////」
星矢「あっぶね──運転しやがるなぁ、あの車! 瞬、大丈夫か?」
瞬 「う、うん。 僕は大丈夫‥‥。 /////」
星矢「さっきさ、車を避けようとして、瞬の肩に俺の肩がぶつかっただろ?
ごめんな、痛くなかったか?」
瞬 「うん、大丈夫、痛くなかったよ。」
星矢「そっか、それならよかったぜ☆」
<つづく>
瞬 (そういえば‥‥紫龍と並んで歩いている時は、時々、肩が触れ合うことはあったけど‥‥。
星矢とは、並んで歩いていても、そんなことは一度もなかったっけ‥‥。
星矢と肩がぶつかるのって、これが初めてのような気がする‥‥。
星矢と並んで歩いていても、僕たちの間には、常に一定の距離が保たれていたけど‥‥。
それは、お互いの肩がぶつかるほど、狭い距離じゃなかったし‥‥。
もしかして、星矢は意識的に、その距離間を保っていてくれたのかな‥‥?
だとしたら‥‥星矢は、普段のひょうきんな性格からは想像ができないほど、
紳士的な対応で、僕に接してくれていた、ということになるんだけど‥‥。
僕、紫龍とか、紳士的な男性に弱いところがあるから‥‥。
もしも、星矢に惹かれちゃったりしたら‥‥どうしよう‥‥? /////)
─── 店の付近。
星矢「おっ♪ 見えて来たぜ、第一の目的地が☆」
瞬 (あ、ホントだ‥‥。)
星矢「瞬。」
瞬 「なぁに?」
星矢{風でスカートがめくれないように、気をつけろよ?
何せ、今日の瞬は、『ノーパン』だからな♪(笑)} ヒソヒソ。
瞬 {もう、やだ、星矢ったら‥‥。 そんなことばっかり‥‥。(笑) /////} ヒソヒソ。
星矢(今日の瞬は、恥じらいのせいか、頬がほんのり赤くなってて、普段よりも可愛いなぁ‥‥♥
瞳も何か潤んでて、吸い込まれそうだぜ‥‥。
服の下の乳首も、恥じらうあまり、ちょっとだけ起っているように見えるな‥‥。
紫龍はあの胸を、いっぱい、いっぱい、揉んだんだろうなぁ‥‥。
瞬はこの胸を揉まれて、どんなふうに感じたんだろう‥‥?
どんなふうに乱れたんだろう‥‥? きっと、可愛い声で喘いだりしたんだろうな‥‥。
俺が紫龍だったら、よかったのになぁ‥‥。 はぁ‥‥。
揉めるものなら、俺も揉んでみたいよ、瞬の胸‥‥。 /////)
<つづく>
─── 店の出入口付近。
瞬 「星矢。」
星矢「な、何だ? 瞬。 /////」
瞬 「こっちの入口から入ろうよ、ね?」
星矢「あ、ああ、そうだなっ! /////」
星矢(やべ──、やべ──!! 危ね──、危ね──!!
瞬の胸ばかり見てて、入口の手前まで来ていることに、全然気づかなかったぜ‥‥!!
危うく、瞬に白い目で見られるとこだったぜ☆
今日は、『買い物の付き添い』という名目で、瞬と一緒にいるんだから、
瞬に『変だ』と思われるような行動は、極力慎まね─とな‥‥。
ホテルに着いて、休憩となれば、疲れきった瞬は、
きっと俺に‥‥その身を委ねてくれるはずだ!!
だから、その時が訪れるまで、ガンバレ、俺!!)
─── 店内。
瞬 「え─と‥‥紫龍からもらったメモによると、ここで買うのは、ニンジンと、タマネギと、
ジャガイモと、キャベツにレタス、かな。」
星矢「じゃあ、野菜コーナーに行けば、すぐに終わりそうだな♪」
瞬 「野菜コーナーに行く前に、カゴとカートを持って行こうよ。」
星矢「俺が持って来るから、瞬は、そこで待ってろよ。 すぐに戻ってくるから!!」
瞬 「うん。」
<つづく>
─── 3分後。
─── ガシャ、ガシャ。 カラカラ‥‥。 (星矢がカートを持って来た音。)
星矢「瞬! 待たせたな! カゴとカート、持って来たぞ!!
俺のいない間に、知らない人から、声とか掛けられなかったか?」
瞬 「うん、大丈夫。 僕に声を掛けて来た人は、誰もいなかったよ。」
星矢「そっか。 は──、よかった──。
俺が目を離したスキに、瞬をナンパするヤツが現れたら、どうしようかと思ったぜ☆」
瞬 「星矢が思っているほど、僕はナンパとかされないから、大丈夫だよ?」
星矢{瞬は、そうやって言うけどさ‥‥。 これまでだって、知らない人から声を掛けられたことが、
幾度となくあっただろ? それに、瞬が今、ナンパされないのは‥‥多分、
『ノーパン』であることがバレてないからだ、と俺は思うんだよな‥‥。
もしも瞬が今、『ノーパン』であることを知ったら、SEX目的でナンパしに来るヤツなんて、
それこそ、ごまんといるんじゃね─か?} ヒソヒソ。
瞬 {そ、そうかなぁ‥‥? そんなことは‥‥ない、と思うけど‥‥。
そ、それよりも、早くお買い物を済ませなくちゃ‥‥。 /////} ヒソヒソ。
星矢「そうだな☆ じゃ、カートを押して、野菜コーナーに直行するか♪」
瞬 「うん。」
星矢「瞬、カートの取っ手を持てよ。」
瞬 「うん。」
星矢「俺も一緒に、カートを押すからさ☆ 瞬の後ろから、だけどな♪」
瞬 「え‥‥?」
瞬 (あ‥‥。 僕の手を上から包み込むように、星矢の手が重なってる‥‥。
それに、この体勢って‥‥。
星矢に後ろから守られてるみたいで、思わずドキドキしちゃう‥‥。
僕には紫龍がいるのに、星矢にドキドキするなんて‥‥。 ごめんね、紫龍‥‥。 /////)
<つづく>
星矢「瞬、いいか? このまま前進するぞ♪」
瞬 「う、うん、いいよ‥‥。 /////」
─── カラカラ‥‥。 (カートを押している音。)
星矢(ふ─ん‥‥。 紫龍よりも体格の小さい俺の腕の中に、すっぽりと身体が納まるなんて‥‥。
こうして見ると、瞬は俺が思ってた以上に、きゃしゃな身体をしてるんだなぁ‥‥。
それに、瞬の髪の毛‥‥。 いい匂いがするなぁ‥‥♥ /////)
瞬 (僕の背中に、星矢の身体がピッタリと密着してる‥‥。
今まで、星矢とこんなに密着したことはなかったから、ちょっと緊張しちゃうよ‥‥。 /////)
─── カラカラ‥‥。 (カートを押している音。)
星矢「こうしてると、俺たち、『新婚さん』みたいだな☆(笑)」
瞬 「そ、そうかなぁ‥‥? /////」
星矢「おっ☆ もうそろそろ、野菜コーナーじゃね?」
瞬 「う、うん、そうだね。 /////」
星矢「瞬、俺が野菜を持って来るからさ、野菜の数を教えてくれよ。」
瞬 「紫龍にもらったメモには、キャベツとレタスが1つで、それ以外は5つ、って書いてあるよ。」
星矢「そっか。 じゃあ、先に、キャベツとレタスを持って来るからさ☆
瞬は、この辺りで待ってろよ。 俺、すぐに戻って来るからさ、知らない人に声を掛けられても、
絶対について行くんじゃね─ぞ?」
瞬 「うん。」
<次回に続く。>
<前回のあらすじ>
買い物に出掛けた星矢と瞬は、野菜を買うために、近くの店に寄り‥‥。
─── 店内。
─── 野菜コーナー。
星矢「キャベツ、キャベツは‥‥と。 これがよさそうだな。
あとは、レタス、レタス‥‥と。 う─ん‥‥レタスは、これでいいか☆」
─── 約3分後。
星矢「瞬! キャベツとレタス、持って来たぜ♪」
瞬 「ありがとう、星矢。」
星矢「あとは‥‥ニンジンと、ジャガイモと、ネギか。」
瞬 「ネギじゃなくて、『タマネギ』だよ。(笑)」
星矢「そうそう、『タマネギ』な。 これを5つずつ、か。」
瞬 「全部を一度に持って来るのは、ちょっと大変だから、僕も一緒に行くね。」
星矢「じゃあ、俺はまた、瞬の後ろに回って、カートを押すかな♪」
瞬 「ひ、一人で押せるから、大丈夫だよ? /////」
星矢「いいから、いいから♪」
瞬 (あんっ‥‥☆ また、星矢の身体が、僕の背中に密着してる‥‥。
緊張するせいか、ドキドキしちゃうな‥‥。 /////)
─── じわん‥‥。
瞬 (あっ‥‥何? 大事なところの辺りが、ちょっと熱い‥‥?)
<つづく>
星矢「瞬、行くぞ♪」
瞬 「う、うん。 /////」
瞬 (今の感じは‥‥一体、何だったのかなぁ‥‥?)
─── 野菜コーナー。
星矢「先に、ニンジン5つな。」
瞬 「うん。」
星矢「次は、ジャガイモ5つに、タマネギ5つ‥‥と。 これで、ここでの買い物は終了だな♪」
瞬 「そうだね。 レジでお金を払わなくちゃ‥‥。」
星矢「よし、行こうぜ♪」
─── 数分後。
星矢「瞬、全部、袋の中に入れたか?」
瞬 「うん、入れたよ。」
星矢「じゃあ、俺が全部、持ってやるよ。」
瞬 「ありがとう、星矢。」
星矢「カゴとカートは、もう戻して来たのか?」
瞬 「うん。」
星矢「じゃあ、次の店に行くとするか☆」
瞬 「その前に、駅に行かないと‥‥。」
星矢「そうだな。」
─── 約15分後。 駅付近。
星矢「やっと、駅に着いたな。」
瞬 「そうだね。 電車が来る前に、切符を買っておかないとね。」
<つづく>
─── 駅の切符自販機。
星矢「俺たち、『子供2枚』でいいのかな?」
瞬 「うん、僕たち、成人じゃないから‥‥。」
星矢「切符は、『片道』と『往復』、どっちを買えばいいんだ?」
瞬 「『往復』のほうが、帰りの切符を買う手間が省けて、いいかも‥‥。」
星矢「じゃあ、『往復』の『子供2枚』で買うぜ?」
瞬 「うん。」
─── チャリーン。 (切符の自販機にお金を入れた音。)
星矢「えっと、往復ボタンを押して‥‥『子供2枚』っと。」
─── カシャン。 (切符が自販機から出て来た音。)
星矢「おっ、出て来た、出て来た♪」
瞬 「こっちが行きの切符で、こっちが帰りの切符だね。」
星矢「俺が持ってると、落としそうでイヤだなぁ‥‥。 瞬、俺の分の切符、瞬が持っててくれよ。」
瞬 「いいよ。 じゃあ、行きの切符を改札機に通したら、僕にちょうだい?」
星矢「おう! じゃ、改札機に切符を通そうぜ♪」
瞬 「星矢が先に、改札機を通って。」
─── シュッ。 (切符が自動改札機から出て来た音。)
星矢「よし! 通ったぜ♪」
瞬 「待って、星矢。 切符を取って。」
星矢「いっけね、忘れるとこだったぜ! 瞬が俺の後で、よかったぜ‥‥☆」
瞬 「もう‥‥。 そうなると思ったから‥‥星矢に、先に改札機を通ってもらったんだよ?」
<つづく>
星矢「悪い、悪い。 瞬はホント、俺のこと、よくわかってるよな♪(笑)
俺、お嫁さんにするなら‥‥俺のことをよくわかってる、瞬みたいな女の子がいいや♥」
瞬 「やだ、星矢ったら‥‥。 /////」
星矢「じゃ、次は、瞬が切符を通す番だな♪」
─── シュッ。 (切符が自動改札機から出て来た音。)
星矢「よし、これで二人とも切符を通せたな。
それじゃあ、俺の切符は瞬に預けるからさ、よろしくな♪」
瞬 「うん。」
─── カン、カン、カン、カン‥‥。 (電車が来る合図の音。)
星矢「おっ、もうすぐ電車が来るみたいだぜ☆」
瞬 「そうだね。」
─── 約3分後。
星矢「おっ、来た、来た♪ でも、あまり人が乗ってね─なぁ‥‥。 これなら、座れそうだぞ、瞬。」
瞬 「うん。」
星矢「あ、止まった。」
瞬 「降りる人が先だから、すぐに乗っちゃダメだよ、星矢。」
星矢「わかってるって! ‥‥あれ? 降りる人、誰もいないみたいだな‥‥。」
瞬 「じゃあ、先に乗っても、大丈夫かな‥‥?」
星矢「うん、多分、大丈夫だろ。 乗ろうぜ、瞬。」
<つづく>
─── 約3分後。 電車内。
星矢「瞬、もうすぐ電車が動くから、ここに座ろうぜ♪」
瞬 「うん。」
星矢「次の店に行くためには、どこで降りればいいんだっけ?」
瞬 「ここから、3つ目の駅だよ。」
星矢「じゃあ、すぐだな。」
瞬 「もうすぐ、電車の発車時刻だね、星矢。」
星矢「瞬、これ、ひざに掛けておけよ。」
─── パサッ‥‥。
瞬 「え‥‥? どうして?」
星矢{瞬、もう忘れたのかよ? 今日、スカートの下は、『ノーパン』だろ?
足を開いて座ってたら、大事なところを見られるからだよ。
知らないうちに覗かれてても、俺は知らないぜ?(笑)} ヒソヒソ。
瞬 {僕、足を開いて座るとか、そんな行儀の悪いこと、しないもん‥‥。 /////} ヒソヒソ。
星矢{そういえば‥‥電車の風圧で、スカートがめくれなくて、よかったな☆
めくれてたら、ヤバかったな。(笑)} ヒソヒソ。
瞬 {もうっ! 星矢ったら、他人事みたいに‥‥。 もう、知らないっ! /////} ヒソヒソ。
─── ガタン、ゴトン。
星矢「お☆ 動き出したな。」
瞬 「早く駅に着くといいね。」
<つづく>
─── 約15分後。 降車駅。
瞬 「星矢、駅に着いたから、降りようよ。」
星矢「そうだな。」
─── 駅構内。
瞬 「星矢、ありがとう。 貸してくれたパーカー、返すね。」
星矢「おう♪」
瞬 「それから‥‥はい、切符。」
星矢「サンキュ─♪ 次の店ってさ、駅からどのくらいかかるんだろうな?」
瞬 「お店は、駅から約25分くらいの距離にあるはずだよ。」
星矢「そっか、ちょっと駅から離れてるけど、気長に歩いて行くか☆」
瞬 「うん。」
─── 約25分後。 店の付近。
星矢「やっと、店に着いたな♪」
瞬 「ここまで来るのに、結構歩いたよね、僕たち。」
星矢「そうだな。 ここでは、何を買うんだ?」
瞬 「えっとね‥‥メモには、『蛍光灯』って書いてあるよ。」
星矢「蛍光灯か、楽勝じゃん♪
俺、紫龍が『遠出』って言うからさ、もっと大変で、時間も掛かるものだと思ってたんだ。
でも、これなら、思っていたよりも早くに、買い物を済ませることができそうだな☆」
瞬 「そうだね。 じゃあ、お店の中に入ろうよ。」
<次回に続く。>
838 :
434:2012/01/21(土) 22:07:37.35
星矢の逆襲様>>
名作キタキター!!
ってこれってなんて公開羞恥プレイwwww
……とりあえず星矢、ハリセンでケツバットさせなさいw
>>818様
神が…神が降臨されました…!!書いて良かった……!!
ぷにぷにおっぱいとむちむち太もも御馳走さまです!!
>>818 うをを!!色っぽい!
裸じゃない所が逆にそそるな(*´Д`)
おぱいの大きさも発育途中の少女のものとして調度良い
着物ってエロイよね
>>837 瞬のミニスカートがどの程度の短さなのか分からないけどハラハラする
突風でも吹いたらどうするんだ!!
瞬の清らかなマンマンをそこらの一般人なんかに見せちゃならんぞ!!
続きも楽しみにお待ちしております
星矢が瞬と合体できるのか気になって気になって・・・
<前回のあらすじ>
近くの店で買い物を済ませた星矢と瞬は、電車で移動し、次の店へ‥‥。
─── 約15分後。 店内。
星矢「よし! 蛍光灯も買ったし、これで今日のミッションは終了だな♪
瞬、その蛍光灯も俺が持つから、こっちによこせよ☆」
瞬 「え‥‥。 でも、星矢には、野菜の袋を持ってもらってるし‥‥蛍光灯は、僕が‥‥。」
星矢「いいから、いいから♪ 遠慮するなよ☆ 俺が荷物持ちで‥‥瞬は手ぶら!
それでいいじゃん♪」
瞬 (いつもと変わらないやりとりなのに‥‥。 何でだろう‥‥?
胸が、キュンとする‥‥。 /////)
─── 店外の路上。
星矢「え─と、帰りは‥‥ここから、どっちに行けばいいんだ?」
瞬 「星矢、こっちだよ。」
星矢「あまり遠出とかしね─のに、一度で道を覚えられるなんて、瞬はスゲ─よな‥‥。
俺が一人で買い物に来てたら、路上で迷子になるところだぜ☆」
瞬 「そんなこと、ないよ‥‥。 /////」
星矢「やっぱ、俺には、瞬みたいな賢い子が必要だな。(笑)」
瞬 「それって‥‥遠回しに『お嫁さんにしたい』って言ってるんじゃないよね‥‥?」
星矢「へへへ♪ それは、瞬の想像に任せるぜ♪(笑)」
─── 約25分後。 駅付近。
星矢「ふ──、ようやく駅に着いたな☆」
瞬 「ちょっと、歩き疲れちゃったね‥‥。」
<つづく>
星矢「店の中でも、結構歩いたしな。 瞬、大丈夫か‥‥?」
瞬 「うん、まだ大丈夫だよ。」
星矢「よし、じゃあ、電車が来る前に、改札口を通っておこうぜ!」
瞬 「うん。」
─── 駅構内。
星矢「瞬、見ろよ。 もう電車が止まってるぜ!」
瞬 「結構、人が乗ってるね‥‥。 座れる場所はないみたい‥‥。 星矢、乗る?」
星矢「この際、立ったままでもいいや。 早く乗ろうぜ!」
瞬 「うん。」
─── 約3分後。 電車内。
星矢{瞬、チカンに遭わないように、入口に背を向けて、立ったほうがいいぜ☆} ヒソヒソ。
瞬 {うん。} ヒソヒソ。
星矢{俺たちの後からも、人がまた大勢、乗って来てるな‥‥。} ヒソヒソ。
瞬 {そうだね‥‥。 僕たちが最後かと思ったけど、そうじゃないみたいだね‥‥。} ヒソヒソ。
星矢{行きは空いてたから、よかったけど‥‥。 帰りは、スゲ─混み様だよな‥‥。} ヒソヒソ。
瞬 {これを、『すし詰め状態』っていうのかな‥‥?} ヒソヒソ。
星矢{かもな。} ヒソヒソ。
瞬 {星矢、本当に立ったままで大丈夫? 降りるなら、今しかないよ?} ヒソヒソ。
星矢{それを言ったら、瞬だって‥‥。 立ったままで、本当に大丈夫なのかよ?
俺に付き合って、また無理とかしてるんじゃね─のか?} ヒソヒソ。
瞬 {無理なんてしてないし、僕はまだ大丈夫だよ。 だから、安心して?} ヒソヒソ。
星矢{わかった‥‥。} ヒソヒソ。
星矢(瞬、『歩き疲れた』って、あんなに辛そうだったのに‥‥。 優し過ぎるぜ、ホント‥‥。)
<つづく>
─── プシュ─ッ。 (電車の出入口が閉まる音。)
瞬 (あ、扉が閉まった‥‥。)
─── ガタン、ゴトン。
星矢「お、やっと動き出したみたいだな☆」
─── ガタン、ゴトン。 ガタン、ゴトン。 ガタン、ゴトン。 ガタン、ゴトン。
瞬 (座ってた時は、全然気づかなかったけど‥‥。 電車の中って、結構揺れるんだ‥‥。)
星矢「おっとっと‥‥。」
瞬 「あっ‥‥。」
星矢「瞬、大丈夫か?」
瞬 「うん、何とか‥‥。」
瞬 (星矢‥‥。 僕をこの人混みから、身体を張って、守ってくれてるんだ‥‥。
どうしよう‥‥。 星矢が、カッコよく見えてきちゃうよ‥‥。 /////)
─── じわん‥‥。
瞬 (なっ、何‥‥? また‥‥? 大事なところが、こんなに熱くなるなんて‥‥!?
一体、何なの、これ‥‥?)
─── プシュ─ッ。 (電車の出入口が開く音。)
星矢「お、人が減った‥‥と思ったら、また人が増えて来たな‥‥。」
瞬 (すごい人だなぁ‥‥。 もう、ギュウギュウだよぉ‥‥。)
<つづく>
星矢「瞬、窮屈でごめんな?」
瞬 「え?」
瞬 (!! いつのまにか、僕の胸が押し上がるくらい、星矢と密着してる‥‥!? /////)
─── プシュ─ッ。 (電車の出入口が閉まる音。)
星矢(う‥‥。 ス、スゲ─な、瞬の胸‥‥。 身体が密着してるせいか、胸が更に盛り上がって、
谷間がよく見えるぜ‥‥。 それに、瞬の温かくて、柔らかい胸の感触も‥‥♥
何か、瞬の身体から、花の香りみたいな‥‥いい匂いがするなぁ‥‥。
今まで、瞬とこんなに密着したことはなかったから、流石の俺も、少し緊張するぜ‥‥。
瞬の胸の谷間を『見ちゃいけない』っていうのは、俺もわかってるんだよ‥‥。
でもな、この状況じゃ、いやでも目に入ってくるんだから、胸の谷間から目が逸らせね─のは、
仕方のないことであって‥‥俺のせいじゃない、多分‥‥。
満員電車には、窮屈でイヤなイメージしかなかったけど‥‥。
好きな子と密着できる、こんなに良い側面もあったんだな、初めて知ったぜ‥‥。
こういうラッキーなハプニングがあるなら、満員電車に揺られるのも、
たまにはいいかもしれね─な‥‥♥ /////)
瞬 (ダメ‥‥。 星矢に谷間、見られちゃう‥‥。 恥ずかしいよぉ‥‥。 /////)
─── ガタン、ゴトン。 ガタン、ゴトン。 ガタン、ゴトン。 ガタン、ゴトン。
瞬 「はぁ、はぁ‥‥あん、だめ‥‥はぁ、はぁ‥‥。 /////」
星矢(瞬、胸が押し上げられてるせいか、少し苦しそうだな‥‥。
だけど‥‥何気に、瞬の息遣いが色っぽく見える‥‥。
服の下の乳首も、起ってるのがよく見える‥‥。 エロいけど‥‥ヤバイ‥‥。
このままだと、俺、勃起するのは時間の問題かも‥‥? /////)
<つづく>
─── 約3分後。
─── プシュ─ッ。 (電車の出入口が開く音。)
星矢「瞬、大丈夫か‥‥? 駅に着いたぞ。」
瞬 「う、うん。 大丈夫だよ。 /////」
星矢「降りようぜ?」
瞬 「うん。」
─── 駅のホーム。
瞬 「はぁ‥‥。 苦しかった‥‥。 /////」
星矢「本当に、予想以上にキツかったな。 俺もあの人混みで、かなり体力を消耗したぜ‥‥。」
瞬 「本当に、すごい人混みだったよね‥‥。」
星矢「ハーデスとの戦い以上に、キツくて、苦しかったぜ‥‥。
瞬、日暮れまでには、まだ時間があるし‥‥。 少し休んでから、家に戻ろうぜ?」
瞬 「うん。 でも、休めるホテルって、この辺りにあるのかな‥‥?」
星矢「駅週辺にはね─けど、駅から店までの中間地点に、それらしい建物があったぞ。」
瞬 「じゃあ‥‥ちょっと行ってみようか?」
星矢「そうだな。」
─── 約10分後。
星矢「ほら、あの電気がいっぱい付いてる建物なんだけどさ。 ホテルっぽいだろ?」
瞬 「ホテルにしては‥‥きらびやかな感じだね。」
星矢「ちょっと、中に入ってみようぜ?」
瞬 「うん。」
<つづく>
─── 建物内。
星矢「あれ? 中には、誰もいね─じゃん‥‥。」
瞬 「話し声すらしないね‥‥。」
星矢「フロントって、どこだろ?」
瞬 「これ‥‥何だろう? 星矢、ここに、ベッドの写真がたくさんあるよ?」
星矢「ベッドの写真?」
瞬 「うん‥‥。」
星矢「どれどれ‥‥? あ、本当だ。 これ、全部ベッドの写真だな‥‥。
ん? 写真の隣に、何か文字が書いてあるぞ?
え─と‥‥写真の隣には、『休憩1時間で3,500円』って書いてあるな。」
瞬 「やっぱり‥‥ここって、ホテルなのかな‥‥?」
星矢「普通、ホテルって言えば、フロントに人がいるもんなんだけどさ。
辺りを見回したら、フロントもね─し‥‥。
俺、フロントのないホテルなんて、初めて入ったよ‥‥。
受付の人がいないってだけでも、相当変わってるぜ? このホテル。」
瞬 「星矢、どうする‥‥? 別のホテルを探す?」
星矢「いや、他にはそれらしい建物はなかったし、ここにしようぜ。
瞬、ベッドの写真で気に入ったの、あったか?」
瞬 「うん。このベッド‥‥かな。」
星矢「写真の隅にある3桁の番号は、多分、『部屋の番号』だと思うんだよな‥‥。」
瞬 「その番号のお部屋に行けば‥‥いいのかな?」
星矢「ここにはフロントがね─から、普通のホテルみたいに、カギをもらうこともできね─しなぁ‥‥。」
瞬 「星矢、見て。 写真の下に、ボタンがあるよ。 横に、何か書いてある‥‥。」
<次回に続く。>
<前回のあらすじ>
買い物帰りの満員電車に揺られて疲労した星矢と瞬は、
家に戻る前に、珍妙なホテルの一室で休憩することに‥‥。
─── 建物内。
星矢「『お部屋のボタンを押して下さい』‥‥?
よく見ると、ランプが点いてるボタンと、点いていないボタンがあるな。」
瞬 「ランプが点いていない写真のお部屋は、使用できないお部屋なのかな‥‥?」
星矢「そうかもな。 幸い、瞬が選んだベッドの部屋は、ランプが点いてるから、
使えるかもしれね─ぞ? この部屋でいいか?」
瞬 「うん。」
星矢「じゃあ、ボタンを押すぞ? いいか?」
瞬 「うん、いいよ。」
─── ポチッ。 (ボタンを押した音。)
星矢「あ、ランプが消えた‥‥。」
瞬 「これで‥‥いいのかな?」
星矢「その番号の部屋に、行ってみようぜ。」
瞬 「うん。」
─── 部屋の前。
星矢「部屋は見つかったけど‥‥カギ、開いてんのかな‥‥?」
瞬 「ちょっと開くかどうか、試してみようよ。」
星矢「そうだな。 じゃあ、ドアを開けてみるぞ?」
瞬 「うん。」
<つづく>
─── キィ‥‥。 (ドアが開いた音。)
星矢「あ、開いた‥‥。 瞬、中に入れよ。」
瞬 「うん。 お邪魔しま─す。」
星矢「お邪魔しま─す。」
─── カチャン‥‥。 (ドアが閉まった音。)
瞬 「内側から、カギを掛けておいたほうがいいよね?」
星矢「そうだな。 また出る時は、内側からカギを開けて、出ればいいよな。」
─── 部屋の中。
瞬 「わぁ‥‥ホテルのお部屋って、結構広いんだね。 内装も、何かすごいね!」
星矢「ホント、スッゲ──キラキラしてんな!」
瞬 「ベッドの柄も、キレイだね。」
星矢「瞬、触ってみろよ! 結構、表面はツルツルしてるぞ♪」
瞬 「わぁ、本当! いい手触りだね!!
軽くて、フワフワしてるけど‥‥これって、羽毛なのかなぁ‥‥?」
星矢(ホテルの部屋の中にテレビがあるのは普通だけど、その他にもいろんな物があるなぁ‥‥。)
瞬 「あれは何だろう‥‥?」
星矢「瞬、どうしたんだ?」
瞬 「星矢、このケースの中にある物なんだけど‥‥。 こういうのって、普通のホテルにもあるの?」
星矢「いや、普通のホテルにはなかった気がするなぁ、そういうのは‥‥。」
瞬 「マツタケに似た形の物から、そうじゃない物まで、いろいろあるね。」
星矢「名札には、『ローター』とか、『オトナのおもちゃ』って書いてあるぜ。」
瞬 「何だろうね、『ローター』って‥‥?」
星矢「さあな。 俺も聞いたことがね─や‥‥。」
<つづく>
瞬 「『オトナのおもちゃ』‥‥ということは、大人専用のおもちゃなのかな‥‥?
僕たち、まだ成人じゃないし、これで遊ぶのは、まだ早そうだね。」
星矢「『おもちゃ』って書いてあるけどさ、こんなモンで、どうやって遊べって言うんだろうな?
使い方もわかんね─し、俺たちじゃ、大人になっても、これで遊ぶのは無理なんじゃね?
こんなヘンテコなモンで遊べる大人って、ホント、スゲ─よな──。」
瞬 「うん‥‥。」
─── ガタガタッ。
星矢「あれ? 開かね─なぁ‥‥。」
瞬 「星矢? 何をしてるの?!」
星矢「これ、開かね─のかな、と思って、ちょっと試してみたんだけどさ。」
瞬 「開かないみたいだね‥‥。」
星矢「あれ? このケース、カギが付いてるぞ? どおりで開かないわけだよな‥‥。」
瞬 「カギ付きのケースの中に入れてある、ってことは‥‥。
もしかしたら、大切な貴重品なのかもしれないね‥‥?」
星矢「そうかもしれね─な‥‥。 瞬、他のとこも見てみようぜ。」
瞬 「うん。」
星矢「へぇ──、変わったホテルなだけあって、風呂も相当変わってんなぁ‥‥。」
瞬 「変わっているって‥‥何が、変わっているの?」
星矢「ほら、見ろよ、これ! 全面、ガラス張りだぜ?」
瞬 「わぁ、本当だね‥‥。」
星矢「部屋がユニットバスのホテルでも、外から見えないように、アコーディオンカーテンとか、
防水性のしきりとかを設置してるのに、全面ガラス張りとか、ホント、信じられね─ぜ‥‥。
これじゃあ『見て下さい』と言わんばかりだよな‥‥。」
<つづく>
瞬 「すりガラスを使用していないのは、何故なんだろう‥‥?
何か、それなりの理由があるのかもしれないよ‥‥?」
星矢「う─ん‥‥俺が思い当たる理由としては‥‥。
『すりガラスだと、掃除がしにくいから』とか、かなぁ‥‥?」
瞬 「かなぁ‥‥?」
星矢「瞬、次に行こうぜ。」
瞬 「星矢。」
星矢「何だ? 瞬。」
瞬 「あそこにあるのって‥‥もしかして、カラオケのマイクじゃない?」
星矢「あ、ホントだ‥‥。」
瞬 「カラオケボックスじゃないのに、カラオケも出来るんだね、今時のホテルって‥‥。」
星矢「いや、今時のホテルでも、個室にカラオケが設置されているところなんて、聞いたことね─や。」
瞬 「じゃあ‥‥やっぱり、ここって普通のホテルとは違うの?」
星矢「うん、俺が知る限りでは、相当変わってるよ。
変わったホテルだと思うけど、ここは『何でもアリ』みたいだな‥‥。」
瞬 「うん、そうみたいだね‥‥。」
星矢「あれ? テーブルの上にある、この大きなノートは、一体何なんだろうな?」
瞬 「宿帳‥‥というよりも、らくがき帳とか、自由帳‥‥みたいな感じだね。」
星矢「中、見てみるか?」
瞬 「え‥‥。 勝手に見ても‥‥大丈夫なのかな?」
星矢「普通、人に見せたくない物を、こんなとこに置いておくもんかな──?」
瞬 「じゃあ‥‥『見て下さい』っていうことなのかな‥‥?」
星矢「俺は、そう解釈するけど。」
瞬 「じゃあ‥‥見てみる?」
星矢「よし! 『せ─の』で、開くぞ?」
瞬 「う、うん‥‥。」
星矢「せ──の!」
<つづく>
─── パラッ‥‥。 (ノートが開いた音。)
星矢「うわっ!! 何だ、こりゃ!? スッゲ──落書き!!」
瞬 「すごいね‥‥。 文字以外にも、これまでに見たことのない図形が、たくさん書いてあるよ?
この図形とかって、ナスカの地上絵を真似したのかな?」
星矢「ナスカの地上絵に、こんな太陽に毛が生えたような図形、あったっけ‥‥?
俺の記憶が正しければ、こんなのなかった気がする‥‥。」
瞬 「よく見ると‥‥この図形って、みんな同じ物なんだね。」
星矢「そうだな‥‥地図記号みたいに、何かを表してるのかもな。」
瞬 「みんな‥‥『○○がよかった』って書いてるけど‥‥これって、どういう意味なんだろうね?」
星矢「う─ん、俺にもサッパリだけど‥‥ここに書いてあるのってさ、何かの感想っぽいんだよな。」
瞬 「読書感想文を、ここに来た人たちは皆、書いているのかな‥‥?
僕たちも、何か書いたほうがいいのかな?」
星矢「これさ、俺にはとてもじゃないけど、読書感想文には思えね─んだけどなぁ‥‥?
どっちかって言ったら‥‥『落書き系の日記』に近いよな。」
瞬 「言われてみれば‥‥そんな感じだね。」
星矢「よし! 俺も、何か書いてみよう♪」
瞬 「星矢、何を書くの?」
星矢「そうだなぁ‥‥。 『瞬へのラブレター』とか?(笑)」
瞬 「えっ!? そんなのヤダよ、恥ずかしいよ──!! /////」
星矢「じゃあ、そうだな‥‥。 よしっ! アレで行こう!!」
瞬 「アレって、なぁに‥‥?」
星矢「ちょっと待ってろよ、書くからさ♪」
─── カキカキ。 (星矢がノートに何かを書いている音。)
星矢「よし、書けた‥‥っと!! 瞬、見てもいいぜ──♪」
瞬 「一体、何を書いたの?」
<つづく>
─── 『瞬、宇宙一、大好きだぜ♥』
瞬 「星矢、これって‥‥。 /////」
星矢「見てわかんね──? 俺の、一世一代の『愛の告白』だよ! 瞬、大好きだぜっ♥」
瞬 「え‥‥。 /////」
星矢「一世一代は、大袈裟過ぎたか☆ さてと、ベッドにダイブだ♪」
─── バフッ‥‥!!
星矢「お♪ 気持ちいいな──♪ 瞬もこっちに来て、一緒に寝ようぜ♪」
瞬 「星矢、あんまりお布団の上で、暴れちゃダメだよ? 羽毛がちぎれちゃうよ。」
星矢「まあまあ、そんな固いことは言いっこなし! 瞬も早く、こっちに来いよ♥」
瞬 「もう、星矢ったら‥‥。」
─── モフモフ‥‥。 (瞬がベッドの上に乗った音。)
星矢「どうだ? 瞬、気持ちいいだろ♪」
瞬 「わぁ‥‥すごいフカフカだね!」
星矢「ん‥‥?」
瞬 「星矢、どうかした?」
星矢「瞬、それ、ど─したんだよ?」
瞬 「え‥‥?」
星矢「瞬の足‥‥何か、濡れてね─か?」
瞬 「え? どこが‥‥?」
星矢「ほら、太腿の辺り。 何か、下のほうに向かって流れ落ちてるんだけど‥‥。」
瞬 「あ、本当だ‥‥。」
瞬 (何だろう、これ‥‥? 全然、気づかなかった‥‥。)
<次回に続く。>
ナスカの地上絵www
いちいち反応が面白くてたまらんww
というか、切符で「こども」を選ぶおこちゃまがラブホに入っちゃいけません
<前回のあらすじ>
珍妙なホテルの一室で瞬と一緒に過ごす星矢は、偶然、瞬の太腿に滴る液体を見つける。
その液体の正体とは、果して‥‥!?
─── ホテルの部屋の中。 ベッドの上。
星矢「水とか、掛けられた憶えはないよなぁ‥‥?」
瞬 「うん‥‥。」
星矢「だとしたら、それって‥‥。」
瞬 「それって‥‥?」
星矢「まだ確証もね─のに、こんなこと言っていいのかなぁ‥‥?」
瞬 「え、一体、何なの?」
星矢「多分、それってさ‥‥。」
瞬 「うん。」
星矢「しゅ、瞬の‥‥。」
瞬 「僕の‥‥?」
星矢「アソコから出てくる液体‥‥じゃね─のかなぁ‥‥? /////」
瞬 「え? そうなの!? /////」
星矢「いや、そうかどうかはまだわからね─ぜ? その可能性があるっていう話だからさ。
ただ、それを確かめるには、スカートをめくって見たほうが、手っ取り早いよなぁ‥‥。」
瞬 「星矢、僕のスカート、めくる気じゃないよね!?
ダ、ダメだよ!? 僕、今日は下着を着けてないんだから!
紫龍以外の人に大事なところなんて見られたら‥‥僕、死んじゃう!! /////」
星矢「じゃあ、そうだなぁ‥‥。 『トイレに行って、自分の目で確かめてくる』とか?」
瞬 「そ、それしかないよね‥‥。 僕、ちょっとお手洗いに行って、拭いてくるね。 /////」
星矢「おう。」
<つづく>
─── パタン。 (お手洗いに入った音。)
瞬 (本当に、これって、僕の大事なところから出ている液体なのかなぁ‥‥?
一体、これって、どういうことなのかな‥‥? ちょっとスカートをめくって、見てみよう‥‥。)
─── スッ。 (スカートをめくった音。)
瞬 (わ、何、これ‥‥!? すっごい濡れてる‥‥!
僕の大事なところ、何でこんなに濡れてるの‥‥?!
何が起きてるのか、よくわからないけど‥‥とにかく、キレイに拭かなくちゃ‥‥。 /////)
─── 数分後。
─── ジャ─ッ。 パタン。 (瞬がお手洗いから出て来た音。)
瞬 「ふぅ‥‥。」
星矢「瞬、どうだった? こっちに来て、座れよ。」
瞬 「うん‥‥。」
─── モフモフ。 (瞬がベッドの上に座った音。)
瞬 「星矢が言ってた通り、だったよ‥‥。
だけど‥‥何で、あんなことになってたのか、わからない‥‥。」
星矢「あんなこと、って‥‥どんなことだよ?」
瞬 (星矢には、恥ずかしくて、言いにくいよぉ‥‥。 もう、僕、泣きそう‥‥。 /////)
星矢「瞬、黙ったままじゃ、わかんね─だろ? 俺にもわかるように説明してくれないと‥‥。
瞬が言えないなら、『一見は、百聞にしかず』だ、俺が見る!!」
瞬 「ダ、ダメ!! そんなことされたら、僕、死んじゃう!! /////」
<つづく>
星矢「じゃあ、口で説明してくれよ。 笑ったりとかしないから。 な?」
瞬 「う‥‥。 その、実は‥‥。 /////」
星矢「実は‥‥!?」
瞬 「僕の大事なところ‥‥。 /////」
星矢「瞬のアソコが‥‥!?」
瞬 「すっごく‥‥。 /////」
星矢「すっごく‥‥?」
瞬 「ぬ、濡れてて‥‥。 /////」
星矢「ぬ、濡れ‥‥!? /////」
瞬 「どうして、こんなに濡れてるのか‥‥自分でも、よくわからなくて‥‥。
僕、もしかしたら、病気なのかなぁ‥‥?」
星矢「いや、病気じゃなくて、瞬は正常だよ‥‥。 /////」
瞬 「え、これで正常なの‥‥?
星矢はお医者さんじゃないのに、どうして僕が病気じゃないって、わかるの‥‥?」
星矢「それが‥‥女性として、正常な反応だから‥‥かな? /////」
瞬 「女性として、正常な反応‥‥? それって、どういうこと‥‥?」
星矢「え─と‥‥ストレートに言うと‥‥。 /////」
瞬 「うん。」
星矢「瞬のアソコが濡れてたのは‥‥瞬のアソコが、『男』を求めてるからだよ。 /////」
瞬 「『男』を求めてる‥‥?」
星矢「そう! 瞬のアソコは、『男』が欲しくて、たまらないんじゃね─のかなぁ‥‥? /////」
瞬 「僕にはまだ、よくわからないんだけど‥‥そうなのかなぁ‥‥?
僕は、そうは思わないけど‥‥。 /////」
星矢「いきなり唐突な質問で悪いんだけど、瞬さ、最後に紫龍とSEXしたの、いつ?」
瞬 「紫龍とエッチしたのは‥‥初めての時だけ‥‥だよ? /////」
星矢「それから、ずっとSEXしてね─のかよ?」
瞬 「ん‥‥。 『エッチは、一度だけでいいかな』と思ってたから‥‥。 /////」
<つづく>
星矢「そういうことなら、瞬のアソコが濡れてたのは多分、
『SEX不足に対する不満』が原因じゃね─のか、と思うんだけど?」
瞬 「そっ、そんなことないよっ! 僕、充分満足してるもん!! /////」
星矢「いやいや、話を聞いた限りでは、身体は満足してないっぽいぞ?」
瞬 「そ、そうなのかなぁ‥‥? /////」
─── じわん‥‥。
瞬 (あっ、何‥‥? またっ‥‥!? 大事なところが、キュンキュンして‥‥。
何かが溢れて来てる‥‥! /////)
星矢「瞬?」
瞬 「な、何? 星矢。 /////」
星矢「どうかしたか?」
瞬 「う、ううん、何でもないよ、何でも‥‥。 /////」
星矢「本当に?」
瞬 「うん、本当に!! /////」
星矢「瞬、ひょっとして、また濡れてきたんじゃね─のか? こ─ゆ─話をしてるから‥‥。」
瞬 「そ、そんなこと‥‥ない‥‥もん‥‥。 /////」
瞬 (今までも‥‥さっきみたいに、大事なところが熱くなったり、キュンキュンしたり、
といったことが何度かあったけど‥‥。
あれって、『大事なところが濡れる前の合図』だったんだ‥‥。 /////)
星矢「そっか? それなら、い─けどよ‥‥。
つまり、それってさ、早い話が『欲求不満』ってことなんだろうな。」
瞬 「じゃあ‥‥何か食べたりすれば、不満は解消できるのかなぁ‥‥?」
星矢「う─ん、どうかな──?」
星矢(食欲と性欲は、また別物だからなぁ‥‥。)
瞬 「食べてもダメだったら‥‥僕、どうしたらいいのかなぁ‥‥?」
<つづく>
星矢「俺‥‥もしかしたら、解決してやれるかも‥‥? /////」
瞬 「えっ? 僕の不満を解消できる方法を知ってるの?」
星矢「うん、多分な‥‥。 /////」
瞬 「じゃあ、教えてよ! 僕、どうしたらいいの‥‥?」
星矢「まあ、落ち着けよ。 まずは、リラックスしようぜ。
‥‥というわけで。 これから、俺と一緒に風呂に入ろうぜ?
話は、風呂に入りながらでもできるしな。」
瞬 「今から? お風呂なら、お家に帰ってからでも入れるでしょ?」
星矢「家に帰ってから風呂、となるとさ‥‥絶対、紫龍を加えて3人で入ることになるだろ?」
瞬 「それじゃあ、ダメなの?」
星矢「うん、俺的にはダメ。 俺は、瞬と二人っきりで入りたいんだよ、本当は。
瞬と二人っきりで風呂に入れる機会は、今しかね─し。
それに‥‥家に帰る前に、何とか解決してやりたいしな☆」
瞬 「う─ん‥‥。」
星矢「瞬、何を悩んでるんだよ?」
瞬 「実は‥‥紫龍に、『星矢と二人っきりでお風呂に入るのはダメ』って言われてるの‥‥。」
星矢「紫龍は意外と臆病だなぁ♪ 瞬を俺に取られるのが恐くて、そんなことを言ってるんだぜ♪」
瞬 「そんなこと、ない‥‥と思うけど‥‥。 /////」
星矢「瞬も正直なところ、『星矢にお風呂で何かされたら、どうしよう?』って思ってるだろ?
でもな、風呂で瞬に何かするつもりは一切ね─から、安心しろよ、な?」
瞬 「それって、僕には何もしないって、約束してくれるっていうこと‥‥?」
星矢「うん! 約束する!! 風呂では何もしない!!」
瞬 「星矢がそこまで言うなら‥‥一緒に、入ってもいいよ‥‥?」
星矢「よし!! じゃあ、早速入ろうぜ♪」
<つづく>
─── 風呂。
─── チャポン‥‥。
瞬 「はぁ‥‥。 いいお湯加減だね‥‥。 満員電車での疲れが取れそう‥‥♥ /////」
星矢「そうだなぁ‥‥。」
瞬 「さっき、お風呂の中でお話をしてくれる、って言ってたけど‥‥。
具体的には、どうしたらいいの?」
星矢「まあまあ、焦るなって。 まずは、風呂でリラックスするんだよ♪」
瞬 「それだけでいいの?」
星矢「その後で、ちょっとした運動をすれば、解決すると思うぜ♪」
瞬 「どんな運動をするの?」
星矢「それは‥‥風呂からあがったら、教えてやるよ☆」
瞬 「じゃあ、早くあがろうよ!」
星矢「まだ、入ったばっかりだろ? もうちょっと、ゆっくりしようぜ☆」
瞬 「うん‥‥。」
星矢「あ、そうだ。 身体は、念入りに洗うんだぞ? 風呂あがりの運動に影響するからな☆」
瞬 「うん。」
─── 約10分後。
星矢「瞬、そろそろ身体を洗おうぜ☆」
瞬 「うん。 でも、こっちを見たらダメだよ?」
星矢「見ね─よ。 『何もしない』って約束しただろ? だから安心して、身体を洗えよ。」
瞬 「うん。」
<次回に続く。>
マン汁拭いたティッシュください
<前回のあらすじ>
「瞬の不満を解消できるかもしれない」と言う星矢に促され、瞬は星矢と混浴することに‥‥。
─── ホテルの部屋の中。 風呂場。
─── ゴシゴシ、ゴシゴシ。 バシャバシャ。バシャ─ッ。 (身体を洗っている音。)
星矢「瞬、先にあがるからな。」
瞬 「うん。」
─── カラカラ、ピシャン。 (星矢が風呂場から出て行った音。)
瞬 (僕も早く身体を洗って、出なくちゃ‥‥。)
─── ゴシゴシ、ゴシゴシ。 バシャバシャ。バシャ─ッ。 (身体を洗っている音。)
瞬 「身体は、こんな感じでいいよね‥‥。 もう、あがろっと!」
─── カラカラ、ピシャン。 (瞬が風呂場から出て行った音。)
瞬 「ふぅ‥‥。 熱かった‥‥。 ちょっと長く入り過ぎちゃったかなぁ‥‥? /////」
星矢「瞬、大丈夫か?
風呂あがりに何か飲むんだったら、そこの冷蔵庫に飲み物がいろいろ入ってるから、
好きなの飲めよ。 ただし、1本120円だけどな☆」
瞬 「お金がいるなんて、自販機みたいだね。」
星矢「まあ、ここは自宅じゃね─し、ホテルの冷蔵庫はみんな、そんな感じだぜ?」
瞬 「ホテルって、結構大変なんだね‥‥。」
<つづく>
─── パカッ。 (冷蔵庫を開けた音。)
瞬 「中には、いろいろ入ってるんだね。 どれを飲もうかな‥‥。
あ、コーヒー牛乳もあるんだ‥‥。 星矢は今、何を飲んでるの?」
星矢「俺? 俺はコーラ♪」
瞬 「僕も星矢と同じコーラにしようかと思ったけど‥‥。 コーラは、もうないみたい‥‥。
他のを探そっと‥‥。」
星矢「瞬も、コーラがよかったのか!? うわ、悪いことしちゃったな──。
そうだと知っていれば、瞬の分をコップに分けておいたのに‥‥。
瞬、ごめんな‥‥。」
瞬 「ううん、星矢のせいじゃないから、気にしないで。」
星矢「そ、そ─か‥‥? なら、いいけど‥‥。 /////」
星矢(瞬、優し過ぎるぜ‥‥。 それに、バスタオル1枚でいるなんて‥‥。
俺に気を許してくれてるからだ、というのはわかるけど‥‥。
いつまでもそんな格好でいたら、俺、瞬に何するか、わかんね─ぜ‥‥?
と、心の中で言っても、聞こえるわけね─よな‥‥。 /////)
瞬 (これは、何か甘そうだなぁ‥‥。 これは、苦そう‥‥。
飲み物はいろいろあるけど‥‥甘いか苦いかの二択になるみたい‥‥。)
星矢「あ、どうしてもコーラが欲しいなら、やるぜ? 間接キスになるけど、口移しで♥ /////」
瞬 「口移しは、『間接キス』とは言わないでしょ‥‥?(笑) /////」
星矢「あ、そう言われてみれば、そうだな。 へへへっ。(笑) /////」
瞬 「! あ、これなんか良さそう‥‥。 どんな味がするのかな‥‥?」
星矢「いいのが見つかったのか?」
瞬 「うん♥」
<つづく>
─── チャリ─ン。 (お金を入れた音。)
─── カチャン。
瞬 「あ、何かが外れたみたい。」
星矢「ああ、それさ、金を入れないと外れない仕組みになってんだよ。
金を入れれば金具が外れて、飲み物が取れるようになるんだ。」
瞬 「あ、本当だ。 飲み物が取れた♥」
─── プシュッ。 (プルトップを開けた音。)
瞬 「わぁ、おいしそうな香り‥‥いただきま─す♥」
─── ゴク、ゴク‥‥。 (飲み物を飲んでいる音。)
瞬 「ふぅ‥‥。 /////」
星矢「なぁなぁ、瞬は、何を飲んだんだ?」
瞬 「これ‥‥。 ヒック。 /////」
星矢(? 『ヒック』って‥‥何だぁ?)
瞬 「ちょっと、ベッドに横になろっと‥‥。 ヒック。 /////」
─── モフモフ。 (瞬がベッドの上に転がった音。)
星矢「瞬が飲んだのって‥‥もしかして、これか?」
瞬 「うん‥‥。 それだよぉ‥‥。 ちょっと口にしただけなのに、眠くなってきちゃった‥‥。
不思議なジュースだねぇ‥‥。 ヒック。 /////」
<つづく>
星矢「『ストロベリーマルガリータ』‥‥?
『アルコール飲料』‥‥?! って、これ、カクテルじゃね─か!?
瞬! お前、何で酒飲んでんの!?」
瞬 「えぇ‥‥? 僕が飲んだのは、お酒じゃないよぉ‥‥? ジュースだよぉ‥‥?
ヒック。 /////」
星矢「それは、缶のラベルがジュースっぽいだけで‥‥。 れっきとした酒だよ、これは‥‥。」
瞬 「そっかぁ‥‥。 僕、全然気づかなかった‥‥。 ヒック。 /////」
星矢「瞬‥‥?」
瞬 「何か‥‥すごく眠くなってきたのぉ‥‥。 ちょっとだけ、寝させてね‥‥。
おやすみ‥‥。 /////」
星矢「瞬!? ‥‥あ、もう寝てる‥‥。
バスタオル1枚で寝るなんて、ホント、無防備だよなぁ‥‥。」
─── 数分経過。
瞬 「ん‥‥。 /////」
星矢「瞬、起きたか?」
瞬 「紫龍‥‥? /////」
星矢「俺、紫龍じゃなくて、星矢なんだけど‥‥。 瞬、寝ぼけてんのか?」
瞬 「紫龍‥‥僕ね‥‥最近、大事なところがうずいて、仕方がないの‥‥。 /////」
星矢(俺を『紫龍』だと思ってるってことは‥‥まだ、酔いが醒めてね─のか‥‥?
瞬のヤツ、勝手に語り始めちゃってるけど、このままにしておいていいのかなぁ‥‥? /////)
瞬 「大事なところも、すっごく濡れちゃうし‥‥。
星矢に話したらね、『それは、エッチが不足してるからじゃないのか』って、
言われちゃった‥‥。 /////」
星矢(うん、それ言ったの俺だし! 瞬は、『紫龍に言ってるつもり』で話をしてるんだろうなぁ‥‥。
でもな、現実は違うんだよ‥‥。)
<つづく>
瞬 「だから、紫龍‥‥お願い、来て‥‥。 /////」
星矢「え? 『来て』って言われても、俺、紫龍じゃね─し‥‥。 /////」
瞬 「紫龍‥‥お願い‥‥。 僕と‥‥エッチして‥‥? /////」
星矢(う‥‥。 涙目で誘うとか、か、か、可愛いじゃね─かよ‥‥!
ど、どうする‥‥? 瞬の誘いに乗るか‥‥?
いや、ダメだ!! 瞬は、『本命の相手』だからこそ、紫龍に身体を許したんだ。
今、瞬の目に映る俺が紫龍に見えているからと言って、そこにつけ込んでもいいのか!?
でも、素面じゃ、絶対に瞬は、俺を受け入れてくれね─だろ‥‥?!
俺は、瞬とSEXしたい!! ヤリたいだけじゃなく‥‥瞬のことを、もっとよく知りたい!!
そのためには‥‥今、この機会を逃すわけには行かね─んだ‥‥!! /////)
星矢「瞬‥‥ごめん!! /////」
瞬 「あっ‥‥。」
─── ドサッ。 (星矢が瞬をベッドの上に押し倒した音。)
─── ハラリ‥‥。 (瞬のバスタオルを取った音。)
星矢(こ、これが‥‥瞬の裸、なのか‥‥? キレイな身体、してんなぁ‥‥。 /////)
─── ゴクリ‥‥。
星矢(よ、よし! まずは、胸から愛撫するぞ‥‥! /////)
─── ムニュン‥‥。 ムニュン‥‥。
瞬 「あぁっ‥‥紫龍‥‥いい‥‥♥ /////」
星矢(うっわ──‥‥。 瞬の胸、生で触るのは初めてだけど‥‥スッゲ─柔らけ──‥‥。
乳首の色も、いい色してんなぁ‥‥♥ /////)
<つづく>
─── ムニュン‥‥。 ムニュン‥‥。
瞬 「あん‥‥♥ /////」
星矢(気持ちよさそうな声を出すなぁ‥‥。
瞬はきっと、『紫龍に触られてる』と思ってるんだろ─な‥‥。
でもな、今、瞬の胸を触ってるのは、俺なんだぜ‥‥? 多分、わかってね─と思うけど‥‥。
次は‥‥胸を揉みながら、舐めてみるか‥‥。)
─── ムニュムニュ、ピチャ、ピチャ‥‥。
瞬 「あっ、あん‥‥♥ 紫龍、いい‥‥♥ いいよぉ‥‥♥ /////」
星矢(よく感じてるなぁ‥‥。 胸は、結構敏感みたいだな‥‥。
さてと、お次は‥‥瞬の大事なところを拝むかな☆ /////)
星矢「瞬、足を開くぞ?」
瞬 「うん‥‥いいよ、紫龍‥‥♥ /////」
星矢「いや、俺は紫龍じゃなくて、星矢だってば‥‥。」
星矢(おぉ‥‥!! こ、これが‥‥夢にまで見た、『瞬の大事なところ』か‥‥。
まるで処女みたいな、キレイなピンク色をしてるなぁ‥‥。
瞬が処女じゃないなんて、未だに信じられね─くらい、キレイだぜ‥‥。
それに‥‥風呂に入ったせいなのかな、もうスッゲ──濡れ濡れだし‥‥!!
この辺りは、プックリと盛り上がってて、触ったら柔らかそうだな‥‥。
ちょっとだけ、触ってみようかな‥‥。 /////)
─── プニュン‥‥。
星矢(うわ、プックリとしてるせいか、プニプニしてて、柔らかいぞ‥‥?
これ、舐めてみたら、どんな感じかなぁ‥‥?
よし、俺も男だ! ちょっとだけ、舐めてみるぞ‥‥!! /////)
<次回に続く。>
<前回のあらすじ>
ジュースと間違えてカクテルを飲み、完全に星矢を紫龍だと思い込んで接する瞬。
そんな瞬の現状を利用し、「据え膳食わぬは男の恥」と言わんばかりに、
星矢は瞬の大事なところへと接近するのであった‥‥。
─── ホテルの部屋の中。 ベッドの上。
─── ペロッ‥‥。
瞬 「あぁぁぁっ‥‥!! /////」
星矢(あれ? 何か、スッゲ─感じてる‥‥? もうちょっと、舐めてみよう‥‥。 /////)
─── ペロペロ、ピチャピチャ、クチュクチュ‥‥。
瞬 「あっ、あっ、あぁん‥‥♥ /////」
星矢(瞬の大事なところ、もうビショビショに濡れまくってるぞ‥‥?
俺って、意外とテクニシャンなのかもな‥‥♪
あ、でも‥‥やっぱ、『紫龍とSEXしてる』と思ってるから、こんなに濡れてるのかな‥‥?
これだけ濡れてるなら‥‥もうそろそろ、俺のを入れても大丈夫かな‥‥? /////)
星矢「瞬、ちょっと服を脱ぐから、待ってろよ?」
瞬 「うん‥‥。 /////」
─── 約5分後。
星矢(よし、服も脱いだし! これからついに、瞬と念願の初SEXだな‥‥!
あ──、ちょっと緊張するなぁ‥‥。 /////)
<つづく>
星矢「えっと‥‥ココに入れるんだよな‥‥。 /////」
─── ピタッ‥‥。
瞬 「んっ‥‥。 /////」
星矢「瞬、い、入れるぞ‥‥? /////」
瞬 「あっ‥‥待って、紫龍‥‥。 /////」
星矢「なっ、何だ? /////」
瞬 「そこじゃなくて‥‥もうちょっと下、だよ‥‥? /////」
星矢「え‥‥。 /////」
星矢(瞬に入れる場所を教えてもらうなんて‥‥カッコ悪い‥‥。
とゆ─か、ちょっと恥ずかしいな、俺‥‥。 でも、次は絶対に外さね─ぞ!!
瞬にリードしてもらったんだからな!! /////)
─── ピタッ‥‥。
瞬 「あ‥‥♥ /////」
星矢「瞬、ココでいいか‥‥? /////」
瞬 「うん、そこ‥‥♥ 紫龍、来て‥‥♥ /////」
─── ヌルッ‥‥。
瞬 「あぁっ‥‥♥ /////」
星矢「うっ‥‥。 /////」
<つづく>
─── ヌププッ‥‥。
星矢(ちょっと抵抗を感じるけど‥‥少しずつ、中に侵入できているみたいだな‥‥。
もうすぐだ‥‥。 もうすぐで‥‥俺の念願が、叶うんだ‥‥!! /////)
─── ヌププッ‥‥。
瞬 「あぁぁぁんっ‥‥!! /////」
星矢「瞬、もう少し‥‥! もう少しの辛抱だぜ‥‥!? /////」
瞬 「し、紫龍‥‥。 /////」
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
星矢「はぁっ‥‥。 何だ、これ‥‥!? スッゲ──気持ちいい‥‥!! /////」
星矢(何か、ヌルヌルしてて、温っけ─なぁ‥‥。 まるで、絡みつくみたいだぜ‥‥。
山場は‥‥もう抜けたのか‥‥? これで、もう大丈夫‥‥だよな‥‥?
俺は紫龍じゃね─から、瞬の大事なところが、俺を全力で拒否するかと思ったけど‥‥。
現時点では、俺が思っていたほど、酷い抵抗は受けてね─な‥‥。
どちらかといえば‥‥歓迎されてるっつ─か‥‥。
奥へ、奥へと、招き入れられるような‥‥そんな感じだぜ‥‥。 /////)
─── ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。 ヌププッ‥‥。
瞬 「あんっ‥‥! /////」
星矢(あ、あれ‥‥? もう、奥のほうまで到達したのかよ‥‥?
思っていたよりも、すんなりと受け入れられた感じだな‥‥。
ちょっと拍子抜けしたけど‥‥しばらくの間は、このままでいよう‥‥。 気持ちいいし‥‥♥
俺‥‥やっと、瞬の中に入れたんだ‥‥! とうとう念願が、叶ったんだな‥‥!! /////)
<つづく>
─── 数分後。
─── キュウウゥ‥‥。
星矢(ん‥‥? 何だ‥‥? さっきよりも少し、中が締まって来た感じがするぞ‥‥?)
瞬 「紫龍‥‥動いて‥‥? /////」
星矢「う、『動いて』って‥‥。 動かしても、いいのか!? /////」
瞬 「うん‥‥いいよ‥‥♥ /////」
星矢「じゃ、じゃあ! まずは‥‥ゆっくり、動くぞ? /////」
瞬 「うん‥‥♥ /////」
─── ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。
星矢「瞬、どうだ‥‥? 少しは、気持ちいいか‥‥? /////」
瞬 「いいよ、紫龍‥‥♥ /////」
星矢(俺、紫龍じゃね─し‥‥。 いい加減、『星矢』って、呼んでくれね─かな‥‥。
酔いが醒めね─と、やっぱ無理かな‥‥。
でも、瞬の中は、ヌルヌルしてて‥‥動いてる俺も、何か気持ちいいぜ‥‥。 /////)
─── ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。
瞬 「あはぁっ‥‥紫龍、気持ちいい‥‥♥ /////」
星矢(瞬は紫龍とSEXしてる時、こんなふうに感じてるんだな‥‥。
俺とのSEXでも、これくらい感じてくれたら‥‥。
と思っても、瞬が素面で俺とSEXしてくれるなんて在り得ね─し‥‥。
所詮、俺が思い描いていることは、夢物語なんだろうなぁ‥‥。 /////)
<つづく>
─── ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ‥‥。 ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ‥‥。
瞬 「あん、あん、あん、あんっ‥‥! 紫龍っ‥‥すごくイイよぉっ‥‥♥ /////」
星矢(はぁ‥‥。 俺も、スッゲ──気持ちいいぜ‥‥♪
あ、そうだ。 瞬がイク前に、体位を変えたほうがいいな‥‥。)
星矢「瞬、体位を変えるぜ?」
瞬 「タイイ‥‥? /////」
星矢「俺のを中に入れたまま、瞬にはうつぶせになってもらうぜ? よいしょっと‥‥。」
瞬 「あはんっ‥‥♥ /////」
─── クルリ‥‥。
星矢「瞬、そのまま腰を上に突き出せよ。」
瞬 「こ‥‥こう‥‥? /////」
星矢「そうそう。 いい感じだぜ☆ /////」
星矢(瞬のアソコが、後ろから丸見えだぜ‥‥☆ /////)
瞬 「紫龍‥‥恥ずかしいよ、こんな格好‥‥。 /////」
星矢「大丈夫だよ、そのうち気持ちよくなって、『恥ずかしい』なんて言えなくなるからな☆
じゃ、続けるぞ?」
瞬 「うん‥‥♥ /////」
─── ジュプププッ!
瞬 「あぁんっ‥‥!! /////」
星矢「瞬、どうだ? 後ろから突かれる感想は‥‥?」
<つづく>
─── ジュプププッ!
瞬 「あっ、すごいっ‥‥! 奥まで届いてる‥‥!! /////」
星矢「瞬、気持ちいいか‥‥? /////」
瞬 「うんっ‥‥♥ 紫龍、すっごくいい‥‥♥ /////」
星矢「瞬‥‥『星矢、すっごくいい♥』って言ってみ?」
瞬 「あんっ、あんっ‥‥ど、どうしてっ‥‥? 僕が紫龍以外の‥‥あっ、あんっ‥‥!!
他の男性の名前を‥‥あぁんっ‥‥呼ばないと‥‥いけないのっ‥‥?! /////」
星矢「じゃあ、いいや‥‥。 ちょっと、動きを早くするぞ?」
星矢(瞬に俺の名前を言わせたかったけど、無理だったか‥‥。 /////)
瞬 「うん‥‥いいよ‥‥♥ /////」
─── ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥!!
瞬 「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ‥‥!! 紫龍、いいよぉっ‥‥!!
もっと‥‥もっと、して‥‥!! 奥まで突いてっ‥‥!! /////」
星矢(スッゲ─乱れようだな‥‥。 瞬って、激しいのが好きなのかな‥‥?
普段の大人しい瞬からは、想像もできね─な‥‥。
もしもそうだとしたら、かなり意外だよな‥‥。 /////)
<次回に続く。>
872 :
祝氷河:2012/01/23(月) 23:55:40.13
――1月23日、東京。
「氷河、雪だよ」
「ん…? あぁ……それがどうかしたか」
「もう…。東京じゃ、降るのは珍しいんだよ? 氷河は見慣れてるかも知れないけど」
「そうなのか」
「奇しくも氷河の誕生日だなんて、なんか素敵だよね」
「そうか?」
「そうだよ! 空からのプレゼントみたいじゃない!」
「……そんなものより、お姫様からのプレゼントの方が嬉しい」
「……は? お姫様?」
「そう。例えばこんな」
「え…………。」
http://imepic.jp/20120123/857630 みたいな。
誕生日おめでとうだダンシングドキュンキングめ。
>>871 ついにやってしまったか・・・星矢
それにしても、瞬たんの乱れぶりといったらもう
冥王様が見たら卒倒してしまうぞw
しかし、紫龍以外の男に抱かれてしまったと後で気づいたら
瞬たん自己嫌悪に陥るんじゃないかと心配だ・・・
続きも楽しみです!お待ちしてます
>>872 おおお!なんとラブい氷瞬!!
そっか、氷河誕生日か、オメ!
美しい氷瞬絵ごちそうさまです
それにしてもこの氷河、女の扱いに慣れてやがるな畜生
氷河誕生日おめでとう
マザコンの君にぴったりのプレゼントをあげるよ
つ瞬の母乳1g
人肌に暖めてから哺乳瓶に入れて味わってくれ
<前回のあらすじ>
お酒に酔った瞬を抱く星矢は、ベッドで乱れる瞬の姿を目の当たりにするのであった‥‥。
─── ホテルの部屋の中。 ベッドの上。
─── ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥!!
瞬 「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ‥‥!! 紫龍、いいっ‥‥!!
僕‥‥もう、変になりそう‥‥!! お願い‥‥!! もっと突いてっ‥‥!!
もっと‥‥僕をメチャクチャにしてっ‥‥!! /////)
─── キュウウゥ‥‥。
星矢(うわっ、瞬の中が締まって来たっ!! あまりキツく締まると、俺もヤバイ‥‥!!
中で出す前に、抜かね─と‥‥!! /////)
─── ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥!!
瞬 「ダ、ダメッ‥‥! もう‥‥変になっちゃう‥‥ッ!? /////」
─── キュウウゥ‥‥。
星矢(ダ‥‥ダメだ!! 締めつけが強過ぎて‥‥瞬の中から抜くことができね──!!
これじゃあ、中出しするしかね─ぞ!?)
<つづく>
星矢「うっ‥‥うわぁぁぁっ───!?」
─── ビュルルルルッ‥‥!!
瞬 「あぁぁぁぁ───ッ!? /////」
─── 数分後。
星矢「うっ‥‥。」
─── ヌルッ‥‥。
星矢(ふぅ‥‥。 やっと、瞬の中から抜くことが出来たぜ‥‥。
さっきは、スッゲ──締めつけだったなぁ‥‥。 危うく、中で押し潰されるかと思ったぜ‥‥。
中出しをする前に抜くつもりが、根元までしっかり締めつけられてて‥‥。
全然抜けなかったもんなぁ‥‥。 こういうのを、『名器』っていうのかなぁ‥‥?
多分、俺だけだよな、抜くのに失敗して、中出ししてんのは‥‥。
紫龍は俺と違って器用だし、中出しする前に、上手く瞬の中から抜いてるよな‥‥。 /////)
星矢「そうだ、瞬は‥‥?」
瞬 「‥‥。」
星矢「気を失ってる‥‥のか? まあ、少し激しかったもんな、アレは‥‥。
気を失ってても、仕方ないよな‥‥。 /////」
星矢(今のうちに、正常位の準備でもしておくか☆)
瞬 「ん‥‥。」
星矢「瞬? 気づいたのか?」
瞬 「紫龍‥‥僕‥‥。」
星矢(いや、俺は紫龍じゃね─って‥‥。 まだ、酔いは醒めてないみたいだな‥‥。)
<つづく>
星矢「瞬はちょっと、気を失ってただけだよ。」
瞬 「紫龍‥‥この前、最後にしたやり方で‥‥突いて‥‥? /////」
星矢「最後にしたやり方って‥‥どんなやり方だったんだ? /////」
瞬 「こうやって、向き合ってね‥‥僕は紫龍の肩に、足を掛けたんだけど‥‥。
もう、忘れちゃってるよね‥‥? /////」
星矢(ひょっとして、瞬が言っているのは、正常位の一種か‥‥?
俺の肩に足を掛けさせるのは、ちょっと難しいけど‥‥。
足を掛けない体位でなら、できないこともないな‥‥。)
星矢「瞬、わかった。 肩に足を掛けなくてもできるから、やってやるよ。」
─── 約5分後。
星矢「瞬、入れるぞ‥‥? /////」
星矢(次は、入れる場所を間違えませんよ─に!! /////)
瞬 「いいよ、紫龍‥‥♥ /////」
─── ジュプププッ!!
瞬 「あぁっ‥‥♥ /////」
星矢「はぁ‥‥。 /////」
星矢(よし、今度は上手く行ったみたいだな‥‥。
あ──‥‥。 瞬の中は、何度入れても、気持ちがいいなぁ‥‥♥ /////)
─── ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥、ジュプププッ‥‥。
瞬 「あっ、あっ、あっ、あっ‥‥♥ すごくイイよぉっ‥‥!! /////」
星矢「瞬は‥‥奥を突かれるのが好きなのか? /////」
瞬 「うんっ‥‥♥ /////」
<つづく>
星矢「じゃあ‥‥こ─ゆ─のは‥‥? /////」
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬 「あぁぁぁぁぁぁんっ‥‥!! /////」
星矢「瞬、こ─ゆ─のは好きか‥‥? /////」
瞬 「紫龍‥‥ッ! 好きっ‥‥! 大好きっ‥‥!! あぁぁぁぁんっ‥‥♥
気持ちいいっ‥‥!! もっと‥‥もっと!! 激しくしてもいいよ‥‥ッ!? /////」
星矢「じゃあ、お望み通り、激しくしてやるよ!! /////」
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬 「あぁぁぁん‥‥激しいッ! 激しいよ、紫龍‥‥!! 僕、そんなにされたら‥‥!!
もうダメッ‥‥!! 変になっちゃう‥‥!! /////」
星矢「‥‥違うっ!! 俺は、『紫龍』じゃねえ!! 『星矢』だっ!!」
─── ジュプジュプジュプジュプッ! ジュプジュプジュプジュプッ!
瞬 「あぁぁぁっ‥‥紫龍‥‥!! /////」
星矢「だ─か─らぁ──!! 俺は『紫龍』じゃなくて‥‥『星矢』だぁ───!!」
瞬 「あぁぁぁぁぁぁんっ! 紫龍っ‥‥感じちゃう、感じちゃうよぉっ‥‥!! /////」
星矢「『星矢』って呼べよ!! 『星矢』って───!!」
瞬 「ダメだよっ‥‥紫龍っ‥‥!! そんなに激しくされたら、僕っ‥‥!! /////」
─── キュウウゥ‥‥。
星矢(うわっ!? また、締めつけがキツくなってきたぞ‥‥!?
さっきの二の舞はごめんだけど‥‥やっぱ、抜くのは無理なのか‥‥!?)
<つづく>
星矢「うっ‥‥!? /////」
─── ビュルルルルッ‥‥!!
瞬 「あぁぁぁぁぁぁ───ッ!? /////」
─── 数分後。
─── ヌルッ‥‥。
星矢(はぁ‥‥。 中出しする前に抜きたかったけど‥‥やっぱ、イク前に抜けなかったな‥‥。
瞬のアソコは、締めつけが良過ぎだよなぁ‥‥。 これで2連敗だぜ‥‥。
そうだ、瞬は‥‥また、気絶したみたいだな‥‥。
気がつく前に、風呂で身体をキレイにしておいてやろうかな‥‥。 /////)
星矢「瞬をお姫様抱っこして、っと‥‥。」
─── カラカラ、ピシャン。 (星矢が瞬を抱えて風呂場に入った音。)
星矢「ここのマットレスの上に寝かせるか‥‥☆」
星矢(こうして見ると‥‥やっぱ、スタイルいいよな‥‥。 /////)
星矢「よし、シャワーで、キレイに洗い流すか‥‥。」
─── シャ─ッ‥‥。
星矢「大事なところは、特に念入りに洗わないとな‥‥。 /////」
瞬 「あん‥‥♥ /////」
星矢「瞬‥‥? /////」
<つづく>
星矢(気がついたのかと思ったら、違うのか‥‥。 まだ、ヌルヌルしてるな、ココ‥‥。
ヌルヌルしなくなるまで、洗ったほうがいいのかな‥‥? /////)
瞬 「あぁん‥‥♥ /////」
星矢(何だ!? イッたばかりなのに、もう感じてるのか‥‥?
それとも、俺がテクニシャンなのかな‥‥? /////)
─── シャ─ッ‥‥。
星矢「ふぅ、アソコは、もうこれくらいでいいか☆」
星矢(それにしても‥‥。 瞬とSEXするのは、これが最初で、最後になるんだよな‥‥。
初めてのSEXでは、中出ししちまったけど‥‥とても気持ちよかったなぁ‥‥。
そう考えると‥‥これで終わりにするのはイヤだし、少し物足りない気がするなぁ‥‥。
まだ時間はあるし‥‥もう一度だけ、SEXさせてくれよな‥‥。)
─── ヌルッ‥‥。 ヌププププッ‥‥。
星矢「はぁっ‥‥♥ 瞬のアソコは、天国だぜ‥‥♥
初めと比べたら、すんなりと入るようになったし‥‥♥
紫龍だけに独占させるのは、ホント、もったいね─な‥‥。 /////」
─── ヌププププッ‥‥。
星矢「よし、奥まで入ったぞ。 ちょっと動かしてみるか☆ /////」
<つづく>
─── ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。
星矢「あ──、ホントに気持ちいいぜ──♪ 何だか、病みつきになりそうだなぁ──♪
これが最後だと思うと、やっぱ淋しいぜ‥‥。 これを最後になんか、したくね─なぁ‥‥。
できれば、俺が独占してやりて─な──!! /////」
瞬 (ん‥‥? 下腹部に、何か異物感を感じる‥‥。 一体、何だろう‥‥?)
─── ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。 ヌプッ‥‥。
瞬 「んっ‥‥。」
星矢「瞬‥‥?」
瞬 「星矢‥‥? ここは‥‥どこ‥‥?」
星矢「ここは、ホテルの風呂場だよ。 瞬、素面に戻ったのか?」
瞬 「僕‥‥一体‥‥?」
星矢「瞬は、ジュースと間違えて、酒を飲んだんだよ。」
瞬 「え‥‥? あれ、お酒だったの‥‥?」
星矢「ああ、缶の表面に、『アルコール飲料』って書いてあったぜ。」
瞬 「僕、確かにお風呂からあがったはずなのに‥‥。 どうしてまた、星矢とここにいるの‥‥?
僕、途中から夢でも見てたのかなぁ‥‥?」
星矢「いや、瞬は夢なんか見てね─ぜ?」
瞬 「じゃあ、どうして僕は、お風呂にいるの‥‥? 星矢はここで、何をしてたの‥‥?」
<次回に続く。>
瞬たん全然覚えてないのか!?あんなに発情しまくってたのにハァハァ
瞬たんに酒を飲ませると、瞬たんが相手を紫龍と間違えてエッチできるのか、そうかそうか・・・
ちょっと酒買ってくる!!!
待ってろよ!瞬たん!!εεε≡≡≡ヘ(*´Д`)ノ
883 :
434:2012/01/26(木) 00:22:16.15
豚切り失礼します。
名作の途中ですが、
今更ながらムッツリダンシングアヒルさんの誕生日を祝ってみようと思います。
ロウソクは、白より赤に限りますね。
『氷河、誕生日おめでとう―――――!』
大勢の声と共に、クラッカーが鳴らされ色とりどりのリボンが宙を舞った。
「…………」
仲間に囲まれ、カラフルな紙吹雪が舞う中、その祝われている当事者はただ呆然と席についていた。
「なんだよぉ、張り合いねぇなあー」
ほぼ無反応な金髪の少年の姿に、其れとは対照的な濃い茶の髪と瞳を持つ年下の少年が口を尖らせる。
「まぁそういうな。とにかく、誕生日おめでとう氷河」
料理を載せた皿を両手に器用に抱えながら、紫龍が友人として心からの祝辞を述べた。
テーブルの上には、普段から料理上手な彼が更に『腕に依りを掛けて』準備したという豪華な食事が
並べられている。中には懐かしいボルシチの入った鍋やペリメニやコトレータの皿もあった。
「あっと、それとケーキ!!ロウソクも!」
「慌てるな星矢。ちゃんと準備できてる」
「ちょっとごめんね。場所開けて」
冷蔵庫から取り出したデコレーションケーキの皿を手に、瞬が割り込んでくる。
「氷河。これからケーキに差したロウソクに火を付けるから、其れを吹き消してくれる?」
「…これって、何かの儀式なのか?」
「うーん…儀式って言うか…まぁ、其処までは重苦しいものじゃないけどね」
あくまで生真面目な氷河の問い掛けに、瞬が苦笑する。その間にケーキには丁寧にカラフルなロウソクが立てられ
ライターで一本一本ずつ、火が点されていく。
15本。彼が生きてきた年数の数だけ。
そして照明が消された。暗くなった部屋の中で、ロウソクの頼り無さげに揺れる灯が皆の顔を朧に浮かび上がらせる。
「火を消せばいいんだな…じゃあダイアモンドダストで」
『それはやっちゃ駄目!!』
―――――拳を握った彼は至って、真面目だった。
凍気で火を吹き消そうとしたのを全力で止められた後、仲間達から
「誕生日とは自分が生まれた日を、その親しい人たちが祝う事」だという事を念を入れて
説明をされた氷河であった。
「ほい、これ。俺と紫龍から」
乾杯を済ませ並べられた料理を楽しんでいると、鳥の唐揚げに齧り付いていた星矢がテーブルの下から
大きな包みを取り出して氷河に差し出した。
「これは…?」
「誕生日のプレゼント」
カラフルな薄い紙袋を鮮やかな赤のリボンで包んだ其れを受け取る。
「開けてみてくれよ」
まるで自分の事の様にはしゃいでいる星矢が、中身を開ける様にとせっついた。
「ああ」
自分へのプレゼントを拒否する理由もないので、氷河は言われるままに包みを解いていく。
中から、良く見るスポーツメーカーのロゴの入ったシューズケースが姿を現した。
「皆で何にしようか迷ったんだが…そろそろジョギング用のスニーカーがすり減っていただろう?」
「そうそう、だからこのメーカーの最新モデルにしてみたんだ!あんまりにも見つからないんで
沙織さんに頼んで取り寄せてもらった位なんだぜ?」
中から出てきたのはシルバーと青を基調としたジョギングシューズ。
「あと、これは僕と兄さんが選んだの」
と瞬が同じくラッピングされた紙袋を差し出す。
中身は青と、黒と、紺の、スポーツタオルのセット。
「思い返せばこうやってプレゼントを渡す、なんて初めてだからさ。俺らも色々迷ったんだ…
だから、少しでも気に入ってくれたらなって思ってさ」
何処か照れくさそうに言う星矢だけでなく、此処にいる仲間皆言葉は少ないが氷河が喜んでくれれば、の
一心で準備に勤しんでいたのだ。
顔を一人一人見ていると、自然と胸の奥から暖かいものが湧き出でてくる。
それは、とても心地良い感覚だった。
「ああ…なんて言うか…こういう時、なんて言ったらいいか分からないんだ」
適切な言葉が見つからない。
「でも………」
だが、仲間たちの思いやりに絆された氷河の表情は、穏やかに綻んでいた。