※妄想小話注意
「ふわあぁ、あ、明日か・・・」
三橋は少し溜息をつきながらも、嬉しそうな顔で部屋の一点を眺めていた。
三橋の眺める先には純白のウェディングドレスが飾ってあった。
窓から差し込む夕焼けが、ドレスの色調に影をもたらすのを、じっと見つめる。
明日、自分自身がそれを着て歩く姿――それを想像して三橋はぶんぶんと首を振り、顔を紅らめている。
あれから、どれだけの時間が流れただろう。
西浦高校を卒業して、大学に行き、社会に出て、まさか、あの人と再会し、そして婚約。
こんなダメピーな自分が、こ、婚約だなんて、夢にも思わなかった。
三橋の薬指には、硬球がででんと乗っかったリングが輝いている。
…オレは、明日、け、結婚するんだ…!
だけど、心の何処かで、何かが引っ掛かって落ち着かない。
――言いようのない不安感、それがいわゆるマリッジブルーってやつならば
翌日にはきっと消えていてくれるだろう。
けれど、それとは違う何か…それだけは、気付いていた。
そっと、かつての記憶を辿ってみる。
あの土埃の中の白球に塗れた懐かしい記憶の中にその何かはあった。
『ふひっ、あの頃は、楽しかった、なぁ…』
初恋の相手と二人で写った写真を撫でながら、部屋でポツリと呟く。
淡い初恋…きっと、彼は今頃、素敵な人と一緒になって幸せになっているのだろう。
お、オレなんかが告白、だなんて、欠片も考えたことはなかったけど…。
こうやって結婚前夜のいま、三橋は確信している。
この気持ちは、きっと何時までも、大切な思い出として心の片隅に存在し続けるのだろうと。
・・・ピーンポーン
「は、はーい。い、いま開けます!」どこか禍々しい雰囲気を漂わせたチャイムであったが、
その不吉さに気付かぬまま、三橋は感傷を打ち消すかの様に玄関へテケテッと駆ける…。
↑酷いバカエロスイーツ(笑)になってしまったので一部地域で
榛名さん(笑)と三橋の結婚前夜に阿部が嗅ぎつけてきて
「ずっと好きだった、今でも好きだ!」とかほざく阿部さん。
三橋は投手の握力健在で「お、遅いよ、阿部君のバカ!」とポンスカ殴る。
実は、三橋穴の神秘のなせるわざで、三橋の腹には、すでに榛名さんとの赤子が!!
まあでもそれくらいではへこたれず阿部さんは謀略を練る。
まずは結婚式場を阿部メンテナンスで培った配管技術を駆使して、
どうにかして使用不可にし結婚を延期に。
ついでに有名プロ選手となっていた榛名さんだったがブサ三橋くらいなら蹴落としてやるれ!と
張り切った女子アナかタレントあたりに五反田のラブホテルで嵌められてしまい、
しかも阿部がしっかりフライデー(笑)していて週刊誌に売りつける。
ショック大バーゲンの身重の三橋は婚約を破談にし、頑張って群馬で一人子育てに励もうと
旅立とうとするところに「俺といればいくらでも(ry 投手としてじゃ(ry 」
と追っかけてくる阿部さん…
という話をバカエロ展開で書き記していたのだがあまりの酷さに我ながら涙したので
あらすじだけでも。
シリアスにしたいのにどうしてもバカエロになってしまう癖が抜けないので困ったもんだ