>>165 ※引き続き叶さんエロまで辿りつかない・・・
「…レン、大丈夫か?一週間なんてすぐだしさ!空港からレンのとこ直帰するから!」
「修ちゃん、オレ、だ、大丈夫…ご、ごめんなさい…」
「あやまんなよ!俺だって寂しいけど、結婚したらずっと一緒にいるんだしさ。」
「…うん。お、オレ、空港に迎えにいくよ!」
「レン一人で空港来れるのかあ?なんかそっちの方が心配。攫われんなよ!」
それから暫く名残惜しく思いながらもお互いの思いを語り合って心を紡いでた
明日は、朝も早いだろうに、修ちゃんは俺に安心を与えるために
ずっとあったかい言葉をくれたんだ・・・
受話器を置いてオレはふっと息を吐いた。
修ちゃんの電話越しから伝わってくる暖かい気持ちに心が満たされる
と同時に修ちゃんのキラリとした太陽みたいな笑顔を思い出す。
その笑顔の中に含まれるオレの服の下まで見透かすような視線に、
いつも、オレは身体の奥が熱くなってきちゃうんだ。
邪な考えに囚われてしまう前に、オレはブンブンと首を振って気持ちをやり過ごした。
翌日、一週間心にぽっかり穴が開いたような気持ちで過ごすのかなーと
不安に思っていたオレだったけど、
ふと、携帯がピカピカと光って、そこには高校時代の野球部のあるメンバーの
着信が表示されていた。