前スレからの続き
きつみはの頭をわしゃわしゃクシャクシャに撫でる
少し力が強かったのか、うひゃあ、ときつみはが声を上げたのでゴメンゴメン、家に入ろうかと言い掛けた時だった……
「「「「「「「「「こんばんはー!!お邪魔しまーす!!!!!」」」」」」」」」
大勢の声、毛皮の群れ、そして気が付いたら土産だと渡された数多くの山の幸に埋もれている俺…
何十本もの松茸を目にしても1人で食い切れないな、管理人さんと隣部屋の人にお裾分けしようかな
そういや今年は豊作で安いんだっけ……などとぼんやり考えていた
あ、あの…
少し申し訳なさそうな顔をしたきつみはに気が付いて我のかえった
あ、あの…きつみはさん、これは一体…
との俺の問いに
あ、あの…あのね、みんな山の…で、ケーキと泡あわの、やりたいって…
つまりきつみはの山の仲間はきつみはの話を聞いて
シフォンケーキと泡風呂を体験したい、なら土産持ってみんなでお願いに行こう、ということらしい
茶色や黒わ白色の様々な毛皮たちが俺の部屋のあちこちを珍しそうに見ている
おいこら、探検すんじゃない!勝手にいじるな!!
あの……ゴメンなさい…迷惑かな………
半泣きでそんな謝るきつみはを前に俺は……
いいや、もうどうにでもなれ!!こいつら全部面倒みてやる!!
きつみはの笑顔、プライスレス
終わる終わる詐欺スマン
もうちょっと続く