446 名前:三橋家のちすじ ◆xpJ4CelYCs sage 投稿日:2009/12/07(月) 02:17:21
※田島家の犬猫と家族その他もろもろ捏造注意
しかも三橋が出てくるまでチョット遠い
「なあ、みー、お前何でも食うなあ、食いっぷりいいよな」
田島は帰宅時の荷物を背負ったまま蜜柑色の猫の頭をなでた。
やせ細った猫はチョットだけ顔を上げてみぃと短く鳴くと猫缶餌を盛られた皿に再び頭を突っ込んだ。
空気混じりの猫の咀嚼音が規則正しく台所に響く。
「助かるわあ、うちのタマは好き嫌い多いから」
美輪子は新たに猫缶を開けた。
台所のテーブルには田島の夕飯と空になった猫缶が2つ乗せられた。
「じーちゃんもとーさんも値段で猫缶買ってきちまうもん、タマは鳥肉系しか食べないしな」
「そうね、でもどこのコかしらね?大人しいし物怖じしないからどこかの飼い猫だと思うんだけど」
「うーん、でもウチの畑にいたんだ・・・捨てられたのかも」
「ちょっと近所に聞いてみるけどねえ」
「みーが食い終わったら部屋に連れてくよ、オレ風呂最後だからみーも一緒に洗ってもいい?」
「いいわよ、タマにあわせるのは落ち着いてからの方がいいものねえ、風呂桶に毛が入らないようにね」
「うん、わかった」
田島は廊下をばたばたと移動しながら洗濯物を洗濯機に入れる作業と
通学服から部屋着に着替えるのを一辺にやってのけた。
「ゆーくん、このコまだ暫く食べてそうだからゆーくんもご飯食べちゃいなさい」
「へ、まだ食ってんの?食い意地はってんなあ」
「相当お腹空いていたんじゃない
テーブルにご飯よそっておくから冷めない内に食べなさい、食器は流しに入れておいてくれればいいから
食べ終わったら、このコ部屋に連れて行ってね」
「いらないタオルある?」
「洗面台の下に入れてあるの何枚か使っていいわよ チビもタマも使っていない古タオルだから」
「あふぃがたふ、おふぁあふぁん」
いつの間にかテーブルについた田島は見る間に手羽のこっくり煮をほおばった。
必死の形相でご飯を掻きこむ息子と猫を眺めた後、美輪子は台所を出た。
447 名前:三橋家のちすじ ◆xpJ4CelYCs sage 投稿日:2009/12/07(月) 02:18:15
>>446 田島が風呂から上がると、机の上に転がしておいた携帯電話が光を点滅させていた。
先に部屋に用意しておいたタオルを敷いた段ボール箱の上に、洗ってクタクタになった猫を置いた。
片手でタオルでクシュクシュ拭いてやりながら携帯を開くと花井からのメールだった。
“三橋から連絡があったら直ぐに三橋の両親に知らせるように”
アイツ、まだ帰っていないのか・・・田島は自分の髪が濡れているのは気にせず執拗に猫をごしごしと擦る。
三橋が家から居なくなって丸1日。
遠方の親戚とまだ連絡が取れないとかでまだ警察に捜索願いを出していない事もメールに書かれていた。
変な一家だよな、ひとりごちて携帯を閉じた。
猫は前足を突っぱねてタオルに擦られるのに耐えている。
「お前、我慢強いな、風呂の中でも暴れなかったもんな」
猫は神妙な顔つきでぐーうと鳴いた。
返事をしているような感もあるが、まだ小さくて痩せっぽちの若猫が人の言葉を解する筈もない。
「なんだよ、まだ目やにが出ているじゃないか」
田島は猫の顔を覗き込んだ。両方の目頭に肉色の目やにがべったりと付いていた。
「風呂で取ったんだけどな・・・獣医に見てもらった方がいいか」
猫はハッと目を見開くとカブリを振った・・・様に見えた。
「・・・・・・ま、いっか」
田島は猫を抱き上げるとダンボールのタオルを乾いているものに敷き変えた。
脇に敷いたペットシーツを指でたたきながら言った。
「トイレはここな、つっても言葉が分かる訳ねえな」
猫は小さな声でなーうと鳴いた。
どうも田島が何か言うと、それにいちいち返している様だった。
「なつこいんだな、みーは・・・やっぱ誰かに飼われていたんだろうな」
額に手をやると乾き始めた毛が少しだけふわりとした。
「チョットの間DVDかけるけど気にすんなよ」
猫の右耳がぴくりと動いた。
448 名前:三橋家のちすじ ◆xpJ4CelYCs sage 投稿日:2009/12/07(月) 02:18:56
>>447 お年玉を貯めて買ったモニター付のDVD再生機はベッドの下に隠しておくにはマコトに調度良い。
モニターと二つ折りになった作りでたたんで置けばゲーム機にしか見えない。
エロDVDを入れっぱなしをするというヘマさえしなければ幾らでも言い訳が利く。
実際、他校の試合をDVDに落としたものをコレでチェックする事も多い。
球筋を見るのにはとても対応しきれないが相手ピッチャーのフォームを見るのだったらそう問題無い。
そもそも第一の目的はソレじゃ無いから別に何ら問題は無い。
本当だったら大きな画面で細かい所もばっちり見たい所だが
大きなモニターも性能の良いDVD再生機も置いてあるのは居間だ。
さすがに家族にオナニーを見られるのはバツが悪い。
田島はいつもの様にエロDVDを何枚かとDVD再生機をベッドに持ち込んだ。
頭から布団を被って中でDVD鑑賞しながらオナる。
万が一誰かが入ってきても直接見られる危険がもっとも少ない方法だ。
布団の中という後ろめたさも温もった感じも又いい。
最大の難点は布団を汚さないように細心の注意を払う必要がある事くらいか。
「今日はどれからにすっかな・・・これ、この前三橋からやっと返してもらったんだっけ」
田島はDVD再生機のモニターの光を頼りにケースを開けた。
ケースには「ナースのイケナイお仕置き@」とポップでピンクなロゴが踊っている。
「にーちゃんとこにAがあるんだよな・・・どーやってガメてくるかな」
唸りをあげた再生機の画面には胸の谷間を覗かせたナースがシリーンダーをこちらに向けて始めた。
文字はAとカミングスーンの文字が乳首をぎりぎりの位置で隠している。
「この強気な顔とおっぱいの大きさがたまんねえよな、新しいの見てえ」
ふと、膝に冷たくてふわふわしたものが触れた。
「みー?」
ふわふわしたものは小さな声でなーと鳴いた。
そして布団の中でよたよたとDVD再生機と田島の間に割って入ってきた。
「お前ね・・・」
田島は布団を捲り上げて猫をダンボールの中に置きタオルを猫の上から2枚掛けした。
「そんなら暖かいだろ、暫く待ってろ、な」
449 名前:三橋家のちすじ ◆xpJ4CelYCs sage 投稿日:2009/12/07(月) 02:20:08
田島は再び布団を被った。画面はナースの白い靴下止めを舐めるように写し出している。
「うおう、本編はじまってんじゃん」
太ももはタイトスカートからはみ出るようにムチムチだ。スカートの隙間から遠慮なくパンツが映っているのもいい。
白いコスチュームに水色の横縞パンツは反則だろう。田島は股間に手をやった。
ふわりとした毛の塊に触れる。ん?いつもと手触りが違うぞ。
オレこんなにボウボウで柔らかかったっけ?チンコを探るも見つからない。
「うみゅう」
股間が鳴いた。
「また、お前か?!」
田島は猫を持ち上げようとした。猫は離れまいと指を思いっきり開いて爪を立ててベッドのシーツをつかむ。
「こらあ、離せ」
「ふしゃーっ」
画面は豊満なナースのおっぱいを映し出す。
ノーブラにブラウス。乳首がブラウスに透けてその上ポッコリ盛り上がっている。
猫と田島ともに動きが止まる。1匹と1人は小さな画面に釘付けになった。
“いけない患者さんね、お仕置きよ”
不敵な笑みを浮かべた女優は画面を多きな目で覗き込む。かがんだ胸元から胸の谷間どころか乳首も覗いている。
1匹と一人はゴクリと喉を鳴らした。
「うわったまんね」
「ふぐう ごろごろごろごろ」
画面の女優は不必要にスカートをたくし上げる。
縞パンとガーターベルトをあらわにしたままシリンダーを棚から取り出した。
後姿のお尻も丸々としていい感じだ。
田島は猫をほったらかしにコトを始めた。その目は画面から離れる事は無い。
その集中力はさすがアスリートといった所なのだろうが
猫と同じ布団に入っても出来る男というのもそうそう居ないだろう。
その為、脇に居た猫も一緒に画面をみてオナニーしているとは気づく事もなかった。
本日は以上 書きあがったらまた投下しますん