田島「キレイだろ？カツレイしてるんだぜ、それ」

ぞろぞろ三橋が現れる三橋のAAを見る度に、下半身がたぎる
だがそれ以前に頭が痒いので大量の三橋にも構わず俺は頭をぼりぼりとかきむしるのであった
「お断りします」のプラカードを持った三橋達がちらちらとこちらを見てくる
かまわれたいのか触られたいのかセクハラ発言されたいのかレイポされたいのか知らないが、俺はあくまで無視を続けた
頭皮をかきむしるだけなら楽だが、かきむしった後に浮いた福家は髪の毛に付着する
髪の毛から福家を払い落とす作業は地味に面倒なのだ。三橋なんかに構ってる暇はない
俺は今、忙しいのだ
三橋達は若干の期待を込めた視線が意味を成さないことに気付くと、肩を落としてそのまま前進していく
いよいよプラカードを持った三橋達の列の最後尾の三橋が、がっくり肩を落として俺に背を向けた瞬間だった
一瞬の内に、最後尾の三橋の鼻にクロロフォルムを染み込ませた紙オムツを押し当てる
騒がないように股間を掴んで「暴れたら握り潰す」と小さな耳に囁けば抵抗なんてしてきやしねえ
三橋は気を失ってあっさりと俺の腕の中に倒れこんでくる
俺は三橋を抱えると列から離れて所有している物置に向かった
熱を得た股間を三橋にどうにかしてもらうのだ
楽しみだった
だから有給を取ろうとした
会社に断られた
泣いた
俺は泣く泣く三橋を開放した
今日が平日でなければ………………