三橋「俺 くん の おチンチン、細い!しかも、小さい?」

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43fusianasan
昔々あるところに、アフロの国の姫だか王子だか知らないがとにかくブサイクな三橋がおりました
そして何故かそんなブサイクとイイ雰囲気になった戦士の水谷がおりました
「好きだよ、三橋」
「ふ、お おお オレも、だっ!」
二人は城から少し離れた森の中で、こっそりと指きりをしていました
「明日、ね。絶対だよ?」
「う、お オレ 風呂は 入って、待って、る!」
「よし、俺も約束の時間に遅れないようにする。三橋もな!約束破ったらタカナシギューニュー千回飲ーます!」
「ゆ、ゆび きっ た!」
でもこれは所詮、御伽話。幸せな時間は長くは続かなかったのです
三橋と水谷が初セックルしようとした約束の晩。三橋は珍しく遅刻せずに待ち合わせをした木陰に座っていました
「は、早く 来た、ぞ……っ」
でも水谷は未だ来ません
三橋は足をぶらぶらさせて待っています
水谷は未だ来ません
三橋は暗闇が怖くなって鼻歌を歌い出しました
水谷は未だ来ません
三橋はとうとう、知っている鼻歌を歌いきってしまいました
それでも水谷は来てくれません
既に時刻は丑三つ時をとっくに周っています。三橋が森に着てから四時間以上が経過していました
ぐしっ、と鼻をこすりながら三橋は泣くのを我慢していました
更に待つこと三十分。三橋は、ついに諦めきれずに木に寄り添ったまま眠ってしまったのです
「オレ、が ブサ、ブサイク だから、か な………」
深い眠りに落ちようとする中、小さな物音に薄く開いた瞳に飛び込んできたのは、象の鼻でした
「!?」