肉「穴という穴を塞いでやるぜぇ!」

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195思い出  ◆hf2h1o.4Ko
>>193-194

なにが大きいのかと目を皿のようにしたおれは、三橋さんが腰を激しく上下させ始めると
ぬちゅぬちゅと何かが尻に出入りしているのに気づいて、思わず「あっ!」と声を上げて
しまった。
あわてて口を手で塞いだが、2人は聞こえなかったようだ。
話には聞いたことがある。
結婚したら男が女に出っ張ったところを入れて子供ができるんだって。
親父と三橋さんは結婚してるけど、男同士だから子供はできないはずだ。
それとも法律が変わったら男でも子供ができるようになったんだろうか?

「…いいぞ、三橋……出してもいいか?」
「…あっ、うん…オレ も、出そう……」

体を起こした親父が逆に三橋さんをベッドに押し倒し、両手で足を抱えて腰をぐっぐっと
打ちつける。
三橋さんはその度に高い声を上げて親父の名前を呼んだ。
しっかりと抱き合った2人は一瞬固まったように動きを止め、体をぶるっと震わせるとし
ばらくしてからくたりと力を抜いて、ハァハァと走ったあとみたいな息をした。


大人のヒミツを一部始終見てしまったおれは、空腹も忘れてこそこそと自分の部屋に戻り、
朝まで一睡もできなかった。



ここまで