９０歳俺ら「三橋たんハアハア…」

>>343
とある会話の中で阿部から?T 足が早い?Uの意味を教えてもらい、
日本語の難しさを改めて実感しながら田島は一番最初にランニングを終えた。
そこへの二番目に到着した三橋がフェンスをくぐって こう言った。

「田島君は、足が早い　な！」
　「ハッ?　なんでだよー！」
「・・・エッ!?　だ・・・て　は、早い　よ。」
　「オレは腐ンねーよ！」

走りながら遠くでその会話を聞いていた花井と栄口は、あまりの宇宙語ぶりに
ハァハァ言いながら顔を見合わせている。
すると田島と三橋は水飲み場で珍しく、ぎゃんっと小犬のケンカのように
顔をつき合わせ言い争いを始めた。

「でも、た じま君、学校で一番・・・だよっ」
　「ムィイ〜！一番じゃねえって言ってんじゃんかぁ！」
「先生も　言ってた！」