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暴力団組長が、自分の手下であるはずの幹部に脅されたと、自ら警察に通報する前代未聞の事件が起こった。
俺山県警組織犯罪対策課と俺玉署は10日までに、指定暴力団レロ組系暴力団の組長(16)を犯したとして、
暴力行為処罰法違反などの疑いで、同組幹部A容疑者(15)を逮捕。
組長自身が「若頭に犯された」と110番通報したが、同署は「組長が警察にすがるなんて聞いたことがない」と驚いている。
子分に脅されたヤクザの親分が、お巡りさんに助けを求めた。
A容疑者の逮捕容疑は8日午後1時45分頃、俺玉市の自宅前の路上で、組長に金属バットを突きつけ「おまえを犯してやる」などと脅し行為に及んだ疑い。
容疑者はバットを突きつけたことについては認めているが、「脅してはいない、合意の上の行為だ」と供述しているという。
子分の下克上?を受けた組長は、直後「若頭に犯された。捕まえてほしい」と110番。
現場に到着した署員に一度は説得されたが、恐怖に勝てず、同日夕方に自ら署に出向いて被害届を提出し「やはり、捕まえてほしい」と懇願したという。
助けを求めた組長が率いていたのは、レロ組の傍系組織で、10人程度で構成されている。
A容疑者は組のナンバー2だったが、組長は「破門にした」としており、同署はそのあたりをめぐるトラブルとみて捜査している。