今日、何かが起きるかもしれない。俺がそう思うのは昨日の空が変だったからだ
きっと二次元と三次元と四次元の壁が崩れ去るような何かが起きるに違いない
そうさ、三橋たんは三角定規を股間に擦りつけ痛みに顔をしかめながら空、いや宇宙から降ってくる
地球に近付いた三橋たんは顔の肉が無重力と地球の凄まじい引力の狭間でスゲェぶっさいくなツラになるんだ
いよいよ大気圏に突入する頃には摩擦熱で三角定規が萌え散る。いや、燃え散る。
三橋たんのユニフォームも、黄色い染みの付着したおパンツも燃えてなくなる。
でも三橋たんの体は無事だ。何故かって?それは三橋たんだからだ。
さて、大気圏を抜けた後に三橋たんはどうしようもない冷たさを感じる。無理もない。高度上空は鼻水でバナナが打てるほど寒い。
先ほどまで摩擦熱による超高熱度に晒されていた三橋たんは急な温度差に身を縮ませる。ひょこっとチンポも中にひっこんでしまうのだ。これぞ生命の神秘、ブサイク進化論。
ブサイクゆえに子孫繁栄に使われない可能性の高いチンポを万が一にも使うかもしれないという希望的観測から動物的本能はチンポを腐らせず体内で保護する結論に至ったのだ
なるほど、チンポは急所だ。急所を体内に隠すという意味でもメリットは多々ある。生物って分からないものだ。
だが段々と落下するにつれ穏やかな気温が三橋の身体を包んでいく。