892 :
みはえ:
今日も三橋は元気そうだった。
いつものように、田島と馬鹿やってた。
昨日のことだ。
「三橋、ここ真っ赤に腫れてるよ」
いつものように、アナルセックスに取り掛かったときのことだった。
「あ……、昼、間、阿部君とした…から」
三橋はこともなげにそう言った。
「は?なに、無理矢理されたの?三橋?」
俺は心配になって、三橋の肩を揺すって問い詰めた。
「う、ううん……オレが、誘ったんだ……フヒヒ」
無邪気に笑う三橋の真意が分からず、俺は混乱した。
「お、俺のことが嫌いになったの?」
「ううん、オレ、栄口くん、好きだ」
「じゃあ、なんで……なんでだよ?!三橋?なぁ?!」
激しく肩を揺すると、三橋の首がガクンガクンと揺れる。
「あ、あ……、いつも、一緒だと、飽きちゃう……」
「だからって、阿部と……他の奴と……」
「さ、栄、口君も……他の人とすれば…?フヒ、フヒヒ」
気が付いたときには、三橋の首を締めていた。
動かなくなった三橋を見て、正気に戻る。
そして、俺は三橋をベッドの下に隠した。
家に帰り、急いで自室へ向かう。
ベッドの下を確認する。
「栄口くん、今度は殺さないでね、フヒヒ」