>708 おやすみはし。
「なんだよ、お前も気持ちいんじゃん」
「ちがうっ」
男の言葉に即座に否定を入れる。
男は鼻先で笑った。
「フル勃起でなーに言ってんの?」
ゲラゲラ笑いながら、いや、笑ったから男はピストンを止めた。
助かった。
あと少しやられてたら、オレ、絶対変になっていた。
「おいおい、尻ん中、ひくつかせてどーすんの?淫乱なの?淫乱なの?」
「ちがう、そんなのこと、してないっ」
今までにないくらい涙が零れる。
「うそっゆわないでっ」
途端に頬が鳴った。
「あひゃっ」
気を抜いた所のビンタでオレは口の中を切ったようだった。
口の中に錆の匂いが広がる。
「や、だ、たす、けて」
「やーだもーん」
男はピストンを再開した。
男のチンチンの先は確実にオレのツボを押さえていく。
背筋が震える。
「あぁぁああああああああああああああああああ!!!」
お尻は、相変わらず痛い。痛いけど、気持ちいい。
すごく、気持ちいい。
凄く、気持ちいいイ!!!
「やだ、やだあああああ!!」