1000スレおめでとう!そして病み注意だ!!!
無造作に壁に掛けられたカレンダーに、赤マジックで×印を書き込む。
ここに来て、もうどのくらい経ったんだろうか?
ゆっくりと数えてみた。
子供のようにあどけない顔をして眠る三橋を見下ろす。
その足首には似つかわしくない枷と鎖。
監禁した三橋に、浜田の友人が売っていたヤバい薬を使った。
そうして、ゆっくりと俺を覚えさせた。
何処にも行かせない。何処にもやらない。何処にも何処にも何処にも。
そして今、三橋は男の身体無しでは生きていけなくなっていた。
ゆっくりと、三橋の枕元に座り込む。スプリングがギシリと音をたてる。どこか陰のある寝顔にそっと指を這わせて撫でれば、ゆっくりと睫毛を振るわせた。
じわりと、胸の奥が満たされていく。
囚われているのは、三橋。
三橋に囚われているのは、俺。
眠る三橋の鎖骨に噛み付いた。
1001日めの、朝がくる。
俺たちは囚われたまま。
1001個めの×印を、カレンダーに書き込んだ。