仝ω仝)<1000と三橋の穴隠し

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934fusianasan
1000スレおめでとう!そして病み注意だ!!!



無造作に壁に掛けられたカレンダーに、赤マジックで×印を書き込む。
ここに来て、もうどのくらい経ったんだろうか?
ゆっくりと数えてみた。

子供のようにあどけない顔をして眠る三橋を見下ろす。
その足首には似つかわしくない枷と鎖。

監禁した三橋に、浜田の友人が売っていたヤバい薬を使った。
そうして、ゆっくりと俺を覚えさせた。
何処にも行かせない。何処にもやらない。何処にも何処にも何処にも。
そして今、三橋は男の身体無しでは生きていけなくなっていた。

ゆっくりと、三橋の枕元に座り込む。スプリングがギシリと音をたてる。どこか陰のある寝顔にそっと指を這わせて撫でれば、ゆっくりと睫毛を振るわせた。
じわりと、胸の奥が満たされていく。

囚われているのは、三橋。
三橋に囚われているのは、俺。

眠る三橋の鎖骨に噛み付いた。

1001日めの、朝がくる。

俺たちは囚われたまま。

1001個めの×印を、カレンダーに書き込んだ。