>>212 「ごっそーさん」
「ご、ごちそうさま、でした!」
膨れたお腹を撫でながらふひーって息を吐く。満足だ。お母さん毎日ありがとう。
「三橋、犯していい?」
「お、お菓子!!」
阿部君も満足そうな顔をしながらお弁当とは別の袋を取り出した。
お菓子食っていい? って聞いた、のかな。
お菓子って言葉だけに反応してしまって、別に俺が食える訳じゃないのにわくわくしてしまった。
「ぁ、い、いいよ?」
お弁当しか持ってなかった俺に遠慮して聞いたのかな。阿部君は律儀だなぁ。
そうかってニコニコしながら荷を解くと、中からグロテスクな形をした、グロテスクな色をした、俗に言う大人のおもちゃが出てきた。
「ぅあっ、あっああああ、阿部君?!」
が、ががが、学校に、バ、バイブ、なんか、何で持って、きたんだ! そもそもなんでそんなの持ってるんだ!
「三橋犯したいからに決まってんだろ」
呆れた口調で中の一つを取り出し電源を入れる。ブブブって低い音を出しながら小刻みに振動しているバイブ。
お、おかしってお菓子じゃなくて、犯し、なのか!
そんな言葉が日常茶飯事に出てくるなんて思ってないし、そもそもそんなことを言われるなんて想像すらしてなかったし、もう頭の中がぐるぐるしてきた、ぞ!
「犯していいんだろ? まずどれから試す? この辺のローターからいくか?」
楕円形の小さめのローターをガチャガチャ取り出してリモコンの強弱のスイッチを捻ってニコニコしている。
阿部君はいつもの阿部君みたいに見える。
俺だけが一人慌てていて俺の方がおかしいみたいだけどやっぱり阿部君の方がおかしい、よ、ね?
じわじわ近付いてくる阿部君から後退りしていたんだけど本棚にぶつかってしまう。
ど、どうしよう、逃げ場、ない!
「そんな恐がんなって」
こ、恐いに、決まってるじゃ、ない、か!
手にしたローターをシャツの上から乳輪にくるりと当てられてぞわぞわする。
「気持ちいい?」
「っ、ふ、ぅ……っ」
気持ちいいのか分かんない。お腹の辺りからじわじわ変なむずむずは湧いてくる、けど。
ぎゅって目を瞑っていたらいつの間にかシャツのボタンが外されていて、肌着を捲られ直に乳首にローターを当てられた。
>>213 「ひ、あ、ぁあっ」
いつもの俺じゃないみたいな高い声が出て思わず口を塞ぐ。き、聞かれた、よ、ね?
阿部君はびっくりしたみたいな顔をして、その後にニィッて口の端を歪めた。
こ、この顔の阿部君は期限はいいけどあんまりよくないことを考えている阿部君だ!
「そーかそーか気持ちいいか。じゃ、こっちにもやってやるよ」
そう言いながら手にしたローターを腹を通り下半身に持ってくる。
「や、めろ、阿部君っ! ん、ぁっ!」
チンコをぐりぐり刺激されて、その気もないのに段々大きくなってしまう。
こ、このままだと阿部君にホントに犯されちゃう!
「や、イヤ、だっ!」
腰を思い切り引くと後ろの本棚に勢いよくぶつける。
本棚がぐらついて上から分厚い本が落ちてきた。
「っ!」
そのまま阿部君の頭に直撃して阿部君はずるりと倒れた。た、助かった……
ほっと胸を撫で下ろしたのと同時に俺にも本がどさっと落ちてそこで意識が途絶えた。
な、何で、俺まで……
無理矢理終わる
>>197 わっふるわっふる
この三橋と寝てきます