俺「三橋、カツ冷凍しといたよ」

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799三橋家の雛まつり
>>766
すごく…ネタ…かぶりました…
すいません


※無意味に明治時代くらい

一日くらい構わないかと母親の冗談に付き合ったことを三橋は後悔し始めていた。
はあ‥と横を見ると、母親が花嫁道具として持ってきた雛人形が飾られている。
京都の有名な職人によって作られた見事なもので、豪華な5段飾りだ。お内裏様にお雛様はとても穏やかな顔立ちをしている。
男子一人きりの三橋家には不要なものなので長く蔵にしまわれていたが、隣の家の若夫婦に可愛い女の子が産まれたのでこの雛人形は譲り渡すことになっている。
「今日、お母さんと一緒に雛まつりしない?」
もう最後だからと、虫干しついでに雛人形を飾った母親が冗談めかしてそんなことを言った。
特に何も考えずに「いいよ」と言ってしまったためこの惨状だ。
母親と一緒に甘酒や雛あられでも食べればいいのかと思っていたのに、まさか女子の着物を着せられ、短い髪に髪飾りまでつけられるとは。
どう考えても似合わないと思ったが、母親が娘のように喜んだので三橋は、もう嫌だとは言えなくなってしまった。
そうやってひとしきり三橋で楽しんだ母親は、「ちょっと買い物に行ってきます」と家を空けている。
「私が帰ってくるまで着がえないでね」
と、言われたので三橋は(仕方ない‥)と雛壇の横で待っている。

女子の着物がこうも動き難く、苦しいものとは知らなかった。
せめて女学生が着ているような袴にしてもらえばよかった。
母親が若い頃に着ていたという着物の柄は、確かに華やかで桃色の生地に小さな梅や蝶の模様が散っている。
ふいにぶるりと背筋が震えた。
先ほど、甘酒を飲んだせいか厠へ行きたい。
立ち上がろうとしたら、足が痺れていたため体が前に傾いた。
(足、しびれてる…)
つんのめった格好のまま、痺れに悶えていると聞き覚えのある声が上から降ってきた。
800fusianasan:2009/03/04(水) 01:08:11
>>799
「おめー…何やってんの」
「あ、阿部君」
縁側の向こうに同級生がいた。
さすがにこんな姿を友人に見せたくはなかったので三橋はぱっと真っ青になって屈んだ。
「あ、あ、なんで…」
「だって、呼んでも誰も返事ないんだもん。つーか笑えんだけど、その格好」
そう言われても「ほっといてくれ」とも「そうだろう、笑えるだろう」とも言い返せず青くなるだけだ。
三橋のその様子に阿部はイラついたのか舌打ちして縁側から勝手に入ってきた。
「雛壇すっげ…」
「だ、誰に も言わないで…」
「ああ?雛壇を?」
「ち、…くて 格好…」
「あー、女装趣味ね。意外だけどまあいいんじゃね?」
「ち、ちが!これは、お母さんが…」
「俺よく知らねえんだけど、こういうのってどうなってんの?」
ぺろんと阿部が三橋の着物の裾を襦袢ごと捲った。
「わああああ!!!」
「…なんだ、やっぱチンコついてんじゃん」
慌てて乱れた裾を直す。今日の阿部はどうしたのだろう。すごく機嫌が悪いというか変とうか。そもそも何をしにやってきたのだろうか。
「これもらってもいい?」
阿部は三橋の返事を待たずに盛り付けられた雛あられを摘んで食べた。「甘え」と呟き、振り返った。
「お前も食えよ」
801fusianasan:2009/03/04(水) 01:09:08
>>800
虫の居所が悪い阿部に逆らうほど三橋は気が強くない。それに「雛あられを食え」と言われてそう不信にも思わなかった。
だから「いいよ」と言ってしまったが為にこんな目に会うなんて思ってもみなかった。
あぐらをかいて座っている阿部の上にうつぶせになるように三橋は体を預けている。
着物は捲られ下半身は剥き出しで白い尻があらわになっていた。
「これで十六」
三橋の尻の穴に阿部は白い雛あられを押し込んだ。
剥き出しの尻が冷たい空気に触れて寒いし、情けない姿を晒していることも恥かしいし、尻の中にたくさん雛あられを入れられて異物感にそわそわするしで、三橋は泣きそうな気分になった。
どうしてこんなことをするのか気になるが阿部が怖くて三橋は聞けない。
じっと我慢すればそのうち飽きてやめるだろうからと耐えている。
「まだいけそうだな」
(ま、まだやるの?)
阿部は可笑しそうに雛あられを摘んでまた三橋の尻の穴に押し込んだとたん、雛あられが中を刺激した。
「んん!」
妙な声を漏らしてしまった口を三橋は慌ててふさぐ。
(さっきまで気持ち悪いだけだったのに…)
三橋の変化など何事もなかったかなのように雛あられは追加されていく。
「十八」
そういって指まで穴の中に入れてきた。
「ふ、あ、や、やめ…」
「すげえ、お前の中、雛あられでぐちょぐちょ」


ここまで書いた