感情のままに文を打っている。見苦しい点などは見逃してほしい。
正直ベルンの勘はほとんどあっている。
あの夜と朝は、君と会いたかったから待っていた。
それどころか私が待機しているのは八割以上、「君」とであることを望んでのことだ。
……夜勤明けでハイなのでそのまま続けよう。
正直君に「肝心なときに傍にいない」と言われたのは、ショックだった。
確かに忙しかったのもあるが……「古手梨花」に甘えきっていたことに気づかされた。
あの心地よい中途半端な関係に甘んじてたのもそのひとつだった。
「由紀江がいない私ならば…」そんなメッセージも聞いていたはずなのに、私は心の隅に埋もれさせてしまった
「君」にあの「梨花」が消えてしまったと聞いたときは、のどをかきむしりたくなるような衝動に駆られたよ。
冷たい視線を向けられるたび、無感情にこちらを見られる度に、心が痛くなった。
でも、少しでも会いたかったんだ。だから夜勤の前、普段には寝てる時間にも顔を出した。
僅かな時間でも、待機をした。
夜勤明けでも起きて待てた。
……そして、君は来てくれたし、見ていてもくれた。
だから、ワインとチョコをもらったときは、キーボードを打つ手が震えた。
何度も何度もありがとう、といいたかた。
……そして、こちらのチョコももらってくれたことも、すごく嬉しくて。
「君」がもう戻らないという意思があるのを知った。
そして、私が君を苦しめていることも。
だが、私は言うよ。
(続く)
愛しているよ。古手梨花を。ベルンカステルを。心の底から。
かけがえのない人として愛している。
あの日の雪山をすべて溶かし、春が呼べるくらいに。
幾重にも重なった絶望をこぶしひとつでやぶれるくらいに。
一度振るたびにケジメで生爪をはがされるようなリスクを伴った賽だって振ってやる。
何百何千何万何憶何兆何京。
いくつあるかもわからない賽がすべて6を出すまで、何度だって振ってやる。
君の言ったとおり、私は賽を振るよ。何度だって。生きているんだ、何度だって振れる。
有限の私の中で無限の君に、できることはそのくらいのことだ。
失った時間を取り戻すことはできないが、作ることは……できる。
だから、君の中の無限を私に少し分けてくれ。腹が立つこともそうでないことも、吐き出せるゴミ箱のような存在でかまわない。
それだけが、私の望みだ。
皆の幸せが見えず、君の幸せだけを願ってしまう、有限な矮小で卑怯なイキモノの願い。
……だから、どんな答えでも後悔はしないつもりだ。
受け入れられないのならばそれでいい。私は今までどおりに生きるだけだから。
だから、君は思ったままで応えてほしい。
あともうひとつだけ……あの時誘惑するっていったのは。
エロース大佐のほうだったんだ……誤解させてごめん。