俺はパン屋俺。
今日は親父が大量に作って全部売れなかった新作の生いわしを丸ごとパン生地に包んで焼いた「いわしパン」を
処分、じゃなくて 無理やり売りつけるために西浦高校まで来た。
部活で汗をかいて空腹の男子高校生なら食い物というだけでたやすく買ってくれるだろう。
そこへ都合よく野球部の三橋が通りかかった。
何で三橋のことを知っているのか深く追求しないように。
「フヒーお腹が…減って…力が…でないよう…」
「お腹が空いたならこのいわしパンをお食べ。一つ300円だよ」
俺はさわやかな笑顔で三橋の顔の前に生臭さいパンを突き出した。
「た、高いです…。」
「何を言うか。パンの値段が一つ100円ぐらい、いわしが一匹で50円ぐらい。一つ一つは全然高くないぞ」
「け、計算が合わないいいいいい」
「いいから食えよ!!ケツの穴で!!!」
俺は三橋のズボンを無理やり脱がせて三橋のケツにいわしパンを突っ込もうと
したところで頭の上に金ダライが落ちてきた。
その後いわしパンは一つ500円に値上げすることで店の人気商品となり、店は大繁盛した。
三橋のケツにパンを入れたことも頭に金ダライくらったことも全部意味がなかった。