>>346 翌日。ひどい吐き気と頭痛で目が覚めた俺は目の前の光景に唖然とした。
全裸で縛られた男と散らかった部屋。丸まったティッシュの山。しかも俺ときたらズボン脱げてるわちんこ出てるわ
おまえけにTシャツになんかカピカピしたもんついてるし・・・。
(どうすんの!?どうすんの俺!???)
朝飯 便所 逃避←
逃避だ。何が何だかよくわかんないけど逃げるが勝ちだろ?jk!
俺はダッシュで逃げようとドアノブに手を掛けた瞬間はっとした。
「ここ俺の部屋じゃねーか!!!!!!!」
逃げるってどこへ?つーかこいつ誰だよ!!回らない頭を必死に稼動させて記憶を掘り起こす。
昨日は・・・昨日は確か、バイト落ちて・・・飲んで・・・帰ってきて・・・。そうだ。確かに俺は俺の部屋に帰ってきたはず。
そしたら確かこいつがいて・・・そんで・・・。駄目だ!そっから先の記憶がねえ!つーかなんで俺の部屋に知らない奴が居た訳?
これってあれじゃね?フホーシンニューって奴じゃね?そうだよな。絶そうだよし通報。
便所 逃避 通報←
つか昨日の時点でなんで通報しなかったんだ俺!マッパで亀甲縛りとかどう見ても変質者だろ。
まあ相当酔ってたからそこまで頭回んなかったんだろーけど。つか俺、なんか変なことされてねーよな!?
「ん・・・んう」
そうこうしてるうちに目の前の変質者が目を覚ましたようだった。そいつは最初寝ぼけ眼でボケーっとだらしない顔で宙を見てたが
俺と目が合った瞬間さっと顔が青ざめたのが分かった。
それにしてもこいつ、男の癖に妙にエロイつーかそそるつーか。柔らかそうな肌してるしケツの穴ヒクヒクしてっし。
まさかデリヘル・・・んなわけねーか。
冷静になって見てみるとそいつの体はこいつマジで女なんじゃねーのと思うほど卑猥だった。
クネっとした腰つき、うっすら赤い尻、あと白い太ももに隠れて良く見えないがちっちゃいちんこはきれーなピンク色っぽかった。
(こいつ見てるとなんか)
ムラムラしてくるよーな・・・。いやいや、とにかく通報ツーホー。
1時間後。俺は警察署で取調べを受けていた。
どうやら帰る部屋を間違えたらしい。