>>715 ※女装、トイレ注意
ドアを開けて中に入ると、男の人が言った通り四角い箱型の非常用便器とかいうモノが用意さ
れていた。
あ、そっか、ここのうちは今トイレが壊れているからこっちを使えって意味なんだな。
だけど、オレのオシッコが何かの役に立つ理由がわからない。
オレの頭は考えてもわからないことをすぐに投げ出してしまう。
わかるのは仕事をさっさと終わらせたら、それだけ早く阿部君の家に行けるってことだ。
非常用便器は小さいので、立ってオシッコするのはムリ。
オレはスカートをまくり上げてパンツを下ろしひんやりした便座に座ってお腹に力を入れたけ
ど、全然オシッコが出てこない。
早く出そうとあせればあせるほど、オシッコをしたい感じは遠のいていく。
「あれ…出ない、な…」
その時トイレのドアがノックされて、驚いたオレは便座からずり落ちそうになってしまった。
「終わったかなー?」
「まっ、まだですっ」
その後いくらがんばってもオシッコは一滴も出なかった。
オレはしかたなくパンツを上げてスカートを直しトイレから出た。
終わらない
腹減った
寝落ちしたらごめん