阿部「キレテナーイ」

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894偽りの螺旋・泉の場合 ◆Kxeo/gKK7Y
>417 おやすみはし。
そんな自分で鼻もぎみたいなことしなくても。ん?
「どうした?」
泉が三橋の両足を掴んで持ち上げながら、俺をちらりと見た。
「んーいや、なんでもないわ」
何でも無いと言いながら、指先に感じた違和感に、俺は鼻の穴から指を引き抜く。
指と共に血液が溢れ出す。
「うわあっ!」
鼻血だ。
やべえ、押さえなきゃ。と思う前に、三橋が絶叫した。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
泉が、挿入を開始していた。
「やめでえ、いだ、いだいぃいいいいいいいいいいい!!」
物凄いの形相で泉を押し退けようとする三橋を俺は全力で持って押さえ付ける。
「いたい、いたあああああああああああああああああああ!!」
三橋は鼻血を出しながら、必死に抵抗する。
しかしその間も、泉は腰を進めている。
ちぇっ、インジャンで勝ってたら今あそこにいるのは俺だったのに。
「お母さん、助けてえ」
ギュッと閉じた目蓋からボロボロと涙を零して、三橋はここにはいない母を呼ぶ。
「んん、きっつぅー」
ようやく全部挿れ終えたのか、泉の動きが止まった。
「よーし三橋ちゃん!君はこれで処女ご開通ー!
今まで単なるウンコ穴だったのがケツマンコにジョブチェンジだぜ」
泉のたわ言を三橋は聞いていない。鼻血が口の方へ行ったのか、盛大にむせる。
「つーまんねーなー」
腹まで鼻血まみれにした三橋の醜態に泉は眉をしかめる。緩く腰を動かす。途端に三橋は叫んだ。
「くあぁあああああ!!」
「おい、三橋、もっとケツの穴緩めろよ」
三橋は目を閉じたまま首を振る。
「無理、です」
「無理なら痛いまんまだよー?」