俺「うんこするの気持ちいい!」

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196青春ゲーマーZ ◆.avjWJgq0M
>>191
共有しにくい思考回路の主人公だったはずなのに、三橋の話を聞いて滾るという同じ道をたどってしまった。
話の内容は大したことないのだ。
ベストの力を出せた練習試合の勝利に感極まり、青くさい礼を言い合って思わず抱擁し合ったのが始まりらしい。
くっつける面積が、手のひら以上にだんだん広がった。あったかい。また勝てた。伝わった。繋がった。うれしい。
喋らなくても脳を繋がなくても通じることがあるんだなと、阿部が言った。阿部が気持ちいい証拠だから、痛いのが安心になった。
そんなもんだ。汁だくエロの詳細を語られたわけじゃない。
しかも、互いに向ける感情やら野球する上での達成感やら、その他いろいろが完全にごっちゃになってる。
先に音を上げたのが阿部というわけだ。いや、三橋は3年間気づかない可能性もある。

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「ど どうして、水谷君 が、オレなんかと、したい の」
「えっ、なんか三橋、かわいそうが可愛いっつか、とにかくオレのティンカーベルが泣いてんだもん」
「あう、う…?」
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引き寄せた三橋の髪の毛が頬っぺたにさわる感触、前は琵琶湖水で濡れていた。乾いてるとこんなにやわらかい。
相変わらずひょろいのに熱い体してんな三橋。思い出してきた、揉み心地だけで一発抜けそうな尻と内腿。
後でいいか、今は水谷がやってる通りよしよしと頭を撫でてやりたい気分だ。
アッー!ルートでこんな気持ちになるとは思わなかった。なんだこれエロ愛しいな三橋。俺もたいがい感情がカオス。
カオスで…また感情シンクロ値が限界か。結構前に違和感があった変な英語のあたりから、やっぱりこの主人公が侵食してやがった。

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「阿部の好きにさせてやればいーじゃん。三橋さえ変わらずちゃんと投げてれば、なんにも心配いらねー」
「ほ、ほん と?あっ」
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オレはねー、やさしーよ。



<ここまで>