>>719 考え出すといろいろ止まらない。三橋の野球歴についても思考が及んでいく。
オモテのゲームで三橋の過去と今を体験して、俺はその時も同じことを思い出したっけ。
何かで見た、淫乱な遊女の作り方。
毎日大人たちのエロ行為を見せまくって幼女の頃からヌコヌコしまくり、快楽を覚えるまで叩き込む。
それからいきなり長い期間、男に会わせずオナニーだけさせる。男解禁した時、すごいことになってるって寸法だ。
幼少期に野球、とくに投球の楽しさを知ったが、そこから孤独な練習だけをしていた三橋。
今こいつは、楽しさとやりがいとチームの絆、友情まで掴みかけ、思いっきり幸せに投げている。
ハブられてた奴が自分を認めてくれる誰かから好きだよと言われ、そいつのことを尊敬できたらどうなる?
少し怖くなった。
何かの拍子に解り合えたと思うたび、投球での達成感や捕手への敬意、好感さえ全部ごっちゃになるんじゃないのか。
さらに、投手を大事にしたい気持ちと不確かな恋愛感情らしきものが絡まるぐらい、あの捕手もまだガキだったってことだ。
そして多分、三橋を放ったらかして逃げやがった。
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「阿部のバカヤロウ…」
「あ 阿部くん、は、悪くない よっ!オレ が、ダメピで…ピ以外も…、うおっ、みっ水谷 くん?」
「なんだよぅ…オレ、お前らがホモでも、野球うまくいけばいいやって…信じた、のに」
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ちょ、泣くな水谷、落ち着け。俺まで悲しくなるだろが。
主人公キャラの五感情報が伝わってるせいで鼻の奥がツーンと痛み、顔が熱っぽい。
感情シンクロ値は…まだ大丈夫か、でも上がってきた。くそ、絶対ないと思ったのに。ああ、そろそろ5限が始まる。
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A.場所を変える
B.阿部のところへ行く
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おい選択肢、「授業に出る」がねぇよwww
<ここまで>