イメクラ嬢三橋
>>620 小さな湯船ゆえ今まで一人ずつ入っていたが、お互いに足を絡めれば入れなくもないだろう。今日こそ新婚の鉄板「二人でお風呂」にチャレンジだ。
「なあ、廉」
「な なに、俺さん?」
洗い物の途中で廉は顔をあげる。
「いっしょに、入るか?風呂」
ちょっとびっくりしたように眼をあけ、そのあと白い頬を真っ赤にして「せ、狭く、ないかな…」と小さな声で呟く。
「く、くっついて入れば大丈夫だろ」
「は はずかしい、な」
「湯気で見えないって」
んなわけあるか、と自分で突っ込む。でも廉は少し恥ずかしそうに下を向いて「じゃ、じゃあ、先に入って、て」と洗い物を再開する。
ちっくしょうううう!!!なにこのシアワセなピンクムード!!!今、今をビデオカメラかなんかに録画したい!この幸せな一瞬を残しておきたい!
俺はいそいそと狭い脱衣所で裸になり、これまた狭い風呂にざぶんと沈み込んだ。
熱めに設定してあるから廉の白い肌が赤くなってしまうかもしれない、と俺は設定温度を下げてしばし待つ。
湯気に囲まれてタオルで風船を作っていると、半透明のガラスの向こうで服を脱ぐ廉の姿が見えた。
一枚ずつ、脱いでいく様子に俺の息子が期待で膨らみ始める。最後に靴下を脱ごうとして真っ白な尻がガラスにぺったりとくっついて、俺は油断していたために発射しそうになる。
中学生か!と思いつつも目が離せない。
サービス満点だな、廉タンは…!!!
そして扉が小さく開いて、白い足がにゅっと入ってきた。
「わ、ほ、ほんとに、すごい湯気っ」
当たり前だけど全裸。裸。一糸まとわぬ姿。
俺はぼんやりと見上げてしまっていた。
前にも銭湯で見たことあるけど、あんときは余裕がなくてそれどころじゃなかった。
今はこんな近くで目の前にいる。
…あ、あれ、なんで俺の息子様は無反応なんだ?