阿部「Departureから」

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694fusianasan
「じゃあ俺は三橋たんにつくつくほーし、してくる」
そう書き込むと俺は静かに家を出た
既に真夜中だ。しんしんと寒さが全身に突き刺さる
昨日の内にセットしておいたワイヤーを軽く引っ張ってやれば呆気なく三橋の部屋の窓は開いた
興奮して鼻息荒く、しかし猫のように音を立てずにしなりしなりとベッドで眠る三橋に近付く
三橋はといえば幸せそうな顔をして眠っていた
じっ、と見つめれば見つめるほどに血色のいい三橋たんの顔に穴が……………開かない
開く訳がない
だが、アナルは開いた
カパッ
「!!!!??!?」
いや、馬鹿な。カパッという音がしたからってアナルが開いたとは限らない
いくらなんでも非現実的だ。ミハシアナに毒されすぎている!
動揺する俺を前に三橋は
「ウニャウニウニヒヒフヒヒヒハフフ、フヒヒッ」
などと寝息だか笑い声だか分からない寝言を呟きながら布団の中でモゾモゾ動き出した
「まずい………起きるか……!?」
杞憂だった。あろうことか三橋はスッポン!と布団から尻を出してきたのだ
尻だ
生尻だ
三橋たんの生尻である
そう、三橋たんは布団の中でパンツとズボンを脱ぐとそのままストレイン
そしてレインボー!変態の目の前に無防備な生尻を突き出してきたのだ
生来の寝相の悪さからか、ビッチ体質からか、さながら神の贈り物か
俺は本来の任務を忘れて股間がおっきおっき止められそうにない止めたいと思わない