稲III「足がない男の子がいたんですよー」

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626青春ゲーマー ◆.avjWJgq0M
>>621
水中に白いものがふわーと横切って、オレと三橋はそれをばしゃばしゃと散らした。
なんだこれ、無性に恥ずかしい。
「も、もうない、よ ねっ」
「おう、ないな!」
「ば、ばいばーい」
三橋が水に向かって手を振った。オレは吹いた。
でも、確かにバイバイだ。オタマジャクシ共、ゴールのない旅路をどこまでも行きやがれ。
オレらの3泊4日の楽しい旅は、まだ始まったばっかりだ。



………。
……………。
みはしたん。少年漫画エンドって何。

いろんな意味で、しばらく6周目をプレイする気になれそうもない。
今後、三橋ルートが出てきたら俺は、俺は。
頭の中に天使三橋と悪魔三橋が出てきて、それぞれ囁いてくる。

天使三橋「み 道、踏み外しちゃ ダメ、です よー」
悪魔三橋「あの、オ オレのこと、もっと 探し て」

ああああああ。
発売前のゲームだから、これ以外の三橋ルートがあるのか調べられない。友人にも、引かれそうだから聞けない。

寝る。とりあえず寝よう、明日も仕事だ!
時計を見ると、起きる時間まであと2時間だった。

終わり