稲III「足がない男の子がいたんですよー」

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608青春ゲーマー ◆.avjWJgq0M
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1225808583/375

<あらすじ>
ゲームの中で泉に乗り移って遊んでたら、三橋が琵琶湖に2回も落ちた。



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A.見捨てて帰る
B.助ける
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えー…。うーん…。いっそAにしてホラーエンドでも期待してみるか?
いやまずい、いま夜中だった。
まさか苦痛までは感じないだろうが、R指定だけに死亡時のブラックアウトぐらいやってきそうだ。
それもあるが、何せ俺はオモテの青春ゲームでこの三橋に情が移ってる。
オレも、みんなで、勝ったよ…って、あークソ嬉しかったなぁ。

俺は目の前に浮くパネルを指で押す感覚でBを選び、もう一度水の浮遊感を味わった。
このゲーム、採取者のケーブルを五感情報から消す処理も巧い。たまにバグで消し忘れがあると萎えるし。
あと、機材の防水性が何気にすごいと思う。
風呂モノはよくあるが、水に深く潜ってるのは映像と音だけの水中散歩ソフトぐらいだ。
やべ、そんなこと考えてたら、三橋が動いてなかった。気を失ってる。
オモテもそうだったが、これは基本的にあの試作みたいな操作型エロゲじゃないので、思い通りに三橋を運ぶことはできない。
幼女にエロ行為とかも当然無理で、あれはあくまでも補欠のおにいちゃんがきれいに洗ってあげただけです。あまさず。

俺は主人公が動くまま三橋を横抱きにし、水上を目指した。ああ、腕を強く引っ張ることはしたくないのかな。
浮力があっても意識のない人間の体は重く、さっきよりしんどい。
焦ってきた、三橋が心配だ。心拍数も上がってるな…、って何だこの感情シンクロ値!