三橋「ｱｯ阿部君・・・何かお尻に入ってるんだけど」

※俺は>>297では無いが、みかん雑談に滾ったから書いてみた。



なんだか無性にみかんが食いたくなって、
俺は５kgのみかん箱を買った。
箱のみかんを食うなんて、実家住まいの時ぶりだ。
一人で食いきれるか不安だが、苦しくなったら大学で蒔けばいいかと思う。


それにしても、箱を開けなくともこんなに匂いのするものだったかな、みかんって。


潰れたみかんがあるかも知れないなと、床に置いてすぐに段ボールを開けて確かめることにした。



ん？ 毛玉？ 尻尾？ 猫？
開いた箱の中、みかんの上に、
薄茶の獣耳とキツネみたいな尻尾を持つ小さな少年が、丸まってスヤスヤと眠って居た。