阿部「三橋は俺の嫁」

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970fusianasan
記述内容ウィキペディアより    埋めss書いてみたかった…だけなんだ…

「三橋ー、今日何の日かしってるか?」
練習の合間、短い水分補給休憩の時間に田島がそう声をかけた。
「えっ、きょ、きょう、は休みの、日だ、学校休みの日だよ」
「イヤ、そーじゃなくってさー」
「てか、田島の口からそんな話題が出るとはなぁ」
驚きを含んだ声がかけられる。
「んー昨夜じいちゃん達が話てるの聞いてさぁ」
「おぉじゃあその知識披露してもらおうじゃないの」
少しのからかいが混じる声音で話の続きをうながされた。
「今日はー文化の日なんだ。これは憲法が決まった?日を記念してるんだけど元々は明治天皇誕生日だったんだって。
関係ないよって建前らしいけどそーいう意味はあるんだろうなって言ってた」
「ちょっとだけ補足な、決まった日じゃなくて公布された日なんだ」
「おぉーさすが先生、てか公布てなに?」
「法律とかの内容を国民に知ってもらう、て感じかな。実際新しい憲法が使われ始めたのが憲法記念日な」
「へぇへぇへぇーていうか、明治天皇誕生日とか知らなかった田島すごいじゃん」
皆の口からほめ言葉が出て田島もまんざらでもないようだ。
「まぁねぇーでさでさ、この文化の日に体育の日とか他の休日くっつけて大型連休にしようって考えてる政治家とかいるんだってー」
「エエッ、マジ?」「いつからよ?」
「イヤ、まだ考えてる人達がいるだけらしいから」
「なんだー喜んじゃったじゃんか」「オレもー」一瞬の悦びの後、口々に落胆の声があがる。
「でもそれが実現したら秋大の応援来てもらいやすくなるよなぁ」
「さっすがキャプテンは言うことがちがいますねー」
「ちゃかすなよ、でももし本当になるとしても2〜3年じゃ決まらないなーオレらが高校の間はムリだな」
花井はしごく現実的な見通しを語る。
「何言ってんだ、オレら入学してからの4ヶ月に何年かかったと思ってるんだよ。二年生になった時には秋の大型連休当たり前!になってるかもだろ、前向きに考えようぜ
あっ、練習開始だぞー行こう!!」

西浦高校野球部員達は今日も元気いっぱい練習に励んでいる。